世界は「水破産」に直面しているんだそうだ
日本版 CNN が昨日付で "世界は「水破産」の新たな時代に 国連報告書が今年警告" というニュースを伝えている。世界は「水不足」より深刻な「水破産」の時代だというのである。トルコ・コンヤ県で干ばつと地下水の過剰利用により発生した陥没穴の、ショッキングな写真付きだ。
ただこの写真、何だか見覚えがあるような気がして "water bankrupt" の 2語でググってみたところ、米国版 CNN の今年 1月 21日付が出てきた(参照)。使われている写真も同じだし、日本版は 7ヶ月近く遅れての翻訳記事ってことになる。CNN Japan さん、ちょっと呑気過ぎやしないか。
7ヶ月遅れでネットに載せてしまったため、千葉県で台風 15号の影響による大雨被害の出た直後という最悪のタイミングになってしまったじゃないか。たまたまとはいえ、これでは「何が水破産だ!」なんて反感を買ってしまいそうだ。
ただ、記事の内容を読めば「水破産」の深刻さは理解される。
国連大学の指摘によれば、自然は雨や雪という形で水資源を提供してくれるが、世界は提供される水資源の量を遙かに上回る形で消費している。その上、気候変動による猛暑や干ばつが追い打ちをかけ、利用できる水の量はさらに減少している。
というわけで水資源という観点からすると、我々は既に「負債を抱えた状態」だというのである。「負債」というのは、「河川や湖は縮小し、湿地は干上がり、帯水層は枯渇に向かう。地盤の崩壊や陥没、砂漠化が進み、雪が不足し、氷河の融解も起きている」という形で如実に現れている。
国連大学水・環境・保健研究所のマダーニ所長は、「水破産という現実を認めることで、人々や経済、生態系を守るための厳しい選択がようやくできる。先送りすればするほど、赤字は増えるだけだ」と警告している。
日本に限ればまだそれほど深刻な状況ではなく、大水被害まで出るほどなのだが、世界的な視点からはきちんと心して暮らさなければならないようなのだね。
【同日 18:50 追記】
関連で、こんなニュースも飛び込んできた。"米巨大ダムの水位が史上最低を記録、発電も放流も不可能になる「未踏の領域」迫る" というから、かなり深刻だ。米国コロラド川流域の話である。
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コメント
大雨にしても、渇水にしても、思う事があります。
仏教、神教、八百万の神様、キリスト教、イスラム教、色々あって、様々な方々が信心してると思います。
にも関わらず、世界の環境は刻々と悪い状況に推移しています。
まぁ、科学的には色々理由が付けられるのでしょうが、私はえーっと非科学的ですが、神様の「バチ」があたったのではないかなぁと、時々思ってしまわずには得られないのですよ。
つっても、私は神様はいると思ってますが、無神教なんですけどね(^_^;)
投稿: Senna | 2026年8月17日 21:16
Senna さん:
バチを当てるとしたら、それは神様ではなくて人間が知らず知らずのうちに自分で自分にバチを当ててるんだと思います。
投稿: tak | 2026年8月17日 22:36
takさん
人間って、「ドM」なんですねw
投稿: Senna | 2026年8月18日 20:11
Senna さん:
わはは
投稿: tak | 2026年8月18日 20:49