カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の1000件の記事

2026年2月 1日

駅のホームの「ベンチの向き」、自殺対策も?

6年近く前のちょっと古い記事だが、ダ・ヴィンチというサイトの "駅のホームの「ベンチの向き」が変わってきた理由" というのが興味深い。駅ホームのベンチが線路に向けて平行ではなく、垂直の向きで設置されていることが多くなってきたというのである。

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こうした設置の仕方は関西方面に多いという印象があったのだが、最近では関東でも徐々に増えてきたようだ。紹介した記事によれば、"酔っ払い客の「ホームから線路への転落」を防止するのが目的" ということになっている。

線路へ転落する事故は、ホームすれすれのところをフラフラ歩いていて落ちるというよりは、ベンチから立ち上がって一直線に電車のドアに向かったつもりが、電車の到着直前であることに気づかず転落してしまうケースが多いためだという。

なるほどね。従来のベンチの向きだと、酔っ払った状態でベンチから立ち上がり、そのままフラフラ歩いて行ったら、ホームから落ちてしまったり電車に轢かれてしまったりする可能性がある。ただこれは「酔っ払い客」ばかりとは限らないだろう。

私は深刻な神経衰弱から立ち直った知人の話を聞いたことがあるのだが、彼は症状が最もひどかった時期に駅のホームで「飛び込み自殺」をしかけたことがあるという。

「朝の通勤時にようやく駅まで辿り着いても、ずっとホームのベンチに座り込んだまま立ち上がれないんだよね」と、彼は振り返る。「ところが、いつの間にかフラフラと歩き始めていて、ホームの端で入って来た電車に飛び込もうとしている自分に気付くんだ。そこでハッとして踏みとどまってた」

彼は今ではすっかり元気になって、自分の過去を客観的に語ることもできるのだが、ひどかった頃にはこのように、明確に意図しないまま自殺しかけたことが 2〜3度あったのだそうだ。

「世間では『同じ自殺するにしても、周りに迷惑のかからない方法でやってくれ』なんて言う人がいるけど、自殺する当人にしてみれば、そんなことまでは到底気が回らないんだよ」と、彼は言う。

というわけで、ホームのベンチの向きを変えることは自殺防止にもある程度の効果を発揮しているんじゃないかなあ。鉄道会社はそこまで明確には言わないけれど、「酔っ払い対策」ばかりじゃないのは確実だと思っている。

 

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2026年1月26日

こたつって、何十年も使ってないもので・・・

知人から「急に冷え込んだのでこたつを出した」という話を聞いた。「日本人はやっぱりこたつだよね」と言うのである。40年以上こたつを使ったことがない私としては、「へぇ、そう」と応えるしかない。

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今の家に引っ越して来たのは 40数年前だが、リビングルームは洋室である。和室は一部屋しかなく、しかも「仏間兼客間」なので普段の暮らしではあまり使わないため、こたつを使うという必要も発想もない。

で、ちょっと気になって「こたつ 使わない」というキーワードでググってみたところ「【こたつ調査】置いてる人は何割?アリ派のこたつ愛がスゴイ!ナシ派の置けない事情とは」というサイトが見つかった。覗いてみると部屋にこたつを置いているかどうかの調査結果が載っており、こんな感じだ。

置いている・・・69票(31.2%)
置いていない・・・152票(68.8%)

ほぉら、やっぱりね。今どきは置いていないという人の方がずっと多い。

ただ、ググった結果をざっと見ると「一人暮らしにこたつは要らない?」と問いかけるページが多いのである。しかも詳細にみると、「一人暮らしでも部屋にこたつを置くメリットはこれこれ・・・」と紹介するページばかりなのだ。

こうしてみると、インターネットでこたつを論じてるのはこたつを売りたい勢力がほとんどなのではなかろうか。そもそも上で紹介したページにしても、タイトルで「ナシ派の置けない事情とは」なんて言っており、「置くのが当然で、置かないのは『置けない』から」と決めつけている。

というわけで、「こたつ? 要らないよね」と思っている人間って、そもそもインターネットでこたつの話なんかしようとも思わないようなのである。

22年以上毎日更新している私のブログでも、「こたつ」のキーワードでググってヒットするのは 10本のみだ。しかもそれは行きがかり上、ちょっとだけこたつの話題に触れたか、コメントに出てきているかのどちらかである。「こたつを置く」ことについて直接論じたなんて、今回が初めてだ。

こんな感じでこたつと縁のない暮らしを長年続けているので、たまたま訪問した家で茶の間に通され、こたつに入るように勧められたりすると、私は対応に困ってしまうのだよね。こたつに足を入れ続けたりなんかしたら、暑くてたまらなくなっちゃうし。

【同日 追記】

ちなみに、毎日新聞連載の『桜田です!」(1月 23日付)を見ると、作者の いしかわじゅん 氏は、どうやら心情的にはこたつ派のようである。

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(上の画像クリックで、4コマの完全版が別画面に表示される)

 

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2026年1月13日

四国、とくに徳島県は「昭和感」が濃いよね

ニュー伊吹さんという方が X(Twitter)に「徳島の田舎の旧道に迷い込んだら 60年前の世界だった」という tweet をされている(参照)。リンク先に飛んでそれぞれの画像を拡大表示すると、その圧倒的な「昭和感」が伝わってくる。

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昨年後半から仕事で何度か四国に渡ったが、その度に「四国は昭和感が濃いなあ」と、かなりいい気持ちになる。そして中でも阿波の徳島は、それがとりわけ濃く漂っている。

何しろ徳島県内に一歩入ると、SUICA などの交通系 IC カードが使えない。中心駅の徳島駅でさえ、改札口では駅員さんが紙の切符を手動で取り扱うというのどかな風景が繰り広げられる。今年の春からはバスに限ってカードが使えるようになるというが、鉄道はまだ見通しが立っていないらしい。

そんなわけで徳島県というところは訪問する度に「濃い昭和感」が楽しめるのだが、ニュー伊吹さんが tweet に添えてくれたような「濃すぎるほどの昭和感」に満ちた風景までは、さすがに遭遇したことがない。次に徳島に行ったら、是非訪れてみたい。

その際にはこの場所だけでなく、「祖谷のかずら橋」にも行ってみたいものだ。ただ、私は高いところが苦手だから、ちゃんと渡れるかなあ。

ちなみに、徳島でなくても我が郷里の庄内に行ったら、このくらいの光景はまだ残っているかも。何しろ、クマが出るのだから(参照)。

 

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2026年1月12日

「古いシステム」使うのって、「リスク回避」なのか?

日暮れひぐれん さんという方が 「外国人の同僚に言われました。日本はまだ古いタクシーが走ってる。公衆電話もある。現金もまだ使う。家も電子ロックじゃなくて鍵使う。なぜ古いことする?」と言われたと tweet している(参照)。

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それに対して「電子決済が止まったらとか、電子キーが壊れたらとか、何も思わないの? 私は現金も家の鍵も、古いシステムとは思わない」と自分の考えを述べ、その下には賛同のコメントがズラリと付いている。これには驚いた。現金や鍵を使うのって、リスク回避のためだったのか。

自分のケースで言えば、「古いタクシー」なんて言われても、そもそもタクシーなんて 1年に 1度乗るかどうかという程度だから、そんなこと意識したこともなかった。「公衆電話」も同様だが、災害時の連絡用という名目で少しは残してあるらしい(参照)。

そして、「現金」もほとんど使わない。「キャッシュ・オンリー」の店で仕方なく使うことがたまにある程度だ。

残るは「鍵」(電子ロックじゃないヤツ)だが、我が家がまさにそれである。昔のままの「鍵穴に差し込んでグルっと廻すタイプの鍵」を使っているのだ。

ただ、それはとくに「災害時のリスク」を考えてのことなんかじゃない。単に 40年以上前に建てた時のまま使っているという話である。システムを変えるために余計な金をかける気にならないというだけのことだ。

これらは「前に比べればだいぶ少なくなったものの、まだ残ってる場合がある」ってだけの話なんじゃなかろうか。公衆電話を別とすれば、災害時のリスク回避のために敢えて意識的に残してあるってわけじゃなかろう。

そもそも「停電になったら」とか「電子決済が止まったら」なんてことを考え過ぎたら、今どきは日常の仕事さえまともにできなくなってしまう。

電子キーのシステムを採り入れるというケースでも、もしもの時の対処法を用意しておけばいいだけのことなんじゃないかなあ。それは、アナログの「鍵」をなくしちゃった時の家への入り方を考えておくのと同じことだと思うのだが。

 

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2026年1月 6日

「紙の年賀状」を出すことと、終わりにすること

IT Media NEWS に "年賀状、まだ続けてる? 元日の配達物「前年比26%減」の衝撃 日本郵便“AI年賀状”作戦も不発か" という記事によれば、今年の元日配達の郵便物は昨年比 26%減で、さらに昨年は一昨年比で 34%減だったのだそうだ。つまり 2年間で半数以下に減っているというわけだ。

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この記事の筆者、岡田有花さんは年賀状を「毎年出していたのだが、2026年はついに諦めた」のだそうだ。その大きな理由は「気を使わせたくない」ことだとして、次のように書かれている。

年賀状じまいをする人が増えたため、こちらが出してしまうと、お返事に手間をかけさせてしまう。それが申し訳ない、と思うようになった。

なるほど、わかる気がする。ちなみに私は、紙の年賀状は 70歳を迎えた 2022年を最後に「年賀状じまい」を宣言して、翌 2023年からは SNS で公開するだけとした。そして 2023年には届いてしまった年賀状にはしかたなく返事を出していたが、2024年以後はそれも止めている。

というわけで、「年賀状、まだ続けてる?」という質問への回答はビミョーな話になってしまう。「紙の年賀状」は 2年前に止めてしまったが、ネット上の年賀状は続けていて、当分やめるつもりはないのでね。

ちなみに、これまでの年賀状は こちら でギャラリーにしてある。

 

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2026年1月 1日

新年のご挨拶、並びに馬の草鞋(わらじ)の話

明けましておめでとうございます。恒例の年賀状をお届けいたします。


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元日の画像テーマは干支ということで、当然ながら「馬」である。歌川芳形の浮世絵、「東海道 藤沢」からの拝借で、文久3年(1863)、十四代将軍・家茂の上洛の途中、藤沢辺りで馬の蹄を研ぎ、さらに草鞋(わらじ)を履かせようとしている様子だ(ちなみに「ぞうり」は「草履」と書く)。

これ、長い道中で蹄を護るためのもので馬沓(うまぐつ)とも言う。なんと、江戸の昔は馬も草鞋を履いて旅をしたのだね(参照)。明治以後には西洋から「蹄鉄」というものが入って来て廃れたため、近頃では歌舞伎に登場する馬の足も草鞋履いてるなんてのは見たことがない。

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というわけで、年賀状の歌は「草鞋履き東海道を黙々と歩きゐたりき人と馬とは」というもの。今年もどうぞよろしく。

 

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2025年12月29日

ビミョーな迷惑メールに、思わず反応しそうになった

このほど「お久しぶりです!」なんて題名のメールが届き、「体調崩されたと聞いて心配してます。無理のない範囲でいいので様子を教えてください。今は落ち着いていますか?」なんて文面である。私は 9月に 13日間も入院したばかり(参照)なので、思わず反応しそうになってしまったよ。

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ところがよく見るとこのメール、差出人がわからない。メルアドは「zpxtt1ist4j6it850vjb@docomo.ne.jp」なんてことになっているが、こんな無意味でアヤし過ぎるアドレスの知り合いなんていない。

というわけで、すぐに「迷惑メール」と判断できた。こんなのは放っておくとしつこく何度も同じようなメールが届くことが多いと聞くから、即座に「受信拒否」設定にしたのは言うまでもない。

ただ、実際に体調を崩して寝込んでいるとか入院中とかいう「絶妙なタイミング」でこんなメールが届いたら、ほだされてしまう人もいるのだろう。つい丁寧な返信なんかしてしまったら、それをいろいろ悪用されてしまうに決まっている。

いやはや、アブナいアブナい。とにかく「お久しぶりです」なんて曖昧なタイトルのメールが届いたら、悲しい話ではあるが、まずは迷惑メールか詐欺メールと疑う方がいいだろう。

 

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2025年12月24日

生きたまま茹でられるロブスターと、屠殺される牛や豚

時事通信に「生きたままゆでるの禁止 ロブスターにも苦痛 ― 英」という記事がある。英政府がロブスターを生きたまま茹でるのを禁じる方針なのは、甲殻類が苦痛を感じることができると認めた法律に基づく対応なのだという。スイスなどでは既に禁じられているらしい。

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一方で日本では豚や牛の屠殺方法が問題にされており、Animal Rights Center という組織が YouTube 上に「日本のと殺場での残酷な行為を廃止してください」という告発動画を公開している段階だ。

この動画には「動物を殺すの楽しくて好き」「モノです。生物ではない」「こういうの見ると余計肉食いたくなるし、おいしくなる笑」といった、かなり不愉快なコメントが多数付いている。生きたままのロブスターを茹でることにさえ抵抗のあるヨーロッパの人たちには、ちょっと見せられないね。

私は肉食を止めてから 8年以上になるのだが、その理由は「環境問題」の視点からというのが大きい。それは「私が肉食を止めた理由を代弁してくれる動画を見つけた」という記事で詳しく述べている。

ただこれからは、「動物の苦痛を減らす」ということも意識に入れようと思う。決してヒステリックなほど声高に論じたいというわけではないが、世界の趨勢ではあるみたいなのだね。

クリスマスイブの記事としてはあまり楽しいものではなかったと思うが、お許しを。

 

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2025年12月12日

「地震国に生まれた身の定め」を、改めて実感

今日は埼玉県熊谷市までクルマで日帰り出張し、常磐道のつくばインターを降りたのが午後 7時前頃で、日はすっかり暮れていた。腹が空いたのでそば屋に入り、盛りそばをすすろうとした時に「ドーン!」という衝撃が走り、続いてすぐにグラグラッと建物が揺れ始めたのだった。

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この最初の衝撃からして「こりゃ、どうも青森東方沖みたいな遠くが震源地ってわけじゃないな」と直感し、帰宅してからニュースを調べると、遠くじゃないどころか、直下も直下、茨城県南部が震源だったらしい(参照)。道理で最初の突き上げが大きかったわけだ。

地震国に生まれてしまった身の定めと、しっかり覚悟しておくほかない」と書いてから 3日しか経っていないだけに、さすがに「身の定め」ってやつをより深く実感してしまったよ。この分だと、来年もまたそれなりに大きな地震が来るだろう。来ないとは到底思えない。

それにしても今回の地震、揺れてる最中の実感は「震度 4」程度じゃなかったがなあ。茨城県南西部は一時「地震の巣窟」と言われて震度 4 程度の地震が頻発していた(参照)から、体で覚えている感覚より明らかに強いと感じた。「震度 5弱」というなら納得するが、それともそば屋の造りがヤワかったのか?

そんなわけで今日は結構疲れたので、これにて失礼。

 

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2025年12月 9日

地震国に生まれてきてしまった身の定めと・・・

昨夜の寝入りばな、11時 15分頃にちょっとした地震があり、その揺れ方が「どこかで大地震が発生した」と思わせるに充分だったのですぐにラジオを付けたところ、震源は青森県沖で津波警報まで出ているとわかった。齢を重ねると、遠くの大地震までピンと来るようになってしまう。

去年は正月早々に能登半島地震で、今年は師走に入ってからの大地震。日本はよくよく「地震国」である。今回の地震はまだ正式な名称は付けられていないようだが、ニュースではとりあえず「青森県東方沖を震源とする地震」と呼ばれているようだ。

ただ、この「青森県東方沖を震源とする地震」というのは今回の一度きりならずかなり前から頻発していて、専門家の間では警戒が呼びかけられていたらしい。ネット上にはこの海域を震源とする地震の一覧が掲載されていて(参照)、それを見ると確かに尋常じゃないほど多い。

それだけに、気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」なるものを発表して注意を呼びかけている。「後発地震注意情報」なんて初めて聞いた言葉だが、それもそのはずで 2022年 12月 16日の運用開始以来初めての適用なんだそうだ。端的に言えばこういう内容である(Weather Newsのサイトより)。

この地震の発生により、北海道の根室沖から東北地方の三陸沖にかけての巨大地震の想定震源域では、Mw8クラス以上の新たな大規模地震が発生する可能性が平常時と比べて相対的に高まっていると考えられます。

いやはや、こりゃ穏やかじゃないが、あまり騒ぎすぎてもいけないらしい。何があっても大丈夫なように、粛々と備えろということなんだろう。

先月は九州熊本と四国徳島への四泊五日の出張の際、徳島で「南海トラフ地震は必ず来るって言うから怖いねぇ!」なんて話をしていたら、その 3日後に、よりによって熊本で大きな地震があった。そんなこんなで、ちょっと胸がザワついたという話をこのブログでも書いている(参照)。

地震国に生まれてしまった身の定めと、しっかり覚悟しておくほかない。

 

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