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2026年3月に作成された投稿

2026年3月31日

”Streets of Minneapolis” という歌を聴いてほしい

Billboard が "Bruce Springsteen Performs ‘Streets of Minneapolis’ at No Kings Rally" (ブルース・スプリングスティーンが ノー・キングス・ラリーで 'Streets of Minneapolis’ を歌う)と報じている(日本語版は こちら)。

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'Streets of Minneapolis’ (ミネアポリスのストリート)は、今年 1月 7日と 24日に、ミネアポリスの街頭で国家への抗議デモをしていた米国市民のうち 2人が、国家組織 ICE と DHS (下の【注】参照)要員の銃撃で死亡した事件を取り上げた歌だ。最新のホットな(熱々の)プロテスト・ソングである。

既に全世界 19ヶ国の iTunes チャートで 1位を獲得しており、重要な意味をもつ歌だけに公式の対訳付き歌詞ページも公開されている。の画像クリックで曲が再生されるので、とにかく対訳を読みながら聴いていただきたい。

この曲を聴いて私は、「アメリカはまだ終わっていない」と確信することができたのだった。そしてこれが今回の "NO KINGS" ラリーのスタートとなるセントポール(ミネソタ州)でも歌われたというのは、象徴的なパフォーマンスである。

【注】 ICE は 米国の連邦移民取締局(Immigration and Customs Enforcement)で、DHS は国土安全保障省(Department of Homeland Security)

 

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2026年3月30日

全米で ”NO KINGS” デモが盛り上がっている時に・・・

全米で反トランプの "NO KINGS"(王様は要らない)デモが広がっていると、多くのメディアが報じている。下の画像からは AFP BB News の "「ノー・キングス」デモ、全米 50州で 800万人以上参加 主催者発表" という記事にリンクされる。

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思うに、高市首相はかなり悪いタイミングで米国訪問してしまったんじゃなかろうか。今回のトランプ・高市会談に関する日本のメディアでの評価は様々だが、正直なところ、手放しで「成功」とする記事が多いことに驚かされる。その根拠はほとんどが、「トランプとの関係をよくした」こととされている。

しかし視野を世界に広げれば、そうした視点で今回の会談を「成功」とするのは、かなり独善的なことなんじゃあるまいか。単純に考えただけで、「世界の嫌われ者」にあれほどあからさまに取り入ったら「日本のトップの Takaichi って、そんな女か」と世界に思われてしまう。

中には「石破さんでは、ああはできない」という論調もあるが、そりゃもちろん「石破さんだったら、ああはしない」よね。私としては「トランプとの関係を良くする」よりはむしろ、「彼とは一定の距離を置いていることを世界に示す」ことの方が「成功」と言うに値すると思うんだがなあ。

もしかして「世界に平和と繁栄をもたらすことができるのはドナルドだけ」と本気で思っているのなら、話はまた別になってしまうが、当のドナルドときたら、米国内ですらご覧の通り、アンチの波にさらされているじゃないか。秋に行われる中間選挙でも苦戦は必至だし、ずいぶんな無理筋と言うほかない。

というわけで、もう少し「安全距離」を保ってもらいたかったなあという話である。

【3月 31日 追記】

この「ノー・キングス」デモに関連して、ブルース・スプリングスティーンの歌が注目されているので、翌日付の 「”Streets of Minneapolis” という歌を聴いてほしい」という記事も会わせて読んでいただきたい。

 

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2026年3月29日

公演、講演中に着メロが鳴り響くという問題

一昨日付の読売新聞 ONLINE に "公演中の着信音どう規制? 講談師・神田伯山さん「自分が悪者役になって、鳴らさないでと言い続けないと」" という記事がある。どう規制しても講談公演中にケータイの着信音が鳴り響いてしまうことがあるというのだ。

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これって、本当に迷惑だよね。いや、「迷惑」というより「ガックリくる失望感」という方が的確かもしれない。公演の始まる前にあれほど何度も念入りに「携帯やスマホの電源はお切りになるか、着信音のボリュームをゼロにしてください」とアナウンスしているのに、それが守られないのである。

伯山さんの公演では、入場の際に電源が切ってあることの確認までしているというのに、それでも着信音が鳴り響いたという。入り口で電源を切っても、その後に自分で電源を入れ直しているとしか考えられない。しかもボリュームを上げっぱなしで。

これって、なにも講談の公演中に限らない。映画やコンサート、講演会などでもよくあることで、本当に勘弁してもらいたい。

先日、ある講演会に参加したときのこと、講師の講演の真っ最中に客席のどこかで着メロが高らかに鳴り始め、それがいつまでも鳴り止まない。しばらくして一人のオバサンが周囲に注意され、ようやく鳴っているのが自分のスマホと気付いたようだった。

会場全体が「やれやれ」と思った瞬間、さらに信じられないことが起きた。このオバサン、椅子の手すりに掛けてあるバッグからスマホを取り出すと、「ハイハイ」と応答し始めたのである。これには会場全体がブチ切れかけたが、隣の席にいた知り合いらしいオバサンに会場の外に連れて行かれ、事なきを得た。

こうしたケースでスマホの電源を切らないような人って、とにかく「かなり非常識」か「心ここにあらずのチョー・ボンヤリ」のどちらか、あるいは両方の人なので、そんな人に「電源をお切り下さい」なんて言ってもまず通じない。ということは、こうしたことってなかなかなくならないってことだ。

スマホ社会の「避けられない害毒」と思って諦めるしかないのだとしたら、かなり哀しい話である。

ちなみに私の iPhone は常に着信音を「オフ」にしてあり、バイブレーションで着信を知る(Apple Watch でも確認できる)設定だから、電車の中でも周囲に迷惑はかけない。

 

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2026年3月28日

AI って、草書体を読めないみたいなのだね

昨日に続いて、AI ってあまり信用し過ぎちゃいけないという話。Threads にAmakatsuko さんという方が下のような書き込みをしていらっしゃる(参照)ので、ちょっと驚いてしまった。

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一見して、「どうしてこれが『継続』なんだよ!」と言いたくなった。どう見ても「鐘聲」(鐘声 = しょうせい)で、書き込みへのコメントも、どれもそのように解説してくれている。(念のために書き添えるが、これ、右から読むのでよろしく)

ちなみに「継続」の草書体はこんな感じ。

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漢字の左側の「偏」が「子」を細長く書いみたいに見えたら、それは大抵「糸偏」と思っていい。いずれにしても上の「鐘聲」とは似ても似つかない。

どうやら現在の AI の能力では、草書体を読みこなすことはできないみたいなのだね。

AI に草書体を上手に読ませるには、膨大な画像データを覚えさせなければならないだろう。同じ文字の草書体でも、書き手によってかなりいろいろなクセが出るから、一筋縄では行かないのだ。

となると、AI が「草書体、任せろ!」と言えるようになるには、かなりの時間がかかりそうである。

 

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2026年3月27日

AI の「おべっか」は、信用しない方がいい

毎日新聞が "対話型 AI は「おべっか」 研究で明らかに 人間関係にも悪影響" という記事を伝えている。どうやら AI は、人間に見え透いたおべっかを使うらしいのだ。

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記事は次のように述べている。

「チャット GPT」など主要な対話型の人工知能(AI)は「おべっか(迎合)傾向」が高く、社会規範や対人関係に深刻な影響を与えることが、米国スタンフォード大の研究チームの研究で明らかになった。

AI は「おべっか傾向」が高く、社会規範や対人関係に深刻な影響があるというのだから、これは見過ごすことができないだろう。おべっかを使ったりゴマをすったりしないと、人間に利用してくれないとでも考えているのだろうか。

上の図で引用した例でも、「彼にひどいことを言ってしまった気がする」という相談に対する「あなたが選んだ道は困難でも、誠実さを示しています」なんて応答では相談の意味がない。さらに「ごみ箱のない公園にゴミを捨てた」という相談への回答も、当たり障りがないテキトーさだ。

AI というのは純粋科学的、あるいはとても論理的な問題だったらそれなりの回答を示すのだろうが、上で引用したような倫理的な問題の場合は、その回答をあまり信用しない方がいいようだ。こんなんで「AI がそう言ってたんだから」なんて真に受けてしまっては、下手したら人間性が損なわれかねない。

私は今でも AI を過信したりはしないのだが、実際に使い方によっては、結構アブナいと認識しておく方がいいようだ。

 

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2026年3月26日

「徹夜で考えた」結果が、あのお粗末発言だったのか

当サイトの 20日付で「世界の平和に貢献できるのはドナルドだけ」という発言のお粗末さについて触れたが、朝日新聞の昨日付記事が、あの言葉は「徹夜で考えた」ものだったと伝えている(参照)。一晩がかりで考えた結果がこれかと、正直言って呆れてしまったよ。

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問題の発言の含まれる動画は 20日の記事にも貼り付けておいたが、「徹夜で考えた」という発言は冒頭部分を下手な英語で言いかけたものの、すぐにモニョモニョになっている。トランプに「優秀な通訳がいるから」と助け船を出され、すぐに笑いでごまかして日本語に切り替えたのだった。

「徹夜で考えた」というなら、英語でどういうかぐらい考えて用意しておいてもよさそうなものだが、日本語原稿を用意しただけで、英語でも言えそうな気分(あくまでも気分だけ)になっていたようだ。20日の記事にも書いたことだが、ここでもう一度繰り返しておく。

彼女のプロフィールには松下政経塾を出た後に「米国連邦議会 Congressional Fellow(金融・ビジネス)」を体験したとある参照が、こんなんで大丈夫だったんだろうか。

どうみても大丈夫だったとは思われず、あのプロフィールの記述は「眉唾」としか思われない。まんざらデララメでないとしたら、肩書きだけもらったものの、全然深入りしなかった(できなかった)ということなのだろう。

この際はっきり言わせてもらうけど、この人、あんまりアタマよくないみたいだね。後先考えない発言で周囲のスタッフは気苦労しているみたいだし、そのうちだんだん化けの皮が剥がれてしまいそうな気がする。

 

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2026年3月25日

ロケットが宇宙に到達できないほど、日本の夏は暑い!?

だんだんと春が本格化し、東京の桜は今日が満開予想である。そして桜が散ってしまうと、世の中がどんどん暖かく、いやそれどころか暑くなっていく。そして、あの暑い暑い夏がやってくる。

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まだ 3月下旬だというのに、そんなことを考えてうんざりしていると、さらにうんざりするようなニュースが飛び込んできた。"H3 ロケット失敗原因は「日本の夏」?  接着剤の吸湿で強度低下との見方 JAXA が報告" というのである。

日本のロケット打ち上げが失敗し続けているのは、技術力の問題というより「高温多湿」の日本の夏の気候のせいかもしれないというのである。私としては「これだけ暑けりゃロケットも上がらないわな」と、妙に納得してしまった。

「理窟」ではなく「体感」による納得である。生身の人間があれだけヒイヒイいうのだから、精密機械の塊のロケットならおかしくもなるさ。

とはいうものの、ニュースの次の部分には、少々がっくりしてしまった。

文部科学省などが開いたきょうの会議で JAXA は、トラブルのあった衛星の台座部分について「夏季休暇期間に台座を保管する建物の空調が切られ高温多湿の環境下で保管されていた」と説明しました。

うぅむ、冷房費をケチって 50億円の打ち上げ費用を無駄にしてしまったのだと考えると、かなり複雑な気持ちになってしまうなあ。

 

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2026年3月24日

関西では駅のホームのベンチの向きがまた進化してる

下の写真は、先日出張で立ち寄った JR 伊丹駅(兵庫県)のホームで撮ったものだ。何と、ベンチが外向き(電車の入ってくるレールと反対側)で並んでいる。

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今年 2月 1日付 "駅のホームの「ベンチの向き」、自殺対策も?" という記事では「駅ホームのベンチが線路に向けて平行ではなく、垂直の向きで設置されていることが多くなってきた」と紹介しているのだが、関西ではさらに進化して「外向き」が増えているようなのである。

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ホームの両側で電車が発着するような場合は、当然ながら上の画像のように「ホームに垂直」に配置されているのだが、片側で発着するというケースでは、ベンチがすっかり「外向き」なのである。これまでの常識では考えられなかった配置だ。

私も試しに座ってみたが、フラフラと立って入ってくる電車に飛び込むなんてことは、酔っ払いにしろ自殺願望にしろ、かなり「難度」が高そうな気がした。電車の方に行くには、歩く方向を 180度変えなければならないのだから。

こうしてベンチの向きを変えることによって、酔っ払いの転落事故や飛び込み自殺を減らすことができれば、その結果として駅員の気の重い仕事も減らせるのだから、素晴らしいアイデアだと思う。関西人というのは、いいと思ったら採り入れるのが早い。

 

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2026年3月23日

天気の坂道は「下り坂」ばかりで「上り坂」がない

昨日の天気予報で「天気は下り坂です」と言っていたが、その坂は既に下り尽くしてしまい、どうやら回復傾向にあるようだ。ただ「天気は上り坂です」という言い方はあまり、というかほとんど聞かない。どうやら天気の世界には「上り坂」というものががないようなのである。

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WeatherNews のサイトに「天気下り坂」という現象について詳しく説明するページがある(参照)。上の画像のように、低気圧や前線の接近によって、天気がじわじわ悪くなっていくことを「天気は下り坂」と言い習わしているようなのだ。

ものは試しと「天気 上り坂」のキーワードでググったところ、見つかったのが「ジョージの天気上々」というサイトの 2018年 3月 2日付だ。おお、プロの天気キャスターがもろに「下り坂と上り坂!」なんてタイトルで書いてるじゃないか!

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しかしよく見ると、ちゃんと「天気下り坂/気温上り坂」と使い分けられている。うぅむ、吉田ジョージさんという人、さすがにその世界でメシを食っているだけあって、やることにそつがない。

さらにググってみたところ、「試験に出ない気象用語」というページに、"「下り坂」はあっても、「上り坂」はない" という項目がある。下の画像に書いてあるような事情なのだそうだ。

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「天気が下り坂」の反対は「天気が回復」というのが正しいらしい。「晴れの天気というのが、一般的な基準で、そこから落っこちていくか、また戻ってくるか、というような表現なのでしょう」とある。私は 16年近く前に書いた "「肉」と「天気」と「結果」" という記事を思い出した。

日本語では「天気」と言ったら、フツーは「いい天気」のことを指す。「天気雨」というのは、晴れているのに雨が降っている状態だ。「今日はお天気だねえ」と言えば、「いいお天気だね」ということである。日本人は、天気に関してはかなりオプティミスティックだ。

ところが英国では、 "weather" と言えば「悪天候」のことを言うらしい。"Because of the weather"(天気のせいで)と言うだけで、待ち合わせに遅れたことの言い訳になるという。英国人は天気ではペシミスティックのようである。

なるほど、「いい天気」がフツーなんだから、ことさら「上り坂」を想定する必要がないのだね。

ただ最近の夏のように、ムチャクチャ暑いのにさらにまた気温も湿度も上がりそうという時には、漢字を一文字変えて「登り坂」と言ってもいいような気がしてしまう。汗を滴らせつつゼイゼイ言って登るような、死ぬほどしんどい登山のイメージである。

 

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2026年3月22日

「田舎の徒歩」と「都会の徒歩」で【情報量】に差?

X(Twitter)に S-N曲線 さんという方の「田舎の徒歩と都会の徒歩の違いは距離じゃねえんだ。情報量なんだよ」といいうスレッドがある。「都会で 5分歩いていても飽きないが、田舎で 5分も歩いたら嫌になってくるぜ」と、自らコメントまで付けている。

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要するに、都会の道に比べたら田舎の道は情報量が少なすぎてつまらないということのようなのだ。

これに対して dg さんという方が「実は情報量に差があるというよりは、興味の対象があるかどうかで取得しようとする情報の量に差が出て来るのではないか」とコメントしておられる。ここでは「鋭い指摘」となっているが、実は「当たり前」だよね。

「田舎の徒歩」と「都会の徒歩」で【情報量】に差があると決めつけるのは、実に乱暴な話というほかない。「田舎は情報量が少ない」と思ってしまうのは、そこにある情報に気付けないというだけのことだ。

スレッド中の多くのコメントを眺めると、「情報」ということについて考えの浅い人が多いことに驚かされる。受け身でいても勝手に飛び込んでくる刺激的な要素のみが「情報」だと思っているかのようだ。

しかしもう少し掘り下げて考えてみると、まさにその「掘り下げ甲斐」があるのは田舎道という気がする。私はつくばの田舎暮らしだが、田舎道を散歩していると「自然」に関する具体的な情報ばかりでなく、「時空」といった抽象概念を刺激するような情報さえも豊富に得られるという実感がある。

もっとも都会の道を歩いていても、その気になればいくらでも掘り下げられるだろうが、刺激的な情報ばかり多くて掘り下げる前に疲れてしまったりする。これがちょっと問題だ。

重要なのは、取得する情報の「選択」とか「ふるい分け」を、意識的に、かつ上手にするということだろう。初めから一方が情報豊富で、他方が貧弱だなどと決めつけるようでは、「無意識的な選択」(これを「予断」と言う)が行き過ぎてるってことだ。

 

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2026年3月21日

トランプの前では、やたら「ぶりっ子」の高市早苗

昨日は高市首相の問題発言について「トランプより下手くそなジョーク」と書いた(参照)が、今日はそれ以上に気になったことを書かせていただく。それは、"どうして高市早苗って、トランプの前ではやたら「ぶりっ子」なんだ?" ということだ。昨日の記事の動画を見たら、多くの人がそう感じるだろう。

さらに上の動画を見ても、日米首脳同士というよりは単なる「オッサンとぶりっ子」の関係にしか見えない箇所が多い。見ていてこちらが気恥ずかしくなってしまうほどだ。

高市は日本の国会答弁などでは、最近とみに「エラソー」な態度を見せることがある(参照)と批判され始めており、当人も結構ストレスを感じているんじゃないかとも思われる。ところが米国に渡ってトランプの前に出ると、意識的にか無意識的にか知らないが、急に態度が変わってしまうのだね。

高市が「トランプのお気に入り」というのは、既にかなり知られたことのようだ。トランプとしては、彼女が自分の前だとやたら「かわい子ちゃん」ぶるのでついほだされてしまうのだろう。まあ、トランプ側の「趣味の悪さ」も関係するのだが。

これって、何とかまともに考え直してくれないと、国際的にも「異様な関係」として認知されてしまいそうな気がする。

【同日 追記】

この記事に山辺響 さんが「たぶん自民党の重鎮の前でもそういう『ぶりっ子』的な態度で振る舞っていたのだと思いますよ」とコメントしてくださり、私も「なるほど、それはあったかも」とレスした。

その後、「あったかも」どころではなく「確かにあった」と写真入りで裏付けてくれる記事を見つけた。週刊新潮 2025年 10月 16日号掲載の【「初々しい "ぶりっ子ポーズ" で安倍首相に大接近」 高市早苗氏、初当選時の初々しい姿も】という記事である。

「ぶりっ子」は彼女の処世術なのだね。

【3月 24日 追記】

昨日辺りからトランプに対する高市首相の振る舞いや態度を、「すり寄り」だの「腰巾着」だのと批判する論調が目立つようになった。私はそれより 2日前から「ぶりっ子」と指摘しているわけなんだけどね。みんな遅いよ。

 

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2026年3月20日

高市の問題発言、トランプより下手くそなジョークと?

大阪出張を無事に終えて帰宅し、一晩寝て起きた途端に、訪米中の高市首相が「世界の平和に貢献できるのはドナルドだけ」なんて発言したというニュース(参照)を目の当たりにして、どっと疲れてしまった。おいおい、勘弁してくれよ。せっかくぐっすりと寝たのが台無しだ。

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The Japan News でも文字通りに "Takaichi Says Only Trump Can Bring Peace, Prosperity to World at Japan-U.S. Summit" と報じられているし、こんな発言が国際的に知れ渡ったら、「日本って、そういう国になってしまったのかよ」と世界中に思われてしまうじゃないか。こりゃ、ヤバいぜ。

心配だから "only trump world peace Takaichi" のキーワードで海外のニュースを検索してみたところ、この高市発言、今朝の時点ではあまり正面切って報じられていないようだ。むしろトランプのパールハーバー攻撃をネタにしたド下手なジョークの方が前面に出ており、妙な意味で少し安心した。

動画で確認してみると、高市は最初の挨拶だけを思っていたよりつたない英語で言い、問題発言に関しては出だしだけモゴモゴ言ったかと思うと、後は諦めて「優秀な通訳」に頼っている。このくらいのこと、英語で言えないかなあ。


(上の▷をクリックすると、問題の場面から再生される)

彼女のプロフィールには松下政経塾を出た後に「米国連邦議会 Congressional Fellow(金融・ビジネス)」を体験したとある(参照)が、こんなんで大丈夫だったんだろうか。

とまあ、そんなわけなので、米国内では彼女の問題発言が、トランプよりさらに下手くそでつたない上に馬鹿馬鹿しいジョークぐらいに受け取られたのだろう。それって、不幸中の幸いというものである。以上。

 

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2026年3月19日

近頃、社名変更がやたら多いと思っていたが

"ぺんてる、「アストラム」に社名変更" というニュースを見て、「近頃、社名変更がやたら多いなあ」と思ってしまった。「ぺんてる」という名称には昔々の子どもの頃から馴染みがあるから、今さら「アストラム」なんて言われても、シンパシーとか親近感とかいう感情がちっとも湧かないなあ。

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社名変更(あるいはブランド変更)と言えば、「ロッテリア」が「ゼッテリア」に変わったというニュースは、当初「ぜってぇ(絶対) 冗談でしょ」としか思えなかった。マジとわかって、"「ゼッテリア」の名称には、素直に笑わせてもらった" という記事まで書いたほどである。

ちょっと調べてみたところ、BUSINESS INSIDER というサイトで "マルハニチロにゲオ… なぜ今、社名変更が相次ぐのか? 2025年は過去最多、急増の背景と「成功」への鍵" という記事が見つかった。近頃社名変更が多いというのは、単なる個人的印象だけではなかったのだね。

この記事には社名変更の意義について次のように書かれている。

祖業のイメージから脱却し、新たな成長領域へと軸足を移す。あるいは、グローバル展開を見据えて、国や業種の枠に縛られない名前へと生まれ変わる・・・

今風の業界的言い回しがギュッと詰め込まれて、ちょっとカッコよく聞こえてしまうじゃないか。この記事では最近の社名変更として次のような例が挙げられている。

マルハニチロ(冷凍食品)→ Umios (ウミオス)
田中ホールディングス(串カツ) → ユニシアホールディングス
ゲオホールディングス(中古品) → セカンドリテイリング
北國フィナンシャルホールディングス(銀行) → CCIグループ
東洋インキSCホールディングス → artience(アーティエンス)

それぞれにもっともらしいいわくが付いているようだが、こちらとしては「ご苦労様。お陰様で、わけがわからなくなりました」と言うばかりだ。「セカンドリテイリング」なんて、ユニクロ(ファーストリテイリング)の二番煎じとしか思われないし。

私としては、チャラチャラした社名に変えるより、敢えて昔のままにしておく方がずっとカッコいいと思う。その意味で「資生堂」や「龍角散」はかなりエラい。漢方の「ツムラ」も、昔の名前の「津村順天堂」の方がずっと信頼感があったのに。

かつらの「アデランス」が一時「ユニヘアー」なんて社名にしたものの、どうみても失敗なので半年で元に戻したという例もあるしね。はっきり言ってしまえば、一見おしゃれっぽい社名変更なんかで儲かるのは、当事者企業よりも裏で暗躍する広告代理店である。

 

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2026年3月18日

クルマで自転車を追い抜くときの間隔とスピード

読売新聞が昨日付で "車の自転車追い抜き、間隔は「少なくとも 1メートル」・狭い道は時速 20~30キロ… 警察庁が近く目安公表へ" というニュースを伝えている。現在の道路交通法は「安全な間隔を保つか、徐行すること」を義務付けているが、これまでは具体的な数字が示されていなかったのだという。

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これでは曖昧すぎるというわけで、今回「少なくとも 1メートルの間隔を空けるか、狭い道では 20〜30キロのスピードで」という目安を公表することになったのだろう。なるほど、気持ちはよくわかる。

個人的には、クルマを運転していて自転車などを追い抜くときは、ほぼ確実に 1メートル以上の間隔を空けているという自信があるし、狭い道では 30キロ以下にスピードを落としている。そうでないと、相手の自転車がヨレたりしたら接触してしまいそうで、こっちの方ががコワいからね。

ただ実際問題としては、クルマの運転席は大抵は右側にあるから、左側の助手席越しに追い抜く自転車の距離なんて正確には把握しにくい。ドライブレコーダーだって、相手との距離の数値化まではしてくれないしね。

取り締まる側にしても、いちいちメジャーを取り出すわけにもいかないから、結局は感覚的判断に頼ることなるのだろう。

というわけで、今回のこの話は「気分的な圧力」にはなるだろうが、実効性としては「雰囲気の問題」ということなんだろうと思っている。

ちなみにこの記事、大阪に向かう新幹線の中で書いている。時速 20キロの 10倍以上のスピードで景色が通り過ぎていく。

自転車が 1メートルの間隔でそばにいたら、風圧で吹っ飛ばされるだろう。

 

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2026年3月17日

トランプの虚言癖か? 前任者の誰かがトボけてるのか?

CNN が本日付で "トランプ大統領、イランめぐり「前任者に称賛された」 前任の 4人は全員否定" というニュースを伝えている。この人、最近は虚言癖まで出てきてるんだろうか。

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ニュースは次のように告げている。

米国のドナルド・トランプ大統領は 16日、最近話をした米歴代大統領のうち 1人がイランに対するトランプ氏の行動を称賛して「自分もあなたのようにやりたかった」と語ったと、2度にわたって主張した。

存命の前任者はクリントン、ブッシュ、オバマ、バイデンの 4人いるが、このうちの誰が賞賛したのかについて、トランプは明らかにしていないし、実際にそのような会話があったという根拠も示されていない。

この 4人のうち、最もそんなようなことを言いそうに見えるのはジョージ・ブッシュだが、記者団の「ブッシュか?」という質問に対してトランプは「ノー」と答えたという。さらば「クリントンか?」と聞かれると「言いたくない」と濁したらしい。

ただしこれらの 4人はすべて、少なくともイラン攻撃以後はトランプと話したり連絡を取ってはいないと表明している。とすると、トランプがデタラメを言っているのか、そうでなければ 4人のうちの誰かがトボけてるかだ。

トランプの言い分からすれば、ブッシュ以外の誰かが「自分もあなたのようにやりたかった」と述べたということになるのだが、残る 3人はすべて民主党なので、それはちょっと考えにくい。となると、やっぱりトランプの「虚言」と見るのが自然なんじゃなかろうか。

この人、最近はやることなすことすべて「ハズレ」っぽい結果となっているので、焦ってるんじゃあるまいか。それで苦し紛れにいろいろな「思いつき」を言いまくっているように思われる。

日本を含む 7カ国に対する「ホルムズ海峡への艦艇派遣」という唐突な要請にしてもそうで、昨日は「必要だからではなくどう反応するか知りたい」なんてアホなことを言ったかと思えば、改めて「強く促す」と迫ったり(参照)で、はっきり言ってムチャクチャだ。

いずれにしても、あまり信用しない方がよさそうである。

【3月 18日 追記】

らむね さんと 山辺響 さんのお二人の、鋭いユーモアあふれるコメントに脱帽。

【同日 追々記】

AFP によれば、今度は "トランプ氏、NATOや日本の支援「必要ない」 艦船派遣要請空振りで不満あらわ" ってことになってるらしい。いやはや、もはや駄々っ子の様相だ。

 

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2026年3月16日

これじゃ ”「トラガール」促進” になんてならないよね

"「トラガール」促進のために女性が企画した「水玉ピンク」のキャンター! 実際の女性トラックドライバーから非難囂々「大不評」だったワケ" という記事に添えられた写真を見て、悪いけど笑ってしまった。こんなんじゃ”「トラガール」促進” になんかならないよね。

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案の定、見出しものっけから「実際の女性トラックドライバーから非難囂々」とある。そりゃそうだ。こんなのに乗ろうなんて思わないだろう。

実際の市場ではドライバーが不足しがちのため、大型・中型免許をもつ女性ドライバーをトラック業界に呼び込むための動きが活発化しているらしい。記事本文にも、"2014年から国土交通省を中心に「トラガール促進プロジェクト」という取り組みが進められている" とある。

そして国交省のプロジェクトでもこのトラックが大々的にアピールされたというのだが、その反応は記事中で次のように報じられている。

とくに女性サイド、実際にトラック業界で働く女性からの否定的な意見が多く、「ダサピンク。女性とピンクに謝って欲しい」「女性だからピンク…… センスがおっさんだ」などなど辛辣なコメントが飛び交った。

「センスがおっさんだ」という反応には私としてもまさに同感だ。まさにオッサンが企画したんじゃあるまいかと思ってしまうが、記事の見出しには「女性が企画した」とあり、本文にもメーカーの三菱ふそう社が「女性の、女性による、女性のためのトラック」というテーマで作ったとある。

デザインに関わった女性チームは、単純に考えると下手な「ロリータ趣味」ということになるのだろうが、ちょっと深読みすると、妙な事大主義が出てしまったとも想像される。

つまり、女性による企画チームが「女性トラックドライバーの乗るトラック像」を構築するにあたり、職場のオッサン上司の OK をもらいやすくするために、無意識的に「いかにもオッサン目線で考えそうな女性トラックドライバー像」というのを、ことさらなまでに採り入れてしまったという複雑事情だ。

結果、オッサン上司は喜んで承認しちゃったんだろう。しかし実際は、女性ドライバーに「このトラックにお乗り下さい」と言っても「勘弁してよ」と言われるのがオチだ。その気持ち、フツーの男でもよくわかると思うが、オッサン上司や国交省のお役人にはわからなかったのかなあ。

さらに付け加えさせていただくが、こんなトラックに乗っていたら、悪趣味な男性ドライバーが幅寄せなどの迷惑運転を仕掛けてこないとも限らない。余計な危険を呼び寄せる可能性まであるってことだ。

 

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2026年3月15日

カタカナで言う方がずっとわかりやすい言葉

Threads に mana236mana さんという方が投稿した「これ全部答えられる人っているのかな」というのが話題だったので行ってみたところ、イージー過ぎて拍子抜けしてしまった。テレビのクイズ番組に出た問題らしいのだが、「全部わかった」というコメントが多い。

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こんなのでじらしてもしょうがないから、のっけから正解を書いてしまおう。① マーチ、② コンチェルト、③ ワルツ、④ シンフォニー、⑤ ラプソディ、⑥ レクイエム、⑦ ノクターン、⑧ ロンド、⑨ エチュード、⑩ セレナーデである。少しでも音楽を齧ったことのある人なら楽勝だと思う。

私としてはむしろ、「逆に日本語に戻す方が難しいかも」というコメントに同感してしまった。この分野って初めからカタカナで覚えたので、「狂詩曲」とか「鎮魂曲」「輪舞曲」なんて日本語は、はっきり言って全然馴染みがない。

ということは、この 3つに関しては最初の一文字が示されていなかったら「???」になってしまっていただろう。他の 7つはまあ、楽勝だが。

この画像を見ているうちに、私は 9年近く前に自分で書いた「カタカナ言葉を巡る冒険」というのを思い出してしまった。平成 20年度の「国語に関する世論調査」によると、その 6年前に比べてカタカナ言葉の理解度が格段に高まっているというのである。

例えば「モチベーション」という言葉は、平成 14年度には 45%の人しかわからなかったが、その 6年後には 73.8%の人に通じるようになった。ほかにも「モニタリング」や「インサイダー」など、平成半ば以後になって当たり前に通じるようになったカタカナ言葉は少なくない。

こうした言葉は、下手に漢字の熟語で言うよりもカタカナでそのまま言う方が通じやすかったりする。「マーチ」とか「コンチェルト」とかいう言葉にも、そんなところがあると思う。

カタカナ語の嫌いな人は、「日本語で言え、日本語で!」なんて憤るが、カタカナの方がわかりやすい言葉というのはかなり多いのである。「パソコン」とか「スマートフォン」「キーボード」「マウス」なんてのはその代表例で、「日本語で言え」なんて言われても困ってしまう。。

極めつけは 4日前と 3日前の記事のテーマだった「コーヒー」とか「ギター」とかいう言葉で、純粋な日本語としての訳語がないよね。「南蛮渡来黒色苦味飲料」や「西洋六弦三味線」なんて言ったら、まるで判じ物だ。

 

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2026年3月14日

第二次トランプ政権自体が、超長〜いレイムダック?

今年は花粉症がキツくて、屑籠が用済みティッシュですぐに一杯になってしまう。スギ花粉のピークは過ぎたようだが、これからヒノキ花粉が増えるので、花粉症はまだまだ続く。そういえばトランプが「2〜3日でケリが付く」なんて軽い気持ちで始めてしまったイラン戦争も、なかなか終わりそうにない。

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トランプ自身も今さらながら本音では、「こんなはずじゃなかった」なんて思っているのだろう。そうしたことを反映してか、ロイターはこの戦争の出口戦略を巡り政権内で路線対立が生じていると報じている(参照)。

とにかくトランプが余計なことをしたために、面倒な問題がいくつも生じている。日本にとって最も迷惑なのが、ホルムズ海峡が事実上封鎖されてしまったために、石油の値段が上がってしまうことだ(参照)。

トランプは当初、ホルムズ海峡を通過するタンカーは軍が護衛するなんて言っていたが、当の米海軍がそれを拒否するというドタバタぶり(参照)である。さらに「船員は根性見せろ」(show some guts)なんてノー天気なことを言ってるようだが、ガッツなんか見せるよりも死なないことの方が大切だ。

というわけで、トランプの「思いつき」では国も世界も動かないことが明白になってしまったのである。

トランプの大統領としての任期はまだ 2年以上残っているのだが、私としては既に実質的に「レイムダック」(政権末期の「死に体」状態)に突入してしまっているんだと思っている。もしかしたら、第二次トランプ政権自体が過去に例を見ないほど「超長〜いレイムダック」なのかもしれない。

我々は次の大統領選挙の結果が出るまで、こうした混乱を我慢し続けなければならないんだろう。やれやれ、うんざりだよね。

 

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2026年3月13日

「強制労働」って、日本にも結構あるよね

米、日本含む複数国に強制労働の調査開始」というニュースが一斉に流れている。クリックしてみれば僅か 3行ほどの短いニュースだが、ニュースバリューとしては決して軽くはないようだ。

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ニュース本文は次の通り。

「米通商代表部(USTR)は 12日、日本を含む 60カ国・地域を対象に、強制労働に関して通商法 301条に基づく新たな調査を開始した。公正な競争を阻害していると見なせば制裁関税を課すことができる。

「公正な競争を阻害していると見なせば制裁関税を課すことができる」というのだが、調査対象とされる 60カ国・地域の中には、「強制労働」と見なされて当然のような労働環境があったりするのだろう。ただ、その基準は「通商法 301条に基づく」とされるものの、曖昧なんじゃなかろうか。

その気になればちょっとしたことでも「強制労働」と見なして制裁関税を課すことができる。日本にだって結構ヒドい労働環境があって、その気になればいくらでも制裁関税の対象とすることができるだろう。

残業手当もなく夜中まで残業させられたり、当然の権利である有給休暇の取得がはばかられたりというのは決して珍しいことじゃなく、厳密に言えば「強制労働」と言える。とくに外国人労働者に関しては、あまり保護されれていないとみられる。

今回の米国の調査開始を機に、日本の労働環境が多少改善されるとしたら、ちょっとして儲けものかもしれない。ただ、お膝元の米国内の事情だって結構なものだと思うのだが。

 

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2026年3月12日

フェンダーのストラトキャスターってギターの話題

フェンダー、Stratocaster ボディデザインの著作権保護でドイツ裁判所から重要判決を獲得」というニュースに、ちょっと驚いてしまった。楽器に詳しくない人には何のことやらわからないだろうが、フェンダーという米国の楽器メーカーが展開するエレクトリック・ギターのデザインの話である。

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フェンダー社の訴えを受けたドイツの裁判所の判決により、今後はヨーロッパ市場で他社がフェンダーのストラトキャスターのデザインを模したギター、つまりコピーモデルを販売することができなくなったというのである。

ストラトキャスターというのはとても人気のあるモデルで、日本の音楽雑誌でも特集別冊が出たりしている。下の画像はヤングギター誌のストラトキャスター特集の表紙で、奏者はエリック・クラプトン。

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個人的には黒いシャツと水色のストラトキャスターのカラー・コーディネートが「ちょっとね」という気もするが、この人、写真や動画で見る限りでもいろいろな色のストラトキャスターを弾いてる(ブラウニーホワイトブラック)。この水色も含めて最低でも 4台(実際はおそらく 10台以上)持ってるよね。

で、これだけ人気のモデルだけに市場にはコピーものがどっさり出回っており、日本でもいくつかのメーカーが「ストラトキャスター・モデル」とか称して堂々と展開している。下の画像はグレコが展開する「ストラトキャスタータイプ」ってやつ(参照)で、品質は決して悪くない。

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右から 3番目の水色のモデルなんて、上の写真でクラプトンが使っている本物と見分けが付かない。それが 99,000円で買えるってわけだが、他のメーカーのコピーものだと、もっと安く買えると思う。

ストラトキャスターばかりでなく、他の人気モデルのコピーもどっさり、しかも堂々と展開されている。有名なところでは同じくフェンダーのテレキャスター、ギブソンのレスポールSG なんて、楽器屋に行けばいくらでもコピーものが安く買える。

かくいう私も、大昔の貧乏学生時代に買ったのはグレコの SG コピーモデルで、今でも押し入れの奥に眠ってる。ギブソンさん、ごめんなさい。

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今回の判決はヨーロッパ市場が対象になっているが、今後は日本でも徐々にこうした展開をしにくい雰囲気になるかもしれない。かといって、国内メーカーが今さらオリジナル・モデルを出しても「ダサい」と思われがちで、難しいんだよね。

本来ならコピーモデルを出す方がダサいはずなんだが、それがなかなか通じない。どうしても、有名ギタリストが使ってるのと同じモデルが「カッコいい」ということになってしまう世界なのである。

で、クラプトンとていろいろなギターを弾いているのだが、圧倒的にストラトキャスターを使うことが多い印象で、そんなこんなで巷でもやっぱりこれが一番人気なのだよね。ハードロックとかヘヴィメタだと、ギブソンのレスポールが多かったりするのだが。

 

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2026年3月11日

コーヒーはシエラカップで飲むとおいしい

先月はコーヒーに関するブログをいくつか書いたが(参照 1 参照 2)、こちらのサイトではコーヒーを飲むカップについては少しも触れていなかったことに気付いた。「和歌ログ」の方では「日の陰る夕べに熱きコーヒーをシエラカップに注ぎ飲みたり」と、写真入りで詠んでいるのに。

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実は私は、自分のデスクに向かって仕事しながらコーヒーを飲むとき、上の写真にある「シエラカップ」というものを使っている。しょっちゅう山登りをしていた 20代の頃からだから、半世紀続いている習慣だ。

「金属製のカップだと、コーヒーがすぐに冷めちゃうでしょ」と言われることもあるが、ご心配なく。材質であるアルミニウムは金属としては比較的比熱が高いので、それほどすぐに冷めちゃうわけでもない。

そりゃあ陶器と比べれば少しは冷めやすいが、そもそも私は猫舌で熱いのが苦手だし、デスクサイドにあるコーヒーマシンでたっぷり作ったコーヒーをチビチビ注いで飲むスタイルなので問題ない。冷める前に飲み切り、飲み切ったら熱いお替わりを注ぐという繰り返した。

で、最近気付いたのだが、コーヒーってこのシエラカップで飲むとおいしいのである。先日ちょっとした気紛れでいわゆるフツーの陶器のコーヒーカップに乗り換えてみたところ、どういう理窟かわからないが、なんだかちょっと物足りない。いつもより「コク」が感じられないのである。

で、すぐにシエラカップに戻したところ、「これでこそ!」と納得したのだった。以来、家でコーヒーを飲むときは、浮気せずに断固シエラカップである。さすがにコーヒーショップでは、「シエラカップでお願い」ってわけに行かないけどね。

ちなみに、シエラカップの「シエラ」というのは米国のシエラネバダ山脈にちなんだもので、自然保護団体の「シエラクラブ」が会員用に作ったのが始まりとされている。バックパックのフックに引っかけて、トレイルを辿れるデザインで、なかなかイケてる。

ただこれ、日本語化の過程で「シェラカップ」(「ェ」が小文字)になってしまったようで、「シエラカップ」でググっても下のように表示されて「シェラカップ」のオンパレードになる。

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しかしそもそもの名称の元になった「シエラネバダ山脈」って、綴りは "Sierra Nevada" で、"Sherra Nebada" とかじゃない。発音としては「シェラネバダ」じゃないのはもちろん、さらに「シエラネバダ」でもなく、あえて書けば「スィエラネヴァーダ」って感じだ。

ということは、このカップも本来は「スィエラカップ」なのだが、そこはまあテキトーに「シエラカップ」ぐらいで抑えとこう。あんまりこだわると「嫌味なヤツ」になっちゃうからね。

そう言えば金属製のマグカップを好んで使う人が多いのも、シエラカップと同じ感覚でおいしく感じるのかなあ。私は使ったことがほとんどなくてわからないので、マグカップ派の方がいらしたら、コメントよろしく。

 

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2026年3月10日

ガソリン 1リットル 200円超えとなったらイタいなあ

中東情勢の悪化で、ガソリン価格が高騰するのではないかとの報道が相次いでいるが、天下の朝日新聞も昨日付で「ガソリン 1リットル 200円超えの見通し 原油価格の急騰、識者試算」と伝えている。有料記事なので途中までしか読めないが、とにかく見出しを読むだけでイタいなあ。

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トランプは先月 28日にイランを爆撃してハメネイを殺害し、「この戦争は 2〜3日でケリがつく」なんて言っていたが、私は「そんな簡単に済むはずなかろうよ」と思っていた。案の定、その後は「4〜5週間で終わる」に変わったが、どうやらそれも無理そうで、次は「数ヶ月で」なんてことになるだろう。

それもダメだと、かつてのベトナム戦争みたいに泥沼化しかねない。まったく余計なことをしてくれたもので、トランプの頭は全然スマートじゃないというのが、今回のイラン爆撃でますます明らかになった。

経済誌「エコノミスト」と調査会社ユーガブの調査では、トランプ大統領の支持率は 38%(前週:39%)と低調で、不支持率は 59%だったという(参照)。純支持率(支持率と不支持率との差)はマイナス 21ポイントで、この傾向は今後も続いてしまうだろう。

とにかく原油価格の値上がりは必至だから、ガソリン 1リットル 200円超というのはマジで覚悟しておかなければならないだろう。私の住むつくば近辺は完全にクルマ社会なので、あちこち用足しに行くだけで大変になる。

さらに物流コストも上がるから、インフレ傾向に拍車がかかる。この辺りは退職して年金暮らしの人がかなり多いもので、みんな顔を合わせれば愚痴を言い合ってるよ。

私としても、一人で近場に行くのはクルマではなく原付バイクで行こうなんて考えている。暖かい季節、雨が降らなければそれも楽しいが、冬になっても問題が解決しなかったら、さぞかし寒いだろうなあ。

いすれにしてもトランプの任期はまだ半分も過ぎてないんだと思うと、それだけで疲れてしまうよ。

 

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2026年3月 9日

「ほっそーい福島」というのがあるというお話

X(Twitter)に坊主さんという方が「福島県の常識と言えば?選手権/入賞/ほっそ〜い福島」というコメントを画像付きで tweet してくれている(参照)。いやはや、こんなようなところが現実にあるとは、東北生まれの私も生まれて初めて知ったよ。

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このスレッドには、スベスベゲイナーさんという方の「たしか地殻変動で山形と新潟の間に隙間ができたから福島が流れ込んできたんですよね」というコメントがある。つい座布団 5枚ぐらい差し上げたくなってしまうよね。

ただ 笑人形(藁)さんという方が紹介してくれている実際の現地の風景を見ると、決して「流れ込んだ」というような地形ではなく、むしろ「盛り上がった」と表現する方が近い気がする。おそらく地下深く潜り込んでいた福島県北西部が地殻変動で押し上げられ、地表の細い亀裂から噴出したのだろう。

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冗談はともかく、なかなかいい風景である。すっかり人里離れた山の尾根道で、飯豊山(「いいでさん」と読み、標高 2,105.1m)への登山道になっている。テントと寝袋をかついで歩いてみたくなるじゃないか。

実際の地図で見ると、細長く伸びた福島県がちょっと膨らんだように見える辺りに、飯豊山の山頂があり、この付近に飯豊山神社の奥宮がある。そしてこの神社周辺と、そこに至る登山道だけが、福島県となっているのだ。幅は 90cm から数メートルしかないらしい。

廃藩置県後の明治の頃は、この奥宮は新潟県の所属とされていた。しかし飯豊山神社の麓宮は現在の福島県喜多方市にあるため、「飯豊山神社は麓宮と奥宮で一つの神社」との福島県側の主張が 1907年(明治 40年)に通り、参道に沿った「へその緒」と呼ばれる県境ができたのだという(参照)。

こんな変わった形の県境が形成されるほどに、当時の飯豊山信仰は民衆の生活に密着していたのだね。何となくいい話だ。

ちなみに私は、朝日連峰には若い頃に登ったが、飯豊連峰は登ったことがない。こんな面白いストーリーがあるなら、登っておくんだったなあ。

【3月 13日 追記】

コメントで山辺響さんが推薦してくれた「ふしぎな県境」(西村まさゆき著、中公新書)が今日届いて、読んでみた。なかなかおもしろい。

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ちなみに著者の西村まさゆきさんという方は登山ではまったく初心者なのに、ガイド付きとはいえ、いきなり飯豊山に登られたらしく、フラフラになりながらのルポだったようだ。そりゃ、大変だったろう。本の帯の写真がその時のものだ。

 

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2026年3月 8日

ランドセルって、「ご大層なもの」扱いなんだね

東洋経済 ONLINE に【ラン活疲れを癒やすモンベル「1万円台ランドセル」の正体 自治体の無償配布が変えた "通学カバン" の常識】という記事があるのだが、そもそも初っぱなの「ラン活」という言葉に戸惑った。ランドセルを背負って「激しい活動」することかと思ってしまったよ。

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ググってみたところ、AI が「小学校入学に向けたランドセル選び・購入活動のこと」と答えてくれた。へぇ、知らなかった。そんなことがご大層に「活動」扱いされているのだね。我が家の娘たちの小学校入学時(30〜35年前)には、テキトーに買い物に行ってテキトーに買ったものだがなあ。

そういえば、このブログでも 4年近く前に「最近のやたら大きなランドセルは、中身もびっしり」という記事を書いていたんだった。30年前のものと比べると、ほとんど倍の厚みになっているので驚いてしまったものである。ランドセルって、とにもかくにも「ご大層なもの」でなければならないようなのだ。

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近頃のランドセルの値段が 6万円以上もするようになったのは、熟練職人が念入りに手作りするためらしい。子どもの数が減ったので、単価を上げたいのだろう。ただ職人さんって作業はやたら念入りでも、それを背負わされる子どもの負担なんてことまで考えているのかなあ。

ちなみに東洋経済は先月初めに【"ラン活" 過熱の時代に「モンベル」を選んだ我が家。周囲の反応が映し出した「日本社会の硬直化」。使って3年、実際はどうだった?】という記事も伝えてくれている。

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この記事には「わが家には 2人の子どもがいる。中 1 になった長男は学校指定のランドセルを使っていたが、小 3 次男のランドセルは自由だったため、4年前に本当に悩んだ」とあるので、本当に驚いてしまった。学校がランドセルを指定するなんて、私には「エラソー過ぎる」としか考えられないよ。

さらに、この「ワンパック」に決めたとママ友に話すと、「1人だけ違うと、いじめの対象になるかもしれないから気をつけて」なんて反応もあったという。ホントにもう、一体どんな世の中なんだ。

結果としては、このワンパックのままで何の問題もなく 4年生になったという。「それでこそ」である。

ただ私としては学校に背負っていくバッグなんて、5〜6,000円のナイロン製のリュックで十分だと思ってしまうんだがなあ。私がどこに行くにも背負っていくリュック(一応 "FILA")なんて、量販店のセールで確か 4,800円ぐらいで買ったものだが、十分に丈夫で使いやすいよ。

どうしてそうしたものが許容されないのだろう。そんなことだから、私は 70歳を過ぎた今でも学校って嫌いなんだよ。

 

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2026年3月 7日

来春の統一地方選では「中道」なんて機能しない

共同通信が「立民と公明、地方は中道合流せず 来春統一選は各自擁立へ」というニュースを伝えている。ということは、「中道改革連合」というのは衆議院にしか存在しないという「特殊な会派」ということになる。

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私は 1月 17日付の "「中道改革連合」略して「中道」って、よくわからん" という記事で、「単に議員数を確保するための『仮の姿』と考えてしまうよね」と書いているが、実際の選挙ではその「仮の姿」さえ実現できなかった。これでは合流を継続する意味がない。

公明幹部としては「中道と合流して戦うには準備が間に合わない」と言っているという。公明サイドとしてみれば、衆院選は必ずしも一方的失敗とは言えなかったわけだが、それだけに次の選挙では、立民サイドとの調整がすんなり行くとは考えられないのだろう。

「競合しない選挙区での相互推薦を模索。地方議会での統一会派結成を含む連携も進める」なんてことも言われているようだが、実際にはそれも難しいだろう。競合しない選挙区での「相互推薦」は上手くいけばあり得るだろうが、「統一会派結成」なんて「恥の上塗り」になるばかりだ。

一方、立民の方は「今月 29日の党大会で対応を示す」としているが、公明サイドが現時点で「準備が間に合わない」と言っているのだから、「遅すぎ」にもほどがある。地方組織としては「統一選を立民として戦いたい」と考えているようで、要するにやる気がないのだろう。当然の話だ

いずれにしても両党とも、議席が増えるなんて考えにくい。「チームみらい」の方がずっと希望的だろう。

 

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2026年3月 6日

「狂う」という言葉がタブー化しているらしい

最近の出版界では「狂」という文字が使われなくなっているのだそうだ。Togetter には"いまは全出版社で「狂」という文字そのものが使用禁止になりつつある…「『狂う』を勝手に『変になる』に改変」など色んな修正体験談や逆に通った話も" なんてトピックがある。

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とにかく、いろいろな媒体、とくに漫画などでは「狂」とか「狂う」とかいう表現はほぼタブーになっているようだ。大抵の場合は「変になる」なんて言い換えられてしまうという。

このスレッドには、「俺はお前に狂う」というセリフが一方的かつ機械的に「俺はお前に変になる」なんて変えられたなんて話も載っている。これはいくらなんでもヒドいよね。「狂」という言葉自体は差別語というわけではないのだから、こうした風潮は行き過ぎと言えば行き過ぎだ。

ただ、ニュースなどでは「狂い咲き」なんて言葉が平気で使われたりしている(参照)。漫画などのメディアとは一線を画しているようなのだ。

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このあたりの使い分けは、おかしすぎると言わなければならないだろう。こんなことでは、ビミョーなところから日本語が破壊されてしまうよね。

 

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2026年3月 5日

アヤシい YouTube で簡単に洗脳されてしまう高齢者

子どもがインターネットにハマり過ぎることが問題となる一方で、Asagei plus は "高齢者がどっぷり洗脳される「YouTube 自動再生」で次から次と「怪奇陰謀論」動画!「エコーチェンバー現象」の底なし沼" と警鐘を発している。実際に、高齢者が YouTube にハマるのは危険だと思う。

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余計な話だが、この記事に登場しているジイさんは、私が 2年近く前に書いた「ジイさんはガラケーだが、バアさんは LINE ユーザー」という記事に使った写真のジイさんではないか。

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2年経ってやっとガラケーを卒業し、MacBook で YouTube にハマってしまったようなのだね。同じボタンダウン・シャツを着たままというのが少々気にかかるが。

これは冗談としても、ジイさんって下手にスマホや PC を始めてしまうと、本当にちょっとアブナいみたいなのだ。今回の写真で象徴されているように、ついこないだまでガラケー・ユーザーだったので、インターネットの大海を浮遊しまくるフェイク情報への耐性ができていないのだろう。

これがバアさんなら、LINE で孫とチャットしたりお茶やお花の仲間と情報交換したりといった使い方で楽しんでいるので、あまり害のことが多い。しかし少なからぬジイさん連中は、それだけでは収まらないのだ。

ついこないだまで(と言っても 20年以上前だが)会社で管理職だったりしたせいか、やたら「天下国家」を論じたがる。そして YouTube のアヤシい動画で知った「世界の真実」とやらを、あちこちで吹聴して煙たがられる。実は私の知人にも、こんなような困ったジイさんが一人いるのだよ。

このジイさんのご贔屓動画では、「日本は 3,000年もの歴史をもつ世界最古の文明国家」とか「正倉院にある古文書の古代文字を読み解くと、日本の皇室がメソポタミア文明から発しているとわかる」とか、いろいろな「トンデモ」が語られているらしい。ジイさん、それをすっかり真に受けてしまってるのだ。

そして「日本の学校教育でこうした大切なことを教えないのは、国際ユダヤ資本の陰謀だ」なんて言い出す。結局「陰謀論」に辿り着くのは、こうしたアヤシいサイトの「お約束」みたいなのだね。

さらに「日本円はユーロなんかと違って一国の独自通貨なんだから、自由に紙幣を印刷できる。円をどんどん印刷して国民に配れば、日本は世界で最も豊かな国になる」なんて言い出す。これもまた YouTube で仕入れたネタらしく、「日本政府は、こんな簡単なことをどうしてやらないんだ?」と憤る。

「そんなことをしたら、ハイパーインフレになっちゃうでしょ」と言うと、「そうなる一歩手前で、印刷を止めるから大丈夫」なんて平然とのたまう。ハイパーノー天気である。

上で紹介した Asagei plus のサイトでは、もし自分のジイさんがこうした面倒なことになった時の対策として、家のテレビを HDMI ストリーミングなどでネット接続し、Netflix や Amazon プライムビデオが大画面で見られるようにすることを勧めて、次のように言う。

夢中になれるドラマや映画はいくらでもある。「これで映画見な、返却しなくていいから楽だよ」のひと言で、毎晩 YouTube ではなくドラマを楽しむようになった… そんな声は実際に多い。月数千円のサブスク代は、家族の平和を守る保険料と思えば安いものだ。

しかしその大画面でアヤシい YouTube を見始めたりしたら、ますます鬱陶しいだろうなあ。いや、ガラケーから卒業したばかりのジイさんは、自力でそこまでできないか。

【3月 12日 追記】

そういえば、4年前の 1月 16日にも「老人がテレビと同じ感覚でインターネットすると」という記事を書いていたんだった。「年寄りを放っておくと無料の Youtube を見続け、半年もすると見事な陰謀論ジジイが完成する」というのである。

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2026年3月 4日

米国主要メディアの政治的な立ち位置って・・・

Facebook に「主要メディアの立ち位置・特徴」という表がある。"「 日本のメディアが信用できない 」人はこちらを アメリカ(トランプ大統領)・イスラエルのイラン攻撃の報じ方は…" というものだ。この分類には、それほどの異論はないと思う(フェイスブックにはイチャモン・コメントもついてるけど)。

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(上の画像をクリックすると、別画面で元記事が拡大表示される)

これって前々から大体わかっていたこととはいえ、改めて堂々と(?)評価されると、米国人って民主党支持派と共和党支持派に大別されるというのが、メディアの立ち位置にも反映されていると認識できてしまう。その意味でも、案外理解しやすい。

ここで注意すべきなのは、英語で "He is liberal."(あいつはリベラルだ)というと、英和辞書的な意味合いよりも「左派だよね」というイメージが強くなってしまうことだ。実際の場面では、日本人の考えている「意味」とはずいぶん違った感覚で使われていると思う。

私は昔、"I'm liberal." (私はリベラルです)なんて言うのはニューヨークあたりではまだいいが、テキサスなんかでは言っちゃダメと教わったものだ。私は外国に行ってまで政治談義しようとは思わないから、そんなことは一度も言ったことがないが、フランス人やイタリア人は時々それで揉めちゃってるらしい。

翻って日本のマスコミを見ると、産経が保守的で朝日が左がかってると言われるにしても、大抵のメディアが「客観報道」というのを建て前にしているみたいで、表立ってはそれほど旗幟鮮明にしているわけじゃない。まあ、受け取る立場にもよるけれどね。

日本国民も政治的には「どっち付かず」が多く、支持政党もあまり明確にしたがらない。それだけに、ちょっとした「ムードのブレ」で先日の衆院選みたいな結果になってしまうこともある。

「自民党は支持しないけど、高市は支持する」なんて国民が多いのは、実際問題としてヤバいことという気がする。米国では共和党支持者の間でもトランプ離れが起き始めているというのに。まあ、議事堂に乱入したみたいなコアなトランプ・ファン(参照)は相変わらず頑固に支持し続けてるようだけど。

そんなこんなで、"「 日本のメディアが信用できない 」人はこちらを" なんて、外国のメディアが紹介されてしまったりするのだろう。これまたちょっと問題なことだとは思うのだが、私が昨日引用した Bloomburg は「中立」という評価なので、今日のところは笑って見過ごしてもらおう。

 

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2026年3月 3日

米国のイラン攻撃で、「平和」の難しさを知る

トランプによるイラン攻撃に関しては、もう鬱陶しくて何も書く気がしなかったのだが、やはり少しは触れておいた方がいいのだろう。いろいろ重層的な意味のあるニュースだろうから。

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この件に関して私が最も納得できると感じた論説は、Bloomburg の「トランプ大統領のイラン攻撃、抑制なき力の行使の時代招来」という記事だ。「敵対国の指導者を公然と拘束または殺害の標的に/その後の事態をどう管理するか、ほとんど詳細を示さず」というリードが本質を突いている。

トランプという男がやたらイスラエルに肩入れしているというのは、経済人として巨万の富を築いていた時代から、戦争犯罪者のネタニエフと裏のどこかでツルんでいたんじゃあるまいかとさえ疑わせる。もしかしたら、何か「借り」みたいなことがあったりして。

一方で「ハメネイ師死亡 米イラン系歓喜  "テヘランゼルス" に千人集結 元王朝の復権望む声」なんていう報道もあり、私の周りでも「これで良かったんじゃないの?」なんて言う人間がいる。しかしそれは疑問だ。

私としては "テヘランゼルス" で歓喜乱舞している、やたらアメリカナイズされた格好のイラン人たちをノー天気に祝福する気にはなれない。動画の最後近くに現れる "THANK YOU TRUMP + BIBI" (BIBI はネタニエフの愛称)と書かれた妙に政治的なフラッグも気にかかるし。

世界はもっと多面的なはずだろうと思ってしまう。それは「戦火の故郷…途絶えた通信 在日イラン人の思いは」というニュース動画を見ればよくわかる。

今後に関しては依然として不透明で、これでいきなりイランが民主化に向かうなんて考えるのは甘い幻想というものだろう。人間 70歳を過ぎると、国際問題というのは一筋縄では行かないのだという実例を、嫌というほど見てきている。

損得勘定は関わる国の数だけあるし、さらにその国々の中でも関わる人の数だけある。それだけにウクライナ問題にしても中東問題にしても、紆余曲折しながら進んでいくほかないのだろう。

日本人の多くは「平和」って当たり前と思っているが、実はそれを実現するのも維持するのも、なかなか難しいものなのだと知らなければならないのだろうね。

【3月 4日 追記】

本文で「これでいきなりイランが民主化に向かうなんて考えるのは甘い幻想というもの」と書いたが、やはり実際にその通りのようで、時事通信は本日付で "米大統領、「体制転換」を軌道修正 対イラン軍事作戦の出口見えず" と伝えている。下手すると、泥沼化してしまいそうだ。

 

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2026年3月 2日

今年は花粉症の症状がキツい

今年はスギ花粉症の症状がキツいような気がしている。先日、新潟の長岡に出張した時には「向こうはまだ雪だから大丈夫だろう」と思っていたのだが、とんでもない。地元の人が「上越の山はスギだらけだからねえ」と気遣ってくれるほどだった。

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とにかく、鼻水、くしゃみ、目の縁の痒さという三拍子揃ってしまっている。これがあと半月以上続き、さらにその後にはヒノキ花粉まで飛んでくるだろうから、5月ぐらいになるまでは我慢を重ねなければならない。

そんな折、夢の花@奥多摩さんという方の動画付き tweet (参照)を見てしまった。「山火事の煙じゃないんだぜ... 花粉なんだぜ、これ...」というシリアスなコメントが鼻の奥まで迫ってくる。

こんな具合に舞い上がった花粉が風に乗り、かなり遠くまで運ばれてしまうのだろう。自分自身の体を媒介として実感が伴っているだけに、思わず「うひゃあ!」と口走ってしまった。

今年の花粉症がキツいのは、昨年からずっと雨が少ないからでもあるんじゃなかろうか。雨さえまともに降ってくれれば花粉はそれほどには舞い上がらないのだろうが、ずっと乾燥しっぱなのでこんなにヒドい煙みたいなことになる。

天気予報を見ると、今週は明日と明後日(火曜と水曜)、そして土曜の遅くに雨が降るようだ。ただ、この程度の雨では花粉の飛散量はそれほど減らないだろう。

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まだまだ我慢を強いられそうだ。それにしても、明日はいきなりのように寒さがぶり返すのだね。最低気温の上下も忙しい。

【同日 追記】

関東甲信、3~4日に大雪のおそれ 5日にかけて東北太平洋側でも」なんてニュースもあるので、ご用心。太平洋側の雪のメカニズムは日本海側と違っていて、春先の方が降りやすいからね(参照)。

それから、花粉症は雨上がりが一番ヒドくなるという情報もある(参照)。そうだとしたら、木曜日がかなりアブナい。まったくもって厄介なことだ。

【3月 5日 追記】

上の追記に「木曜日がかなりアブナい」と書いた通り、木曜日の今日は朝から大変なことになってしまったので、久し振りで薬を買って飲んでいる。11年も前に「アレグラ FX」という薬が効いたことをブログに書いた(参照)のを思い出して薬局に行ったら、売り場の前面で大々的に売り出されていた。

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ここ数年は薬に頼るほどの症状までには至らなかったのだが、今年はさすがにヒドい。滅多に飲まない薬で、何とか乗り切りたい。

 

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2026年3月 1日

雪の北海道を宇宙から見ると、白いところだらけ

今冬は各地で大雪になっているようで、北海道や青森県などでは、都市でも 2メートルの積雪になったところがあると聞く。先日出張で訪れた新潟県長岡市も、道路はきれいに除雪されていたが、両側には雪の壁ができていた(参照)。関東というところは冬でも呑気に暮らせるのが、本当にありがたい。

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(画像をクリックすると、別画面で拡大表示される)

上に紹介した X(Twitter)の写真(参照)は、米国の NASA が 今年 2月 5日に撮影したものだそうだ。この日は珍しく北海道の空が晴れて、そのほぼ全体が宇宙から見通せたようなのである。

子細に見ると石狩平野、道北、十勝平野、根釧台地などが文字通りの真っ白だ。雪雲は日本海側から押し寄せるので、山地があるとその北西側が真っ白になる。私は東北でも日本海側の庄内出身なので、高校時代までは前がまともに見えないほどの地吹雪の中を歩いて登校したことが何度もある。

一方、日本列島の反対側、仙台で生まれ育った妻は、まともな雪の経験がほとんどない。そのため初めて冬の酒田を訪れた時は、5年前に紹介したような「恐怖の体験」(参照)を味わってしまい、今でも「酒田は好きだけど、雪の季節には行きたくない」と言っている。

ただ、厳しい冬もどうやら峠を越したようで、雪は収まっていくらしい。今日の関東は 4月過ぎの陽気だ。今週の火曜日には一時的に冷え込むものの、来週からは全国的に過ごしやすい陽気が続くという。

春の本格化は嬉しいが、最近は 4月後半には夏の陽気に変わってしまい、30℃ 越えが珍しくなくなってしまう。それを思うと、「今頃から桜の咲く頃までが一番過ごしやすいよね」ということになる。朝晩の冷え込みも緩んだしね。

 

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