「自分のために働く」と言ってもね・・・
X(Twitter)に おー@中小企業診断士さんという方が「やっと本田宗一郎の考え方にZ世代が追いついてきた」と投稿しておいでだ(参照)。「今の HONDA にこのイズムはないかも」という但し書き付きだが、「まず自分のために働け」という本田宗一郎が残した言葉についての話である。
これに関して Togetter にも「炎上するかもしれないけど・・・」としながら次のようなスレッドを立ててくれており、その中でいろいろな意見が交錯している(参照)。
炎上するかもしれないけど、Z世代が会社のこと考えず、自分のこと優先して行動してるって何が問題なの? 会社も利益のことしか考えてなくて、従業員の生活なんて全然気にしてないでしょ? 会社からそんな雑に扱われてるのに、会社のためとか言って頑張る方がおかしいだろ。
このスレッドに接してまず思ってしまったのは、「働くのに、どうして『自分のため』と『会社のため』を対立的な二者択一で考えてしまうんだろう」ということだ。そもそもの話、まったくエゴイスティックに「自分のため」だけを考えて働いたら、会社もおかしくなって結局は自分のためにならない。
自分が働きやすくなるためには、会社もそれなりに「いい会社」になってくれなければ困る。ということは、「働くのは自分のためだけど、同時に会社のためにも少しは目配りしないとね」ということにになる。これって、ごく当たり前の話だと思うがなあ。
それとも大企業の場合は、自分一人ぐらい「完全エゴイスティック」で働いても、会社全体にはあまり影響がないのかなあ。でもそれはそれで、まったくつまらないよね。
私は大企業で働いたことがなくて、ほとんど「企業内独立事業主」みたいなものだったので、有給休暇などはほとんど自分の都合で自由に取っていた。もちろん、会社の重要なスケジュールとバッティングしないようにはしていたが。
そして五十歳頃には本当に独立してワンマン・カンパニーの代表となり、「自分のため = 会社のため」となってしまったため、二項対立はなくなってしまったのだった。
そんなわけで、最近の若い人たちが企業に所属しながら働く感覚というのは、正直なところ今イチわからなくなっている。
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