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2026年8月 4日

キンチョーのラジオ CM 「ゴキ子。」シリーズがいい

キンチョー「ゴキブリムエンダー」のラジオ CM 「ゴキ子。」シリーズがいい。「とある家の片隅に住むゴキブリの母と娘の物語」で、母ゴキブリとその娘ゴキ子との北関東弁っぽい会話で成立しているのだが、第一話から最終話まで 6話あり、下の画像からのリンクされるページですべて聞ける。

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AI の好きな娘のゴキ子は生意気盛りの思春期にさしかかっているようで、母ゴキブリはそれが心配だ。第三話「おっとうの最期」では、母が「ゴキブリムエンダーに気を付けろ」と忠告すると、ゴキ子は「大丈夫だ、いざとなったら、オラ飛ぶ!」と言い放つ。ところがこの言葉が母をひどく悲しませる。

というのは、どうやらゴキ子のおっとうは妻と娘を護るために一か八か飛び立って人間の目を引き、自ら犠牲になってしまったようなのだ。それを思い出して言葉が詰まる母に、ゴキ子は必死に謝る。根はいい娘なのだ。

そして最終話「生きろゴキ子」では、母娘が住む家でも遂にゴキブリムエンダーが使われるとわかる。逃げようとするが、排水口の隙間がふさがれていて万事休す。そこで母は自ら人間の目の前で飛び立って驚かせるという、かつておっとうが取ったと同じ究極の選択をすることになる。

母はゴキ子に「ええか、どんだけ時代が変わっても、お前は自分の触覚を信じて生きろ!」と言い残して犠牲になる。ゴキ子は「おっかぁ〜!」と叫びつつ、それでも母の犠牲を無駄にせず前向きに生きようとする。なかなか感動的な終末だ。

こんな CM を聞いてしまうと、聴取者はゴキブリに情が移ってしまいそうだ。その上でムエンダーを使うには、心を鬼にしなければならない。ウチはゴキブリが出ないからありがたい。

ちなみにキンチョーのラジオ CM はいつもかなりおもしろくて、今年はこれまで 3種類聞いている(参照)が、この「ゴキ子。」シリーズは抜群にイケてると思う。

 

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