中国の日本への渡航自粛呼びかけ、私なんか歓迎だが
高市首相の「台湾有事」を巡る国会答弁を中国側はかなり問題視しており、中国国民への日本渡航自粛の呼びかけにまでつながっている。これに関して SNS ではオーバーツーリズムの回避につながるとして「歓迎」の声が多いようだが、そうした反応は一般報道ではほとんど無視されている。
一方、テレ朝 NEWS は今回の渡航自粛呼びかけ後に日本に向かう中国人観光客にインタビューし、その結果を放映してくれている(参照)。下記のような受け答えが聞かれるが、概して穏やかな調子である。
「(中国人に)少し影響があるかもしれません。そうですね、一部の人は気にしていますから」
「チケットは全部買ってあるので仕方ないです。夜はあまり外に出ず、早くホテルに戻るように注意したいです」
「(今後も影響が)少しあるかもしれません。日本に行くのなら、何か影響を受ける可能性があるので考え直した方がいいかもしれない」
一応「夜はあまり外に出ず」とか「何か影響を受ける可能性がある」とか言っているものの、いきり立った日本人に襲われかねないなんて心配をしているようには全然見えない。日本は安全な国とフツーに認識しているのが伺える。
今回の渡航自粛呼びかけについて表立って歓迎発言をしているのは、元航空幕僚長の田母神俊雄さんぐらいのもので、率直に「大歓迎だ」とまで言っているようだ(参照)。「中国人が増え過ぎて困っているのは日本側」という主張である。
私は田母神さんの政治的立場には決して同調するものではないが、今回の発言に関する限りは、つい「同感!」と言いたくなってしまった。というのは最近、日本中に中国人観光客が溢れてしまっているからである。正直言って、あの人たちかなりうるさくて気に障ってしまう。
日本の観光地や新幹線車内、ホテルなどで、中国人観光客が減って静かになってくれるならかなりありがたい。この渡航自粛呼びかけ、長期間に渡ってしまってもいいとさえ思っているぐらいだ。
























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