中道の「活動支援金」を、ちょっと斜め視線から
4月 15日付の "中道、落選者に「活動支援金」月40万円支給へ 対象はまず約 30人" という記事には、正直言って「いいご身分だなあ」と呆れていた。ただ、私は呆れるだけだったのだが、世の中では炎上に至ってしまったようなのである。
東洋経済は 4月 17日付の記事で、"「なぜ落選者を救済する?」「いいご身分すぎる」と批判殺到…中道「落選者に毎月 40万円支援」の凄まじい愚劣ぶり" と大々的に批判しており、世の中一般でも大変なイメージダウンになっているようだ。
ただこの話、収入の道の途絶えた落選者の「生活補助」のために支給すると誤解されたフシがあるらしい。そのため、批判の中には「国民に選ばれなかった人々の生活支援? 」「一生懸命働いて政治家を養わなければならないとか本当におかしい」など、的外れなものが多かったという。
中道としては「支給された 40万円はあくまで事務所の維持、スタッフの雇用、地域での活動といった『政治活動』に充当される」とし、「私的な生活費(家賃や食費など)に流用することは認められていない」と釈明している。そりゃ、そうだろう。政党に生活費まで頼ったら、政治家じゃなくて「ゴロツキ」だ。
しかしここまで炎上すると誤解の解消は難しく、元々低かった政党イメージが、もはや地に落ちてしまっている。はっきり言って先はないだろう。
今回の「40万円の活動支援金」というニュースに接して、私なんかがちょっと斜めの視点から感じてしまったのは、「政治家って、一度当選してしまうと、あちこちから金が湧いて出てくるんだろうなあ」ということだ。その額は「1月 40万円」なんてみみっちいものじゃないんだろう。
落選して「ただの人」になってしまうと、この「金の湧いてくる口」が閉ざされるので、政党がその一部でも肩代わりしてやらなければならないという理窟だ。今回落選したのは立憲民主党系ばかりだから、こっちの「身内救済」という意味合いが大きいのだろう。
ただ、この「支援金」をもらった落選者にしても、次の選挙で当選するという保証なんてどこにもないのだから、「無駄な投資」に終わってしまう可能性が高い。それでも中道としては、「出してやらなきゃ、いかんだろうなあ」と考えているわけだ。
一見すると鷹揚な姿勢のようだが、実はそうしてつなぎ止めておかないと、次の選挙での立候補者がいなくなってしまいそうなんだろう。労組とのつながりも弱くなっているようだし。
というわけで、この政党にはもう期待できないと思うに至ったわけである。以上。

































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