カテゴリー「携帯・デジカメ」の100件の記事

2024年10月11日

iPhone 15への機種交換に伴う諸々の作業完了

10月 8日の和歌ログに「iPhone の機種交換に手間取りて気付けば秋の夜は更けてをり」という歌を詠んだように、このほど iPhoneの機種交換(iPhone 12 から 15)をした。

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前回の機種交換は 2021年 4月 2日だったから、iPhone 12 は これまでで最長の 3年半使い続けたことになる。それだけ使い心地がよかったと言っていいだろう。ただ、いわゆる「2年縛り」が廃止されてからのことなので「なんだかなあ・・・」とも思ってしまうのだが。

ちなみに今回は最新型の iPhone 16 が出たばかりというタイミングではあるが、ちょっとケチって型落ちの 15 にした。私はマニアックなユーザーじゃないので、これで十分だ。

改めて振り返るためにこれまでの iPhone 履歴をまとめてみたところ、かなりみっともない話が多いことに気付いた。そもそも最初の iPhone 3GS を買ったのだって、お恥ずかしいきっかけだった。

  1. iPhone 3GS 購入(2009年 8月)
    それまで使っていた DoCoMo のガラケーを紛失してしまい、大慌てで iPhone を買った。当時は Softbank の独占取り扱いだったので、それ以外のキャリアは選択できなかった。
  2. 3GS を洗濯機で洗ってしまい、iPhone 4 に機種交換(2010年 11月)
    3GS を購入して 1年ちょっとしか経たないというのに、ポケットに入れたまま洗濯機で洗ってしまい、iPhone 4 に機種交換。ちなみに洗ってしまった 3GS は乾燥させて電源が入るようになったが、やはり動作が不安定なのでおシャカに(参照)。
  3. iPhone 5 を購入(2012年 12月)
    初めて「2年縛り」が解けてからの機種交換。だんだん進化する性能に満足していた。
  4. フライングで iPhone 6 に機種交換 (2014年 10月)
    「2年縛り」が解ける 1ヶ月ちょっと前に、我慢できなくなって機種交換。違約金は下取りのお金でお釣りがきた。カメラ性能が向上して、「和歌ログ」用の写真を撮るのにデジカメを持ち歩く必要がなくなった。
  5. iPhone 7Plus を購入 (2016年 11月)
    順当に「2年縛り」が解けた直後に機種交換。当時の「モバイル Suica」の使いにくさに文句タラタラの記事を書いている。
  6. 落として画面にひびが入り、「本体交換」(2017年 5月)
    機種交換後 1年も経たないうちに落として画面の端に入ったひびが 4日後には全面に広がり、「修理」の名目で本体交換。
  7. iPhone XR を購入(2019年 7月)
    2年半以上使い続けたモデルの 7Plus (機種としては 3年半近く)にガタがきてしまったので、機種交換。ホームボタンのない新しいデザインと操作感の進化に感動。
  8. iPhone XR を落としてひびが入り、 12 に機種交換(2021年 4月)
    なかなか快適に使っていたのだが、自転車のハンドルに固定してナビ代わりにしていた時に道路に落としてしまい、画面がひびだらけになってしまったので、「2年縛り」が解ける 4ヶ月前に交換。やれやれ。
  9. そして、今回の iPhone 15 購入
    これで私は 15年越しの iPhone ユーザーということになった。それほど多くない存在だと思う。

こうしてまとめてみると、15年間で使ってきた 7機種のうち 4機種で機種交換や本体交換につながる「うっかりミス」をしている(最初の「ガラケー紛失」を含む)のだから、私も相当な「粗忽者」である。今後はよくよく気を付けよう。

ちなみに 2年半前に Softbank からその系列の格安キャリア、LINEMO に乗り換えたのを書き落としていたが、今回の機種交換を機に再乗り換えした。先に「楽天モバイル」に乗り換えていた妻が、「最強家族プログラム」とやらで料金を節約しようと言い出したためである。

というわけで、今回は機種変更、楽天モバイルへのキャリア乗り換えの他に OS のアップデートまで一気にやってしまったので、インターネット経由でのデータ移行に時間がかかり、途中でスタックしてしまったりして結構大変だったよ。 Apple Watch とのペアリングにも思いのほか時間がかかったし。

さらに充電などに使うケーブルの USB 端子が Type-C に変わってしまったので、出張用や車内での充電用などとして 新品のケーブルを 3本買わなければならなかった。これ、結構な出費だよね。

というわけで機種変更その他諸々の作業がつつがなく完了し、今月 17日からの鳥取県米子市への出張は、新しい iPhone 15 と共に行くことになった。画面も見違えるほどきれいだし、めでたしめでたし。

 

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2023年11月17日

食べ物を撮る時、iPhone を逆さにするといいって?

Togetter で "食べ物を撮る時はiPhoneを逆さにすると立体感が出ていいよと聞き試してみた「猫を撮る時にも使える」「確かに全然違う」" というのがあるので、さっそくリンク元に飛んで見ると、下の画像のような tweet だった(参照)。iPhone を逆さまにして撮ったのは右側の写真らしい。

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これ、iPhone を逆さまにして構えるとカメラの「奥行き付加機能」が作動し始めるというような話じゃなく、単に撮影角度が変わるだけということのようだ。iPhone のカメラ・レンズは裏側の左上に付いてるので、逆さまにすると視線が低くなるのだ。

これで改めて思ったのは、「iPhone で写真を撮るとき、みんな圧倒的にタテ位置で構えるんだなあ」ということだ。片手で縦に構えて持って、親指でシャッターを切る人がほとんどなのだろう。

私はスマホで写真を撮るときに、タテ位置で構えるという発想がない。こちらと平行してやっている「和歌ログ」というブログに収める写真も、すべて「ヨコ位置」である。どう見てもその方が「作品」として収まりがいいのだから、当然のことだ。

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写真のタテ位置・ヨコ位置の問題に関しては、過去にも何度か書いている。一番わかりやすいのは、2017年 2月 22日付の「視聴者投稿のタテ位置動画に思う」ってやつだ。

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とくに昔は画面が極端に縦長のガラケーが多かったから、それでそのまま写してしまうと、上の画像のような残念なものになる。せっかくの富士山の姿がタテ位置構図のせいで切れてしまうのに、そのままシャッターを切ってしまうというのは無神経にもほどがあるというものだ。

映画でもテレビでも、画像はほとんどヨコ位置と相場が決まっていて、人間の目も横長の画像を見る方が楽なようにできている。それなのにどうしてみんなタテ位置で写真や動画を撮るのか、さっぱりわからない。

食べ物の写真を撮るにしても、両手でヨコ位置にして持てば、よりいい感じの構図を探しながら自然にカメラ位置を下げることができる。片手で構えると、不細工な「上から目線」になりがちだ。

というわけで本来は、iPhone を構えるのに逆さまにするも何もない。フツーにヨコ位置で構えて一番いい構図を探せばいいだけの話だろう。最近はスマホが当たり前になった結果、写真を撮るという行為が無造作になりすぎている気がしてしまう。

知り合いのカメラマンは、フィルム写真だった時代は 1枚の写真のシャッターを切るにも本当に慎重だったと言っていた。

 

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2023年8月 9日

Apple Watch のチャージャーが汚れると充電されない

今日の記事は Apple Watch を使ってない人には関係ないかもしれないが、まあ、他のデバイスでも共通する部分があるかもしれないので、ちょっとお付き合い願いたい。何かと言えば、「チャージャーの汚れはこまめに取り除こうね」という話である。

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私は、いや、私に限らず大抵の Apple Watch ユーザーは夜寝ている間に本体部分をチャージャー(上の写真の白くて丸いヤツ)に乗っけて充電するわけなのだが、最近、フル充電にしたと思って装着していた Apple Watch が昼前後にバッテリー切れになるというケースが何度か続いた。

「おかしいなあ、何がいけないんだ?」と不思議に思っていたのだが、ある晩、いつものように Apple Watch をチャージャーに乗っけた時、ちゃんと充電モードになっていないことに気付いた。「こりゃ、接触が悪かったかな?」と、いろいろ乗っけ直したところ、ようやく充電が開始されたのである。

それからは、毎晩慎重に充電モードを確認しながらビミョーな角度なんかにも気を付けながら乗っけるようになった。ところがそのうち、ちゃんと充電モードになっていることを確認しても、途中でそれが解除されることがあるのに気付いた。これじゃ、フル充電までいかないわけだ。

「どうも、チャージャーが壊れてしまったみたいだな」と諦め、Amazon で新品を買おうと思いつつ何気なくチャージャーの丸い部分を見ると、真ん中部分に結構な汚れがこびりついていることに気付いた。何年も掃除もせずに使い続けたので、だいぶゴミが堆積してしまったようなのである。

それで試しに、ウェット・ティッシュでゴシゴシ拭き取ってみたところ、Apple Watch を無造作にポンと乗っけただけで簡単に充電モードに入っちゃうじゃないか!

「何だ、付着した汚れが充電の邪魔をしていただけなのか!」

これで新品を買うための無駄な出費は避けることができたのだが、見れば一目瞭然の汚れに不肖私はずっと気付かず、無造作に使い続けてきてしまったのだね。そんなわけで、モノは大切に、きれいにしながら使うという当たり前のことを、改めて思い知らされたのだった。

 

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2023年6月14日

ダイソーの NANO Hi-Tech に心が動いた

oTona LIFE(オトナライフ)の ”ダイソーの塗るだけでスマホの画面が割れないと噂の液体フィルム「NANO Hi-Tech」の実力は?” という記事を読んで、かなり心が動いてしまった。これは試してみる価値があるかもしれない。

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というのは、私は過去に iPhone を落っことして画面にヒビが入ってしまい、使い物にならなくなって機種交換したことが 2度もある(参照 1参照 2)のだ。われながら粗忽なことである。

私は iPhone を機種交換する度に画面に保護フィルムを貼っているのだが、2度ともこの保護フィルムが効かなかったのである。相当激しい衝撃を与えてしまったようなのだ。

記事を読むと、1.3m の高さから硬いタイルの上に落としても、iPhone は無事だったというのである。それ以上の激しい衝撃にも耐えるのかというのはわからないが、一応試してみる価値はありそうだ。

近いうちに購入して画面に塗ってみようと思っている。ただ、実際に落下させて衝撃実験をやってみようとまでは思わないけどね。

 

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2022年11月 4日

写真で「水平を取る」ということ

下の写真は私のもう一つのブログ『和歌ログ』の今年 10月 24日付(参照)だ。添えられた写真は自分の iPhone で撮った何の変哲もない田園風景だが、実はこの手の写真を撮る場合は「水平を取る」ことに結構苦労したりしている。

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つくばの地から西の方角には、日本ではまったく珍しいことに、真っ直ぐ伸びた地平線らしきものが望まれる。それだけに、この構図の写真では、かなり緊張して水平を取っているのだ。まあ、別に地平線の入る構図でなくても、水平を取ることは写真では「基本のキ」なのだが。

「UNIVERSITY OF CAMERA 写真の大学」というサイトにも、「【写真を水平に撮るコツ】水平が大切な理由を解説!|風景写真」というページがある。このページでも「斜めの写真は何か違和感があって嫌ですよね」として、下のような例を載せている。

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左下の「傾きあり」の写真は、斜めに生えた木につられてしまった気配も窺わせるわけだが、やっぱり水平線が斜めだと不自然で気持ち悪い。右上の「傾きなし」の写真の方により安心感があるのは、自然の道理である。

ところがこう言っちゃナンだが、「水平」ということにまったく無頓着な素人写真というのが多い。そうしたタイプの人の撮った子どもの運動会の写真なんて、「これじゃ転ぶよね」というほど極端なナナメ写真のオンパレードだ。

あるいは、ナナメにすることで迫力が出るなんて思ってるのかもしれないが、そんなような写真ばかり見せられると、正直なところこちらの頭がクラクラしてしまうのだよね。こうしたタイプの写真を撮る人って、頭の中に「水平」というコンセプトがないから平気なんだろうね。

私はプロのカメラマンと組んで仕事をすることが多いのだが、彼らはいとも簡単そうにしっかりと水平の取れた写真を撮る。そんなのは彼らにとってごく当然のことでしかないのだろうが、私からすると「さすが、プロ!」と言いたくなる技だ。

私も一番上に載せたような写真がひょいひょいっと撮れるようになりたいものだが、実際にはちょっと時間をかけて何枚か撮り、そのうちで水平のマシなものを選ぶという段階から抜け出せないでいる。

 

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2022年8月29日

高齢者にスマホの使い方を教えようとして「詰んだ」話

Togetter に「親に LINE の使い方を教えようとしたけど、UI の意味から伝わらなくて詰んでしまった話」というのがある。「こうした層はどうやって生まれるのか」と、疑問を投げかけているが、こればかりは「生まれる」というより「自分の生まれる前からいた」んだから、どうしようもないよね。

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この人の親は、スマホを持っていて、一応最低限は使いこなしているのだろう。ところが LINE の使い方となると、そもそも UI (ユーザー・インターフェイス)のレベルからして、さっぱり理解できなかったようなのだ。

先日、私より 5つ上(つまり 75歳)の関係者から「手書きの資料を送るから、FAX 番号教えて」と電話が入った。しかし我が家では長らく使っていない固定電話は今年になって解約してしまい(参照)、当然 FAX の受発信もできないので、「文面をスマホ写真に撮って、メールで送ってください」と頼んだ。

正直言って「手書き」と聞いただけでうんざりなのだが、彼はメールはフツーにできるので、いわゆる「写メ」を送るぐらいのことは問題ないと思ったのだ。

しかし、待てど暮らせどその「写メ」が届かない。しびれを切らして電話してみると、彼は「写真は撮ったけど、どうしても送れない。やり方がわからない」と言うのである。これには驚いた。

操作を教えるために彼のスマホの機種を確認しようとしたが、これも要領を得ない。「リンゴのマークがある」というのでやっと iPhone と判明し、一から説明したのだがどうしても通じない。彼にとっては iPhone と Android の違いも UI も、「自分とは無関係の遠い世界」でしかないのだ。

この時は「至急案件」だったので郵送というわけにもいかず、仕方なくクルマで片道 1時間の道を飛ばして、直接受け取りに行ってしまった。まったく 21世紀の世の中とも思われない。

高齢者にスマホの使い方を教えようとして「詰んで」しまうというのは、実はこのように、珍しい話でも何でもないのである。

 

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2021年8月29日

iPhone と Apple Watch の連携機能はありがたい

Gigazine の本日付に 「Apple Watch はスマートウォッチシェアの半分を占めているとの調査結果」という記事がある。スマホの世界では iPhone のシェアが Andoroid のそれを下回っている(日本は別)が、スマートウォッチではまだまだ Apple が優勢で、52%のシェアを占めているという。

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実は私も 4年近く前から Apple Watch ユーザーである。しかも現在は iMac, MacBook Air, iPhone, iPad と合わせて 5台の Apple 製品を使っているので、フツーの目で見れば大変な「Apple 信者」と言っていいかもしれない。

過去ログを調べてみると、長期出張を前にして、それまで使っていたフツーの腕時計を紛失してしまい、急遽 Apple Watch を買ってしまったと、2017年 11月 2日付(参照)で書いている。その前から気になっていたので、迷うことなく買ってしまったわけだ。

Apple Watch を使っていて最も重宝するのが、iPhone を常にサイレント・モードのままで使い続けられるということだ。電話やメールなどの着信があっても、iPhone は静かなままで、Apple Watch が振動で知らせてくれる。おかげで私はここ 3年以上、自分の iPhone が鳴るのを聞いたことがない。

これは電車などでの移動中や、リアルの会議中(最近はコロナのせいで滅多にないが)にとてもありがたい。手首の Apple Watch がブルブルッと振動するのでチラッと見ると、相手の電話番号やメルアドが表示されている。iPhone の住所録に登録してあれば直接名前で表示されるのもうれしい。

メールの場合は iPhone を取り出さなくても Apple Watch の画面で読めるので、会議中などはとても便利だ。電話の場合は Apple Watch の画面上でさりげなく「留守番電話に切り替え」を選択してタッチすれば、先方がメッセージを吹き込んでくれるので、後でかけ直すことができる。

この iPhone と Apple Watch の連携は、今やなくてはならない機能になっている。

さらにその日の運動量やエネルギー消費量なども表示してくれるので、「ありゃ、今日はちょっと運動不足だな」と思えば、今日のような暑い日でも、エアコンの効いた室内で運動したりできるのもうれしい。

というわけで、今ではフツーの腕時計には戻れないほどになってしまっている。

 

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2021年5月10日

iPhone は指名買い、Android は「ただ何となく」

Gigazine が "iPhone の求心力が過去最高に達する、対抗馬の Android では「Android 離れ」が顕著に" と伝えている。米国での調査によれば、iPhone ユーザーのブランド・ロイヤルティが過去最高に達しているのに対し、Android ユーザーは他メーカーへの乗り換え志向が高まっているという。

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この調査では「スマホを他の機種に替えたいか?」という質問に、iPhone ユーザーの 91.9%が、「替えるつもりはない」と答えたという。ちなみに 2019年 8月の調査では 90.5% だったが、さらに増えて圧倒的な数字となった。(下の図は、クリックで拡大される)

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iPhone ユーザーへの「どうして替えないのか?」という問いには、「OS を替えるのは面倒」という回答は案外少なくて 10% に過ぎず、半数近くの 45% が「今のブランドが好きで替えたくない」と答えている。ちなみに私も、同じ質問をされたらそう答えるだろう。

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翻って、iPhone のシェアが世界一高いと言われる(参照)日本市場をみると、Android のシェアが一頃より上がってきているらしい。ただ、私の周囲の Android ユーザーたちに聞いてみると、自らの意思で選んだというより、多くは店のスタッフの言うがままに買ったというケースが多いようだ。

その辺りの事情は、私の過去記事の「au ショップでは店員の口車に乗るなというマジな話」「iPhone と Android のお話」というのを読んでもらえばわかる。私としては、とくに au ショップは押しつけがましく Android を売りたがっているという印象がある。

手っ取り早く言ってしまうと、iPhone ユーザーの多くは「指名買い」だが、Andoroid ユーザーの多くは、漠然と「スマホ」を買いに行って、わけがわからないうちにただ何となく買ったのが、結果的に Android だったということのようなのだ。これって多分、米国でもある程度共通するんじゃなかろうか。

というわけで、Android ユーザーのかなり多くの層(とくに 60代以上)は、アンケートで「あなたのスマホは iPhone ですか? Android ですか?」と質問されても、それに答えることすらできない。自分の持ってるのは単に「スマホ」としか思っていないから、質問の意味がわからないのだ。

こうした事情から察すると、Android ユーザーのブランド・ロイヤルティが低いというのも、自然なことのように思われるのである。ただ、最後にお断りしておくが、私はきちんと意識的に Android スマホが好きで選んだという人をディスる意図でこの文章を書いたわけでは決してないので、その辺は

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【注】
本文中の 2つの図は、cellsell の "Report: Brand loyalty at an all-time high of 92% for Apple as Android brands take a dive" (レポート: Apple のブランド・ロイヤルティは空前の 92%に達し、Android では急降下)という記事からの転載で、翻訳は tak-shonai による。

 

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2021年5月 7日

最近のスマホ・カメラの性能は、ちょっとしたものだ

私はもう一つの毎日更新ブログである "Wakalog" に、毎日自分で撮った写真(最近は iPhone のカメラを使用)を、和歌とセットにして載せている。

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和歌の毎日更新はココログに移転する前の 2003年 12月 2日以来(参照)で、毎日写真を載せるようになったのは翌年 4月以来だから、17年近くになる。というわけで、和歌ログに載せた写真は合計 6,000枚近くになる。

こちらの Today's Crack のために撮った分も合わせれば確実に 6,000枚を越える写真を、インターネットで人様の目に晒し続けているのだから、そりゃ、少しは腕も上達する。素人写真の掲載されているサイトは数多くあるが、我ながら見劣りのしない方だとは思っている。

和歌ログの写真は、初めのうちはコンパクト・デジタルカメラ(コンデジ)で撮っていて、2009年 8月に iPhone を買ってからもしばらくはそのままだった。「やっぱりスマホのカメラなんかより、専用のカメラで撮る方がいい写真になるに決まってるさ」と思い込んでいたからである。

ところが 2014年 10月 9日に iPhone 6 を入手した(参照)のをきっかけに、すっぱりと iPhone カメラをメインに使うことに決めた。このことについては一昨年 6月 25日に、「コンデジを使わなくなって 5年になってしまった」というタイトルで書いている。

つまり iPhone のカメラは、少なくとも 7年前からコンデジに全然劣らない写真を撮れるようになってしまったわけだ。最近はたまにコンデジを使うのは、自分の iPhone を写真に撮りたい時と、30倍の望遠機能を使いたい時だけに限られる。

上に載せた画像の左上は 10年前の 5月 22日付の和歌ログ(参照)の写真(コンデジで撮影)で、右下が今月 6日、つまり昨日付(参照)の写真だ。両方とも今の季節の、我が家の裏の川土手の風景だから、比較しやすい。

並べてみると、昨日の iPhone 写真の方がずっと高品質なのが一目でわかる(クリックして拡大してみれば、さらによくわかる)。これではもう、カメラは引き出しの中にしまいっぱなしになってしまうのも仕方がない。

 

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2021年4月27日

スマホでココログの PC 画面を表示させるには

いつの頃からか当ブログ(に限らず、ココログのブログすべて)をスマホで閲覧する場合、いわゆる「モバイル画面」の表示がデフォルトになってしまった。以前は、下の方に「PC 表示に切り替える」みたいなメニューが表示される仕様だったが、それすら消えてしまって久しい。

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上の画像の左は、スマホで当ブログのトップページを表示させたところで、真ん中はその最新記事をタップして表示させたところである。そして右は PC 表示させたもの。

モバイル画面では、せっかくのタイトル・バナー(最上部の画像)もサイドバーも表示されず、貧相な印象になるし、記事に付けられたコメントも妙に下の方の見にくい配置になる。私としては基本的に PC 画面を想定してブログをデザインしているのだから、できれば PC 表示で見ていただきたいものだ。

ところが最近のココログは、PC 表示に切り替えようとしても、どう操作したらいいのかわかりづらい仕様になってしまった。それはもう、「底意地の悪さ」さえ感じるほどである。

そこで本日は、スマホでも PC 版の表示を見るにはどうすればいいか、解説してみたい。

  • iPhone でブラウザに Safari を使用している場合

    アドレスバーの左端 "ぁあ" あるいは "aA" と表示されている部分をタップすると、下のようなメニューが表示される。この中の「デスクトップ用Webサイトを表示」をタップすれば、PC 表示画面が現れる。

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    この手順というのは、直感的操作ではなかなか発見できないから、かなり不親切な仕様だよね。
  • iPhone で Google を使用、あるいは Android スマホの場合

    私は Andoroid スマホを使ったことがないので保証の限りではないが、iPhone の Google の場合は、アドレスバーの右端の、アップロード用上向き矢印をタップする。多分 Android でも同様だと思う。(違ってたらごめん)

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    すると以下のようなメニューが出てくるので、「PC版サイトをリクエスト」をタップする。これで OK。

    20210424-235824珍しく、iPhone の Safari の操作よりも、Android 系 の方が直感的に辿り着きやすい操作になっている。iPhone でも、いつも Google を使っている人ならそれほど戸惑わずにこの操作をしていたかもしれない。

PC 表示だと文字が小さくなって読みづらいという人もいるが、スマホを横にすれば拡大表示されるので、かなり読みやすい。少なくとも貧相なモバイル表示より味わいが出てくる。

いずれにしても、ココログさん、かなり不親切な仕様にしてしまったものである。願わくは、PC 画面をデフォルトにして、何らかのちょっとした操作をすることで「モバイル画面」に切り替えることができるぐらいにしてもらいたいものだ。

 

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