「印金監」には、降参してしまった
SNS の "threads" に「印金監って、なんですか?」という投稿があり(参照)、マジで辞書アプリで検索してしまったよ。当然ながらそんな言葉は見つからなかったが。
これに続くレスを見て呆気なくわかってしまったのだが、これ、書いた当人は「印鑑」のつもりらしい。ただ「印」の文字が「鑑」の金偏より小さくて、その上に「鑑」の文字の偏と旁(つくり)が気持ち離れているので、「印金監」と読んでしまうのも仕方がない。
レスの中には「文脈でわかるだろうに」というのもあり、確かに手書きのままの画像を見てちょっと想像力を働かせればわかりそうだ。しかし私は長年活字をメシの種にしてきて、原文を大切にするクセも付いているので、モロに「印金監」を信じてしまった。あるいは職業病かもしれない。
さらにレスを辿ってみると、「駒田」が「馬句田(まくだ)」になったり「鍛治町」が「金段治町(きんだんじまち)」になったりというケースもあったらしい。ちなみに「ネ申」は古くからあるネットスラングらしいが、畏れ多いので私は使ったことがない。
ちなみに問題の画像だが、1行目の最後の「で」(らしい)という文字もかなり謎っぽい。意味的に重要な部分じゃないのでつい読み飛ばしてしまうが、「そ」と読んでもまったく不思議じゃない。
さらに 2行目の最初の「構いません」の「構」というのも、木偏が大きすぎてわかりにくい。私は一瞬、「不満いいません」と読んでしまいそうになった。偏と旁のバランスが悪いのは、この人のクセみたいで、文脈的に本意を想像しにくい場合は悩んでしまうだろう。
ついでだからもっと言ってしまうと、最後の部分も、一瞬「お願いしますし合言+7枚」みたいに見えてしまったよ。マジで。
いずれにしても、この手書きメモを書いた人って、読む人に内容をきちんとていねいに伝えるということをあまり意識してないみたいだ。そして自分の手書き文字を客観的に読み返してみたこともないのだろうね。
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