カテゴリー「パソコン・インターネット」の687件の記事

2023年9月20日

”X" 有料化の可能性があるらしいので・・・

BBC NEWS Japan が ” マスク氏、「X」をすべて課金制にする可能性示す” という記事を伝えている。念のため BBC NEWS 本体の元記事を当たってみると、"Elon Musk: Social media platform X, formerly Twitter, could go behind paywall" というタイトルだ。

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おもしろいのは、日本版が 「X」で済ませているのに対し、元記事は "X, formerly Twitter" (元 Twitter の X)と、なじみ深い ”Twitter” という名称にこだわっていることだ。最近の記事でもあえて ”Twitter” と表記し続けている私なんか、「しかるべし!」と拍手したいぐらいである。

7月 23日の時点で「"X" になった Twitter には未練がないんだが」という記事を書いて、”X" を去ることをほのめかしている私だが、まだ有力な移転先を見つけられずに、今でも ”X” 上でグズグズしている。ただ本当に「有料化」が決定したら、それこそ移転の決定的なタイミングになりそうだ。

金を払ってまでイーロン・マスクに付き合う必要なんて、さらさらない。

イーロン・マスクは有料化の目的は 「bot 対策」としている。ユダヤ人差別などの有害な tweet を撒き散らす bot を駆逐するためには、有料化が有効と考えているらしい。”X" が「ほんの少額の費用」を徴収するだけで、bot の入り込む敷居が高くなるというわけだ。

ただ、有料化すれば確かに有害な bot が駆逐されるかもしれないが、それと同時に私のような「有益」とは言わないまでも「それほど害のないユーザー」も駆逐されるということをしっかりと認識しておいてもらいたい。

有害 bot を駆逐するのはイーロン・マスク側の責任であるはずなのに、それをずっと無料で利用してきたユーザーに押しつけるというのは、いくら「少額の費用」でもお門違いというものだ。

というわけで私としては今、Twitter に代わる SNS を物色中なのである。スマホでしか利用できなかった ”Threads” に web ブラウザー版が登場して、PC でも利用できるようになったらしい(参照)ので、ちょっと注目している。

 

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2023年9月10日

PC の自己流操作から抜け出せないって、案外多い

筒井.xls さんという方の tweet がちょっと話題だ(参照)。登場する「後輩」という人物は Excel でファイルを保存するのに、とりあえず「閉じる」という操作から入る以外の方法を知らないみたいなのである。かなりコワい話ではないか。

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Tweet の下に添えられた画像が現れる前に、この「後輩」は多分ツールバーの右端(Mac 版だと左端になるのだが)の「閉じる」ボタンを「ポチッ」とクリックしちゃったのだろう。「一旦保存しましょう」と言った「先輩」としては、いきなりそんなことをされて少なからずギョッとしたに違いない。

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「先輩」が「なんで閉じるの !?」と聞くと、逆に「ここ以外で保存できるんですか?」なんて素っ頓狂なことを聞かれる。

フツーは今さら言うまでもなく、ツールバーの左の方にある「保存」ボタン(今どき、フォロッピー・ディスクのデザインなのだが)をポッチリすればいい。あるいは "Ctrl" + "s" を同時タイプするだけで保存される。世の中にはこっちの方で慣れちゃってる人もいるだろう。

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いずれにしてもこの「後輩」は Excel を使った作業をする場合、作業が終了して「閉じる」ボタンを押すまで「名前を付けて保存」とか「保存」なんてする習慣がないのだろう。ということは、途中で何かのトラブルで落っこちたりしたら、それまでの作業が水の泡になってしまう。

この「後輩」に限らず、PC の自己流操作で時間を無駄に使っている人というのは案外多い。だいぶ前のことだが、操作の間違いをやり直しする際の「アンドゥ/リドゥ」ボタンの使い方をを知らない人がいた。

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この人、文書作成中に誤って消去してしまった部分を復活させるのに、「ご破算で願いましては」的に手入力し直していたのである。「アンドゥ」ボタンをクリックして直前の状態に戻せばいいと教えて上げた時は、「へえ! こんなことができるんだ!」と、目を見開いて感動していた。

ところがその後の彼を見ていても、間違える度にやっぱりイチからやり直ししているみたいなのである。自己流だけで PC に触れていると、後からまともな、あるいはより効率的なやり方を教わっても結局身につかないというのは、本当の話のようだ。

例えばいろいろな「ショートカット・キー」(前述の "Ctrl" + "s" みたいなこと)を教わっても、結局マウス操作に頼る人の方が多い。実を言うと私もその一人で、「切り取り」「コピー」「貼り付け」「スクリーンショット」以外のショートカットはほとんどできない。

まあ、この程度のことならいいが、ファイルを保存するのにいちいち「閉じる」ボタンをクリックするというのは、かなり重症だよね。ファイル作成を継続する場合には、閉じたファイルをまた開き直さなければならない。

 

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2023年8月22日

「最高の電源タップ」使用感の報告

今年 2月 17日の「"最高の電源タップ" というのが紹介されている」という記事で、サンワサプライの 10個口の電源タップ(TAP-SP2110-1)を Amazon に発注したことまでは書いたが、その後の報告をすっかり忘れていた。そこで半年以上も経ってからで恐縮だが、今さらながら使用感の報告をさせていただく。

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下の写真が私の使用状況だ。いわゆる「パソコン・デスク」の左奥のスチール・フレームにマグネットで縦に固定し、10個の口を全て使っている。

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つながっている電源プラグと AC アダプターは、以下の通り。

前面は上から、ルーター、メインマシンとして使っている iMac、サブマシンの MacBook、デスクの照明、補助用の電源コード(普段は空の補助コード)、側面は上から ONU、USB コンセント(4個口、iPhone などの充電用)、カメラ用充電チャージャー、プリンター、ラジオ。以上 10回線。

ご覧の通り、10個の口が前面と側面に分けて配列されており、その間隔も充分なので、いろいろな形と大きさのプラグやアダプターを 10個、余裕でセットできている。デスクまわりの電源接続を 1箇所に見やすく集中できるので、かなり便利だ。

10個も繋ぐと、どれがどれだかわからなくなってしまうので、一応タックシールを貼り付けて何のコードかを表示してある。側面下から 2番目のプリンターのプラグだけはタックシールが剥がれてしまっているが、「剥がれているのはプリンター」と認識しているので、一応問題ない。

一見すると電源コードのウジャウジャがウザいが、実際の配置では Mac の本体とすぐ隣のシェルフ及びそれにマグネットでくっついたペン立てで隠されるので、ほとんど気にならない。こんな感じね(私のデスク廻り、本邦初公開)。

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この電源タップ、マグネットで固定してあるのだが、強度が充分なので多少手荒く扱っても外れて落ちたことは一度もない。この信頼感もありがたい。

また一番下の電源スイッチだが、取り付け位置がデスクの一番奥で容易には手が届かないので、不用意に触れて電源を切ってしまうということもない。そして、インターネット接続がおかしくなった場合、電源スイッチというものがない ONU とルーターの再起動に重宝する(Mac を停止しておく必要があるが)。

というわけで、使用感には満足している・・・ というか、使用感ということすら意識したことがない。それで報告記事も書き忘れていたぐらいなのだから、要するに「不都合がない」ってことだ。「最高」かどうかはわからないが、「非常に満足」と言っていいのだろう。

以上、報告まで。

 

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2023年8月21日

ウィンドウを閉じる際の「×」ボタンというもの

Gigazine に "ウィンドウを閉じる「×」ボタンはいつから使われるようになったのか?" という記事がある。Windows PC だけでなく Mac でもウィンドウを閉じる時には「×」ボタンをクリックするのだが、どうしてこうなったのかというのは、私もかねてから不思議に思っていた。

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これ、元記事は Medium.com の "X to Close The origins of the use of [x] in UI design" という記事である。見ればわかるように、タイトルは「×」の代わりにアルファベットの ”X” がを使っている。英語では「×」印は「記号」というより「画像」なので、テキスト化できないのだね。

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日本語では「〇×式」なんて言葉があるように、「〇」と「×」は「正・誤」的な概念を意味する記号として認知されているが、欧米ではむしろ見た目の感覚から、「〇: ポワンと広がった空っぽ」「×: そのものズバリの的中」みたいな感覚のようなのだ。

ATTEND のサイトの「英語サイトで気を付けておきたい記号【〇×-】」というページには次のようにある。

よく聞く話でゲームのコントローラに使われる「〇」「×」
日本では「〇」は決定、「×」はキャンセルのボタンとして使われますが、欧米では逆で「〇」がキャンセル、「×」が決定ボタンとして割り当てられています。

というわけで、Windows や Mac でウィンドウを閉じる際に「×」ボタンをクリックするというのは、かなり異例のことなのだ。

Windows で「×」ボタンが登場したのは、Windows 95 からだったという。つまり 1995年以前はそうじゃなかったわけで、そう言えば、私が初めて購入した PC の OS は Windows 3.1 だったが、下のようなインターフェイスで、「×」ボタンではなく「ー」ボタンでウィンドウを閉じていた。

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何だか懐かしい感じがしてしまうが、これって「ー(マイナス)」で開いてるウィンドウを減らすってイメージだったんだろう。さらに Mac で「×」ボタンが登場したのは、1999年の OS X 以降なのだという。意外なことに、この点では Mac の方が後追いだったのだ(「追記」参照)。

そして「×」ボタンでウィンドウを閉じることにしたシステムの元祖は、この記事によると 「1985年に Atari が発売した Atari ST シリーズ向けのOSである Atari TOS なのだという。

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これはについては「Atari が日本文化を借用した一例かもしれない」と言われているらしく、記事には次のようにある。

Atari という社名自体は囲碁の日本棋院初段者である創設者のノーラン・ブッシュネルが囲碁用語から取ったとされており、「×」=「閉じる」という概念もまた日本の価値観に由来している可能性がある

私は「×」ボタンで閉じるということに前々から「ここだけ何だか和風っぽいよなあ」と感じていたのだが、その感覚はどうやら「当たり」だったようなのだ。日本文化は PC の世界の意外なところに入り込んでいたのだね。

【追記】

Mac の場合は、通常は赤・黄・緑のボタンだけだが、カーソルを近づけた時だけ「×」印などが表示される。「後追い」の分だけ、ビミョーに凝って芸が細かいよね。

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2023年8月11日

テレビがなくても、ネットで NHK に金を取られる?

読売新聞が ”NHK のネット「必須業務」に格上げ方向、新聞協会「新たな費用負担に懸念” という記事を報じている。10日に開かれた総務省の作業部会が、NHK のネット業務を放送と並ぶ「必須業務」に格上げする方向性を確認したんだそうだ。

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これ、より端的に言うと、「テレビを持たない人にも費用を負担してもらうことを条件に地上波の番組を配信できるようにする」ということらしい。

現在の放送法では、テレビを持っている人が(NHK なんて視聴しなくても)受信料を払うことになっている。しかし今後はテレビがなくてもインターネットを活用する人が NHK に金を払うように、放送法を改正する方向にもっていくというのである。

しかし、それってひどい話じゃないか? いくつかの番組を「有料プログラム」と指定して料金を徴収するなら、まだ話はわかるが。

ただ実際には、次のような手続きが必要になると考えられているようで、少しは安心した。

テレビを持たない人の費用負担については、例えばスマートフォンでは、所有だけでは対象とならず、アプリをダウンロードし、必要な情報を入力するなど視聴意思が明確になった場合に対象とする。

そういうことなら、私はそんなアプリはダウンロードしないことに決めた。NHK のネット放送なんか見なくても何の不都合もないしね。そもそもウチはテレビはあるものの、NHK のテレビ放送を全然見てないのだから。

ちなみに私はこれまでこのブログで何度か、ネット上で閲覧できる NHK のニュースに基づいた記事を書いた(例えば これ とか これ とか これとか)が、今後はそうしたことも止めようと思う。こんな構想があると知ったからには、NHK ニュースをネタにするだけで夢見が悪いからね。

 

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2023年8月 8日

私はデスクトップにファイルなんて置かないからね

Togetter に ”「整理する時間のほうが無駄」→知り合いの日本を代表するというプログラマーから見る「雑然としたデスクトップは天才の証」説”  という記事がある。添えられた画像は「妹のデスクトップが完全にADHDでトン引きしてる」という、アヤカ店長@限界博士さんの tweet だ。

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”ADHD” という言葉はお恥ずかしいことに知らなかったが、調べてみたところ「注意欠如・多動症」(Attention-Deficit Hyperactivity Disorder)ということらしい(参照)。ふぅむ、私にはそんなご大層なことじゃなく、単なる「無精」にしか見えないがなあ。

ちなみに私の Mac のデスクトップはまったくきれいなことに、その日のブログに使う画像ファイルしか置いていない。というわけで、この記事を書いている現時点ではこんな感じである。

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一見してわかるように、この記事に使うための画像ファイル 2つしかない。で、この 2つの画像も記事をアップしてしまったら用がなくなるので、さっさとゴミ箱に捨ててしまう。

最初に紹介した記事には、こんなコメントがついている。

作業中はエディタやらChromeやら常に開いてるし、デスクトップは隙間からしか見えない😅見るものも決まってるし。

自分のデスクトップもぐちゃぐちゃやけど、どうせ見ないしほったらかし

これ、私には不思議な考え方だ。「デスクトップは(作業中画面の)隙間からしか見えない」「どうせ見ないしほったらかし」というが、どうせ見ないものなら置いとくだけ邪魔くさいし、馬鹿馬鹿しいんじゃなかろうか。

ちなみに私の「マイドキュメント」の中身は 30年も前からかなりきれいに整理されていて(当時はそうする意味が本当にあった)、あとは別にことさら手をかけなくても、この整理された状態がそのまま持続している。

私の場合、PC を使った作業の多く(多分 9割以上)は以前に作成したファイルのフォームを踏襲しての中身の更新だ。そのようにして作成したファイルはそのまま「名前を付けて保存」を選択すれば、自動的に同じフォルダ内に落ちつくことになり、面倒な「整理」なんて必要ない。

記事には「まじでデスクトップ整理することにメリットが全く無いのでデスクトップは整理整頓するという大前提を持ってる人の考えがわからん」というコメントまで付いている。しかし、そもそも私のデスクトップにはファイルが置かれてないのだから、デスクトップの「整理整頓」なんていう「大前提」もない。

私は逆に、デスクトップにファイルを置く人の考えがわからない。ファイルをデスクトップに置いたりしたら単純に邪魔くさいし、メモリも食っちゃうので処理速度も多少落ちるだろう。

単に雑然と保存すればいいというなら、保存先を敢えてデスクトップなんかに指定せずに、ごくフツーに「マイドキュメント」に放り込む方がまだマシなんじゃないかなあ。その方がデフォルトだから手数も少ないし、いくらファイルが増えてもスクロールして見ることができる。

 

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2023年7月27日

"X" になった Twitter には未練がないんだが

最近は自分の 2つのブログ更新の告知以外では Twitter をあまり使っていないのだが、2〜3日前頃からこの操作をする度に ”X" という文字が表示されるので「こりゃ、一体何じゃ?」と思っていた。調べてみると、なんと、Twitter の名称が ”X” ということになってしまったというじゃないか(参照)。

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というわけで、長年親しんだ ”Twitter” という名称も ”tweet” という動詞も青い鳥のロゴマークも、公式には既に捨て去られてしまって、過去のものになったんだそうだ。いやはや、ずいぶん思い切ったものである。

これに伴って公式アカウントも "@x" ということになったらしく、これまでこのアカウントを持っていた Gene X Hwang さんというユーザーは無料で強奪されてしまったという(参照)。さらには "@ai" なんて公式アカウントもあるみたいで、日本でもこんなケースが tweet されている(参照)。

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ただ、こんなようなことになってしまっても、私はこれまで通り Twitter や tweet という言葉を使い続けるだろうし、言わなくなるとしたら、近い将来に Twitter、いや、X というサービスから離れる時だろう。

何しろ、いきなり 「私、このほど ”X” に改名しましたんで、これまで通りよろしく」なんて言われても、「はあ、そうですか、こちらこそよろしく」なんてことは言いにくい。もう未練もへったくれもない気がしているのである。

これに関して、Bloomburg は 25日付で "ツイッター、40億-200億ドルの価値喪失も-ブランド名「X」に変更" という記事を発表している。この見出しの主語が「ツイッター」ということになっているのも、世間の見方を代表しているようでおもしろい。

この記事はこのブランド名変更に関して「この行動によって40億-200億ドル(約5700億-2兆8300億円)の価値が吹き飛んだ」と指摘した上で、「アナリストやブランド戦略会社は、今回の変更は間違いだとみている」と、明確に書いている。マーケティングの常識から発した正論だ。

というわけで、前々からこのブログの更新を通知する SNS の引っ越しを言い出しながら、そのタイミングをグダグダと引き延ばしてきた私としても、かなりその現実味が増してきたような気がする。ただ問題は引っ越し先をどこにするかだ。

最有力候補の ”Treads” はまだベータ版という印象で今イチ使いづらいし、もうちょっと待つしかないのかなあ。ああ、居心地悪い。

 

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2023年7月 6日

今のところは、”Threads” というより「新SNS」

本日、Meta が Twitter の代替サービスとして注目される "Threads" を開始したが、今のところは「新SNS」という言い方の方が目立つ(参照)。「スレッズ」という名称は、どうやら日本語として馴染みにくいみたいなのだね。

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”Threads” は thread の複数形で、元々の意味は「糸」だが、掲示板や SNS 上のメッセージやコメントの繋がりも「スレッド」という。新 SNS は、多数の「スレッド」が連なったものというイメージを強調しているのだろう。ただ、日本人にはちょっとピンと来ないかもしれない。

要するにサービスの内容としては Twitter と同じようなことになってしまうのだが、あっちの方はイーロン・マスクによる買収以降、なんだかいろいろ混迷しているので、「嫌気がさしちゃったら、こっちに乗り換えてね!」ということなのだろう。いずれにしても、勝負はこれからだが。

ネット上では、サービス開始後 4時間で全世界の登録者数が 500万人を超えたというのが話題だが、これ、既存の Instagram の ID さえあればスルッと入ってしまうのが大きいと思う。「あれ、ほとんど自動的にログインできちゃった!」という感じなので、とりあえずのユーザー数は増えやすい。

私も全然アクティブじゃないけど、一応 Instagram の ID をもっているので、Threads にはあっさり入ることができたが、これから積極的に利用するかどうかはわからない。もし利用するとしたら、「庄内拓明」の名前で新アカウントを作らなければならないし、ちょっと様子を見ようと思っている。

そういえば「はてなダイヤリー」で、「threadとかmetaとか既存で意味のある単語をサービス名にすんの、乗っ取る感じでマジ嫌い」というのがあった。「既存の単語を乗っ取る」というようなことを言っているのかもしれないが、まあ、そんな心配はない。Apple がリンゴを乗っ取ったなんてこともないし。

ちなみにこの新 SNS の名称は、上で述べたように "Threads" と複数形だから、カタカナも「スレッズ」が正式表記のようだ。ただ、それが言いにくいということで、下手すると「スレッド」に落ちついてしまいかねない。Twitter が「トゥイッター」ではなく「ツイッター」になったようなものだ。

既に ”新SNS「Threads(スレッド)」とは? 使い方をわかりやすく解説” というタイトルの記事もあるし、中にはちゃんとわかっていても ”日本だと「s」を省いた「スレッド」と呼ばれるようになるかもしれませんね” なんて言ってる人もいる(参照)。

本日のラジオニュース(TBS だったかな)でも「スレッド」と言っているのを聞いたし、いずれにしても名称要因での混乱はイヤだよね。

【7月 7日 10:30 追記】

Threads は、開始 1日でサインアップした人数が 3,000万人を突破したらしい(参照)。こりゃ、ちょっとスゴいかも。

ただ、このサービスって今のところスマホ限定みたいで、PC でアクセスしてもトップ画面の動画が表示されるだけで何もできない(参照)。私としては Mac でブログを書きながらアクセスしてシームレスに操作したい(Twitter はそうしてる)気がするので、もうちょっと様子見だな。

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2023年5月31日

インターネットという「つながり」の世界

当ブログの右サイドバーには、ちょっと下の方に「人気記事ランキング」という項目があって、アクセスの多い記事のベスト 10が表示されている。で、今日は一昨日 29日付の ”「家族 切断」という名前のチェーン理髪店” という記事へのアクセスがやたら多くなっている。

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いろいろと調べてみたところ、"egone" というブックマークページからのリンクでのアクセスが多いとわかった。行ってみると、確かに私の記事が紹介されているじゃないか。下がその証拠画像である。ありがたくも光栄なことだ。

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ちなみに、常にある程度のアクセスを集める記事というのがある。自分のブログでいうと次のような記事だ。

童謡『桃太郎』の歌詞が、最近変わったらしい(2014/5/14 付)
男性の身長 178cm 最強説というのを見つけた(2016/12/17 付)
井の頭公園は「いのかしら」か「いのがしら」か(2014/4/5 付)

この 3本はどういうわけか、常に確実なアクセスを集めてしまうのだが、自分で考えてもそれほど重要な意味のあるページとも思われないのだよね。ふとした思いつきでググられた結果なのだろうが、こちらとしても単なる思いつきで書いたのだから、そんなものなのだろう。

それから、最近急にアクセスの増えたページというのもある。こんなようなのだ。

"FLEECE AND GO" はちょっとなあ(2007/10/25 付)
「シマエナガが乗っています」というステッカー(2022/11/8 付)

とくに「"FLEECE AND GO" はちょっとなあ」なんていうのは 16年以上も前に書いた記事で、今となってはホットでもなんでもないので、どうして注目されてるのかさっぱりわからない。どこかで誰かがブログか何かで取り上げてくれたのがきっかけとなってアクセスが増えたんだろうけどね。

思えば私も自分の記事で他のブログ記事を引用することがあり、その場合は引用元をしっかりと明記するのだが、そんなような場合は、相手のブログへのアクセスが急に増えて、びっくりされてるかもしれない。

それを思うと、インターネットというのは、本当に「つながり」の世界である。

 

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2023年5月14日

他人のメルアドでアカウントを作ってどうするんだ?

4日前に Yahoo Japan のメンバー・サービスという部署からわけのわからないメールが届いた。今年 5月 10日 12時 33分 0秒に、「私の」 Yahoo Japan ID のパスワードが変更されたというのである。

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ところが私は Yahoo Japan ID のパスワード変更なんてした覚えがないし、そもそも通知にある ”ao1***" という ID なんて持っていない。ということは、誰かが私のメルアドを勝手に使って Yahoo Japan ID を作ったということになる。

ただ、これ以前に Yahoo Japan から身に覚えのないメールが届いた記憶はないし、実害もないから、この不審 ID は直近に作られたものだろう。で、何だか知らないが、すぐにパスワードを変更したようなのだ。

通知には、次のような項目がある。

◆このYahoo! JAPAN IDに覚えがない場合
お客様以外の方が誤ってお客様のメールアドレスを入力し、メールが誤配信された可能性があります。
Yahoo! JAPAN ID:ao1********に メールアドレスを再度登録させたくない場合は下記のURLよりメールアドレスの削除手続きが行えます。
(以下、URL 略)

「お客様以外の方が誤ってお客様のメールアドレスを入力し・・・」なんてことになっているが、これはむしろ「確信犯」なんじゃあるまいか。何が楽しくてやってるのか知らないが。

いずれにしても、さっそく上記の案内に沿ってメルアドの削除手続きをした。これによって、このアカウントでは私のメルアドを使うことは永久にできなくなったわけだ。

できることなら削除手続きだけではなく、「勝手な真似するな!」とメールしたいところだが、相手のアドレスは "ao1" 以下が伏せ字となっていてわからないのでできない。じれったいことである。

世の中には妙なことをする人がいるものだ。こんなことをしても、何の得にもならないだろうに。ということは、やっぱり「誤って入力」ってことなのかなあ。

検索してみたところ、「弁護士ドットコム」というサイトに「数年間、間違って他人のアドレスを登録してた」として相談しているケースが見つかった(参照)。ただ、それによって間違って使われたアドレスの所有者に不利益がもたらされたという情報は見当たらないので、ほっとした。

まあ、こちらに不利益が生じないなら、「まったくアホなことをするヤツがいるもんだ」で済ましておいてもいいか。ただ、こうしたことに関して新たな情報をお持ちの方がいらしたら、コメント欄に書き込んで頂ければ幸いである。

 

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