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2026年2月に作成された投稿

2026年2月28日

最高気温 40℃ 以上の日を何と呼ぶか?

この国では最高気温 25℃ 以上の日を「夏日」、30℃ 以上の日を「真夏日」、35℃ 以上の日を「猛暑日」と言い習わしているが、さらに 40℃ 以上の日の呼称を決めるため、気象庁がアンケートを実施している(参照)。13 の名称候補まで発表されているのだから、かなり本気のようだ。

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候補は上の画像の通り、「炎暑日」「酷暑日」「大暑(だいしょ)日」「劇暑日」「極暑(ごくしょ)日」、「熱暑日」「激暑日」「甚暑日」「繁暑日」「厳暑日」「盛暑(せいしょ)日」「烈暑日」「超猛暑日」。字面からして、見ているだけで暑苦しくなってしまう。

しかしさらによく見ると、13 の候補のうち半分近く(あるいはもっと?)は「無理矢理感」が漂ってきて、「候補の数を増やしてもっともらしくするために、それらしい漢字をもって来たんだろうなあ」と思ってしまう。

そんなわけで個人的には、いっそ最も単純に感じられる最終候補の「超猛暑日」でいいんじゃないかと考える。上の画像でもこれだけ特別扱いっぽく表示されているし、気象庁としてもそれとなく「本命感」を訴求してるんじゃあるまいかなんて邪推(?)してしまう。

これなら将来的に「最高気温 45℃ 以上の日の呼称は?」となった時には「超々猛暑日」とすればいいから、悩まずに済むしね。

ただもっと先の話として「50℃ 以上は?」なんてことになったら、「超々々猛暑日」ではクド過ぎるから、もう「ヤバ過ぎで暑日」(ヤバ過ぎでショ日)ぐらいに言うほかない。私はそんなになる頃まで生きてはいないだろうからいいけど。

なお、アンケートに回答されたい向きは、こちら からどうぞ。3月 29日まで有効らしい。

 

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2026年2月27日

日本のボールペンって、値段が安くても大したものだ

今月 24日の記事で「実感としてボールペンの書き心地なんて、値段が高かろうが安かろうが、それほど変わるものじゃないという気がしている」と書いたところ、米国暮らしの長いきっしーさんが貴重なコメントをしてくれた。

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「ボールペンの品質に問題を感じておられないのは、日本の普及品のクオリティが高いからだと思いますよ」とおっしゃるのである。以下、きっしーさんのコメントからの引用である。

子供の頃米国でボールペンといえば Bic社の黄色いやつでしたが、あれはボールが大きめで太い字になってしまう上、しばしばゴロっとした ink blot ができて紙が汚れてしまいました。

こんなことは、少なくとも私は経験がない。ということは、日本のボールペンは、安物でもかなり品質がいいということになるのだろう。

ところで私は 10年近く前、何かの記念(ごめん、何の記念だったか忘れた)として、仲間からボールペンをプレゼントされたことがある。それは上の写真の下に表示されている青い軸のボールペンによく似ていた。そしてその上にあるのは、いつも使っている 3色ボールペンである。

「よく似ていた」というのは、何とまあ申し訳ないことに、せっかく記念品としてもらったボールペンを、ちょこっと試し書きしただけでどこかにしまい込み、そのしまい場所がわからなくなってしまったのである。一体どこにあるのかなあ。

もらった品はネットで調べてみたところ、どうやら 2〜3,000円ぐらいの品物であるらしい。普段使いのペンのほとんど 10倍の価格である。それでも使って得られる満足感は 10分の 1 の値段の 3色ボールペンの方がずっと高いと思っていて、よそ行きっぽいボールペンは使う気になれない。

ちなみにもらったボールペンは、部屋中の引き出しの奥の方まで探せば出てくるだろうと思う。決して捨てたわけでも、どこかに置き忘れてきてしまったわけでもない。何しろ使う気になれないということは、持って出かけたことがないということなので、置き忘れようもないのでよろしく。

というわけで、日本の「安物のボールペン」って、大したものなのだねというのが今日の結論だ。

 

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2026年2月26日

「品位に欠ける」とはタブレット・ユーザーへの侮辱だね

国民民主党の玉木代表が国会へのタブレット持ち込みに関する質問をした(参照)と聞き、国会でタブレットが使えないと初めて知って呆れてしまったよ。今月 21日に都議会での「シールびっしり PC」問題について書いた(参照)が、国会はそれどころじゃないほど遅れてるってわけだ。 

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国会内でのタブレット使用が禁止されている理由は、何と言うことか「品位に欠ける」からということになっているらしい。昨年 3月 5日の産経新聞に "タブレット端末の議場持ち込み、自民・共産が反対「品位欠ける」 ペーパーレス化は合意" という記事がある。なんとまあ、共産党まで反対していたのだね。

それにしても、タブレット使用が「品位に欠ける」とは、日本中の(あるいは世界中の)タブレット・ユーザーを侮辱していることになるよね。国会議員がそんなことを言うなんて、マジで怒っていい話だ。そもそもタブレットなどの機器を使わずに、どうやってペーパーレス化するというのだ。

そんな「品位に欠けること」をほざいているのは、国会のジイさん連中だろう。そしてそのジイさん連中が、今回の質問にヤジを飛ばしたわけだ。その方がずっと品位に欠けるということに、連中は全然気付いていない。信じられない話だよ。

これに関して、IT ジャーナリストの篠原修司氏が「国民民主・玉木代表の「タブレット持ち込み」提案にヤジ飛ぶ国会。各国のデジタル化はどこまで進んでいる?」という記事を書いてくれている。

この記事のおかげで、「衆院委員会でタブレット使用解禁 でも通信は禁止って… OECD加盟国の8割以上は国会で使用」という2020年 11月の東京新聞の記事を読むことができた。つまり、衆院委員会レベルではタブレットが解禁されているのだが、「通信はダメ」ってことらしい。

そして 5年以上そのままの状態で来ているわけだ。IT の世界の 5年前と言ったら、「一昔前」である。やれやれ。

2020年の時点で  OECD 加盟国の 8割以上が国会でのタブレット使用を認めているということは、現在の時点ではもっと増えているだろう。日本はやはり世界の孤島である。

国会議員のジイさん連中の「昭和の脳みそ」が国会を支配しているのだね。自分が使えないものは「品位に欠ける」なんて決めつけてしまうような「品位のないジイさん連中」には、「早く引退しておくれ」と言うほかない。

 

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2026年2月25日

マクドナルドの価格って、案外リーズナブルなのだね

値上げラッシュの中で、マクドナルドも今日から値上げになってるんだそうだ。ただ個人的には 10年以上前から肉食を控えているし、マックの店となると 30年ぐらい足を踏み入れていないので、ハンバーガーってどんな味だったかさえ忘れてしまっている。

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そこで、この件についてかなり詳しく報じてくれている食品産業新聞社のサイトに行ってみた。「マクドナルド、約 6割を 10~50円値上げ "500円セット" は据え置き、25日から」というページである。

"500円セット" というのは。下の画像のようなものらしい。この内容で 500円の価格を維持しているというなら、今どきのファーストフードとして立派なものだ。私は食べないけど。

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さらに "主力商品の「ビッグマック」を単品 480円から500円へ、「ダブルチーズバーガー」を 450円から 480円へ引き上げる" とある。「それってどんなもの?」と記事中を探してみると、こんな画像があった。なるほどね。味はわからないけど。

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これにポテトとドリンクを付けたセット価格は、それぞれ 770円、740円になるという。マックの重要顧客であるらしい高校生は、いつもは 500円セットで済ませて時々ビッグマックのセットで贅沢すれば、なんとか小遣いがもつだろう。

同じファーストフードでも立ち食いそばだと、あっという間に食べ終わってすぐに店を出なければならない。しかしマックでドリンク付き 500円のセットだったら、友人同士でテーブルを囲み、しばらく雑談もしていられる。それを思うとリーズナブルな価格なのだね。かなりの企業努力と言えるだろう。

ただいずれにしても、私は食べないけど。マックの店では 30年近く前に、こんな異次元体験までしちゃってるし。

 

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2026年2月24日

”ボールペンの「ボール」って何?” という話から

ボールペンについて みゆ さんという方が、「先端にあるボールが転がることでインクが出てきて書ける」と言ったら、「嘘乙」的な反応をされたことがあるそうだ(参照)。「嘘乙」って「嘘おっしゃいますな」の省略形かと思ったら、「嘘でしょ、お疲れ様」的なニュアンスだという(参照)。へぇ!

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ボールペンの「ボール」は上の写真でもわかるように、ペンの先端にある。これが転がってインクが出るので、中身のインクは空気に触れることがなく、乾かないで済むというわけだ。こんなの常識かと思っていたのだが、実はそうでもないみたいなのだね。

ちなみに "ball pen" というのは和製英語で、本来の英語では "ball‐point pen" という。"Ball pen" だと、丸い形のおもちゃみたいなペンというイメージになってしまうのだろうね。

「ボールペン」のついでに、「シャープペンシル」についても書かせてもらおう。実は "sharp pencil" というのも完全に和製英語で、中学校時代に "propelling pencil" が正しい英語だと教わった憶えがある。これ、軸をクルクル回して芯を出すからだろう。

しかしこの "propelling pencil" というのは英国式の言い方のようで、世界的には米語の "mechanical pencil" の方が通じやすいんだそうだ。なるほど、最近のシャーペンはクルクル回すよりノック式が多くなっているみたいだしね。

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ちなみに私は昔からシャープペンシルがあまり好きじゃなく、中学校時代からずっとボールペンを愛用している。しかも昨年 9月 4日付の「軸の透明な三色ボールペンを愛用する理由」という記事で書いているように、もっともらしく高そうなボールペンじゃなく、安物の方が好みだ。

実感としてボールペンの書き心地なんて、値段が高かろうが安かろうが、それほど変わるものじゃないという気がしている。要は好み次第なんだろう。

 

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2026年2月23日

「高市鬱」云々は「デマ」という方が「デマ」なのだね

文芸評論家の斎藤美奈子氏が東京新聞 2月 18日付のコラムで "選挙後「高市鬱」という言葉がネット上を飛び交っている" と書いたところ、「デマを流すな」との批判が吹き荒れたという。しかし みぐるみさん という方が検証してみたところ、これは「デマ」じゃなく、紛れもない事実とわかったのだった。

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(クリックすると別画面で拡大表示される)

「高市鬱」という言葉がネット上を飛び交っているというのは「デマ」であるとする、X(Twetter)などのネット上の書き込みは、かなり多いようなのだ。それは みぐるみさん がまとめてくれたおかげで、こちらこちら をクリックすれば「なるほど」とわかる。

ところがこの件に関しては、「デマ」だと言い立てることの方が「デマ」のようなのである。みぐるみさんが、「高市鬱」でげんなりしている人のネット上での発言(こんな具合 で、かなりの数にのぼる)を拾い集めてくれたことで、それがはっきりしてしまった。

高市支持者(の一部?)って、「れっきとした事実」をよく調べもせずに「デマ」と決めつけて、潰しにかかっちゃったみたいなのだね。「大袈裟」と言われるかもしれないが、こうした性向ってファシズムの走りみたいな気がして、ちょっとコワくなってしまうところがあるなあ。

ちなみに私自身は 70年以上も浮世を泳いできたおけげで、この類いのことには心の耐性が付いていて、とりあえずは鬱っぽくなったりすることはない。とは言うものの「トランプ/高市」のセットで考えると、さすがにちょっとげんなりしてしまったりはするけどね。

【2月 27日 追記】

"常葉大の浜川栄教授が首相を「高鬱と呼ぼう」 大学側「誹謗中傷投稿を確認、厳正に対処」" というニュースが産経新聞のサイトに載った。この教授って、いくら高市嫌いだったとしても洒落では済まされない。「デマ」以上のお恥ずかしさである。

 

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2026年2月22日

「裏返し幟」が気になってしょうがない その2

"「裏返し幟」が気になってしょうがない " という記事を書いたのは、6年以上前の 2019年 10月 9日のことだった。「ペイペイ使えます」というのが「ペトペト使えます」に見えるなんて言っている。

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そして最近、「ペトペト」以上の難物に出くわしてしまった。

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「うぅむ、『さょてあられ』って何だ?」ってな感じで、「ちょこあられ」という正解に辿り着くまでに 30秒以上かかってしまったよ。何しろ商品名だけに、一般的な言葉じゃないし。

ちなみに、幟が裏返って「本日」が「日本」になるのは日常茶飯事だ。

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左側なんて「本日 チラシ SALE」が「日本 モラシ ・・・」に見えてしまい、大手ドラッグストアの店頭だっただけに、日本中のチェーン店で紙おむつの特売をしてるのかと思ったよ。右側が「日本 水の日」になるのは、まだ可愛らしい方だ。

街中がこうした「裏返し幟」だらけなのは、店側としてもまともに読んでもらおうというより、単なる「賑やかし」のつもりでしかないからなんだろうね。

 

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2026年2月21日

シールびっしりの PC でもいいじゃん、別に

女性都議の "シールびっしりノートPC" 賛否 本人「配慮に欠けていた」と謝罪】という記事が、どういうわけか知らないが話題になっているらしい。「シールびっしりノート PC」というのは、下の写真にあるもののようだ。

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これに関して世の中では「賛否両論」が沸き起こったというのだが、これがどうもよくわからない。こんなの、個人的にはことさら「賛同」も「否定」もする気になれないがなあ。ただ、ほんのちょっっとだけ「お馬鹿っぽい」気はするけどね。

ところがさらにわからないことに、当人はこの件に関して「配慮に欠けていた」と謝罪したというのである。これには「配慮ねえ、謝罪ねえ・・・」と、脳内がますます混乱してしまう。一体何が罪だというんだろう。

こんなの、「私ってば、こういう女よ!」とばかりに堂々とやればいいじゃないか。この程度のちょっとした「お馬鹿っぽさ」なら、開き直ればしっかりと売り物になる。

今回の件は都議会の話だが、国会には「本物のお馬鹿かも」と思われても仕方がないようなお恥ずかしいオッサンがいて、そのオッサンがオリパラ大臣まで務めたという(参照)スゴい実績がある。

あのオッサンに比べれば、この程度は可愛らしいぐらいのものと思ってしまう。ただ世の中にはこうした「好き好き」の問題が気に入らなくて、ことさら言い立てたい人もいるわけなのだね。

山口議員には、「ここはしょうがないから PC 本体をシールびっしりにするんじゃなく、その画像を愛用 PC 画面の『壁紙』にすればいいいじゃん」とオススメしたいところである。

もしかしたら、もうやっちゃってるかな。

 

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2026年2月20日

上野駅で買えるバージョンの「深川めし」はいい!

新潟県長岡市への出張から戻って来たところである。昨日の長岡は午前中に少し雪が舞ったようなのだが、今日はすっかり晴れて青空になり、陽光が白い雪に反射して眩しいほどだった。とにかく私は晴れ男なのである。ところで今日は JR 東日本版の駅弁「深川めし」についての話だ。

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昨日の午後、上野駅で駅弁「深川めし」を買ったのだが、開いて見るといつもの深川めしと違う。東京駅で東海道新幹線に乗るときに買う深川めしは下の写真のように、飯の上に穴子の蒲焼きとあさりの煮付けが載っているのだが、上野駅で買ったものは穴子の蒲焼きがなく、あさりの煮付けだけだ。

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こう書くと 1ランク低いもののように思われてしまうかもしれないが、食ってみるとかなり旨い。私としては東京駅で買うバージョンより気に入ってしまった。値段も 1280円(だったかな?)と、少々安いし。

思えば JR 東日本版の深川めしを買ったのは、今回が初めてだ。これまでは新潟とか長野方面に出かける時は大抵クルマだったのだが、今回は雪が心配なので鉄道にしたためである。

ちなみに、「東京の地元めし」と言われる「深川めし」というのは、本来このようにあさりだけのもののようなのである(参照)。その意味で、私は今回初めて「本物に近い深川めし」を食ったことになる。

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この「深川めし」、かなり気に入ってしまったので、東海道新幹線の売店でも取り扱ってもらいたいなあ。

 

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2026年2月19日

”The” の発音って、「ザ」でも「ジ」でもないよね

Quora ダイジェストで、"the" という単語の発音に関する質問が配信されてきた(参照)。質問主は、一旦「ザ」と読んでから後の単語に気付いて「ジ」と読み直すなんて、ずいぶん鬱陶しいプロセスを自分に課しているようなのだ。

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そういえば遙か昔の中学校時代に、「定冠詞の "the" の発音は『ザ』だが、母音の前では『ジ』になる」と教えられた時には、「はぁ?」としか思えなかった。小学校時代からビートルズや米国の音楽を聞きまくっていた私の耳には、実際の英語は「ザ」やら「ジ」やらには聞こえなかったのでね。

ちなみにこれって、今でもまことしやかに語り継がれているようなのだが、実は「都市伝説」と言っていいんじゃないかなあ。

上の画像からもリンクされる櫻井政史さんの書き込みにあるように、米国人のほとんどは「"the" の発音の違い」なんて、ことさら意識していないと思う。ただ母音の前だと、「日本人の耳にはビミョーに『ジ』に聞こえないこともない」程度には、無意識的かつ自然に変化することがあるだけだ。

日本人が「トンボ」と言う時には "tonbo" じゃなく、直後の破裂音につられて自然に "tombo" になるようなものだ。「散歩」も同様に "sanpo" じゃなく "sampo" になる。しかし「破裂音の前の『ん』は『n音』ではなく『m音』で発音しなければならない」なんて、厳格な決まりがあるわけじゃない。

ちなみに私が英語を学んだのは田舎の中学校(こんなにヒドかった)のこととて、一人だけで "the" の発音に異議を唱えても通じるわけがないから、音読の時は心ならずも周りに合わせて「ジ・アップル」と発音していた。「ジ・アポー」なんて言ったらさらに浮いちゃうしね。

この辺でとっとと結論。「ザ」だの「ジ」だの、どうでもいいことにはこだわらない方が、まともな英語になる。「ザ」でも「ジ」でもない「曖昧母音」(これこそ本来の発音)で読んでおけば、後から言い直す必要なんてないのだ。

このことについてとても上手に説明してくれている動画が見つかったので、下に貼り付けさせてもらう。

【同日 追記】

そういえば、この問題については前にも書いていたのだね。この際ついでなので、3年前の【"The" を「ザ」と読むか、「ジ」と読むか】もお読みいただければ幸いだ。

20年以上毎日更新を続けていると、どうしても似たようなことを書いてしまうことがある。どうかお許し頂きたい。

 

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2026年2月18日

AI にも「頭の良し悪し」ってのがあるようなのだが

Gigazine に "AIに「洗車場まで歩いていくべきか車に乗っていくべきか」を尋ねると高性能モデルでも誤った解答をしてしまう" というおもしろい記事がある。AI でも、完璧に頭がいいわけではないようだというお話だ。

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まず紹介されているのは、Itamar Golan さんという方の tweet である(参照)。AI に対して、「洗車場は我が家から 40m 先にある。クルマを洗いたいのだが、そこまで歩くべきか、クルマで行くべきか?」と質問している。

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この質問に「クルマで行け」とまともに答えることができた AI は 3つ。逆に「歩くべし」とトホホ解答したのは、3倍の 9つにのぼったという。

「歩くべし」という解答の主な根拠は、40m ドライブするためにクルマに乗り込んでエンジンを始動し、スタートしようとしている間に、歩けば洗車場に着いてしまうということのようだが、ほかにも燃費がかからないとか、クルマがいたまないとか、いかにも AI の考えそうな理由が挙げられている。

いずれにしても「洗車場に行くのはそもそもクルマを洗うためである」という前提をきちんと明らかにしないと、AI はなかなかそこまで理解しようとしてくれないようなのだね。相手が人間なら、そんなの言うまでもないことなのだが。

そんなわけで、「AI が本当に使い物になるためには、まだ時間がかかる」という結論が導かれている。とはいえこの記事、なんとなくモヤモヤ感が払拭できないというのも事実だ。

というのは、実は「クルマを洗うために洗車場に行くのに、歩くべきか、クルマで行くべきか?」という質問自体が元々ナンセンスだからだろう。「現実にはあり得ない質問」と言わざるを得ない。

もし「4km 先の駐車場に行くには」という質問だったら、おそらくすべての AI が「クルマで行くべし」という一見まともな解答をしてくれただろう。しかしその根拠の多くは、「その距離なら、クルマを使う意味が十分にある」ということだろうから、これって一種の「誘導尋問」だよね。

 

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2026年2月17日

「さいな」という言葉、大阪弁と茨城弁でまったく違う

茨城県に住み始めて 40年以上経って、近頃初めて知った茨城弁がある。「さいな」という言葉だ。「さいなら(さようなら)」の省略形であるらしい。

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もっとも、実際の会話で使われているのは一度も聞いたことがない。水戸在住の知り合いが「そういえば、昔は『さいな』なんて言ってたね」と言うのを聞いて初めて知ったほどだ。ちなみに茨城県南部の筑波辺りでは、「まだな」(「またね」の意)が辛うじて現役で使われているようだ。

そういえば大阪弁にも「さいな」という言葉があるが、こちらは「さいなら」ではなく「そうだね」という意味合いである。こちらもやはり現実の会話では滅多に聞けず、たまに歌舞伎や浄瑠璃で聞けるぐらいのものだ。

忠臣蔵の「六段目」では、お軽の母が勘平の帰りの遅いことを気に掛けると、お軽が「さいな、こりゃまぁ、どうして遅い事じゃ。わし、ひと走り見て来やんしょ」なんて言う(参照)。実はこの時点で悲劇は始まっているのだが、長くなるからここでは触れないでおこう。

この「さいな」は現代では「船場言葉」とされてしまっている。上品な商人言葉だが、摂津弁と河内言葉が幅をきかせている今の大阪では、やはり廃れつつあるようだ。"さいな" でググっても、見当外れのリンクばかり表示されるし。

大阪に本社のある会社に勤めていた 40年ほど前、会社の飲み会でどんなきっかけだったか忘れたが、常務が「さいな」と口走り、社長に「今どき『さいな』かいな!」とウケていたのを聞いたきりだ。

ちなみにこの時、関西人でもない私を除いて周囲の若手にはさっぱりウケていなかった。歌舞伎の力は大きいとしみじみ思ったものだ。

この「さいな」は語頭の「さ」にビミョーなアクセントがあり、なかなかの風情なので復活させてもらいたいなあ。「さいなら」の省略形の方は、別にどうでもいいけど。

 

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2026年2月16日

鉄道運行の遅延は、乗客要因が多いようだが

PRESIDENT Online が "だから東京の電車は毎日毎日、遅延する…「人身事故」でも「線路立ち入り」でも「車両故障」でもない最大の犯人" という記事を報じている。東京の電車が土日祝日以外ほとんど毎日遅延しているのは、紛れもない事実なのだそうだ。

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国土交通省の調査によれば、平成 30年度(以後は発表されていないようだ)の遅延の原因は "30分以上の大規模な遅延の原因 1位は「自殺」(52.4%)、10分未満の小規模な遅延の原因 1位は「乗降時間超過」(48.3%)だった" (参照)という。

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(クリックすると別画面で拡大表示される)

私は毎朝ラジオで鉄道の遅れを告げる交通情報を聞く度に「この国の鉄道インフラも古くなってしまったのかな」なんて思っていたが、実際の要因はインフラ老朽化よりも、乗客側にあることがずっと多いのだね。

2月 1日付で "駅のホームの「ベンチの向き」、自殺対策も?" なんて記事を書いているが、このタイトルの最後の「?」は不要かもしれない。鉄道自殺って私が思っていたより大きな問題ということだ。

ちなみに「10分未満の小規模な遅延」の最大要因である「乗降時間超過」に関しては、最近大きな駅で増えている「ホームドア」と電車のドアの連動の悪さも一因かもしれないと伝えられている。これは改良の余地があるのだろう。

ただ遅延の要因は乗客側にある場合が多いとはいえ、先月の架線切断による山手線などでの大規模な運休(参照)なんてニュースが記憶に新しい。さらに昨年 4月には、四国への出張で電気系統のトラブルによる運休なんてことに巻き込まれてもいる(参照)。

今後はこうしたことが増えるかもしれないから、油断がならない。

 

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2026年2月15日

団塊の世代より上の男性の「ケータイ」理解

IT Media Moble に「ドコモ 3G停波=ガラケー終了ではないことを、父親に説明するのに苦労したハナシ」という記事がある。世の中にはスマホに抵抗があって、いつまでも「ガラケー」を使いたいというオッサン(というより「ジイさん」かも)が結構多いようなのである。

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私の知り合いにもガラケーを愛用し続けているオッサンは少なくなく、彼らはグループ内で共有するための情報が LINE などで発信されても受け取ることができず、FAX でもらいたがったりする。はっきり言って「面倒な存在」だ。

あるいは、一応スマホは使っているものの、撮った写真を写メで送ることができず、「FAX で送りたい」なんて言ってくるジイさんもいる(参照)。ウチは FAX なんてとうの昔に処分してしまってるので、これまた「面倒な存在」ということになる。

というわけでかなり多くの高齢男性は、スマホを拒否してガラケーのままか、スマホはもっていてもガラケーに毛の生えた程度の使い方しかできていないということのようなのである。

ここで「高齢男性」と書いたのは、わけがある。2024年 3月 31日付「ジイさんはガラケーだが、バアさんは LINE ユーザー」という記事で書いたように、バアさんは孫たちと LINE したい一心でスマホをモノにするというケースが多いようなのだ。どうやらジイさんはそこまで行かないらしい。

というわけで、世の中には 4G 回線を使ってまで「ガラケー」に固執するジイさんが少なくないみたいなのだ。スマホを買っても使いこなせそうになく、かと言って周囲に使い方を教わりたくなんかないという意固地なジイさんとしては、それしか選択の余地がないのだね。

バアさんの方がずっと時代に順応しているというのは、周囲を見ても実感できてしまう今日この頃である。

 

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2026年2月14日

コーヒーを飲むと認知症リスクが低減?

CNN に「カフェイン入りのコーヒーや紅茶を毎日数杯飲むと認知症リスクが低減 新研究」という記事があるので、"私って「カフェイン強い」体質なのかもしれないね" という記事を書いたばかりの私としては、ちょっと嬉しくなってしまった。今もコーヒー飲みながらこの記事を書いているし。

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もっとも CNN の記事をよく読んでみると、コーヒーを飲んでさえいればボケにくいと言ってるわけじゃない。「観察研究であるため、関連性を確認することはできても、カフェイン摂取がより健康的な老化につながったと断言することはできない」なんてことになっている。こんな具合だ。

例えば健康に良いのはカフェイン以外の要素かもしれないが、コーヒーや紅茶からカフェインを抜くと、その栄養素も失われてしまうといったケースだ。また、コーヒーを飲む人は食生活が充実していたり、社会経済的地位が高かったり、朝にコーヒーを飲みながらクロスワードパズルを解くといった健康的な行動をとったりしている可能性もある。

おいおい、これって二階に上げてハシゴを外すみたいな記事じゃないか。コーヒー好きだが、社会経済的地位が高かったり、コーヒーを飲みながらクロスワードパズルををしたりするなんてことのない私みたいな者にとっては、「将来ボケたとしても知らないよ」という程度の情報なのか?

なにしろ「カフェイン摂取量を増やすのは良いことだと直感的に考えるかもしれないが、行動を変える必要があると示唆するほどの証拠は十分ではない」なんて言うんだから、これでは記事の見出しそのものが「誇大広告」みたいなものだ。スターバックスが隠れたスポンサーだったりして。

要するに「ボケるだのボケないだのは気にせずに、ゆったりとコーヒーを楽しんでいなさい」と受け取ればいいだけのようなのだ。それならそれで「もとよりそのつもりですよ」と言うほかない。その方がずっと気が楽だ。

念のため元記事を参照したところ、"Caffeinated coffee and tea could help protect you against dementia. Even a few daily cups" という見出しだった。へぇ、「認知症」は英語で "dementia" と言うんだ。

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この記事の関連では、これを知ったことだけが確実な収穫だね。 

 

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2026年2月13日

我が高校の後輩たちによる「酒星劇場」という企画

私の高校(酒田東高校)の後輩たち(現役高校生)が、なかなか粋で素晴らしい取り組みをしている。「"世界一の映画館" を再び酒田の街に!」というものだ。

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「世界一の映画館」というのは、酒田の街にあった「グリーンハウス」という映画館のことである。あの伝説の映画評論家、淀川長治氏が、1963年に雑誌『週刊朝日』誌上で「おそらく世界一の映画館」と絶賛しているのだから、決して勝手に盛った話なんかじゃない。

この映画館について、私はほぼ 10年前の「懐かしのシネサロン」( 2016年 2月 7日付)という記事で、次のように書いている。

私は中学後半から高校時代に至るまで、グリーンハウスに入り浸った。とくに足繁く通ったのは、客席 14席というミニシアター、「シネサロン」 。正確な金額は忘れたが、当時 200円以下の低額で、田舎の一般の劇場では絶対にかからない、ハイブロウな洋画が見られたのである。

この映画館、大画面の劇場のほかにミニシアターの「シネサロン」というのがあり、料金も低額だったので、高校生には本当にありがたいものだったのだ。

私は 10年前の記事で、この「シネサロン」で観た中でも『マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺』という映画が忘れられないと書いている。かなり前衛的な作品だから、私ってばかなり生意気な映画少年だったのだね。

ただこのグリーンハウスは、ほぼ半世紀前の 1976年(昭和 51年)10月 29日、あの酒田大火の火元となって焼失してしまった。このことについては、10年前の記事で次のように書いている。

映画館 1軒だけではなく、吹き始めていた強烈な冬の季節風に煽られて火は横へ横へと広がり、風下の 1767棟が焼け落ちた。繁華街の中心だったこともあり、私の高校時代までの思い出の街並みが、たった一晩で消え去った。

これって、本当にショックな出来事だった。以来、酒田の街にはハイブロウな映画館がなくなってしまったのである。

あれからほぼ半世紀、後輩たちが立ち上がり、「酒星劇場」(読みについてはこちらを参照)というプロジェクトを展開してくれているというのだから、こんなに嬉しいことはない。次の企画は来月 3月 15日(日)の、『ティファニーで朝食を』『パリの恋人』の上映である。

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(クリックすると、別画面で拡大表示される)

ただ、この企画を運営しているのは地元の高校生だから、お金がない。それで "for Good" というクラウド・ファンディングを活用して予算を作っているのだが、今年はこれを聞きつけた同窓会(我々 46期)が及ばずながら協力し始め、このほど目標金額を超えたらしい。

ちなみに私自身は残念ながら、来月の 15日は前々から欠かせない予定が入っているので参加できない(上映作品はもちろん 2本とも既に観てるからいいけど)。しかし次の企画には、是非行きたいと思っている。

おっと、そういえばグリーンハウス関連ではもう 1本、21年以上も前の「ウッドストック」(2004年 9月 21日付)という記事でも触れているんだった。

 

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2026年2月12日

立憲って、まだ本気で公明と組んで行く気?

今回の衆院選で壊滅的な結果に終わった「中道」が、明日 13日に「代表選」を行うという(参照)。野田、齊藤の両共同代表が辞任というのだから後任を決めるのは当然と言えば当然だが、率直な感覚としては「そもそも立憲って、まだ本気で公明と組んで行く気?」と聞きたくなってしまう。

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二党の「合流」というのは、先月 16日に発表された時からして唐突過ぎて違和感しかなかった。私は翌日 17日付の "「中道改革連合」略して「中道」って、よくわからん" という記事で、早速次のように書いている。

「( 2党が)それぞれが存続したまま新党を設立する」なんていうのだから、「どこまで本気なのか?」と疑われても仕方がないだろう。単に議員数を確保するための「仮の姿」と考えてしまうよね。

で、結局はその「議員数の確保」すらでできなかったのだから、どうしようもない。まあ実態としては、公明系は「確保」以上の結果で、立憲系が一方的にガタガタなわけだが。

今回代表に立候補している二人は、これまで全国区的な存在とは言えなかったから、人物像はほとんど知らない。小川淳也氏の方は名前だけは素直に読めるが、もう一人の方は、テレビを見ない私としては文字情報の「階猛」と音声情報の「しなたけし」が一致していなかったほどだ。

公明党サイドは立候補者を出す様子すらない。今回の選挙で 4議席増やしたのだからそれで十分で、いっそこのまま袂を分かってもいいぐらいに考えているんじゃあるまいか。

仮に解党するとすれば今後も政党として機能するのは公明党の方で、立憲民主党は大変なことになる。代表候補が 2人も出ているのは、とりあえずしばらくは公明党に寄りかからせてもらう必要があるとの判断からかも知れない。

階猛氏は今回の衆院選結果について「時間が足りなさ過ぎて大敗した」と語っているらしい(参照)が、決して時間の問題じゃないと思うがなあ。それを言うなら今回の代表選なんて、議論を深める時間もないのだからナンセンスの極みだ。

もっとも立憲民主党って、民主党の時代から時間をかければかけるほど分裂や迷走を重ねてきてるという確たる実績(?)があるので、切羽詰まった今回は、体裁だけでも急いで整えておきたいのかも知れないね。

【2月 13日 追記】

中道改革連合の代表選は、小川淳也が選出された。

 

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2026年2月11日

革靴の苦戦で、リーガルが希望退職者募集だそうだ

WWD が "革靴が苦戦 「リーガル」が希望退職者を募集、製造子会社を清算へ" というニュースを伝えている。トラッド・タイプの革靴で一世を風靡した「リーガル」が製造子会社を清算するというのだから、ただごとじゃない。

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思えば私が学生時代を過ごした 1970年代の後半、当時の雑誌 "POPEYE" でシューズの特集さえあれば、それは「リーガルの世界」と言っていいぐらいのものだった。おっと失礼、"POPEYE" って、今でもあるのだね(参照)。 "Olieve" は消えちゃったみたいだけど。

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不肖私もリーガルの革靴は 2足持っているが、いつ買ったのか覚えていないほど昔のものだ。ただ、見かけがそれほど古くないのは、ほとんど冠婚葬祭用になってしまっていて滅多に履くことがないからだろう。

最近はナイロン製のスニーカーばかり愛用していて、仕事の場面でも躊躇なく履いて行く。それで全然問題ないのだから「革靴が苦戦」というのもむべなるかなで、リーガルさんには甚だ申し訳ないことである。

ちなみにリーガルのコアなファンの方は、今のうちに一生分買っておく方がいいかもしれない。製造工場が清算されるというのは、今後は別の工場で作るということなので、製品そのものの味とか履き心地などがビミョーに変わってしまったりすることがあり得るからだ。

ただもしかしたら、あと 20〜30年ぐらい経ったら「あの "Adidas" が・・・」とか「NIKEが・・・」なんてことになってしまう可能性だってある。世の中どう変わるか、本当にわからないからね。

 

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2026年2月10日

自民と中道、イメージ戦略の差がありあり

自民党の圧勝に終わった今回の総選挙、高市首相の「個人的都合」でいきなり執り行われただけに具体的な政策なんてあまり俎上に上らず、言ってみれば「イメージ選挙」の要素がとても濃かった気がする。

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となると、上の写真を見比べるだけで中道が惨敗したのもわかる。高市は若々しくスマートに見えるよう、ビジュアル的要素にかなり気を使っているのがわかるが、それに対して「中道」の方は、冴えないオッサンが雁首揃えてニヤけているだけだ。真ん中の二人以外は、顔と名前も一致しないし。

どうせ表立った争点となるほどの具体的政策なんて打ち出されていないのだから、投票にあたっての優先要因は「イメージ」ということになってしまう。そしてその「イメージ」を決定付けるのは「ビジュアル的なアピール度」だ。

とにかく今回の選挙では、自民党は徹底的に高市首相が前面に出た。ほかには賞味期限の切れかけた(あるいは切れた)ジイさんと、忘れられかけている小泉ジュニアぐらいしかいないんだから、それも仕方ないといえば仕方ない。ただ自民党としては、それをうまく逆手に取れた感がある。結果論かも知れないが。

彼女は NHK の「日曜討論」では逃亡(?)してしまったが、そんな場面で苦手な小理窟をこね回したり、さらには持論の「改憲」をつぶさに語らされるより、他の場面に出まくってイメージを売ることを優先したのだろう。結果的にはそれが大成功したわけだ。個人的には気に入らない話なのだが。

"リベラル自認の 10~30代、「自民に投票」3割 中道は 1割届かず" という報道も、今回の結果を裏付ける。本来、「リベラル」を自認するなら自民党内でも右派の高市とは相容れないはずなのだが、そんな「古典的事情」なんて「イメージ選挙」ではどうでもいいみたいなのである。

その意味で、ジイさんが堅苦しい表情で「いつもの理窟」をこね回しながら政権批判をするという「従来の野党的」な選挙戦術は、既に時代遅れになっているのだね。

これはもう、しっかりと認識しておかなければならない。なにしろ「高市さんは、他党を批判しない」と言って褒めてるつもりの芸能人までいるんだから(参照)、これまでの政治の世界の常識は通用しなくなりつつあるのだ。

こうした変化を大人の考えでわきまえているのは、案外「チームみらい」なんじゃあるまいかと思ったりもしている。

ただ高市首相としては、今後の政局運営では調子に乗りすぎて余計なことを言わないように気を付けなければならないだろう。とはいうものの、「内閣不信任案」なんてのも、自民党圧倒的多数の衆議院では意味がないだろうしなあ。

とにかく選挙民としても状況をよく眺めながら、あまり極端な結果にならないように、バランスを意識ながら投票しなくてはならない時代になったような気がしているのだよ。

 

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2026年2月 9日

選挙結果で、「そこはかとなく」「心底から」脱力

昨夜は選挙速報を目にしても不愉快になるばかりだから、いつもより早めに床につき、今朝一番のニュースを見ると「自民 316議席獲得 単独で 3分の2超 中道は 49議席」という開票結果が伝えられていた。

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自民党が大勝することは選挙前からわかっていたとはいえ、「3分の2超」という結果が明確に出てしまうと、やっぱり脱力してしまう。どういうわけか知らないが、「そこはかとなく」と「心底から」という 2通りの修飾語が同時に当てはまる脱力感である。

「この国の国民であることにしんどさを覚える」という感慨もあり、これはトランプを大統領に戴く米国民の約半数と共通するかもしれない。彼らの気持ちがリアルに想像できてしまうじゃないか。

この状態をいつまで我慢すればいいのだろう。唯一の救いは、チームみらいが 2桁の議席を獲得したことだ。今後の彼らに期待してみよう。

今日は長く書く気になれないので、以上。

 

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2026年2月 8日

「歩行者は右側」の規則は江戸時代の慣習と矛盾するけど

草の実堂に「なぜ日本は右ハンドルなのか?世界の 7割が左ハンドルになった理由と歴史」という記事があり、添えられた写真は、米国カリフォルニア州バークレー付近の「イーストショア・フリーウェイ」の様子だ。見事なまでの片側 5車線で、もちろん車は右側を走っている。

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日本の道路の「人は右、車は左」という決まりについて、世の中ではそれは江戸時代の慣習に遡るという説がもっともらしく語られている。紹介記事にも次のようにある。

武士は左腰に刀を差しているため、右側を通行すると、すれ違いざまに互いの鞘が当たってしまう(鞘当て)。

これは武士にとって最大の侮辱であり、刃傷沙汰の火種となった。
そのため、刀が当たらないよう「左側を通る」というルールが自然に定着したという説がよく知られている。

しかし、これっておかしいではないか。江戸時代の武士が「鞘当て」を避けるため、すれ違う際に「左側」によけたいうのは納得できる。ただ「歩行者は右側通行」という現代の交通ルールを説明するのに、どうしてこんな正反対の話を持ち出さなければならないのだ。

ここは紹介記事にもあるように、明治時代に英国の制度に倣ったということの方が明確だし、そう受け取る方が自然だろう。

ただちょっと遡ってみると、戦前までは「人もクルマも左側通行」だった(参照)。それだけに当時は「武士の帯刀」を理由として交通ルールを説明することに、ある種の「もっともらしさ」が感じられてもいたのだろう。

それが今、そのまま注釈なしで「正反対の交通ルール」を語る根拠にされてしまっている。これはもう「国民的思考混乱現象」と言っていいんじゃあるまいか。

そう言えば、混雑する駅の構内では「左側通行」というのがかなり多いよね。やっぱりその方が自然なのかな。

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こうなると、さらに輪をかけた「国民的思考混乱」である。

 

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2026年2月 7日

私って「カフェイン強い」体質なのかもしれないね

dmenu ニュース というサイトに「カラダの不調、コーヒーが原因かも? 薬膳師がすすめる 40代からのカフェイン対策」という記事がある。「カラダの不調」「40代からのカフェイン対策」なんて言葉がちょっと気になって覗いてみた。何しろこちらは、40代どころか 70代だし。

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2020年 12月 7日の「インスタント・コーヒーをおいしく淹れる達人がいる?」という記事で、私はコロナ禍で自宅で仕事をする時間が増えたため、「ほとんど毎日、自分用の 3〜5杯分を自分で豆から挽いて淹れる」と書いている。それは、今でもずっと続いている習慣だ。

そしてこの記事で書いているように、インスタント・コーヒーときちんと豆から淹れたコーヒーの違いぐらいは、フツーに飲めばわかる自信がある。その程度の「コーヒー好き」ではあるようなのだ。

とにかく私は 10代の頃から、コーヒーをノー・シュガーで結構多めに飲み続けていて、昨年 9月に 2週間近く入院した時も、病院内のコンビニで買ったレギュラー・コーヒーを毎日 2杯は飲んでいた。本当はもっと飲みたかったのだが、一応「入院中」ということで控えていたつもりではあった。

そんなわけなので、上述の dmenu の記事がちょっとだけ気になってしまったわけだ。別に「カラダの不調」なんてあったわけでもないのだけれどね。

読んでみると、しょっぱなから次のようにある。

「コーヒーを飲むと体調の変化を感じるようになった」「胃がムカムカする」「夜、眠れなくなった」そんな変化を感じていませんか?

40歳以降になると、これまで平気だったコーヒーが急に体に合わなくなることがあります。それは気のせいでも、年齢のせいだけでもありません。

これだけ読んで自信満々に、「そんな変化は、全然ないよ」と声に出して言えた。何杯飲んでも胃は快調だし、夜の 9時過ぎに飲んでもグッスリ眠れる。

私って「カフェイン強い」体質なのかもしれないね。ことコーヒーに関しては何も心配することはないようだし、記事の中で勧められている「タンポポ・コーヒー」とか「チコリ・コーヒー」とかの代用品に逃げる必要もまったくないみたいなのだ。

とはいえ、一応 1日 4〜5杯までにとどめて、それ以上は飲まないでおくことにしようと思う。80歳を過ぎてもコーヒーをおいしく飲みながら、このブログを書き続けたいのでね。

ただ、近頃コーヒー豆がずいぶん高くなってしまってるなあ。

 

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2026年2月 6日

「にっぽんの温泉 100選」、ほぼ 3分の1 に行ってる

観光経済新聞というサイトに「にっぽんの温泉 100選」というページがある。「全国の旅行会社や OTA の社員など "旅のプロ" が選んだ温泉ランキング」ということらしく、それなりに信頼していいだろう。ちなみに 1位から 3位は 草津温泉、下呂温泉、道後温泉ということになっている。

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いわゆる「日本三名泉」は草津温泉、有馬温泉、下呂温泉とされているのだが、このランキングでは有馬温泉はベスト 3 の圏外で 6位にランクされている。よくわからないが、いろいろなファクターがあるのだろうね。

そういえば私は「日本三名泉」について、 3年ちょっと前に「この 3つとも行ったことがない」と書いている(参照)が、下呂温泉は昨年 5月 21日、仕事の関係で近くまで行ったので浸った(参照)。さすがに気持ちのいい湯だった。

というわけで、「三名泉」のうち一つは制覇したことになり、さらにこの記事で選出されている 100の温泉(参照)を見ると、行ったことのある温泉が少なくないじゃないか。ベスト 3 の 2つは行ってるし、ベスト 100 のうちでも 33 は既に制覇している。ほぼ 3分の 1だ。

世の中には「プロの温泉好き」みたいなのがいて全国各地の温泉を巡り歩いたりしているが、ここで紹介された 100の温泉をすべて制覇しているという人はそれほど多くないんじゃなかろうか。その意味で、3分の 1 近くに行ったいうのは、「アマチュアの温泉好き」としては結構なものかもしれない。

もっとも私としては、温泉旅行が目的で旅したことなんてほとんどない。昔は山登りの帰りに寄ったりしていたが、最近は仕事で日本全国に出張する機会が多いので、そこに温泉があれば「せっかくだから」と浸っているだけのことで、それが「アマチュアの温泉好き」と自称する所以である。

そのため近年の宿泊はビジネスホテルが多く、「温泉旅館」的な施設というのははっきり言って苦手だ。上記で触れた下呂温泉ににしても、泊まったのは「ホテル」とは名ばかりの、修学旅行向けみたいな温泉旅館だったので、「温泉はいいけど、ここにはもう泊まらん」と思った(参照)。

その意味で温泉大浴場付きというビジネスホテルはありがたい。中でも山梨県の「ホテル昭和」はオススメである(参照)。

ちなみに、「にっぽんの温泉 100選(2025年度)」の中で私が行ったことのある 33の温泉とは、以下の通り。

下呂、道後、別府八湯、登別、湯布院、熱海、玉造、月岡、銀山、乳頭温泉郷、秋保、鬼怒川・川治、飛騨高山、鳴子温泉郷、白骨、湯西川、石和、湯河原、野沢、那須、玉川、河口湖、洞爺湖、越後湯沢、人吉、おごと、飯坂、日光湯元、作並、あつみ、かみのやま、塩原、日光。以上。

近いうちに草津、上諏訪、湯田中渋、ニセコあたりの湯には浸かってみたいと思っているが、ビジネスでの出張先としてはなかなか行けないところだ。どこか行ったついでに、無理矢理にちょっと足を伸ばすとか途中下車するとかしなければならないだろう。

死ぬまでに、5割に到達できるかなあ。

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2026年2月 5日

やれやれ、もう杉花粉が飛んでいるのだね

FBS 福岡放送の "せきや鼻水 もしかして花粉症?「ことしはちょっと早め」着る花粉対策グッズも" というニュース見て、「近頃くしゃみと鼻水がやたら多いのは、花粉のせいだったのか」とようやく気付いた。寒さが続いていたので、毎年恒例の件をすっかり忘れてしまっていたよ。

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FBS は「ことしはちょっと早め」なんて言っているが、近年は「毎年早め」なんじゃないかと、自分のブログを遡ってみたところ、昨年は 1月 25日付の和歌ログで「見えねども杉の花粉の舞ふといふ雲一つなき冬の青空」なんて歌を詠んでいる。杉花粉は 1月下旬から飛び始めるようなのだ。

さらに FBS の記事をよく読んでみると、耳鼻科医の白土先生が「12月下旬くらいから、おかしいな、花粉症に近い症状だなという人が、1月上旬も含めてお越しになっています」なんておっしゃってる。年も明けないうちからというのだから、さすが九州は早い。

というわけで、近頃は関東でも寒中から花粉は飛び始めるようなのだ。そう言えば先月半ば頃はやたらくしゃみをしながらも、まさか花粉症とは思っていなかったよ。今後は「花粉症は春先から」なんて既成観念に囚われないようにしよう。

私はヒノキ花粉にも弱いので、これがあと 1ヶ月以上続くのかと思うと、「やれやれ」と溜息をつきたくなってしまう。まあ、寝込むほどのことじゃないからいいんだけどね。

 

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2026年2月 4日

立憲・公明の「合流」、なかったことにしてもらいたい

集英社オンラインが "〈中道議席半減予測で立憲に衝撃〉「うちは3人に1人しか生き残れない」「公明と創価学会に乗っ取られた」選挙後は内部分裂も?" という記事を伝えている。私としても、中道の議席が減るのは確実と思っている。

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上述の記事、中身はちょっと極端なところがあるものの、立憲と公明の「合流」について否定的という点では、私が先月 17日に書いた "「中道改革連合」略して「中道」って、よくわからん" と共通している。「やっぱりそうだよね」と言いたくもなってしまうじゃないか。

今回の衆院選の結果に関して、多くの世論調査で「自民のみで 300議席超」「中道は議席半減」なんて予測が出ているという。フツーに選挙に突入していれば、立憲は前回並みか悪くて微減ぐらいの結果は得られるだろうに、余計なことをしたせいで反発の機運が出てしまっているのだ。

今回の合流では立憲系の候補者が小選挙区に集中し、比例区の上位は公明系の候補で占められているというのも、「立憲、やり方が下手過ぎる」と言われる所以だ。選挙区で自民党候補に負け、比例区の議席は公明系に持って行かれるのだから、踏んだり蹴ったりじゃないか。

私は 1月 28日の記事で高市総理に関し、「いずれにしてもこの人って、選挙は下手っぽい気がする」と書いたが、立憲民主党はそれ以上に「ド下手」だ。「ド下手」のおかげで「下手」が勝つなんて、いやな選挙である。

今回の「合流」が失敗に帰することは明らかなのだから、選挙後には清算して「なかったこと」にしてもらいたいと思っている。

【2月 9日 追記】

実際の結果として、「中道改革連合」は公示前の 167議席から 49議席に激減。しかしその中身は、以下の通りだった。

  公示前 選挙後
立憲民主党系 144人 21人(86%減)
公明党系 21人 28人(23%増)

立憲民主党、「ド下手以下」というほかない。このままでは公明党に乗っ取られる。

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2026年2月 3日

新幹線マップから見る日本の現在と未来

かるび勉強部屋というサイトで、ゆずぱ さんという方が日本の新幹線マップをスッキリと解説してくれている(参照)。「本線」は基本的に札幌から博多までを結ぶ一本道であり、ほかの秋田、山形、上越、北陸、九州、西九州の 6新幹線は「本線からの枝分かれ」だというのだ。

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(クリックすると別画面に拡大表示される)

なるほど、こうしてみると日本の新幹線というのはざっと言って、東京、名古屋、大阪、博多を結ぶラインで構成されており、それに札幌までの延長を付け加えて東北部分をカバーしている。これで大抵のメジャーな用は足せるようになっているわけだ。

一繋がりのラインで結ばれているのは基本的に日本列島の「太平洋側」で、日本海側はそこからの枝分かれでしかなく、枝分かれの終点地域は、東京と結ばれることでようやく存在価値を保っている。なるほど、日本の主要パートというのは東海道と山陽道なのである。

私なんかは、福島から枝分かれする「山形新幹線」が内陸の新庄止まりで、郷里の庄内まで届いていないことを「哀しい現実」と考えていた。しかしそれはまだ生やさしいことのようで、山陰、東九州、四国に至っては東京から遠いだけに、枝分かれすらされていない。

もっと言えば、新幹線の更なる整備というのは「リニア新幹線」という構想でも示されているように、既に結ばれているラインを上書きするようなものがメインである。日本のあちこちで「我が地元にも新幹線を」という声が挙がっているが、それはなかなか難しいようなのだ。

なにしろ、膨大な金と時間をかけて地方にまで新幹線を伸ばしても、その地域の人口は今後減少していくことが確実だ。そうなれば「赤字新幹線」になるのが見え見えなのである。

こうしてみると、日本という国はどんどん大都市圏に集約されていくしかなさそうなのだ。東北はクマの住処になってしまう。

考えてみれば、日本列島に人口 1億人は多過ぎるのだ。もはや「地方の活性化」なんて、言ってもしょうがない気さえする。

「活性化」なんてするより、行く行くは静かな「隠居場」になる方がよさそうだ。老後に住むなら、断然「新幹線の通っていない田舎」だ。「穏やかで暮らしやすい隠居場」になってもらいたいものである。

ちなみに私が今住んでいるつくばは、新幹線は通っていないしそこそこ暮らしやすいしで、住み続けるにはなかなかいいかもしれないね。クマもいないし。

 

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2026年2月 2日

Apple Watch の「低心拍数」という余計なお世話

私は Apple Watch を愛用していて、いろいろな面で重宝しているのだが、時々「余計なお世話だよ」と言いたくなることもある。その代表的なのは、「低心拍数」の通知ってやつだ。

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体をあまり動かさないでデスクワークや読書をしていると、Apple Watch が急にブルっと振動し、画面を見ると「低心拍数」なんていう表示が出ていることが度々なのだ。上の写真の例では「22:20 から始まった 10分間に心拍数が 40BPM を下回りました」なんてことになっている。

"BPM" というのは "Beats Per Minute" の略で、1分あたりの拍数を表す。私は音楽用語として知っていたので「メトロノーム」なんてものを思い浮かべてしまったが、心臓の拍数を表す場合も使うのだね。

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私は若い頃に結構な運動をしていたこともあってか脈拍はゆっくり目で、今でも心拍数があまり高くならない。平静時に 40BPM 以下に下がったところで何の支障もないので、度々こんな通知をされると鬱陶しくなってしまうのである。

ちなみに "Apple Watch 低心拍数" でググってみると、寝ている時にこの通知で起こされたという書き込みが結構多いが、私は睡眠中は腕から外して充電しているので、安眠できている。みんな、充電はどうしてるんだろう。

話を戻すが、最近になって「こんな通知がされないように設定できるはずだ」と思い至り、今さらのように調べてみると、やはり設定次第で通知を「オフ」にできるというじゃないか。そこで、さっそくやってみたというわけだ。

iPhone 上の "Apple Watch" アプリを開いて「通知」をタップし、さらに表示される項目の中から「心臓」をタップする。そこで表示された画面を見ると「40拍/分」にチェックが付いていた。もしデフォルトで「50拍/分」なんて設定になっていたら、朝から晩までのべつ余計な通知に悩まされるだろう。

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この画面で「オフ」にチェックを入れれば、呆気なくもそれでおしまい。「30拍/分」という項目があったら選択するところだが、さすがにそんなのはないのでね。

一昨日の夜、上の写真を撮った後にこの設定にして寝たので、昨日からは一度も「余計なお世話」に悩まされていない。おかげで清々した気分である。

ただ清々してはいるものの、自分の Apple Watch が結構汚れてることに写真を見て初めて気付いたので、昨日の朝、これまた今さらのように、アルコール綿で綺麗に拭き取ったのだった(遅いか)。


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2026年2月 1日

駅のホームの「ベンチの向き」、自殺対策も?

6年近く前のちょっと古い記事だが、ダ・ヴィンチというサイトの "駅のホームの「ベンチの向き」が変わってきた理由" というのが興味深い。駅ホームのベンチが線路に向けて平行ではなく、垂直の向きで設置されていることが多くなってきたというのである。

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こうした設置の仕方は関西方面に多いという印象があったのだが、最近では関東でも徐々に増えてきたようだ。紹介した記事によれば、"酔っ払い客の「ホームから線路への転落」を防止するのが目的" ということになっている。

線路へ転落する事故は、ホームすれすれのところをフラフラ歩いていて落ちるというよりは、ベンチから立ち上がって一直線に電車のドアに向かったつもりが、電車の到着直前であることに気づかず転落してしまうケースが多いためだという。

なるほどね。従来のベンチの向きだと、酔っ払った状態でベンチから立ち上がり、そのままフラフラ歩いて行ったら、ホームから落ちてしまったり電車に轢かれてしまったりする可能性がある。ただこれは「酔っ払い客」ばかりとは限らないだろう。

私は深刻な神経衰弱から立ち直った知人の話を聞いたことがあるのだが、彼は症状が最もひどかった時期に駅のホームで「飛び込み自殺」をしかけたことがあるという。

「朝の通勤時にようやく駅まで辿り着いても、ずっとホームのベンチに座り込んだまま立ち上がれないんだよね」と、彼は振り返る。「ところが、いつの間にかフラフラと歩き始めていて、ホームの端で入って来た電車に飛び込もうとしている自分に気付くんだ。そこでハッとして踏みとどまってた」

彼は今ではすっかり元気になって、自分の過去を客観的に語ることもできるのだが、ひどかった頃にはこのように、明確に意図しないまま自殺しかけたことが 2〜3度あったのだそうだ。

「世間では『同じ自殺するにしても、周りに迷惑のかからない方法でやってくれ』なんて言う人がいるけど、自殺する当人にしてみれば、そんなことまでは到底気が回らないんだよ」と、彼は言う。

というわけで、ホームのベンチの向きを変えることは自殺防止にもある程度の効果を発揮しているんじゃないかなあ。鉄道会社はそこまで明確には言わないけれど、「酔っ払い対策」ばかりじゃないのは確実だと思っている。

 

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