「コロナの次はパンダ」・・・ じゃなくて、ハンタか
「コロナの次はパンダかよ!?」なんて思っていたら、「パンダ」じゃなくて「ハンタ」だった(参照)。なにしろテレビを見ないもので、この件に関しては文字情報ばかりで音声情報に触れていないのだ。どこかでうっかり口走ってしまう前に、間違いに気付いてよかった。
今回の集団感染が発生した「MVホンディウス号」というのは、オランダの企業が保有する「極地探検クルーズ船」らしい。これに乗って旅するための費用は、10日間で 100万円程度、1カ月半だと 500万円以上になるらしく(参照)、かなりもの好きな金持ちでなければ縁のないもののようだ。
この船には日本人も 1人乗っているというのだが、こんなような事情が、今回の問題であまり人々の親身の同情が寄せられているように見えない背景にあるのだろう。「豪華客船に乗って『極地探検』なんて、いいご身分だね」なんて思われがちだからね。いずれにしても気の毒ではあるのだが。
ハンタウイルス感染症の主な感染経路は、感染した齧歯類の尿や糞便への接触などのようで、最近の症例増加に関しては、気候変動と齧歯類生息地の破壊という要因も大きいとされている。ニュースは次のように解説する。
アルゼンチンにおけるハンタウイルス感染症は通常、農作物や背の高い雑草、湿度、あるいは亜熱帯気候が存在する農村部や都市近郊地域で発生する。
しかし専門家は、気候変動と人間の活動による環境悪化で、ウイルスを媒介する齧歯類が新たな地域で繁殖することが可能になっていると示唆。感染拡大をもたらしているとの認識を示す。近年の干ばつや豪雨といった異常気象も、この傾向を加速させているという。
この病気、人から人への感染は濃厚接触を別としてあまりないというのだが、いずれにしても最近の自然破壊や異常気象という要因が大きいらしい。日本だって「背の高い雑草」なんてありふれてるし、春から秋はほとんど「亜熱帯気候」だから、いろいろな風土病が入ってこないとも限らない。
そう言えば齧歯類といえばネズミだが、一昨年は夏の暑さを避けるためかネズミが屋内に侵入していた(参照)。そんなわけで、身近なところでも基本的な対策は必要だね。
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