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2025年12月に作成された投稿

2025年12月31日

今年発売された、最も馬鹿馬鹿しい商品かも

CNET Japan の「外見はロレックス、裏返すとApple Watch -- 異色の時計バンドが登場 富裕層に訴求」という記事を見て、即座に「今年発売された、最も馬鹿馬鹿しい商品かも」と思ってしまった。自分が「富裕層」なんかじゃなくてよかったよ。

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こんなの、もしもらったら Apple Watch の部分だけ取り外して残りは処分すればいいなんて思ったが、よく読むと「価格は 418ドル(6万5000円)から。ステンレススチール製のストラップ単体で、時計本体は含まれない」とあるじゃないか。私の Apple Watch (Series 8: 56,800円)より高い。

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2つの時計抜きで 65,000円

こんな馬鹿馬鹿しいものを考え出すって、どんなメンタリティなのかと思ったが、記事には次のようにある。

このアイデアを考案したのは創業者の David Ohayon 氏。アナログ時計と Apple Watch のどちらを着けるか、毎朝迷うことに嫌気がさしたのがきっかけだという。Smartletがあれば、手首を返すだけで、フィットネス重視の装いからビジネス向けの落ち着いた印象へと切り替えられる・・・

写真を見る限りでは、手首の外側にラグジュアリー・ウォッチを付けて見せびらかし、内側に Apple Watch を付けてフィットネス・データを取るということのようだ。どうしても「見栄」が優先するのだね。

こんな「見栄文化」は避けつつ、蕎麦をすすりながら淡々と年を越そうと思っているところである。三女の夫の実家が手打ち蕎麦屋なので、打ち立ての蕎麦を持ってきてもらえるのがありがたい。

というわけで、年明けもどうぞよろしく。

 

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2025年12月30日

コロナ禍以来、結婚披露宴や葬式が激減して・・・

フリーランスの生活が 30年ほどとなって、上下揃いのスーツを着ることなんてほとんどなくなってしまったが、黒の揃いの「ブラック・フォーマル」ってやつは、いつ葬式があってもいいようにワードローブの奥に眠らせてある。ただ、ここ 4〜5年ほどは袖を通したことがない。

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そんな折も折、槌田さんという方の「今年祖父が亡くなり 10年前に買った喪服引っ張り出したらピッチピチだったから急遽しまむらで ・・・」という tweet (参照)に遭遇した。「ムム、自分もヤバいんじゃないか」と思い、念のため試着してみたところ、フツーに着ることができたので一安心している。

ただ、着用した回数が少ないのでヨレヨレにはなっていないものの、改めて着てみるとさすが 20年前のデザインである。いくらフォーマル用とはいえ何となくご大層すぎるので、もっとさりげないものを着たいと思ってしまった

ただ冒頭で書いたように、最近はブラック・フォーマルを着る機会なんてほとんどない。コロナ禍以来、それなりの規模の結婚披露宴とか葬式とかいうものには出席していないし、着用機会のない服なんて、買ってもしょうがない。

ちなみに我が家の 3人の娘のうち、下の 2人が最近結婚したのだが、どちらも結婚披露宴なんて開いていない。互いの家族の「顔合わせ食事会」をした後に、知り合いに「私たち結婚しました」という通知を出しただけのようだ。世の中、そんな例が増えているらしい。

また知人が亡くなった時も、「葬儀は家族のみで執り行います」といったような通知が来るだけというのがほとんどだ。中にはそこに無理矢理参列する人もいるようだが、私はそこまでしようとは思わないので、喪服の出番は途絶えたままである。

世の中には「こんなことでは淋しい」なんて嘆く人もいるようなのだが、私は個人的には「この方が気楽でいいんじゃないの?」と思っている。盛大な披露宴を開いたカップルがほどなく離婚するなんてことも少なくないし。

葬儀に出なければならない事態になったりしたら、ありあわせの黒の上下に黒のネクタイさえすれば OK だよね。上に紹介した tweet を読んで、そう確信した。

 

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2025年12月29日

ビミョーな迷惑メールに、思わず反応しそうになった

このほど「お久しぶりです!」なんて題名のメールが届き、「体調崩されたと聞いて心配してます。無理のない範囲でいいので様子を教えてください。今は落ち着いていますか?」なんて文面である。私は 9月に 13日間も入院したばかり(参照)なので、思わず反応しそうになってしまったよ。

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ところがよく見るとこのメール、差出人がわからない。メルアドは「zpxtt1ist4j6it850vjb@docomo.ne.jp」なんてことになっているが、こんな無意味でアヤし過ぎるアドレスの知り合いなんていない。

というわけで、すぐに「迷惑メール」と判断できた。こんなのは放っておくとしつこく何度も同じようなメールが届くことが多いと聞くから、即座に「受信拒否」設定にしたのは言うまでもない。

ただ、実際に体調を崩して寝込んでいるとか入院中とかいう「絶妙なタイミング」でこんなメールが届いたら、ほだされてしまう人もいるのだろう。つい丁寧な返信なんかしてしまったら、それをいろいろ悪用されてしまうに決まっている。

いやはや、アブナいアブナい。とにかく「お久しぶりです」なんて曖昧なタイトルのメールが届いたら、悲しい話ではあるが、まずは迷惑メールか詐欺メールと疑う方がいいだろう。

 

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2025年12月28日

雪の高速道路でのスリップ事故は、本当に恐ろしい

一昨日夜の関越道での多重衝突事故については昨日朝のラジオ・ニュースで聞いてはいたが、それからすぐに所用で外出したため、詳しい情報は夕方に帰宅するまでほとんど知らずにいた。インターネットのニュース動画でその惨状を見て、思わず「うわ!」と声が漏れるほど驚いてしまった。

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事故の発端は、中型トラックがスリップして停まってしまったことらしく、そこに大型トラックを始めとする 60台以上のクルマが突っ込んでしまったという。20台以上が焼けてしまったというので、もし自分がその現場を走っていたらと想像するとぞっとする。

この事故が起きてしまったのは、今回の寒波による積雪のせいだろう。最初にスリップしてしまったトラックは、充分に効き目のある滑り止めタイヤを付けていなかったか、スピードを出し過ぎていたか、あるいはその両方なのではないかと推察される。雪道の運転は、本当に慎重でなければならない。

雪の高速道での多重事故といえば、ちょっと古い話になるが 1992年に起きた道央道での玉突き事故が挙げられる(参照)。この時は 186台のクルマが絡んで、2人が死亡した。

今回は絡んだクルマの台数はほぼ 3分の 1だが、死亡者数は同じ 2人となっている。事故発生が夜だったということもあるが、それだけでなく、関東のドライバーは雪道に慣れていないという要因も挙げられるだろう。

ちなみに 2週間天気予報をみると、年明け Uターンラッシュの 1月 4日夜の群馬県みなかみ町周辺は、また雪マークが付いている。

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関越道が復旧したとしても、今回の事故の直後だけに道路管理者側の判断が慎重になり、通行止めになる可能性が高まるだろう。ここは念のため、雪が降らないうちに余裕を持って戻る方がよさそうだと警告しておこう。

 

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2025年12月27日

「ラーフル = 黒板消し」を巡る冒険

「黒板消し」に「ラーフル」という異名があると知ったのは、X(Twitter)の佐伯ヨ さんという方の tweet (参照)を読んだのがきっかけだった。「今まで黒板消しって呼んでた物の正式名称が知れて凄く感動している」とあるが、実際は「ラーフル」は鹿児島や宮崎、愛媛辺りでの呼び名らしい。

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この tweet では「ダストレスラーフル」という名称が紹介されているが、「粉ゴミの出ないラーフル」ということになるのだろう。じゃあ、「ラーフル」って、元々は何語でどういう意味なんだ?

ググってみると、ITmedia のサイトの "なぜ「黒板消し」をラーフルと呼ぶ地域があるの?" という記事が見つかった。次のように紹介されている。

黒板消しを「ラーフル」と呼ぶ人は、鹿児島県、宮崎県、愛媛県いずれかの出身である可能性が高いです。「ラーフル」の語源は、オランダ語の「ほつれ糸」や「擦る」を意味する「rafel」から。

日本で黒板が普及し始めた明治初頭、チョークを消すときにほつれ糸を束ねたモップのような物や、糸のほつれたボロ布を用いることが多かったため、その材質から「ラーフル」という呼び方になったのではないかといわれています。

「へぇ!」ってなもんである。「江戸時代、オランダと貿易や交流が盛んだった文化の名残」とあるのだが、そんな昔からの話だったのか。

そしてこの「ラーフル」という呼称が主として鹿児島県、宮崎県、愛媛県に残っていることについて、日本経済新聞 2011年 11月 15日付 "「黒板消し」を「ラーフル」と呼んだら〇〇県出身!" という記事には次のようにある。

例えば薩摩藩(現鹿児島県)の島津斉彬、宇和島藩(現愛媛県)の伊達宗城らは藩主自らが蘭学に熱心で、藩士にも大いに学ばせた開明的な人物。オランダ語由来の外来語を受け入れ、定着させる下地が整っていた名残ではないかと・・・(中略)

江戸時代にオランダとの交流の窓口が長崎のみだったため、言葉が伝わる過程で長崎により近い西日本に色濃く分布したという考え方。つまり「大阪までは伝わった。東京まで伝わることもあったかもしれない。しかし東北までは行かなかった」――。ラーフルだけでなく南蛮語の一般傾向といえるそうです。

なるほど、納得のいく説明である。東北出身の私は、この年になるまで「ラーフル」なんて言葉は聞いたことがなかった。

 

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2025年12月26日

中国の「日本渡航回避」って、国からの「指示」なのね

日テレが "中国政府「日本への旅行者を 6割にまで減少を」国内旅行会社に指示" という独自ニュースを伝えている。これまでは日本への渡航に関しては「自粛」と伝えられていたが、実際は国からの「指示」だったのだね。

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まあ、これまでだって「自粛せよという指示」なんだろうとは思っていたので、大きな違いはない。今回この記事が出たというのは、「思っていたより強い指示」ってことなんだろう。

この「日本渡航回避」は、中国側としては高市首相の「台湾有事発言」に対する「報復」というつもりのようなのだが、日本ではまったくピンときていない。私なんか 12月 19日付として "中国の「日本旅行自粛」が、実感としてありがたい!" なんて書いているほどである。

実際に観光地は落ち着いてきているし、バカ高くなっていたホテル宿泊代はフツーの水準に戻っているしで、ありがたい限りである。個人的には、中国からの訪日観光客は 6割どころか 3割ぐらいに減ってもいいと思っているほどだ。

思い起こしてみれば中国での大きな「反日行動」というのは、2012年の「尖閣諸島国有化」に伴う中国での反日デモの盛り上がり以来である。この時はかなりヤバい状態にまでなって、私はこの年の 9月 18日付で「中国さん、やれやれだよ」なんて記事を書いている。

当時の状況の一部は下に紹介する「中国各地で反日デモ 一部暴徒化 日の丸燃やす」という時事通信の動画で見ることができる。ただ、これはまだ大人しい方で、ヒドくなると日系関連の商店や工場の破壊、放火のみならず、無関係のマクドナルド店舗の焼き討ちなんてことまであったようだ

ところが今回に関しては、中国で反日デモが盛り上がっているなんて話は全然聞かない。13年前とはエラい違いだ。

もっとも日本でも 1960年代から 70年代初頭には下の動画に見られるように学生運動が過激化していたのだが、1980年代にはすっかり平穏になってしまっていた。これと似たような変化が、中国でも 50年遅れで生じているのかもしれない。

日本への旅行に関しては、中国政府主導で「今行ったら危ない」というプロパガンダがなされているようだが、SNS レベルでは「実際にはそんなことはない」という情報が流れている(参照)。要するに「反日気運」というのは、民衆レベルではあまり盛り上がっていないようなのだ。

この分では「訪日自粛」なんてそのうちウヤムヤになって、中国人観光客はまた増えてくるのだろう。ただ、その時期はなるべく先になってもらいたいなあ。

 

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2025年12月25日

ブログ 2本で「22年連続毎日更新」しちゃったよ

Merry Christmas!  本日をもって私の運営する 2本のブログ(この『今日の一撃』と『和歌ログ』)の 22年連続毎日更新記録を達成しちゃったので、一応報告させていただく。自慢じゃないが、ブログ 2本をこれだけ長く毎日更新しているなんてあまり例がないんじゃないかなあ。

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ちなみに昨年の今日は "2本のブログで 「21年連続毎日更新」を達成" と書いたわけだが、その文中でこれだけ更新し続けてこられたのは「ひとえに『健康だから』ということに尽きる」と書いていた。ところがその翌年となる今年は皮肉なことに、3ヶ月ちょっと前に 13日間の入院なんて経験をしてしまった。

9月 9日付の「明日から入院することになってしまったよ」という記事で入院の理由をちょこっと書いたのだが、要するに高くなってしまった血糖値をインシュリン注射で下げるためだった。

この夏、仕事のためにクルマであちこち遠出する際に、あまりの暑さで喉が渇き、度々コンビニに立ち寄って清涼飲料水を買って飲んでいた。どうやらこの糖分たっぷりの清涼飲料水がいけなかったらしい。

血糖値が高くなると自然の摂理で小便として排出されやすくなるため、またまたコンビニに立ち寄る。そして何も買わずにトイレだけ借りるのは気が引けるので、何度も同じような飲料水を買って飲む。この悪循環で血糖値が高まってしまい、入院直前にはちょっとヨレヨレの状態だった。

入院中は節制しつつ病院のベッドできちんと毎日更新を続け、「入院 13日目 - 病気のオッサンっていびきがうるさい」という記事を書いた日に、無事退院できたのだった。当初は「2週間の入院が必要」ということだったのだが、経過が良かったので 1日早く退院できたわけである。

高血糖は一時的なものだったらしく、今はもうすっかり元気でインシュリン注射も継続しないで済んでいる。これからも多分大丈夫だろう。

ちなみに「毎日更新」に関しては元気な時はもちろん、入院中でもちっとも苦にならなかった。とにかく子どもの頃から毎日文章を書いていて、社会に出てからはずっとそれで収入を得てもいるので、「書くこと」がしっかり「身体化」されてしまっている。

そんなわけで、今後ともどうぞよろしく。

 

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2025年12月24日

生きたまま茹でられるロブスターと、屠殺される牛や豚

時事通信に「生きたままゆでるの禁止 ロブスターにも苦痛 ― 英」という記事がある。英政府がロブスターを生きたまま茹でるのを禁じる方針なのは、甲殻類が苦痛を感じることができると認めた法律に基づく対応なのだという。スイスなどでは既に禁じられているらしい。

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一方で日本では豚や牛の屠殺方法が問題にされており、Animal Rights Center という組織が YouTube 上に「日本のと殺場での残酷な行為を廃止してください」という告発動画を公開している段階だ。

この動画には「動物を殺すの楽しくて好き」「モノです。生物ではない」「こういうの見ると余計肉食いたくなるし、おいしくなる笑」といった、かなり不愉快なコメントが多数付いている。生きたままのロブスターを茹でることにさえ抵抗のあるヨーロッパの人たちには、ちょっと見せられないね。

私は肉食を止めてから 8年以上になるのだが、その理由は「環境問題」の視点からというのが大きい。それは「私が肉食を止めた理由を代弁してくれる動画を見つけた」という記事で詳しく述べている。

ただこれからは、「動物の苦痛を減らす」ということも意識に入れようと思う。決してヒステリックなほど声高に論じたいというわけではないが、世界の趨勢ではあるみたいなのだね。

クリスマスイブの記事としてはあまり楽しいものではなかったと思うが、お許しを。

 

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2025年12月23日

「卒親」って言葉を初めて知った

Threads の投稿を読んでいて「卒親」という言葉を初めて知った(参照)。新聞の投書欄に載った西東京市の「疲れた母、55歳」という人からの投稿にその言葉が出ていて、「一体何のこっちゃ?」と思ってしまったよ。

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子どもが小さい頃から、いろいろないいと言われる躾けをしてきたのに、まったくその甲斐のない息子に育ってしまったという愚痴の後に、「少子化バンザイ」と続く。そして「こんな理不尽な母親になれなんて、未来ある人に絶対言えない。徒労感いっぱいで、私は卒親する気満々だ」ということになる。

そして最後のシメがこの文章だ。

卒親にあたって息子らにひと言。「努力が全く実を結ばない世界があるってこと、教えてくれてありがとう」

はっきり言って、妙に大袈裟で混乱しまくった文章である。「ありがとう」と結んであるのに、ただひたすら愚痴っぽさしか残らない。おそらく気持ちの整理がまったく付いていないのだろう。

「どう見ても正しいのは努力した私で、悪いのは親の努力に応えようとしない息子なんだけど、世の中ってそんなものなのね」と言わんばかりなのは、甚だ勝手な自己正当化である。この人、「努力の意図が見当外れだった」とは決して認めないのだろう。

この投書を紹介したあやめんさん(ayame_life2025)という方は、「お母さんの愛情って実を結ぶかどうかじゃないね」というコメントを添えてくれているが、これ、とても言えてるよね。「疲れた母、55歳」さんにも読んでもらいたいぐらいのものだ。

それにしても「卒親する気満々」という割にこんな愚痴っぽいことを連ねてしまってるって、実は「卒親」なんてできそうにないんじゃないかと思わせるに充分だ。それは息子との距離が無闇に近すぎたせいだろうし、そんなような距離感にしてしまったのは、他でもない自分自身なのだが。

卒親」という言葉でググると、「卒母」という言葉がほぼ同義語みたいにどっさり表示されるが、一方で「卒父」という言葉の登場は極端に少ない。これって、この国の「親」のあり方が問われる問題のように思われてしまうなあ。

ちなみに「卒親」「卒母」の読みは「そつおや」「そつはは」でいいんだろうね。まさか、「そっしん」「そつぼ」とかじゃないよね。

 

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2025年12月22日

オーストラリアで、若者の SNS からの締め出し失敗

CNN に「SNS から締め出されたはずの10代、一部は既に復帰 オーストラリア」という記事がある。今月 10日付の「16歳未満の SNS 禁止法、オーストラリアで施行 世界初」を読んだ時から「そんな規制をしたところで。いくらでも抜け道があるだろう」と思っていた通りになっている。

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オーストラリアでは今月 10日から、16歳未満のソーシャルメディアの利用が法律によって禁止された。10代の若者が SNS に夢中になることを問題視する大人たちが多くの国にいるため、この措置は世界中からの注目を集めていた。

ちなみにオーストラリアではこの法律施行がどういうわけか愛国心とのリンクで歓迎されていたようで、ニュースにはこんな風に書かれている。

シドニーのハーバーブリッジは愛国心を象徴する緑と金色にライトアップされた。橋の支柱には法律導入キャンペーンのスローガン「Let Them Be Kids(子どもを子どもらしく)」の文字が浮かび上がった。

いやはや、"Let Tem Be Kids" とは完全に余計なお世話である。10代の若者の多くは "kids" でなんかいたくないし、この法律を作った大人たちだって、10代の頃はそうだったろうに。

この法律が施行される前から「そんなことをしても規制をすり抜ける若者はいくらでもいる」と指摘されていたのは当然である。そして実際、10日も立たないうちにそれがはっきりと確認されてしまったわけだ。

世界の多くの国がこのオーストラリアの失敗例に学んで、馬鹿馬鹿しい法律なんて作らないようにすればいい。

 

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2025年12月21日

横断舗道手前でせっかく停車してるのに・・・

TBS NEWS DIG に "「これって違反?」横断しようとした歩行者が「お先にどうぞ」と合図…車は進んだらどうなる?進んでいいの?" という記事がある。クルマを運転していてせっかく横断歩道手前で停車してるのに、歩行者がウジウジして渡り始めてくれないことって実際によくあるよね。

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横断歩道で渡りたそうにしているくせに実際に渡らないというのは、私の経験で言えば女性、とくに年配の女性に多い。両側から来たクルマがせっかく停車して待っているのに、なかなか渡ろうとしないので余計な手間がかかってしまうのだ。

さらに言えば、こちらが歩行者の立場で横断歩道を渡ろうとしている時に、女性、そしてこれもとくに年配の女性が運転するクルマというのは停まってくれないことが多い。反対車線で男性の運転するクルマがしっかり停まってくれているのに、減速すらせずに平気で通り過ぎてしまうのである。

決して「女性差別」のつもりで書いているわけじゃない。こればかりは命に関わることだから、「差別」なんて次元の話を持ち出されても困る。「男女平等」の建て前のために事故に遭うなんてご免だし。

ここでようやく女性の問題から離れて、横断歩道で歩行者がお先にどうぞみたいな態度を示したとき、ドライバーとしてはどうすればいいかということに戻る。最初に触れた記事は、この結論に至るまで結構長々と前置きが続くのだが、ようやく 4ページ目に至って次のような記述がある。

警察によると、違反になる可能性が高いのはこんな時!

「車両が横断歩道の直前で一時停止せずに進んだことで、横断中の歩行者を立ち止まらせてしまった場合」だということです。

この場合は歩行者が「お先にどうぞ」をしてくれたとしても、違反になる可能性があるのです。

どうやら「お先にどうぞ」の合図をしたくせに、行きがかり上みたいな感じで渡り始める歩行者もいるようなのである。アブナい、アブナい。

というわけで、とにかく横断歩道では歩行者を渡してしまわないと違反になってしまうことが多いらしいのだ。しかし「違反にはならないケース」として、5ページ目にこう書いてある。

警察は「横断歩道の付近にいる歩行者に横断する意思がない」場合は違反にはならないとしています。

警察は「横断歩道のそばの歩行者に『繰り返し先に通過するよう譲られた』場合、「歩行者に横断する意思がないと認められる場合」に該当すれば・・・ と言いますが、やはり難しい!

確かに判断が難しい。前述の如く「お先にどうぞ」の合図をしたくせに渡り始めるなんて訳のわからない歩行者がいるというのだから、よほど慎重に見極めなければならない。

警察は(立場上、やらら慎重に)「一概には言えない」としながらも、「少なくとも『横断歩道直前で車両が一時停止をして何度も手振りなどで歩行者に横断するよう促しているにもかかわらず歩行者が横断しない』といった状況は必要」と言っているらしい。いやはや、面倒にもほどがある。

こうなったら、「渡るつもりがないなら、横断歩道の手前に立たないでくれ」とか「立つなら、後ろを向いててくれ」ぐらいのことを言いたくなってしまうよね。

頼むぜ、オバさん。

 

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2025年12月20日

我が故郷の酒田でも、クマ出没が日常になったようだ

東北の秋田県は市街地でもクマの出没が相次いで、おちおち犬の散歩もしていられないという話だが(参照)、その南隣の山形県はまだそこまでじゃないと思っていた。しかしもはやそんなことは言っていられない。私の生まれた酒田市でも、市街地でのクマ出没が日常になってしまったようなのだ。

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上の画像は YTS ニュースの「緊迫の酒田市、クマが市役所から2km地点に出没し小学校が警戒強化」というニュースにリンクしており、ニュース動画からもかなり緊迫した様子が伺える。何しろ私の生まれ育った街の見慣れた光景満載だから、「おいおい、何とかしてくれよ」と言いたくなってしまう。

このニュースにはクマそのものの姿は登場しないが、そうこうしているうちに、なな、なんと、酒田市内の企業敷地内に現れた親子グマの動画が発表されてしまった。いくらなんでも、これはかなりヤバい。

この他にも最近では、わが故郷のクマ関連ニュースは枚挙にいとまがなく、「酒田 クマ」でググればいくらでも出てくる。「複数のクマが市街地にいる可能性も...  酒田市の中心部でクマ目撃が相次ぐ」なんてニュースもあるほどで、「可能性も」どころじゃなく、実際にいるんだろうね。

驚いたのは、この記事の冒頭でリンクした 9月 29日付「今年の東北地方はクマ出没情報が目立つ」という記事で紹介した「市内の寺の床下に 5日間もクマが籠城」というニュースの続編である。

"山形で放獣のクマ、秋田で捕獲 再び人里に、関係者「残念だ」" という一昨日付のニュースで「山形で放獣のクマ」というのは、酒田の寺に籠城していたクマだいうのである。このクマが、50km も離れた秋田県横手市で捕獲されていたのだ。

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クマって、ずいぶん広範囲を移動するものなのだね。これでは山の中から市街地に出てくるというのも、それほど大変なことじゃないのだろう。

東京多摩地区のクマだって、いつ都区内に移動してくるか知れたものじゃない。

 

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2025年12月19日

中国の「日本旅行自粛」が、実感としてありがたい!

昨日付の「和歌ログ」にも書いた(参照)ように、三重県出張のために東京駅まで来て、駅構内、とくに新幹線改札口周辺が空いているのに驚いてしまった。とても歩きやすくなっているのである。

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このところ四国だの九州だのへの出張が続いて、その度に東海道新幹線を利用していたのだが、改札口付近は集団で大きなスーツケースを引いてノロノロ歩いたり、通路の真ん中で一塊になって立ち止まっている人たちでメチャクチャに混雑していた。とにかくフツーに歩けないほどだったのである。

その混雑が夢のように解消したのだからありがたい。これ、中国の「日本旅行自粛」の賜物なのだろう。欧米人も減っているから、クリスマスを控えてのシーズンオフではあるのだろうが、いずれにしても、とにかくありがたい。これに関しては、先月から次のような 3本の記事を書いている。

中国の日本への渡航自粛呼びかけ、私なんか歓迎だが (11月 16日付)
京都のホテル、この宿泊料なら泊まれるじゃないか(12月 14日付)
パンダなんかいなくても、ちっとも困らないんだが (12月 16日付)

ただ、これら 3本はまだ実感を伴ったものではなかったのだが、今回しっかりと実感してしまったのだ。「旅はやっぱり、このくらいのんびり行きたいものだよね」ってなもんである。

ちなみに朝日新聞は今月 12日付の "中国の渡航自粛、日本企業の4割「影響なし」と回答 帝国データ調査" という記事で、このように書いている。

(帝国データバンクの)アンケートに答えた日本企業の 40.8%が「影響はない」と回答しており、同社は「多くの企業が渡航自粛(の呼びかけ)を冷静に受け止めており、影響は限定的とみている」と分析する。(中略)

今後の見通しも、「プラス」(11.1%)と「影響はない」(35.8%)の合計が「マイナス」(36.4%)を上回った。

やはり今回の中国旅行者減少は、経済的影響としてもそれほどのことはないようだ。「マイナス」という回答にしても、中国依存が大きかった特定企業に限られるんじゃあるまいか。これまでバカ高い宿泊料をとっていたホテルも、何のことはない、「マイナス」というより「フツーの状態」に戻ってるだけだし。

とにかく中国の日本への渡航自粛は、ずっと続けてくれる方がありがたいとさえ思っているので、なにぶんよろしく。

 

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2025年12月18日

「つり目 = アジア人差別」という感覚を深掘り

今年のミス・フィンランドに選ばれた女性が SNS に投稿した 「つり目」ポーズが大炎上し、「ミス」の称号が剥奪されたというニュースが話題になっている(参照)。せっかくの美女が、ヒドい顔になっちゃってる。

これって「アジア人差別」ということになっているのだが、フツーの日本人にはあまり実感がない。日本人がこんなポーズをしたとしても、とくに「アジア人差別」なんて言われないし、日本の漫画などに登場する中国人が「つり目」で描かれても、ことさら問題にされない。

251218aイーピン 251218bラーメンマン 251218c王騎

とはいえ上の画像で言えば、とくに「イーピン」と「ラーメンマン」はヤバい。今どきの欧米でこんなステレオタイプの表現をしたら、炎上じゃ済まないだろう。

さしもの英国発祥の怪人「フー・マンチュー」さえ、この間の事情を雄弁に語っている。本("The Mystery of Dr. Fu Manchu")の表紙が、元々はしっかりと「つり目」で描かれていた(下図の左)のに、前世紀末からはご覧の通り、むしろ「たれ目」(下図の右)に変わってるからね(参照)。

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そんなわけで誤解を怖れずに言ってしまうと、「つり目 = アジア人差別」って、欧米人の「デリケートな独り相撲」みたいなところがありそうだ。薄々思ってるけど、つい悪ノリして大っぴらにやっちゃうと身内から非難されちゃうから、「いい子なら一応避けとこうね」みたいな感じかな。

そもそも最初の動画で紹介したような「極端なつり目」なんて、いくらアジア人でもいない。つまりこれって、白人がつい抱きがちな「私たちって、ほかの人種より見た目がいいよね」という馬鹿馬鹿しい幻想を、最も下品な形で表現しちゃってるのだ。

肌の色にこだわると黒人差別になり、目の形にこだわるとアジア人差別になる。最近は黒人差別がしにくいムードになったから、替わりにこんな形でアジア人に向きがちになってるのかもしれない。

辛辣に言ってしまえば、無意識の領域で「容姿以外に誇れるものがない」と感じているからこそできる芸当である。気の毒に。

だから、欧米人でもマトモな人はこんなポーズはしない。「差別」という以前に、「私ってば、かなりの馬鹿で〜す🎵」と宣言するようなものだからね。

 

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2025年12月17日

「牡蠣」と「柿」と「柿の種」のお話

温暖化の影響で瀬戸内海の牡蠣養殖が大ピンチと言われており、とくに広島県では水揚げされた牡蠣の 9割が死滅している地域もあって生産量が激減しているのだそうだ(参照)。このため値上がりが問題になっており、牡蠣が大好物の妻にはショックである。

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一方、私は妻とは対照的に「牡蠣」にはそれほど思い入れがない。食えばそれなりに旨いとは思うが、取り立てて食おうという気にもなれないので、どんなに値上がりしても構わないと思っている。

「牡蠣なんかより、柿の方がおいしいと思うがなあ」なんて言うと、妻は信じられないというような顔をする。私は秋が深まると柿を 1日に 2個は食うというほど「柿好き」なのだが、妻は「牡蠣」には目がないのに「柿」はほとんど食べない。世は様々である。

さらに言うと、私は果物の「柿」も好きだが、お菓子の「柿の種」も大好きである。「牡蠣」も「柿」も食べられる季節が限定されるが、「柿の種」は一年中食べられるのがいい。ちなみに「柿の種」関連の話は、今月初めにも別の視点で書いている(参照)。

「柿の種好き」は子どもの頃からだが、当時は純朴なことに、このお菓子は本物の柿の種をそのまま油で揚げたものと信じ込んでいた。まんま商品名になるほど見た目が似ているのだから、これはしょうがないよね。

ある時それを言ったところ、今は亡き母が笑いながら「柿の種は米からできてるのよ」と言うので、今度は米粒をそのまま揚げて作ったものと思い込んでしまった。「米粒って、油で揚げると中が空洞になった分、膨らんで大きくなるのか!」なんて感動していたのだから、無邪気なものである。

この思い込みは大人になってからもさりげなく続いていて、そうじゃないと知ったのは最近「カリッと! 亀田の柿の種ができるまで」という動画を見たのがきっかけだった。深く考えていなかったからとはいえ、我ながら年季の入った誤解だった。

同じような誤解は、わたしだけではないんじゃないかなあ。「私もそう思ってた」というようなコメントがつかなかったら、ちょっとショックかも。

というわけで私の「カキ」と称される食い物に関する思いはいろいろあるのだが、単純に好きな順で並べると、① 柿の種、② 柿、③ 牡蠣 ということになる。私は食い物に関しては、あんまり金のかからない人なのである。メロンはアレルギーのためパスしちゃうし(参照)。

 

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2025年12月16日

パンダなんかいなくても、ちっとも困らないんだが

時事通信が「上野の双子パンダ、中国返還 来年1月、半世紀ぶり国内ゼロ―東京都」というニュースを伝えている。パンダなんかいなくなってもちっとも困らないんだが、どういうわけか一般的にはとても残念がられてるらしい。

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同じく時事通信で 11月 20日付の "パンダ「ゼロ」に現実味 日本への貸与、専門家が見解―中国メディア" という記事を読むと、事情は案外複雑で、当初は中国側も新たなパンダの貸与をほぼ前提としていたように見える。こんな具合だ。

日中友好議員連盟の森山裕会長(自民党前幹事長)らが繰り返し中国側に新規貸与を要請。中国側も「共同で保護することを歓迎する」(中国外務省)と、前向きな姿勢を示していた。

しかし今回の高市首相の「台湾有事発言」で、事情がややこしくなってしまった。

中国・北京市共産党委員会の機関紙、北京日報(電子版)は 19日、高市早苗首相の台湾有事に関する発言を受け、「中日間の緊張が続けば、中国は日本に新たなパンダを貸与しないかもしれない」との専門家の見方を報じた。

この時点では中国側としては「もうパンダを貸してあげないかも」というちょっとした「脅し(?)」で日本側が折れて、高市発言の修正・取り消しに応じるとタカをくくっていたのだろう。しかし高市首相がなかなか頑固なので、最初に紹介した記事ではこんなような厄介なことになっている。

都は中国側に対し、新たなペアの貸与を求めているが、実現の見通しは立っていないという。

パンダは「日中友好のシンボル」なんて言われるが、実はそんなのは単なる「名目」にすぎない。2008年 5月 8日の「パンダと キティ、ドラえもん 」という記事で書いているように、実際には「レンタル契約」に基づものであり、日本は中国に 2頭で年間 100万ドルの「借り賃」を支払っている。

この「レンタル契約に基づく商売」には当然ながら日中間の政治的問題もからんでいるので、なかなか厄介だ。パンダは「友好のシンボル」どころか、金と政治でがんじがらめなのである。

だったらいっそのこと、「パンダなんかいらないよ!」ということで中国側に空振りさせてしまえばいい。来年の 2月以後は 1億円以上という金を払わなくて済むのだから、清々するじゃないか。

ちなみにパンダが日本に来て間もない 1972〜3年頃、上野動物園でパンダ舎の前に行ってみたことがあるのだが、2頭とも奥の方に座りっぱなしで全然動かず、バカバカしいほどつまらなかったのを今でも思い出す。

 

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2025年12月15日

伊東市長選後の、報道陣には気の毒な顛末

"伊東市長選、前市議の杉本氏初当選 学歴詐称疑惑の田久保氏は及ばず" というニュースを知ったのは、今朝起きてからだった。ただ私としては、"落選の田久保陣営、午前1時に「取材応じられない」報道陣40人、極寒の伊東に立ち尽くす" というニュースの方によりインパクトを感じてしまった。

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昨夜は確かに寒かったから、報道陣は大変だっただろう。ただそれはそれとして、この記事のタイトルにある「極寒の伊東」というのは、まさに報道にありがちな「大げさ表現」と言うほかない。静岡県伊東市が「極寒の」という修飾語付きでニュースの見出しになっているのは、生まれて初めて見たよ。

記事によれば、伊東市南部の「森に囲まれた別荘や住宅が点在する場所にある」田久保氏の自宅兼カフェの前に「午後7時ごろから報道陣 17~18社の約 40人が詰めかけ、投票結果を待った」という。そしてこんなような、気の毒な顛末になった。

一時は本人が結果判明後に取材に応じる意向が示されたが、結局本人は姿を見せず、記者たちは約 6時間後の 15日午前 1時になって「取材には応じられない」と告げられた。

その後に田久保氏からは、X(Twitter)に見解が示されている(参照)。「自宅の周辺にマスコミが押し寄せた為、選挙後のコメントを取りやめざるを得ませんでしたが・・・」というのだが、これがどうしてコメント取りやめの理由になるのか、私にはまったく理解できない。

一時は自ら取材に応じる意向を示していたというのだから、「マスコミが押し寄せた」状態というのは、客観的に見ればまさに「取材に応じるべき状況」だったはずである。この人、フツーとは違う感覚で物事を判断する傾向があるみたいなのだね。

彼女の問題に関しては、これ以上掘り下げても意味はなさそうだ。というわけで、本日はこれぎり。

 

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2025年12月14日

京都のホテル、この宿泊料なら泊まれるじゃないか

日本経済新聞が「京都のホテル大幅値下げ 訪日中国人客、年1000万人目前で急ブレーキ」と伝えている。全文を読むには有料会員登録が必要だが、冒頭の「宿泊費が高騰する『オーバーツーリズム』が懸案になっていたのがウソのように、宿泊料金が大幅に下がっている」の部分を読むだけで充分だ。

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(画像をクリックすると、別画面で拡大表示される)

「どれどれ・・・」と検索してみると、軒並み 5〜6,000円台で泊まれるし、高くても 1万円以下が多い。上の画像に示されたのは京都の街の中心部からやや離れた立地だが、まあ、それでも何とかなる。一時は「一泊 15,000円以上が当たり前」だったのだから、まったくウソのようだ。

これはひとえに「中国人観光客が激減」したことによるものだろう。これに関して私は先月 16日付の「中国の日本への渡航自粛呼びかけ、私なんか歓迎だが」という記事で次のように書いている。

日本の観光地や新幹線車内、ホテルなどで、中国人観光客が減って静かになってくれるならかなりありがたい。この渡航自粛呼びかけ、長期間に渡ってしまってもいいとさえ思っているぐらいだ。

そして今回の日経の記事でも報じられているように、中国人観光客が減って「静かになってくれる」だけでなく、ホテル料金まで目に見えて安くなってくれているのだから、ますますありがたい。これなら関西方面への出張の際に、安心して京都に泊まれる。

実際、年明けには大阪に出張することが決まっているので、その際には大阪ではなく京都に一泊し、ついでに久し振りで京都の街をちょっとだけ見て回るのもいいかも。こんなことができるのは、本当に久しぶりだ。

 

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2025年12月13日

今年の漢字「熊」、これまでで一番の納得

昨日、京都の清水寺で恒例の「今年の漢字」が「熊」と発表され(参照)、東北の山形県出身としてはこれまでで一番しっくり納得できる気がした。このニュースを聞いたのが「埼玉県谷市」に出張した帰りのクルマの中だったというのも、何かの縁に違いないし。いや、これは単にたまたまか。

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何しろ今年の熊の出没は半端なことじゃない。当ブログの 9月 29日付で紹介した鈴木智彦さんという方の秋田県のクマ出没状況を示すマップはこんな感じで、人が目撃できるほとんど全ての地域に渡っており、地域によっては「犬の散歩もできない」なんて言われている。

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秋田県の南隣、私の生まれた山形県も結構ヤバいことになっていて、市内のお寺の床下に 5日間もクマが籠城するなんて事件が起きた(参照)。福島県に住む我が友、青木さんも今年は熊でかなり煩わされた参照 という。

東北だけじゃなく、東京だって例外じゃない。一昨年の 12月に「東京って「クマの生息している首都」なんだそうだ」という記事で紹介したように、圏央道の西側では熊の出没情報が相次いでいるというのだから、穏やかじゃない。

この動画の終盤では「ハイキングでの熊対策としての鈴」が紹介されているが、「最近の熊は鈴の音を聞くとおいしい食べ物を持った人間がいると知って、近付いてくるようになった」という情報もある。「安全のための鈴」が「危険を呼ぶ鈴」に変わりつつあるとしたら、ちょっとした問題だ。

こうした情報は熊対策が東北に限らず、広い範囲で重要になっていることを示す。九州は熊がいないからいいが(「くまモン」はいるけど)、四国にはいるという。北海道はヒグマになってしまうから、さらに厄介だし。

今日の話題は「今年の漢字」からスタートしているので、最後に昔から伝えられる「熊」という漢字の「文字書き歌」に触れておこう。

この歌のおかげで「熊」という漢字を書けるようになったのは小学校低学年の頃だったが、70歳を過ぎた 21世紀の世の中で熊の心配をすることになるなんて、夢にも思っていなかったなあ。

 

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2025年12月12日

「地震国に生まれた身の定め」を、改めて実感

今日は埼玉県熊谷市までクルマで日帰り出張し、常磐道のつくばインターを降りたのが午後 7時前頃で、日はすっかり暮れていた。腹が空いたのでそば屋に入り、盛りそばをすすろうとした時に「ドーン!」という衝撃が走り、続いてすぐにグラグラッと建物が揺れ始めたのだった。

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この最初の衝撃からして「こりゃ、どうも青森東方沖みたいな遠くが震源地ってわけじゃないな」と直感し、帰宅してからニュースを調べると、遠くじゃないどころか、直下も直下、茨城県南部が震源だったらしい(参照)。道理で最初の突き上げが大きかったわけだ。

地震国に生まれてしまった身の定めと、しっかり覚悟しておくほかない」と書いてから 3日しか経っていないだけに、さすがに「身の定め」ってやつをより深く実感してしまったよ。この分だと、来年もまたそれなりに大きな地震が来るだろう。来ないとは到底思えない。

それにしても今回の地震、揺れてる最中の実感は「震度 4」程度じゃなかったがなあ。茨城県南西部は一時「地震の巣窟」と言われて震度 4 程度の地震が頻発していた(参照)から、体で覚えている感覚より明らかに強いと感じた。「震度 5弱」というなら納得するが、それともそば屋の造りがヤワかったのか?

そんなわけで今日は結構疲れたので、これにて失礼。

 

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2025年12月11日

米国が観光客の SNS 情報提出を義務付けるらしい

"米国、観光客の SNS 情報提出義務付けへ 「ESTA」日本人も対象" という日本経済新聞掲載記事の見出しを見て、思わず「はぁ!?」と呟いた。4日前の「トランプとサッカーとのアヤシい関係」という記事でも「はぁ!?」となってるし、米国関連では「はぁ!?」がまだまだ増えそうな雰囲気だ

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今回のニュースの骨子は、「ビザ(査証)なしで観光に訪れる外国人に最大 5年分の SNS 利用情報の提出を義務付ける規制案を公表した」というもの。いずれにしてもトランプ関連では、何があってもあまり驚かないように、心の準備をしておこう。

今後提出を求められそうな「情報」は、具体的には次のようなものになりそうだという。ちなみに「過去 5年間に使った電話番号」というのが 2度登場(最初と最後)しているが、これってどう解釈すればいいのだろう。

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米当局者が観光客の「家族の誕生日」なんか知って、どうするつもりなんだろう。さらに言えば、ニュース本文には「最大 5年分の SNS 利用情報」の提出が義務づけられるとあるが、上の表にはそれが含まれていない。とにかくトランプのやることって、よくわからん。

ちなみにブログは SNS に含まれるのかという問題だが、「含まれない」という解釈が一般的のようだ(参照)。ただ「広義には含まれる」という説もあるし、私はブログの更新情報を 3つの SNS で発信しているから、実際問題としてはなかなか面倒な話である。

私が米国に入国しようとして「5年分の SNS 情報を提出しろ」なんて言われたら、毎日更新している 2本のブログの 3,600本以上の記事に及んでしまうから、読まされる担当者はたまらないだろう。何しろ、トランプに批判的な記事が結構多いしね。

【同日 追記】

これに関する New York Times の記事は、「米国訪問を控えた旅行者は、自分の最大 5年間のソーシャル・メディアの履歴を見直すという苦痛に耐えなければならないだろう」なんて、ちょっと洒落た書き出しだ(参照)。

話としては、洒落では済まないけど。

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2025年12月10日

今年の名前ランキング・・・ よ、読めん!

産経新聞の昨日付に "今年の名前ランキング 男の子「湊」、女の子「翠」1位 外国語表記で馴染む名前も人気" という記事がある。明治安田生命が発表した 2025年に生まれた赤ちゃんの名前の人気ランキングを報じたものだ。男の子と女の子の「名前ベスト 10」は以下の通り。

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一見して、「よ、読めん!」とアセってしまった。男の子の名前の 湊 = ミナト、伊織 = イオリ、朔 = サク、陽向 = ヒナタ、女の子の名前の 紬 = ツムギ、凜 = リン ぐらいは、想像するに「多分そうなんだろう」と思えるが、あとは全て自信がない。

女の子の名前の「結菜」は辛うじて「ユナ」 かなあ? しかし大学で江戸時代の芸能を研究した私なんか、「ゆな」と聞いたら「湯女」という言葉を思い浮かべてしまうので、自分の娘の名前にはしたくないと思うがなあ。「ユイナ」ならまだいいけど。

読み方では、"男の子は「ハルト」、女の子は「エマ」が人気を集めた" とあるが、上の「ベスト 10」にはそんな風に読めそうな名前が見当たらない。果たしてどんな漢字なんだろう?

最近の若い親って、自分の子どもが生まれたら、いろいろな漢字をこねくり回して名前を考えたがるんだろうか。いや、「若い親」だけじゃなくてその親の祖父母も、あの「団塊ジュニア」と呼ばれる世代が含まれるだろうから、結構ぶっ飛んだ名前にも抵抗がないのだろう。

というわけで、一世を風靡した「キラキラネーム」の後は「難読ネーム」が問題になってしまいそうだ。総じて画数の多い漢字が好まれているようでもあるし。

ちなみにこの記事の末尾は次のようにあるが、私には意味が通じなかった。

"グローバルネーム" の人気も定着しているようだ。「セナ」「ハル」「エマ」「サナ」など、外国語表現に変換しやすく、日本語でも違和感のない名前が人気になっているという。

 Senna とか Emma とかいう名の外国人は確かにいるが、「それがどうした?」としか思えない。「外国語表現に転換」しやすいって、具体的には一体どういうことなんだろう? いくら何でも、「太郎兵衛」とか「次郎左衛門」とかいう「純日本的な名前じゃない」というようなことでもないだろうし。

最近は戸籍の登録に振り仮名が必要になった(参照)というのだが、こうした記事に接してしまうと「なるほど、それは必須だよね」と思ってしまう。John とか Paul とか Mary とか Silvia とかいう名前の多い英語圏は、名前を読むのが楽だろうなあ。

【12月 11日 追記】

basara10 さんから "「朔は「はじめ」かも知れない " とのコメントをいただいた。なるほど、「サク」よりもっともらしい。

 

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2025年12月 9日

地震国に生まれてきてしまった身の定めと・・・

昨夜の寝入りばな、11時 15分頃にちょっとした地震があり、その揺れ方が「どこかで大地震が発生した」と思わせるに充分だったのですぐにラジオを付けたところ、震源は青森県沖で津波警報まで出ているとわかった。齢を重ねると、遠くの大地震までピンと来るようになってしまう。

去年は正月早々に能登半島地震で、今年は師走に入ってからの大地震。日本はよくよく「地震国」である。今回の地震はまだ正式な名称は付けられていないようだが、ニュースではとりあえず「青森県東方沖を震源とする地震」と呼ばれているようだ。

ただ、この「青森県東方沖を震源とする地震」というのは今回の一度きりならずかなり前から頻発していて、専門家の間では警戒が呼びかけられていたらしい。ネット上にはこの海域を震源とする地震の一覧が掲載されていて(参照)、それを見ると確かに尋常じゃないほど多い。

それだけに、気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」なるものを発表して注意を呼びかけている。「後発地震注意情報」なんて初めて聞いた言葉だが、それもそのはずで 2022年 12月 16日の運用開始以来初めての適用なんだそうだ。端的に言えばこういう内容である(Weather Newsのサイトより)。

この地震の発生により、北海道の根室沖から東北地方の三陸沖にかけての巨大地震の想定震源域では、Mw8クラス以上の新たな大規模地震が発生する可能性が平常時と比べて相対的に高まっていると考えられます。

いやはや、こりゃ穏やかじゃないが、あまり騒ぎすぎてもいけないらしい。何があっても大丈夫なように、粛々と備えろということなんだろう。

先月は九州熊本と四国徳島への四泊五日の出張の際、徳島で「南海トラフ地震は必ず来るって言うから怖いねぇ!」なんて話をしていたら、その 3日後に、よりによって熊本で大きな地震があった。そんなこんなで、ちょっと胸がザワついたという話をこのブログでも書いている(参照)。

地震国に生まれてしまった身の定めと、しっかり覚悟しておくほかない。

 

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2025年12月 8日

都会のホームレスが激減しているんだそうだ

ルポライターの國友公司さんが PRESIDENT Online に寄せた「だから若者は "路上生活" に落ちずに済んでいる…都会のホームレスが 10分の 1に激減した 3つの理由」という記事を興味深く読んだ。都会のホームレスが減っているのは薄々感じてはいたが、この記事で初めて確認できた。

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いわゆるホームレス=路上生活者は減りつつあるのだが、それでも上野駅周辺で暮らすホームレスは、今でも 50人はいると國友さんは見ている。そして昨年 2月の上野公園内の炊き出しには、150人以上のホームレスが列をなしていたというのである。

私は「ホームレス」にはなったことがないが、学生時代にはリュック一つで日本中を放浪し、もっぱら駅や公園で寝泊まりしていた。そのため警察にはいわゆる浮浪者と一緒にされてしまったこともあって、印象的にはまんざら「別世界」というわけじゃない。

ただ、最近は山谷なども「ドヤ街」というイメージではなくなり、外国からの若い旅行者が寝泊まりしたりしているという。確かに昔とは違ってきているのだ。

筆者は路上生活者が減少している要因として、「高齢化により亡くなった人が増加」「ここ最近の夏の異常な暑さ」というシンプルな理由のほかに、次のような 3つの理由があるとしている、

  1. 路上生活者が生活保護を受けやすくなった
    2009年頃からのリーマンショックによる不況で貧困が「可視化」され、役所は生活保護を求める人たちを門前払いしにくくなった。

  2. 路上生活者の寝る場所がなくなってきた
    繰り返される再開発で、路上生活者が寝泊まりするための「都市の空白」がなくなりつつある。

  3. 路上からネットカフェやシェアハウスへ
    路上生活を回避して寝泊まりする術が増えた。

なるほど、3番目の「ネットカフェの増加」というのはかなり大きな要因だろう。何しろコーヒー一杯で夜通しいられるのだから、路上で寝る必要がない。ただ 50年前にネットカフェみたいなものがあったとしても、私はやっぱり駅や公園で寝ていただろうなあと思ってしまう。

こうしてみると、上野公園の炊き出しに集まるような人たちは「古典的なホームレス」(私はさながら「古典的な放浪者」だった?)ということになるのかもしれない。若い層は別のスタイルを選択するようなのだ。

今後は一体どんな風になるのか、想像がつかない。家のない貧困者がまったくいなくなるというのは困難だから、いろいろ姿を変えてサバイバルすることになるのだろう。

 

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2025年12月 7日

トランプとサッカーとのアヤシい関係

AFP BB News が "トランプ氏、「FIFA 平和賞」を受賞" なんていうニュースを伝えているので、思わず「はぁ!?」と大きな口を開けてしまった。"FIFA" って、"Fédération Internationale de Football Association" (国際サッカー連盟)のことだが、平和賞なんて賞を扱ってたとは知らなかった。

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それに、何でまたよりによってトランプなんかに授与するのか、わけがわからない。一体どうなってるんだ? と思ってもう少しネット検索してみたらそのカラクリが見えてきた。

同じく AFP BB News に、"トランプ氏、「筋が通らない」アメフトの名称変更を提案 サッカーW杯の熱気受け" という記事があるじゃないか。「アメリカンフットボール」は主に手を使うのに「フットボール」と称しているのはおかしいから、名前を変えるべきだなんて言い出しているというのである。

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この記事の写真は、トランプが ヴィレッジ・ピープルの往年の大ヒット曲 "YMCA" に会わせて変なダンスをしてみせるなんていうサービスショットだ。はっきり言って、ちょっと気持ち悪い。

米国ではサッカーのフットボールよりもアメフトの方が断然人気があるのだが、トランプはどうやらサッカーに肩入れしているみたいなのである。それで FIFA としては喜んでしまったということのようなのだ。それでどうして「平和賞」なんかになるのかは、今イチわからないが。

いずれにしても、トランプっていろいろな方面と裏でつながってるみたいなのだね。なんだか、ワールドカップを見るのに抵抗を感じてしまいそうだ。

 

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2025年12月 6日

忍者が使っていた「忍びの六具」の現代版は?

Japaaan のサイトに "戦国時代、忍者が本当に使っていた「忍び六具」とは?派手さゼロなのに恐ろしく実戦的なリアル装備" という記事がある。つい「どれどれ、一体どんなものなんだ?」と目を通してみた。

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紹介されているのは、次の 6つの道具である。案外ありきたりだが、考えてみればかなり実際的かつ実用的だ。

  • 打竹(うちたけ)
    火を付けるための道具で、竹筒の中に火打石と火打金、そして火口(ほぐち)を入れたもの。

  • 三尺手拭(さんじゃくてぬぐい)
    文字通りの「手拭い」で、いろいろな用途に役立つ。

  • 石筆(いしふで/せきひつ)
    チョークのようなもののようで、目印を付けてはすぐに消せるので便利。

  • 鉤縄(かぎなわ)
    麻縄の先端に幅五寸から一尺の鉤をつけたもので、高いところに登ったり武器として使ったりする。

  • 忍薬(しのびぐすり)
    常備薬・毒薬・携帯食糧の総称。

  • 網笠(あみがさ)
    ごく普通の網笠だが、座布団として尻に敷いたり、枕として使ったり等もできた。

これに類するものは、忍者ならぬ現代人の我々でもフツーに携帯することがある。

最初に挙げられた「打竹」の現代版は「ライター」だろう。しかしこれ、現代生活ではタバコさえ吸わなければなくても済む。

それから「三尺手拭」だが、私は今でもハンカチ代わりに手拭いを持ち歩く。ハンカチでは小さすぎる場合があるからだ。その意味では「バンダナ」(フツーのハンカチより大きめ)という選択肢もあり、結構いろいろな局面で重宝する。

そして「石筆」ならぬボールペンは、メモを取ったりするための必需品だ。現代の生活では書いたものを物理的に消さなければならないということは滅多にないので、鉛筆より使いやすい。

ただ、「鉤縄」というのは、フツーに暮らしている限りはさすがに使い途が思い浮かばない。残りは「忍薬」と「網笠」だが、風邪薬と胃腸薬、そして虫に刺された時の痒み止めぐらいは「常備薬」にしておくといいし、「網笠」ではないが帽子というのも、あればかなり重宝する。

こうして見ると現代生活で不要なのは「打竹(ライター)」と「鈎縄」ぐらいのもので、残りの 4つはアレンジ次第でしっかり使い物になる。というわけで、「現代人の六具」を挙げるとすればこんな具合になるだろう。

  • 手拭い(あるいはバンダナ)
  • ボールペン
  • 常備薬
  • 帽子

(それに加えて)

  • スマホ
  • Suica やクレジットなどのカード

これらは実際に、私の「必携装備」である。旅行などの場面に限らず、普段の生活でも本当に便利なので、ポケットやバッグに常備しておくといい。

さらに言えば、「スマホ」と「カード」は既に「あれば便利」というより「家に忘れたりすると不便でしょうがない」ものになってしまってるよね。

 

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2025年12月 5日

町内会のゴミ集積所って、結構恐ろしいかも

X(Twitter)に恐ろしい tweet があったので紹介する。近所のお婆さんがごみを出そうとして「ごみかご」(筆者の町内会ではそう称するらしい)に入ったところ強風で扉が閉まり、出られなくなってしまっていたというのである。危うく助けられ、「凍死するところだったわ〜」と大泣きしてたらしい(参照)。

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私の町内のゴミ集積所は上の写真右側のような立派なものじゃなく、出されたゴミ袋をネットで覆うだけの簡単なものなので、閉じ込められるなんて心配はない。しかし鳥に突っつかれてゴミが散乱してしまうようなところでは、確かに「ゴミ小屋」と呼びたくなるような立派なのがあったりする。

私はこれまでこうした「ゴミ小屋」を見かけると、「へぇ、ずいぶん金かけてるんだな」と思うばかりだった。ただ、こんな話を知ってしまうと「こんな危険なところのあるもの、金かけてまで作るのか」と疑問を感じてしまう。

あるいはどうせ金をかけるなら、中からも容易に開けられるような作りにすべきだろう。そうでないと、冬の夜などに閉じ込められて凍え死んだバアサンが、化けて出てきかねない。

ただもう少し深く考えてみると、中からはあまり簡単に開かないような仕掛けの作りの方がいいのかも知れない。というのは秋田辺りだったら、生ゴミをあさろうとして入ったクマを生け捕りにできるからだ。

いや、もっと深く考えると、この程度の「ゴミ小屋」では簡単に破壊されてしまうだろうから、やっぱり鉄の檻みたいなものでなければダメか。そうなると、「ゴミ小屋」もやたら金のかかるものになりそうだ。一台 17万円ぐらいするらしいからね(参照)。

 

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2025年12月 4日

「ポイ活」って「ポイ捨てゴミを拾う活動」かと思った

今朝、「ポイ活」という言葉を初めて知った。きっかけは「はてなブックマーク」に載った「若者は "ポイ活" をしない【鈴木淳也の Pay Attention】」という項目なのだが、下の画像のように表示されていたので、私は「ポイ捨てされたゴミを拾う活動」なのかと思ってしまったよ。

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ところが「若者は "ポイ活" をしない」というのに、画像でゴミ拾いしているのは若者にしか見えず、違和感満々なのでついリンク先の記事を読んでみたのである。それで「ポイ活」とは、実はこんなようなこととわかった。

「ポイ活」とは、各種ポイントで提供されている還元プログラムを活用して日々の買い物の中で "ポイント" を貯めていく活動のこと

思わず「へぇ!」と口走ってしまった。どうやら各種カード(スマホに取り込んであることが多い)を使ってキャッシュレスで買い物をする際に、ポイントを貯めることを指すようなのである。

ただこの記事は、若者は「ポイ活」をしないなんて言っているが、若者だけじゃなく、私だってそんなことはしない。何しろ「お金が嫌い」なんだから、さらにチマチマと面倒なポイントなんて好きになれるわけがない。

ただ、「ポイ活」をメシの種としたい筆者にとっては、今後いかに若者を取り込んでいくかが重要テーマとなるようで、記事中でいろいろな方策を語っている。ただ正直言って退屈なので、ほとんど読み飛ばしてしまった。どうやら私みたいなジジイは対象外のようだし

で、最初の問題に戻るが、こんなような記事にどうして「ゴミ拾い」の写真が登場したのかといえば、「『社会貢献』をテーマに将来的な顧客候補を獲得する試みがある」からなんだそうだ。次のように書いてある(参照 文章の続き具合がおかしいのは、取りあえず無視ね)。

Olly は高校生を主体とした有志団体だが、本活動では OB を含む 20名近いメンバーが参加し、近年毎年話題になっている渋谷でのハロウィン後の清掃活動を実施し、集めたゴミの重量に応じた「楽天キャッシュ」が提供された。

要するに「社会貢献活動」に名を借りた「お金目当ての活動」で、若者を取り込みたいのかもしれない。

 

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2025年12月 3日

「アニメのように学校をサボる」ことの国際比較

海外反応! I LOVE JAPAN というサイトに「日本のアニメで学校をサボるシーンをよく見るけど、それは実際にもよくあることなの? 海外の反応」というページがあり、世界各地から興味深い反応がいくつも寄せられている。

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この記事のオリジナルは reddit の "Is skipping classes common in Japan or is it just an anime trope?" (授業をサボるのは日本ではフツー? それともアニメの中だけこと?)のようだ。「授業をサボる」って、英語では "skip class" が一般的な言い方なのだね。

北米からの反応をみると、みんな結構サボりまくるみたいである。ただし米国では中学・高校の指導が案外厳しく、サボり放題というのは大学に入ってからのようだ。

「カナダで高校に行ってた頃はサボりまくってたな」
「自分もアメリカの大学に通っていた頃はしょっちゅう授業をサボってた。でも中学や高校ではそんなことはしなかったんだけどね」

一方、日本を含むアジア地域では学校がサボりに対して厳しく、こんな具合である。アニメの世界はどうやら別物と考える方がよさそうだ。

「私の国では絶対にありえないことだ。私の学校は毎日点呼から始まり、誰かが連絡なしに欠席したら保護者に連絡が入る」
「中国だと授業を 5分でもサボると先生に叱られる」

ヨーロッパだと、ルーマニアからの反応で次のようなものがある。これだけシステム化されてしまうと、かなり計算してサボらなければならない。

「ルーマニアの学校は『スコア』があって最高点は10点満点なんだ。(中略)1年間に40回以上サボると点数は9/10 に下げられ、40 回を超えると10回サボるごとに1点が減点されていく。(中略)そして点数が5/10に達した場合は退学か留年になる」

そうかと思うと南米はこんな具合だ。ルーズな感じがいいよね。

「自分は南米出身だけど授業が始まる時と試験の時だけ学校に来る奴とかがいたよ」

ちなみに私は高校時代、2021年 6月 15日付の「授業をサボり、庄内砂丘に寝転がる」という記事で書いたように、学校全体の授業出席率を一人で 1〜2% 下げるほどサボりまくっていた。生徒数がほぼ 1,000人だったのだから、私の貢献度(?)は立派なものである。

教師たちは私のサボりについては諦めていたようで、ほとんど「公認状態」だった。そんなわけで、いくらサボってもまったくお咎めなしだったなあ。親に連絡されたなんてこともないし。

卒業後に知ったのだが、教師たちの間では「あいつだけは特例」ってなことになっていて、後輩たちもそんなような認識だったようだ。「彼は現役でワセダに合格したが、あれだけデタラメな高校生活を送ったらフツーは無理なんだから、決して見習わないように」なんてお達しまであったらしい。

私ってば授業のサボりばかりでなく、かなり色っぽい局面も含めて、さながらアニメみたいな高校時代を現実に過ごしていたことになる。これって、60年代終盤から 70年安保にかけてのカウンターカルチャー花盛りという特殊な時代だったおかげかもしれないね。

【同日 追記】

ちなみにあの頃通っていた高校は、上の画像のようなモダンなものじゃなく、今にも崩れ落ちそうなオンボロの木造校舎だった。私の校舎の巡り合わせが最悪だったことに関しては、こちら の記事に書いた通りである。

 

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2025年12月 2日

「雪下ろしの雷」と「大根おろしの雷」

朝のラジオの天気予報で、東北日本海側や北陸などに雷注意報が出されていると聞くことが多くなった。「ああ、もう『雪下ろしの雷』の季節なのだなあ」と、しみじみ思ってしまう。

関東辺りでは「雷は夏の風物詩」と思っている人が多いが、雪国では雪の降る頃になると雷が増える。8年前に「冬の雷、この世の不思議」というマザーグースの詩について書いた記事でも触れたように、こうしたことって世界でも珍しい現象なんだそうだ。

上述の記事にも書いたように、私の生まれた庄内の酒田市は、金沢市に次いで日本で 2番目に雷の多い土地なんだという。これはひとえに「冬の雷」が多いことによるもので、金沢もきっとそうなんだろう。

というわけで、庄内の昔話にこんな小咄がある。

「雪下ろしの雷、鳴るの〜」(雪下ろしの雷がなるねぇ)
「あいや、でごおろしの雷だがど思た」(ありゃ、大根おろしの雷かと思った)

拍子抜けするほどの下らない話だが、「大根おろしの雷」というのはまったくのナンセンスというわけでももない。インターネット検索すると AI が次のように解説してくれている。

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「雷豆腐」に使う豆腐を炒める時に、雷のような音がするからこう名付けられたというのである。ちなみにネット上で探したところでは、こんなような画像が出てきた(参照)。銀座三河屋の「江戸レシピ」バックナンバーというページに、調理法とともに紹介されている。

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炒めた豆腐と大根おろしの取り合わせがおいしいし、手軽に作れるのもいい。雪を眺めながら食べるのも一興だ。

ちなみに「大根おろし」は庄内弁では「でごおろし」(あるいは「でっごんおろし」)となるのだが、最後の「し」というのは実際には「し」と「す」の中間音である。酒田在住の阿部彩人さんはこれを下のような独特の文字で表現している(参照)。

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というわけで、「雪おろし」は、こんな感じになるわけだ。

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この文字、JIS で採用してくれないかなあ。

 

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2025年12月 1日

「柿の種」を「おつまみ」にするオジサンの 3つの特徴

私も大好きな「柿の種」というスナック菓子はいろいろなメーカーから出ているらしいのだが、定番はやっぱり新潟の亀田製菓製だろう(参照)。子どもの頃は家にあるだけ食ってしまって親に怒られたものだが、最近は 6袋詰めの 180g というのがあるので、食べ過ぎるということはない。

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で、この「柿の種」、多くのオジサンと言われる種族にとっては「酒のつまみ」という位置付けらしいのである。家でビールを飲みながらポリポリ齧るものということのようなのだ。近所のスーパーでも、「柿の種」は「おつまみ」として酒の売り場に隣接して並べられている。

ところが私は酒を飲みながらつまみを食うという習慣がないので、この発想には馴染めない。ちなみに多くの西洋人も、酒は酒、食い物は食い物と別物なので、オジサンたちの多くは「西洋人と酒を飲むと、つまみがなくて淋しい」なんてこぼす。まあ、淋しさの最大要因は「言葉が通じない」ってことなんだろうが。

ところで最近知った「柿の種のことなら柿ピー研究家 中倉リュードー」というサイトは「つまみ」という発想には距離を置いて作られていて、酒の匂いがしてこない。これは「本物の柿の種好き」の矜持として素晴らしいことなので、是非オススメしておきたい。

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で、ここからがようやく本日の本題なのだが、「柿の種」を「酒のつまみ」としか思えないオジサンには、3つの共通した特徴がある。私の 70年以上の人生を通じて確信していることだ。

まず、特徴その 1。それは「いつ会っても背広にネクタイ姿」ということだ。その昔、「日本のオジサンは背広とパジャマしか持ってない」なんて言われたものだが、令和の御代になってもそうしたライフスタイルを維持しているみたいなのである。

そして特徴その 2 は、所有するクルマは間違いなく「セダン」ということ。圧倒的に多いのはトヨタのクラウンとカムリだ。私は 2ボックス・タイプとワゴン以外は所有したことがないのだが、彼らはセダン以外の選択肢を想定していないようなのだね。

最後、特徴その 3 は、「艶歌が好き」ということだ。オジサンたちとの会合に出席してつい二次会のカラオケまで付き合ってしまったりすると、艶歌のオンパレードになる。このタイプのオッサンって、節回し豊かにとても気持ちよさそうに艶歌を歌うのだ。上手下手は置いとくとして。

というわけで、「柿の種」をつまみに酒を飲み、いつも背広にネクタイというスタイルでクラウンやカムリに乗っているオッサンには、二次会まで付き合ってはならないと思っているわけである。

以上。

 

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