カテゴリー「グルメ・クッキング」の204件の記事

2024年1月23日

「ホルモン」と「放るもん」を巡る冒険

火星うなぎくらげ さんという方が「ホルモン買ったらまさかの人間まで入ってた」という tweet をしておいでだ。「人間まで」というのは、「佐藤」(多分「砂糖」の誤変換)のことだろう。

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ただ私としては、添えられた写真の方に大きなインパクトを感じてしまった。これまで「ホルモン」というものに関する明確なイメージをもっていなかったので、「ホルモンって、こういうものだったのか!」と初めて納得したのである。

じゃりン子チエ」というマンガがあって、このチエちゃんちの家業が「ホルモン焼き屋」なのだが、私はこのマンガのファンのくせにずっと「ホルモン」というのがどんなものなのか、きちんとわかっていなかった。まさか内分泌系の「副腎皮質ホルモン」とかを抽出して焼いたってわけじゃないだろうし。

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その昔、雑誌か何かに「牛や豚の内臓のこと」と書いてあったのだが、それだけではぼんやりとしかわからない。「ホルモン焼き」という名称は関西でよく見聞きするが、関東や東北ではあまり馴染みがないし、私はいつの頃からか肉を食わなくなったので、ますますわからないままできたのである。

ところが今回、火星うなぎくらげ さんの tweet と、添えられた自己レスの写真を見て「へえ、こういうものだったのか!」と初めて「ホルモン」というものの正体を見たような気になってしまった。なにしろ「原材料名」として「牛小腸・大腸」と明記してあるのだから、間違いない。

さらに「ホルモン焼き」でググっても、最近はいろいろな画像が豊富に検索されるようになっていることに驚いた。こんな感じである。大阪の道頓堀辺りを歩けば「ホルモン」という看板だらけなのだから、こんなに豊富なこなし方があるのも不思議ではない。

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ちなみに何でまた牛や豚の内臓を「ホルモン」と言うようになったのかは、だいぶ前に関西弁の「放るもん(捨てるもの)」から来たというのを聞いたことがある。ただ私の直感としては、この説はできすぎで、ちょっと眉に唾付けて聞いとく方がいいという気がしていた。

改めて調べ直してみると、「語源由来辞典」というサイトに次のようにある(参照)。

牛豚の内臓の「ホルモン」の語源には、関西弁で「捨てる物」を意味する「ほおるもん(放る物)」に由来する説。

生理的物質の「ホルモン(Hormon)」にあやかり、栄養豊富な内臓を食べ、活力を与えるイメージで名づけられたとする説がある。

かつては、関西弁の「ほおるもん」の説が有力とされていた。

しかし、戦前には、牛や豚の内臓以外に、スッポンなどのスタミナ料理も「ホルモン料理」と呼ばれていたことが分かってきた。

そのため、現代では生理的物質の「ホルモン」に由来する説が有力と考えられている。

これに関しては Wikipedia の「ホルモン焼き」の項にも同様の説明があるので、納得しておこう。やっぱり「放るもん」は後付けの洒落だよね。

 

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2024年1月17日

大阪のホテルの朝食に、たこ焼きが踊る

大阪出張の仕事を終えて、新幹線で帰宅の途中である。昨日の夕方に家を出て夜の 10時過ぎにホテルに入り、今朝は早起きして仕事をこなしていたので、家に着いたらすぐに風呂に入って寝てしまいたい。そんなわけで、本日は新幹線車内からササッと簡単に更新させていただく。

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上の写真は、昨夜から泊まったホテルの朝食に出ていた「たこ焼き」である。客がそれぞれ好きなモノをとってテーブルで食べるというビュッフェ・スタイルなのだが、朝食メニューにたこ焼きがあるなんてさすが大阪である。

ただ考えてみれば、大阪のホテルにはこれまで何十回も泊まったことがあるが、朝食にたこ焼きが出てきたなんて、これが初めてだ。このホテルの朝食担当者は、よほどたこ焼きが好きなんだろうか。

で、今この写真をアップロードして、「しまった、ほんの 2〜3秒でいいから、動画に撮っとくんだった」と後悔しているところである。というのは、このたこ焼き器、ビミョーにプルプル振動していて、それに合わせて個々のたこ焼きがまるで踊っているようにコロコロと回転しているのだ。

この仕掛けで焦げ付かないようになっているのだろう。あるいは大阪では決して珍しくもなんともないのかもしれないが、私はこんなのは初めて見たのでちょっとだけ感動してしまい、しばらく見とれていたのだった。

ただ見とれていただけで、取って食べようという気にはならない。トレーに取るのは、いつもの朝食らしいメニューばかりである。そして見ていると、周囲の宿泊客もそんな感じで、たこ焼きを取って自分のトレーに乗せる客なんて一人もいない。

たこ焼きはただ妙に可愛らしくプルプル振動しながら、いつまでも空しく回転しているばかりなのだった。生粋の大阪人の多くは、朝食にたこ焼きが出ていたら喜んで食べるのかなあ。

 

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2024年1月13日

最初から終わった後まで残念だった「牡蠣フェス」

一昨日夜あたりから「牡蠣フェスで食中毒」というニュースが目立ち始め、他ならぬ自分が昨年 11月 30日に ”牡蠣の晴れ舞台「牡蠣フェス」の残念さ加減” という記事を書いていたことを思い出した。

この記事には らむねさんが「ありゃりゃ、takさん、行かんで正解だったようですよ」と、食中毒発生を告げるニュースの URL 付きでコメントしてくれている。本当に行かなくてよかったよ。

このイベント、私の記事では「1月 7日〜9日の 3日間」ということになっているが、ニュースでは「1月 6日~8日」ということになっている。確認したところ、私の記事で参照したのは昨年のイベント情報だったとわかった。

こちらとしてはこれを報じるニュースでのリンクに基づいて記事を書いたのだから、主催者側のパブリシティがいい加減で残念なものだったとしか思われない。さらに今回の食中毒事件に関する「お詫び」のテキストも、残念といえばちょっと残念だ。

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冒頭に ”このたび「牡蠣のバター醤油」ブースにおいて加熱不足による食中毒が発生したと思われ・・・” とあるが、「ブースにおいて発生」したのは「食中毒」ではなく「食中毒の原因」である。ブースでいきなり食中毒そのもの(嘔吐や下痢)が発生しちゃったら、汚くてしょうがない。

さらに言えば冒頭で原因を「加熱不足」と特定しているのだから、文末の「感染者数、原因などを調査中です」というのも矛盾である。これではこの「お詫びとお知らせ」の内容そのものが信頼できなくなってしまう。余計なお世話だが勝手に添削させてもらえば、下のようになるだろう。

このたび「牡蠣のバター醤油」ブースにおける加熱不足が原因とみられる食中毒が発生したことを受け、現在感染者数などの詳細を調査しております。

野外における食べ物のイベントに行くときは、その広報の内容をしっかりチェックして、「残念」なポイントが目立ったら避ける方がよさそうだ。いい加減な広報は、運営体制のいい加減さを物語るから。

とにかくこのイベントは初めから終わりまで、いや、終わった後まで「残念」なものだったわけだ。

 

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2023年11月30日

牡蠣の晴れ舞台「牡蠣フェス」の残念さ加減

年明け早々、1月 7日〜9日の 3日間、上野公園で「牡蠣フェス」なるイベントが開かれるのだそうだ。公式ロゴ(?)を見ると英語名称が ”oyster fes” となっているが、せめて "fest" にして欲しかったなあ。いや、ここはまあ、そんなような変わった固有名詞ということで、目をつむっておくか。

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しかしその内容については、ちょっと目をつむれない。ウェブページのトップに ”瀬戸内の「美味しい」グルメが上野に集結” とあるからには、「瀬戸内産の牡蠣を訴求するイベント」と思わない者はいないだろう。ところがどっこい、実際はそうじゃないようなのだ。

ページの中段を見ると「瀬戸内の牡蠣 食べ比べ」と表示されたその舌の根も乾かぬうちに、「広島産・兵庫産・岩手産・北海道 など各県自慢の牡蠣5種をお得に食べ比べ ♪」とある。しかもご丁寧なことに、そのすぐ下の画像をみても「兵庫産」なんてない。

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「5種類の牡蠣」のうちで「瀬戸内の牡蠣」といえるのは広島産の 1種類だけで、残りは北海道産と岩手産がそれぞれ 2種類である。それでも「瀬戸内の牡蠣 食べ比べ」と言い張っているのは、どういうことなのかさっぱりわからない。

まったく残念な訴求のしかたと言うほかなく、北海道と岩手の業者はよくこれで納得したものだ。私だったら、ボイコットしてしまうがなあ。

こんなような「残念さ」が重なってしまってはいるものの、牡蠣そのものに罪はない。「牡蠣フェス」もことイベントとしては十分に魅力的だし、「直径 2m の超巨大鍋」で煮込まれる絶品汁というのもなかなかそそる。

ただ、ここにもやっぱり「残念な謎」があるのだよね。この「超巨大鍋」に入れられる「牡蠣産の牡蠣」って一体何なんだ? 

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もしかしたら、当初「瀬戸内産の牡蠣」と書くつもりだったライターが、ここに至って初めて「ありゃ、決して瀬戸内産ばかりじゃないのだね」と気付いて、妙に混乱してしまった結果なのだろうか。それにしても、書いていて自分で気持ち悪くならなかったのかね。

しかし何だかんだ言っても「牡蠣のおいしさ」に逆らえない私としては、つい来年早々のスケジュールを確認してみたのである。すると何と、イベントのある 1月 7日からの 3日間は連休を含むというのに出張などの予定が入っていて、上野には行けないじゃないか。

まさに、残念の上にも残念が重なったイベントというほかない。

【2024年 1月 12日 追記】

このイベント、残念すぎるものだったようだ。食中毒が発生したというのである。行かないでよかったよ。

なお、今気付いたのだが、この記事の上の方で使った画像は、昨年の牡蠣フェスのものだったようだ。日付が「2023年 1月 7日〜9日」とある。ただ、この画像は当の牡蠣フェス実行委会の告知記事で使われていたもののはずなので、実行委会自身が間違えていたとしか思えない。

 

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2023年11月25日

赤ワインが苦手なことには、理由があったのだね

最近ほとんど酒を飲まなくなったのだが、よく飲んでいた頃、白ワインは平気だが赤ワインが苦手だった。ちょっと飲み過ぎると、頭がズキズキしてしまうのである。

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これ、Gigazine の 11月 21日付「赤ワインを飲むと頭痛がする人がいるのはなぜなのか?」という記事を読んで、単なる「気のせい」じゃなかったのだとわかった。カリフォルニア大学での研究によれば、赤ワインに多く含まれる「ケルセチン(quercetin)」という成分が問題のようなのである。

この成分、果物や野菜にフツーに含まれていて、基本的には健康によい抗酸化物質らしい。ところが問題はアルコールと結びついてしまった時の作用で、記事には次のようにある。

ケルセチンをアルコールと一緒に摂取すると、体内でケルセチングルクロニドと呼ばれる物質が生じ、これがアセトアルデヒドを分解する酵素「2型アルデヒド脱水素酵素」の働きを阻害してしまいます。

アセトアルデヒドというのは、あの「二日酔い」を生じさせる有名な物質である。赤ワインの成分は、このアセトアルデヒドを分解する酵素の働きを阻害するというのだ。

この研究に携わったモリス・レヴィン氏は、「ケルセチンを一定量含むワインを感受性の高い人が摂取すると頭痛が発生すると推測しています」と述べているという。

ここで「そうか、私は気高くも『感受性の高い人』だったのか!」と都合良く納得しかけたが、ここでいう「感受性」というのは、精神的なものじゃなく身体的なものであるようだ。そりゃそうだよね。

ただ、この記事の元記事、Science Daily の "Why do some people get headaches from drinking red wine?" という記事で確認してみたところ、こんな記述も見つかった。(日本語版では触れられていない)

About 40% of the East Asian population also has an enzyme that doesn't work very well, allowing acetaldehyde to build up in their system.
(東アジアの人の約 40%の持っている酵素は、アセトアルデヒドの働きを防止するのにあまり機能しない)

ということは、私が「東アジア人の 40%」に属しているというだけの話なのか? ただそうだとすると、白ワインなら平気というのはどう説明したらいいんだ?

ああ、この類の話というのは、本当によくわからない。

 

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2023年11月20日

”珈琲屋 OB” という店は、なかなかいいよ!

最近、所用で埼玉県の越谷市に行く機会が増え、その度に北越谷の "OB" という喫茶店でゆったりとコーヒーを飲むことにしている。ログハウス風の造りでなかなか居心地がよく、Wifi 完備の上に各テーブルに電源まであるので、MacBook を広げて仕事するにもありがたい仕様だ。

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あんまり気に入ったもので、ちょっと「珈琲 OB」のキーワードでググってみたところ、「金魚鉢のアイスティー!? ドリンクがとにかくデカい珈琲屋 OB に、ヒミツを全部聞いてきた」というルポ記事が見つかった。これがなかなかおもしろいので、本日のネタとさせていただく。

私はこの店ではモーニングセットとケーキセット(いずれもホット・コーヒーとのセット)しか頼んだことがないので、アイスティーがこんなに巨大(1.8リットル!)とは知らなかったが、そういえば、確かにコーヒーの量も充分で、レギュラーでスタバの「トール」ぐらいは優にある。これで 360円は安い。

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なんでホットコーヒーがアイスティーほどの量じゃないのかというと、上述の記事によれば「ホット対応のカップで大きいのがないから」というだけの理由らしい。ずいぶんぶっちゃけた話で、笑ってしまったよ。念のために書き添えておくが、量がたっぷりというだけじゃなく、ちゃんとおいしい。

この記事でインタビューに応えているのは、有限会社珈琲茶館オービー・本部長の千葉さん。下の写真で見る通りなかなか魅力的な女性で、自然にさりげなくぶっちゃけた話ができるという、素晴らしい才能の持ち主のようだ。

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この人、普段は本店の八潮店でコーヒー豆を挽いているのだそうで、私の行きつけは北越谷店だが、つい八潮店にも行ってみたくなったりしちゃったよ。

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ちなみに OB は結構多店舗展開しているので、こちらで調べて、近くにあれば立ち寄ってみるのもいいかも。一応埼玉県内がメインみたいだが、何と神戸、諏訪、新百合ヶ丘、藤沢にもあるのだね。

ちなみに、この店舗展開には「戦略」なんて「全然ない」んだそうだ。千葉さんによれば「うちは全部直営なの。直営だからこうやって適当にできるのよ(笑)」という。「適当にできるのよ」とは、これまたぶっちゃけたお話で、なんだかますます OB が気に入っちゃったよ。

 

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2023年11月 8日

ポルトガル人も「イワシ」が大好きだそうで

AFP BB News に ”人々を結ぶ魚、ポルトガル人に愛される「イワシ」” という 9月 30日付の記事を今さらのように取り上げたい。イワシは同国の漁獲量全体の 3分の 2を占め、イワシの缶詰産業は主要産業となっているほどで、ポルトガル人はイワシが大好きなんだそうだ。

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この記事にはポルトガル人たちがイワシを獲り、調理し、食べている写真が添えられていて、嬉しくなってしまった。というのは、私もイワシは大好きで、このブログでも何度か書いているほどだからだ。

安いサンマと魚種交替」(2003年 9月 18日付)

私はサカナの中ではイカとイワシが大好きで (イカは広い意味のサカナとして解釈していただきたい)、好みが安上がりで経済的だと思っていたのである。

マグロにイワシ」(2007年 1月 7日付)

私は寿司でもあんまり「赤ネタ」は食わない。好きなのはイカとホタテとイワシ、アジといった、地味な系統だ。

ちなみに私が現在居住する茨城県はイワシの漁獲量が日本一で、鹿嶋などに行くと新鮮なイワシが豊富に食える。さらに郷里の山形県の庄内浜は、スルメイカが絶品だ。「イワシとイカが大好物」というのは、もっともな話なのである。

たまに回転寿司に入っても、ふと気付くとマグロなんてほとんど食わずに、イワシとイカとホタテばかり選んでいる。ただ最近、回転寿司ではイワシの廻っていないことが多いのが残念だ。

サンマは不漁でもイワシは増えているはずで、水産庁なんかが「魚種転換」を勧めている(参照)ほどなのに、一体どうなってるんだろう。ああ、イワシをたっぷり食べたい。

 

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2023年10月10日

「酒田のラーメンが日本一」って、そりゃそうだよね!

日本ご当地ラーメン総選挙」というイベントで、私の故郷である酒田のラーメンが日本一に輝いたんだそうだ(参照)。Twitter の ”#酒田のラーメン” もどえらい盛り上がりようだ、酒田のラーメン屋さん、おめでとう!

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このイベントは web 投票の予選を勝ち抜いた 10のご当地ラーメンの中から、さらに実食による投票で日本一を決めるというもので、今月 5日から昨日まで東京新宿の大久保公園で行われていた。決選投票の結果は、酒田ラーメンが 2位の 札幌ラーメンにダブルスコアで圧勝だったという。

この「酒田のラーメンが日本一」という話は昨日になって突然盛り上がったような印象をもたれたかもしれないが、実は私にとって「そりゃ、そうだよね!」というぐらい当然の話で、とくに驚きもしない。「それって、昔から知ってたよ」ってな感じなのだよね。

日本の全都道府県に複数回訪問したことのある私は、当然のようにあちこちのご当地ラーメンも食べ歩いた。その経験からして、「何だかんだ言っても、酒田のラーメンが一番うまい!」というのは揺るぎない事実だと思っている。これ、大げさでも身びいきでもない。

何しろ酒田のラーメン屋さんというのは、ラーメンにかける心意気からして違う。麺は当然のように自家製麺だし、魚介系出汁の絶品スープや名物のワンタンにかける手間も違う。そのくせ、一部の変なラーメン屋みたいに妙にイキがったり高飛車に出ることもない。

酒田市民も祖父母、あるいは曾祖父母の代からラーメンへのこだわりを静かながら脈々と受け継いでいて、ラーメンというのは何と言うか、「フツーなんだけど特別のご馳走」みたいな感覚なのだ。だから下手なラーメンを出したりしたら、小さな酒田の街で生きていけない。

13年以上前に酒田ラーメンの名店「満月」でワンタンメンを食した時のことを写真入りで書き、”椎名誠がこのワンタンメンを食べて、ワンタンは『雲を呑む』と書く意味がわかった” というほどのすごいワンタンである」とキャプションめいたことを書いている(参照)。

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実は、父の法事のため明日から酒田に行く。私は数年前から肉食を絶っていて、当然ながらチャーシューが付きもののラーメンからも遠離って久しいのだが、今度ばかりはご祝儀の意味でチャーシュー入りのラーメンを食させてもらってもいいなと思っている。

ただタイミングがタイミングだけに店は長蛇の列になっているかも知れず、実際にありつけるかどうかは行ってみるまでわからない。もし食べることができたら写真入りでレポートしようと思っている。食べられなかったら、私の肉絶ちは今後もさらに続くことになるわけだが。

【10月 25日 追記】

ええと、こちらには書き忘れてたけど、12日の記事に追記したように、酒田の東軒という店でラーメンにありつけた。さすがにおいしかった。

ただ日本一の栄冠に輝いた割には、酒田のラーメン屋はそんなに盛り上がってはいなかったのだが、さすが酒田は呑気な土地柄で、時が経つにつれて盛り上がりが増しているようなのである。こんなようなポスターまで登場したらしい。

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2023年10月 2日

豊橋流のカレーうどんって、ちょっとスゴい!

ホーボージュンさんという方の tweet、「ビジネスホテルの朝食バイキングに出てきたカレーうどんの作り方。寝ぼけているのかと思って 3回読み直した」というだけあって、ちょっとスゴい(参照)。写真を見れば、「とろろご飯」と「カレーうどん」の合わせ技みたいである。

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とにかく、①「お椀にご飯を入れましょう」、②「ご飯の上にとろろをかけましょう」、③「とろろご飯のうえにうどんをのせましょう」、④「カレースープをかけて出来上がりです」という 4段階なのだから、食べ応えたっぷりだろう。朝食バイキングでも、これだけで腹一杯になりそうだ。

こちらとしては「スゴいなあ!」と驚きつつ読んだのだが、これに付けられたコメントというのが、「豊橋風^^」とか、「あ、豊橋カレーうどんだ!」とか、「豊橋(勢川)で食べたなあ……」とか、呆気ないほどフツーすぎる。ある意味、これもまた「スゴいなあ!」ということなる。

初めての者にはびっくりだが、知ってる人にはごくフツーにお馴染みってことのようなのだ。これだから愛知とか名古屋とかの食文化というのは、よそ者にはちょっと脅威なところがあるのだよね。

ちなみに日本の全都道府県に旅して宿泊したことのある私だが、この「豊橋風カレーうどん」というのはちっとも知らなかった。愛知県に行ったら、ほとんど名古屋市内で宿泊していたためなのかもしれない。その名古屋市内というのも、食い物に関してはなかなか侮れないのだが。

「名古屋めし」では「味噌煮込みうどん」が圧倒的に有名だが、そのほかにも「味噌カツ」「土手煮」「ひつまぶし」などいろいろある。しかし個人的にはどれも決して「不味い」というわけじゃないがビミョーに「何だかなあ・・・」と避けたい気がしていて、「名古屋メシは要注意」と思っている。

結局のところ、名古屋では新幹線ホームにある「住よし」のきしめんがサイコーというのは、2018年 3月 16日の記事で書いたとおりである。

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2023年9月15日

「心意気」を示してくれる食い物屋を巡る冒険

札幌の「こく一番 ラーメン みどりや」という店は、チャーハンを注文すると「スープ」という名目で勝手にラーメンが付いてくるということで、一部で話題になったことがある。しかもマスターに意識されると、メインディッシュであるチャーハンの量が勝手にどんどん増えてくるらしい。

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咲来さん@エスコン1勝5敗 さんという方が、「完食を繰り返し、マスターに存在をマークされると明らかに量が増えてくるので気をつけよう」と tweet している。添えられた写真を見ると、4枚目(右下)のチャーハンは確かに 1枚目(左上)の 3倍ぐらいのチョーデカ盛りになっている。

このマスターの心意気は素晴らしいと感動してしまった。私も若い頃だったら、4枚目の写真の量をありがたく大喜びでいただいただろう。

ただ、私は数年前から肉食を断ったので、チャーシューが付きもののラーメンは食べない。ということは、札幌に行ったとしてもこの店に行くことはないだろう。私がラーメンを食うのは、鉄道で旅した時に東京駅と上野駅にあるノーミートのラーメンの店、「T's たんたん」に寄った時ぐらいのものだ(参照)。

実は今、昨日の「和歌ログ」に書いたように(参照)、クルマで山梨県と福島県に出張している。こんな時に困ってしまうのは、高速道路のサービスエリアにあるフードコートに立ち寄っても、肉食を絶った私の食える料理を提供してくれる店が本当に少ないということだ。

牛丼とか焼き肉定食とか、ラーメンとかハンバーガーを避けたら、結局のところ、うどんかそばを食うしかなくなってしまう。しかし悲しいことに、こうしたフードコートのうどんやそばは、はっきり言って「高いくせにマズい」ものしかない。

高速道路上では、「味」とか「量」とかに関わらず、しっかりと心意気を示してくれる店というのがほとんどないんじゃないかという印象だ。。旅に出てまともなものを食おうと思ったら、街に出て探すしかないのだろう。やれやれ。

 

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