カテゴリー「心と体」の411件の記事

2022年5月26日

「小股」に関して、再び、三度

Japaan に 【いい女の代名詞 「小股の切れ上がった女」の "小股" って何? 江戸時代の庶民文化から探る】という興味深いページがある。ただ悪いけどこの問題、ウチのサイトでは 19年近く前に取り上げ済みなんだよね。

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それは私が「本宅サイト」としている「知のヴァーリトゥード」内「知の関節技」コーナーの 21番目の記事、"「小股ってどこか」よりも大切なこと 「よくわからない」まま置いておく美意識" という記事だ。日付は「H15.07.29」(西暦だと 2003年)だから、この日に生まれた子は、既に成人してることになる。

しばらくの間は、2006年 9月 8日の記事で触れているように、「小股」という漢字 2文字でググると、私のこの記事が圧倒的トップに表示され続けていた。最近は後になって書かれた便乗ページみたいなのが上位に入っているが、あくまでもこの話題の元祖は私なので、そのあたりよろしく。

ただ、上述の「元祖ページ」はちょっと長いので、こちらのブログでそのダイジェスト版みたいなものを、2005年 10月 30日付で書いている。”「小股」は「足指の股」だけじゃない” という記事だ。フツーはこっちの方が手っ取り早く読めると思う。

この記事を書いたきっかけは、この頃に放映された「世界一受けたい授業」という番組で、「小股とは、足の親指と人差し指の間」と言っていたらしいとわかったからである。しかし実際にはそうした意味もあるにはあるが、私はそれは「和装・足袋業界の専門用語に過ぎない」としている。

そりゃ当然で、「足の親指と人差し指云々」なんてことは、この言葉を「いい女」を表す文脈で使うケースとはまともにつながらない。それに第一、そんなところが妙に切れ上がったりなんかしたら、まともに歩けないよね。

冒頭に紹介した Japaaan の記事は「足の親指と人差し指の付け根」説を含め、いろいろな説を並記しているだけだが、私としては次のようなことだろうと結論づけている。

私は自分のページで、「小股の切れ上がったいい女」という場合の「小股」に関しては、「小耳にはさむ」とかいう場合と同様に、「体言挟みの係り」説を原則的に支持している。要するに、「股がちょっと切れ上がった」という意味だと解釈しているのである。

「小腹が空いた」という場合、決して体のどこかに「小腹」という部位があるわけではなく、「ちょっと腹が空いた」という意味であるのと同様だ。

「体言挟みの係り」については、こちらを参照されたい。さらにその上で、私はブログ記事の最後を次のように締めくくっているので、よろしく。

しかし、それでも、「小股」 ってどこかというのを曖昧にして、ああでもないこうでもないと詮索するのも、なかなか広がりがあってオツなものだと、私は主張している。「足指の股」という業界用語のみにもっともらしく固執するのは、無粋の極みである。

 

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2022年5月14日

「ハゲ」という言葉と「かつら」で、性差別の問題提起

はてなブックマーク を見ていたところ、NewSphere に ”男性に「ハゲ」と言うのはセクハラ、英審判所 「女性の胸への言及と同じ」” という記事があることに目が止まった。これは英国の話(元記事は こちら)ではあるが、我が国に置き換えてもちょっとした問題提起となり得るだろう。

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そういえば、その昔に大橋巨泉が言い出した「ボイン」という言葉は、最近ではほとんど使われない。まさしく「女性の胸への言及」であり、昨日の記事で触れた「性差別(sexism)」につながってしまうということなのだろう。

ところがはてなブックマークではそのすぐ横に、ランドリーボックスというサイトの "「女性にもはげる権利が欲しい」へアドネーションがいらない社会を目指して" という記事へのリンクがあった。たまたまそうなっただけなのだろうが、かなり示唆的な偶然である。

その記事は、「ヘアドネーションという罪。「いいこと」がもたらす社会の歪みについて」という記事の後半として書かれている。2本に分けて書かなければいけないほど、かなり面倒な問題ということのようだ。

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まず NewsPhere の記事では、英国の工場勤務者だった人が現場監督者に「ハゲのクソ野郎」と罵られ、不当解雇されたと報じられている。そしてその言葉は雇用審判パネルによって、次のように「セクハラ」と認定されたわけだ。

「(会社側の弁護士は)男性だけでなく女性も薄毛になる可能性があると主張しており、これは正しい主張だ。しかし、パネルメンバーの 3名は、薄毛は女性よりも男性のあいだでより広くまん延していると確信している」「性別と切り離せない関係にあることを認める」とコメント

というわけで、ここでは「ハゲ」は主として男性の問題とされているわけだが、一方でランドリーボックスの記事のような問題も看過できない。

かつらを作るためにヘアードネーション(髪の寄贈)する人たちは、髪の薄い女性のためになることをしているという自意識がある。しかし、そうした思い込み自体が「社会の押し付け」につながっているとは、なかなか気付かれない。

これはかなり微妙な問題である。まず、「ハゲ」という言葉が男性にとって差別用語として機能するというのは、既に確定済みと言っていいだろう。

その一方で、「女性はどうしてもはげたくないはずなので、ヘアドネーションは、そうした思いに応えるものだ」という、一見「好意」のように見える考えもまた危ない。その思いが固定観念となってしまうと、女性への性差別につながり得るわけだ。

ストレートに言えば、「男のハゲはまだいいけど、女の場合は悲惨じゃん!」とする暗黙の空気が、性差別でなくて何なのだということである。性差別には、一目瞭然の「浅い次元」のものと、なかなか気付きにくい「深い次元」のものがあるのだ。

そんなこんなで、4月 2日の記事に書いたアカデミー賞での殴打事件(クリス・ロックがウィル・スミスの妻の髪型を茶化したことに始まる)にまでつながったのだろうね。

【5月 15日 追記 (閲覧注意: ヤバい言葉あり)】

NewSphere の記事では、英国の工場勤務者だった人が現場監督者に「ハゲのクソ野郎」と言われたということになっているが、元記事によれば それは "bald cunt" という言葉だったようだ。”Bald” はモロに「ハゲ」だが、"cunt" は「クソ野郎("shit" とか)」よりヤバい言葉である。

ちなみに他の英語記事では、"bald c-t" なんて、伏せ字表記しているケースもある(参照)ほどだから、ここではストレートには訳さないけど。

 

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2022年5月13日

老化と心の持ち方に関する研究

Courriier というサイトに "老化に対して「ネガティブな感情」を抱くと、病気にかかりやすくなり、寿命も縮まる !?" という記事がある。「身体にもメンタルにも良いことなし」というサブ見出し付きで、ニューヨーク・タイムズの記事を翻訳したもののようだ。

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この記事は次のような一文で始まる。

徐々に顔の皺が増えていく、代謝が悪くなっていく、体力が衰えていく ── 加齢に伴う避けられない現象を考えてみると、なかなか老化をポジティブに捉えるのは難しい。けれど、こうした年齢に対する「差別」は、寿命にまで影響をおよぼす可能性があると研究者は指摘する。

米国では年齢差別に関する「エイジズム(ageism/agism)」という言葉が、半世紀も前から定着しているらしい。性差別の「セクシズム(sexism)」、人種差別の「レイシズム(racism)」と同じ根っこの言葉だが、日本では外来語としても一般的に知られてはいない。

老化に対するネガティブな感情が病気や短命につながるなんていうと、またしても「疑似科学」扱いされそうだが、心と体はかなり密接につながっているということは既に様々な研究から明らかになっているから、これは十分に「まともな科学」である。

イエール公衆衛生大学院のベッカ・レヴィ(Becca Levy)博士は長年の研究で、エイジズムは寿命の短縮だけでなく、心不全、脳卒中、心臓発作などの心血管イベントの増加、身体機能の衰え、アルツハイマー病(いわゆる「ぼけ」)の増加にも関係していることを突き止めたという。

ちなみに私は今月 7日の記事で、次のようなことを書いている(参照)。

今年の 7月末で 70歳になる私としては、現在引き受けている種々の役職の「定年」になるので、「ああ、あれをしなくて済むようになる、あの消耗な会議にも出席しなくてよくなる」と、「開放感」はあるものの、「新しい自分に生まれ変わる」なんてことは、ちっとも思わないのだよね。

(中略)

そろそろ「どんなような形で一生を終えればいいか」なんて殊勝なことを考え始めてもいいような気もしている。「何を始めるか」よりも「何をつつがなく断捨離して、何を大切に保持するか」の方がずっと重要に思えるのだ。

こうした考えって「ネガティブな感情」にあたるのかどうか、ちょっと気になってしまったのだが、Courrier の記事を読んでみると、どうやら心配するようなことではないらしい。記事には次のようにある。

彼女は、日本で一学期を過ごす計画を立て、なぜこの国の住民の寿命は世界最長なのかを調査しようとした。

「私は、日本では高齢者の扱われ方が非常に異なることに気づきました」と彼女は話す。

「彼らは祝福されていたんです。100歳を超えた人は、まるでロックスターでしたよ!」

そうか、日本の年寄りは、米国人には「ロックスター」のように見えたのか。

というわけで、私自身は 70歳を過ぎてことさら「ロックスター」みたいになりたいなんてことまでは思わないが、どうやらいろいろなしがらみを捨てる「開放感」を喜ぶというのは、悪いことじゃないらしい。要するに喜んでいればいいようなのである。

まあ、特別に長生きしようなんてことまでは思わないが、とりたてて面倒がなくてよかったよ。何しろ、高齢者の自覚に欠けちゃってるところが多々あるもので。

 

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2022年5月 8日

「体育座り」を「楽じゃん!」と思った世代だが

Yahoo ニュースが伝える山陽中央新報の ”「体育座り」は悪影響が多い? 生徒から廃止求める意見。改めた学校も” という記事を読んで、「そうだよね、あれってツラいよね」と思いつつも、その一方でちょっと複雑な気分になってしまった。

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というのは、私の小学生時代(何と、半世紀以上前だが)は、月曜の朝に全校生徒が体育館に集まって校長の面白くもない話を聞かされる朝礼で、何と「正座」を強いられていたのだよ。畳の上ならまだわかるが、床板に直接正座というのは無茶苦茶ツラかった。

ちなみに 15年前に「私の木造校舎体験」という記事で書いたように、私の通ったのは小学校から高校までずっとおんぼろの木造校舎だった。

とくに、当時「築 60年以上」(ということは、建ったのは 1890年代か、1900年代初頭?)と言われていた小学校が一番ひどく、その記事には「どの天井も微妙な弧を描いていて、柱から離れた真ん中ほど下に垂れ下がっていた」と書いている。

今なら「危険老朽建造物」(そんなカテゴリーがあるのかどうか、知らないが)なんて指定を受けて、立ち入り禁止になってもちっともおかしくない建物だったから、朝礼を行う体育館だって、それはそれはヒドいものだった。

元々天井が低すぎる上に上述の如く垂れ下がっていた(木材って、結構「しなる」ものなのだね)から、バレーボールなんて到底できなかった。さらに木枠の窓は隙間だらけで、冬は地吹雪が吹き込み、床にうっすらと雪が積もっていた。

当然にも床板はゴツゴツした節くれだらけで、そんなところで「正座」なんかしたら、シビれる以前に膝から足の甲にかけて節が当たり、痛くてしょうがない。思えば 1960年代の東北というのは、とんでもないところだった。

私は悪童だったから真面目に正座しようなんて端から思っていなくて、いつも適当にあぐらをかいていたが、真面目な女の子たちなんて、さぞツラかっただろう。本当にもう、日本の学校教育の中で下手に「真面目」でいようなんて思ったら、頭も体もおかしくなってしまう。

そして中学校に入った最初の週、朝礼では正座ではなく「体育座り」が採用されていると知り、「うひゃあ、こりゃ楽じゃん!」なんて思ってしまったのだった。これに関して、上述のニュースには次のようにある。

1965年に文部省(当時)が、学習指導要領の解説書として発行した「集団行動指導の手引き」で、「腰をおろして休む姿勢」として写真付きで示されてから広まった。省スペースで手遊びがしにくく「行儀よい姿勢」という印象が浸透したという。

私が中学校に入学したのはまさしく 1965年だったから、もしかしたら中学校でも、この年になって初めて「体育座り」が採用されたのかもしれない。その採用理由が、「省スペースで手遊びがしにくく」とされていて、生徒の都合なんてどうでもよかったというのが泣かせるけどね。

というわけで、その「楽じゃん!」と思った体育座りも、すぐに「それほど楽でもないよね」と気付く。記事にあるように腰が辛くなるし、内臓が圧迫される気さえする。早い話、正座だろうが体育座りだろうが、体育館の床なんかに長時間にわたって直接座るのを強いること自体が、かなりヤバいことなのだ。

要するに、記事にある山口県下関市の市立豊北中学校のようにパイプ椅子(床に傷をつけないように、椅子の足に専用ゴム付き)を用意すれば済むことじゃないか。

とくに今どきは生徒数が少なくて、この豊北中学校なんて生徒数がたったの 113人というのだから、費用的にも大したことじゃない。私の頃なんて全校生徒数が 1,000人を超えていたから、費用だけでなく椅子置き場の確保も大変だったと思うが、今は椅子導入をためらう理由なんてないだろう。

私はとにかく学校というものをちっとも信用していないのだが、このニュースを読んで 21世紀の世の中でも床に直接「体育座り」するなんて野蛮な習慣が続いていたと知り、本当に驚いてしまったよ。

 

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2022年4月30日

真夏が来る前に、マスクから解放されたいのだが

一昨日「 東京、大阪では 10人に 1人がコロナ経験者」という記事を書いたところ、basara10 さんから「東京は多分半分くらいの人が感染していると思いますよ。無症状の人がたくさんいるし、熱が出ても高熱じゃなければ検査しないだろうしね」というコメントをいただいた。なるほど、納得できる話である。

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というわけで「ほぼ 10人に 1人」というのはいわゆる「公称数字」に過ぎず、統計に表れない実数はもっとずっと多いのだろうと思われる。「実際は半数が感染済み」と言っても、あながちでたらめとも思われない状況ではある。

ところで今日の昼過ぎ、ラジオの報道番組にフランス在住の日本人が登場して「フランスではコロナ感染のピークを脱し、今では街中でマスクをしている人はほとんど見かけない」と語っていた。今年初めのピーク時は 1日に 45万人ほどの新規感染者だったが、今は 5〜6万人まで減っているという。

ちなみにフランスのほぼ 2倍の人口を擁する日本で、最近の 1日当たりの確認数が 3万人程度なのだから、フランスの数字はまだまだ多い。しかし既に多くの人が感染済みみたいなことになっており、現在はそれほどの脅威とは思われていないらしい。

そんなこともあって、世界のコロナ感染の実態を調べようとググってみたところ、ロイターの運営する ”CORVID-19 Global Tracker” というサイトが見つかった。世界各国のコロナ感染最新情報がいながらにして入手できる。

このサイトで、まずはフランスの状況を示すページにアクセスしてみたところ、コロナ感染者数は累計で 2,840万人に達している(参照)とわかった。フランスの人口は約 6,740万人だから、既に国民の 2.4人に 1人、つまり半数近くが感染済みということだ。

さらにドイツは人口が 8,320万人で累計感染者数は 2,470万人(3.3人に 1人)、英国は人口が 6,720万人で累計感染者数が 2,200万人(3人に 1人)。いずれも結構な数字である。

それどころか、一昨日のロイターニュースはもっと先を行く(参照)。EU の執行機関である欧州委員会が「域内人口の 60%から最大 80%が新型コロナウイルスに感染している」との推定を発表したというのだから、確かに、今さら誰もマスクなんかしたくないよね。

一方、米国は人口が 3億 3,000万人で累計感染者数 8,130万人(4人に 1人)。そして南米のブラジルは、人口が 2億 1,260万人で累計感染者数が 3,040万人(7人に 1人)だが、それでも今年はリオのサンバ・カーニバルが大盛り上がり(参照)だったようだ。

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米国やブラジルでも、実際には欧州同様に 60%以上は感染済みと見てもバチは当たらないだろう。オミクロンはほとんどが軽症で済むし、もはや「特別の病気」じゃなくなっている。

ちなみに我が国は人口が 1億 2,500万人で、累計感染者数は 786万人と、欧米と比べるとウソみたいに慎ましい数字だ。公称ベースで 16人に 1人だが、実際には 10人に 2人か 3人以上は感染しているのだろう。

というわけで、ワクチン接種の進展と累計感染者数の増加が相まって全体的な免疫ができれば、我が国でもマスクから解放される日がそう遠くないと期待したい。

早くその日が来てもらいたいが、果たしてあの暑い真夏が来るまでに間に合うかなあ。何しろこの国の人はマスク好きが多い上に、何事においても変に「空気を読みたがる」から、たとえ公式に「マスク解除」になっても、実際にマスクなしで人の中に入ったら当分の間は白い目で見られかねないし。

実際にも比喩的にも、息苦しいことではある。

(言うまでもないが、この記事で示した数字はすべて概算である)

 

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2022年4月28日

東京、大阪では 10人に 1人がコロナ経験者

今日の昼前、階下に降りるといつも付けっぱなしの TBS ラジオで「ジェーン・スーの生活は踊る」の時間帯だが、いつもの声が聞こえない。妻が「スーさん、コロナになっちゃったらしいのよ」と言うので Twitter を覗くと、本人が「まったくもって不覚にも。くやしい」と呟いているじゃないか。

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この番組、つい最近も水曜パートナーの小倉弘子アナウンサーがコロナに感染して復帰している(参照)し、お昼過ぎの名物番組「赤江珠緒のたまむすび」の赤江さんも一昨年にコロナで休んでいる(参照)。さらに、この番組の水曜パートナー、博多大吉もつい最近コロナから復帰したばかりだ(参照)。

「いやはや、今やコロナって、全然珍しくなくなっちゃったんだね」と驚いてネットのニュースを見ると、東京都の本日のコロナ感染確認者数は 5,394人と報道されている。「先週より 1300人余減」というのだから、先週の木曜日は 6,700人ぐらい確認されていたわけだ。

一時は 1日に 1万人以上の感染者というのもザラだったし、こうなると東京都在住のコロナ累計感染者の数は大変なことになっているんじゃあるまいかと、ちょっと調べてみた。

東京都庁のサイト内の「都内の最新感染状況」のページによると、今月 27日現在の累計陽性者数は 1,426,497人ということになっている。ざっとみて都民(1,400万人)の 約 10%がコロナを経験しているというわけだ。10人に 1人である。

大阪府の状況も大変なもので、本日現在の累計感染者数は 888,371人とされている(参照)。大阪府の人口は約 880万人だから、やはり約 10%。東京と大阪、まじヤバい。

私の住む茨城県だと、本日現在の累計陽性者数は 142,497人(参照)で、今年 3月 1日現在の県民人口は 約 284万人(参照)だから、約 5%。それでも 20人に 1人ということだから、油断がならない。

まあ、私はワクチンを 3回接種しているから大丈夫と言えば大丈夫だろうし、万が一感染しても軽症で済むということになっている。とはいえ、まだまだ気をつけるに越したことはなかろう。

 

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2022年4月22日

一日も早くマスク着用から解放されたいのだが

東洋経済 ONLINE が、 "アメリカ「マスク撤廃」で巻き起こっている大論争" というニューヨーク・タイムズの記事を伝えている。"「感染の恐怖」から旅行を取りやめる人も” というサブタイトル付きだから、かなり深刻な話題なのだろう。

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この記事は、次のような書き出しである。

それは上空で始まった。連邦地裁判事が空の便でのマスク着用義務を取り消した直後、パイロットが機内放送でこのニュースを伝えると、一部の乗客は歓声を上げながらマスクを外した。

こんな具合なのだから、アメリカ人には「マスク嫌い」が多いんだろうね。私も決して好きじゃないから、その気持ちはよくわかる。

ただ、乗客の全員がマスクを外したわけじゃなく、「一部の乗客」と記されているのが問題だ。この便に幼児を連れて搭乗していた乗客の一人は「周囲の乗客がマスクを外すのを見て恐怖を感じた」とコメントしている。その気持ちもまた、痛いほどわかる。

私は混雑していない道を歩く時はマスクなんて外しているが、頻繁に人とすれ違うぐらいになったら、しぶしぶながらマスクをする。そして電車や飛行機に乗るとなったら、しぶしぶどころではなく当然のこととしてマスク着用することになる。

一時はマスク着用によるコロナ感染防止効果が疑問視されたこともあり、さらには過激な「マスク反対派」というのもいて、ノーマスクでデモしたり、ワクチン接種会場に殴り込んだりしている。彼らの中には「コロナは国際的陰謀」なんて主張する向きもあるようで、かなりエキセントリックだ。

ただ最近は、マスク着用には一定の効果があるというのが定説になっているようだ。日本でコロナ感染者がそれほど爆発的に増加しないのは、日本人が律儀にマスクを着用するからということもあるだろう。

それだけに、私としてもマスク着用に反発しようとは思わない。ショッピングセンターで買い物をする時など、店の入り口まで来て、クルマの中にマスクを置き忘れたことに気付いたりすることがあり、そんな時は広い駐車場をとぼとぼと戻ることになるが、それもまた仕方のないことだ。

ただ、これから(というか、実は「既に」という感じでもあるのだが)暑い夏になると、マスクを着用し続けるのがかなり苦痛になる。それだけに、コロナ禍が終息してマスクから解放される日が、一日も早く来ることを心の底から願う。

こればかりは本音の本音である。

 

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2022年3月 5日

世界は「プーチン一人を悪者にする」ことを望んでいる

New York Times 日本版が 昨日付の "3日食事なく「俺たちは捨て駒」と嘆き...補給を絶たれた前線のロシア兵の映像" という記事で、ウクライナ前線のロシア兵の窮状を伝えている。

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この記事は、ロシア兵によって YouTube に投稿された「意気消沈するロシア兵たち」というタイトルの動画を紹介している。彼らは荒れ果てた街外れのようなところで所在なげにうろうろしているほかないようで、食糧補給も途絶え、3日間何も食べていないという。

記事には次のようにある。

「我々は、国境を越えるための迎えを待っている。連れて帰ってくれる、と3日間にわたって言われ続けてきたのだが、誰も連れて帰ってくれない」と、動画の中でロシア兵は語る。

(中略)動画のなかで撮影者は、「自分たちの足はずぶぬれ」で、「どうしたらいいかわからない」と話している。

どうやらロシア軍兵士たちの士気はかなり下がっているようだ。

さらにその前日には、"ロシア軍「衝撃の弱さ」と核使用の恐怖──戦略の練り直しを迫られるアメリカ" という記事まであり、冒頭はこんな具合に始まっている。

<ウクライナ侵攻の最初の3日間でわかったことは、ロシア軍が西側の脅威にはなりえないほど弱かったことだ。しかしそれは同時に、プーチンを追い詰め過ぎると本当に核兵器を使いかねない恐怖と隣り合わせになったということだ>

戦闘開始からわずか 1日でロシアの地上軍は勢いを失ったが、それは物資の補給がままならないだけでなく、軍の訓練や指導が不十分だったことにもよるとされる。ロシア軍は戦争を始めるにはもろに準備不足だったわけで、プーチンはそれをまったく認識していなかったようだ。記事は次のように続く。

プーチンは核兵器を使う可能性をちらつかせて脅したが、これはロシア軍の通常戦力が地上における迅速な侵攻に失敗したからこその反応だと、アメリカの軍事専門家は指摘する。

プーチンは国外から大きな批判を浴びているだけでなく、国内でも信頼を失いかけて、袋小路に追い詰められているようなのだ。この状況を打開するために核兵器を使うとしたら、それは愚かすぎる選択になる。

ここまでくると世界は、「プーチン一人を悪者にする」ことで決着を望んでいるようなのである。米国としても、彼を上手に抹殺した上で次の指導者を手なずけるというのが最高のストーリーになる。

要するにプーチンは、とんでもない誤りをおかしてしまったわけだ。

 

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2022年3月 4日

3回目のワクチン接種翌日の体調報告

昨日の午後 4時、コロナ・ワクチンの 3度目の接種を受けた。前 2回がファイザーで、今回はモデルナだったのだが、このパターン、先月 19日の記事でも書いたように、副反応がキツいともっぱらの評判である。

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というわけで、私としてもある程度の覚悟をして受けたのだが、あれから 21時間以上経過して午後 1時を過ぎても、とくに体調の変化はない。私より 7時間先に受けて、ということは既に 1日半以上経過した妻も、「全然平気よ」と言っている。

ただ、2人とも注射された左腕が少しだけ痛いような気はしている。とはいえ、痛さだけで言ったら 2回目の接種後の方がずっとひどかった。夜寝るときも、左側を下にできなかったほどだから、今回はずっとマシだ。

ただ、私の先月 19日の記事にコメントしてくださった K.N さんは、立って歩くことも辛い副反応に悩まされ、1週間後にようやく食べ物を口にすることができたと書かれている。個人差がかなり大きいようだ。

私の仕事上の友人も、2日目の朝に起きることができなくなり、4日間寝ていたらしい。真顔で「覚悟しておく方がいいよ」と言っていたので、私としては昨日も書いたように、接種 2日前からマジで「俺は大丈夫、モデルナ君とは仲がいいから」と念じ、体を柔軟に解放させてきた。

心と体の相関作用というのは結構なもので、心を解放してストレスをなくすと体調もよくなるのは自然の道理である。私がずっと健康でこのブログの毎日更新を続けていられるのも、根が「ノー天気」でストレスがないからと思っているほどだ。

ただ、3度目の接種の副反応は翌日の夕方から 2日目ぐらいが一番辛いと言っている人も多いので、一応明朝までは慎重に暮らそう。

梅の開花が全国的に遅れているようだが、我が家の庭の梅も、今頃になってようやく蕾が膨らみ始めている。桜の咲く頃には、気軽にあちこち出かけられる世の中になっているといいなあ。

【同日 23時 35分 追記】

丸一日以上経ったが、体調にはこれといった変化がない。妻も至って元気で、我々はどうやら「ワクチン強い夫婦」のようである。これから寝るところだが、この分だと多分明日も大丈夫だろう。

 

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2022年2月19日

私の 3回目はモデルナなんだそうだが

今月 3日の記事にも書いたように自治体からコロナ・ワクチン接種の通知が届いていて、私は 3月 3日に 3度目の接種を受けることになった。図らずも 3並びで、めでたいことである。

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このほど初めて知ったことなのだが、3回目以降の接種を「ブースター接種」と言うらしい。私としてはエレクトリック・ギターの音や歪みを増幅させる機器を「ブースター」ということには馴染んでいるが、ワクチンの効果を増幅させるのも「ブースター」なのだね。

で、これも既に今月 3日の記事に書いたのだが、私の 過去 2回の接種はファイザー製のワクチンで、3回目はモデルナ製になるのだという。私としては「別にどっちでもいいわ」と思ってきたが、世の中にはワクチンのブランド(と言っていいのかな?)が変わるのをことさら気にする人がいるらしい。

その手の人って「俺はホンダのクルマに決めてる」とか「資生堂よりカネボウがいいわ」とかいう人と共通しているような気がするのだが、まあ、これは余談としておこう。

この関連で NHK が昨日。「ワクチン交互接種 有効性と副反応のデータ 国の研究班が初公表」というニュースを流していたらしい。ちなみに別のメーカーのワクチンを接種することを、「交互接種」と呼び慣わすというのは、このニュースで初めて知った。

これまで 3回のワクチン接種を受けた人のデータを見ると、2回目までがファイザーで 3回目がモデルナだったという人は、抗体の値が 67.9倍に上昇してるんだそうだ。3回ともファイザーだった人の場合の 54.1倍に比べると、単純に言えば「効き目がいい」ってことになるようだ。

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「だったら、いいじゃん」で済ませようと思ったのだが、ニュースにはさらに続きがあった。副反応に関するデータである。「38度以上の発熱」「けん怠感」「頭痛」の 3項目を見ると、3項目ともに 3回目はモデルナというケースで発生頻度が高いということになっている。

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とくに「38度以上の発熱」に関しては、3回ともファイザーだったというケースの 2倍以上の発生頻度になってるじゃないか。しかも、ほぼ半数の人が経験している。

つまり、「よく効くけど、副反応もキツい」という二律背反的なことになるようなのである。「けん怠感」が 8割近いというのは、かなり「気のせい要因」が大きいとも想像されるのだが。

個人的には過去 2回の接種でも副反応が出たという気はしていないから、とりあえず今度も大丈夫のつもりではいる。熱に関しては、ここ 20年以上(あるいはもしかして 30年以上かな?)も高熱を出したことがないので、それってどんな感覚かということさえ、とんと忘れてしまっているし。

だから多少の熱が出たとしても、測りさえしなければ「あれ、なんだろう?」程度で済んでしまうかも知れない。まあ、この類いのことでは騒ぎ立てるだけ面倒だから、呑気にやり過ごすことにしよう。

 

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