明日は天気図から梅雨前線が消滅しちゃうらしい
朝からよく晴れて、日向に出ると頭がクラクラするほどの暑さだった。周囲と「もう梅雨明けしたんじゃないの?」なんて話をしていたのだが、ネットではウェザーマップの気象予報士、杉江勇次氏が「異例、6月中旬に梅雨前線が消滅へ、わずか1%の確率」と伝えているじゃないか。
ニュースに添えられた予想天気図を見ると、本当にきれいさっぱりと前線が消えてなくなっている。過去 10年のこの時期 100日分の天気図では梅雨前線が消えていたのはたった 1日のみで、あとの 99日は何らかの形で確認できたというのだから、これは 1%の確率でしかないのだ。
週末には梅雨前線が復活すると見られるのだが、ということは、過去 10年間で 1日しかなかった現象が、今年は 1年で 2〜3日出現するというわけだ。確率としてはさらに大変なことになる。
私は明日、自分でクルマを運転して新潟県に出張するが、雨の心配はなさそうだ。上越の山越えルートを辿るだけにありがたいといえばありがたいものの、ちょっと気持ちの悪いほどのありがたさでもある。
さらに来週は大阪に行くが、復活する梅雨前線の影響に関しては「北日本や北陸、あるいは西日本の日本海側では曇りや雨となる所がありそう」というだけで、大阪はいい天気が続きそうだ。梅雨時に 3週続けて「晴れ男振り」を発揮するというのは、「なんだか、済みません」と言いたくなるほどだ。
その代わりまだ 6月後半だというのに、新潟も大阪も真夏日が続いて暑くなるのは間違いなさそうだ。最近の天気は、本当に過去の常識が通用しなくなっているようなのである。
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