カテゴリー「心と体」の382件の記事

2021年7月28日

ウィルスとマスク着用の、かなり面倒なお話

Gigazine の昨日付に 「新型コロナワクチンを接種したらマスクをしなくても OK なのか?」という記事がある。元記事は "Should fully immunized people wear masks indoors? An infectious disease physician weighs in" という記事だ。

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元記事の見出しは訳すと「きちんと予防接種した人は屋内でマスクを着用すべきか? 感染症専門医が意見を述べる」というもので、この疑問にカリフォルニア大学サンフランシスコ校の薬学教授、Peter Chin-Hong 氏が答えている。

私は 7月 23日付の ”ユニクロ「エアリズムマスク」で夏を乗り切るか“ という記事で、「日本全体のワクチン接種率が高くなって、マスク着用をうるさく言われなくなるのを待つだけだ」「次の夏前にはマスクから解放されたい」 なんて書いているが、実はこれ、よく調べるとかなり面倒な話のようなのだ。

昨年初め頃、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、「病気の場合はマスクを着用し、病気でない場合は病気の人を看病していない限りマスクを着用する必要はない」としていたし、世界保健機関(WHO)に至っては「ガーゼやコットンなどの布製マスクの使用は推奨されない」なんて言っていた(参照)。

WHO は昨年 3月に出した文書でも「マスクの効果は大したことがない」みたいなことを書いていて(参照)、私としても「WHO って、かなり乱暴なこと言うなあ」と思った記憶がある。しかしその後は米国でも何度も指針が更新され、だんだん着用の方向に向いてきた。

その後はワクチン接種が進むにつれて文言上はちょっと緩み、今年 3月 9日、CDCは「新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた人同士ならば、マスクを着用せずに屋内で過ごすことが可能」とするガイドラインを公開。これ、我が家の現状でもある。

しかし新規感染者数が再び増加し始めると、7月 15日にはロサンゼルス郡が、ワクチンの接種状況に関わらずマスクを着用することを求める決定を下すなど、マスク着用を促す動きが再び活発化。まさに「行ったり来たり」で訳がわからない。

今回の Gigazine の記事で Peter Chin-Hong 氏は、「アメリカ国内での COVID-19 による入院者数と死亡者数が管理可能であり、医療崩壊に陥っていない限りは、新型コロナウイルスワクチンの接種者に対してマスクの着用を義務づける必要はないでしょう」と締めくくっている。

ところが一方で、ワクチン接種が済んだ人でもマスク着用は続けるべきだとの主張もある。ワクチンを接種しても自身が感染・発症しにくくなるだけで、ウィルスを媒介する可能性は残っているというのがその理由で、日本の厚労省はこの立場のようだ(参照)。

実証的な見地からの話はなかなかよくわからないが、見えてきたことはメンタリティとして、「日本人はマスクに抵抗がないが、西欧人は着用したがらない」ということだ。日本は一貫して「マスクしましょう」で進んできているが、米国は何かプラス要因さえあれば「しなくていい」と言いたがる。

これだけは傾向として確実に言えそうなので、マスクに関する情報は、このバイアスを意識して聞く必要があると思う。

 

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2021年6月29日

私は脈拍数が低いんだが

外を歩いていたり家事をしていたりする場合には全然問題がないのだが、長時間 PC に向かって作業をしていたりすると、左手首の Apple Watch がビビッと振動して、「低脈拍数」の警告を発することが度々だ。1分当たり 40 を下回る脈拍数が検知されたというのである。

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私の場合、静かにしていると脈拍数がとても低くなるようなのである。ただ、低いからと言ってとくに問題があるわけではなく、何てこともなく快適に暮らしていられる。これって、若い頃にかなり運動をしていたために「スポーツマン心臓」になってしまっているのだろうか。

私の場合、合気道の稽古、ジョギング、登山などが結構な運動になっていた。とくに合気道の場合は、試合ということがなく、ただひたすら延々といろいろな型稽古に励む。受け身をとって立ち上がるという繰り返しだけでも結構な運動量になるから、心臓が大きくなったということはあるかもしれない。

おかげで登山も、いつでもテント携帯で、20kg 以上の荷物を背負って単独行をこなしていた。

最近は自転車でのヒルクライムなんかをしているが、さすがに 65歳を越して「高齢者」の部類になっているので、そんなには激しく登れない。とはいえ、若い頃の「貯金」がものを言うということはある。

まあ、年を取ってもヨレヨレになっているわけではないというレベルでいられるのは、ありがたいことである。

 

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2021年6月26日

もはや、これが「食い物」に見えない体になった

私は 2013年頃から鶏肉を除いた肉食を断ち、その後しばらくして、鶏肉も食う気がしなくなったので自然に遠ざけるようになった。ということは完全に肉を食わなくなってから 5〜6年以上経って、最近ではスーパーの食肉売り場を見ても別世界にしか思えなくなっている。

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で、今日、Gigazine のサイトで ”100%炭火焼きの 4枚肉と甘辛テリヤキソースの相性が抜群なバーガーキングの「東京テリヤキタワー超ワンパウンドビーフバーガー」を食べてみた” という記事とそこに添えられた写真を見て、「本当に肉は『別世界』になったなあ」と、しみじみ実感した。

この写真を見ると、肉好きの若い男の子だと「おぉ、食べてみたい!」なんてファイトが湧いたり、フツーの人なら「見るだけでお腹いっぱい!」なんて思うかもしれないが、それって、写真が見る者に宿る食欲に対して何らかの働きかけを行ったことへの反応だろう。

ところが私の場合、呆気ないまでに何の感慨もないのだ。これには我ながら驚いた。

写真を見ても、この画像が「食欲」というものと全然結びつかないのである。ということは、食べたいとも思わなければ「うわぁ、食べきれない!」なんていうショックもない。何やらドロリとした気味の悪いものが映っていると思うばかりなのだ。

バーガーキングさんには申し訳ないが、私はもはや、これが「食い物」に見えない体になってしまったようなのだ。「肉は食いたいけど、我慢している」というわけじゃなく、「元々、食いもんじゃないじゃん」という意識になってしまっているのである。

というわけで、料理の雑誌なんかで「菜食主義者のための、豆腐を使ったステーキ風レシピ」なんて記事を読んでも、「別に、豆腐は豆腐として食いたいし・・・」なんて思ってしまう。肉を食いたいと思わないのだから、わざわざ豆腐の出自を欺いてまでステーキ風に仕立てる必要もないのである。

肉を食わない食生活って、本当に楽だ。もう、後戻りはできない。

 

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2021年6月24日

さほどには長生きせずに済むらしい

一昨日の記事で「ヨレヨレで生き延びるよりは、さっさと寿命を全うする方がマシなんじゃないか」なんて書いた(参照)。私は昔から「長生き願望」というのがなくて、平均寿命が延び続ければ嫌でも長生きしなければならないんじゃないかと、ちょっとうんざりしていたのである。

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ところが Gigazine の "人間の平均寿命が延びているのは「長生きできる年齢の限界が上がったから」ではないという研究結果" という記事を読んで俄然安心してしまった。人間はどんどん長生きするように進化しているのではなく、平均寿命が上がっているのは「早死に」が減っているからだというのである。

この記事は次のように紹介している。

一説によると 1850年代から現代にかけて人類の平均寿命は 40歳から 70歳に延びたといわれています。実際に、日本の厚生労働省の公式発表では、平均寿命は昭和 22年(1947年)から令和元年にかけて 50歳から 80歳へ大幅に伸びたことが記録されています。

確かに、私の祖母は 50歳そこそこで死んだし、祖父も 70歳前に死んだが、両親は 70代まで生きた。このままだと、これといって持病も何もなく健康そのものの私は 100歳近くまで生きなければならないんじゃないかと、戦々恐々としていたのである。

「惰眠を貪る」という言い方があるが、「惰生を貪る」というのは、もっと面倒ではないか。

ところが南デンマーク大学のフェルナンド・コルチェロ氏とデューク大学のスーザン・アルバート氏ら 14カ国 39名の研究者が、霊長類において種内の老化速度は変わらないという「老化速度不変則」という仮説を発表したという。要するに「いつまでも長生きできるってもんじゃない」ということだ。

研究によると、次のことがわかったという。

平均寿命が短い生命表では寿命の平等度が低く、平均寿命が長い生命表では寿命の平等度が高いという傾向が判明。これは言い換えると、早死にが多い社会では死亡時年齢にばらつきが大きく、ゆえに平均寿命が短かくなり、反対に早死にが少ない社会では死亡時年齢にばらつきが小さく、平均寿命が長くなることを意味します。

簡単に言ってしまえば、人類に限らず霊長類では、「平均寿命の変動は主に乳児・子ども・若年成人の死亡が原因」ということのようなのだ。現代は赤ちゃんの死亡率が減ったので、平均寿命の数字も伸びているだけということだ。

この記事の英語の元記事がいくつか挙げられているが、タイトルの魅力的なのはこの研究をリードしたと見られる南デンマーク大学のサイト、SDU の、"We cannot cheat ageing and death" (我々は加齢も死もごまかせない)というものだ。

こんな場合の "cheat" というのは「うまい具合に逃れる」という意味合いもあるから、「うまくごまかしたつもりでも、結局は加齢からも死からも逃れられないんだからね」というニュアンスもあるだろう。流石だね。

そんなわけで、私も心配するほどにはダラダラと長生きしなくても済みそうということで、ほっとするあまり、記事のタイトルまで川柳じみたものになってしまった。

このブログの毎日更新が順調に続けば、ほぼ 10年後の 2031年 5月 12日に「10,000日連続更新」の記録が作れる。できればその「連続更新記念記事」を書いてみたいとは思うが、その区切りさえ過ぎればあとはいつポックリ逝っても構わない

なんてお気楽なことを言っていると、ストレスがなくなってさらに長生きしてしまいかねず、かえってコワいのだが。

 

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2021年6月22日

コーヒーやお茶と、「死ぬ/死なない」の綱引き

Gigazine に "コーヒーやお茶をよく飲む人は「心臓発作や脳卒中になった後」の生存率が高いことが判明" という記事がある。大阪大学大学院医学系研究科社会医学講座の磯博康教授らの研究チームが明らかにしたのだそうだ。

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ニュースはこのように始まる。

これまでの研究により、コーヒーは心不全のリスクを下げることや、お茶には心臓病や脳卒中を予防する効果があることが分かっています。さらに、アメリカ心臓協会が刊行している学術雑誌・Strokeに掲載された日本の研究により、「緑茶やコーヒーをよく飲んでいる脳卒中や心臓発作の経験者は生存率が高い」ことが分かりました。

コーヒーが心不全のリスクを下げることについては、私も今年 3月 14日付の「コーヒーを好きなだけ飲むための言い訳が増えた」という記事で紹介している。そしてさらに、今回の研究では、仮に心臓病や脳卒中になっても、緑茶やコーヒーをよく飲む人は死なずに済む確率が高いというのである。

ただ、前回紹介した「心臓病や脳卒中の予防効果」については、私もかなり歓迎していたのだが、今回の「死なずに済む」という発表については、嬉しいような、そうでもないような、複雑な気がしている。

「人間、死ぬ時は死ぬんだから、何とか死なずに生き延びたとしても、それまでみたいにピンピンしていられるわけじゃないだろうよ」ということだ。ヨレヨレで生き延びるよりは、さっさと寿命を全うする方がマシなんじゃないかなんて思ってしまうのだよね。

というわけで判断に迷ってしまったわけだが、結局「好きなものは我慢せずに頂こう」というところに落ちついた。あれこれ考えてもしょうがないから、勝手な話ながら自分が心臓病や脳卒中にならないことを信じつつ、あとは運を天に任せてしまおう。

ちなみに、コーヒーの心臓病、脳卒中の予防効果や致死率を下げる効果は確認されているものの、砂糖を入れて飲むと、その効果は帳消しになってしまうらしいのでご注意。私はいつもブラックだからいいけどね。

 

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2021年6月20日

「ワクチン陰謀論」というのがあるらしい

私と妻は今月末にコロナ・ワクチンの 1回目の接種をすることになっているのだが、先日、美容院から戻った妻が急に「私、ワクチン接種止めとこうかな」と言い出した。

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美容師のお兄ちゃんに「政府は隠してるけど、コロナのワクチンってかなりアブナいらしいですよ」と吹き込まれたらしい。「ワクチンが遺伝子の中まで入り込んで DNA 情報を書き換えちゃうから、命に関わる悪影響が 2年半後ぐらいに出てくるらしいです」ってな話だ。

この美容師のお兄ちゃん、腕は確かなようだが、かなりのオタクなのかもしれない。

「俺は外に出ていろいろな人と会って話をするのが仕事だから、いずれにしても接種は受けるけど、あなたは自分で納得するまで調べ直してみたら?」と言っておいたところ、その日のうちに「ネットでよく調べてみたけど、やっぱり受けることにするわ」ということに落ちついた。

そんなこんなのうちに、講談社の「現代ビジネス」のサイトに昨日付で、"トンデモな「ワクチン陰謀論」に心酔する人が、ジワジワと増えている背景" という記事が掲載された。やっぱり、ネットの世界ではいろいろあるのだね。

このような不正確、あるいは誤った情報が急速に拡散して社会的悪影響をもたらすことを "infordemic" (インフォデミック)というらしい。"information" (情報)と "pandemic"(爆発的感染拡大)を組み合わせた新語のようだ。

「現代ビジネス」の記事によると、今回のインフォデミックは大雑把に類型化すると(1)陰謀論(2)デマ(3)誇張された情報(一部事実を含む)に分けられるらしい。

陰謀論の代表的なものは、「コロナワクチンには世界を支配する影の政府が人類を家畜化・奴隷化するためのマイクロチップが埋め込まれている」というようなものだ。「コロナワクチンを接種すると Bluetooth を通じて周辺機器に接続される」というトンデモ動画まで出回っているらしい。

今回、妻が吹き込まれた類いのものは「デマ」ということになるだろう。この件に関しては COV-Navi で、今回のワクチンが「ヒトの遺伝子(染色体)に変化を起こすことはありません」と説明されている(詳しくは、今年 2月 21日付の記事参照)。

誇張された情報というのは、ある事実を意図的に強調したり、他の文脈に結び付けたりするもので、ワクチン接種と死亡例との根拠のない関連付けなども横行しているという。いやはや、面倒な世の中だ。

いずれにしても、コロナ禍とは早く決別したいものである。

 

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2021年6月 3日

ワクチン接種の進まないうちのオリンピックになるので

ふゆひー9 さんが「それにしても、このサイトのグラフの作り方(見せ方)は凄いね。悪いお手本と言うべきか(笑)」と tweet しておられるので、どんなのかと思ったら、首相官邸の「新型コロナワクチンについて」というサイトのもので、確かに「凄い」ものだった。

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まず「接種数日次推移」。縦軸が最大 「400K」(40万人)までしか取られていない上に、あざといほどにことさら縦長に作られているので、実際の数は見た目ほどのインパクトはない。最近の数字を見ても、1日当たり多くて40万人足らず、少ないと 30万人以下である。接種のキャパというものがあるので、急増は期待できないのだろう。

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さらに「凄い」のが「接種率日次推移」である。一見すると急増しているようだが、縦軸の数字を見ると、一番上が「4.00%」。まともなグラフなら地の底を這うような線にしかならないものを、こんな上向きの線にしてしまうのだから、「お恥ずかしい」という感覚を持ち合わせていないとしか思われない。

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ワクチン接種が少しずつながらでも進んでいるのは、もちろん歓迎すべき事実ではある。とはいえ「65歳以上の高齢者」の範疇に入る私の場合でも、1回目の接種が今月下旬で、2回目は東京オリンピック(7月 24日〜 8月 8日)直前の来月下旬になる。

若い人たちのほとんどが未接種のうちに外国から選手団と関係者がどっと入ってくるのだから、オリンピック期間中は企業も店舗も「夏休み」状態にしてもらい、家に閉じこもっているのがいいだろう。その間、とくに見たくもないオリンピックの視聴率だけは稼げるだろうからから IOC は喜ぶ。

そしてオリンピックが終わっても、次にパラリンピック(8月 24日〜 9月 5日)がある。結局のところ、今年の夏はどこにも行けない夏になる。浮かれて人混みの中に繰り出すのは、命知らずの所業だ。

秋になったら秋分の日前後に有給休暇を取得すれば、1週間近い休みが取れる。さんざん我慢してきているのだから、いくら何でもそろそろどこかに出かけたくなるだろうが、その頃はオリンピックを機に、コロナが第何次かの拡大期を迎えているかもしれないのである。

「高齢者」の領域に入ってしまった私でさえ、どこにも出かけないでいると気が滅入る。ふと気付くと「陰々滅々」の一歩手前ぐらいまで行ってしまい、はたと気を取り直して気持ちを高めたりしているのだから、若い人たちにはかなり辛いだろう。

「うつ」になってしまわないように、心をしっかりとコントロールしなければならない。

 

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2021年6月 2日

ワクチンは夫婦同時に打つなと、今さら言われても

AERA が ”「コロナワクチン夫婦同時に打たないで」2回目接種の高熱 2割超  医師に聞く副反応対策” という記事を伝えている。「夫婦で同じタイミングで接種して発熱すると、共倒れになる可能性がある」からという。

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おいおい、今頃そんなことを言われても、先月 28日の記事 で書いたように、ウチは既にネットでサクサクッと、夫婦で同じ日時の予約をしちゃったよ。今さら予約変更なんて面倒だから、そのまま行ってしまおう。

副反応の出る割合については、こんなように書かれている。

厚生労働省の調べでは、接種を受けた医療従事者2万人弱のうち、副反応として38度以上の高熱がみられたケースは、1回目接種後は0.9%だったのに対し、2回目接種後は21.6%に及んだ。

ふぅむ、1回目の接種後はほとんど心配ないようだが、2回目の接種後は 5人に 1人以上で高熱が出るのか。さらに山形大学の調べでは「37.5度以上の発熱については、1回目接種後は 3.3%だったのに対し、2回目接種後は 43.4%だった」なんて書かれているから、少しは覚悟しておこう。

厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会委員を務める川崎市立看護短期大学長の坂元昇医師という方は、自ら副反応を体験したというが、次のように語っている。

「データがあるわけではないのですが、副反応はおそらく体内における免疫反応の結果なので、守られているという強い安心感が得られたのも事実です。個人的な感想ですが、このワクチンには本当に効果があるんだという実感が湧きます」

まあ、これはお医者さんならではの冷静な感想だと思うが、私としても、もし多少の熱が出ても騒がないでゆっくり静養することにしよう。幸いなことに、ウチの 2回目接種の後は今年の場合、祝日を含めての連休だしね。(ただ、フリーランスの私は、日曜に仕事が入ってるけど)

それよりもずっと気にかかるのは先月 28日の記事でも書いたけど、上の写真のように注射針がほとんど直角に突き刺されるってことである。病気知らずで注射慣れしていない私としては、結構ワナワナしてしまうなあ。

 

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2021年6月 1日

「ギシギシ」とコーヒー(花粉症にコーヒーが効く?)

花粉アレルギーがひどい。スギとヒノキの花粉の季節はとっくに過ぎて、今はカモガヤ花粉の時期といわれるが、どうも私の場合は「ギシギシ」という植物のアレルギーのようで、くしゃみ、鼻水、目の痒みでヒイヒイ言っている。

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上の写真の植物が周りに増え始めると、ニュースなどで「カモガヤ花粉症の季節になりました」と言われるので、てっきりこれがカモガヤというものだと思い込んでいたが、昨年 5月 2日の記事でそれについて書いたところ、mikio さんからのコメントで、これはギシギシというものだと知らされた。

カモガヤというのは別物で我が家の周囲にもないではないが、この季節、圧倒的に目立つのはギシギシの方なのである。

「ギシギシ 花粉症」の 2語でググってみると、これもまたしっかりとアレルギー植物であるらしい(参照)。そして私の場合、カモガヤ花粉症との合併効果もあるのかもしれず、スギとヒノキの季節より今の季節の方が確実に症状がひどい。

何しろ家の周り中ギシギシだらけというほど生えているし、写真でみてもわかるように一株に付いている花の数がやたらに多い。それだけに飛散する花粉の量もハンパじゃない。ただ、スギやヒノキほど背が高くないので花粉も遠くまで飛ばず、近くにある我が家は集中的に被害に遭っている。

あまりにも症状がひどいので天気のいい昨日の昼に一大決心し、ギシギシの群生する中に分け入って、ガシガシとばかりに刈り倒し作業をした。そしてこの作業で大量の花粉を吸ってしまったようで、終わってからしばらくの間、くしゃみが止まらなかった。

大量のギシギシを相手に奮闘した直後にくしゃみがひどくなったのだから、この植物に反応したことにほぼ間違いがなかろう。これで私の今の時期の花粉症は「ギシギシ・アレルギー」なのだろうと、自ら烙印を押した。

このところずっと朝起きて窓を開けた途端にくしゃみが出始め、鼻水もとまらなくなっていたが、昨日の作業が功を奏したようで、今朝はかなり楽だ。これをとってみても、「ギシギシ・アレルギー」はもう間違いない。

それにしても、あれだけ群生していたギシギシを一人で刈り倒したのだから、年の割に体力があるというのは我ながらありがたい。

ここでようやくコーヒーの話が出てくるが、私の場合、朝にくしゃみが止まらなくなってもコーヒーを飲むと不思議に症状が和らぐ。ずっと気のせいなのだろうと思っていたが、調べてみると嬉しいことに、「アレルギー性疾患を、コーヒーが緩和する?」という記事が見つかった。

全日本コーヒー協会のサイトの記事だけに手前味噌かとも思ったが、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)炎症薬物学研究室准教授、杉本幸雄さんという方が「コーヒーを毎日飲むことで花粉症をはじめとするアレルギー性疾患を緩和する効果があるかもしれない」と唱えているという。

これはコーヒーに含まれるカフェインとポリフェノールの効果であり、それらは腸で吸収されるのだから、飲んだ途端にくしゃみが治まるというのはやはり「気のせい」なのだろう。とはいえ「嬉しい気のせい」なので、あまりシリアスになりすぎずにずっとそんなものと思っていよう。

ほかにも、コーヒーには花粉症を緩和する効果があるものの、コーヒーフレッシュ(って何だか知らなかったが、あの小さな容器に入ったミルクみたいなやつらしい)や砂糖を入れると効果がないとするページも見つかった(参照)。私は昔からブラックで飲む主義なので問題ない。

ただ、「コーヒーをやめたらアレルギー体質が改善」なんていうページもあるので、あまり真に受けすぎるのも憚られて、参考程度にとどめておこうと思うのだが、いずれにしてもコーヒー好きの私としては都合のいい話が一つ増えたような気がしている。

 

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2021年5月15日

自然に無理なく「減酒」することの有効性

東洋経済 ONLINE に "茨城にある「減酒外来」に予約が殺到する事情" という記事がある。「断酒が難しいなら、減酒から始めればいい」というサブタイトル付きだ。すっぱりと酒を「絶つ」のはなかなか難しいから、とりあえず量を「減らす」ことから始めればいいのだという。

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この治療で最初に行われるのは 「AUDIT」と呼ばれるテストである。このテストは 10項目の質問に答え、その回答に従って 0点〜4点のポイントが付く。40点満点で 15点以上になるとアルコール依存症が疑われることになる。

この 「15点」というカットオフ値は世界共通のものではなく、それぞれの国に固有の飲酒文化によって自由に設定が変えられるらしい。世界的には「8点」が標準というのだから、我が国は酒に関する許容度がかなりユルいと言っていいのだろう。

ちなみに、私も試しに厚生労働省の AUDIT というページでやってみたところ、結果は「1点」だった。

最初の「あなたはアルコール含有飲料をどのくらいの頻度で飲みますか?」という質問への回答が「飲まない」なら 0点だが、私は「1ヶ月に 1度以下」なので 1点となり、他の質問ではすべて 0点の回答だった。というわけで、私はアルコール依存症になる心配がほとんどないらしい。

とはいえ、昔は結構飲んでいて、2013年 2月 25日付の "世の中の「酒離れ」の最先端を走る" という記事によれば、2005年以前(40〜50歳代の頃)は毎日酒を飲んでいたのである。それが徐々に「週に 2〜3回」に減り、還暦を過ぎた 2013年にはついに「週に1度も飲まなくても平気」になっていた。

そして今では「月に 1度以下」ということになったわけである。強いて「飲みたい気持ち」に打ち勝ったというわけではなく、体の方が自然に「飲めない体」になってしまっていたのだ。というわけで、「断酒が難しいなら、減酒から始めればいい」というのは、自分の体験からもとても有効と感じている。

ちなみに私の場合は、体のためを考えてことさらに酒を遠ざけたというわけじゃなく、単に「毎日飲むのも、何だか面倒になった」と感じているうちに、自然に飲む回数が減った。「面倒くさがり」というのは酒を減らしやすいのかもしれない。

50歳を過ぎても毎日飲まずにいられないというのは、ずいぶん「マメな人」なのだよ、きっと。

 

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