原稿提出の「先延ばし癖」を巡る冒険
TRENG というサイトに【"先延ばし癖" の原因に新知見 ──「目標設定能力の欠如」のせいではない? 英国チームが研究発表】という記事がある。私自身も原稿などの仕事を早めに仕上げてしまおうとは思うのだが、結局は延び延びで締め切りギリギリになってしまうことが多いので、興味津々で読んでしまった。
英国研究チームが発表した論文というのは "High Trait Procrastination Predicts Increased Goal Anxiety Despite Invariance in Simulation of Goal Achievement" というものだ。「先延ばし」は英語で "Procrastination" というのだね。初めて知った。
論文によると、延ばし傾向が高い人ほど、短期的・長期的を問わず、目標に向けた行動を意図的に回避する可能性が高いと自己評価しているという。しかし興味深いのは、その後に続く記述だ。
先延ばし傾向の高い人は、目標達成に失敗する状況を考えた際に、より強い不安を感じることが判明した。
どういうことかというと、こんなことらしい。
成功確率を低く見積もり、特に目先の目標に対して失敗するのではないかという強い不安を抱きやすいため、それが結果として先延ばしを引き起こしている可能性がある。
つまり、先延ばしを不安に思う感覚が強いため、その不安によってますます「先延ばし」になってしまうというわけだ。何だかわかったようなわからないような、不思議な話である。
とはいえ個人的な感覚で言ってしまうと、私が締め切りギリギリにならないと原稿を仕上げられないのは、「先延ばしが不安」なんていう心情からではない。逆に、締め切りギリギリで「きっちり仕上げてしまう」という、ちょっとした自信のなせる技である。「文句あるか」ってなもんだ。
ただ、いくらきっちり仕上げてしまうと言っても、それをもっと早めにやってしまうことができれば、さらに気持ちのいいことなのだがね。
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