カテゴリー「グルメ・クッキング」の245件の記事

2026年5月26日

”YUZA(遊佐)” という名の絶品ウィスキー

一昨日、高校時代の同級会に出席したのだが、その場で飲ませてもらったウィスキーの旨さに感動してしまった。その名を "YUZA" といい(参照)、私の故郷である酒田市の北隣にある遊佐町というところで作られている。

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初めは「おぉ、ウチの地元でもウィスキーが作られるようになったのか」ぐらいの軽い気持ちでロックにしてもらったのだが、一口飲んだところで驚いた。フルーティでしっかりしたコクがあり、どえらく旨いのである。これまでいろいろなウィスキーを飲んできたが、多分一番旨い。

「何これ!?、ムチャクチャ旨いじゃん!」というと、旨いはずである。「YUZA シングルモルト ジャパニーズウイスキー」ってやつらしく、1瓶 15,000円以上するという。

そんな高いウィスキーを飲んだのは初めてだが、とにかく目を見張るほど、値段以上に旨いのである。ちなみに 2023年ものは、次のような受賞歴が記されている。

「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2024」
テイスティングアワード「GOLD」受賞
「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2024」
シングルモルト部門「BRONZE」受賞

いやはや、こんなご大層な章をもらうようなウィスキーは、これまで飲んだことがなかったよ。さすがにウチの地元の人たちって、もの作りをさせるとどエラいこだわりを見せる。

製造元である遊佐蒸留所では、見学も受け付けており、ウェブ上から申し込むと蒸留所内の見学ができる上に、「6種類の試飲をお楽しみいただけます」とある(参照)。

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私は来月、仙台出張のついでに酒田に立ち寄ってみたいと思っているのだが、クルマで行くつもりなので、試飲するとなると別の機会の方がよさそうな気もしてしまう。うぅむ、迷うところだ。

 

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2026年4月27日

コーヒーを飲むのは朝だけにするのがいいというんだが

CNN に "コーヒー摂取の「時間帯を限定」で早死にリスク低減 25年発表の研究" という記事がある。昨年 1月 8日初出の記事を再編集して昨日付にしたものらしいが、私は今日になって初めて気付いて読んでみた。

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最近はコーヒーを飲むと心疾患や早死にのリスクが軽減されると言われているが、昨年に発表された研究成果によれば「コーヒー摂取のメリットはいつ飲むかによって異なる可能性がある」らしい。なんと、「朝だけに限定することが最善」というのである。

このブログにも度々書いているように私はかなりのコーヒー好きで、1日に 4〜5杯は飲む。昔は「コーヒーの飲み過ぎは体に毒」なんて言われていたので、そんなに飲むとはあまり大きな声で言えなかったが、近頃はそうした「迷信?」がなくなったので堂々とがぶ飲みしている。

今回の記事によれば、1999年から 2018年にかけて実施された調査の結果として、朝だけコーヒーを飲む人は、コーヒーを飲まない人と比較して、全死因による早死にのリスクが 16%低く、心血管疾患による死亡のリスクが 31%低かったのだそうだ。これって、結構な数字じゃないか。

ところがこれは「朝だけコーヒーを飲む人」に限っての話であり、「一日中コーヒーを飲む傾向のある人にリスクの減少は見られなかった」というのである。なんと、コーヒーというのは「朝限定」で健康にいいらしいのだ。

とはいえこの傾向というのは、「朝にコーヒーを飲む人は、運動をしたり、超加工食品を取らない食生活を送ったりしている傾向が高い可能性がある」ことと関連するともみられる。つまり、「朝にコーヒーを飲みさえすればいい」というわけじゃないようなのだ。そりゃ、そうだろうね。

というわけで、私はこの記事を読んだ後も「今後、コーヒーは朝だけにしよう」なんていう気にはまったくならなかった。別に「早死にしないため」にコーヒーを飲んでるわけじゃなく、「コーヒーが好きだから飲んでるだけ」なので、これは当然の話である。

これまで同様、コーヒーは一日中おいしく飲んでいくつもりなので、なにぶんよろしく。

 

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2026年4月 5日

名古屋駅新幹線ホームのきしめん 4ヶ月ぶりで食す

出張で岐阜に来ている。明日は朝から仕事をして、夕方に帰路に就く予定だ。今日は新幹線で名古屋まで来て、在来線に乗り換える時に、ほぼ 4ヶ月ぶりで新幹線ホームで「住よし」のきしめんを食べた。やっぱり旨かった。

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ホテルに着いて自分のブログを調べてみるまでは、4ヶ月ぶり以上の久しぶりという気がしていたのだが、「和歌ログ」で検索してみると、昨年の 12月 19日に食べていた(参照)のだった。ただ、それが 2年 9ヶ月ぶりのきしめんだったから、最近はずいぶん食っていないような気がしていたのである。

やはりコロナ禍の影響は大きかったのだ。その前は名古屋にはしょっちゅう仕事で来ていて、その度にきしめんを食って満足していたので、2年 9ヶ月もきしめんを食わないなんてことは、少なくとも 30歳以後は一度もなかったのである。今回の 4ヶ月ぶりというのさえ、かなり久々ということだ。

前にも書いたことだが、名古屋ではどこで食べてもきしめんがうまいわけでは決してない。どういうわけか、新幹線ホームの「住よし」で食うのがうまいのである。

フツーのうどん屋で食うとそれほどでもないのは、きしめんでは値段が取れないからそれほど身が入らないというのが理由のようだ。味噌煮込みうどんの方が単価が高いので、ずっと儲けになるというわけだ。

というわけで、「住よし」のきしめんがいつまでもおいしく続いてくれるためにも、名古屋に来たらしっかりと新幹線ホームで食うことを心がけようと思う。

 

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2026年2月20日

上野駅で買えるバージョンの「深川めし」はいい!

新潟県長岡市への出張から戻って来たところである。昨日の長岡は午前中に少し雪が舞ったようなのだが、今日はすっかり晴れて青空になり、陽光が白い雪に反射して眩しいほどだった。とにかく私は晴れ男なのである。ところで今日は JR 東日本版の駅弁「深川めし」についての話だ。

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昨日の午後、上野駅で駅弁「深川めし」を買ったのだが、開いて見るといつもの深川めしと違う。東京駅で東海道新幹線に乗るときに買う深川めしは下の写真のように、飯の上に穴子の蒲焼きとあさりの煮付けが載っているのだが、上野駅で買ったものは穴子の蒲焼きがなく、あさりの煮付けだけだ。

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こう書くと 1ランク低いもののように思われてしまうかもしれないが、食ってみるとかなり旨い。私としては東京駅で買うバージョンより気に入ってしまった。値段も 1280円(だったかな?)と、少々安いし。

思えば JR 東日本版の深川めしを買ったのは、今回が初めてだ。これまでは新潟とか長野方面に出かける時は大抵クルマだったのだが、今回は雪が心配なので鉄道にしたためである。

ちなみに、「東京の地元めし」と言われる「深川めし」というのは、本来このようにあさりだけのもののようなのである(参照)。その意味で、私は今回初めて「本物に近い深川めし」を食ったことになる。

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この「深川めし」、かなり気に入ってしまったので、東海道新幹線の売店でも取り扱ってもらいたいなあ。

 

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2026年2月 7日

私って「カフェイン強い」体質なのかもしれないね

dmenu ニュース というサイトに「カラダの不調、コーヒーが原因かも? 薬膳師がすすめる 40代からのカフェイン対策」という記事がある。「カラダの不調」「40代からのカフェイン対策」なんて言葉がちょっと気になって覗いてみた。何しろこちらは、40代どころか 70代だし。

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2020年 12月 7日の「インスタント・コーヒーをおいしく淹れる達人がいる?」という記事で、私はコロナ禍で自宅で仕事をする時間が増えたため、「ほとんど毎日、自分用の 3〜5杯分を自分で豆から挽いて淹れる」と書いている。それは、今でもずっと続いている習慣だ。

そしてこの記事で書いているように、インスタント・コーヒーときちんと豆から淹れたコーヒーの違いぐらいは、フツーに飲めばわかる自信がある。その程度の「コーヒー好き」ではあるようなのだ。

とにかく私は 10代の頃から、コーヒーをノー・シュガーで結構多めに飲み続けていて、昨年 9月に 2週間近く入院した時も、病院内のコンビニで買ったレギュラー・コーヒーを毎日 2杯は飲んでいた。本当はもっと飲みたかったのだが、一応「入院中」ということで控えていたつもりではあった。

そんなわけなので、上述の dmenu の記事がちょっとだけ気になってしまったわけだ。別に「カラダの不調」なんてあったわけでもないのだけれどね。

読んでみると、しょっぱなから次のようにある。

「コーヒーを飲むと体調の変化を感じるようになった」「胃がムカムカする」「夜、眠れなくなった」そんな変化を感じていませんか?

40歳以降になると、これまで平気だったコーヒーが急に体に合わなくなることがあります。それは気のせいでも、年齢のせいだけでもありません。

これだけ読んで自信満々に、「そんな変化は、全然ないよ」と声に出して言えた。何杯飲んでも胃は快調だし、夜の 9時過ぎに飲んでもグッスリ眠れる。

私って「カフェイン強い」体質なのかもしれないね。ことコーヒーに関しては何も心配することはないようだし、記事の中で勧められている「タンポポ・コーヒー」とか「チコリ・コーヒー」とかの代用品に逃げる必要もまったくないみたいなのだ。

とはいえ、一応 1日 4〜5杯までにとどめて、それ以上は飲まないでおくことにしようと思う。80歳を過ぎてもコーヒーをおいしく飲みながら、このブログを書き続けたいのでね。

ただ、近頃コーヒー豆がずいぶん高くなってしまってるなあ。

 

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2026年1月10日

そばの食い方って、「いろいろあらぁな」ってことだ

grape subculture というサイトに、"女性「お蕎麦の粋な食べ方って…」 店で取った行動に「めっちゃ分かる」「ある意味『通』だね」" という記事がある。漫画家、工務店の日報さんが Instagram で公開した「大人のたしなみ」という漫画が注目を集めているというのだ。

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これ、要するに蕎麦の食べ方について言及した 4コマ漫画である。登場する女性は、蕎麦の下の方をちょっとだけ汁につけるなんてことはせず、全部ドボっと入れて、その上でちょっとかき回したりして頂いちゃうというのだが、それに対して共感のコメントが多く寄せられているらしいのだ。

私はこの件に関しては、既に「そばの食い方、柏手の打ち方」という記事で論じているのだが、なにぶん 20年以上前のことなので、改めて書こうと思う。ちなみにその記事の冒頭では、「あまり汁を付けすぎると、せっかくのそばの香りが消されて、決してうまいものではない」と書いている。

だがそれに続けて、「そばの食い方などというのは自由であって、人それぞれ好きなように食えばいい」とも述べている。そば汁をたっぷりつけたい人は堂々とそうすればいい。正直なところ、私はつい条件反射的に顔をそむけちゃうけどね。

ただ、上に掲げた画像で、そば猪口を左手に持って食べているという点に関しては「しかるべし」である。持たないでテーブルに置いたままだと、覆い被さるようにしてすすることになるので、何だかんだ言ってもやっぱり見苦しい。まあ、日本以外では十分に「あり」みたいなのだが(参照 1参照 2)。

さらに前述の記事でも触れているが、せいろからそば猪口にずるずるっと蕎麦を引きずって浸し、せいろと猪口がつながったみたいになってしまうのは、もっと見苦しい。これは俗に「二見浦(ふたみがうら)」と称し、一般には「お行儀悪い食い方」の典型みたいに言われている。

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二見浦の夫婦岩

というわけでそばを食うときには、そば猪口を持ち、二見浦にならないようにしさえすれば、あとは好きなように食えばいい。西欧人の場合はよほどそば好きでも、ツルツルっとすするのが苦手で「もぐもぐ」食う人が多いし(参照)。

ちなみに上で紹介した漫画では「薬味は乗せて頂くらしいけど」とあるが、私の場合は薬味を使わずにそばをすする。香りが邪魔に感じてしまうもので。そして蕎麦を食い終わった後に、残った汁に薬味を入れ、そば湯で頂くのが最後の楽しみとなる。

中には、一口目は汁をつけずにそばだけを食うとか、最後まで水だけをつけて食うとかいう人もいるらしいが、私はさすがにそこまでの「極み(?)」に達してるわけじゃない。

まあ、「いろいろあらぁな」ってことだ。

 

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2026年1月 8日

高松に来て、取りあえず讃岐うどんを食べたよ

今日は四国に出張。午前 9時半頃に家を出て、午後 4時過ぎに讃岐の高松に着いた。茨城よりかなり西に位置するので、日の暮れるのははやや遅い気がしたが、そこはそれ、何しろ真冬のこととて、ホテルにチェックインした時には既に暗くなっていた。

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部屋に荷物を置いて一休みし、夕食を摂るために取りあえず賑やかな灯りの付いている方を目指す。とはいえ今日は北風がかなり冷たいので、一番手近の讃岐うどんの店に入った。

うどんの中盛りに柚子ととろろ昆布を載せてもらい、いか天とかき揚げを添える。これで 1,050円。

ごくフツーのチェーン店のようだが、やはりつくば辺りのフードコートに入っている丸亀製麺より旨い。麺が単に太くて長いだけではなく、きちんとした食感があって、スープの味わいもいい。「気のせい」というわけではなく、さすがに本場である。

土地の人に言わせたらもっと旨い店がいくらでもあるのだろうが、これでとりあえずつくばの地に帰ったら「本場の讃岐うどんを食べてきたよ」と言わせてもらってもいいだろう。

今日は新幹線とそこから先の快速電車の座席に座りっぱなしで疲れてしまったので、これにて失礼。

 

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2025年12月17日

「牡蠣」と「柿」と「柿の種」のお話

温暖化の影響で瀬戸内海の牡蠣養殖が大ピンチと言われており、とくに広島県では水揚げされた牡蠣の 9割が死滅している地域もあって生産量が激減しているのだそうだ(参照)。このため値上がりが問題になっており、牡蠣が大好物の妻にはショックである。

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一方、私は妻とは対照的に「牡蠣」にはそれほど思い入れがない。食えばそれなりに旨いとは思うが、取り立てて食おうという気にもなれないので、どんなに値上がりしても構わないと思っている。

「牡蠣なんかより、柿の方がおいしいと思うがなあ」なんて言うと、妻は信じられないというような顔をする。私は秋が深まると柿を 1日に 2個は食うというほど「柿好き」なのだが、妻は「牡蠣」には目がないのに「柿」はほとんど食べない。世は様々である。

さらに言うと、私は果物の「柿」も好きだが、お菓子の「柿の種」も大好きである。「牡蠣」も「柿」も食べられる季節が限定されるが、「柿の種」は一年中食べられるのがいい。ちなみに「柿の種」関連の話は、今月初めにも別の視点で書いている(参照)。

「柿の種好き」は子どもの頃からだが、当時は純朴なことに、このお菓子は本物の柿の種をそのまま油で揚げたものと信じ込んでいた。まんま商品名になるほど見た目が似ているのだから、これはしょうがないよね。

ある時それを言ったところ、今は亡き母が笑いながら「柿の種は米からできてるのよ」と言うので、今度は米粒をそのまま揚げて作ったものと思い込んでしまった。「米粒って、油で揚げると中が空洞になった分、膨らんで大きくなるのか!」なんて感動していたのだから、無邪気なものである。

この思い込みは大人になってからもさりげなく続いていて、そうじゃないと知ったのは最近「カリッと! 亀田の柿の種ができるまで」という動画を見たのがきっかけだった。深く考えていなかったからとはいえ、我ながら年季の入った誤解だった。

同じような誤解は、わたしだけではないんじゃないかなあ。「私もそう思ってた」というようなコメントがつかなかったら、ちょっとショックかも。

というわけで私の「カキ」と称される食い物に関する思いはいろいろあるのだが、単純に好きな順で並べると、① 柿の種、② 柿、③ 牡蠣 ということになる。私は食い物に関しては、あんまり金のかからない人なのである。メロンはアレルギーのためパスしちゃうし(参照)。

 

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2025年12月 2日

「雪下ろしの雷」と「大根おろしの雷」

朝のラジオの天気予報で、東北日本海側や北陸などに雷注意報が出されていると聞くことが多くなった。「ああ、もう『雪下ろしの雷』の季節なのだなあ」と、しみじみ思ってしまう。

関東辺りでは「雷は夏の風物詩」と思っている人が多いが、雪国では雪の降る頃になると雷が増える。8年前に「冬の雷、この世の不思議」というマザーグースの詩について書いた記事でも触れたように、こうしたことって世界でも珍しい現象なんだそうだ。

上述の記事にも書いたように、私の生まれた庄内の酒田市は、金沢市に次いで日本で 2番目に雷の多い土地なんだという。これはひとえに「冬の雷」が多いことによるもので、金沢もきっとそうなんだろう。

というわけで、庄内の昔話にこんな小咄がある。

「雪下ろしの雷、鳴るの〜」(雪下ろしの雷がなるねぇ)
「あいや、でごおろしの雷だがど思た」(ありゃ、大根おろしの雷かと思った)

拍子抜けするほどの下らない話だが、「大根おろしの雷」というのはまったくのナンセンスというわけでももない。インターネット検索すると AI が次のように解説してくれている。

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「雷豆腐」に使う豆腐を炒める時に、雷のような音がするからこう名付けられたというのである。ちなみにネット上で探したところでは、こんなような画像が出てきた(参照)。銀座三河屋の「江戸レシピ」バックナンバーというページに、調理法とともに紹介されている。

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炒めた豆腐と大根おろしの取り合わせがおいしいし、手軽に作れるのもいい。雪を眺めながら食べるのも一興だ。

ちなみに「大根おろし」は庄内弁では「でごおろし」(あるいは「でっごんおろし」)となるのだが、最後の「し」というのは実際には「し」と「す」の中間音である。酒田在住の阿部彩人さんはこれを下のような独特の文字で表現している(参照)。

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というわけで、「雪おろし」は、こんな感じになるわけだ。

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この文字、JIS で採用してくれないかなあ。

 

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2025年11月27日

「ぼためし」の「お試し」もやぶさかじゃないけど・・・

つくば在住の私だが、X(Twitter)に紹介されている「ぼためし」(参照)というのは、食ったこともなければ見たことも聞いたこともなかった。生まれが山形県庄内で茨城ネイティブじゃないので、生粋の茨城スタイルで行われる法事に出たことがないからだと思う。

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ちなみにこれって、もらっちゃったらどんな風にして食べればいいんだろう。やっぱりめしとあんこをからめながら食うとしか考えられないから、カレーライスのあんこ版ということか。さすがに使うのはスプーンじゃないだろうけどね。

どうしてもというシチュエーションになっちゃったら、「お試し」してみるのもやぶさかではない。ただ、もらってもあんまり嬉しくなさそうだなあ。

そもそも茨城県というところは、食い物に関しての「洗練」ということにあまり執着しない土地柄だと思う。これは茨城県に限らず群馬や栃木にも共通したことのような気がしており、2019年 4月 20日に「北関東は取り立てておいしいものがない」という記事を書いている。

ただ北関東に限らず、この tweet には思いがけないコメントもあって、私が驚いてしまったのは 鳴門のてーくん という方から寄せられた赤飯の食い方(参照)だ。赤飯に塩をかけるというのは割とよく聞くが、3日前まで徳島にいた私としても、砂糖をかけて食うとは初めて聞いた。

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私はコーヒーにも砂糖を入れない人で、我が家には客用の小袋入りコーヒーシュガーと自家製パン発酵用(参照)の黒砂糖以外には砂糖というものがない。というわけでこれは信じられない食い方だが、「赤飯を食う」という特別のシチュエーションにあやかった「贅沢な食い方」というココロなのかなあ。

どうしても食えというならこれもやぶさかじゃないが、同じ食うならやっぱり砂糖なしで食いたいものだ。いやはや、食い物ひとつ取ってみるだけで、日本は広いとわかるよね。

 

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