カテゴリー「パソコン・インターネット」の496件の記事

2019/11/21

「単語登録」なんて「キホンの基本」なのだが

最近驚いたのは、「単語登録」という機能を活用している人がものすごく少ないということだ。例えばビジネス・メールの決まり文句「お世話になっております」というのを、ほとんどの人はそのまま入力しているのである。

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私なんか、「いちいちそんなことをしていたら、日が暮れちゃうじゃないか」と思ってしまう。何しろローマ字入力だと "osewaninatteorimasu" と、19回も打鍵しなければならないではないか。

私の場合は 「おせわに」(ローマ字入力で "osewani" の 7回打鍵)で 「お世話になっております」と変換されるように単語登録してある。PC を使い始めて 30年以上、それが身についてしまっているのだ。

同様に「ありがとうございます」は「ありござ」、「よろしくお願いいたします」は「よろおね」だ。ちょっと丁寧な「よろしくお願い申し上げます」も「よろもう」で変換される。

さらに「じゅうしょ」と入力すれば自分の住所に変換される。長ったらしい住所をいちいちまともに入力するなんて、気が遠くなってしまう。既にそういうカラダになってしまっているのである。

ところが先日、仕事関連の会議に集まった 8人に聞いてみると、こうした単語登録をしているのは私を含めて 2人しかいなかった。残りの 6人は「単語登録」という機能があることすら知らないという。

彼らは「そんなフツーの言葉を、いちいち登録するのは面倒ですよ」と言うのである。冗談じゃない。

毎日毎日、何度も入力する決まり文句を、1度だけちょっとした手間をかけて登録してしまえば、あとは一生楽ができるのである。IT というのはある意味 「楽をする」ためにあるのだから、単語登録をしないなんて考えられない。

PC やスマホは、日常生活や仕事にかなり活用されていると思っていたが、こうした「キホンの基本」が浸透していない。世の中では「IT 化が進んだ」なんて言われるが、その実態はこの程度のもので、「まだまだ」なのだと思うほかないと思い知ったのである。

 

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2019/11/16

ココログの 「HTTP化」 による不具合

ココログがまた余計なことをして不具合を生じさせてくれている。ユーザーページに「【ココログ】ユーザーブログのHTTPS化に対応しました」という「おしらせ」が掲載されたのは、今月 8日のことだった。

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「HTTPS化」されたのはいいのだが、それ以後、私のブログのサイドバーに「アクセスカウンター」や「アクセス地域ランキング」「人気記事ランキング」「リンク元ランキング」が表示されなくなってしまった。さらに「サイト内検索」も表示はされるが機能しない。

まったく、ココログが何か特別なことをするとロクなことがない。それは今年 3月 19日に "ココログの 「大規模メンテナンス」 はまともに済んだ試しがない" と書いたことからもうかがわれる。

上述の「お知らせ」ページの下の方には、こんなような【ご注意】という項目がある。「https化によって、以下お影響が想定されます。ご利用の際は対応を考慮してご利用下さい」なんて、意味の不明瞭な「チョー悪文」で、そもそも「以下お影響が」って、どんな入力をするとこんな風に変換されちまうんだ?

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「ご利用の際は対応を考慮してご利用下さい」とあるから、HTTPSに設定した後で「こりゃ、ダメだ」と元に戻したのだが、不具合はまったく解消されない。設定を見直していくらきちんとやり直しても、全然ダメだ。

これらの不具合は、もしかしたらある程度時間をおけば解消されるかもしれないが、ダメなままという可能性もある。昨日や今日のブログなら、ほかのシステムに引っ越すという手もあるが、私は 15年近くも毎日更新を続けていて常連や他からのリンクも多く、簡単にそれをするわけにもいかないので、ほとほと困っている。

 

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2019/10/23

Apple Watch を付けたまま入浴しちゃえるようなのだ

私は Apple Watch を愛用しているのだが、自分のブログで検索してみると、2017年 11月 2日に 「Apple Watch を買ってしまった」という記事を書いている。下手するともうずっと使い続けてきたような感覚になってしまうのだが、実際にはまだ 2年足らずでしかないのだね。

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で、最近 Apple Watch の「ワークアウト」というアプリの中に「プールスイミング」「オープンウォータースイミング」というメニューがあることに気付いた。「サイクリング」「ランニング」「ウォーキング」「室内ランニング」というメニューはよく使うのだが、水泳というメニューがあることにはつい最近まで気付いていなかった。

私はこれまで、風呂に入る時には Apple Watch を外していた。しかし腕に付けたままで水泳できるというなら、防水機能が備わっているもののようだ。

念のためにググってみると、「Apple Watch の防水/耐水性能はお風呂OK! 防水ロック機能や海での使用について解説!」というページが見つかった。これによれば、最初に発売された第1世代からある程度の耐水性能が備わっているらしい。公式に推奨はされていないが、短時間の風呂やシャワーなら大丈夫のようなのだ。

そして私の使っているのは第 3世代なので、水泳のワークアウトができるまでになり、これを始めると自動的に「防水ロック」されるらしい。おもしろいのは、水泳を終えて防水ロックを解除すると、時計の中に入り込んだ水分が排除されるというのだ。ずっと防水されたままというより、確かにこの方が信頼できるよね。

というわけで、これからは Apple Watch をしたまま入浴しちゃおうと思っている。

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2019/10/21

新幹線や飛行機内の Wifi は遅くてかなわん

今月 16日の記事(参照)で書いたように、今月末から来月にかけて北海道と四国に 2度ずつ出張することが決まっていて、このうち 3度は飛行機を利用する。飛行機の旅で昔と変わったのは、飛行中もケータイの電源を切らなくてもよくなったことだ。

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昔は飛行機に乗り込むと離陸の前に「携帯電話のスイッチはお切りください」みたいなアナウンスがあったものだが、最近は「機内モード」などにすればいいようだ。おかげでフライトの間は iTunes に登録してある音楽を聴いていることもできる。

さらに無料で提供される機内 Wifi でインターネットに接続することもできる。ただ、この Wifi がやたら遅くて、経験上言えるのはテキスト・ベースのメールぐらいなら受け取れるが、ちょっと重めの添付ファイルが付いていたりすると、ダウンロードするのに滅茶苦茶時間がかかるし、画像データもなかなか表示されない。

Google 検索ですら時間がかかって途中で嫌になってしまうことが多い。要するに使い物にならないのである。

Free Wifi が遅いのは、新幹線も同様である。そしてこの新幹線 Wifi というのは、過去に 1度でも接続したことがあると、次は自動でつながってしまうからやっかいだ。気付かぬうちに Wifi 接続になってしまうと、突然接続スピードが落ちてしまい、イライラすることがある。

ただ新幹線に乗っている時なら「設定」画面を出して Wifi 接続をオフにしてしまえば、通常の 4G 回線で接続できるからいいが、飛行機ではそうはいかない。機内モードにしているので、いつものケータイの回線につなげないのである。

JAL と ANA が無料の機内 Wifi を始めた当初は、「機内で地図アプリにつなげば、窓から見下ろせる街や島の名前を容易に確認できる」などと言われていたが、実際にはそんなことは全然無理だ。ようやく地図が表示された頃にはとっくにその地点を過ぎ去ってしまっているのだからどうしようもない。

というわけで、飛行機内でまともにインターネットを使えるようになるまでには、残念ながらもう少し時間がかかるようなのである。

 

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2019/10/17

ソフトバンクからの緊急連絡を装ったフィッシング・メール

ソフトバンクからの緊急連絡を装ったフィッシング・メールが頻発しているようで、今朝、私のところにも届いた。引っかかってしまわないように注意を呼びかける意味で、今日の記事とさせていただく。

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メールの内容は、こんなようなものだ。

現在、公式有料サービスにおいて無料体験が本日終了し定額サービスがスタートしました。

本日キャンセルすれば、料金が請求されることはありません。

継続を希望されない場合、下記【キャンセルはこちら】よりお手続きをいただけますようお願いいたします。

私は有料サービスの無料体験なんて申し込んだことがないし、差出人のメルアドを晒しちゃうと "masusrsr@gmail.com" というもので、ソフトバンクの公式窓口がどうしてフリーメールのアドレス使わなきゃいけないんだ。

【キャンセルはこちら】とされたリンク先にしても URL がわけのわからない文字の羅列で、ソフトバンクがこんなアヤシいページ作るわけがなく、フィッシング・サイトであることがバレバレだ。それでも「早くキャンセルしないと料金が請求されちゃう」とばかりに、あせってクリックしちゃう人もいるんだろう。

そもそも「無料体験サービス」なんてのは、フツーは一定の期間が終了したら改めて継続の申込みをしない限り自動的に利用できなくなるものだ。キャンセルしなければ料金が発生するなんてのは、よほどの悪徳サイトでなければあり得ない。

ソフトバンクとしてもこうしたフィッシング・メールが横行していることは十分認識しているようで、「ソフトバンクを装う電子メールに関するご注意」というページを作っているので、詳細はそちらをご覧頂きたい。

というわけで、くれぐれもご注意のほどを。

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2019/09/13

Windows 7 のサポート終了が迫って

最近、関係先のあちこちのオフィスで、デスクの上の PC が次々と新しくなっている。それまで使っていた Windows 7 のサポートが間もなく終了するので、古いマシンごと入れ替えているのだろう。

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Mac ユーザーになって久しい私には遠い世界のお話のように感じられるが、今年 6月 20日に書いたように(参照)Windows 7 のサポートは来年の 1月までとなっている。その後に出た OS の Windows 8 は2023年 1月までサポートされるようだが、あちこちでどっと PC の入れ替えが進んでいるのをみると、Windows 8 がいかに売れなかったかがわかる。

上述の 6月の記事で触れたように、かくいう私も MS の OS に関しては MS-DOS (もう知ってる人は少ないんじゃなかろうか)時代からのユーザーで、Windows 7 までは全てのバージョンを使っている。何しろ Windows NT なんていうマイナーなものまで使っていたのだから、いわば筋金入りだ。

その私が Windows 8 なんていう OS のマシンを店頭で触ってみて、「こんなわけのわからない、気持ちの悪い OS を使うのはご免だ」と、Mac に乗り換えたのだから、Windows 7 を使い続けたユーザーの気持ちはよくわかる。私としても使いやすい OS という印象があるからね。ただ Mac に乗り換えた根本的な理由は、前々から「自分は Mac ユーザーであるべきだった」と思ってきたからなのだが。

ちなみに近々 Windows 10 に乗り換えたとしても、MS の今後のサポート・スケジュールをみると、そのサポートは 2025年 10月で終了することになっている。つまり、たった 5年しか使えないわけだ。私が Mac に乗り換えたのは 2014年 1月だから、既に 5年半以上使っている。

しかもこの Mac はまだまだバリバリで寿命が尽きてしまいそうな気配はなく、これから先もしっかり使い続けられそうだ。そういえば私は 3年前の 11月 11日の記事で、"「Mac で仕事すれば、Windows より安くつく」 と、まさかの IBM が絶賛" という GIZMODE の情報を紹介している。こんな話だ。

4年間トータルで考えるならば、Windowsマシンを導入したときと比較して、Mac 1台につき最低でも 265ドル(約2万7500円)、モデルによっては最高 535ドル(約5万5000円)もの節約になると、IBMでは試算されている。初期導入費用こそ Windows マシンのほうが安いものの、導入後の値打ちは Mac が勝る。

つまり、トータルに考えると Mac の方がランニング・コストが安いのだ。5年使い続けてみて、それがよくわかった。なにしろ私はホーム・オフィスのハードユーザーなので、職場と自宅の別なく一日中同じ PC を使いっぱなしのためか、5年間ハード的な問題がなく使い続けられた PC は、今回の Mac が初めてなのである。

ただ、ライトユーザーでネット接続しないと割り切ってしまうと、Windows のサポート終了なんてどうでもいいという見方もできる。私の知り合いに、今でも Windows Vista マシンを使い続けているという猛者がいるのだ。

彼はこのマシンを完全にネットから切り離してスタンドアロンで使っているのだという。つまり「ドメスティックなファイル作成とデータ整理だけ」に用途を限定しているのだそうだ。インターネットにはスマホを使っているので不便はないという。彼とはフツーにメールで連絡を取り合っているのだが、そうか、スマホでやってたのか。知らなかった。

フツーに PC を使って仕事をしているとなかなかできるものではないが、こうしたやり方もあるのだと、ちょっと感動してしまったよ。

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2019/06/20

Windows 7 のサポートが来年 1月で終わるとやらで

巷では「Windows 7 のサポートが来年 1月で終了」というのがずいぶん話題になっている(参照)。周囲にもまだ Windows 7 を使い続けているのがいくらでもいて、「ということは、もう買い換えなきゃいけないのかなあ」とか「バージョンアップしろったって、Windows 10 って、ぱっと見、違いすぎちゃって ・・・」とか言いながら困惑している。

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何しろ私は、勤務先では MS-DOS 時代からの PC ユーザーで、自分で購入した最初の PC の OS も Windows 3.1 だったというほど年季が入っちゃってる。そして Windwos 95、98、2000、XP、Vista、7 と乗り換えてきた。そういえば、勤務先では Windows NT なんてのを使った時期もあったなあ。

私としても、Windows 7 は Microsoft 開発のものとしてはかなり使いやすい OS だったとの印象を持っている。そんなわけで、Windows 7 から 8 に切り替わった直後の 2014年 1月、ついに「そんなわけのわからない OS、使わされてたまるか!」とばかりに見切りを付けて、Mac に乗り換えたのだった。

実は昔から「自分は本来、Mac ユーザーであるべきだった」との忸怩たる思いを抱き続けていたので、これで自分のホームグラウンドに戻ったような気がしたものである。で、それ以来ハッピーに使い続けているというわけだ。

私としては困惑している Windows 7 ユーザーたちに 「悪いこと言わないから、Mac に乗り換えな」と薦めたい気持ちで一杯である。しかしその一方で、彼らが Mac ユーザーになることなんて、まずないだろうと確信もしている。

彼らは要するに、「自分で決断するくらいなら、困惑し続けてる方がまだ安心」というタイプなのだろう。Windows 7 をずっと使い続けて Windows 8 へのバージョンアップを意識的、あるいは無意識的にパスし、そしていきなり Windows 10 への乗り換えを強いられるというのだから、「決断することに抵抗がある」としか言いようがないではないか。

とはいえ、まあ、何だかんだ言っても多くのユーザーは「困惑しつつも長いものに巻かれていたいのだろう」と解釈することで納得している。そして彼らは Windows 10 以降もずっと困惑しつつ、晩年はスマホで暮らすことになるのだろう。

 

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2019/05/23

スマホがあれば車載型カーナビは要らないと思うのだが

FAX や音楽 CD 同様、車載型のカーナビが当たり前に普及しているという点でも、日本はガラパゴス化しているらしいと初めて知った(参照)。私のクルマにも付いてるけど、確かにあれってあまり使わない。

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先日、母の十三回忌で山形県酒田市の実家までクルマで往復した時(参照)も、スマホの Google Map を使っていた。車載型のカーナビも現在位置を表示し続けてはいたが、実際にはほとんど頼りにしなかった。

車載カーナビをまともに使わないのは、2つの理由による。1つは目的地をセットしにくいこと。2つめはデータが古くて新しい道路を知らないことだ。

自分の関係先は既にスマホに登録してあるから、どこに行くにも簡単にセットできる。ところが車載カーナビだといちいち初めから住所をインプットしなければならないから手間がかかる。この時点でどちらを選択するかの勝負が付く。

さらに車載カーナビで致命的なのは、データの古さだ。Google Map は常にデータが更新されているから、新しくできた道路が示される。最近は高速道路の延長が目覚ましいから、古いデータを頼りにしていると途中で一般道に降ろされてしまったりしてしまう。

実際にクルマを運転していると、車載カーナビの画面だと道路じゃない所を走っていることになったりすることも頻繁だ。新しくできた橋を渡ったりすると、カーナビ画面上では川や海にダイブしているみたいなことになる。

スマホをカーナビとして使用する際にあると便利なのが、スマホホルダーだ。スマホ片手に運転するのは危険だから、ぜひ備えておきたい。ところが世の中はさらに進んでいるようで、スマホ画面を車載カーナビに表示させる Apple CarPlay というアプリがあるらしい。あるいはフロントガラスに情報を投影できる Hudway Go というのもあるという。そこまでは私も知らなかったよ。

こうしてみると、スマホさえあれば車載カーナビなんて要らないと思うのだが、何しろ FAX や音楽 CD がしぶとく生き残る日本のことだから、なくなりはしないんだろうなあ。

 

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2019/05/19

オッサンの「ガラパゴス的自尊心」が日本の情報化阻害要因

NewsPhere に「“まだFAX、CD、ガラケー!?” IT に保守的と海外が驚き…日本企業衰退の理由との指摘も」という記事がある。2016年 4月 3日、つまり 3年以上も前の記事とはいえ、まだちっとも古くなっていないのが驚きだ。いや、記事の中身そのものは充分に古色蒼然なのだが。

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BBC によると日本の情報化に関するガラパゴスぶりの要因は、早く言えば「新技術の導入に関して非常に保守的な日本企業の悪癖」ということで、もっと細かく分析すると次のようになる。

  1. 慣れ親しんだ古い技術にこだわる高齢者が多い、少子高齢化の影響
  2. 日本企業の 99.7%を新技術導入に保守的になりがちな中小企業が占める。
  3. 「データ流出やハッキングを恐れる」経営者の守りの姿勢
  4. 「手書き」を尊重する礼儀の文化

このうち 1 と 2 はかなり関連している。中小企業の幹部はオッサンが多く、この層がとにかく IT を使いたがらないのだ。「25(歳)の時から独立してやっておりますので、常に従業員あるいは秘書に指示することでやっておりますので、自分でパソコンを打つということはありません」と言い放った前サイバー・セキュリティ担当大臣の桜田義孝氏は、その代表例である。

ちょっとしたメールぐらいは部下に指示するより自分で打つ方がずっと手っ取り早いはずだが、こうしたオッサン連中はひたすら IT に距離を置きたがる。私の周囲にもメールで連絡を取れない不便なオッサンが何人かいる。

こうしたオッサンは同報連絡(複数の相手に同じ文書を送る連絡)をする場合に面倒極まりない。本来はメール送付の際に宛先を複数指定すれば済むのだが、メールのできないオッサンのために、いちいち電話や FAX という別手段に頼らなければならず、時間がない時は心ならずも無視することになる。

還暦過ぎの男性の IT リテラシーはかなり格差が大きくて、日常的にフツーに使いこなしている層とまったくダメな層に極端なほど分かれる。そして後者は「頑固なまでに」と言っていいほど、IT に関わりたがらない。

これについて私は、「今さら不慣れな IT で恥をかきたくない」というオッサンの「ガラパゴス的自尊心」が邪魔していると見ている。女性の場合は仲間内で盛り上がるために「ケータイ・メール」ぐらいは普及しているようだが、オッサンの場合はこの妙な自尊心が邪魔して、「そんな軽薄なことをするのは沽券に関わる」ぐらいに思っているようなのだ。

はっきり言おう。まさにこの構造、つまりオッサンの無意識に近い心的領域に存在する(だから理性的にはコントロールできない)「ガラパゴス的自尊心」こそが、日本の情報化を遅れさせる最大の要因であるとみて間違いない。

最後に一言。上の画像の "WHAT THE FAX" は、意味がわからない。

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2019/05/10

PC データのバックアップぐらい取っておくべきでしょ

母の十三回忌で実家に戻っている間に、テレビでは高須クリニックの院長が別荘から金塊などを盗まれたというのが話題になっていた。そしてその後に、ノート・パソコンも盗まれていたことも明らかにされた。

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高須院長はさすがにセレブで、取られた金塊や現金にはあまり関心がないが、それでもパソコンが盗まれたことには悔しさ一杯だそうで、次のように語っているらしい。(参照

「今まで書いた原稿が全部入ってるんです。出版した本の原稿とか。あれはすごく痛い。データだけ返してって言いたい。買うけどいくらですかって」

この記事をネットニュースで読んで、私としてはちょっと啞然としてしまった。金を出して買い戻したいというまで大切なデータのバックアップを、彼は取っていなかったらしいのである。

私は自分の PC にセーブしてあるデータは、複数のクラウドにしっかりとバックアップを取ってある。そんなに金目のデータはないが、過去に作成したデータが仕事でどうしても必要になることがある。そんな場合に困らないようあちこちに同じデータを保存して、いつでもアクセスできるようにしているのだ。

そのくらいは、貴重なデータを取り扱う者として当然のことと思っていたが、どうやらそれほど「当然」というわけでもないみたいなのである。まだそうしたバックアップを取っていない方がいたら、さっそく 2つ以上(1つでは不安だから)のクラウドに保存しておくコトをお薦めする。

そうすれば、PC 本体を盗まれたり壊したりしても、新しく購入した PC でデータをしっかりと復活できる。

今日は酒田を朝に発ったときにふと思い立って、高速道路を使わず一般道だけを通って帰ってきた。約 500km の道のりに 9時間かかった。楽しかったがさすがに疲れたので、これにて失礼。

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