福島県浜通りの放射線量は、まだまだ高いところがある
今日は早朝に家を出てクルマを飛ばし、仕事で福島の浜通りから中通りまであちこち廻って、夜の 8時過ぎにようやくいわき市のホテルにチェックインした。私も 70歳をとうに過ぎた身だから、さすがに疲れてしまったよ。
というわけで、今日は前々から気になっていた福島県内の看板を紹介させていただく。それは上の写真のようなもので、とくに浜通りの国道 6号線を走り、双葉郡を通り過ぎるあたりの何カ所かで見られる。今日はたまたま間近で信号停止したので、写真に撮ることができた。
「この先 帰還困難区域につき 通行制限中です」と書かれ、下には「原子力災害地対策本部 双葉町」とある。もちろん、2011年 3月 11日に発生した東日本大震災で起きた原発事故によるものだ。あれから 15年以上経った今でも、住民が帰ることのできない地域が残されているようなのだ。
私は福島県内にも友人が少なくないが、原発事故関連では表立って公表されていない情報がかなりあるようだと言われている。これ、行政が隠しているというより、敢えて深く調査したがらないというのが近いようなのである。
なまじきちんと調査してしまうと、その結果を公表しなければならない。しかし敢えてグズグズして調査しなければ、公表しなくて済む。それでも住民の私的な測定機器(少なからぬ福島県民は、これをもっている)を使って放射線量を量ると、かなり高めの数値を示す場合が多いのだそうだ。
聞いたところでは、神社などの鎮守の森の大木がアブナいらしく、とくに杉の木は高い数値を示すので近付きたくないという。さらに言えば、軒先の排水管の水が落ちてくるポイントにある石も結構高いらしい。行政はそんなところまではなかなか調査してくれないというのだ。
というわけで、原発事故の傷跡はまだまだ消えていない。私は少なくとも地震国日本では、原発を行うべきではないと思っている。
【同日 21:13 追記】
こんな記事を書いたとたんに、東北地方に地震があった(参照)。いやはや、本当に地震はコワいよ(参照)。
【同日 21:24 追記】
地震、何度か続いてきており、ちょっと不気味。
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コメント
ときどきSNSには書いていることなのですが、コロナ禍のもとで何度か発令された「緊急事態宣言」はそのたびに解除されましたが、福島第一原発事故に伴う「原子力緊急事態」はいまだに解除されていません。事故は継続中で、この社会は15年間ずーっと緊急事態下なのです(ちなみに福島第二原発に関する緊急事態は早々に解除されました)。
たぶん私が生きているあいだに解除されることはないんじゃないかなと思っています。「なまじきちんと調査してしまうと、その結果を公表しなければならない」と重なりますが、へたに解除してしまうと、「あ、まだ続いていたんだ」と意識されてしまいますしね。
投稿: 山辺響 | 2026年7月 3日 11:37
山辺響 さん:
>へたに解除してしまうと、「あ、まだ続いていたんだ」と意識されてしまいますしね。
そういうことになってしまいそうですね。やれやれ。
投稿: tak | 2026年7月 3日 16:57