アンガーマネジメントに見る日米文化比較
あひるさん という方が、X(Twitter)にアンガーマネジメントに関する投稿をしておられる(参照)。「貴方は怒鳴られた!罵倒された!侮辱された!さあ、なんて言葉を返す?」という講師の問いかけに対しての、米国人の回答が秀逸すぎるというものだ。
紹介された米国人の回答で上の画像に紹介されているのは、「その言葉、ゴミ箱から拾ってきたの?」「君の心の冬、長そうだね」「君の自己肯定感踏んじゃった?」「深呼吸しよう。酸素が君の脳に届いてないみたいだ」といったもの。
さらに続いて次の tweet では、「その表現、あなたの自己紹介?」「君が怒ってるのは、私にじゃなくて、君自身に対してなんだよね。応援してるよ。頑張って。知らんけど」なんてのもある。こうした回答に、講師が「…君ら研修いらなくない?」と感嘆していたというのである。
ただ私の考えを言わせてもらうとすれば、これらは米国でなら使えても日本では使えそうにない。日本人の場合、怒鳴ったり罵倒、侮辱したりするのは、かなりエモーショナルな状態になっている時なので、そんな相手にクールな米国流のジョークを返しても通じないどころか、無駄にこじれるばかりになる。
とくに「その言葉、ゴミ箱から拾ってきたの?」なんて言ったら、火に油を注いで後々まで影響してしまいかねない。せいぜい「深呼吸しよう・・・」ぐらいで熱は冷めるかもしれないが、「酸素が君の脳に届いてないみたい」なんて続けた時点で救いようがなくなる。
日本人同士だったら、余計なことを言わずに「ごめんね」の一言で済ませてしまうのが一番面倒がないし、疲れずに済む。どうしようもないほどつまらなくて、うんざりするけど。
そもそも日本人って米国人と「怒りのツボ」が違うから、アンガーマネジメントというコンセプト自体が成立しにくいんじゃないかなあ。


















































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