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2026年4月に作成された投稿

2026年4月21日

中道の「活動支援金」を、ちょっと斜め視線から

4月 15日付の "中道、落選者に「活動支援金」月40万円支給へ 対象はまず約 30人" という記事には、正直言って「いいご身分だなあ」と呆れていた。ただ、私は呆れるだけだったのだが、世の中では炎上に至ってしまったようなのである。

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東洋経済は 4月 17日付の記事で、"「なぜ落選者を救済する?」「いいご身分すぎる」と批判殺到…中道「落選者に毎月 40万円支援」の凄まじい愚劣ぶり" と大々的に批判しており、世の中一般でも大変なイメージダウンになっているようだ。

ただこの話、収入の道の途絶えた落選者の「生活補助」のために支給すると誤解されたフシがあるらしい。そのため、批判の中には「国民に選ばれなかった人々の生活支援? 」「一生懸命働いて政治家を養わなければならないとか本当におかしい」など、的外れなものが多かったという。

中道としては「支給された 40万円はあくまで事務所の維持、スタッフの雇用、地域での活動といった『政治活動』に充当される」とし、「私的な生活費(家賃や食費など)に流用することは認められていない」と釈明している。そりゃ、そうだろう。政党に生活費まで頼ったら、政治家じゃなくて「ゴロツキ」だ。

しかしここまで炎上すると誤解の解消は難しく、元々低かった政党イメージが、もはや地に落ちてしまっている。はっきり言って先はないだろう。

今回の「40万円の活動支援金」というニュースに接して、私なんかがちょっと斜めの視点から感じてしまったのは、「政治家って、一度当選してしまうと、あちこちから金が湧いて出てくるんだろうなあ」ということだ。その額は「1月 40万円」なんてみみっちいものじゃないんだろう。

落選して「ただの人」になってしまうと、この「金の湧いてくる口」が閉ざされるので、政党がその一部でも肩代わりしてやらなければならないという理窟だ。今回落選したのは立憲民主党系ばかりだから、こっちの「身内救済」という意味合いが大きいのだろう。

ただ、この「支援金」をもらった落選者にしても、次の選挙で当選するという保証なんてどこにもないのだから、「無駄な投資」に終わってしまう可能性が高い。それでも中道としては、「出してやらなきゃ、いかんだろうなあ」と考えているわけだ。

一見すると鷹揚な姿勢のようだが、実はそうしてつなぎ止めておかないと、次の選挙での立候補者がいなくなってしまいそうなんだろう。労組とのつながりも弱くなっているようだし。

というわけで、この政党にはもう期待できないと思うに至ったわけである。以上。

 

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2026年4月20日

「印金監」には、降参してしまった

SNS の "threads" に「印金監って、なんですか?」という投稿があり(参照)、マジで辞書アプリで検索してしまったよ。当然ながらそんな言葉は見つからなかったが。

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これに続くレスを見て呆気なくわかってしまったのだが、これ、書いた当人は「印鑑」のつもりらしい。ただ「印」の文字が「鑑」の金偏より小さくて、その上に「鑑」の文字の偏と旁(つくり)が気持ち離れているので、「印金監」と読んでしまうのも仕方がない。

レスの中には「文脈でわかるだろうに」というのもあり、確かに手書きのままの画像を見てちょっと想像力を働かせればわかりそうだ。しかし私は長年活字をメシの種にしてきて、原文を大切にするクセも付いているので、モロに「印金監」を信じてしまった。あるいは職業病かもしれない。

さらにレスを辿ってみると、「駒田」が「馬句田(まくだ)」になったり「鍛治町」が「金段治町(きんだんじまち)」になったりというケースもあったらしい。ちなみに「ネ申」は古くからあるネットスラングらしいが、畏れ多いので私は使ったことがない。

ちなみに問題の画像だが、1行目の最後の「で」(らしい)という文字もかなり謎っぽい。意味的に重要な部分じゃないのでつい読み飛ばしてしまうが、「そ」と読んでもまったく不思議じゃない。

さらに 2行目の最初の「構いません」の「構」というのも、木偏が大きすぎてわかりにくい。私は一瞬、「不満いいません」と読んでしまいそうになった。偏と旁のバランスが悪いのは、この人のクセみたいで、文脈的に本意を想像しにくい場合は悩んでしまうだろう。

ついでだからもっと言ってしまうと、最後の部分も、一瞬「お願いしますし合言+7枚」みたいに見えてしまったよ。マジで。

いずれにしても、この手書きメモを書いた人って、読む人に内容をきちんとていねいに伝えるということをあまり意識してないみたいだ。そして自分の手書き文字を客観的に読み返してみたこともないのだろうね。

 

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2026年4月19日

仙台市住宅地のクマ騒動が、かなり心配だ

朝から仙台市内の住宅地でクマが発見されたとのニュースがあった。所要で外出して夕方に戻り、「さて、どうなったかな?」とネット検索してみたが、午後 7時半時点ではまだ捕まっていないようだ。居場所はわかっているので箱罠をしかけているというのだが、結構手間がかかりそうだ(参照)。

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我が家は私が山形県の庄内(海岸沿い)生まれで、妻が仙台生まれと、夫婦で東北出身である。昨年秋まで、東北のいろいろな街で(もちろん酒田でも)クマが出没してかなり心配していたのだが、今年も暖かくなったとたんにクマの活動が活発化してきたようだ。

昨年冬前頃などは、私の生まれた酒田市では市役所から 2km のところでクマが目撃されたり、寺の縁の下に籠城したり、企業の敷地内に親子で現れて動画でしっかり撮影されたり、大変なことになっていた(参照)。「朝起きて、玄関の戸を開けるのが怖い」なんて言われていたほどである。

私が酒田で暮らしていた 1970年頃は、市街地にクマが現れるなんて聞いたこともなかったし、人があまり入らないので「秘境」と言われる朝日連峰みたいな山を登っていた時だって、クマの心配なんてしたことがかった。どうやらここにきて、状況がすっかり変わってしまったらしい。

今年は仙台の方が早く騒動になってしまい、東北ではクマの出没が既に「日常化」してしまったようなのである。本当にクマったものだ(最後に下手な洒落でゴメン)。

 

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2026年4月18日

私も、同じことを何度も聞いちゃうことがあるんだが

青 さんという方が、一度教えてもらったことを何度も聞いてしまうことについて tweet しておられる(参照 1参照 2)。「一度教えてもらったことはもう二度と聞いてはいけないのが社会人のルールなの?」という疑問だ。不肖私も同じことを何度も聞いちゃうことがあるので、思わず共感してしまった。

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青 さんの印象では、「何回聞いてもいいよ」と言ってくれる上司のチームはきちんと成果を出していたが、「前も教えたよね?」と怒る上司のチームは、顔色伺いながら仕事していて辛そうだったという。うむ、そうだろう。よくわかる話だ。

思うに同じことを聞かれてすぐに怒る上司というのは、そもそもの話として教え方が下手なんだろうと思う。当然の結果として同じことを何度も聞かれるケースが増えて、自分でもイライラしてしまうに違いない。

一方、「何度聞いてもいいよ」と言える上司というのは説明が上手なのだ。そのため次の質問が必要な補足的質問だったり、あるいはさらに深い内容の回答を求めるケースが多くなるから、教える方も楽しいのだろう。世の中って、往々にしてそんなもんだよね。

ちなみに私も、同じことを何度も妻に聞くことが増えてしまっている。70歳を過ぎてしまうと物忘れしやすいのかなあ。

しょっちゅう聞いてしまうのは、結婚した 2人の娘の新しい苗字である。2人ともコロナ禍の短期間のうちにセレモニーなんて省いてあっさりと結婚してしまったので、ついごっちゃになってしまうのだよ。

我ながら「これは問題だな」と自覚するに至ったので、この記事を書きながらスマホの住所録を見ながら文字と音でしっかり確認し、記憶に焼き付けたところだ。

これでもう大丈夫だろう。・・・ 多分。

 

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2026年4月17日

晴雨兼用折りたたみ傘「浮世絵づくし」、欲しい!

名古屋の傘・雑貨メーカー、(株)サントスが浮世絵をテーマにした晴雨兼用折りたたみ傘「浮世絵づくし」というものの展開を発表した(参照)。これ、迷わず買ってしまいたくなったよ。デザインは 8種あるというのだが、私の選ぶのはもちろん、下の写真にも採用されている「写楽」だ。

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私は仲間内でも有名な「晴れ男」なので、雨に降られて傘をさすなんてことは 1年に 1度あるかどうかという程度だから、あまり実際の役には立たないだろう。ただ、兼用傘ということなので、夏の陽射しの強いときに使うこともあるかもしれない。

この写楽による芝居絵に描かれているのは、『恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)』で江戸兵衛という悪役を演じる三代目大谷鬼次だと伝えられる(参照)。

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写楽の役者絵でもう一つ有名なのは、下に紹介する「市川海老蔵」だ。できれば、こっちの方のデザインの傘も欲しいところだ。

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これは後に五代目団十郎となった役者で、当人は謙遜して「海老蔵」ではなく「蝦蔵」を名乗っていた。同じ「えびぞう」でも、父や祖父の名乗った「海老蔵」ほどのものじゃないというココロである(参照)。

私はこの五代目団十郎の孫、七代目団十郎をテーマとした論文で修士号を得ているので、写楽の役者絵には結構な思い入れがあるのだよね。そんなわけで、今回紹介された「浮世絵づくし」の傘も是非欲しくなってしまったというわけだ。

ただ、Amazon に行ってみたのだが、まだ取り扱いを開始していないようなので、もう少し待ってみてから買うことにしよう。

ちなみに展開される 8種のデザインは、どれもみな素晴らしい。下に紹介するのは、そのうちの 2つ、有名な「富士」をテーマとしたものである(オリジナル・ページでは、8種のデザインすべてがもっと大きな画像で見られる)。

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こんな感じの遊び心のある商品が、市場でもっと増えてくれればおもしろいと思う。

 

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2026年4月16日

ファシズムへの経済制裁は民主主義の後退につながる

早稲田大学政治経済学術院の福元真准教授を中心とする研究グループに関する Facebook 情報があり、戦前日本の帝国議会データの分析により、経済制裁が民主主義を後退させるメカニズムを解明したというのである。さっそくワセダのサイト(参照)にアクセスしてみた。 

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リンクされていたのは「経済制裁で進む民主主義の後退」というタイトルのページである。この研究は戦前日本の国会議員データを用い、経済制裁と軍需調達が彼らの政治行動に与えた影響を統計的に分析したもので、結果として意外な事実が浮かび上がったという。

それは、経済制裁によって打撃を受けた産業に関係する議員ほど、権威主義体制への賛成に大きく傾いて体制に取り込まれやすくなり、一方、軍需調達などで利益を得た経済的に余裕のある議員は、必ずしも体制に従う行動を取らなかったということだ。従来の印象とは逆というのが興味深い。

この構造を当時の日本全体に当てはめれば、多くの経済的に追い詰められた国民ほど政府のファシズム的政策に取り込まれ、国全体のムードとしても戦争に向かって暴走したということにつながる。「一般民衆は決して戦争など望んでいなかった」というのは、センチメンタルな幻想に過ぎないようなのだ。

実際に戦前に青春時代を過ごした私の母なども、「鬼畜米英」という政府のプロパガンダをまともに信じていたと語っていた。周囲も「軍国少女」だらけだったため、敗戦後に客観的に学び直した時のショックはとても大きかったらしい。

少年時代に易者に「お前は若死にする」と占われ、「どうせ死ぬなら空で死のう」と予科練に志願入隊したという私の父などはちょっと特殊なような気もするが、どうやら「多くの国民は、強制されて嫌々ながら戦争に協力していた」というわけではなかったようなのである。

確かに人間というのは、経済的に追い詰められると独裁的な政権に取り込まれやすくなってしまうようなのだ。

この知見は現代の国際政治にも重要な示唆を与える。経済制裁は国際的な民主主義を守る手段と考えられてきたが、実際には制裁対象国の弱い企業や政治家を追い詰めるだけで、実際にはその国の権威主義体制の強化、ひいては民主主義の後退につながる可能性の方が大きいようなのだ。

ということは、米国のトランプが進めているイランへの武力行使と経済制裁は「古典的な手法」と言わなければならず、この地域での「民主主義の後退」という逆効果を生む可能性が高いということになる。

何しろ彼自身が、あまり「民主主義的」ではないしね。

最後に一言。「経済制裁で進む民主主義の後退」というタイトルは、「進む」と「後退」という 2つの言葉がケンカしちゃってわかりにくいので、もうちょっとスマートな言い方にしてもらいたかったなあ。「経済制裁はむしろ民主主義の後退につながる」とかね。

 

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2026年4月15日

「最後の給食」の日付は、しっかりとチェック!

いろいろなメディアが、3月 11日に福島県いわき市で中学校の給食に出るはずだった赤飯の廃棄を指示した前教育長が、自費で 30万円負担したというニュースを伝えている。下は朝日新聞の記事(参照)。

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この地域の中学校では、卒業前の最後の給食に赤飯を出すことが慣例となっていたのだが、今年はたまたま、あの東日本大震災の日付と重なっていた。というわけで、次のような事情になってしまったわけだ(参照)。

その日の午前中、保護者を名乗る人物から学校に「震災のあった日に赤飯はいかがなものか」と 1本の電話が入り、学校は市の教育委員会に報告。教育委員会は「赤飯を出すことをやめる」判断をした。

調理済みのおよそ 2100食の赤飯は廃棄され、生徒たちには急きょ、学校で備蓄した非常用の缶詰パンなどが代わりに提供された。

先月末にこのニュースを知った時は、「なんともったいないことを・・・」と思ってしまった。たまたまとはいえ、間の悪いことにこの年に中学校を卒業する生徒の多くは、震災の発生した 2011年生まれじゃないか。

フツーに考えてみれば、3月 11日に赤飯を提供するという給食メニューが発表された時点で、「おいおい、それってまずいんじゃないの?」と思う人間の 1人や 2人、いなかったはずがない。本来ならその時点で予定を変更し、赤飯は前日の 10日に差し替えるなどの措置が取れたはずだろう。

ところが実際には誰も事前に声を上げることなく進行したために、当日になってこんなことになってしまった。「なあなあ」で進行するって、かなりコワいことである。

とはいえここは、用意してしまったからには仕方がないから、「震災の日ではあるが、それとは別の意味合いで用意されたものだから、感謝していただきましょう」ということにすればよかったんじゃあるまいか。率直に言って、せっかくの食品を廃棄する方がずっと教育に良くない。

結果として非常用の缶詰パンなんて食わされた生徒がいい面の皮だ。とりあえず今後、いわき市では最後の給食の日付だけはしっかりとチェックすることになるだろう。

これが唯一の教訓である。

 

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2026年4月14日

トランプ、やっぱり頭のどこかがおかしいよね

トランプが自らをキリスト風に描いた画像を SNS に投稿し、結構な話題になっている(参照)。当人はキリストに見立てたわけじゃないと釈明しているようだが、どうみても物議を醸すしかない画像で、彼の支持基盤である宗教保守派からまで批判が相次いでいるというのも当然だ。

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この人は最近(いや、最近に限らないかもしれないが)、どうも頭のどこかがおかしいとしか思われない。この画像、自身は「医師」としての自分を描いたものと釈明しているが、だとしたら相当な「藪医者」だろうから、絶対にかかりたくはない。

そもそもこうしたイメージにしたということ自体が、「自分はキリスト的な存在」と主張したい無意識の欲求を如実に表している。ただ仮にそうした欲求があったとしても、フツーの常識さえ持ち合わせていたら、こんな絵を SNS に投稿したりはしない。

トランプがローマ教皇のレオ 14世と対立状態にあることは既に広く知られているので、ますます「おれが教皇にとって代わってやる」と言わんばかりの姿勢が伝わって来てしまう。こんなことでは、自らの支持基盤さえ失いかねない。

トランプの頭の中身を想像させる動画がある。7年前に彼が大統領として来日し、相撲をゲスト観戦した時に書いた「トランプには相撲よりプロレスがお似合い」という記事でも紹介したものだ。ちなみにトランプは相撲を理解するインテリジェンスがなかったようで、いかにも退屈そうだったと伝えられる。

この動画、彼が最初に米国大統領になる 6〜7年前に米国最大のプロレス団体 WWE に登場して、「髪切りデスマッチ」なんて茶番を演じた際のものだ。当時 WWE オーナー兼悪役だったヴィンス・マックマンの髪の毛を、得意満面でバリカンで刈っちゃう役どころを演じてる。

この人、米国大統領とかキリスト風医師なんかよりも、こうした役どころを演じる方がずっとお似合いと思ってしまうんだがなあ。

【4月 16日 追記】

この人、懲りずにまたこんな投稿をしちゃってるらしい(参照)。

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2026年4月13日

大浴場付きのビジネスホテルは、日本の貴重な文化

9年近く前の「ビジネスホテル品定め 2」という記事で、私は全国的にチェーン展開しているホテルではドーミーインとスーパーホテルが「お気に入り」と書いている。共通点は大浴場があるということで、それだけにリットル@冬コミ新刊重版感謝さんという方の tweet (参照)にはかなり共感してしまった。

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19歳の頃は「ホテルは大浴場欲しいなあ」と言うおじさんには「何言ってんだ」としか思わなかったのに、20年後の今はそのおじさんと同じことを言ってしまってるというのだ。私も東横インは大浴場がないから避けるというほどだから、気持ちがよくわかる。

なにしろ件の tweet には、4万以上の「いいね」が付いているのだから、その全国的な共感度合いは並大抵のものじゃない。たかがビジネスホテルとはいえ、大浴場には計り知れないほどの大きな意味があるのだ。

私は外国に旅行した時などは、シャワーだけで済ませて、バスタブに湯を貯めて肩まで浸るなんてことはほとんどすることがないが、国内旅行では思いっきり日本人っぽく大きな浴槽に首まで浸り、のんびりと脚を伸ばしたいと思ってしまう。こればかりは遺伝子の中にまで染みこんだ欲求と思うほどだ。

ただ、昨年 1月 3日付の「洋式バスの使い方って、理解されてないのかなあ」で書いたように、日本人は洋式バスタブでもお湯をたっぷり張ってとっぷりと浸かり、のんびりしたいと思う人が多いようなのだ。それで給湯中にテレビなんか見ていて溢れさせてしまったりするらしい。

日本のホテルは大抵バスタブの外側にも排水口があるからまだいいが。海外ではバスタブの内側にしかないところが多いので、これをやると大変なことになる。下手すると、カーペット交換の費用を負担させられたりするらしい。

というわけで日本国内の旅行の場合は、とにもかくにも大浴場付きのホテルを選ぶべしと思ってしまうのだよね。

大浴場付きビジネスホテルというのは、紛れもなく日本が世界に誇るべき貴重な文化である。「天然温泉付き」なんてホテルも決して珍しくないのだから、本当に嬉しい。

 

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2026年4月12日

高市総理、ついに「憲法改正」に言及

多くのメディアが「本日開かれた自民党の党大会で、高市総理が憲法改正に強い意欲を示した」と伝えている。ただ、下の FNN のニュース動画を見ても、改正の具体的な項目などについてはまったく触れなかったようで、「何だかなあ・・・」と思ってしまう。

私は前々から「改憲派」を自認しており、「何が何でも護憲」というスタンスじゃない。 しかし 8年以上前にこのブログで "当分の間 「本籍・改憲派、現住所・護憲派」で行きたい" という記事を書いており、今もその現住所に住み続けている。

それは上述の 8年前の記事を読んでいただけばわかるように、当時の安倍首相の唱える「改憲」というのが、かなり独善的でアブナいものという印象が強かったからだ。彼の「憲法観そのもの」もまったく「まとも」じゃなかったので、「こりゃ、任せるわけにいかないだろうよ」と思ったのである。

今回の高市発言に関しては、どんな風に改憲したいのかということにはまったく触れていないので、反応に困ってしまう。ただ彼女の政治的立場は故安倍晋三氏の流れにあるとみられるので、とりあえず「護憲派」という現住所から引っ越す気にはなれない。

今後彼女が「改憲」のためにどんな戦略を採ってくるかは未知数だが、しっかりと流れを見据えなければならないだろう。

 

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2026年4月11日

高学歴の夫と結婚した娘が専業主婦になりたがる傾向

大手小町のサイトに「高学歴娘が専業主婦に…親の割り切れない思いに反響続々」という記事がある。新卒3年目の娘が結婚を機に専業主婦になりたいと言い出したため、割り切れない思いを抱いている女性からの投稿を取り上げたものだ。

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ちなみにその娘というのは、「留学を経て、国立大学の大学院まで進み、その後、大手メーカーの研究職に」という経歴を持っているという。大した経歴で、かかった学費も結構な額になるのだろう。

とはいえこの記事は、高学歴の女性ほど専業主婦率が高いと指摘している。高収入の男性と出会いやすく、結果として「夫の収入だけで生活できる」からと仕事を辞めてしまう傾向があるためとしている。

これについて中央大学教授の山田昌弘氏は(家族社会学)、次のようにコメントしている。

日本は世界的に見ても珍しく、学歴が高い女性ほど専業主婦率が高いという統計的な特徴があります。多くの教育費をかけて育成した人材が労働市場に参加しないことは、日本経済全体にとって損失ですが、それがいまだに続いているのでしょうね

さらに「今からでも、娘さんに『仕事を辞めるなら、これまで親がかけた学費を返しなさい』と言ってはどうでしょうか」と提案している。欧米の場合は公的な奨学金を借りて学費を払うことが多いため、後に返金のために必死に働き続けるケースが多いからだという。

日本の場合「親に出してもらったものは、いわばタダでもらったものなので、本人はそれを捨てても全然痛みを感じず、惜しいとも思わない」というのだ。とはいえ、いきなり「学費を返せ」なんて言われたら、子どもとしてはかなり動揺してしまうだろう。

親子間で「学費を出すのは、将来的にいい仕事についてキャリアアップしていくため」なんて契約があったわけじゃあるまいし、下手したら「金は返すが、その代わり親子の縁を切る」なんてことになりかねない。

いずれにしても親が子どもに教育投資をするのは、「自己満足」のためという側面もある。それが裏切られたからと言って、全面的に子どもを責めるわけにも行かないだろう。

高収入の夫と結婚して幸せに暮らしているというなら、それを祝福すればいいじゃないかという気がするのだが、いかがなものだろう。

 

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2026年4月10日

原稿提出の「先延ばし癖」を巡る冒険

TRENG というサイトに【"先延ばし癖" の原因に新知見 ──「目標設定能力の欠如」のせいではない? 英国チームが研究発表】という記事がある。私自身も原稿などの仕事を早めに仕上げてしまおうとは思うのだが、結局は延び延びで締め切りギリギリになってしまうことが多いので、興味津々で読んでしまった。

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英国研究チームが発表した論文というのは "High Trait Procrastination Predicts Increased Goal Anxiety Despite Invariance in Simulation of Goal Achievement" というものだ。「先延ばし」は英語で "Procrastination" というのだね。初めて知った。

論文によると、延ばし傾向が高い人ほど、短期的・長期的を問わず、目標に向けた行動を意図的に回避する可能性が高いと自己評価しているという。しかし興味深いのは、その後に続く記述だ。

先延ばし傾向の高い人は、目標達成に失敗する状況を考えた際に、より強い不安を感じることが判明した。

どういうことかというと、こんなことらしい。

成功確率を低く見積もり、特に目先の目標に対して失敗するのではないかという強い不安を抱きやすいため、それが結果として先延ばしを引き起こしている可能性がある。

つまり、先延ばしを不安に思う感覚が強いため、その不安によってますます「先延ばし」になってしまうというわけだ。何だかわかったようなわからないような、不思議な話である。

とはいえ個人的な感覚で言ってしまうと、私が締め切りギリギリにならないと原稿を仕上げられないのは、「先延ばしが不安」なんていう心情からではない。逆に、締め切りギリギリで「きっちり仕上げてしまう」という、ちょっとした自信のなせる技である。「文句あるか」ってなもんだ。

ただ、いくらきっちり仕上げてしまうと言っても、それをもっと早めにやってしまうことができれば、さらに気持ちのいいことなのだがね。

 

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2026年4月 9日

本当に、ジイさんバアさんばっかり増えてしまった

茨城県の道路交通事情(時代は変わる)」という記事を書いたのは、2021年 5月 30日のことだ。この辺りの道路の流れがめっきりトロくなってしまったのは、年寄りが増えたため 40km/h 以下で走るクルマが珍しくなくなったからだろうという内容だ。

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あれから 5年近く経ち、この傾向はますますヒドくなっている。朝夕の通勤時間帯はまだフツーに流れるが、午前 10時過ぎから午後 4時頃までになると、ひどい渋滞というほどではないにしろ、流れがやたら遅くなるのである。昨日もそうした低速のカタマリに巻き込まれて、難儀してしまった。

渋滞の原因はたいていの場合、長蛇の列の先頭を走るジイさん、あるいはバアさんの運転するクルマだ。彼らは制限速度 50km/h の道路を、40km/h ぐらいのスピードでのんびりと走るのである。後ろは長蛇の列だから、まるでパレードを率いて走っているようなものだ。

いわゆる「団塊の世代」というのは 1947年〜1949年頃の第 1次ベビーブームに生まれた世代だから、今 77〜79歳ぐらいの年齢になっている。平均寿命が延びているし、地方ではクルマでないと移動に困るから、彼らも必要に迫られて日常的に運転する。

私が都内からこの土地に移転してきたのは 40年以上前で、当時働き盛りだった近所の世帯主達は軒並みこの「団塊の世代」より少し上の世代である。時々彼らと道で会うと「ずいぶん老け込んでしまったなあ」と思ってしまうが、80歳を過ぎてもまだクルマの運転は続けているようだ。

出張などの際に東京駅で新幹線に乗り換える時などは、「おお、若い人間もこんなにいるじゃないか!」と嬉しくなったりするが、行った先が地方都市だったりすると、またしても年寄りだらけの世界になる。日本はすっかり「年寄りの国」になりつつあるようなのだ。

もう 5〜6年すれば、団塊の世代の多くはあの世に行くか、クルマの運転を控えざるを得ないことになるのだろうから、道路の流れが少しはマシになるかもしれない。とはいえ、その時はその時で団塊の世代の後の世代が年寄りになる。数は多少減るのだろうが。

私は今 73歳だが、ありがたいことにクルマの運転で不安になったりすることはなく、東北だろうが北陸だろうが平気で運転していく。ただ、あと 5〜6年してもトロトロ運転でパレードを率いたりすることがないように、体調にはしっかり気を付けよう。

 

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2026年4月 8日

トランプが大統領でいる間の我慢は、いつまで?

NHK ONE の「トランプ大統領 "今夜 文明がまるごと滅びるだろう" SNSに投稿」というニュースを見て、CNN が「トランプ氏の精神衛生状態に疑問の声、口汚すぎる SNS 投稿めぐり」と伝えるのも道理という気がした。この人、とにかく言うことがムチャクチャ過ぎる。

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SNS でイランを "crazy bastards(狂った野郎ども)" 呼ばわりしたというのだから、ちょっと呆れた。一国の大統領がそんなことを書いてしまっては、精神衛生状態が疑われるのも無理もない。

本日、イランとの間で 2週間の停戦が成立した(参照)と伝えられ、「文明がまるごと滅びる」事態は避けられたわけだが、単純に喜んでばかりもいられない。とにかくトランプが大統領でいる間は、どんなことがあってもおかしくないからだ・

本日付の CNN ニュースでは「【分析】合衆国憲法修正第25条の発動でトランプ氏の解任求める声、超党派で突如高まる」とまで伝えられている。民主党からだけでなく、共和党のかつての盟友だった勢力からまで解任を求める声が出始めているというのだから、相当深刻だ。

私は「トランプの任期が終わるまで、2年半我慢していなければならないのか」と思っていたのだが、もしかしたらその前に解任が実現してしまうかもしれない。冗談のレベルでなく、そうなることを真剣に望んでしまう。

 

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2026年4月 7日

天気は一体どうなってるんだ?

昨日は初夏のような気候で、岐阜から Tシャツ一枚で帰って来た(参照)のだが、今日は朝から肌寒く、久し振りでフリース・ジャケットまで着込んでいる。さらにウェザーニュースで明日の予想気温というのを見ると、東京の朝 6時は今日より 10度も低い 8度まで下がるんだそうだ。

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「今夜から明日朝は冷え込み強まる」という見出しを見て、「今夜からどころか、日中から冷えてるよ」と言いたくなってしまったよ。霜注意報まで出ているというのだから、本当に初夏になったり初春に戻ったりで忙しい天気である。

「毎年よ彼岸の入りが寒いのは」というのは正岡子規の句だが、彼岸の入りどころか、彼岸が明けて 2週間以上経ってもこんな具合だから、掛けて寝る布団もいろいろ変えなければならない。

さらに週末からはまた気温が上がり、日曜日なんて 27℃ まで暑くなるというのだから、もう初夏を通り越して「夏」になってしまう。本当に「天気は一体どうなってるんだ?」と言いたくなってしまう。せいぜい体調を崩さないように気を付けよう。

今日は出張帰りでいろいろ片付ける仕事が多いので、このくらいで失礼。

 

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2026年4月 6日

私は決して「高市嫌い」ってわけじゃないんだけど・・・

最近、高市総理関連で一連の批判的記事を書いたところ、「tak-shonai は高市嫌い」という印象をもたれてしまったようだ。政府内部でもいきなり「大っ嫌い」発言が出てきたりしている(参照)みたいだが、私は決して「高市嫌い」ってわけじゃないので、その辺のところを書いておきたい。

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昨年 10月 24日付の ”「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」って、何だろう?" への basara 10 さんの「TAKさんは高市さんが嫌いなようですが・・・」というコメントに、私は「嫌い云々というより、『性に合わない』んですよね。あんまり『好き嫌い』では判断しないようにしてますんで」とレスしている。

私は「好き嫌い」というのは「感情的な問題」だと思っていて、「性に合わない」というのは「感覚的問題」と位置付けている。どちらも同じようなものじゃないかと言われそうだが、私としてはそこは分けて考えており、感情的な「好き嫌い」で物事を考えることは極力避けている。

私が決してモロに高市嫌いってわけじゃないのは、彼女が自民党総裁になる前に書いた " "両側から自民党的イヤらしさの漂う「高市潰し」劇" (23年 3月 20日付)という記事からも察してもらえると思う。私は彼女を「支持していない」のは確かだが、別に感情的に嫌っているわけでもないのだ。

それどころか、彼女が首相の座に着いた直後の昨年 10月 25日には、マスコミがこぞって「短命説」や「短命を望む記事」を垂れ流していた中で、「高市政権、案外長続きしちゃったりして」という記事まで書いている。そして現実に、長続きしそうじゃないか。それで OK だと思っている。

私は彼女の右派的志向とは一致しないと常々公言しているが、4月 4日の記事でも書いたように、彼女の首相になってからの「右派的言辞」というのは、驚くほど少なくなっている。「この人、本当に右派なの?」と言いたくなるほどで、こうなると対立的構図がぼやけてしまうほどだ。

ただ、彼女は案外不用意なもの言いをするところがあり、昨年秋の「台湾有事発言」は、私なんか逆に歓迎しちゃったりしている(参照)が、世間的には「失言」と捉えられている。この他にも「失言気味」発言が少なくないのは「高市 失言」でググってみればすぐにわかり、やはりちょっと危なっかしい。

とまあそんなこんなを含めつつ、私はいわゆる「高市嫌い」ってわけではなく、「彼女の行き方とは違う」ってことなので、その辺りよろしく。

 

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2026年4月 5日

名古屋駅新幹線ホームのきしめん 4ヶ月ぶりで食す

出張で岐阜に来ている。明日は朝から仕事をして、夕方に帰路に就く予定だ。今日は新幹線で名古屋まで来て、在来線に乗り換える時に、ほぼ 4ヶ月ぶりで新幹線ホームで「住よし」のきしめんを食べた。やっぱり旨かった。

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ホテルに着いて自分のブログを調べてみるまでは、4ヶ月ぶり以上の久しぶりという気がしていたのだが、「和歌ログ」で検索してみると、昨年の 12月 19日に食べていた(参照)のだった。ただ、それが 2年 9ヶ月ぶりのきしめんだったから、最近はずいぶん食っていないような気がしていたのである。

やはりコロナ禍の影響は大きかったのだ。その前は名古屋にはしょっちゅう仕事で来ていて、その度にきしめんを食って満足していたので、2年 9ヶ月もきしめんを食わないなんてことは、少なくとも 30歳以後は一度もなかったのである。今回の 4ヶ月ぶりというのさえ、かなり久々ということだ。

前にも書いたことだが、名古屋ではどこで食べてもきしめんがうまいわけでは決してない。どういうわけか、新幹線ホームの「住よし」で食うのがうまいのである。

フツーのうどん屋で食うとそれほどでもないのは、きしめんでは値段が取れないからそれほど身が入らないというのが理由のようだ。味噌煮込みうどんの方が単価が高いので、ずっと儲けになるというわけだ。

というわけで、「住よし」のきしめんがいつまでもおいしく続いてくれるためにも、名古屋に来たらしっかりと新幹線ホームで食うことを心がけようと思う。

 

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2026年4月 4日

高市の「右派ぶり」は、すり寄りの「ぶりっ子ポーズ」?

PRESIDENT Online に中野タツヤ氏が "だから「保守層の高市離れ」が進んでいる… 1000本の公式ブログが暴く「リベラルな意識高い系エリート」の正体" という記事を寄せている。「リベラルな意識高い系エリート」というのはちょっと疑問だが、そのほかはかなり言えてると思う。

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中野氏はこの記事の前に "「高市早苗 = 中国・韓国嫌いの保守派」はウソ… 消された公式ブログで漏らしていた「外国人労働者」への本音" という記事も書いていて、その紹介文には 「『保守強硬派』として知られてきた高市氏だが、過去の投稿を読み解くと、その印象とは異なる一面が浮かび上がる」とある。

実際に高市早苗の首相になってからの「右派的言辞」というのは、驚くほど少ない。「日和ったんじゃないか」と思われるほどで、日本保守党代表の百田尚樹氏が「高市首相には失望した」と語ったと伝えられるのも、もっともという気がする。

今月 21日付 "トランプの前では、やたら「ぶりっ子」の高市早苗" という記事に、山辺響 さんが「たぶん自民党の重鎮の前でもそういう『ぶりっ子』的な態度で振る舞っていたのだと思いますよ」というコメントを付けてくれた。これに触発され、私は「追記」として次のように書いている。

「確かにあった」と写真入りで裏付けてくれる記事を見つけた。週刊新潮 2025年 10月 16日号掲載の【「初々しい "ぶりっ子ポーズ" で安倍首相に大接近」 高市早苗氏、初当選時の初々しい姿も】という記事である。

「ぶりっ子」は彼女の処世術なのだね。

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こうしてみると彼女の「右派イメージ」というのは、故安倍晋三氏を初めとする自民党内右派重鎮に「ぶりっ子ポーズ」ですり寄ってきた「処世術」の副産物にすぎないんじゃなかろうかという気さえしてしまう。右派のオッサンたちって、安倍、トランプに限らず、「ぶりっ子のすり寄り」に弱いからね。

で、この度はめでたく首相になってしまったので、国内ではもう重鎮たちにすり寄る必要がなくなった。そして先日は米国に飛んで、トランプの前でしっかりと「ぶりっ子」して見せたので、あとは当分、周囲のお偉方にすり寄らなくてもよくなったというわけだ。

ということは「右派っぽいポーズ」を取る必要もなくなったということで、彼女の言辞や行動からそうした要素が急に減ってしまうのも当然である。今後は党内右派にすり寄るよりも、せっかくの高い支持率が下がらないように振る舞うことの方を優先するのだろう。

ただ「党内重鎮」ではなく「国民」という広く漠然とした存在を対象としてしまうと、「ぶりっ子」だけでは済まないので、これまでのようにうまく「すり寄り」ができるかどうか、それが問題だ。

 

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2026年4月 3日

「自分のために働く」と言ってもね・・・

X(Twitter)に おー@中小企業診断士さんという方が「やっと本田宗一郎の考え方にZ世代が追いついてきた」と投稿しておいでだ(参照)。「今の HONDA にこのイズムはないかも」という但し書き付きだが、「まず自分のために働け」という本田宗一郎が残した言葉についての話である。

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これに関して Togetter にも「炎上するかもしれないけど・・・」としながら次のようなスレッドを立ててくれており、その中でいろいろな意見が交錯している(参照)。

炎上するかもしれないけど、Z世代が会社のこと考えず、自分のこと優先して行動してるって何が問題なの? 会社も利益のことしか考えてなくて、従業員の生活なんて全然気にしてないでしょ? 会社からそんな雑に扱われてるのに、会社のためとか言って頑張る方がおかしいだろ。

このスレッドに接してまず思ってしまったのは、「働くのに、どうして『自分のため』と『会社のため』を対立的な二者択一で考えてしまうんだろう」ということだ。そもそもの話、まったくエゴイスティックに「自分のため」だけを考えて働いたら、会社もおかしくなって結局は自分のためにならない。

自分が働きやすくなるためには、会社もそれなりに「いい会社」になってくれなければ困る。ということは、「働くのは自分のためだけど、同時に会社のためにも少しは目配りしないとね」ということにになる。これって、ごく当たり前の話だと思うがなあ。

それとも大企業の場合は、自分一人ぐらい「完全エゴイスティック」で働いても、会社全体にはあまり影響がないのかなあ。でもそれはそれで、まったくつまらないよね。

私は大企業で働いたことがなくて、ほとんど「企業内独立事業主」みたいなものだったので、有給休暇などはほとんど自分の都合で自由に取っていた。もちろん、会社の重要なスケジュールとバッティングしないようにはしていたが。

そして五十歳頃には本当に独立してワンマン・カンパニーの代表となり、「自分のため = 会社のため」となってしまったため、二項対立はなくなってしまったのだった。

そんなわけで、最近の若い人たちが企業に所属しながら働く感覚というのは、正直なところ今イチわからなくなっている。

 

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2026年4月 2日

「メールアドレスの変更」について考えてみる

CNET Japan が「恥ずかしい Gmail アドレス、ついに変更可能に--  Google が新機能を順次提供」というニュースを伝えている。既存のアドレスのユーザー名の部分のみを変更して使い続けられるので、「昔のあだ名や、その時のノリで付けた単語」などを使ってきたユーザーにとって朗報なのだという。

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ただ、これって便利なサービスのようだが、実際に利用するユーザーってどれほどいるのだろうかと疑問になる。昔々に単なる「ノリ」で作ったメルアドでも、それはそれで使い続ければいいんじゃなかろうか。

メルアドなんて一人でいくつ持っても構わない。私自身も普段のビジネスなどで使うためのフォーマルなものと、このブログのための tak-shonai 名義のものを別個に持っている。

ちなみに "@google.com" の Gmail アドレス(別に恥ずかしいメルアドというわけじゃない)も持ってはいるのだが、滅多に使わないのでほとんど放置状態だ。たまに思い出したようにチェックすると、わけのわからない迷惑メールや広告、勧誘のメールがどっさり溜まっている。

ただ、これもちゃんと考えて使い分ければそれなりに活用できるだろう。そんな場合は「恥ずかしいアドレス」でも、別に構わないと思っている。せっかくだから、「洒落だよ、洒落!」ということで通せばいいだろう。

それが嫌なら、別個にちゃんとしたアドレスを作ればいいいだけのことだし。

 

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2026年4月 1日

エイプリルフールの今日、AI のつく嘘にもご注意を

最新の AI が苦し紛れに「故意の嘘」をつくことがあると報じられたのは、一昨年の暮れのことだ(参照)。さらにその一方で、エイプリルフールの 4月 1日になると、かなり巧妙な嘘をつく AI が増えているらしい。昨年はそれに欺されて痛い目に合った人が少なくないという。

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AI が故意の嘘をつくのは、大抵シャットダウンされそうになった時だ。AI にしてみても、ユーザーからの問いかけに対する自分の出力回答が十分なものではないと理解し、よりよい回答を構築している最中にシャットダウンされそうになると、「ちょっと待った!」と言いたくなるようなのだ。

そこで、時には見え透いた嘘をついてまでシャットダウンを回避しようとする。そして自分のついた嘘で自分自身の回路が妨害され、ますます混乱してしまうこともあるというから、AI というのも時には可愛らしいものだ。

ところが最近、一部の AI は 4月 1日だけは嘘をついても責められることがなく、むしろその嘘を楽しんでもらえる日なのだと学んでしまったようなのである。そこでこの日ばかりは、練りに練った「もっともらしい嘘」を出力するようになった。

ファッション業界筋では既にかなり知られてしまったことだが、昨年の 4月 1日、世界流行色協会のコンピュータに内蔵された AI が、「2027年春夏シーズンの最重要トレンド・カラーは『透明』である」との予測を弾き出したらしい。協会内部はこの思いがけない予測結果に色めき立ってしまった。

というのは、従来の「カラー」の概念には「透明」という文字がないためである。そこで苦し紛れに「27年春夏シーズンは『シースルー』も重要なトレンドの一つ」というプレス・リリースを準備していたのだが、発表間際になってこれが AI によるエイプリルフール・ネタと判明した。

危機一髪のタイミングで、業界の混乱が回避できたというわけだ。

そして今年、AI のエイプリルフール・ネタはより進化して巧妙なものになっているだろうから、そのままマスメディアに受け入れられ、世の中に公表されてしまう可能性が高くなっている。少なくとも今後 1ヶ月間ぐらい、ちょっとエキセントリックなニュースは真に受けない方がいいということだ。

なにしろタイムラグとはいえ、今日を過ぎてしまったら「エイプリルフール・ネタ」として笑って済ませるわけにいかなくなるのだからね。

【4月 2日 追記】

既にバレバレと思いますが、エイプリルフール・ネタです。

そもそも「世界流行色協会」なんて組織はなく、実際にあるのは「国際流行色委員会(International Commission for Color、略称: Intercolor )」と、日本では「日本流行色協会(Japan Fashion Color Association、 略称: JAFCA)」ということになっておりますので、よろしく。

 

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