カテゴリー「ゲーム」の2件の記事

2023年1月 6日

昨今のゲーム事情って、本当にわからない

Twitter で シュガーさんという方の「ヨドバシにアジア太平洋経済協力会議できる PC 売ってた」という tweet が話題になっている。ただ、私は写真を見ても "APEC" というのが何かの間違いなのだろうという以上のことがわからず、今イチ笑えなかったのだよ。悲しいことに。

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ちなみに ”APEC" (Asia Pacific Economic Cooperation) の公式的な訳語は「アジア太平洋経済協力」で「会議」というのは付かないのだが、ニュースなんかでもフツーに「アジア太平洋経済協力会議が開かれた」なんて言われてるから、そこはスルーしておこう。

ただ問題は、「APEC と似たスペルのソフトウェアがあるらしいんだけど、それって一体何なんだ?」というところから先には一歩も進めず、おまけに「フォートナイト」というのも「それ、一体何なの?」状態だったのである。私もこの世界の事情によっぽどウトくなってしまったんだろうか。

そうだとしたらあまりにも悲しすぎるじゃないかと思い、このスレを辿ってみたのだが、その世界ではあまりにも常識過ぎるせいなのか、今さら誰も種明かしをしてくれていない。ただ、「アペックってなんだ?」という悲しいコメント(というより、「悲しすぎるコメント」)が 1件あるだけである。

すがるような思いで「フォートナイト」というのを手がかりにググってみたところ、"FORTNITE" という戦闘ゲームなんだとわかった。だったら、APEC と誤標記された方もゲームなんだろうと当たりを付けてググり、ようやく "APEX LEGENDS" というサイトに辿り着いた。多分これなんだろうね。

こう言っちゃナンだが、アキバのヨドバシ店内って昔からかなり素っ頓狂に満ちていて、コトはこればかりじゃない(参照 1参照 2 ← 私が 10年以上前に書いた記事)。まあ、今回の例が秋葉原店なのかどうかはわからないけどね。

というわけで、今回も APEX とか FORTNITE とかいうゲームをするのに特価で 25万円以上もする PC を買えというプロモーションが(ヨドバシなりには)マジで存在するということ自体に、やはりちょっとした素っ頓狂さを感じてしまったのだった。

これって、私がゲーム事情にウトいせいばかりでもないと思うのだが、果たしてどうなんだろう。

 

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2016年9月20日

ポケモン Go がもう飽きられたようなのだが

今年 7月 22日から、3日連続で 「ポケモン Go」 に関する記事を書いた。こんな具合である。

Pokemon Go について (7月 22日)
多くの人がポケモン Go に夢中になるわけ (同 23日)
「ポケモン Go」 の奥に潜むもの (同 24日)

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一連の記事で、私は話題の 「ポケモン Go」 にはまったく興味がないが、それは元々、「ポケモン」というもの自体に全然馴染んでいないので、まったく思い入れがないからだとわかったというようなことを書いている。その上で、「ポケモン Go」にはまったく興味がないが、「ポケモン Go 現象」には興味を覚えてしまうというようなことも書いている。

というわけで、現象には興味があるので、都心に出かける度に、とくに秋葉原なんかを通過する際には、ポケモン Go をしている人がいないか、周囲を探してみるのが習慣になった。ところがあれから 2ヶ月も経つというのに、私はポケモン Go をやっている人を一度も見かけたことがないのである。

ニュースなどではあんなにも話題になり、ポケモンがよく出没するというスポットでは、スマホをのぞき込みながら歩く人がぞろぞろいると伝えられていた。ところが私のみる限りでは、そんな気配は微塵もなく、話題にすらのぼらない。もしかしたら私は別の世界で生きているのだろうか。

不思議に思ってネットを検索してみると、なんとまあ、ポケモン Go は既に飽きられ始めているらしいのである。ネットを検索してみると、「ポケモン Go 飽きた」という記事が溢れている。まことにもって、人の心は移ろいやすいものである。

それを知って私は不意に、「テクマクマヤコン・コンパクト」というのを思い出した。どんなものか知りたければ、こちら に飛べばどっさり画像を見ることができる。

これは 「ひみつのアッコちゃん」 というアニメに登場するもので、このコンパクトをのぞき込みながら 「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、○○になーれ!」と呪文を唱えると、変身することができるのである。実際の玩具としての「テクマクマヤコン・コンパクト」をのぞき込んで呪文を唱えても、何も起こるはずはないが、雰囲気だけは楽しめるものだった。

これはウチの長女が幼稚園ぐらいの頃に爆発的ヒットとなって、「買ってちょうだい」とせがまれまくったのだが、超品薄状態で、百貨店の玩具売り場はいつも品切れだった。1ヶ月以上にわたって休日の度に、近く閉店となることが決まった「筑波西武」に通い、ようやく手に入れることができたのである。

長女は入手できた瞬間には飛び上がって喜んだが、2〜3日で飽きてしまい、ごくフツーの玩具と化してしまった。あれだけ苦労して購入したのに、まあ、こんなものである。ところが、飽きられはしたものの、その後いろいろなバリエーションが密かに開発され、地下水脈の如く今に続いているようなのだ。Amazon のサイトをみると、こんなの もあるらしい。

つまり、子どもの頃に「ひみつのアッコちゃん」に夢中になった層が、大人になってもその頃の記憶がよみがえって、「テクマクマヤコン・コンパクト」の発展形で遊べるらしいのである。ポケモン Go も、そのパターンの一つなのだろう。

ということは、これからも忘れられかけたようななちょうどいいタイミングで、いろいろなものに姿を変えて登場するに違いない。そして今回の ポケモン Go は、「ポケモン発展形バリエーション 第 1号」 として記憶されることになるのだろう。

 

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