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2025年12月27日

「ラーフル = 黒板消し」を巡る冒険

「黒板消し」に「ラーフル」という異名があると知ったのは、X(Twitter)の佐伯ヨ さんという方の tweet (参照)を読んだのがきっかけだった。「今まで黒板消しって呼んでた物の正式名称が知れて凄く感動している」とあるが、実際は「ラーフル」は鹿児島や宮崎、愛媛辺りでの呼び名らしい。

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この tweet では「ダストレスラーフル」という名称が紹介されているが、「粉ゴミの出ないラーフル」ということになるのだろう。じゃあ、「ラーフル」って、元々は何語でどういう意味なんだ?

ググってみると、ITmedia のサイトの "なぜ「黒板消し」をラーフルと呼ぶ地域があるの?" という記事が見つかった。次のように紹介されている。

黒板消しを「ラーフル」と呼ぶ人は、鹿児島県、宮崎県、愛媛県いずれかの出身である可能性が高いです。「ラーフル」の語源は、オランダ語の「ほつれ糸」や「擦る」を意味する「rafel」から。

日本で黒板が普及し始めた明治初頭、チョークを消すときにほつれ糸を束ねたモップのような物や、糸のほつれたボロ布を用いることが多かったため、その材質から「ラーフル」という呼び方になったのではないかといわれています。

「へぇ!」ってなもんである。「江戸時代、オランダと貿易や交流が盛んだった文化の名残」とあるのだが、そんな昔からの話だったのか。

そしてこの「ラーフル」という呼称が主として鹿児島県、宮崎県、愛媛県に残っていることについて、日本経済新聞 2011年 11月 15日付 "「黒板消し」を「ラーフル」と呼んだら〇〇県出身!" という記事には次のようにある。

例えば薩摩藩(現鹿児島県)の島津斉彬、宇和島藩(現愛媛県)の伊達宗城らは藩主自らが蘭学に熱心で、藩士にも大いに学ばせた開明的な人物。オランダ語由来の外来語を受け入れ、定着させる下地が整っていた名残ではないかと・・・(中略)

江戸時代にオランダとの交流の窓口が長崎のみだったため、言葉が伝わる過程で長崎により近い西日本に色濃く分布したという考え方。つまり「大阪までは伝わった。東京まで伝わることもあったかもしれない。しかし東北までは行かなかった」――。ラーフルだけでなく南蛮語の一般傾向といえるそうです。

なるほど、納得のいく説明である。東北出身の私は、この年になるまで「ラーフル」なんて言葉は聞いたことがなかった。

 

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コメント

あら.寂しい。2018年9月10日のコメントをごらんくださいw

結構昔ですね。

投稿: まるまま | 2025年12月28日 22:06

まるまま さん:

ありゃ、本当だ。出てきてますね。しかも「聞いたことがある」と。頭の中からすっかり消えてました。

https://tak-shonai.cocolog-nifty.com/crack/2018/09/post-b3b2-1.html#comments

大変失礼しました。私もそろそろ年かな?

投稿: tak | 2025年12月29日 06:57

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