カテゴリー「旅行・地域」の337件の記事

2024年4月20日

水道水の美味しい県はどこだ?

パナソニックの PR TIMES が【水道水に関する全国調査】の結果を報じている。「水道水をそのまま飲んでいる人が最も多いのは青森県。水道水が美味しいランキングも発表。約半数が直接飲むのに抵抗を感じつつ、料理にはそのまま使用」という、結構突っ込んだ内容だ。

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この調査によると、「住んでいる地域の水道水が美味しいと感じるランキング」の第 1位は鳥取県で、2位は富山県、3位は同率で新潟県、山梨県なんだそうだ。日本の全都道府県で一泊以上の経験をもつ私としても、概ね異議はない。

ただ、私の生まれ育った山形県もかなり美味しいと言わせてもらう。この調査でも「水道水がきれいと感じる」「料理に水道水をそのまま使う割合が多い」の 2部門で全国 1位となっているほどだから、間違いはない。

ちなみに私は 40年前に現在の居住地茨城県に引っ越してきた時、まずは水のマズさに閉口した。我が家の地域の水道水は地下水を使っているらしく、井戸水と同じように「夏は冷たく、冬は温い」と感じるのだが、飲んでみると「うぅむ、雑味たっぷり!」と言うほかなかった。

山形県で生まれ育ち、引っ越し前に住んでいたのが多摩水系のおかげで東京都内では水道水が比較的マシな多摩地区だったこともあるのだろう。茨城県南部の水は実感としてかなり落ちる。

引っ越して来てすぐに浄水器を購入し、洗い物や風呂以外の用途では必ずこの浄水器を通った水を使うことに決めた。さらに最近では直接飲むのはミネラルウォーターということが多い。

ただ、単に「おいしい水」と言ってもそれはかなり「感覚的なもの」なので、客観的な数値に置き換えることは困難だ。というわけで、近い時期に行われた別の調査では、結果がビミョーに違ったりしている。

2023年 9月に公開されたホワイトループ(東京都渋谷区)の調査結果では、水道水の満足度が高い都道府県の 1位は「長野県」(満足度 86.7)だった。以下「青森県」(満足度 83.3)、「鳥取県」(同 80.0)、「熊本県」(同 77.8)、「新潟県」(同 75.9)、「山梨県」(同 75.0)と続く。

この調査では山形県の満足度は 57.1 で 22位。茨城県が 47.5 で 29位というのだから、「おいおい、順位で 7つ、ポイントで 10ポイントしか違わないなんて、そりゃちょっとないだろう!」と言いたくなってしまった。

念のため調査の詳細をみると、パナソニックの調査対象は各都道府県 100名の計 4,700人なのに対し、ホワイトグループの方は「インターネットによる調査で、対象は10~60代以上の男女1613人」と 3分の 1程度なのだから規模的に比較にならない。

これでは人口の少ない県だと、アンケートに応じたのは 20人に満たないぐらいのものなんじゃなかろうか。ここはパナソニックの方をより信用することにしよう。

ただ「水道水のおいしい都道府県」と言っても、同じ県内でも地域によって水系が異なることが多いので単純に比較はできない。東京都でも多摩と下町では全然違うし、茨城県でも県北に行くとかなりマシだったりする。

ちなみにパナソニックがこうした調査をするというのは、「蛇口直結型浄水器」というのを製造販売しているからなのだろう。我が家のもパナソニックだしね。

 

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2024年3月15日

福建省の人たちって「人肉」の干物を食うのか !?

【戦慄】中国でとんでもない肉が売ってたwwwwwww」という書き込みがあるので、どんなのかと行ってみたら、人海RenHai さんという方の「姉さん、事件です」という画像入り tweet が紹介されているのだった。

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この食品のラベルにある「福建人肉干」という表記に驚き、元の Twitter に行ってみても、確かにこの tweet は存在する(参照)ので、どうみてもガセネタじゃなさそうだ。それで「福建人肉干」のキーワードでググってみると、139万件という驚くほどのページがヒットしてしまった(参照)。

しかもテキストだけじゃない。こんな風な、「福建人肉干」を使った晩餐までさらりと画像入りで紹介してあるじゃないか(参照)。信じられないことに、ずいぶんポピュラーな食材として認識されているようなのだ。

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ただ、この記事のタイトル「晚饭报复社会」というのを Google 翻訳にかけると「夕食時に社会に対する復讐をする」となってしまう(参照)。仇敵を殺してその肉を食ってしまうとでも言うのだろうか? 謎が謎を呼ぶばかりだ。

とにかくこの件に関しては、中国語のページばかりなのでほとんどわからない。漢字で書かれてるんだから意味ぐらいは取れるだろうと思うのは、幻想でしかないと痛感した。

仕方がないからテキトーに「网易首页」というニュースサイトらしきところで取り上げている「广东人在超市买到 “福建人肉干”」というページに行ってみると、なんと、たまたま今回の tweet で話題になっているトピックを取り上げたものだった。使われている写真からしても、そうとしか思われない。

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このニュースの最初のセンテンスを Google 翻訳にかけてみたところ、こんなような日本語に訳された。

最近、広東省出身のリーさんは衝撃的な秘密を発見しました。スーパーに行ったとき、彼女は突然、美しく包装されたジャーキーのパッケージが棚に並んでいるのを目にしました。そこには「福建ジャーキー」とはっきりと書かれていました。

Google としても AI なりに気を使ったのか、「福建人肉干」の部分は「福建ジャーキー」とボカした訳になっている。そしてリーさんはそれを買って家で食べたというのだが、さすが「四つ足なら机と椅子以外何でも食べる」と言われる中国人だけのことはある。(いや、人間は 2本足か)

少し躊躇しつつも、美味しい食べ物の誘惑には勝てなかった。(中略)とても美味しかったが、福建省人肉の味かどうかは分からなかった。(中略)一口食べると、口の中は香りと無限の後味で満たされました。

「人肉って、そんなにおいしいのか ⁉」と思ってしまいそうだが、長くなりすぎてもナンだからこのあたりで結論をバラそう。これ、決して「人肉」なんかじゃなく「豚肉」なんだそうだ。なんでこんな表記になったのかは、記事の末尾で次のように説明してある。

リーさんが出会った福建ジャーキーの正しい区分けは「福建、ジャーキー」、つまり福建省の人々が作ったジャーキーを意味します。なぜこの言葉が誤解を招くかというと、商人の語学力が低すぎて表現が不明確だからです。

元の漢字に沿って具体的に言えば、「福建人肉干」は「福建の/人肉の/干物」じゃなく、「福建の/人々が作った/肉の干物」ということのようなのである。要するに区切り方の問題なのだが、いやはや、それにしても人騒がせな表記だよね。

 

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2024年3月13日

日本初の「修学旅行=長途遠足」を巡る冒険

Yusuke Suzuki さんという方の ”「日本初の修学旅行到達の碑」というのがあった” という tweet を見つけた。この石碑、銚子駅前にあるという。

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石碑に書かれた文章は以下の通り。

明治19年、東京師範学校の生徒 99名による長途遠足が、日本最初の修学旅行であり到達の地が銚子であると、公益財団法人全国修学旅行協会編纂の「修学旅行の変遷と意義」に記されている。長途遠足の趣旨は、兵式操練の演習のほか、実地に就いて学術を研究する事を目的としている。同年 2月15日、徒歩にて東京を出発、習志野、佐倉、成田、佐原(これより船行)を経て、20日午前 8時、銚子唐子村に到着した。21日には海浜に出て、ドレッグ・トロールの使用法、海藻乾燥法の実修をした。帰路は八日市場、東金、千葉を経て 25日帰京 11日間の行程を終了した。

この碑にはスタート地点に関して「徒歩にて東京を出発」としか書かれていないが、当時の師範学校は文京区湯島聖堂の地にあったらしい(参照)ので、往路はそこを出発して佐原まで歩き、その先は船で銚子まで、多分夜通しで利根川を下ったもののようだ。

湯島聖堂から佐原にある観光船乗り場(水の里佐原)までの道のりを調べると、当時の道はよくわからないが、2月 15日に出発し、習志野、佐倉、成田を経由すると約 100km ぐらいになる(参照)。19日の早いうちに佐原に着いたとすると、丸 4日とちょっとで往路 100kmを歩いたのだろう。

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かなり大雑把に見れば 1日当たり約 25km ほど歩いたわけだが、これは箱根駅伝で言えば丸の内から鶴見中継所のちょっと先ぐらいまでにほぼ相当する。

一見ゆったりしたペースのように見えるが、目的が「兵式操練の演習のほか、実地に就いて学術を研究する」ということにあったのだから、途中でいろいろな演習や見学をし、さらにせっかくだからと成田不動尊へのお参りなどもしたかもしれない。そう考えれば、結構な健脚ペースである。

さらに復路は銚子から 約 130km を 4日間ずっと徒歩だったわけだから、1日当たり 30km 以上歩いたことになる。往復合計約 230km を丸 9日間で歩いたわけだが、当時は東海道五十三次を徒歩で旅していた江戸時代からそれほど経っていないだけに、日本人はこのくらいフツーに歩けたのだろう。

翻ってごくフツーの現代人がいきなり 230km 以上(箱根駅伝の往復よりまだ長い)の距離を歩き通そうなんて言ったら結構な無茶になるから、時代の隔たりを感じてしまう。昔と比べると、日本人の歩く力はかなり落ちているようだ。

この tweet を見た時は、「そうか、『遠足』の語源はここにあったのか!」なんて思ったが、実は語源はもっと古いようだ。Wikipedia に ”「遠足」の語は、遠方に行く・足を延ばすの意味で江戸末期には用いられていた” とあり(参照)、明治 19年に至って学校行事の名称に適用されたのだろう。

なお、手持ちの三省堂『携帯新漢和中辞典』で調べても「遠足」というのは出てこないから、おそらく漢語ではなく日本で作られた熟語なのだろう。

ちなみに今の世の中でクルマを使ったら、11日かければ本州の全都府県を経由して一周できるだろう。ただこの歳でそれをやろうとしたら、結構キツいかもしれないなあ。そもそも 11日間というまとまったスケジュールを取るのもほぼ不可能だろうし。

 

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2024年3月12日

名古屋人があまり「きしめん」を勧めたがらないのは

一昨日に続いて名古屋ネタである。2023年 5月 16日付「名古屋では、新幹線ホームのきしめんがサイコー!」で、名古屋人は味噌煮込みうどん、土手煮、ひつまぶしなど、いろいろな「名古屋めし」を食わせたがるのに、なぜか「きしめん」だけは積極的に勧めてこないというようなことを書いた。

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こちらが率直に「味噌煮込みうどんなんかより、きしめんが食べたいんです」と所望しても、彼らは「まあ、あれも名古屋の食い物ではあるんですけどね・・・」みたいな、何だか奥歯に物の挟まったような言い方をするばかりなのである。これは私にとって「名古屋の七不思議」の筆頭格だった。

ところが最近、PRESIDENT Online の 2023年 2月 18日付 ”名古屋人が家で食べるのは「うどん」だった・・・深刻な「きしめん離れ」が進んでいる本当の理由” という記事のおかげでこの長い間の謎が解けてしまったのである。要するに、名古屋人自身がきしめん離れしているようなのだ。

記事によれば、きしめんは手間がかかる割に儲けが少ないので、名古屋の飲食店は完全にうどんにシフトしてしまっているというのである。そのためほとんどの飲食店はきしめんをメニューから外すか、残しても手抜きみたいなものしかできなくなってしまった。

それにともなって名古屋人自身も飲食店ではもちろん、自宅においてさえもきしめんから遠離ってしまったため、よそからの訪問者に勧めるほどのモチベーションが薄れてしまったようなのだ。なるほど、「奥歯にもののはさまったような言い方」しかできないのも道理である。

それにしてもきしめんの地元できしめんが廃れつつあるというのは、考えるだにもったいないと言うほかない。そうした中で新幹線ホームの立ち食いきしめん屋「住よし」は、今の世で貴重なまでの「きしめんの牙城」として燦然と輝いている。

願わくは住よしさんには末永く健闘してしていただきたい。そうでないと、名古屋に行った際の「最後の楽しみ」(あるいは「唯一の楽しみ」と言ってもいい)がなくなってしまう。

 

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2024年3月10日

「名古屋に観光地はない」と言いたくなるのはもっともだ

名古屋に観光地はありません」という tweet が話題になっている。坊主さんという方の「名古屋の人が内心思ってること選手権お願いします」という tweet に shiki さんが応えたものだが、私のような板東の果てに住む者としても、そう言いたくなるのはもっともなことだと思ってしまったよ。

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私はこれまで何度も(おそらく 40回以上)名古屋に行ったことがあるが、いわゆる「観光目的」で行ったことは一度もなく、すべて仕事上の出張である。

ただ出張とはいえ、他の土地なら「せっかく来たんだから、ついでに見物して帰ろうか」なんて思わせるような観光スポットがいくつかあるものだが、名古屋に限ってはそれがなかなか思いつかない。それは私の印象だけでなく、当の名古屋の人も内心ではそう思っているのだね。

ちなみに当ブログで名古屋について触れた記事としては、こんなようなものがある。

渋谷のハチ公と、名古屋のナナちゃん人形(2010年 2月 11日)
代表的な「待ち合わせ場所」として渋谷の「ハチ公」と名古屋駅前の「ナナちゃん人形」に触れている。高さ 6メートルという巨大なマネキンで季節によって着替えるようなのだが、股の下にはいっちゃったりすることもあるので「パンツ穿いてるんでしょうね」なんて言われたりする。

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名古屋はおもしろい街である(2016年 6月 19日)
「おもしろい街」なんていうタイトルだが、そのココロは「変な街」という意味合いが強い。とくに名古屋女性のファッションがケバいことと、街や駅の案内表示が下の写真みたいにチョー・テキトーであることを強調している。

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名古屋では、新幹線ホームのきしめんがサイコー!(2023年 5月 16日)
名古屋に行くと地元の人たちにいろいろな「名古屋めし」を食うように勧められるが、「旨い!」と言いたくなるようなものに巡り会ったことは一度もない。結局のところは帰りがけに新幹線ホームの立ち食い「きしめん」で口直しをすることになる。

これら 3本は、タイトルだけを見れば名古屋を持ち上げているように見えて、実際にはおちょくってしまっている。ただ 2012年 12月 18日付の「今年は伊勢神宮、出雲大社、熱田神宮にお参りできた」という記事だけは、熱田神宮の宝物殿が「なかなか素晴らしかった」と一言だけ素直に褒めている。

しかし熱田神宮参拝と同じ日に「ついでだから」と訪れてみたはずの名古屋城に関しては、まったく触れていない。今思い出そうとしてもほとんど印象がよみがえらないので、よっぽどつまらなかったもののようだ。

というわけで、名古屋で訪れて損のないところは「熱田神宮」ぐらいのものだが、それにしたって「観光」というより「宝物殿」の博物館見学的な意義の方がずっと大きいということだ。

以上、愛想なしでゴメン。

 

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2024年2月 6日

青森から新潟まで行くのに、大宮経由の方が早いとは

資正さんという方が、「正直これは交通政策の失敗と言わずして何を失敗というのやら…」と tweet しておられる。青森から新潟までの鉄道路線を検索すると、新青森で東京新幹線に乗り換えて埼玉県の大宮まで南下し、そこから上越新幹線で新潟に北上するルート(下図の赤い線)が示されるというのだ。

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青森から新潟までと言ったら誰もが日本海に沿ったルート(緑の線)をフツーに思い浮かべるだろうが、検索アプリで優先的に示されるのはとんでもない遠回りルート。この方が「最短ルート」よりずっと速く着ける「最速ルート」ということのようなのである。

どれどれと、試しに青森駅を午前 7時過ぎに出発するという設定で調べてみると、下のように秋田経由だと、青森発が 7時 4分発で、新潟着が 14時 19分着となってしまうが、大宮経由だと 7時 24分発で 12時 32分着と、2時間以上短縮される。20分遅く出て 1時間 47分早く着くというのはすごい。

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ただ、距離にすると直線に近い秋田経由ルートは 458.8kmだが、大宮経由の新幹線ルートは倍以上の 990.9km になる。一見すれば馬鹿馬鹿しいほどの遠回りなのだ。

それでも日本海ルートの方が時間がかかるのは、青森から秋田までの区間を延々と各駅停車で南下するほかないからである。東北日本海側というのは、本当に交通が不便なのだ。まったくもう、どんだけ僻地扱いされてるんだ。

ただ、運賃はさすがに秋田経由の方が安く、特急料金を入れても 9,790円で済む。距離が倍以上長い上に新幹線を 2本乗り継ぐ大宮経由ルートの 23,230円と比べれば半額以下だ。ちなみに東海道山陽新幹線だと、23,610円で博多まで行けてしまう。

こんなことだったら、私は断然秋田経由の方を選ぶなあ。2時間ちょっと余計にかければ 13,440円浮くんだから、1時間あたり約 6,700円である。こんな時給の高いバイトはそうそうない。

私は秋田と新潟のほぼ中間地点となる山形県庄内の出身だから、東北日本海側の交通の不便さは身を以て知っている。その不便な中で、東京から秋田と新潟までは新幹線が通されたが、庄内の酒田までは来ていない。

東京までの往復は在来線特急の「いなほ」で新潟まで行き、そこで上越新幹線の「とき」に乗り換えることになる。不便の中のさらなる不便だ。

上越新幹線は新潟止まりだが、そこから先の秋田、青森まで延長し、上越・羽越新幹線としてしまえば、東北新幹線の盛岡から分かれて、秋田まで山の中をエッチラオッチラ行く秋田新幹線なんて、作る必要がなかったのになあと思う。どうしてその発想がなかったんだろう。

こうなったら我が地元、庄内としてはこの不便さを逆手にとって、東北日本海側独自の文化を熟成していくほかない。その意味でも、阿部彩人さん、頑張れ!

 

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2024年1月19日

バスの本数がムチャクチャ減っている

今週は一泊二日で大急ぎの大阪出張をこなした。16日の水曜日に家を出たのが 16時で、新大阪のホテルにチェックインしたのが 21時である。そして 17日に帰宅したのが 21時半だ。ネックになるのは我が家から常磐線取手駅までの行き来で、バスを利用するほかないのである。

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20年はど前まで都心に勤務していた頃は、取手駅の近くに駐車場を借りて自家用車で往復していた。ところが独立して自宅で仕事を始めてからはその駐車場の契約を打ち切ったたため、以後は取手駅まで行く時(最近はつくばエクスプレスの守谷駅も使うが)はバスに頼るしかなくなってしまったのである。

ところが最近、このバスの運行本数が減ってしまっている。J-CAST ニュースが昨年秋に ”人手不足深刻で路線バスの減便・廃止が首都圏でも 「バス運転手を長年、ぞんざいに扱ったツケが来た」” というニュースを伝えているが、私の地元の路線バスも今年から減便されてしまった。

この辺りではバスは貴重な交通機関だから、運転手をぞんざいに扱うなんてことはないのだが、減ってしまったものはしょうがない。

先日私が帰宅するのに乗った取手駅 21時発のバスは、思いがけなく最終便だった。昨年まではもっと遅くまでの便があったのだが、今回は取手駅に着くのがもう少し遅かったら、タクシーの列に並んで高い深夜料金を払わなければならないところだった。

バスの運行本数が減った最大の理由はニュースにもあるように「運転手不足」らしい。そしてさらに私の地元ではバスの赤字運行が常態化していて、運行すればするほど赤字が膨らむのだから本数確保が難しくなるのは当然だ。

取手駅まで行くには、今でも朝晩のラッシュ時には 1時間に 3本程度の便が確保されているが、それ以外の時間帯はほとんど 1時間に 1本になってしまった。さらに 14時台なんて 1本もない。

公共交通機関を利用するためのハードルがこれまで以上に高くなってしまい、クルマを使う頻度がますます高まってしまいそうである。自分の最近の出張を思い返しても、東海道新幹線を使って名古屋以西に行く場合以外は、ほとんど自分でクルマを運転している。

この傾向は今後ますます強まってしまいそうだ。最近は山手線の駅の順番なんて、とんと忘れてしまったよ。

 

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2024年1月10日

今日は強行軍の日帰り出張なので

出張で郡山に向かっている。今日は強行軍で日帰りとなるので、まとまった記事を書いている時間がないと思う。ということで道中での細切れアップロードということにしたい。現在午前 11時前。とりあえず、ちょっと早めの昼食をとっている磐越道阿武隈高原サービスエリアでのアップロードである。

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日陰には雪が解け残っている。ただ今日のところは、空は曇り空でも雪にはならずに済みそうだ。続きはまた後ほど。


午後 3時半を過ぎたところ。もっと時間がかかると思っていたのだが、先方が用意周到に整えてくれていたため、用件はかなりサクサクと運んで一段落となった。ありがたい。

これから帰路につく。案外早く帰宅できそうだ。続きはまた後ほど。


磐越道を走ってトイレ休憩に寄ったパーキングエリア、「差塩」と書いて何と読むのかをいつも忘れてしまい、看板文字の下に添えられたローマ字表記を見る度に「ああ、そうだった!」となってしまう。これで「さいそ」と読むのだよね。

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見事なまでの音位転換だ。いやはや。


午後 6時半を過ぎたところだが、途中のココ壱で海老カレーを食べている。昼食が早かったので腹が空いてしまったのだ。

ちなみに、この時期に福島県に行ったら当然の如く地震の話になる。2011年の東日本大震災での福島の被害は、原発事故での強制避難だった。今は避難先に根付いてしまい、浜通りの家に戻る意思のなくなった人も多いという。福島県の人口減少はかなり目立つようだ。

そして宮城県での人的被害の多くは津波によるものだった。私の妻の弟嫁の家族も津波で亡くなった(参照)。そして今回の地震での人的被害の多くは、倒壊した建物での圧死のようなのである。ニュース画像でみる限り、伝統的な木造日本家屋の多くが見る影もなく潰れてしまっている。

最初の震度 5 程度の揺れで家から脱出しておけば助かった人もいただろうが、そのまま留まり、直後に襲った震度 7 の揺れで家の下敷きになったケースが多いようだ。本当にお気の毒である。

日本に住んでいる限り地震から逃れることは難しいのだから、遭遇した時はしっかり判断して生き延びようと語り合って来た。


午後 7時 40分、家に辿り着いた。途中の食事休憩を除いて、往復合わせて 7時間以上運転していたが、まあ、なんとかなっている。自分自身の体力に感謝しておこう。

後は風呂に入って『和歌ログ』を更新し、ベッドに入ろうと思う。

 

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2023年12月24日

熊本では軽自動車用駐車場の「軽」の字が「圣」になる!

きりさん@凪守護神 さんという方の tweet を見て、少なからぬ衝撃を受けてしまった。軽自動車専用駐車スペースを表す文字が、「軽」ではなく「圣」と表示されている(参照)。

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この tweet へのコメントを見ると、驚くべきことにこれって九州、とくに熊本県ではごくフツーのことらしいのだ。日本の全都道府県に旅した経験があり、熊本県にもかれこれ 10回以上行ったことのある私だが、これについてはちっとも気付いていなかった。いやはや、日本は狭いようで広い。

これにはさらに「駐車することで表示が完成する」なんていうコメントまで付いている。一瞬、「はぁ?」と思ったが、実際の「車」と地面の「圣」という表示を合わせて「軽」になるという、一休さんの頓智話みたいな話のようだ。

興味が湧いたのでもう少しググってみると、"「車のない軽」コレクション" というページが見つかった。熊本大学教授の茂木俊伸さんという方のもので、かなり信頼できる。

詳しく知りたい場合は、このページの中にあるリンクから ”中高生日本語研究コンテストサンプル動画 「空から漢字を調査する―「車のない軽」(圣)の研究―」の舞台裏” というレポートをダウンロードすることもできる。なにしろ Google マップの航空写真を駆使しまくった労作だ。

この航空写真による調査の結果を地図上に表したものは、ネット上で手軽に見ることができる(参照)。確かに熊本県だけというわけではないが、どうみても熊本県に集中している。

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オリジナル・ページでは、さらに拡大して詳細に見ることもできる)

発見例を詳細にみれば熊本市内で 430件あまり、熊本市以外の熊本県内で 100件あまりだから、熊本市内が圧倒的だ。これはパチンコ店の駐車場にかなり集中しているという事情もあるようで、かなり笑えるのだが、それにしてもちょっとスゴいことだ。

上述のレポートには、「軽」の字だけでなく「経」とか「径」も「圣」になることがあるという例が示されている。こんな感じだ。

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駅での表示の「〇〇圣由」というのは、確かに私も見覚えがある。PC で文書を作成する場合は別に何とも思わないが、昔は手書きがフツーだったから、面倒な漢字はつい略したくなっちゃったんだろうね。

そして今でも駐車場の字はペンキでの手書きだし「車」という偏の部分は画数も結構多くて面倒そうから、略したくなる気持ちはよくわかる。「軽」を「圣」にするのは、熊本だけでなく全国的に広めてもいいんじゃないかと思うほどだ。

 

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2023年12月12日

「日本旅行で困ってしまうこと」のランキング

Record China というサイトに ”日本旅行で困ってしまうことは? 香港メディアが「あるあるランキング」を紹介” という記事がある(12月 10日付)。香港人にとって旅行先としての日本は断トツの一番人気なのだが、そこはそれ、慣れない国で困ってしまうこともあるようなのだ。

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ベスト 10 と言えばいいのか、ワースト 10 と言えばいいのかわからないが、とにかく順に紹介するとこんな具合である。

第10位:鉄道の割引券が分かりにくい。

これは香港人に限らず日本人でもわかりにくいから、私は SUICA に頼るだけだ。旅行客には「乗り放題券」などがかなり便利でお得なのだろうが、よくわからないよね。

第9位:釣銭が面倒

これもやっぱり、日本人でも面倒。支払いはキャッシュレスにするのが一番だが、現金しか通用しない場合もあるからしんどい。

第8位:喫煙スペースが少ない

これは日本に限らず、先進国なら喫煙はどんどん減ってるのだから、文句を言われても困る。いっそ国外旅行を機にタバコを止めればいい。

第7位:クレジットカードが使いにくい/第6位 マルチ決済の対応店が少ない

まともな店なら大抵クレジットカードが使える。(いろいろな面で)まともでない店は利用しないことだ。

第5位:ごみ箱が見つからない

これも日本に限ったことじゃなく、世界中どこの都市に行ってもポイ捨てのゴミだらけだ。日本は少しはマシかもしれない。

第4位:公共交通が複雑

いずれにしても大都市圏での乗り換えは面倒だけど、それも日本に限ったことじゃないし、日本人でも事前にしっかり調べておかないと迷子になる。そして乗り継ぐ度にキップを買うのは大変だから、SUICA がオススメだ。

第3位:道案内の標識や看板などで多言語表示が少ない

これは本当に改善すべきだと思うが、地名の表示は香港人なら漢字(読みは別として)で何とかなると思うがなあ。

第2位:接客従業員との意思疎通が困難

日本は本当に英語が通じないから、こればかりは気の毒なことだ。

第1位:無料 WiFi が少ない

最近はショッピングセンターなどでは大抵無料 Wifi があるから、この点に関しては情報が古いんじゃないかなあ。

というわけで、外国からの観光客が困ることの多くは日本人でも困ってしまう。とくに交通機関の乗り換えはアプリに頼るほかない。

外国人が本当に困るのは「言葉が通じない」ということだろう。あの「フランス語至上主義」と言われるフランス人だって英語での単純な応対ぐらいはできるんだから、日本人も少しは英語に馴染むべきだろうね。

それからこの記事とは直接の関係がないのだが、香港つながりで一応触れておく。

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親中派が議席独占 投票率は過去最低 ― 香港区議選」という 10日付のニュースには、8日に " 再び、「香港人、逃げろ!」" という記事を書いている私としては、本当に心が暗くなってしまったよ。

投票率 27.5% なんていう選挙で当選した連中は、完全に恥知らずである。

 

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