カテゴリー「心と体」の349件の記事

2020年9月14日

「カメラ・アイ」と「レコーダー・イヤ」

世の中には「カメラ・アイ」という能力をもつ人間がいるらしい。まるでカメラのように、見たものを瞬時に画像として記憶にとどめることができるので、例えば本のページを見た瞬間にそのまま記憶し、読み取ってしまえる。

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上の写真は "'Memory cop' officer recognises 850 criminals in four years" という、4年前の英国のニュースだ。カメラ・アイ能力のおかげで、4年間に 850人もの犯罪者を逮捕できた警官の話である(日本語訳のページはこちら)。2日に 1人以上のペースで逮捕というのだから、すごい。

「りたりこ発達ナビ」というサイトの荒木まち子さんという方のページには、娘さんのカメラ・アイ能力が漫画として紹介してある(参照)。母親が書いている原稿の PC 画面を一瞬チラッと見るだけで、"直すとしたらセリフ部分の「」が抜けてる箇所ぐらいだよ" なんて言ってくれるのだそうだ。

例えば私が上の写真のニュース・タイトルを敢えてコピペでなく、見た通りをそのまま手入力しようとしたところ、なかなか覚えきれず、ページ間を 2度行ったり来たりしてもできなかった。もし私にカメラ・アイ能力があったら、このくらいは一発だろうに。

ところが試しに "'Memory cop' officer recognises..." という文を音読してみたところ一発で記憶でき、スラスラ入力できてしまった。私は「カメラ・アイ」は持っていないが、「レコーダー・イヤ(録音機耳)」みたいなものがあるらしい。ちなみに「レコーダー・イヤ」は、今思いついたばかりの造語である。

そういえば私は、歴史の年号はそのままではまるで覚えられないが、語呂合わせを口で唱えればすぐに覚えられる。「いいくに(1192)作る鎌倉幕府」みたいなやつだ。家族の誕生日もすべて語呂合わせで再生されるので、離れて暮らしている娘たちに "Happy Birthday" コメントをいち早く LINE してやれる。

そして聞いた音楽は、原曲のキーで再現できる。聞いた曲が CD を聞くようにそのままの音程で脳内再生されるのだから、高くも低くもならない。さらに東北は庄内生まれのくせに、関西人と自然な関西弁アクセントで会話できるので、「関西生まれかと思ってた」なんて言われたりする。

芝居の台詞なんて、聞いているうちにいつの間にか役者の口調ごと覚えてしまう。『助六』の「ツラネ」(長台詞)は、団十郎と同じトーンで言える(決して「声色」というわけではない)から、役者をやれば「台詞覚えがいい」と褒められるだろう。

ただこうした感覚がありすぎると、直接聞く人の話や、ラジオやテレビのイントネーションやアクセント、言い回しなどに、ビミョーな間違いでもあるとそれが気になってしょうがない。

「今の言い方だと、反語として逆の意味に受け取る方がむしろ自然だよね」なんて言うと、「そんな細かいこと、どうでもいいじゃん。誰も逆になんて受け取らないよ!」なんて、鬱陶しがられてしまうことがある。

いや、話し言葉というのは「文字通り」と「言い回し通り」の食い違ってしまうことが結構あるのだよ。私は前にも書いたことがあるように「アスペルガー一歩手前」だから、そんなヤバい言い回しを聞いてしまうと、勝手に後々まで悶々としてしまったりすることがある。

これなんか、カメラ・アイの人が「フラッシュバック」現象に悩まされるというのと、共通するところがあるかもしれない。

 

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2020年9月 3日

夏の憂愁

9月になって初日は、ほんの少しだけ暑さがしのげたが、今日はまた猛暑に逆戻りである。湿度が高いのでバテバテだ。

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NATIONAL GEOGRAPHIC に "夏の不調、夏バテではなく「夏季うつ」かも" という記事がある。「理解されづらい夏の抑うつ、背景に社会の同調圧力や認知度の低さも」というサブタイトル付きだ。

この記事の冒頭には、43歳の米国女性の「季節性感情障害(Seasonal Affective Disorder、SAD、季節性気分障害とも)」の例が紹介されている。"SAD" という略称が、何だかぴったりしすぎである。

SAD には「夏型」と「冬型」があるが、冬型は「季節性の日照不足によって引き起こされ、自然光に似た波長の光を 1日 30分以上浴びる光療法で症状をかなり抑えられる」という。ある意味、単純だ。

ところが夏型はちょっと難しいようで、次のように説明されている。

一方、夏季うつの患者は動揺しやすく、不眠、食欲不振、体重の減少がみられる。冬季うつより自殺の可能性が高いのも特徴だ。夏季うつを引き起こすのは、高温、多湿、さらには花粉の多さなど、複数の環境要因だ。

「夏バテ」だとばかり思い込んでいたが、実は 夏型の SAD だったということもあるようなのである。冬型と比べると数も少ないし、ほとんど知られてもいないため、適切な処置が難しいというのだ。

さらに「できるだけ屋内にいたいのに、夏は太陽の下で楽しむべきだという社会的な同調圧力があまりにも強く、そうさせてもらえない患者もいる」というのだから、厄介だ。「冬は元気がなくて当然だが、夏は明るく楽しむ季節だろ!」という通念が邪魔しているわけだ。

夏型 SAD というと、私は Janis Joplin の "Summertime" という歌が思い浮かぶ。この曲はミュージカル『ポギーとベス』(Porgy and Bess)で歌われる子守歌だが、ジャニスが歌うともろに「夏の憂愁」になってしまう。

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2020年8月23日

夜に食べるのはダイエットによくないらしい

Gigazine が "ダイエットには「食べるタイミング」が重要との指摘、いつカロリーをとるのがベストなのか?" という記事を載せている。結論から言うと、朝に食べる分には OK だが、夜にカロリーを摂ると太るのだそうだ。

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ダイエットに大きな影響をもたらす要素の一つに「概日リズム」(読みは「がいじつ-」、英語では circadian rhythm)というものがあるらしい。これは「体内時計」とも言われているやつだが、「睡眠や覚醒だけでなく消化や代謝、食欲の調節といった体の機能にも関係」しているというのである。

この研究を行ったスコットランド、アバディーン大学のアレックス・ジョンストーン氏とレオニー・ラディック=コリンズ氏は、次のように語っている。

概日リズムの乱れや夜間の食事がもたらすホルモンの変化は、エネルギーレベルを低下させつつ食欲を増進させるため、摂取カロリーの増加とエネルギー消費の減少を招き、体重の増加を引き起こすおそれがあります。

要するに夜に腹一杯食うことが習慣化されると、多く摂取されてしまったカロリーが消費されにくいのだそうだ。なるほど、それじゃ太るよね。

逆にカロリー摂取を朝型にすると減量につながるというのだから、注目である。「1日の合計摂取カロリーが同じ 1400kcal でも、夜に 700kcal 摂取したグループより、朝に 700kcal 摂取したグループの方が、明らかに多く体重や胴囲が減少した」という報告があるという。

要するに早起きしてちゃんと朝食を食べ、晩飯は軽めにしてさっさと寝るというのが、健康的でダイエットにもいいようなのである。ただやっぱり、「ご馳走は夜にしっかり食う方が満足感があるよね」というのが悩みどころだ。

厄介な問題である。

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2020年8月21日

手の甲の汗 3

毎年夏になると、私が 15年以上も前に書いた「手の甲の汗」という記事にかなりのアクセスが集まる。手の甲にぐっしょりと汗をかくなんて私ぐらいのものかと思っていたが、実はそれほど極端に珍しいことじゃなく、日本中の「手の甲の汗っかき」が同類を求め、ググってやってくるようなのである。

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ところが、このテーマで書いたのは 1度きりじゃなく、実は昨年 8月 7日にも「手の甲の汗 2」というタイトルで、しかも写真入りで記事を書いている。しかしどういうわけか、こっちの方へのアクセスは悲しくなるほどさっぱりなのだ。

試しに「手の甲の汗」というキーワードでググって見ると、私の 15年前の記事が 3位にランクインしている。そしてその他のほとんどのページは一般的な「手汗」、つまり「掌の汗」について触れたもので、純粋に「手の甲の汗」について触れたのは、トップ 10 の中では私の記事ぐらいのものだ。

掌の汗が多いことに関しては「手掌多汗症」というれっきとした名称が付いている(参照)ようなのだが、手の甲の方はよほどマイナーな話らしく、ほとんど無視されている。まあ、それだけ害のない話ということで歓迎すべきことなんだろうが、無視されるというのはやはりちょっと悲しいものがある。

そしてさらに不思議なのは、昨年書いた「手の甲の汗 2」の方は、ベスト 30ににすら入っていない。あまりと言えばあんまりなので、最近になって 15年前の記事に、"よろしければ、2019年 8月 7日付の「手の甲の汗 2」もご覧ください" なんていう追記を入れたほどだ。

そしてこうなったらさらに、"よろしければ、2020年 8月 21日付の「手の甲の汗 3」もご覧ください" なんて追記をプラスすることになるだろう。

こうすることで、世間での「手の甲の汗」に関する認知度をアップさせていきたいものである。ただ、アップしたからといってどうにかなるものでもないだろうが。

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2020年8月20日

COVID-19 感染拡大問題で、大袈裟にひがんでみる

COVID-19 関連で、大阪府や沖縄、福岡県などで重症者が増えていることに関し、これまで「夜の街の若者」感染を強調しすぎたために、中高年に気の緩みが生じているという(参照)。高年齢層の患者は重症化しやすく、ということは死亡しやすいんだそうだ。

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確かにこのところ、新規感染者の多くは夜の街で働く若者であるとのニュースが多かった。これって、「人間の業」みたいなものを感じさせるものでもあったが、一方で高年齢者への感染も広がっていたようなのだ。東京新聞は次のように伝えている。

大阪の行政取材を続けるフリージャーナリスト吉富有治氏は「吉村知事は『夜の繁華街』で若者の感染が広がっていると強調したが、メッセージの出し方が間違っていた」と話し、中高年の気の緩みにつながった可能性を指摘した。

これってつまり、「感染の広がりやすい環境にいるのは若者が多いが、一度感染してしまったら、高年齢者の方が重症化しやすい」ってことを踏まえた話なのだろう。そう言う私だって先月 26日の誕生日を過ぎて、もう 68歳なんだから他人事じゃないぞ。

で、このことの何が問題化といえば、「新型コロナの重症患者で集中治療室(ICU)が埋まると、他の疾患を持つ救急患者に対応できなくなる恐れがある」(川崎市の聖マリアンナ医科大病院の国島広之・感染症センター長)ということらしい。だが、これも何だか「おいおい」と言いたくなる話である。

「高齢者がコロナで死ぬ分には仕方がないが、集中治療室が埋まるのは大迷惑だ」と言わんばかりに聞こえるのだよね。というわけで用心するに越したことはないので、そのきっかけ作りのために今回はちょっと大袈裟にひがんでみた。

 

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2020年8月10日

玄米に味噌汁・漬物だけの、至高のグルメ

大原扁理 さん(隠居生活者、著述家)という方が ”東京「月収7万円」生活 食事はカップ麺ばかりと思いきや、実はビタミン豊富で健康体になりました" という文章を書いておいでだ。

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彼女は 25歳から6年間、東京都下(多摩地区)で、週休 5日・年収 90万円台という「隠居生活」を経験した。その間、「ものすごくヒマになった」ため、体や心とのコミュニケーションをとる時間が増えのだそうだ。

その結果、「何かを食べた後、精神状態や便通、体の重さなどにどんな変化があるか、よく気がつくようになった」のだという。そして「玄米菜食だとラクで、経済的にも無理がなく、しかも心身の調子がいい」という結論に達したというわけだ。

上の画像は大原さん自身によるイラストなのだが、基本的に発芽玄米のご飯と摘んできた野ビルの味噌汁、それにちょっとした漬物だけという定番メニューに落ちついたというのである。私も基本的に玄米菜食(時々プラス魚)なので、これはよくわかる。肉なんか食うよりずっと安上がりな健康食だ。

彼女が低所得でも無農薬の玄米菜食を続けることができたのは、「毎日同じメニューを 3食自炊していたから」だとしている。「毎日同じものを食べる繰り返しじゃつまらない」なんて思うかもしれないが、「美食」という幻想から解放されると、質素な食物のシンプルなおいしさがよくわかるようになるものだ。

コロナ騒動で経済が縮小し、食費を減らさざるを得ないようになったら、案外「本当においしい食事」というものに気付けるかも知れない。「至高のグルメ」と言っていいだろう。

 

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2020年8月 2日

梅雨が明けて、「カラダの鬱」から抜け出した

東海、関東、甲信越は昨日、梅雨明けが発表された。下手すると梅雨明けは来週前半になってしまうんじゃないかと思っていたが、まあ、なんとか「夏本番」になったわけだ

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この梅雨明けと同時に、私も「カラダの鬱状態」から抜け出せたような気がしている。ココロの方は、このブログをいつも通り更新し続けていることでもおわかりのように、心配ご無用なのだが、どうもカラダの状態がスッキリしなかったのだ。

いや、この春から始めたダイエットとエクササイズ(こちらを参照)は順調に継続しているので、体調不良というわけじゃない。朝は元気に 5時前には起き出せるし、有酸素運動も毎日ちゃんとこなしている。長梅雨で半ばジャングルと化している土手の雑草刈りも、近所中でいちばん元気にこなせる。

どこからどう見ても健康そのものなのだが、何が不満だったのかというと、ちょっと疲れやすかったということなのだ。いつも何となく眠くて、ふと気付くと寝落ちしてしまっている。午後 4時頃にふと椅子の背もたれに寄りかかると、ついそのまま寝てしまっていた。

そして 1時間ぐらい意識が遠のいて、5時過ぎにはっと目を覚ます。下の階の妻は、「なんだか静かだなあと思ってたら、寝落ちしちゃってたのね」なんてあっさりと言うが、どう見ても元気なのだから、「つい寝落ちしちゃった」以上のことには見えなかったようなのだ。

ところが、この「つい寝落ちしちゃった」が 1週間も連続するようになってしまうと、さすがにちょっと心配になる。「どこか悪いんじゃないの?」なんて言われるが、どこも悪い感じはしない。ただ、毎晩必ず夜中にトイレに起きてしまうのが気にはなっていた。前はそんなことなかったのに。

ところが昨日梅雨が明けた途端、体調がすっかり変わってしまった。相変わらず 5時前に起きても、一日中ちっとも眠くないのである。夜中もぐっすり安眠できる。「なんだ、心配して損した!」ってな感じなのだ。

どうやら梅雨の間は、体が東洋医学でいうところの「陰性」に傾きすぎていたようなのである。それで水分過多でホワーっとした感覚が続いていたのだ。ところが梅雨が明けた途端に元の体調に戻った。やはり周囲の環境って、体調にかなり影響するようなのである。先月末で 68歳にもなっちゃったしね。

というわけで今後は、少しはカラダと相談しながら突っ走ろうと思う次第なので、よろしく。

 

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2020年7月 2日

「ていたらく」を漢字で書くと「体たらく/為体」

6月 30日の記事への らむね さんの「ていたらくを入力したら為体になった!こう書くのか!!」というコメントで、私もそのことを初めて知った。一般的には「体たらく」だろうが、「為体」という表記にはさすがにはびっくりである。

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コトバンク」で「ていたらく」を引いても上の画像のように、「体たらく・為体」という表記が出てくる(参照)が、このページでたまたま同時に表示された laku-bi.site という会社の広告は、上のような恐ろしい画像である。さらに何度か「再読込」をクリックすると、こんな画像まで出てくる。

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ある意味、「為体」という言葉のページに表示されるに相応しい画像である。ここまで来たら、階段を上るにも息が切れるだろう。

手持ちの漢和辞書で「為体」を引くと、やはり読みは「ていたらく」で、「爲體、すがた。あまり好ましくないありさま、状態」とある。「ていたらく」以外の読みはないようなので、和製熟語なのかもしれない。ちなみに「爲體」と書くと思いっきり仰々しく、上の画像にますますぴったりである

私は 5月 18日の記事で書いたように、このところダイエットとエクササイズに取り組んでいて、冬の間の不摂生で 3ヶ月前には確実に 80kg 以上あったと思われる体重が、今は 74〜75kg を行ったり来たりしている。脂肪が減った分、筋肉も戻ってきているので、数字的にはなかなか減らない。

数字は減らないものの体力は確実に復活していて、結構なスピードで自転車をこいでも息が切れなくなった。もう二度と体重は増やしたくないと思う。

とにもかくにも、上の画像のような「爲體」にならないよう、コンスタントな節制を続けようと思っている。

 

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2020年5月20日

「免疫力を高める食べ物」というアヤシい言い方

Gigazine に "SNSで流行している「新型コロナウイルスを予防する食品やサプリ」の多くはデマとの指摘、正しい情報を見抜く方法とは?" という記事がある。元記事は ”Coronavirus: there are no miracle foods or diets that can prevent or cure COVID-19” という英文の記事だ。

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元記事のタイトルとしては「CORVID-19 を防いだり治癒できる奇跡の食べ物なんてないよ」と言い切っている。というわけで、一昨日のダイエット話、昨日の「コロナ太り話」に続いて、3日連続で「コロナとメシ」関連の記事になってしまうが、お付き合いいただきたい。

「新型コロナウイルスと食べ物」に関しては私も先月 15日、茨城県で感染者がゼロだった時点で次のように書いている(参照)。

身近な話でいうと、スーパーの店頭ではマスクやトイレットペーパーだけでなく、納豆まで品薄になっているという。「茨城県で感染者が出ていないのは、日常的に感染予防効果のある納豆を食べているから」なんて話がまことしやかに伝えられているらしく、溺れてもいないのに藁をもつかむ状況である。

この手の話は、常に眉につばを付けて聞かなければならない。納豆だから「藁をもつかむ」なんて言っても、発泡スチロールのパッケージばかりになった今どきは、洒落にもならない

Gigazine の記事では、"イギリスの栄養士で栄養学の学位も取得しているTaibat Ibitoye 氏の SNS 記事を紹介している。今回のコロナ騒動に関する食品に関するデマに関しては、端的には彼の次のアドバイスでまとめられる。

「イギリス栄養士会 (BDA) は特定の食品やサプリが COVID-19 を予防することはないので、免疫機能をサポートするためには、健康的でバランスのとれた食事を摂ることが大事だとの立場をとっています。私たちが通常の食事から得ている銅、葉酸、鉄、亜鉛、セレン、ビタミンA、B6、B12、C、Dなどを含む栄養素はすべて、正常な免疫機能の維持に関与しています」

要するに、「日頃から体にいい食べ物を、しっかりバランス良く摂取する」ということに尽きるようなのだ。急に納豆とかニンニクとかをせっせと食べ始めればいいというわけではないのである。

近頃は「〇〇を食べて免疫力を高めよう」なんて話が料理専門家からも出てくるので、私としては「何だかなあ」と思ってしまう。実際のところは、特定の食べ物で「免疫力が高まる」というよりは、要するに「きちんとバランスの取れた食事をしていさえすれば、元々の免疫力がしっかり働く」のだろう。

これこそが自然食や食養でいわれる「医食同源」ということの、本来の意味なのだろう。もし「これさえ食えば病気が予防できる」とか「治る」なんていうような食い物があったら、それは「食品」というより「薬品」に指定されちゃうから、フツーのスーパーの食品売り場で売れなくなってしまうじゃないか。

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2020年5月19日

「コロナ太り」と「コロナ・ダイエット」

昨日の「体重 75kg 台を達成」という記事の関連で、今日は「コロナ太り/コロナ・ダイエット」ということについて書かせてもらう。5月 14日で「オン飲み映え」なんていう新語について触れた(参照)が、今回のウイルス騒動ではずいぶん新しい言葉が生まれている。

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昼のラジオを聞いていると、「コロナ太りして困っています」という聴取者からのメールが紹介された。「最近はそんな言葉が生まれてたのか」と聞いていると、逆に「コロナ・ダイエット」というのまであるという。そしてお悩み解決メディアの「ここぷろ。」というのがそれについて調査したらしい。(参照

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今回のアンケート調査よると、「コロナ太りした」という回答は全体の 58%で、「コロナ・ダイエットしている」というのは 57%というので、ほとんど拮抗している。足して 100%以上になるのは、「コロナ太りしたので、コロナ・ダイエットしている」という 35%分がオーバーラップしているからである。

そして「コロナ太り、コロナ・ダイエット どちらもない」という芳しい回答が 20%だったという。さらに年齢別にみると、若い層ほど「コロナ太り & コロナ・ダイエット」しているという回答が多いが、年齢層が上がるとにつれてダイエットに踏み切る割合が下がっている。

20代では 50%が太ったためにダイエットに取り組んでいるが、30代では 33%に減っている。さらに 40代では 11%まで落ち込んで、コロナ太りしっぱなしが 44%に達する。これはもう、由々しき問題だ。

コロナ太りする原因は、一日中家にいて、暇さえあればものを食っているからだという。人間、どこにも出かけられなくてストレスがたまると、つい冷蔵庫から食い物を引っ張り出して口に入れてしまうもののようだ。まさに「ストレスは肥満の元」である。

で、太ってしまうと若いうちは「これはヤバい!」とダイエットに取り組むが、中年を過ぎてしまうと諦めて太りっ放しになってしまう傾向が強いというのが如実に示されている。オッサンになると「見た目なんかどうでもいい」ということになってしまう。

私の場合は、見た目云々よりもとにかく「軽快に動きたい」ということで、コロナ騒動であちこち出かけることがなくなったのを機会に、食べる量を減らして運動の時間を増やしている。つまり「コロナ以前太り」を解消するために、コロナ騒動を利用してダイエットしているというわけだ。

近頃はオンライン会議をしても、画面に表示される顔が太り気味というのが増えてきている。なんとかその一環には加わらずにダイエットしようと思っている。

 

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