「Where do you want to go?」はちょっとツラい
台風 15号が、今日午後に関東を直撃しそうで驚いている。ところで台風とは関係ないが、"外国の方に電車を聞かれたので「where do you want to go?」って聞いたら「私日本語わかりません」って言われた" という tweet(参照)が一部で話題だ。
多分これ、英語のつもりで言ったのが、相手にはそう受け取られなかったというエピソードなんだろう。そもそも「where do you want to go?」と日本流のカギ括弧で表記されてるぐらいだから、かなりカタカナっぽく言ったんだろうと想像する。
ところがコメントをみると、そうとは解釈しない人が、とくに初めの方で少なくないことに、私としては驚いてしまった。例えばこんなような感じだ。
アジア圏だと英語分からない方多い
「外国の方」が英語圏の人間なのか、欧州の人間なのか、アジア圏の人間なのかにもよるよなぁ…
何語で聞かれたんだろう?
英語以外の言語を話すヨーロッパ人の可能性がある
しかし日本に来て日本人に道を聞くのに、アラビア語やロシア語やスエーデン語やベトナム語を使う人は、まずいない。日本語を話せなかったら、たとえ英語が母国語ではなくてもフツーは英語で聞いてくるだろうよ。
そして異国で人にものを尋ねるほどなんだから "Where do you want to go?" という簡単な英語ぐらいわかるだろう。この場合はやっぱり、発音がカタカナ過ぎたんだと考えるのが自然だ。
ただ、「Where do you want to go?」という文字を見た瞬間、ちょっとだけだが「おっと!」とひるんでしまった。まともな発音で言えたとしても、いや、むしろまともな発音なほど、初対面の相手にこの聞き返し方というのは、個人的にはちょっとツラい気がしてしまうのだよ。
ここは "What station would you like to go?" とか、簡単に言うなら "What station are you going?" ぐらいにしときたいなあ。別にお上品ぶるわけじゃないけどね。
ちなみにフランス語で(意味はわからなくても、フランス語ということぐらいは判断できる)何か聞かれたら、私としては「パルドン、ジュ・ヌ・パルル・パ・フランセ〜(ごめん、私フランス語、話ませ〜ん)」と答えるほかない。知ってるフランス語の中で、実際に役立ったことのある唯一のフレーズだ。
「パルドン」「パルル」「フランセ〜」の "r" のフランス語流発音はちゃんとできるから、「私、にぉんごわかりませ〜ん」なんてたたみかけられずに済んでると、変に自慢たらしく書いておく。
【同日 追記】
ムチャクチャフランス語訛りの英語を喋る生意気なフランス人に、「パルドン、ジュ・ヌ・パルル・パ・フランセ〜」と言ってみたくなった。チャンスを待とう。
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コメント
こういう場合は "Where do you want to go?" でもまったく問題ないと思います。表現が多少礼を失していようと、あるいは文法的に誤りがあろうと、発音がカタカナだろうと。そういうことを気にしすぎるから、日本人は外国語が話せないのです。以上、深く自戒でした…。
ただ、この投稿はインプレッション稼ぎのネタかな、という気配が少しありますね…。
投稿: 山辺響 | 2026年8月11日 16:48
山辺響 さん:
>こういう場合は "Where do you want to go?" でもまったく問題ないと思います。
そんな気もしますので、本文では「個人的にはちょっとツラい気がしてしまう」と、かなり慎重な書き方をさせていただいてます ^^;)
私自身、会話などでは文法的な誤りはあまり気にせずやってますんで。
そういえば英国人の英語講師に "What do you want?" と聞くのは失礼と教わったのは、半世紀以上も前の話ですね ^^;)
投稿: tak | 2026年8月11日 17:29