カテゴリー「パソコン・インターネット」の649件の記事

2022年4月27日

オンライン授業を倍速で聞くという発想

今朝のラジオ・ニュースの大きな話題は、コロナ禍の緊急事態宣言が解けて街に人があふれ出しているという話だった。大学の授業もようやく対面に戻りつつあるというのだが、学生たちの間では「倍速で聞けるオンライン授業の方がいい」という声が上がっているのだそうだ。

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それを聞いて私は、「なるほど、その手があったか!」と膝を叩いてしまった。インタビューに応えて、「久しぶりに実際の授業に出たら教授の話が倍速に慣れた耳にはゆっくりすぎて、もっと速くしゃべってくれないかなと思いましたが、まあ、無理ですよね」なんて語っている学生もいたほどである。

授業を倍速で聞くことに関しては、ググってみたところ、今年 1月 3日付の Gigazine に "オンライン授業は「2倍速で見ても理解度は下がらない」という研究成果" という記事があった。一応「講義」なのだから「2倍速で見ても」というのがちょっと違和感だが、まあ、動画なのだからいいか。

これは米国で行われた研究で実証されたのだそうで、元記事は "Watching A Lecture Twice At Double Speed Can Benefit Learning Better Than Watching It Once At Normal Speed"。ノーマル・スピードで 1回視聴するよりも、倍速で 2回視聴する方が効果が上がるというのだから面白い。

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これからの大学の授業は、対面でも早口でしゃべることが求められるようになるかもしれないね。オンライン授業に限らず、レクチャー的な動画は倍速で聞くのが手っ取り早いだろうから、私も今後はそうしよう。

 

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2022年2月25日

「マイコン」と「ワープロ」と「パソコン」

Daily Potal Z にライター&イラストレーターの 北村ヂン さんが「約 40年前のマイコンを買ったけど、何に使ったらいいか頭を抱えた」という記事を書いている。

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機種は NEC の PC-6001mkII のようで、Wikipedia には「1983年 7月 1日に発売された、PC-6001の上位互換の後継機」とある(参照)から、正確には「40年前」じゃなく、39年前のようだが。ちなみにマイクロソフトが「日本語 MS-DOS」を供給し始めたのがこの 1983年だった(参照)。

ただ、この PC-6001mkII というのは、後に日本の「パソコン」の代名詞みたいになった PC-9800 シリーズとは違い、MS-DOS ではなく、独自 OS で動くものだったようだ。いわゆる「マイコン」から「パソコン」に移る分水嶺の一歩手前の代物と言っていいだろう。

北村さんはこの「マイコン」と向き合って、「今の Mac や Windows とはまったく違う、人間に優しくない使い勝手で頭を抱えました」と書かれている。今からほんの 30年数前までは、PC の世界は「西部開拓時代」みたいなものだったわけだ。

そしてこの頃 30代に突入したばかりの私はといえば、なんと、まだデジタルの世界に足を踏み入れていなかったのである。当時の私は英文で記事を書くなんて仕事をしていたので、会社では「タイプライター」を使っていた。辛うじて電動式だったが。

ただ、さすがにこれにはうんざりしてしまい、1987年頃にようやく「ワープロ」というものを買った。富士通の OASYS Lite From7 という機種で、下の写真のように今見るとほとんど骨董品だが、アナログの「タイプライター」と比べたら天国みたいに便利に感じたものだ。

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ただ当時、まだ日本社会はデジタル機器にほとんど理解がなく、会社は買ってくれなかったので自腹で誂えた。私はもっぱら英文を作成するために「日本語ワープロ」を買った(「パソコン」よりずっと安かったので)という、世にも珍しい種族だった。

その後、Winsows 3.1 が日本でも使えるようになったのをきっかけに、1993年頃ついに PC に乗り換えた。この頃、私は既に 40歳で、今なら「何て遅い PC デビュー!」なんて言われそうだが、「当時の 40代のオッサンにしては、かなりススんでたんだ!」と言わせてもらう。

日本のフツーのオフィスで「各自のデスクの上に PC が乗っかってる」という光景が当然になったのは、Windows XP がリリースされた 2001年を過ぎてからのことだと思う。それまでは「手書きと FAX」に頼るアナログな世界だったのだ。

北村さんの記事をきっかけにして、自分がさながら「生きた歴史」であることに気付いたよ。今 40代後半の「団塊の世代ジュニア」は、20代頃からフツーにインターネットを使ってきただろうが、その親の「団塊の世代」にデジタル音痴が多いのは、無理もない話のようだ。

 

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2022年1月30日

「税金払うのを忘れるな」というスパム・メール

最近、同じようなスパム・メールが立て続けに 2度届いた。最初のものはすぐに削除したが、2度目はさすがにイラッときて、このブログで注意を呼びかけるためにスクリーン・ショットを残しておいた。

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スパム・メールのタイトルは ”Don't forget to pay the tax within 2 days!”(2日以内に税金払うのを忘れるな)というもの。こんな内容のものを英文でよこされても、最近外国に税金を払うようなことをした覚えはないからすぐにスパムとわかるが、気持ち悪いのは、差出人のメルアドである。

このスパムの差出人のメール・アドレスが、こともあろうに私のいつも使っているアドレスになっているのだ。そしてメールの書き出しは以下のようになっている(以下、 tak-shonai による日本語訳)

あなたは最近、私があなたの E-mail アカウントからメールしたことに気付いただろうか?
そう、これは単純に、私があなたのデバイスにトータルにアクセスしていることを示す。

続いて、こいつがどうやって私のデバイスに侵入したかというナンセンスなデタラメ話が語られ、「ネット配信のアダルト・ビデオを見ながら猥褻な行為をしているお前の動画をネット上に晒す」という脅し文句に続く。それが嫌ならば、ビットコインで 1,490 ドル(約 17万円)支払えというのである。

これ、身に覚えのある人なら、もしかして「やば!」なんて思ってしまうかも知れないが、生憎なことに、私は覚えがさらさらないのだよね。というわけで、「まったくもう、勝手にほざいてな!」と無視するだけということになる。

それにしても、こんなスパム・メールに騙されてしまうようなタイプの人には、英語ではなく日本語で送りつける方が成功確率がずっと高まると思うがなあ。いや、あるいは日本人は彼らのターゲットのほんの一部に過ぎず、コストパフォーマンス的には英語の方がいいのかもしれないが。

ちなみに相手のメルアドを騙ったメールを送信するというのは、割と簡単にできてしまうらしいのだが、よい子の皆さんはそんなこと決してしないようにね。

 

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2022年1月29日

Apple Watch で iPhone のロック解除

AAPL Ch. の昨日付に「iOS/iPadOS 15.4 では、Apple Watch がなくてもマスクを着用した状態で Face ID を利用する事が可能に」という記事がある。ちなみに私の iPhone の OS は 15.3 のままで、もう少し様子を見てからアップデートしようと思っている。

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紹介した記事のタイトルを文面通り受け取れば、「15.4 にアップデートしていなくても、Apple Watch があればマスクを着用しつつも Face ID でロック解除することができる」ということのようだ。いやはや、そんなことはちっとも知らなかったよ。

私はかなり前から、自分の Mac を Apple Watch でロック解除している。スリープ状態からマウスをクリックしたりキーボードのキーをタッチしたりすれば、「Apple Watch でロック解除中...」という表示が出て、パスワードを入力しなくてもあっという間にロックが解除される。

そのくせ、iPhone のロックを Apple Watch で解除することまでは思いが至らず、マスク着用のせいで Face ID が効かない時は、わざわざマスクをちょっとずらして顔全体を認識させたり、パスコードを入力したりしていた。そんなことはしなくてもいいなんて、恥ずかしながら思いもよらなかった。

iOS をアップデートすれば、マスク着用でも Face ID を機能させる設定が可能というのだが、とりあえずそんな面倒なことはしなくてもいい。iPhone でも Mac の時のように、Apple Watch でロック解除すればいいじゃないか。

そう思って自分の iPhone の設定画面から「Face ID と パスコード」という項目をクリックし、パスコードを入力して表示された中段あたりをみると、「APPLE WATCH でロック解除」という項目があるではないか。このスイッチをスライドして「オン」にしてやるだけで OK だった。

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試しに iPhone を一度スリープ状態にさせて、マスクをした状態でスイッチ・オンすると、「ロック解除中」の表示が出たとたんに手首の Apple Watch が僅かにプルプルッと振動して、あっという間にロックが解除された。こんな簡単なことに、どうして今まで気付かなかったんだ。

ここまでやってみて、3日前の ”自分が「老害」扱いされないために” という記事でこんなことを書いていたのを思い出してしまった。

最新の IT 機器やシステムなどは、若い頃は率先して仕事に取り入れていたのだが、最近は本当に必要になってあわててやり方を調べたりすることもあるし。

うぅむ、早速やっちまってるじゃないか。いずれにしても、いちいちマスクをずらさなくても iPhone のロックが解除されるようになったので、ありがたいことではある。

 

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2022年1月26日

自分が「老害」扱いされないために

東洋経済 ONLINE に ”50代は「老害」か? 調査でわかった若手社員の本音” という記事がある。読んでみると、20〜30代の社員は 50代の社員に結構辛辣な印象をもっていることがわかる。ネガティブな意見で目立つのは、IT 化に関する意識の遅れ、パワハラ、セクハラ、積極的に働かないなどといった点だ。

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私は現在、直接には会社などの組織には属していないが、チームワークで仕事する機会はかなり多い。そして、今年の夏に「古希」(70歳)を迎える身としては、「50代」どころではないので他人事じゃない。

下手すると、自分でも気付かないうちに若手の仕事仲間に「老害」扱いされかねないんじゃないかと、ちょっと心配になってしまった。例えば最新の IT 機器やシステムなどは、若い頃は率先して仕事に取り入れていたのだが、最近は本当に必要になってあわててやり方を調べたりすることもあるし。

今の世の中、テレワークやオンライン・ミーティングなどで Zoom は必須アプリになっている。これを使っての 1 対 1 のミーティングなんかは何の問題もなくスイスイこなして来たが、先日、数十名の参加するミーティングで PowerPoint を使ってのプレゼンをする時にいきなり戸惑ってしまった。

パワポのプレゼン・ファイルは慣れた仕事なのでは何のことなくスイスイと作ってあったのだが、それを Zoom の画面上に表示するのに、「共同ホスト」ってやつの権限が必要だなんて、ちっとも知らなかったのだよ。「こんな基本的なこと知らなかったんですか?」なんて言われて、正直アセった。

泥縄でこの「共同ホスト」になったのだが、Zoom の操作画面がちょっとわかりにくいせいもあり、結構戸惑ってしまった。昔はこの程度のことは先回りしてどんどんやっていたのに、最近のツールをきちんと使いこなしていなかったことに改めて気付いた次第である。

それから、ややこしい複数のタスクを短時間で集中的にこなすなんてことも、昔はスイスイこなしていたが、最近は妙に神経が疲れてしまう。そんな事態は避けたいので、仕事は普段からチマチマ片付けておくに限る。

まあ幸いなことに、若手に「tak のおっさん、何遍教えても同じことを聞いてくる」なんて鬱陶しがられるようなことにはまだなっていない(と思う)。20年ぐらい前まで自分が言っていたことを、巡り巡って言われてしまわないように、常々体だけでなく頭のトレーニングも怠らないようにしておこう。

ちなみに、年は取っても「パワハラ/セクハラ」だけはしてないという自信はある。そういうのって、基本的に性分に合わないのだ。そして私は今、69歳 6ヶ月だが、上で紹介した問題の記事の写真(50代のオッサンということなんだろう)より、見かけだけは若いぞ。白髪、ないし。

 

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2022年1月 7日

この辺りの雪のデータを、自分のブログで確認

昨日は思っていたよりもずっと本格的な雪になってしまって驚いた。下は今朝 6時半頃に撮った写真である。土手がすっかり白くなり、まるで雪国みたいな様相だが、空が青いので解けるのは早いはずだ。

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今日は昼頃にクルマで出かける予定なので雪解けの具合が心配だったが、幸いにも 18年以上もブログを更新し続けているので、この辺りの天気に関する過去のデータが自然に蓄積されている。それで「雪」をキーワードに検索すると、直近では 2018年 1月 22日の記事が見つかった。

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上の画像がそれで、今回の雪と同じぐらいの様相だ。そしておもしろいことに、この時もその 4年前、つまり今から 8年前の 2014年 2月 4日5日の自分の和歌ログ記事を見て、翌朝に出かける算段をしていたようだ。

下の画像の左側が 8年前の 2月 4日夕暮れの、雪の積もった写真で、右側は一夜明けた 5日午前中の様子。翌日に晴れさえすれば昼前にはかなり解けてしまうという証拠写真になっている。

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というわけで、4年前は冬用タイヤに換えそびれていたにも関わらず、この 2枚の写真を見て「慎重にでかければ、案外大丈夫かも知れない」と勝手に安心することができた。

とはいえ、この時は翌 23日の記事を見ると、朝出かける前に「2時間がかりで県道まで出る道の雪かきをした」とあり、「日が暮れてから道路を走ると、何と雪がほとんどない」と続く。さすがに朝のうちは大変だったようだ。

そして今日は元々昼過ぎから出かける予定なので、雪かきの心配もせずに済んでいる。昨日のうちに自分のブログを検索して、「多分大丈夫だろう」と安心して寝ていられたのはありがたい。

長年ブログを続けるというのは単なる酔狂みたいだが、こうしてみると案外役に立つこともあるものだ。というわけで、これから出かけるので、

Yoroshiku4

 

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2022年1月 6日

老人がテレビと同じ感覚でインターネットすると

昨日の記事の末尾で、私のテレビに対する偏見みたいなことを書いたついでに、ashikagunso さんという方の正月 2日の tweet (参照)を思い出してしまった。

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"お正月に両親の実家でやるべきことは「TVにネトフリかアマプラのアカウントを入れる」。年寄りを放っておくと無料の Youtube を見続け、半年もすると見事な陰謀論ジジイが完成する" とあるので、「それ、確かにあるかも!」と笑わせてもらった。

【注 1】 今さら余計な注釈だろうが、一応「ネトフリ」は Netflix で、「アマプラ」は Amazon の Prime Video のこと。どちらも映画や TV 番組見放題のサービスらしい。私は全然詳しくないが、ウチでは妻が Netflix にハマってる。

ということではあるが、現実的には笑ってばかりもいられないようだ。この tweet を紹介した Togetter のページ(参照)には、「うちはもうTEOKURE」「自分の親と全く同じで」(← 太字は tak による)「陰謀論じゃないけど実家の両親国粋主義的になって引く時がある」なんてレスが付いている。

【注 2】 「草」というのは使われ始めたのはだいぶ昔からみたいだが、まだ一般的じゃないので、ちょっと説明しても「余計な注釈」じゃないと思う。これ、SNS などで「(笑)」に変わるものとして使われているようだ。詳しくは こちら

さらに、次のような悲惨なコメントまである。

これはガチ、親父が急にスマホに変えたり wifi のつなぎ方聞いてきたりでおかしいと思ってたら、やれ世界がひっくり返るだの芸能人はクローンだの言い始めて、元々良くなかった関係性が完全にぶっ壊れた、悲しい

こんなのを読んでしまうと、テレビへの偏見よりインターネット(とくにYouTube)への偏見の方が大きくなってしまいそうだ。

ただ、根本的な問題はネットそのものではなく、「接し方」にあるのだろう。古い世代では、テレビを見るのと変わらない意識でインターネットに接してしまう人がいるようなのだ。

テレビで垂れ流される低次元な情報を真に受けて、「テレビで言ってたんだけど・・・」なんてマジに語り出すジイさんバアさんが、世の中には少なくない。彼らがインターネットの広大な海での泳ぎ方を知らないままに、たまたまハマってしまった「危険水域」にばかりいたら、そりゃもうヤバいことになる。

まさに「陰謀論ジジイ」が大量発生してしまいかねない。こうした人たちには本当に、ネトフリかアマプラにハマっていてもらう方がずっと安心だろう。少なくとも人畜無害だ。

最後に触れておくが、冒頭の tweet に出てきた「イカゲーム」というのは韓国ドラマの一つらしい。米国ドラマばかり見ている妻は、これについてはちっとも知らなくて、何の情報も得られなかった。何だかんだ言いながら、自分の中の情報も不断に更新していかないと、若い連中の話の中身が見えなくなる。

 

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2022年1月 5日

正月早々、ウチのブログの音楽ネタ 2題にアクセス集中

正月早々、このブログのだいぶ前の記事、"「オ パッキャマラド パッキャマラド パオパオパ……」とは"(2018年 8月 18日付)と "ストラディバリウスの音を聞き分けられるか"(2017年 6月 5日付)にやたらとアクセスが集中したので、一体どうした風の吹き回しかと思っていた。

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過去にもこうした「時ならぬアクセス集中」ということが何度かあって、それはテレビのクイズ番組か何かがきっかけになってググられた結果というのがお決まりのパターンのようなのである。そうしたことは Twitter で検索すると大抵は見当が付くというノウハウまで得てしまった。

今回のケースの "「オ パッキャマラド パッキャマラド パオパオパ……」とは" の方は、どうやら新春のバラエティ番組での、漫才のナイツのネタが発火点になったようだ。こんな tweet がある(参照)。

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ちなみに、ナイツの『クラリネットをこわしちゃった』というのは定番ネタで、YouTube にも挙げられている。

そしてこれに関して、面白い tweet が見つかった。タタさんという方が「あれって子供が壊れたと思いこんでるけど技術が拙くて音が出せないだけっていう事だったのかなって今更思う」と言っている(参照)。

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これに関しては、私の 2018年の記事でも、ハマッコーさんのコメントへのレスで「私の解釈としては、クラリネットは決して壊れたわけではなく、下手すぎてまともな音が出ないというだけなのだと思っています」と書いている。これ、多分正解だろう。

私も高校時代に吹奏楽部のクラリネットを借りて試してみたことがあるが、とにかくむずかしい。初めは「スカー!」という音にしかならず、次に「ピキー!」という耳障りな音に変わっただけで、遂にまともな音は出なかった。あんな時は「このクラリネット、壊れてるね」と言えば、確かに楽になれる。

一方、"ストラディバリウスの音を聞き分けられるか" の方に関しては、こんな tweet が見つかった(参照)。

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テレビの世界では、ストラディバリウスとフツーのバイオリンとの聞き比べというのが、もはや定番ネタみたいになっているようなのだね。そしてそれが放送される度に、私の 2017年の記事へのアクセスが増えるというわけだ。

ただ、この「テレビがきっかけ」というパターンでアクセスする人というのは、ほとんどがその場限りの興味で来てはそのまま素通りするだけで、固定読者になってくれることはまずないと感じている。

この印象は、テレビへの偏見から発しているのかもしれないが。

 

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2021年12月15日

LINE のアカウント乗っ取りが多発しているらしい

昼にカーラジオを聞きながらクルマを運転していたら、TBS ラジオの「赤江珠緒のたまむすび」で、ニュース・キャスター鳥越俊太郎氏の LINE アカウントが乗っ取られてしまったという話をしていた(参照)。

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赤江珠緒さんのところに、鳥越俊太郎氏から「近くのコンビニで、ビットキャッシュカードを何枚か買ってきて欲しい」との LINE メールが入ったのだそうだ。

「お金は明日あげるよ。今、買ってきてもらえるかな?5万円分を2枚買ってきて欲しい」なんていうメールで、「これから本番だから」と断っても、「今、必要なの、お願い」としつこかったらしい。で、こんな話になる。

「話が読めないんですけど。今から本番なんで買いにいけないです」まで返事しちゃったら、そこからパタリとこないんですけど。

赤江さん、流石のもので、その時点でもまだ詐欺メールとは信じ切れておらず、周囲に言われてようやく確信したらしい。「素朴に信じやすい、いい人」の面目躍如である。

この放送の直前、鳥越氏自身も上の画像のような tweet で、注意を呼びかけていたようだ。ただ、相当焦ったようで、最初の tweet では「乗ったらレました」なんて打ってしまっている。

ちょっとググってみると、佐賀県警が「LINE の乗っ取りが多発中!」として注意を呼びかけている(参照)。LINE を騙って「電話番号」と「認証番号」を聞いてくるケースがあるらしいのだが、「教えると確実に乗っ取られます」としている。

LINE というのは、私としてはあまり好きなアプリというわけではないのだが(参照 1参照 2)一応 iPhone と Mac の両方にインストールしている。世の中、SNS は LINE だけしか使ってないという人が案外多いようで、付き合い上、しぶしぶ使っているというわけだ。

これ、いつもは iPhone で 使っているのだが、時々は Mac を使ってログインすることもある。するとその度に、「MAC 版 LINE にログインしました」という通知が来て、「このログインに心当たりがない場合は、パスワードを変更してください」と警告される。

自分でログインしたのだから別に乗っ取られたわけじゃなく、「いちいちうるさいなあ」程度に思っていたのだが、LINE 側としては、こまめに注意を呼びかけていたわけなのだね。今後は「パスワードでログイン」という項目をオフにしておく方がいいだろうと思い、早速そのように設定を変更した。

ただ最近は LINE だけではなく、Twitter のアカウント乗っ取りも増加しているらしいから、油断も隙もない。知り合いに迷惑をかけないためにも、SNS アカウントの乗っ取りを防止する策を確実に講じておく方がいいだろう。

 

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2021年12月10日

「アナログ戻し」という悪徳商法があるらしいが

ITmedia News の 12月 9日付に "「アナログ戻し」トラブル急増、国民生活センターが注意喚起" というニュースがある。「アナログ戻し」とは、光回線をアナログ回線に戻せば料金が安くなるなどと言って手続きを代行し、余計なオプションなどを付けて法外な手数料を請求するという悪徳商法なのだそうだ。

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こうした詐欺は、高齢者の家に NTT を名乗った電話がかかってくることから始まる。光回線をアナログ回線に戻せば、料金が安くなると言って「アナログ戻し」を勧めるのだそうだ。

電話を受けた高齢者の多くはインターネットなんてあまり使わないので、光回線にしておく必要性を感じていない。あっさりと誘いに乗ってしまうようだ。記事には、次のようなトラブルが報告されている。

「電話で勧誘され、了承したところ高額な契約になっていた」「NTTの勧誘だと思っていたのに別の事業者だった」といった事例が報告されている。中には通信事業者を装って家を訪問し、勧誘を断ったにも関わらず、書面を置いていくケースもあった。書面には関係のない事業者と月額約 5000円の生活サポートの契約をしたことになっていたという。

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余計なサポート・サービスで月額 5,000円も払わされるのでは、光回線のままにしておくほうがずっと得だ。高齢者の無知につけこむ詐欺は後を絶たない。

こうした悪徳商法が発生するのは、光回線を使ってインターネットをバンバンやっていた子ども世代が独立して家を離れ、老夫婦だけになった所帯が多くあるからだろう。そんなところに「光回線のままだと、高い料金を支払い続けることになりますよ」という電話が入ったら、つい騙される。

しかし、よく考えてもらいたい。PC には縁がなくても、スマホを使っている高齢者は、今や結構いるのだ。離れたところに住む子どもや孫と、スマホをでやりとりしている人は少なくない。子どもに LINE なんていうアプリをインストールしてもらって、孫の顔を見ながら通話するのを楽しみにしている人もいる。

周囲を見ると、おばあちゃんはおじいちゃんに比べてスマホとの親和性がいい。「理窟はよくわからないけど、これって楽しいわぁ」と実感している。それに比べるとおじいちゃんは「理窟がわからないものは使えん!」と、せっかくのスマホを「操作の面倒なガラケー」としか思っていない人が多いようだ。

現役で会社勤めしている時に、IT 関連を完全に部下任せにしていたおじいちゃんほど、スマホには抵抗があるようだ。だから、PC ぐらい少しは触っとけばよかったのに。

ただ、せっかくスマホを使えているおばあちゃんも、LINE でのスムーズなやり取りがインターネットの光回線あればこそということまでは理解していない。それをスマホ回線でやったら結構な電話代になることがあると知っていれば、妙な悪徳商法には乗らないのだが。

というわけで、高齢の親と離れて暮らしている人は、「孫の顔を見ながら心行くまで話できるのは、光回線あればこそなんだよ」と釘を刺しておく方がいいだろう。へたに「アナログ戻し」なんかされたら、話が面倒なことになる。

 

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