「全学連」の中核派が分裂、新たな組織が生まれてた
産経新聞が "中核派離脱の矢嶋派全学連が新たな過激派「現代革命労働者党」結成 「実力闘争」を強調" と伝えている。検索してみても朝日、読売、毎日の三大紙にはこのニュースが見当たらないから、「全学連」というのはニュースバリューがほとんどなくなってしまったようだ。
そんなわけで 1970年代に学生生活を送った私としては、「『全学連』がニュースにならなくなった」ということに裏返しのニュースバリューを感じてしまっている。写真を見ても「今どきの『全学連』って、ヘルメットを被っていない」ということに新鮮な驚きさえ感じる覚えるほどだし。
私とほとんど同じ時期の 1970年代に、同じワセダで学生生活を送ったらしい しゅうほう さんという方が、この時期の様子を写真入りでかなり詳しく書いてくれている(参照)。
添えられた写真を見ると、当時の「全学連」のメンバーはヘルメットを被ってタオルで覆面をし、「ゲバ棒」と称する角材まで持っていたことがわかる。かなり戦闘的な存在だったわけだ。
「全学連」を時系列的にみると、1960年代以前は日本共産党系の「民青」が主流だったが、その後分裂して反日共系の「革共同」が生まれ、それがさらに「中核派」と「革マル派」に分裂していた。
ほかにも社青同系なとか、そこから派生したらしい革労協系なんていうのがあったが、私がワセダに入学した 1971年には、ワセダは革マルの牙城で、中核派は法政が拠点だったと記憶している。
そしてその中核派が今回分裂して「現代革命労働者党」というのが誕生したわけである。略称はまだ決まっていないようだが、さしずめ「現革派」といったところに落ち着くのだろうか。それにしても、こうした組織って本当に「分裂」が好きだなあ。
まあ、今となっては変な意味で懐かしがるジイさんはいても、実質的にはほとんど影響力をもっていないと言っていいだろう。「朝・読・毎」の三大紙に無視されるわけである。
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コメント
>「朝・読・毎」の三大紙に無視されるわけである。
あちら側の方がたからすると「偏向報道」となるようです。産経だけがこの重大なニュースを報じた、なんと素晴らしい、と(笑)。
投稿: らむね | 2026年5月 8日 21:57
らむね さん:
なるほどね。「さすが産経!」と (^o^)
投稿: tak | 2026年5月 9日 06:46
「さすが産経」と思ったのは、
>矢嶋派全学連を巡っては、自民党の門寛子衆院議員が、暴力革命を掲げる矢嶋委員長に対し、国会前のデモを「ごっこ遊びにしか見えない」と批判して話題になった。
という部分ですね。件の対談で、矢嶋氏と門氏は、国会前のデモに対して批判的であるという点で意見が一致しているので、高市ジュニアと全学連はそこを共有できるのかぁ、と面白く感じたものです。
投稿: 山辺響 | 2026年5月 9日 08:51
山辺響 さん:
そのあたりの感覚が、案外似てるんでしょうね。それがどうしたってことでしかないですけど。
投稿: tak | 2026年5月 9日 14:42