カテゴリー「経済・政治・国際」の637件の記事

2020/07/07

「一極集中」から脱却するチャンス

愛読ブログ「駅前糸脈」で、「一極集中を打破する好機」が語られている。東京への一極集中からの脱却を、「新型コロナを機会に口先の言葉だけでなく、推し進める必要がある。新しい生活様式以上に新しい生活の場を提供することが政府の仕事だろう」というのは、とても納得できる主張だ。

2007072

この種の議論で最近驚いたのは、数日前のラジオ番組(何の番組だか忘れたが、いずれにしても TBS ラジオ)で「テレワークを推し進めると、どこに住んでもいいのだから、結果的に東京への一極集中を推進することになる」なんて力説する解説者がいたことだ。

「はあ?」と言いたくなる話である。

思うにこの人、よっぽど「東京大好き人間」なのだろう。例えば、地方の支社の仕事をすることになっても、これまで通り東京に住みながら地方の仕事をこなすことができるのだから、いいじゃないかというような考えなのではなかろうか。

つまり「どこに住んでもいいというなら、もちろん東京に住みたいよね」という考えこそが一般的なものと信じているのだろう。彼は「毎日都心に通勤しなくて済むなら、空気が汚れて地価の高い東京なんかより田舎に住む方がいいよね」という考えは理解できないに違いない。

そしてよく考えると、この「できれば東京に住みたいよね」という前時代的、あるいは因習的な考え方こそが、「一極集中」の根本的な原因なのだろうと思い当たった。ここで敢えて「前時代的/因習的」という強めの言葉を使ったのは、このくらいの「思い切り」が必要と思ったためである。

「駅前糸脈」でも、「都落ちを死語にしよう」と書かれているし。

昨日 ”富士通がテレワークを「常態」に” というニュースを聞いて、「それでこそ!」と膝を打った。今回の「コロナ騒動」がこうした「強い思い切り」を促進させる契機になるなら、悪いことばかりともいえない。

 

| | コメント (0)

2020/07/03

死に体を乗り越えろ、香港!

昨年 11月 25日に「死ぬなよ、香港!」という記事を書いている。前世紀中の 1980〜90年代のことだが、私は香港に何度か行っているので、結構身近に感じているのだ。

2007031

私が香港を訪れた目的はお気楽な観光や買い物などではなく、すべて「オン・ビジネス」の出張だったので、現地の人たち(主にアパレル/ファッション業界人)と親しく交流している。彼らの多くは既に還暦を超えているだろうが、今回施行された「国家安全法」には大きな脅威を感じているはずだ。

ちなみに昨年 11月の記事の冒頭は、こんな具合だ。

私は今月に入ってからというもの、香港の自由は既にほとんど「死に体」という気がしていて、自由を求める人たちは今のうちに香港を脱出した方がいいんじゃないかとまで思っていた。しかし香港区議選で民主派が圧勝したことで、「香港はまだ死んでない」と思い直した。まだ一縷の望みはある。

しかし、この「一縷の望み」も途切れかけているように思える。中国問題に詳しいジャーナリストの福島香織さんも「香港を殺す国家安全法、明らかになった非道な全文」という記事を書いている。

2007032

この「国家安全法」の非道さは、「外国人が外国で、香港住民に中国や香港政府への憎悪を募らせる言動をした場合もこの法律が適用されうる」なんていうとんでもない内容からも如実にうかがわれる。つまり極端に言えば、こんなことを書いている私だって罪に問われかねないのだよ。

この関連で英国は、香港に住む「英海外市民」290万人の受け入れを表明している(参照)。香港における「英海外市民」(BOTC - British Overseas Territories citizen)とは、「香港返還よりも前に登録された香港の住民権を持つ者」(Wikipedia より)ということのようだ。

ということは、1997年 7月 1日以前に生まれて登録されていた香港市民は、英国に渡れば受け入れてもらえるが、23歳以下の若年層はその資格がないから、香港に留まらなければならない。いずれにしても、しんどい運命が待ち受けているだろうが。

さらに言えば英国に逃れて生活しても、この悪法を適用されて身柄引き渡しを要求される可能性だってある。英国政府はそんな要求に応じないだろうが、それならそれで、密かに「処分」されてしまう懼れもあるだろう。

我々のすべきことはといえば、時々思い出したようにでもいいから、声を大にして香港の自由を訴え続けることだ。それが国際世論につながり、中国への一定のプレッシャーになるだろうと期待するしかない。死に体を乗り越えろ、香港!

【追記】

私の香港関連の主な過去記事には、上述のものの他にこんなようなのがある。

香港の自由を守る運動に心の底から共感 (2014/11/25)
香港の自由を守る運動と、ベルサーチの Tシャツ  (2019/08/15)
香港の自由を求める闘いにエールを送る (2019/09/01)

 

| | コメント (0)

2020/06/30

「キャッシュレス・ポイント還元事業」というのを、終わる頃になって初めて知った

東洋経済 Online に "「現金大国ニッポン」の根強さを示す決定的証拠" という本日付の記事がある。「本日付」というのは、例の「キャッシュレス・ポイント還元事業」というのが、今日で終わるからという事情もあるのだろう。

200630

記事では、この国では何がどうあっても現金決済が健在という事実が示されている。統計的な数字が雄弁にそれを物語るのだ。「キャッシュレス・ポイント還元事業」なんて、全然関係ない。

実はお恥ずかしいことながら、私もこの「キャッシュレス・ポイント還元事業」というのをつい最近まで理解していなかった。もっといえば、終了直前の今に至ってもしっかりわかっているとは言えない。

私はコンビニで買い物をする時にはほぼ 100% Suica を使うことにしている。「モバイル Suica」のおかげで、いつでもどこでもクレジットカードから残高補充できるため、いちいち現金を使う気になれないのだ。

現金だと大抵の場合 1円玉のお釣りが発生するので、財布の中がジャラジャラになってしまうが、Suica だとそんなこともない。これが少額決済で Suica を使う最大のメリットだ。コンビニでクレジットカードを使うのもちょっと憚られる気がするしね。

で、実を言うと私は、コンビニで Suica を使ってレシートを見ると、支払金額がちょっとだけ安くなっていることに気付いてはいた。しかしそれが「キャッシュレス・ポイント還元事業」によるものとはちっとも知らなかったのである。ただひたすら「これ、一体何でだろう?」としか思っていなかった。

これは要するに、政府の宣伝不足に尽きると思う。Suica(に限らず、キャッシュレス全般)を利用すると、「ちょっとお得」ということがしっかりと浸透してさえいれば、いくらなんでもキャッシュレスの比率がもう少し増えたんじゃないかと思う。

「ちょっとお得」という理由からキャッシュレスを経験してみて、レジでの支払いがさっさと済むことや 財布の中が 1円玉だらけにならずに済むという快適さを実感すれば、6月 30日以後も現金支払いに戻る気はしないだろう。ところが宣伝不足のために、キャッシュレスの快適さがあまり浸透しなかった。

制度が終わる頃になってからニュースで盛んに取り上げても、もう遅いのである。

というわけで、日本ではこれからも、レジで現金を出し、お釣りをもらうという面倒なスタイルが減らずに続くのだろう。そして後ろに並ぶ客を待たせることになるのだろうと、ややうんざりしながら思ってしまうわけである。

 

| | コメント (8)

2020/06/22

内閣支持率が明らかに低迷

本日付の朝日新聞によると、同社の調査では 6月の内閣支持率は 31%、不支持率が 52%だったと伝えている。5月の調査では支持率が 29%だったというから、なんと、少しだけ回復しているというのが信じられない。

200622

他のメディアの調査をみると、ANN では「支持する」が 33.7%(前月比 +0.9p)、「指示しない」が 49.6%(前月比 +1.1p)。東京新聞では支持率 36.7%(前月比 -2.7p)、不支持率 49.7%。いずれにしても支持率は 30%内外で低迷し、不支持率が 50%内外に達している。

このままで推移すると、秋頃に国会解散になってしまうのではないかとの観測もある。私としては、国会解散なんて言うより内閣総辞職になってもらいたいのだが。

| | コメント (0)

2020/06/18

安倍政権の末期的症状

朝日新聞が "ポスト安倍への動き活発化 「支持率回復する要素ない」" の見出しで、安倍政権が末期的症状に陥ったことを伝えている。ついこないだまで「一強」と言われていたのが、一旦落ちぶれ始めるとあっという間である。

200618

私は一貫して安倍内閣は不支持なので、最近の支持率低落に関しては「こうなるのが遅すぎだよ」と言うばかりである。コロナ騒ぎになるまでは環境に恵まれすぎてボロが出なかったが、それ以後は無能さ加減がバレバレで、もはや「政権末期」そのものだ。

この問題では長く書く気になれないので、要するにこの政権がさっさと消え去ることを望むということで、はい、おしまい。

 

| | コメント (2)

2020/05/27

検察官定年延長問題と「テラハ・木村花」問題のリンク

「テラハ・木村花・・・云々」という話は、何のことだかさっぱりわからなかった。初めはファーストネームが「テラハ」で苗字が「木村花」という日系二世の話かなんて思ったほどである。

200527

私にとってこの話のそもそもの入り口は、検察官の定年延長などが盛り込まれた「検察庁法改正案」だった。いろいろな芸能人がこの法案に反対する tweet をして結構な話題となり、ドサクサ紛れの法案成立を狙っていた安倍内閣の思惑が崩れてしまったのは記憶に新しい。

こうして Twitter などでは「タレントの政治発言」が大きな話題となった。肯定的に評価されるケースが多かったが、逆に否定的な反応もあったらしい。そしてなんだか知らないうちに、「ネットでの政治発言」を「ネットでの誹謗中傷」にすり替える動きまで出てきたように思う。

これは President Online に "きゃりーぱみゅぱみゅの「政治的発言」を叩くファンは、何に怒っているか" という記事が載るほどの話題になった。この段階で、芸能人やタレントの振る舞いを、ネットで「叩く」というベクトルが生じていたようなのである。

そしてどういうわけかこの論調の一部には、「テラハ木村花」問題につなげる傾向まで見られた。検察官の定年延長問題からタレントの政治発言、そして東京高検検事長の賭け麻雀発覚までの流れは理解できたが、そこから先が、私にはさっぱりわからなかったのである。

私はテレビをほとんど見ない人だから、Netflix なんてものはさらに馴染みがない。「テラハ」というのが「テラスハウス」というリアリティ番組の略称だとか、木村花というのが女子プロレスラーの名前であり、その女子プロレスラーがネットでの反応を苦に自殺したなんてことも、昨日になって初めて知った。

で、この一連の流れの焦点というのは、ネット上の「叩き=誹謗中傷」ということのようなのである。この関連で政府は、匿名の誹謗中傷発信者を特定するための制度改正の検討に入ったとされる(参照)。しかしこれは、ヤバすぎる話だ。安倍政権は「ドサクサ紛れ」がよほどお好きらしい。

「誹謗中傷」発信者の特定というだけなら聞こえはいいが、これがスタートしたらそれで済むはずがない。今回の検察庁法改正案への反対 tweet みたいなものも、確実に一緒くたにされてしまうだろう。なにしろ政府中枢にいるのは「政治批判」と「誹謗中傷」の区別の付かない人たちのようだから。

本来まったく別のストーリーのはずの検察庁関連法案と、女子プロレスラーの自殺が、当初あたかもリンクしているかの如く報じられた背景には、ネットでの政治的発言を抑える思惑があるんじゃないかと、私なんか思ってしまうのだよね。

安倍首相という人は、政権側に都合の悪い話は妙な法律を作ってでも抑え込みたいと思っているというのが見えてきた。まったくもう、戦前じゃあるまいし、こんな話を許してしまっては、ロクなことにならない。

 

| | コメント (2)

2020/05/23

安倍首相の「ルイ 16世」発言、実は国会全体の恥だよね

昨日の衆議院厚労委員会で共産党の宮本徹議員が、元検事総長らが出した意見書の中の「ルイ14世の言葉として伝えられる『朕は国家である』との中世の亡霊のような言葉を彷彿とさせる姿勢だ」という一文を紹介して、安倍首相の政治姿勢を批判。その後のドタバタが話題になっている。

200523

本日付朝日新聞の実況的(?)記事(参照)によると、コトの発端は要するに宮本議員のこの批判的質問である。これに対して当の安倍首相は「ルイ 16世と同じとまで言われると、多くの方々はそれは違うのではないかと、いうふうに思われるのではないかと思うわけでございます」なんて答弁している。

安倍さん、「ルイ 14世と 16世の違いをわかっていないみたい」というのがバレバレになってしまったが、それ以前に答弁のコンセプトとしても、あまりにも芸がなさ過ぎでおもしろくもなんともないし、日本語の使い方も下手くそ過ぎる。とにかく聞いていて「啞然」である。

そしてこの「啞然」とともに驚きなのが、ビデオ(上の画像クリックで、リンク先の動画に飛ぶ)を見る限りでは、この言い間違いに対して議場が全然反応していないということである。フツーの感覚なら少なくともかなりザワつくか、「16世じゃねえよ!」ぐらいの野次が飛んでしかるべき場面なのに。

少なくとも、当の質問者である宮本議員ぐらいはちゃんとツッコミを入れてしかるべきだったと思うのだが、どうも質問の様子を拝見したところでは、この人自身も、自分が何を言っているのかよくわかっているようには見えないのだね。どっちもどっちである。

要するに、「ルイ 14世と 16世の違いをわかっていないみたい」というのは、何も安倍さんばかりじゃなくて、昨日の議場にいた多くの先生方も同様だったみたいなのだ。いやはや、実は「国会全体の恥」が、一瞬で浮き彫りにされてしまったわけなのだね。

ルイ 14世と 16世の対照的なまでのキャラの違いは、高校の西洋史の授業をボンヤリ程度でいいから聞いていれば、少しは印象に残っているはずだがなあと思ってしまう。片や「偉大なる太陽王」で、片や「錠前作りが唯一の趣味の、凡庸なオッサン」というのは、よく知られたイメージのはずだ。

まあ、よくよく調べてみれば、人間のキャラというのはそんなに単純に割り切れるものじゃないというのがわかるが、一般にはそんなイメージが定着している。そしてさらに、最も「うぅむ!」と唸ってしまうのは、16世の妻、マリー・アントワネットと昭恵夫人という「できすぎ共通項」だ。

これ、笑ってしまうほかないお話だし、安倍首相夫妻はギロチンになんかかかりそうにないので、これ以上深くは突っ込まないでおくことにする。

 

| | コメント (4)

2020/05/21

安倍首相、老けた

東京高検の黒川弘務検事長は「賭け麻雀」問題で辞表を提出したという。そもそも今回の「定年延長法案」というのは安倍さんと仲良しらしい黒川検事長の定年延長正当化が目的だったというから、もうこの法案の実質的意味が消滅してしまったことになる。200521このニュースが流れて間もなく、定年延長法案の閣議決定そのものが取り消される可能性もあると、Yahoo ニュースが報じている(参照)。とにかく、安倍首相は踏んだり蹴ったりである。

近頃テレビでニュースを見ていると、この人がずいぶん老けてしまったような気がする。これは私だけの印象ではなく、「安倍首相 老けた」の 2つのキーワードでググると、かなり多くの人がそれに気付いて指摘している。これは大変な問題だ。

Twitter では、もゆうさんという方が「コロナ前の安倍晋三/コロナ後の安倍晋三」という写真入りで「叩かれ過ぎて安倍晋三が老けた…… 」という tweet を寄せている(参照)。確かにどえらい違いだ。もっとも右側のは白髪染め直前の様子なのかもしれないが。

まあ、白髪染め問題は別にしても、近頃の安倍首相は目尻や頬がたるみ、ほうれい線が深く刻まれ、顎の下のシワがたるみきっている。それだけに留まらず、表情もぼんやりしてしまって、眠そうな顔が目立つ。

これまでの安倍首相はかなり順調に政権運営できていたが、それは今思えば、難しい問題が差し迫っていなかったからというだけのことなのではなかろうか。今回のように困難な問題に出くわしてしまうと、その無能さが際だってしまう。そもそも、それほど頭のいい人じゃないみたいだし。

この人、もうそろそろ年貢を納めて首相の座から降りてしまう方がいいんじゃないかと、マジに思う今日この頃である。

 

| | コメント (4)

2020/05/01

WBF ホテルの破綻ということについて

王冠マークで WBF なんていう名前のホテルをあちこちの大都市で目にするようになったと思っていたら、今回のコロナウイルスの影響であっさりと倒産してしまったという(参照)。

200501

このホテル、関西が拠点で、アジア諸国からの観光客の増加とともに日本中の大都市でチェーンを拡大していたようだ。一泊料金は大体 6,000〜7,000円といったクラスらしい。

私は 1ヶ月に 2〜3回、日本全国に出張するという生活を続けてきているので、このくらいのランクのホテルなら泊まる機会が多いのだが、なぜか WBF には泊まったことがない。ホテル・チェーンとしては新興勢力なので、私の選択肢に加わる前に消えてしまったわけだ。

個人的には WBF なんていう名前からして、ボクシングの WBF(World Boxing Foudation = 世界ボクシング基金)と紛らわしく、何となくアヤシい気がしていた。WBF ホテル関係のウェブサイトをみても、その名称のいわれについてはさっぱり触れられていないし。

親会社である WBF Resort のサイトの「会社沿革」のページを見てようやくわかったのは、「2009年12月 ジオ北海道株式会社を株式会社ホワイト・ベアーファミリーのグループ会社として設立」ということだ(参照)。WBF とは「ホワイト・ベアーファミリー」の略称であるらしい。

で、2014年 10月に社名を「WBFリゾート株式会社」に変更、そして 2018年 12月にさらに「WBFホテル&リゾーツ株式会社」に社名変更し、本社を大阪に移転したということになっている。ふぅん、なるほどね。

要するに、インバウンド観光客の増大に歩調を合わせて急発展してきた会社のようなのである。それだけに、その需要が激減した途端にダメになってしまったというわけだ。

新型コロナウイルス拡大の影響は、それほど短期間には収まらないだろうから、こうしたパターンはこれからも続くだろう。なかなか厄介なことである。

 

| | コメント (2)

2020/04/18

憲法は単なる法律(LAW)じゃないからね

Twitter で mojin さんという方が "自民党のウェブサイトで「憲法改正を目指す」ってところについてる画像に "LAW" って書いてあるんだけど、自民党の人は憲法の英訳がlawだと思ってるってこと?" と tweet しておいだ(参照)。これにはさすがに、ちょっと目を疑った。

2004182

で、ものは試しと「憲法改正を目指す」というキーワードでググってみたところ、自民党のサイトの「重点政策」というページがトップでヒットしたので、行ってみたらこんなトップページが表示された (参照)。

200418

安倍首相が女子高生の隣に座ってやに下がっているショットの下に「憲法改正を目指す」という変ちくりんな画像があり、この画像だけを拡大表示させると、こんなことになる(参照)。確かに、自民党は「憲法」は "LAW" だと思っているらしい。

2004183

根は「改憲派」を自認する私であるが、2年以上前に ”当分の間 「本籍・改憲派、現住所・護憲派」で行きたい” と書いている。そのココロは、安倍首相とその一派の掲げる「憲法論」が、アタマが痛くなるほどメチャクチャだからだ。この連中に「憲法改正」なんてやらせたら、とんでもないことになる。

何しろ、憲法をフツーに ”LAW" だと思っている人たちである。改めて指摘するのもあまりにも馬鹿馬鹿しくて嫌になるのだが、その馬鹿馬鹿しさに目をつむって今さらながらのことを書けば、憲法は "constitution" であって、"law" を大文字で書けば「憲法」という意味になるなんてわけじゃない。

で、憲法(constitution)による国家運営を意味する「立憲主義」の基本的意義は、ここでクドクド書く必要もなく、「憲法で国家権力の仕組みを定める事によって、権力の濫用を防ごう」という思想であると、広く認識されている(参照)。ところが、あの人たちは「憲法で国民を縛ろう」としているようなのだ。

というわけで、あの人たちにはさっさと退場していただかないと、面倒でしょうがないことになる。

 

| | コメント (4)

より以前の記事一覧