« 公演、講演中に着メロが鳴り響くという問題 | トップページ | ”Streets of Minneapolis” という歌を聴いてほしい »

2026年3月30日

全米で ”NO KINGS” デモが盛り上がっている時に・・・

全米で反トランプの "NO KINGS"(王様は要らない)デモが広がっていると、多くのメディアが報じている。下の画像からは AFP BB News の "「ノー・キングス」デモ、全米 50州で 800万人以上参加 主催者発表" という記事にリンクされる。

260330a

思うに、高市首相はかなり悪いタイミングで米国訪問してしまったんじゃなかろうか。今回のトランプ・高市会談に関する日本のメディアでの評価は様々だが、正直なところ、手放しで「成功」とする記事が多いことに驚かされる。その根拠はほとんどが、「トランプとの関係をよくした」こととされている。

しかし視野を世界に広げれば、そうした視点で今回の会談を「成功」とするのは、かなり独善的なことなんじゃあるまいか。単純に考えただけで、「世界の嫌われ者」にあれほどあからさまに取り入ったら「日本のトップの Takaichi って、そんな女か」と世界に思われてしまう。

中には「石破さんでは、ああはできない」という論調もあるが、そりゃもちろん「石破さんだったら、ああはしない」よね。私としては「トランプとの関係を良くする」よりはむしろ、「彼とは一定の距離を置いていることを世界に示す」ことの方が「成功」と言うに値すると思うんだがなあ。

もしかして「世界に平和と繁栄をもたらすことができるのはドナルドだけ」と本気で思っているのなら、話はまた別になってしまうが、当のドナルドときたら、米国内ですらご覧の通り、アンチの波にさらされているじゃないか。秋に行われる中間選挙でも苦戦は必至だし、ずいぶんな無理筋と言うほかない。

というわけで、もう少し「安全距離」を保ってもらいたかったなあという話である。

【3月 31日 追記】

この「ノー・キングス」デモに関連して、ブルース・スプリングスティーンの歌が注目されているので、翌日付の 「”Streets of Minneapolis” という歌を聴いてほしい」という記事も会わせて読んでいただきたい。

 

|

« 公演、講演中に着メロが鳴り響くという問題 | トップページ | ”Streets of Minneapolis” という歌を聴いてほしい »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

世界にどう思われるかという点では、まぁ国際社会における日本の存在感なんて2010年代以降は知れたものですから、これ以上墜ちようもないかなと思います。

しかし、日米同盟という点を最優先に考えるのであれば、「トランプと距離を置くこと」は必須でしたよね。ご指摘のように中間選挙も控えていることだし、いずれにせよ2年半後にはトランプは大統領ではなくなるので。

この件↓も非常にやばいと思います。米国の民主主義を(トランプと共に)嘲笑した格好になっている。次期政権が民主党になったら、高市をもう一度この場に招くでしょうね(もし彼女がまだ首相の座にあれば)。もちろん、ちゃんとバイデンの肖像画に戻したうえで。

https://youtu.be/1bvq0Z38tpE?si=1fOtHrAt0UY7eIqY

投稿: 山辺響 | 2026年4月 1日 10:06

山辺響 さん:

あのイメージは、「トランプにナツキ過ぎの、考えの足りないオバサン」過ぎましたよね。本当に距離を置いてもらいたかった。

投稿: tak | 2026年4月 1日 11:32

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 公演、講演中に着メロが鳴り響くという問題 | トップページ | ”Streets of Minneapolis” という歌を聴いてほしい »