どうしてそこまで「東洋大学卒業」にこだわるのかね
学歴詐称疑惑とやらでかなりバカバカしいことになっている静岡県伊東市の田久保真紀市長だが、卒業証書提出という市の求めを拒否したんだそうだ。微笑を浮かべて「回答書」とやらを提出している姿は、なかなかの見ものである(参照)。
この間の状況からして「東洋大学卒業」という田久保氏の主張はどう見てもウソっぽくて、往生際の悪さばかり目立つものの、当人としてはあくまでも「私ってば、東洋大学の卒業生なのよ!」と言い張りたいらしい。その主張にどれほどの意味があるのかわからないが。
こうした点について言えば、例えばワセダなんかは「中退」の方がカッコよかったりして、五木寛之、野坂昭如、タモリを始め、そうそうたる顔ぶれだ。そう言えば私の妻だって、堂々と早稻田大学第一文学部中退である。
対照的に私なんかはどういう巡り合わせか知らないが、ワセダの大学院まで進んで修士号なんか取ってしまった。それを証明する「学位記」(大学院って「卒業証書」とは言わないんだね)なんてモノも部屋の隅っこの書棚の下段の端にあるから、いつでも見せられる。
ただ、それが役に立った(つまり、金に結びついた)ことは一度もない。まあ、団十郎の歌舞伎研究なんて浮世離れしたことだからしょうがないか。
どうやら大学ってところは、単なる「学部卒業」じゃ何となくフツー過ぎて面白くないってところがあるのだよね。そうした点では田久保氏の経歴って、少なくともつまらなそうじゃない気がするのだが、当人としては一体何が気に食わないんだろう。
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