水分補給に関する「昔からの言い伝え」みたいな誤解
あまりの暑さに水を飲む回数が増えて、保冷水筒を持って外出してもすぐにカラになってしまい、コンビニでペットボトル入り飲料を何本も買ってしまいがちだ。そんな折、NATIONAL GEOGRAFFIC が "水分補給の 6大誤解、「1日 2L」「コーヒーやお茶は NG」ほか" という記事を伝えている。
この記事によれば、「6大誤解」とは次のようなことだという。
誤解1:成人は毎日 2リットルの水を摂取すべき
誤解2:喉の渇きは水分補給のサイン
誤解3:飲み物でしか水分補給はできない
誤解4:一度にがぶ飲みすれば水分を保てる
誤解5:カフェイン入りのコーヒーやお茶を取ると脱水する
誤解6:運動中は水よりもスポーツドリンク
実際のところは、成人は「毎日 2リットルの水」では少な過ぎだし、「喉の渇き」を感じてからの水分補給では遅いらしい。喉が渇かなくてもこまめに水を飲む方がいいという。
さらに水分補給は飲み物だけでなく、果物や野菜、スープ、シチューなど食べ物でもされている。そりゃそうだよね。
気を付けなければならないのは「一度にがぶ飲みすれば水分を保てる」という誤解で、一度に水分を大量摂取し過ぎると、「水中毒」(低ナトリウム血症)を引き起こして、筋力低下やけいれんなどの症状を引き起こすおそれがあるという。重要なのはあくまでもこまめに摂取することのようだ。
「コーヒーやお茶を取ると脱水する」なんてことはなく、炭酸水も OK だというのは、コーヒー好きの私には嬉しい情報で、さらに軽い運動なら、普通の水で十分なのだという。
「注意したいのは、運動中に水分補給すれば十分というわけではない」ということのようで、運動前に水を飲んでおく方がいいらしい。考えてみれば「そりゃそうだ」となるが、実際にはそこまではあまり気が回っていないよね。
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