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2025年9月に作成された投稿

2025年9月30日

Magic Mouse の充電問題

Mac 用のマウス Magic Mouse は、充電しながら使うことができない。充電ポートが本体の底面にあるので、充電時はひっくり返さなければならないからである。幸いにも私はデスクトップの iMac ノート型の MacBook Air の 2台持ちなのでマウスも 2つあり、充電切れの時も問題ないのだが。

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充電ポートを本体の横っちょに配置すれば、充電しながら操作できるので問題ないのだが、Apple としては普段は目に触れない底面におくことにこだわっているのだろう。機能よりデザイン優先なのだ。

ただデザイン優先とはいえ、それほど不便な仕様というわけではない。というのは、Magic Mouse の充電は案外早くて、2時間ぐらい繋いでおけばフル充電になり、一度フル充電してしまえば 1ヶ月以上は余裕で使えるのだ。

さらに、Magic Mouse は「2分間の充電で 9時間使い続けられる」という仕様らしい。ということは、急に充電が切れてもほんの短時間電源につなげば当座は作業を続けられ(参照)、一通り作業を終えたら夜中にフル充電すればいい。これなら、マウスが 1個しかなくてもなんとかなる。

というわけで、Mac の仕様は決して「デザイン優先過ぎて使いにくい」というわけでもないようなのである。機能の裏付けがあるのだね。

 

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2025年9月29日

今年の東北地方はクマ出没情報が目立つ

X(Twitter)に鈴木智彦さんという方が秋田県のクマ出没状況を載せておいでだ(参照)。地図で見る限り県内のほとんどの地点でクマが目撃されており、秋田市周辺はかなり多い。赤い点のないのはほとんど人のはいらない山奥なので、目撃情報もないというだけのことのようだ。

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秋田県ばかりではない。私の生まれた山形県酒田市でも、最近はクマの出没が急増している(参照)。一昨年の 6月は私の通っていた高校のすぐ近くにクマが現れたことをこのブログでも書いている(参照)し、今年は市内のお寺の床下に 5日間もクマが籠城するなんて事件が起きた。

さらに「飯豊の空の下から・・・」というブログを書いてくれている青木さんの住まいのすぐ近くにもクマは頻繁に出没しているという(参照)。今年の山の実りがあまりよくない上にマの生息数がますます増えているため、過密状態となったクマ同士の餌の争奪戦が起こり始めたらしい。

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夜になって現れ、木に登ろうとしてるクマの写真が衝撃的だ。

東北に行ったら、いつどんなところにクマが現れても不思議ではない世の中になってしまったようだ。何とか対策を講じなければならないだろう。

 

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2025年9月28日

京都は暑すぎて、お経も「高速化」で凌いでいるらしい

読売新聞が "ハイテンポ読み上げ「高速お経」で時短、芸舞妓は歩けずタクシーに…暑すぎる京都の様変わりする夏" というニュースを伝えている。「京都市では猛暑日が 1年の 6分の 1を超える 61日に到達し、主要都市の中でも屈指の酷暑となった」というのだ。

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この夏、私は京都にはほとんど足を踏み入れず、せいぜい乗り換えのために JR 京都駅の中をうろついただけなのでほとんど実感がないのだが、ただでさえ暑い街なんだから、今年の夏は大変だっただろう。京都はもう夏に訪れるところじゃなくなったのだと思う。

そんなわけで、浄土真宗本願寺派・西本願寺(京都市下京区)では、毎朝の読経の「高速化」で暑さを凌いでいるのだそうだ。お経を短いものに換えたり、テンポを上げたりしているらしい。阿弥陀堂は国宝なので冷房工事をするわけにいかないのだから、阿弥陀様も大目に見てくれているだろう。

ウチは同じ浄土真宗でも大谷派なので、京都に行った時には東本願寺の方に立ち寄ることにしているのだが、こちらの方でもやはり同じような対策を取っているのかなあ。

ちなみに鹿児島市は昨日で夏日(最高気温 25℃ 以上)年間 100日に達しているのだそうだ(参照)。多分、今日で 101日目になっているだろう。

このままだと「1年の 3分の 1 が夏」なんてことになりそうで、なんともはや、恐ろしい。

 

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2025年9月27日

「俺のこと褒めて」と頼むのが、そんなに悪いことか?

自民党総裁選における小泉進次郎の「やらせコメント」問題がやたら注目されてしまい、「責任取って出馬を辞退しろ」という声まで大きくなっているらしい(参照)。しかし私としては率直な話として、「どうしてこんなことで出馬辞退しなけりゃいけないの?」と思ってしまうのだよね。

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「俺のこと褒めて」と頼むのがそんなにいけないことなのだろうか? そりゃ、どう考えてもカッコいいことじゃないが、だからと言ってそれほどまでに口を極めて非難されるほどのことでもないだろう。

ましてや今回のケースは小泉本人が「褒めて頂戴」とアピールしたわけじゃなく、アホな側近がやらかしたことのようなので、笑ってやってもいいぐらいのものだ。当人がまったく関与していないのかどうかまではわからないが。

上述で紹介した記事には「批判や辞退を求めるコメントが殺到している」とあり、次のような例が紹介されている。

「やらせコメント認めたくせにまだ総理大臣になろうとしてるんですか?」
「総裁選を辞退して下さい。お子さん達のためにも日本の未来を考えて下さい」
「ステマという違法手段を使わないと勝てないなんて恥ずかしいですね」

私の感覚だと、こうしたコメントの方がいかにも「いい子ぶりっ子」ぽくて気恥ずかしく感じてしまう。「ステマ」なんて言ってるが、 「景品表示法」なんかとは無関係だし、少なくとも「違法手段」とまで決めつけるのは短絡的と思うがなあ。

さらにググってみると女性自身の記事なんかは "小泉進次郎氏の陣営が「ステマ指示」 田中秀臣氏「バカまるだし」と酷評" と、モロに見出しで「ステマ」と称して罵っている。いやはや、本当にスゴいなあ。

とまあ、私が小泉進次郎の味方なんじゃないかと思われそうな書き方をしてしまったが、決してそんなわけではないので誤解はしないでいただきたい。そもそも、当人が本当に自民党総裁 - 首相にふさわしいほどの器量だったら、側近がこんなバカバカしい小細工なんてしなくて済むのだから。

 

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2025年9月26日

「ホームタウン」というネーミングが見当外れ過ぎたよね

"JICA、アフリカ「ホームタウン」事業の撤回発表… 誤情報拡散し自治体に苦情殺到「過大な負担」" という記事を読んで「ほぉら、やっぱりね」と思ってしまった。この構想が発表された時点で、「ホームタウン」という名称が見当外れ過ぎるんじゃないかと感じていたからである。

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この事業はアフリカとの人材交流によって視察や研修を促進することが目的だったのだが、発表直後から「移民が増えて治安が悪化する」といった誤解に基づく情報が SNS で拡散してしまったのだという。そのため指定された 4市に苦情が殺到し、事業の継続が困難になってしまった。

このニュースだけ見ると、よく調べもしないで苦情電話してしまう方が問題のようだが、私はそうとも言い切れないと思う。というのは「ホームタウン」なんて聞いたら、私だって自分の地元が大勢の移民に乗っ取られてしまうんじゃないかと誤解してしまいそうだからだ。

"Hometown" というのは、「地元」とか「故郷」とかいう意味だから、決して人種差別するわけじゃなくアフリカでもヨーロッパでも同じことである。いくらなんでも突飛すぎるネーミングだ。

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ここは「国際交流拠点都市」とか「フレンドシップ・タウン」とかいう無難なネーミングにしておけばよかったのにね。

 

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2025年9月25日

トランプとエプスタインの像が撤去されたというが・・・

CNN が「トランプ氏とエプスタイン元被告の像、設置の翌日に撤去 言論の自由への懸念高まる」というニュースを伝えている。「シークレット・ハンドシェイク」という団体が設置したもので、トランプとジェフリー・エプスタインが手をつないでいる「永遠の親友」と題された像だという。

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この像は 1週間の予定で設置されたものらしいが、設置翌日には当局の手によって撤去されてしまったらしい。これについて記事の見出しには「言論の自由への懸念高まる 」とあるが、オッサン 2人がお手々つないでルンルン踊ってる写真を見る限りでは、「言論の自由」と言うには気恥ずかしい気がするがなあ。

ちなみに最新の調査では、トランプの支持率は今月初めよりさらに低下して 41%になったという(参照)。私としては、まだ 41%もの支持のあることの方が驚きだが。

 

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2025年9月24日

トランプの国連演説に呆れた

トランプの国連演説がやたらと話題だ。もっとも立派な演説というわけじゃなく、"トランプ氏が国連演説、自賛と他国批判で1時間-気候変動は「詐欺」" という Bloomberg の記事見出しで言い尽くされるようなものだった。

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この演説は YouTube のニコニコニュースで日本語字幕付きで見ることができる(参照)が、冒頭から "big trouble" に見舞われている。プロンプターの故障で原稿が表示されないというのだ。これは間もなく回復したようだが、それからというもの、自己讃嘆と他国批判が延々と続く。

そして 30分が経過した辺りから「気候変動なんて詐偽」という主張になり、会場は呆れて静まりかえってしまった。今どき気候変動を否定する指導者なんて、トランプぐらいのものだろう。

さらに彼はノーベル平和賞が欲しいなんてほざいている。「国防総省(Department of Defense)」を「戦争省(Department of War)」に名称変更するような男が、よくまあそんなこと言えるものだ。

ここまで来ると、彼の任期が早く過ぎてくれることを祈るほかない。

 

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2025年9月23日

退院して、丸一日経った

昨日の午後に退院して、丸一日経った。この 2日間、雨が降らずにいてくれて助かっている。

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自宅に戻れば戻ったで、いろいろな用がたまっていて結構忙しい。「自分の家にいるということは忙しいものだ」と認識を新たにしている。

もっとも、病院での入院生活がうんざりするほど暇だったのかといえば、決してそういうわけでもない。当初はベッドで寝そべっているしかないのかと思っていたが、念のため眼科やら神経内科やらいろいろな科で診察を受けるようにセットされていて、自分の足で出向かなければならない。

さらに 1日に 4回の検温やら血圧検査やらインシュリン注射やらがあり、その上に足腰が衰えないように自主的に廊下を歩き廻ったりしていたので、のんびり寝ている暇なんかなかった。とはいえ、家にいる方がやはり仕事量はずっと多くなる。退院直後だけに、疲れすぎないように気を付けよう。

上の写真は近所の岡堰の風景。2週間入院している間に稲刈りが進んだたため、溜まっていた水が放流されて水位が低くなっている。2週間というのは、景色が変わるのに充分な期間だったようだ。

 

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2025年9月22日

入院 13日目 - 病気のオッサンっていびきがうるさい

入院 13日目。4人部屋の病室で、いつの間にか一番の古株になってしまった。私より先にいたおじいさんが退院し、新たに 3人が入って来たためだ。ただ、彼らは前にも同じ病気で入院していて退院後にまた悪化してしまったための「出戻り」のようで、私なんかよりずっとこの病院に馴染んでいる風情である。

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そしてここから先が今日の本題なのだが、先に退院したおじいさんも含め、私以外の 4人が昼間から(当然夜も)のべついびきをかいて眠るのである。しかもそれはそれは大きないびきだ。

私自身はと言えば、妻に「あなた、たまにいびきかくことがあるわね」と言われる程度で、それは今回の入院中も変わらないと思う。ところがおっさん(おじいさんも)には眠りに落ちさえすれば必ずいびきをかく人がいて、病人となるとそれがさらに甚だしいようなのである。

「おっさん/いびき/病気」という 3つのキーワードでネット検索してみたところ、くさるほど多くのページが見つかった。中でも上の画像からリンクされる「男性の方がいびきをかきやすいのはなぜ?」というページは、おっさんのいびき問題をわかりやすく解説してくれている。

いびきの原因や対策などについてはリンク先に飛んでみればわかるが、中でも私が注目したのは「口呼吸」ということだ。私の斜め向かいのベッドの患者は鼻に管を通して酸素補給をしているようで、「〇〇さん、鼻から酸素入れてますから口呼吸はダメですよ」とスタッフに釘を刺されている。

ところがこの人、実際には盛大ないびきをかきっぱなしだからモロに口呼吸だ。鼻に刺したパイプもいつの間にか外れているようなので、「これじゃパイプはだめだから、酸素マスクにしましょうか」と言われても、「マスクはイヤだ」と駄々をこねている。困った患者である。

それともう一つ、「睡眠時無呼吸症候群」というのが気になる。おっさんやじいさんたちのいびきを聞いていると、時として一際盛大に「グワーッ、ガガ・・・」となった後にピタリと止んでしまうことがあり、いびきだけでなく呼吸まで止まってしまっている。

そのまましばらく止まりっぱなしで、「おいおい、大丈夫か?」と思う頃になって突然「グガガーッ」と復活する。その繰り返しだ。これではとても熟睡どころではないだろう。当人の目が覚めないのが不思議なほどだ。

ありがたいことに私は周囲の雑音をあまり気にせずに眠れてしまうタイプなので(若い頃の「雑魚寝」で鍛えられた)、いびきの大合唱の中でも寝不足にはならずに済んでいる。ただ、神経の細かい人だと大変だろうね。

ちなみに私も、明後日ぐらいにはめでたく退院できそうな見込みである。

【同日 9:15 追記】

明後日ぐらいなんて書いたが、経過が良すぎるので(?)今日の午後に退院できることになった。いびきの大合唱から解放される。

 

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2025年9月21日

入院 12日目 - 今さらながら ”AED” を巡る冒険

入院 12日目。昨日付の記事で「AED というのは知らなかったよ」なんて書いたところ、らむねさんが「AEDは知っておきましょう。救急車が来る前に人命を救う装置、専門外も対象外もありませんし。自分が使うことも、自分が使われることもあり得ます」と、的確なコメントをしてくださった(参照)。

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指摘されてみると「そ、そう言えばどっかで聞いたことがあるような、見たことあるような・・・」となってしまい、自分の不明を恥じるばかりだ。この類いのことにはほとんど興味がなかったが、たまたま入院中の身でもあり、この際しっかり意識しておこうと思った次第である。

ところでこの AED の元の言葉は "Automated External Defibrillator" というもので、思いっきり直訳すれば「自動外部除細動器」となる。この "defibrillator"(除細動器)というビッグワードが難物でわかりにくい。

そこで分析してみると、この言葉の原型は "defibrillate" という動詞。さらに "fibrillate" という動詞に "de" がついて「fibrillate しない」という意味なのだとわかる。じゃあ "fibrillate" とは何なのかというと、こういうことだ。

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元々の意味は「繊維が細かく不規則に速く動く」という意味のようなのだね。"Fibrillate" の最初の部分は "fiber"(繊維)から来ているのだろう。ふむふむ、こうしてみるとなんとかなる。要するに「繊維がプルプル動く」ってことなのだ。

AED で言えば、心臓が細かい繊維みたいに不規則に動くこと(つまり「ひきつけ」)を止める装置ってわけだね。よし、これで "Automated External Defibrillator" はモノにしたぞ。

略語でも元の言葉とセットで覚えるというのは、こうしたオマケ的な知識につながるのでオススメだ。

 

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2025年9月20日

入院 11日目 - ”SNS” って、何の略か?

入院 11日目。現代ビジネスの「難解略語」というシリーズに "突然ですが、「SNS」が何の略か知っていますか?" というのがある。Facebook や LINE などのサービスを総称する略語としてごくフツーに使われているのだが、元の言葉が何かというのは案外知られていないかもしれない。

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正解は "Social Networking Service" で、幸いにもこの程度のことなら知っていた。こうした略語というのは元の言葉とセットで覚えたくなる性分なもので。

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ちなみにこの「難解略語」のシリーズには、英文字での略語として次のような例が挙げられているので、ちょっと確認してもらいたい。今どきのものも混じっていて、ちょっとやっかいかもしれない。

BtoC: Business to Consumer
TPO:Time, Place, Occasion
NISA: Nippon Individual Savings Account (少額投資非課税制度)
CM: Commercial Message
AED: Automated External Defibrillator(自動体外式除細動器)
SDGs: Sustainable Development Goals
FX: Foreign Exchange
PDCA: Plan→Do→Check→Act

"BtoC" は "B2C" なんて表記することもあるね。ちなみに私は、NISA と AED というのは知らなかったよ。専門外だし。

ASAP(As soon as possible)とか R&D なんてのは、もはや古典なのかもしれない。これからもいろいろな略語が出てくるだろうから、しっかりものにしていくことにしよう。

【付記】

この記事は 9月 20日付として書いたのだが、ついうっかりして一時的に前日の 19日に公開してしまっていた。失敗に気付いて急遽公開を取り消し、改めて 20日に公開させていただいている。

そのせいで、らむねさんのコメントが 19日付になったりしている。当方の不手際によってチグハグが生じてしまい、申し訳ない。

 

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2025年9月19日

入院 10日目 - つくばの突風と気象の極端化

入院 10日目。「和歌ログ」で書いた(参照)ように、昨日の午後 2時過ぎ天気が良かったので病室を抜け出してちょっと外に出てみたところ、その直後から雨が降り出した。そして風も強まったような気がしていたものの、すぐに院内に戻ったのでその後の状況については全然知らなかった。

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ところがしばらくして娘が 「つくばで突風が吹いて建物が壊れたというニュースがあるんだけど、大丈夫?」と LINE してきた。「はぁ?」と思いつつネット検索してみると「茨城 つくば・境町で突風か 建物など被害相次ぐ けが人なし」というニュースが見つかり、驚いてしまったわけだ。

上の写真にあるようにプレハブ 2階建てが崩れるという被害が出たのはつくば市花室というところで、この病院からそれほど離れていない。画面で見る限りでは、どうやら竜巻が生じたようなのである。被害に遭ったのが無人の倉庫というのは、不幸中の幸いだった。

この夏は今回の突風被害のみならず、猛暑による農業被害や線状降水帯が生じたことによる洪水など、極端な気象現象のニュースが目立つ。どうみても地球の気象自体が極端になっているようなのだ。

ちょっと調べてみたところ、その名も「極端気象アトリビューションセンター(WAC)」なんていう組織があるじゃないか。この組織が今年 7月下旬の記録的高温について、「地球温暖化の影響がなければ発生しなかったレベル」としている(参照)。

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こうした現象は今後ますます増えていくのだろうから、これから長く生きていかなければならない若い人たちは大変だね。

 

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2025年9月18日

入院 9日目 - 自民党総裁、誰がなっても問題はその後

入院 9日目。自民党総裁選は、前々から言われていたように 5人の候補者で争われることが確実となった(参照)。ただ、事実上は高市、小泉の 2人の争いとなるらしい。

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もう 9日間も病室に幽閉されているような私としては、これに関する話をニュースで読んでも、あまり実感が湧かない。まあ、この総裁選では誰が勝ったとしてもその後にすんなり首相になれるとも限らない状況なので、病室内でなくても似たような感覚かもしれないが。

いずれにしても静かに眺めているしかないというのが、もどかしいような、あるいは突き放していてもいいような、複雑な気分である。とにかくこれだけ不安定な政治状況だと、もう少し時間をおいた後にどうなるのかの方がずっと重要な問題だ。

本日はこれぎり。

 

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2025年9月17日

入院 8日目 - 病室は老人が主役の「境界ポジション」

入院 8日目。敬老の日は一昨日なので話題的には 2日遅れとなるが、今日は「老人」を巡る話である。私の入っている 4人部屋の病室は今、満室状態なのだが、私を除く 3人は完全にしわくちゃのじいさんである。そしてこの病室ばかりでなく、病院というところはじいさんばあさんばかりだ。

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tenk.jp のサイトに "昔話の主役は実は老人" という記事があるが、昔話ではなくてもここは完全に老人が主役の世界である。看護師さんなどの病院スタッフの若さで、何とか救われているという雰囲気だ。

ところで昔話に出てくる「おじいさん、おばあさん」の年齢というのは、なんと 40歳ぐらいと言われている。上述の記事には次のようにある。

一寸法師のおじいさんとおばあさんははっきり「四十歳」と書かれていますし、かぐや姫のおじいさんは竹取物語の原文から、アラフィフくらいと推定されています。

昔は平均寿命がかなり短かった(下図参照)から、40歳になればすっかり老人だったのだね。私が幼かった昭和 30年代でも、人は還暦(60歳)過ぎたらすっかり老けて見えたものだ。

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サザエさんのお父さん(波平さん)だってこれで 54歳(参照)というのだから、既にほとんどおとぎ話である。

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翻ってここの入院患者たちの多くは 80歳以上に見えるので、さながら「チョー老人の世界」と言っていいだろう。

さらに上述の記事には「生産労働や子作りの第一線から退いた老人世代が、共同体の中で隅に追いやられ、放置されがちになるということは、現代と同様昔からありがちだったのは事実のようです」とある。

そのため多くの昔話は「人間界の外の世界に接する境界ポジションの住人」となったおじいさん、おばあさんがまず登場し、そこから不思議な物語が始まるというパターンなのだそうだ。とすると、病室はまさに「境界ポジション」(異世界との境界というより、あの世との境界?)そのものである。

というわけで病院の病室というのは、いつ不思議な物語が始まってもおかしくない世界なのかもしれない。さらに高齢化がこのまま進んだら、そのうち日本という国そのものが「境界ポジション」になってしまいかねない。

 

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2025年9月16日

入院 1週間目 - 世界の都市の安全性を考えてみると・・・

入院 1週間目。入院患者とは思われないほどピンピンして、経過は順調。朝から暇なので、「中国のフードコートにパソコンを 30分間放置したら盗まれるか? という実験をしたフランス人の画像が人気」という 話題の tweet に行ってみた。

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上の画像では小さくてわかりにくいが、右側写真の真ん中右側、赤い 〇 で囲ってあるのが PC。これで 30分放っといても盗まれなかったというのである。安全性というより「監視カメラの無言圧力」ということらしいが、中国ってそんなに監視カメラだらけなのかね。

この実験を行ったのは中国上海在住のフランス人 @myokoi1962 という人で、彼は同じ実験を世界各地で行っているらしい。

Tweet によれば盗まれるまでの時間は、パリ 8秒、インド 12秒、ニューヨーク 25秒だったそうだ。私はパリには 1度しか行ったことがないが、その時の印象でも確かにニューヨークの 3倍ぐらいはヤバく感じた。

しかし何と言っても安心すぎるほど安心なのは日本だ。昨年 11月 21日付 "「スマホでカフェの場所取り」よりスゴい光景" という記事で書いたように、カフェでの席取りのためテーブル上にスマホを置きっぱなしにしても、誰も持ち去らないのだから。

つくば市内のイオン・モールには、PC を使った作業ができるように無料電源完備のカウンター席があるのだが、この席に PC どころかバッグ一式まで置きっぱなしで離席するやつが何人もいる。もしかしたらここで一日過ごして、フードコートに食事しに行ってるのかなあ。

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そう言えば先日、浜松への出張の時にカフェのカウンターで食事の注文をしようとしたら、店員に「注文の前に席を確保してください」なんて言われた。空いてるテーブルに何かモノを置いてこいというのである。

「日本の常識は世界の非常識」とはよくぞ言ったものだ。私はスマホなんか置きっぱなしにしたくないから、ポケット・ティッシュを置いたよ。

@myokoi1962 さんには、是非日本にも来て実験してもらいたい。じっと「異次元の安全性」を見出すだろう。

ただ、どんなことにも例外があるというのは、一昨日のニュースで明らかになったばかり。

 

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2025年9月15日

入院 6日目 - 昨夜、マジで人騒がせな見出しを発見

今日で入院 6日目だが、経過は順調。ところで昨夜寝る前に「はてなブックマーク」をザッピングしていると、下のようなセンセーショナルな見出し記事へのリンクがあったので、マジで「何事か !?」と驚いた。なにしろ「【速報】日本は米国に敗れる」というのだから。

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さっそくクリックして元記事に飛んでみると、こんなようなことだった。

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「野球の U―18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)最終日は14日、沖縄セルラースタジアム那覇で決勝が行われ、2連覇を狙った日本は米国に敗れた」というのである(参照)。関係者には悪いけど、これまたマジでほっとした。

この記事の ほぼ 1時間半足らずのうちにちゃんとした記事が配信された(参照)ので、笑って見逃してあげるけどさ。

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U-18 と言ったら高校生主体だろうから、日本の高校球児諸君、先の甲子園野球で燃え尽きてしまってたのかなあ。

ちなみにこの試合が行われた「沖縄セルラースタジアム那覇」という球場名は、沖縄セルラー電話株式会社が命名権を獲得したことでこの名称になったらしい(参照)。

 

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2025年9月14日

入院 5日目 - 虫見て「キャー」の生物学的、文化的考察

入院 5日目。NHK の「読むラジル」サイトで、子ども科学電話相談に寄せられた まるやましおりさん(神奈川県の小学 5年生)からの質問に、3人の大人がそれぞれの視点からとても誠実な回答をしているのを読んで、かなり感動してしまった(参照)。素朴な疑問に対しても真剣に向き合うことは大切だ。

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しおりさんの質問というのは、次のようなものだ。

私は昆虫が大好きです。人間を見て「キャー」と言うのはダメなのに、虫を見て「キャー」と言ってもいいのはなぜですか? 虫がかわいそうだと思います。あと、虫が好きな女の子は少ないと思います。なぜですか? 

"人間を見て「キャー」と言うのはダメなのに"、"虫がかわいそう"という視点が素晴らしい。昆虫と人間とを差別していないものね。

この質問に対して九州大学総合研究博物館准教授で昆虫のスペシャリストの丸山宗利先生は「昆虫がいなくなれば、人類は数年でいなくなってしまうといわれている」というほど昆虫は自然の中で大切な存在であることを指摘する。

その上で「幼稚園の子どもの半分くらいは、昆虫とかダンゴムシとか好き」なのだが、成長するにつれてとくに女性が虫を嫌いになるのは「殺虫剤の CM とか(中略)そういうメディアの雰囲気とか、あと、人間がもともと持っている社会性」が関係していると説く。

なるほど、ゴキブリ退治の CM なんて、ゴキブリが典型的悪役みたいな描かれ方だものね。こうした説明の上で「昆虫が好きというのはすばらしいことだと思うので、私としては、胸を張って自信を持ってもらいたいと」と、しおりさんをエンカレッジしてくれている。

さらに恵泉女学園大学学長の大日向雅美先生は、"女の子は虫を見て「キャー」って言うと弱々しくてかわいくて守ってもらえる" という傾向を指摘、ジェンダー問題にまで視野を広げている。つまり「ぶりっ子の方がチヤホヤされる」のだね。そんなの、私は個人的には付き合いきれないけど。

さらに筑波大学生命環境系准教授の田中康平先生は、世の一般の大人たちに対して「好きか嫌いかは子どもが決めることなので、あんまり子どもの前で『気持ち悪い』とか言わないでほしいなって、心の中で思ってます」と希望を述べて締める。まったくその通りだよね。

質問者のしおりさんは、なかなか見所がある。ちなみに私も虫は好きで、ゴキブリにも偏見は抱いていないし、私の妻もゴキブリ見て「きゃー」なんて言わない。ただ、家庭でのゴキブリ対策はフツーにしてるけどね。

 

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2025年9月13日

入院 4日目 - ウナギはやはり食うべきじゃないと確認

入院 4日目。日本経済新聞の "ウナギ製品「99%は絶滅危惧種」 中央大など DNA 分析" という記事を見つけた。ウナギの取引は世界的に不透明となっているが、今回中央大と台湾大の研究チームが DNA 分析した結果、ウナギ製品のほとんどが絶滅危惧種と判明したのだという。

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「やっぱりね」ってなもんである。世の中には「フツーに我々の口に入るウナギは、ちゃんとしたルートで流通している養殖ものなどがほとんどだから大丈夫」なんて言う人がいるが、その欺瞞性がはっきりしたわけだ。

ウナギって、そんないい加減なこと言ってまで食いたいものかなあ。私にはよくわからない心理である。

私は 12年以上前から「当面、ウナギとマグロは食わないことにする」と宣言して、それ以来意識して避けている。ただ、会議などに出席した際の昼食で提供される寿司弁当にはマグロとウナギが混じっている場合が多いので、それらは仕方なく食うけれどね。その段階まで来たら、捨てるのももったいないし。

入院して 4日目となると、チョー薄味の院内食にもだんだん馴染んできて少しはおいしく食べられるようになった。そんなわけで、ウナギなんて食うべきじゃないと改めて実感している。

このまま一生こんなような質素な食事でもいいような気がしている。ただ、早く退院したいけどね。

 

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2025年9月12日

入院 3日目 - 吉本隆明の直筆原稿プリント Tシャツ

入院 3日目の朝、ネットを覗いていたら、吉本隆明の直筆原稿をプリントした Tシャツが売り出されたという記事を見つけ、早速 pTa.shop というサイトに行ってみた(参照)。

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サイトの説明には "原稿は『試行』57号(1981年 10月 30日)に発表された、「情況への発言――アジア的ということ(4)」の入稿原稿1枚目になります" とある。この「〜になります」という文体を吉本自身が見たら、きっと眉をひそめるだろうなあ。

とはいえかなりそそられてしまったのだが、4,950円 という価格には「吉本隆明ってぐらいだから、そのくらいはするだろうなあ」とは思いつつも、やはりちょっとビビった。何しろユニクロのラインナップに馴染んでしまったので、Tシャツなんて 1,000円台で買えるものと思っているので。

どうしよう。ただでさえ今回の入院で何かと出費がかさんでいるので、その入院中にネットでこんな「チョー趣味的」なものを買ったのがバレたら、妻に怒られてしまいそうだ。ここまで来ると洗いざらしにするのもなんだから、実際に着るのも憚られるし。

ここは思案のしどころである。それにしても、吉本の時代は手書き原稿だったんだね。今じゃ考えられない。

ちなみに radiko で朝の NHK ラジオを聞いていたら、映画字幕翻訳者の戸田奈津子さんが出ていた(参照)。御年 89歳だが、今でも現役で仕事をされているそうである。

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私は一廻り以上若い 73歳なんだから、早く回復して社会復帰しよう。吉本も 88歳まで生きたことだしね。

 

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2025年9月11日

入院 2日目の報告

入院  2日目。写真は今日の昼食で、昨日とはちょっと変わっているのがおわかりいただけるだろうか。めっちゃ薄味で量も少ないのだが、ほかに楽しみにできるものもないので、無理矢理おいしいと思い込みながら食べている。退院する頃にはかなりスリムになっていることだろう。

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昨日入院した時は 4人部屋に 2人だったのだが、夜に 1人増えて 3人になった。いずれにしてもベッドはカーテンで区切られているので、あまり変わりはない。

ずっとベッドで横になっていたりしたらさぞかし退屈だろうと思っていたが、ベッドにいれば自然に眠くなるもののようで、昨日は日中でもかなり長時間うとうとしてしまった。実は結構疲労が蓄積していたようだ。

同室の患者さんは 2人ともかなりのお歳で、食事を摂るのも大変そうだ。お一人の方は気の毒なことに時々ひどく咳き込んでおり、入院も長引いてしまうような雰囲気である。

巡回してくる医師や看護師さんと話しているのを聞くと、どちらも「つくばネイティブ」というわけじゃなく、多分都内から移転して来られたのだろうと思われる。茨城流無アクセントじゃないので、それはすぐにわかる。

一方、隣か向かいの病室から聞こえてくるキンキン声のおばあさんは、モロに茨城弁だ。あんなに大きな声が出せるのになんで入院なんかしてるんだろうと思うほどだが、茨城のおばさんとかおばあさんはおしなべて声が大きいのだよね。

ちなみにこの病院、病室でも Wifi 使用可能ということだったのだが、昼から夕方まではかなり接続が悪く、しょっちゅう切れてしまう。来院患者の多くが待ち時間にスマホで接続しているためだろう。しょうがないので自分のスマホ経由でアクセスしている。

いずれにしてもあと 10日以上、なんとかして退屈に耐えていこうと思っている。

 

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2025年9月10日

入院初日の報告

昨日の記事で予告した通り、今日の昼前から某病院に入院している。病室のベッドの上というのはもっと非日常的なものかと思っていたのだが、妙に淡々としていて何事も起こらず、むしろ日常的すぎるという印象だ。

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病室は 4人部屋だがベッドに寝ているのは私を含めて 2人だけで、カーテンで仕切られているので実に静かなものだ。これからしばらく、この退屈に馴染まなければならない。

写真は今回の入院で初めて食った昼食。不味くはないが、別においしいというわけでもない。まさに超日常的な淡々とした昼メシである。私は昼食は蕎麦かうどん(夏はそうめん)というのが定番なのだが、これからしばらくは好きな麺類が食えないのだろう。まあ、我慢するしかない。

周囲は病院スタッフ以外は年寄りばかりである。見たところ 80歳か 90歳以上の皺くちゃの人たちばかりで、自分が青年みたいな気がしてくるほどだ。

せっかくだから、若返って娑婆に戻ろうと思う。

 

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2025年9月 9日

明日から入院することになってしまったよ

突然の報告だが、明日から入院することになった。「我ながらびっくり」なのだが、血糖値がやたら高くなってしまったのでインシュリン治療で下げるためのものだそうだ。健康だけが取り柄みたいに生きてきたので、入院なんて 50年以上前の虫垂炎以来だ。

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というわけで、今日は入院準備であたふたしているので、この程度の短い記事でお許し戴きたい。

病室には PC を持ち込めるとのことなので、仕事やブログの更新はちゃんとできるようだ。というわけで、これまで通り、ブログのチェックはよろしく。入院生活あれこれなども書けると思う。

 

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2025年9月 8日

「ポスト石破」とみられる 5人について

石破首相が突然辞意を発表し、政界は「ポスト石破」に向かって突っ走ることになったわけだが、私はその意味がほとんどわからない。昨日書いたように(参照)、国民には何のメリットもなく、単に自民党内の都合としか思われないので、鬱陶しいばかりなのだ。

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ただ、鬱陶しがってばかりいてもしょうがないので、Bloomburg 紙の「自民が総裁選へ、高市・小泉両氏の争い軸に-想定される候補の横顔」という記事を覗いたみた。なにしろ、総裁選で立候補が予想されるメンバーの内では、私は「高市・小泉」以外、顔も知らなかったので。

個人的には、高市氏はその右翼的体質が真っ平ご免ということと、小泉ジュニアの方も「大したことないなあ」という印象である。

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左:高市早苗、右:小泉進次郎

小泉ジュニアはコメの供給不足による価格高騰問題に一応の対策を講じたような印象があるのだが、あれって前任者がほとんど何もしなかったためにちょっと目立って見せられただけで、実はそれほど大したことをしたわけじゃない。

私には農水省関係の知り合いが少しいるのだが、あの人、何だか知らないが眉間に皺よせて大きな声でいろいろ言うだけで、ほとんど意味のないことばかりなので、いちいちマジには対応していられないと思われているようである。なるほど、そんな感じだよね。

残る三氏についてはは、ほとんど知らなかった。一応顔写真だけ並べておく。人となりについては、上述したリンク先に行けば知ることができるので、よろしく。

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左から、林芳正氏、小林鷹之氏、茂木敏充氏

というわけで、個人的には高市、小泉のお二人より、林、小林、茂木の三氏のうち誰でもいいから「ポスト石破」の地位に収まってもらえばいいと思うわけだが、まあ、難しいのだろうね。

 

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2025年9月 7日

「石破包囲網」が狭まって、何のメリットがある?

時事通信が "18都道府県連が総裁選要求 「石破包囲網」狭まる ― 自民、8日に結論" という記事を伝えている。近日中に自民党総裁(つまり首相)が交代したところで国民にはメリットなんてないと思うのだが、自民党内では総裁を変えたくてたまらない勢力がいきり立っているようなのだ。

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石破さんという人はいわゆる「自民党的体質」とはちょっと違うところがあるようで、世間ではずっと 「次の総裁候補」と認識されていながら、実際に総裁になるまでにこんなに長くかかった。それも「他に有力候補がいない」という状態になってからである。

そんなわけで実際に総裁になった直後から、自民党内では「石破降ろし」みたいな雰囲気があったが、ここに来て俄然大きな動きになっているようなのである。

巷では次期総裁として高市早苗とか小泉進次郎とかが取り沙汰されているが、私は一国民として真っ平ご免だ。ほかにも何名か候補として挙げられているが、私は顔も知らない。

上の写真にある森山裕幹事長という人だって、私は今日になって初めて顔と名前が一致した。自民党の政治家たちも、かなり小粒になってしまっているのだね。

ちなみに読売新聞社の調査によれば 8月の内閣支持率は 39% と、前月より 17% 上昇しており(参照)、自見党内の動きとは逆である。ところが自民党内では、これは野党支持層の影響が大きいとし、「仮に衆院選になった場合、自民の票につながらない」との見方が強まっているのだという。

要するに自民党としては、国民の期待に応えるよりも党の都合の方が優先するというわけなのだね。端的には「石破は俺らの党の代表じゃなくて、野党の回し者だ」と言ってるわけだ。これってある意味、党としての末期的症状なんじゃあるまいか。

【同日 午後 3時 30分 追記】

ラジオで「石破首相辞任の意向」との速報を聞き、ネットで確認したところ「党が分断される事態は避けたいとして総理大臣を辞任する意向」とあるじゃないか(参照)。いやはや、自民党って本当に滅亡の道を辿っているのだね。

【同日 午後 6時 50分 追記】

SNS は「すごいなあ!」と思ってしまうほど石破辞任を歓迎する書き込みで溢れている。SNS にネット右翼が多いというのは、どうやら本当のようだ。

 

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2025年9月 6日

「ヒッツキムシ」の呼び名あれこれ

草の実堂というサイトに "「バカついてる」って何?山梨県では“アレ”の呼び名が個性的すぎる!" という記事がある。服に「バカが付いてる」と言われて確認してみると、いわゆる「ひっつき虫」が付いていたのだそうだ。あのトゲみたいなもので衣服にくっつきやすい種子である。

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この記事では、"山梨県ではこの「くっつき虫」について、たくさんの呼び名がありました" として、その多くを紹介してくれている。ざっとこんなようなものだ。

バカ、コジキ、クッツキムシ、ヒッツキムシ、ドロボウ、キツネバラ、ナノミ、ヤマジラミ、クサジラミ、ヤブジラミ。ベベツキ、ベベツカミ、オバケ、オタカラ、タカラモノ、タカリボウズ、キツネッタカリ、ヤマボウセ。ゲジゲジ、サビキノカネ、スケベグサ、バクダン、ゲンナンボウ

いやはや、よくまあ調べに調べたものである。故郷の山形県でも結構いろいろな呼び方があったように記憶しているが、バカ、バクダン、ドロボウぐらいしか覚えていない。いずれにしてもここまでのバラエティはなかったように思う。

意味合いからすれば「クッツキムシ、ヒッツキムシ」「ヤマジラミ、クサジラミ」などはは素直に納得できるが、その他の名称はかなり「ヒネリ」が多い。「バカ、ドロボウ」なんてことになると、ヒッツキムシが気の毒になってしまう。

全国的に多くの呼び名がありそうで、研究してみるとおもしろいかもしれないね。

 

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2025年9月 5日

駅弁に関する冒険 ー 「焼き鳥弁当」に「深川めし」

HUFFPOST に 【東京駅で買うべき駅弁は?「串くら」の焼き鳥弁当に「海苔弁 山登り」の弁当… "駅弁迷子" はもう終わり】という記事があり、筆者の 白央篤司さんは「焼き鳥 串くらの焼き鳥弁当」をよく選ぶらしい。

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「鶏の肉質はもとより、味つけが濃すぎないのがいい。甘すぎず、しょっからすぎず。そしてさっぱりめではあっても、ちゃんとごはんのおかずになる」と褒めておられる。上の画像で見ると、ご飯が見えないほどびっしりと具で覆われている。

ちなみに私の場合、東京駅で買える駅弁で一番贔屓にしているのは、2021年 12月 16日の "駅弁の「深川めし」に新バージョンができたようで” という記事に書いた「深川めし」。この頃は新バージョンが登場していたが、今では下写真の旧バージョンの方で定着しているようだ。私としてもこっちの方がいい。

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最近の新幹線や在来線特急列車ではグリーン車を除いて車内販売が廃止されているというケースが多いので、長距離移動するときなどには乗車前の弁当や飲料の補充が欠かせない。新幹線などの車内を見渡すと、幕の内系(下左)と、とんかつ弁当(下右)みたいなものが人気を占めているようだ。

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私としては幕の内系は目移りしてしまうし、肉は食わないと決めているので、「深川めし」は「切り札」的なものとなる。ただ、本来の深川めしはあさりをたっぷり載せたものなのだが、駅弁の深川めしは穴子がはばを効かせているのだよね。まあ、これはこれで美味しいから問題なしとしておこう。

これからも出張の度に「深川めし」を食うことになると思っている。

 

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2025年9月 4日

軸の透明な三色ボールペンを愛用する理由

私はいつも軸の透明な三色ボールペンを使っている。「ジェットストリーム三色ボールペン」という商品名のようで、三菱鉛筆 UNI には長年にわたってずいぶんな金を注いでいると思う。

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70歳を過ぎた今はかなり仕事の量を減らしているが、私は「ライター」とか「記者」とかいう仕事が長かったので、外に出て取材をし、戻ってから記事を書く。そしてその取材ではメモ帳やノートに手書きという場合が多い。

今どきは録音機を使って取材する記者も多いのだが、私はその昔、先輩たちに「目の前で録音機やマイクを使われたら、正直なことを言いにくくなるから止めた方がいい」と指導されたので、とにかく手書きするスタイルを通している。その際に使うのが、三色ボールペンなのだ。

というわけで、私は字を書くのがものすごく速い。ただ他人は全然読めなかったりするけどね。

何十年も前にずいぶんお洒落で高そうなボールペンをプレゼンとされたことがるが、一度も使わずに机の引き出しの奥にしまったままだ。そんなものを気軽に使っていたら、あっという間になくしてしまうに決まっているからね。

三色ボールペンのメリットは、気軽に使えることだ。そして普通にメモするときには黒か青かどちらかのインクをメインに使用する。そして強調したいことや重要な部分は赤いペンで書いたり赤い丸で囲ったりすればあとから見やすい。

メインに使うのは黒か青かだが、分散されるので、使い切るのが三色同じ頃になって捨てる時にはほぼ同時に使い切っている。だからムダがない。そして軸が透明なので、どの色のインクが消耗しているかはっきりわかるのもありがたい。

見逃せないのはかなり握りやすく、書きやすいことだ。高級品が書きやすいなんていわれるが、この三色ボールペンだって書き味では負けちゃいない。「文句あるか」ってなもんだ。

というわけで、これからもこの三色ボールペンを使い続けることになると思う。

 

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2025年9月 3日

「トー横」という横書き表記への違和感

2022年 11月 1日付で "「トー横」で、マット敷いて寝袋で寝る若者" という記事を書いた。「トー横」というのは新宿歌舞伎町の「新宿東宝ビル」周辺で、近頃は「東宝ビルの横」というココロで「トー横」なんて言うらしい。最近はこの言葉がだいぶ一般世間にも知られてきたようだ。

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その証拠に、NHK まで「東京都が動画作成 "トー横" での犯罪被害防止で注意呼びかけ」なんてタイトルのニュースを作っている。トー横は違法薬物や若い世代の売春などの巣になり、かなりネガティブな印象になってしまっているようなのである。

しかし私のような 70歳過ぎのおっさんとしては、「トー横」なんて聞くとつい結構よさそうな場所と勘違いしそうになるのだよね。というのは、「トー」という文字を縦書きにすると「上」という字になってしまうので、「上物」のことを「トイチ」なんていうことがあるのだ。

歌舞伎の『弁天小僧』では「これはといちなお嬢様」なんて台詞があり、この後に「知らざあ言って聞かせやしょう」の名台詞に続くので、わくわくする場面だ。つまり「トー」の二文字目を長音記号と解さずに「イチ」と読むと、いい感じの言葉になるのだ。

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私の生まれ故郷にも「ト一屋」(読みは「トイチヤ」という名の地元スーパーがあって、市民に馴染まれている。この店名って、「上物を扱うお店」という意味を暗示しているわけだ。

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というわけで、私としては「トー横」という横書き表記には違和感を覚えてしまうのだよね。「東横線」とも関係ないし。

 

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2025年9月 2日

「耐寒性」には馴染みがあるが、「耐暑性」は?

最近ふと気付いたのだが、「耐寒性」という日本語には馴染みがあっても「耐暑性」なんて言葉はあまり聞いたことがなかった。代わりに「耐熱性」なんて言うと何となく機械や道具の世界の話になってしまうようで、その昔は「暑さ」より「寒さ」に耐えることの方が重要だったのだと思われる。

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確かに昔は「凍え死に」は珍しくなくても、「暑さで死ぬ」なんてことはあまりなかったのだろう。だから「耐寒性」は重要でも、「耐暑性」なんてあまり問題にされなかった。しかし近頃は「熱中症」で死ぬ人が増えているのだから、「耐暑性」という言葉ももっと意識されていいのかもしれない。

2011年の東日本大震災で原発が稼働しなくなってから 2年間、「原発を再稼働しないと電力不足で大変なことになる」と喧伝されていたので、それならばとエアコンなしで夏を乗り切ったことがある。暑いことは暑かったが、耐えられないほどではなかった。

ところが 3年目の夏は、さすがに暑くてエアコンを稼働させた。思えばあの頃から「地球温暖化」が本格的になっていたのかもしれない。昨年 7月は ”エアコンって、もはや「必需品」なのだね" などと掌返しみたいなことまで書いている。

それにしても大震災の直後にはあれほど「原発がないと夏の日本は電力危機」みたいに喧伝されていたのに、今年の夏はそんな話はなかったかのように、テレビやラジオが「命を守るためしっかり冷房を使いましょう」なんて呼びかけている。掌返しでは行政の方がずっと上だよね。

今年は大変な猛暑なので、夜になってもエアコン付けっぱなしということも少なくない。こうなると冷房なしではマジで命に関わる。地球という星は、この先どうなってしまうんだろう。

 

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2025年9月 1日

「カ行」と「ハ行」の発音は、なかなか奥深い

もう 20年近く前の話だが「現代の奥に潜む古代」という記事を書いた。私の祖母が「火事」を「くゎず」(庄内弁のこととて「じ」が「ず」に訛る)と発音していたことに触れたもので、彼女はさらに「箸」のことも「ふぁす」(「火事」の場合と同様に「し」が「す」に訛る)と発音していた。

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「じ、す」が「す、ず」になるのは東北によくみられる「訛り」として片付けられるが、「か」が「くゎ」になり「は」が「ふぁ」になるというのは「訛り」では片付けられない。古代の発音をそのまま残していたものと考えられるからだ。

このことについて「夢ナビ」というサイトの「古代の日本語は、どのように発音されていたのだろう?」というページで次のように解説されている。

平安時代中期までの古代語と現代語を比べ、最も違いが見られるのが発音です。特に「は行」の発音の変化は顕著で、奈良時代までは半濁音の「パ、ピ、プ、ペ、ポ」に近かったものが、平安時代に「ファ、フィ、フ、フェ、フォ」のようになり、次第に現代のような「ハ、ヒ、フ、ヘ、ホ」の発音となりました。

カ行についても同様で、大正時代になっても「化学」や「貨幣」の振り仮名は「くゎがく」「くゎへい」だったらしい(参照)。これも古代の発音が引き継がれていわけだ。これが改められたのはラジオが普及し始めていた頃というのもおもしろい。

というわけで、私の祖母は平安時代の発音を昭和の御代まで残していた人ということになる。京の都で「ふぁ」とか「くゎ」とか言っていたのだから、「訛り」というわけにはいかないだろうね。ラジオで新しい発音が耳に入ってきても、体が付いていかなかったのだろう。

現代のローマ字でもハ行が "ha,hi,fu,he,ho" と、「ふ」だけ特別扱いで "fu" となるのは、自然のことなのだろう。訓令式で "hu" なんて表記されると、一瞬発音がぼやけてしまう気がする。ヘボン博士、さすがである。

 

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