選挙結果で、「そこはかとなく」「心底から」脱力
昨夜は選挙速報を目にしても不愉快になるばかりだから、いつもより早めに床につき、今朝一番のニュースを見ると「自民 316議席獲得 単独で 3分の2超 中道は 49議席」という開票結果が伝えられていた。
自民党が大勝することは選挙前からわかっていたとはいえ、「3分の2超」という結果が明確に出てしまうと、やっぱり脱力してしまう。どういうわけか知らないが、「そこはかとなく」と「心底から」という 2通りの修飾語が同時に当てはまる脱力感である。
「この国の国民であることにしんどさを覚える」という感慨もあり、これはトランプを大統領に戴く米国民の約半数と共通するかもしれない。彼らの気持ちがリアルに想像できてしまうじゃないか。
この状態をいつまで我慢すればいいのだろう。唯一の救いは、チームみらいが 2桁の議席を獲得したことだ。今後の彼らに期待してみよう。
今日は長く書く気になれないので、以上。
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コメント
小選挙区制の怖さですねえ。だからこそ2009年の政権交代も起こり得たわけですが。
政党そのものの支持となる比例区で言えば、中道は自民の6割ほどは取っていて、その他の党の2倍以上ですが、結果はこうなるわけで。
せめて単独3分の2となった自民党には期待したいところです。特に最近の課題だった消費減税・議員定数削減・政治資金問題は、「自民党が弱かったから渋々同意してたけど圧勝したからなんやかんや有耶無耶に」なんてことにならないでもらいたいです。
投稿: らむね | 2026年2月 9日 09:21
らむね さん:
>小選挙区制の怖さですねえ。
強力でかつ拮抗した二大政党があるというなら、小選挙区が機能するんですけどね。日本の政治家って、案外「俺が、俺が」で大同団結が下手ですよね。
まあ、しばらくの我慢です ^^;)
投稿: tak | 2026年2月 9日 12:22
拓明さんは自民党が嫌いなんですか?
投稿: ひろゆき王子 | 2026年2月 9日 23:52
ひろゆき王子 さん:
好きとか嫌いとかではなく、きちんと政権交代される社会が望ましいと思っているわけです。
投稿: tak | 2026年2月10日 06:52
> きちんと政権交代される社会が望ましいと思っているわけです。
否、政権交代、あったでしょう。
2009年の民主党政権誕生、あの時は私も一票入れましたよ。民意さえ集まれば、ああして政権交代するんだと、興奮したことを今でも覚えていますよ。
その後、安倍政権になって、以後自民党が政権与党の座にいつづけているのは、これもまた民意でしょう。
問題は、自民党に代わって政権を担当出来る野党が、今のところ存在しないことにあるのではないでしょうか。
投稿: Mikio Aoki | 2026年2月10日 08:52
Mikio Aoki さん:
>2009年の民主党政権誕生、あの時は私も一票入れましたよ。
あれは希有な例でしたね。ただ、今は民主党も分裂してますし、あんなようなことは難しい状況です。
当時の民主党の人たち、どうしてあれに味を占めないで分裂なんかに走ってしまったのか、理解できません。心の底では「野党でいる方が気が楽」みたいに思っていたんでしょうかね。
>問題は、自民党に代わって政権を担当出来る野党が、今のところ存在しないことにあるのではないでしょうか。
まさにそれだと思います。
投稿: tak | 2026年2月10日 10:52
>当時の民主党の人たち、どうしてあれに味を占めないで分裂なんかに走ってしまったのか、理解できません。
思い起こすと、前原さんの小池知事への身売り、あれは罪が重いですねえ。ご本人はいま維新で今選挙でも悠々ご当選のようですが。
投稿: らむね | 2026年2月10日 17:56
らむね さん:
>思い起こすと、前原さんの小池知事への身売り、あれは罪が重いですねえ。
それは大きいですね。
「希望の党」なんて、今じゃムニュムニュ・・・ですもんね ^^;)
投稿: tak | 2026年2月10日 19:20
選挙速報を見てたら「東京24区」とかいう、アニメのタイトルみたいな文字列が見えて少々うんざりしてしてしまいました。一区しか小選挙区のない県もあるいっぽうであんな狭い地域に何区あるんだよ、というか……。一つの都道府県に小選挙区は最低5、上限10くらいにはできないんでしょうかね。
それはさておき、壊滅的惨敗だった中革連でも、能登の地震で地元のために尽力されていた近藤議員が(比例復活とはいえ)当選されていたのでとてもよかったな、と思います。表現規制カルトの尾辻かな子・よたかれんが落選したのもたいへんめでたい。
投稿: 柘榴 | 2026年2月11日 05:49
柘榴 さん:
>一つの都道府県に小選挙区は最低5、上限10くらいにはできないんでしょうかね。
それやると、「1票の格差」が広がっちゃいそうです。基準は面積じゃなくて人口ですから。
「表現規制カルト」というのは、よくわかりません。
投稿: tak | 2026年2月11日 06:20
野党に政権担当能力がない(とされる)のは、政権を担当した経験がほとんどないから。そして、「野党には政権担当能力がないから、任せられない」と言われ、連立に参加してもせいぜい閣僚を1ポスト割り当てられるくらいで、ろくに経験を積むことはできない。
2009~12年の民主党政権について、「早すぎた」という声があったと記憶していますが、実のところあの政権交代は「遅すぎた」のかもしれないと思っています。
つまり、日本はかなりの程度「手遅れ」です。
というのも、これが日本にとって最も不幸な点かもしれませんが、自民党にも人材の点ですでに「政権担当能力」がないからです。
投稿: 山辺響 | 2026年2月11日 10:31
山辺響 さん:
全面的に同意します。とくに最後のフレーズ。
投稿: tak | 2026年2月11日 10:48
福田首相のときの自民・民主の大連立がうまくいっていたらなあ、と今でも思います。民主党にとっては政権担当の良い予行演習になり、日本にも二大政党制の流れができていたかもしれません。
投稿: かおる | 2026年2月12日 09:14
かおる さん:
過去にこの問題で書いたことが 2度あります。
大連立に 「はぁ?」 以外のことを言ってみる (2007年 11月 4日)
https://tak-shonai.cocolog-nifty.com/crack/2007/11/post_3d35.html
「大連立」を巡る冒険(2011年 8月 14日)
https://tak-shonai.cocolog-nifty.com/crack/2011/08/post-cab7.html
小沢さんが影にいる話って、アヤシ過ぎましたね。さらに今回は、影にすらいられなかったようで・・・
投稿: tak | 2026年2月12日 10:35
>「1票の格差」
その単語、聞くたびに「団塊の世代」ならぬ「団塊の地域」という言葉が思い浮かぶんですよね。
シルバーデモクラシーもアーバンデモクラシーも似たようなもんじゃないか、とw
投稿: 柘榴 | 2026年2月14日 04:54
柘榴 さん:
まあ、選挙制度が実情に追いついていない、というか、かけ離れてるのは、大昔からですけどね ^^;)
投稿: tak | 2026年2月14日 15:27