職場での熱中症対策が事業者に義務づけられた
読売新聞が「職場の熱中症対策、きょうから義務に 重症化防ぐ狙いで怠れば拘禁刑も」と伝えている。昨日(6月1日)付けの記事だから、既に昨日から発効しているってことだ。もっとも昨日は肌寒いぐらいだったから、あまり意味はなかったのだが。
これは労働安全衛生法の改正によるもので、事業者に職場での熱中症対策を義務付ける内容となっている。もはやこうした法律が必要な世の中になったということだ。なにしろ記事は次のように、熱中症での死者が 3年連続 30人以上と報じている。
厚生労働省によると、職場で熱中症となって 4日以上の休業を余儀なくされるなどした死傷者は昨年、過去最多の 1257人に上った。死者は 31人で、3年連続 30人台で推移している。
私自身はフリーランスのライターだから自宅が仕事場で、近年は暑い日には我慢せずにエアコンを付けて作業しているから、その点ではあまり心配がない。しかし一昨年の 6月 17日には、庭仕事をしていて熱中症になってしまった。体が熱さに慣れきっていない 6月頃というのは、結構アブナい。
この時は "「熱中症」ってやつになりかけたかも" という記事を書いたのだが、それから 3日ほど完全に体調がおかしく、「なりかけたかも」どころじゃなく、実際にはしっかりと「なっていた」ようなのだ。この体験は翌年 8月 2日付の「熱中症対策をマジに考えなければ」という記事につながっている。
これからどんどん暑くなるし、自分ばかりでなく家族や周囲の人たちが倒れたりしないよう、十分に気を付けなければならない。私は今月、北九州、新潟、大阪と 3度の出張が控えているから、無駄に体力を消耗したまま真夏を迎えてしまうなんてことは避けたい。
自分では若いつもりでも、何しろ来月は 73歳の誕生日を迎えるし、これまでみたいな「行け行けドンドン」じゃ体がもたないみたいなのだよ。
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