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2025年12月10日

今年の名前ランキング・・・ よ、読めん!

産経新聞の昨日付に "今年の名前ランキング 男の子「湊」、女の子「翠」1位 外国語表記で馴染む名前も人気" という記事がある。明治安田生命が発表した 2025年に生まれた赤ちゃんの名前の人気ランキングを報じたものだ。男の子と女の子の「名前ベスト 10」は以下の通り。

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一見して、「よ、読めん!」とアセってしまった。男の子の名前の 湊 = ミナト、伊織 = イオリ、朔 = サク、陽向 = ヒナタ、女の子の名前の 紬 = ツムギ、凜 = リン ぐらいは、想像するに「多分そうなんだろう」と思えるが、あとは全て自信がない。

女の子の名前の「結菜」は辛うじて「ユナ」 かなあ? しかし大学で江戸時代の芸能を研究した私なんか、「ゆな」と聞いたら「湯女」という言葉を思い浮かべてしまうので、自分の娘の名前にはしたくないと思うがなあ。「ユイナ」ならまだいいけど。

読み方では、"男の子は「ハルト」、女の子は「エマ」が人気を集めた" とあるが、上の「ベスト 10」にはそんな風に読めそうな名前が見当たらない。果たしてどんな漢字なんだろう?

最近の若い親って、自分の子どもが生まれたら、いろいろな漢字をこねくり回して名前を考えたがるんだろうか。いや、「若い親」だけじゃなくてその親の祖父母も、あの「団塊ジュニア」と呼ばれる世代が含まれるだろうから、結構ぶっ飛んだ名前にも抵抗がないのだろう。

というわけで、一世を風靡した「キラキラネーム」の後は「難読ネーム」が問題になってしまいそうだ。総じて画数の多い漢字が好まれているようでもあるし。

ちなみにこの記事の末尾は次のようにあるが、私には意味が通じなかった。

"グローバルネーム" の人気も定着しているようだ。「セナ」「ハル」「エマ」「サナ」など、外国語表現に変換しやすく、日本語でも違和感のない名前が人気になっているという。

 Senna とか Emma とかいう名の外国人は確かにいるが、「それがどうした?」としか思えない。「外国語表現に転換」しやすいって、具体的には一体どういうことなんだろう? いくら何でも、「太郎兵衛」とか「次郎左衛門」とかいう「純日本的な名前じゃない」というようなことでもないだろうし。

最近は戸籍の登録に振り仮名が必要になった(参照)というのだが、こうした記事に接してしまうと「なるほど、それは必須だよね」と思ってしまう。John とか Paul とか Mary とか Silvia とかいう名前の多い英語圏は、名前を読むのが楽だろうなあ。

【12月 11日 追記】

basara10 さんから "「朔は「はじめ」かも知れない " とのコメントをいただいた。なるほど、「サク」よりもっともらしい。

 

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コメント

朔は「はじめ」かも知れない。私にも他は読めない。

投稿: basara10 | 2025年12月11日 15:45

basara10 さん:

>朔は「はじめ」かも知れない。

ほほう、なるほど。勉強になりました。

投稿: tak | 2025年12月11日 16:19

私の知人の名前は一画で ‟一‟ です。なんと清々しい名前。
いまの若い人達には読めないでしょう。お互い様ですね。

男女ともに、「陽」が五個も使われており「陽」はモテモテです。女の子には草冠が五個含まれていてこれもモテモテです。
「陽菜」なんて良いとこどりです。
女の子の⑧の 「彩葉」は「いろは」でしょうね。⑦の「心陽」は 「こはる」 かなあ。

投稿: ハマッコー | 2025年12月11日 17:27

ハマッコー さん:

>私の知人の名前は一画で ‟一‟ です。なんと清々しい名前。

いいですね。書きやすいし (^o^)

>「陽菜」なんて良いとこどりです。

これもまた、トレンドってものでしょうかね。

>女の子の⑧の 「彩葉」は「いろは」でしょうね。⑦の「心陽」は 「こはる」 かなあ。

うぅむ、これはチョー難読ですね ^^;)

投稿: tak | 2025年12月11日 19:11

「彩葉」は「あやは」の可能性も。

「心陽」は見当が付かない…ハマッコーさんの「こはる」説はありですね。

友人の娘が「陽菜」(ひな)なんですが、もう成人を迎える頃なので、だいぶトレンドを先取りしていたのかな? それとも当時はもっと人気だったのがここまで落ちてきたのか…。

男の子で人気の読み「ハルト」は、この中だと「陽翔」がそれに該当するかもしれません。これも友人の息子にいる。

「伊織」はけっこう古風、というわけではないけど、吉川英治『宮本武蔵』で、武蔵の弟子になる少年が「伊織」でした。

投稿: 山辺響 | 2025年12月12日 19:11

山辺響 さん:

「彩葉」が「あやは」というのも、ありでしょうね。「陽菜」は 20年前からあったのかと、驚いてます。

「陽翔」で「ハルト」は、かなり無理矢理っぽい気がしますが、現実に存在するというなら認めないわけにいきませんね。

「伊織」は、道理で ATOK ですんなり変換できたわけですね。なるほど。

投稿: tak | 2025年12月13日 05:08

エマなら、児童文学のほうの作家さんで、宮下恵茉さんがいらっしゃいます。当て字なら、何でもアリなのかも知れませんけど、本人が先々(なんて読むの?)って聞かれ続けるのが、お気の毒といえば、お気の毒のような…。

投稿: 琥珀波 | 2025年12月15日 12:00

琥珀波 さん:

>本人が先々(なんて読むの?)って聞かれ続けるのが、お気の毒といえば、お気の毒のような…。

ほんとうですね (^o^)

投稿: tak | 2025年12月15日 13:18

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