カテゴリー「パソコン・インターネット」の715件の記事

2024年9月 8日

新規 SNS の Bluesky、なかなかいいかも

先月 29日に「実は Threads を試し始めている」という記事を書いた。イーロン・マスクがトランプとツルみ始めたと知って Twitter に嫌気が差したので、代替 SNS を模索し始めたというわけだ。

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ただ Threads を試し始めてから既に 1ヶ月以上経ったわけだが、依然として「これで決まりだな!」と思えているわけじゃない。どこか何となく違う気がしないでもないのである。

そう思っていた矢先、一昨日(6日)に山辺響さんのコメントが付いた。彼も Threads を一時試していたが、「スパムが多い印象なので、Blueskyに落ち着きそうです」とおっしゃるのである。私はそれまで Bluesky という SNS を知らなかったが、行って見るとなんとなくしっくり来るじゃないか。

そこでとりあえず自分もアカウントを作り、2本のブログの更新通知をし始めた(参照)。上の写真のような感じになる。

Bluesky_tak

調べてみると、「X(Twitter)の共同創業者であるジャック・ドーシー氏らが発案した SNS です」とある(参照)。道理で長いこと使ってきた Twitter と共通した雰囲気があるわけだ。しかもイーロン・マスクの嫌らしさがない。

というわけで、今はトライアルに Bluesky を加え、Twitter、Threads と合わせて三本立てで更新告知をしている次第だ。いずれはどれか一本に集約したいと思っているのだが、それがいつになるかはわからない。

ただ、今のところは何となく Bluesky の印象点が高い。日本でもユーザーが拡大して定着してくれるとありがたいのだが。

 

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2024年8月29日

実は Threads を試し始めている

イーロン・マスクがトランプとツルんでる(参照)というので、"X" なんて悪趣味な名称になってしまった Twitter を使い続けることにますます抵抗を感じるようになっている。代替になる SNS を本気で物色しているのだが、残念な決定的なサービスには未だ巡り会えていないのが実情だ。

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とはいえ何もせずにいるのも嫌なので、実は試しに "Threads" にアカウントをもち、2本のブログの更新告知を始めてから、実は今日で 1ヶ月経った(参照)。ここまで来たら、そろそろ公表してもいいだろう。サイドバーには今朝の時点で登録しておいた。

Threads_tak

Treads のアカウント開設にあたっては直接 Threads をどうのこうのするというのではなく、まず画像投稿サイトの Instagram にアカウントを作らなければならないというのがちょっと面倒だ。まあ、やってみればどうってことなく簡単にできるのだが。

使用感に関しては悪くない。ただ、日本ではまだユーザー数が少ないので、これからという気がしないでもない。日本のユーザーもさっさとイーロン・マスクに愛想を尽かして鞍替えする気になればいいのだが。

当面は X と Threads の 2本立てで更新告知をするつもりだが、状況が変わったらさっさと Threads 一本にしたいものだ。というわけで、もし面倒でなければ Threads にアカウントを作って tak-shonai をフォローしていただければ幸いである。

 

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2024年8月13日

近頃出番のなくなったもの ー USB メモリ

最近、引き出しの中に溜まってしまったガラクタを整理したとき、USB メモリが何本か出てきた。昔は結構使ったものだが近頃ではすっかり「不要品」である。

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よく見ると、真ん中のは端子が Type-C で、サイドのスリットに SD カードを差し込んで読み書きができるものだが、1度しか使った記憶がなく、ほかの 2本は未使用である。もう持っていても引き出し内のスペースをふさぐだけだから、さっさと捨ててしまった。

何でこんなものを持っていたのかと言えば、昔は使うことがあったからというほかない。ファイルのやり取りをするのに「じゃあ、メールで送っとくから」と言っても「メール、やってないから受け取れない」なんていうオッサンが少なからずいたのだ。

あるいは「メールはやってるけど、添付ファイルは開かないことにしてる」なんていう妙に頑固な御仁もいて、彼らは大抵「ウィルスに感染したくないから」なんて言い張るのだった。「交通事故がコワいから、道は歩かない」みたいな言い草である。

というわけでそうした人たちには、こちらの作成したファイルを USB メモリ(それ以前は「フロッピー・ディスク」だった)に読み込ませ、郵送せざるを得ない。今世紀に入ってからでも、そんなことがザラだった。

そうした面倒な人たちって、メールの添付ファイルだとウィルスがコワいが、郵送されたものなら無条件に安心するみたいなのだ。だったら、特定の知人からメールで送られた添付ファイルなら開いてくれてもいいのに。

さらに困ったことに、彼らは送付された USB メモリを返してくれることがほとんどない。安いモノでも数百円、高いモノだと 1,000円以上するのだが、大抵はもらいっぱなしである。そのためこちらとしては、未使用のものを 1〜2本常備しておく必要があったのだ。

ちなみに写真真ん中のカードリーダーは、出張先で画像ファイルを受け取る時に買ったものだ。相手はデジカメからおもむろに SD カードを取り出し、そこから必要な画像をコピーしたらすぐに返せというのである。その時持っていた PC には SD カードのスロットなんてなかったから、理不尽な要求だ。

仕方なく近くのヤマダだかノジマだかで誂えたのが、この SD カードリーダーである。使ったのはこの 1回きりだから、あれってメチャクチャ高い画像だった。

こういうのって昔はごく当然みたいにあった話で、インターネットがごく当たり前になった今となっては、隔世の感がある。もう、こんな USB メモリの出番なんてないだろう。

ただ、今でもフツーに売られている(参照)ようで、一体何に使うのか不思議でしょうがない。

 

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2024年8月 4日

読売新聞のサイトに行っただけで表示される詐欺サイト

さっきネットでニュースを見ていたところ、突然「お前の使ってるシステムはスパイウェアに感染したから、ファイアウォールの更新が必要だ」というようなメッセージが出てきた。

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ただ、表示される画面のデザインが懐かしの(?)Windows の初期画面みたいなので、「アホか? こっちは Mac ユーザーだもんね」と、慌てず騒がず画面を消したのだが、Windows ユーザーの中には欺されて、表示された連絡先に電話しちゃう人もいるのかもしれない。

「久し振りで妙なモノを見ちゃったなあ」と思っていると、どうやらこれは最近の流行りのようで、「読売新聞のサイトを見るだけで表示される」みたいな tweet がかなりある。上は徳丸浩さんという方のもの(参照)で、とくに意識していなかったのだが、あれって読売新聞のサイトだったのかもしれない。

で、徳丸さんの tweet の日付を見ると 7月 18日ということで、もう 2週間以上経ってるじゃないか。それで「読売新聞 詐欺サイト」のキーワードでググって見ると、「サポートを装った怪しい警告にご注意を」という 7月 19日付の記事がある。一応それなりに注意は呼びかけたようなのだ。

というわけで私も一応、流行りの詐欺サイトというのを見ることができたわけで、本日の収穫ということにしておこう。

ちなみに上述のキーワードでググるとこの記事よりも上位に表示されるのは、"偽のサイト、メールにご注意ください"(2023年 11月 13日付)、"「読売新聞オンライン」偽サイトへの誘導広告を確認…対処を要請"(23年 2月 21日付)などの記事である。

気の毒に。読売新聞、昨年初めからネット詐欺グループの標的みたいなことになっているようなのだ。読売新聞のサイトに行く人たちが、とくにネット・リテラシー低くて欺されやすいってわけじゃないだろうに、もしかしたら、閲覧数の多いサイトが狙われるのかなあ。

いずれにしても、インターネット画面を見ていて突然表示されるこの手のものって、ほとんどはアホな詐欺だから真に受けたりせず、さっさと表示を消してそれまでの作業を続けるようにね。

 

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2024年7月15日

だったら LINE なんて、使うの止めちまおうよ

Courrier Japan が "「LINE」をめぐる争いは、日韓関係を再び悪化させるのか?" という記事を伝えている。LINE というアプリのああだこうだが、日韓のビミョーな関係を象徴するみたいなことになっているらしいのだ。

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初めに言っておくが、私は LINE というメッセージ・アプリが嫌いである。2017年 6月 20日付の「はっきり言って、LINE は嫌いだ」という記事で書いたように、できればこんな気に食わないアプリは使いたくないが、周囲がもっぱらこれで連絡を取りたがるので、しょうがなく渋々付き合っている。

7年前の記事では、iPhone を破損してしまったため新しい機種に買い換えたところ、登録していた LINE アカウントが引き継がれなかったことに触れ、次のように書いている。

どうやら LINE アカウントは、原則的にデバイスに依存するようなのである。デバイスが個人のアイデンティティより優先するなんて、そんなの SNS としてありか?

この記事を書いてからしばらくして、アカウントの引き継ぎが少しは楽になったようだが、それにしても SNS としての元々のコンセプトが気に入らない。そもそも使ってみての第一印象からして、「子供だまし」的な要素が前面に出過ぎている。

どういうわけかいろいろなグループや組織がを連絡手段として LINE を採用したがるのだが、これって「一見すると取っ付きやすいイメージ」があるせいなんだろうと思っている。確かに Fadebook や Zoom などよりは楽そうに見える。

しかし一度使い始めたら、Fadebook と Zoom の方が圧倒的に「使える」のだ。LINE はかなり劣る(例えば、ファイルをアップロードして一定期間が過ぎると閲覧できなくなる)のだが、多くの人はそんなもんだと思っているようだ。まともな拡張性なんて求めていない。

というわけで、私ごときが「LINE なんか、使うの止めちまおうよ」と呼びかけても効果がないのはわかっている。大抵のユーザーが「だって他のメッセージ・アプリ、使えないんだもの」と言い出すからだ。しかしそれって、怠慢というモノだろうよ。

今回の問題を機会に、徐々にでもいいから他のアプリに移行したいと呼びかけても、聞き入れてもらえないんだろうなあ。ああ、疲れる。

 

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2024年6月26日

Windows XP が現役で動いているというお話

えのげ というサイトに「【不安】歯医者に行ったら…目の前の液晶にとんでもないロゴが表示されたwwww」というタイトルがあるので、どんなロゴかと覗いてみたら、なんと Windows XP だったというので、さすがに笑ってしまった。

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ちなみに「初のまともに使える Windows」と言っていい Windows 3.1 以後のバージョンを挙げると、下のような感じになる(NT 系は除く)。かれこれ 32年の歴史になるし、まったく見たことも触ったこともない超マイナーの Windows 1.0 (1985年発表)から数えたら 39年だ。

  • Windows 3.1      (1992年)
  • Windows 95       (1995年)
  • Windows 98       (1998年)
  • Windows 2000  (2000年)
  • Windows ME     (2000年)
  • Windows XP     (2001年)
  • Windows Vista  (2007年)
  • Windows 7       (2009年)
  • Windows 8       (2012年)
  • Windows 10     (2015年)
  • Windows 11     (2021年)

Microsoft は Windows 10 のサポート期限を 来年の 10月 14日と発表している(参照)のだから、それ以前のバージョンは「昔の Windows」と言っていい。ましてや Windows XP なんて 23年前のものだから、もはや「大昔の Windows」である。

実は私は MS-DOS 時代からの Microsoft OS のユーザーで、Windows に関しては 1992年に展開開始の Windows 3.1(「石器時代の OS」って感じ)から使い始めた。しかし Windows 98 までは、実感的に「頼りになる」とは感じられなかったなあ。

というのも Windows 3.1、95,98 までは「パーソナル用途」と位置付けられていて、「オフィス向け」の Windows NT (これも使っていたことがある)は別系統だった。そしてそれらが統合されたのが Windows 2000 だったのだから、これは信頼性が格段に向上していた。

そして Windows XP はその翌年の 2001年に鳴り物入りで展開開始された。Vista の出現する 2007年まで 6年間もの長期にわたって「最新」の地位にあったのだから、それなりに優秀な OS だったと言えるのだろう。

ただ私としては、XP デフォルトのコチャコチャっとした初期画面が気に入らず、シンプルな Windows 2000 ライクに変えて使っていたので、「完全に気に入っていた」というわけじゃない(参照)。そして、それを次いだ Windows Visita にははっきり言って失望していた(参照)。

その後 2009年に展開開始された Windows 7 は、私としてはその 3年後の 2012年に展開開始された Windows 8 を無視してほぼ 5年近くにわたって使い続けていたほどだから、それなりの「信頼感」があった。Windows 2000 以上の「お気に入り」だったと言っていい。

ところが周囲が徐々に Windows 8 にバージョンアップし始めた頃に試しに触らせてもらい、「うわぁ、こりゃ使いたくない!」と思ったのを今でも鮮明に憶えている。

こんな OS を使わされるぐらいなら、それまで 20年間抱き続けてきた「自分は本来ならば Mac ユーザーであるべきだった」という忸怩たる思いから解放されようと、2014年 1月に MacBook Pro を購入した。私の Mac デビューの直接のきっかけは、Windows 8 のヒドさだったのだよ(参照)。

そんなわけで今となっては「窓の外側」から眺めていると、現行の Windows 11 はまだしっかりした印象だが、これなら「Windows 7」で十分じゃないかという気がしてしまう。それだけにまだ XP を使い続けるというのも、インターネットに繋がないなら「十分あり」と理解できる。

私としても 2017年 5月 15日に「大企業の PC が案外 Windows XP のままで動いてるらしい」という記事を書いているほどだが、とはいえ、せめて Windows 7 にバージョンアップしておいてもよかったんじゃないかという気もしてしまうのだよね。

今となっては遅いが。

 

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2024年6月16日

iPhone でのやり取りと Gigazine の翻訳にはご注意

Gigazine に "「iPhone での売春婦とのメッセージを削除したつもりが iMac に残っていたせいで離婚した」と主張する男が Apple への訴訟を準備中" という昨日付の記事がある。この男、離婚の慰謝料として 500万ポンド(約10億円)支払ったというから、まあ「いいご身分」ではある。

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彼は iPhone の「メッセージ」アプリを使って売春婦とやり取りしていた。そしてそれは全部削除したつもりでいたのだが、iCloud 経由で家族共有の iMac の方に保存されており、全部妻に見られてしまったというのである。

慰謝料を 500万ポンドも支払う経済力があるくせに PC は個人用じゃなく家族共用だったというのは、意外というよりむしろセコい話である。その程度のカジュアル・ユーザーだったからこそ、iPhone 上で削除しても PC の方に残ってしまう設定になっていることを認識できずにいたのだろう。

いずれにしても、iPhone でヤバいやりとりをしている人は、くれぐれもご注意ということだ。ただ、今日の記事はこれでおしまいというわけではない。本題はこの翻訳記事の見出しへのイチャモンである。

元ネタは The Times の "Husband pursues Apple after wife finds ‘deleted’ messages to prostitute" という記事のようで、Gigazine の見出しはかなり意訳してある。ただ「Apple への訴訟を準備中」というのはヒドい日本語だ。Apple は裁判所じゃないんだから「〜への」はおかしい。

ここは元記事の見出しに沿って「Apple を追求」とすればよかっただろう。あるいはどうしても「訴訟」にこだわりたいというなら、「Apple の告訴を準備中」でもよかった。

ちなみに Gigazine の翻訳のお下手さ加減については過去にも何度か取り上げていて、めぼしいものだけでもこんな具合だ。

「予測」という言葉の誤用 (2015/9/7)
ファストフードを避ける最大の理由は「罪悪感」(2022/2/16)
"「他にやることがない時間」を嫌がらない" って ?(2023/10/4)

実際のところは、翻訳が下手という以前に、日本語センスがおかしいという気がしてしまうのだがね。

 

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2024年5月30日

自治会の回覧板電子化という問題 その2

昨日付の記事で書いたように、「自治会の回覧板電子化」という問題は思いのほか難しく、抵抗も大きいことがわかってきた。ウチの自治会としても「こりゃ、当分ムリだわ!」と、完全にあきらめムードになっている。

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何しろ自治体から出てくる「市からのお知らせ」からして「紙」の形でしか提供されず、「電子データでもらいたい」と希望したところ「それはできない」という回答だったらしい。市役所に行けば職員のデスクには一応「1人 1台」の体制で PC が置いてあるのだが、一体何に使ってるんだろう?

とにかく行政のデジタル化は民間よりさらに遅れており、「ペーパーレス」なんてのは掛け声ばかりで全然進んでいないらしい。課長レベルだと書類は紙の形でしか読めない人もいると聞いて、どっと疲れた。定年前の地方公務員なんだから、60歳にもなっていないのだろうに。

そんなわけで、回覧板を電子化するとしたら紙の形で配布された「お知らせ」を、自治会サイドで電子データ化する必要が生じる。ところが「コピー → PDF 化」という難しくもなんともない作業のできる人材がほとんどいない。「一体いつの時代に生きてるんだろう」と思うほどだ。

「回覧板を読むためのアプリは、どこでもらえばいいの?」なんて言い出す人までいる。実際問題としては、そんなの LINE (このアプリ、決して好きじゃないんだけど)のグループ機能を使うのが費用もかからず手っ取り早いのだが、それさえよくわからんという人が少なくない。

そんなわけで、世の中ではご大層な「自治会回覧板用のアプリ」が有料で提供されたりしている。中でも派手なプロモーションを展開しているのが「結ネット」というシステムだ。

ただこれは個別の自治会で採用するというより、市町村が一括採用して自治会に流してこそ生かされるといったもののようなのである。ということは、機能がムダに豊富すぎて、どうせフルには使いこなせないのが見え見えだ。私の感覚では「税金の無駄遣い」でしかない。

それに「市町村で一括」なんてことを期待していたら、この辺りはジイさんバアさんが多いから 10年待ってもムリだろう。

というわけで、相変わらず「紙の回覧板」を回すほかないようなのである。昭和はまだ終わっていない。

 

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2024年5月29日

自治会の回覧板電子化という問題 その1

久し振りに順番が廻ってきて、この春からまた地域自治会の役員として名を連ねることになった。任期は来年の春までの 1年間で、やることと言えば突発的な災害とか事件とかでもない限り、市からのお知らせの回覧板管理とか町内会費の徴収、土手の草刈り作業の外部への委託などである。

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以前は町内懇親会なんてイベントがあって、休日に大きな鍋で作ったご馳走などを振る舞いながら楽しむこともあったが、当時の中心メンバーだった人たちは既に 80歳を超えて体力が続かなくなり、さらにコロナ禍などもあったために完全に途絶えてしまった。その分だけ運営は楽になっているわけだが。

そんなわけで日常の運営をもっと効率的かつ楽にするために、回覧板の電子化をしてはどうかという案が出てきて、それが受け入れ可能かどうかを調査するために、このほどアンケート調査を行った。内容は、電子回覧板が必要かどうか、もし実施されたら閲覧することができるかといったことである。

現在その結果が集約されつつあるのだが、回覧板の電子化については賛成意見が 3割足らずで、否定的な意見が圧倒的のようだ。スマホで閲覧可能という回答は 7割程度あるにはあるのだが、やはり紙の形での回覧の方を望む声の方が強いようなのである。

本来ならば電子化した方が時間差なく受け取れるし、前々からの通知を遡って閲覧することも可能なので、忘れた頃の問い合わせなんてこともなくなるからずっと便利なはずなのだが、そうしたことは全く理解されていない。

今年 3月 31日付の記事で書いたように、何しろ現在の 80歳前後というのは「パソコンなんか押しつけられる前に会社を停年になって助かった」なんて思っている層だ。「電子回覧板を送られても、俺はガラケーだから見ることができない」という反応も少なくない。

バアさんはスマホを持っているが、それは孫たちとの LINE のやり取りを楽しむためのもので、町内会の回覧板の受信なんて「私はそんなのイヤですよ」と拒否されている。よほど面倒なものと思われているようなのだ。

子どもの層が同居していれば何てこともないのだろうが、40代の現役世代はほとんど家を出て独立している。一方でジイさんは「情報は新聞とテレビから入ってくるから、それで十分。インターネットはウィルスがコワい」なんて頑固に言い張っているのだから、どうしようもない。

最近つくづく思うのだが、本当に「登場人物が入れ替わる」ことがなければ日本は変わらない(参照)。

 

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2024年5月21日

私としても Twitter と呼び続けるつもりなので

イーロン・マスク自身が「正直に答えてください。まだ Twitter と呼んでますか? それとも X と呼んでますか?」と問いかけているみたいな tweet があったので、つい「へぇ、彼なりに気にはしてるんだ!」なんて思ってしまったよ。

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ところがこれ、実はパロディ・アカウントのようなのだ。MrBeast さんというユーザーの別名らしい(参照)。

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で、問題はこの tweet へのリアクションなのだが、ちょっと覗いてみると "Twitter" と呼ぶというコメントが圧倒的なのである。まず初っぱなに登場したのが、BaseTrade さんという人だ。

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nobody is saying "I posted on X" lil bro】 というもので、Google 翻訳では「誰も "Xに投稿した" なんて言ってないよ」ということになっている。文末の "lil bro" が無視されてしまっているが、これは "little brother" の省略形で、敢えて言うなら「弟よ」ぐらいの感じかな。

続くコメントもズラリと「Twitter と呼んでるよ」というものばかりだ。ずっと使い続けているユーザーの多くは、"X" という名称にはかなり抵抗があるようなのである。

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Diego Souza さんは "I'll call Twitter forever" (永遠に Twitter と呼ぶ)と高らかに宣言しているし、Question Everything さんのコメントの「X って、ポルノ・サイトみたいな感じ」は、ちょっと言えてて笑ってしまった。

というわけで私としても Twitter と呼び続けるつもりなので、そのあたりなにぶんよろしく。

 

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