2025年「赤ちゃんの名前ランキング」を巡る冒険
Livedoor News に "たまひよ「赤ちゃんの名前ランキング」発表、男女 1位や 2025年の傾向は?" という記事があるので、ちょっと覗いてみた。今年 1月 1日から 9月 15日に生まれた子ども約 16.6万人の名前を調査・集計したものなんだそうだ。
この 16.6万人というサンプル数はどの程度のものなのかというと、今年上半期の出生数はおよそ 33万人で(参照)、9月半ばまでとすると 40万人ぐらいだろうから、日本全体の出生数の 40%ほどをカバーしたと思えばいいようだ。いずれにしても大変な作業だったろう。
こんな手間のかかる調査をした「たまひよ」って何かと思ったら、妊娠・出産・育児雑誌の「たまごクラブ」「ひよこクラブ」(ベネッセコーポレーション)のことなんだそうだ。へぇ、こんなふうに縮めて言うとはちっとも知らなかったよ。その辺の小さな出版社ではできなかったかもしれない。
で、ベスト 10の表を見ると「今どきの名前」がズラリとならんでいる。一時の「キラキラネーム」ほどではないのだろうが、私なんかにはそれほど大きな違いは感じられない。
驚いたのは、男の子の 1位が「碧」(主な読み「あお」)ということだ。70歳を過ぎた私の感覚では、「あお」と言ったらモロに「馬の名前」である(参照)。『小諸馬子唄』に登場する馬の名前も「あお」なんだが(参照)、近頃は自分の子にこの名前を付けるのに抵抗がないのかなあ。
そして女の子の 1位は「翠」(主な読み「すい」)なんだそうだ。唐突ながら『スーダラ節』のヒットは遠い昔になってしまったのだとしみじみ感じてしまう。なにしろ半世紀以上前の曲で知らない人も多いだろうから、下に貼っておく。
それにしても漢字一文字の名前が多い。これもまた流行りというものなのかなあ。(スーダラ節の植木等も一文字名前だが)


















































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