カテゴリー「自然・環境」の309件の記事

2019/12/12

ステーキを毎日食いたいという環境大臣が、COP 25 で演説

小泉進次郎環境省の COP 25 での演説は、かなり歯切れの悪いものになったようだ(参照)。「毎日でもステーキを食べたい」と発言していた彼のことだからそんなものかと思い、具体的な発言を確認しようとググってみたら、こんな動画が見つかった。TBS ニュースの直撃取材の模様である。

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記者が「毎日ステーキ」発言について尋ねると、彼はまず、

「この質問って今までなかったと思いません?」
「それだけでも日本の中で、環境問題っていうのを考えるよいきっかけになるなと思います」

と、ずいぶん切れ味の悪いトボけ方で他人事のようなことを言う。こんなような、ちょっとシビアなツッコミには慣れていないようなのだね。まあ、お坊ちゃまだから。

彼自身は初めて受けた質問だったかも知れないが、肉食が地球温暖化の大きな要因であることは、環境に関わる者にとっては既に「イロハのイ」ほどの常識だ(参照)。「環境問題を考えるよいきっかけ」なんて段階を、世の中はとっくに通り過ぎている。

ましてや彼はコロンビア大学で政治学のマスターを取得して、今や環境大臣になっている身なのだから、この程度のことは当然熟知していなければならないのだが、彼の目の泳ぎ方をみると理解が不足しているとしか思われない。だからこそ、環境大臣のくせに「毎日ステーキを食べたい」なんて平気で言い出せたのだろうけど。

で、具体論としてその「毎日ステーキ」発言について問われると、

「毎日でも食べたいということは、毎日でも食べているというわけではないです」

なんて、今どき子供でも恥ずかしくて言わないようなことを言い出す。これ、純粋論理としては、毎日ステーキを食べつつ(さらに今後も)「毎日でもステーキを食べたい」と言っても何ら矛盾は生じないのだから、自らの「論理音痴」をさらけ出してしまっている。そしてその上、

「好きなもの食べたいときありません?」

と、「よくわからない問題では、余計なことは言わん方がいい」とアドバイスしてあげたくなるほどのアホ発言になる。これにはさすがに記者も呆れたのか、結構長い絶句の後に、

「そういうことを聞いているのではなく、大臣としてどう整理しているかを聞いている」

とツッコまれると、言うに事欠いて

「みんなにばれないようにステーキを食べている方が嘘くさくないですか?」

と来た。これが「大臣として整理した上での発言」ということのようなのだ。質問の趣旨を理解できないほど、ただひたすら「ステーキを食いたくてたまらない」ようなのである。全然セクシーじゃない。

ここに至って、この人のオツムの程度が理解できた。「フランクな会話を盛り上げる "カンとセンス" は悪くないみたいだけど、ちゃんとした話になると、要するに『おバカ』なのかもね」ということである。

その彼が、国際会議で環境に関する演説をしたという。もちろん英語で。

3日前まで「カタカナ英語」について 4回連続で論じたばかりだから、敢えて言わせてもらうと、彼の発音は "Thak you" が "Sank you" になりがちだけど、"L" と "R" の区別はちゃんとできているから、それほど恥ずかしいレベルじゃないみたいだよね。

敢えてもう一度言うが、彼は「フランクな会話を盛り上げる ”カンとセンス” は悪くない」ようだから、高度な知識と論理性が要求される話さえ注意深く避けさえすれば、日本国首相になら、なれないこともないだろう。トランプみたいなのが米国大統領になれてしまう世の中なんだし。

とくに彼の前に首相を勤めるにふさわしい人物がほかにいるかとなるとかなり疑問だから、下手するとその時期は案外早いかもしれない。そう思うと、なんだか冷や汗ものだなあ。

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2019/12/05

関東で地震が連続

関東では近頃、毎日のように地震が発生している。私は今朝から関西に出張していて、今夜は奈良のホテルに泊まっているのだが、さっき(午後 10時半頃)も茨城県北部で震度 3 の地震があったようだ。これで 4日連続である。

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FNN PRIME は、【「東京で震度6超える恐れも」関東で頻発する地震は“首都直下型”の前兆!? 備えるべきポイントとは】なんていう物騒なニュースを伝えている。もう 8年以上経ったとはいえ、東日本大震災の記憶がまだそんなに薄れているわけでもないので、かなりイヤな感じだ。

私は既に大地震を 2度経験している。1度目は 1964年の「新潟地震」。小学校 6年の時で、結構長期間にわたって暖水していたので、毎日のようにバケツをもって給水車の列に並んでいたのを思い出す。生長期に毎日両手にバケツをぶら下げて水運びをしていたので、ずいぶん体力が付いちゃったよ。そして 2度目はあの東日本大震災だ。

地震というのは自分の立っている地面がグラグラ揺れ動くのだから、人の力ではどうしようもないレベルの恐怖感がある。大地震となったらなおさらだ、

さらにその後の余震が頻発する中で復旧まで耐えていくというのも、本震の恐怖以上に気の重い話になる。それを 2度も経験したのだから、「3度目はいらないよ」と言いたくなるのは無理もない話だ。つくづくご免こうむりたいと、本気で思う。

とはいえ、地下にエネルギーが溜まってしまったらどこかで放出しなければならないのだから、こればかりは避けようがない。地震はなるべく来てもらいたくないが、それが後になればなるほど大きなエネルギーが溜まっているわけだから、大地震となってしまう。

そうなると、なるべく早めに比較的小さな地震として発生してもらう方がまだマシなのかもしれず、なかなか複雑な思いになってしまう。地震国というのはよくよく面倒な宿命を背負ってしまっているわけだ。

 

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2019/11/24

パパ・フランチェスコのメッセージ

ローマ教皇が「長崎爆心地から核兵器廃絶のメッセージを発信」というニュースに、私は素直に感銘を受けた。彼は 2014年3月に「環境破壊は『モダンな罪』」と指摘し、さらに 2015年 6月にも「環境問題での回心」を呼びかけていて、「新しい時代の教皇」という印象なのだ。

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余談だが、マスコミは最近、「ローマ法王」ではなく「ローマ教皇」として報道することが増えたようだ。今回の来日においても、3日ぐらい前までは NHK のニュースでも 「ローマ法王」としていたが、急に「ローマ教皇」と呼ぶように転換しているようである。ちなみに「教皇」は英語で "The Pope" だが、その語源はギリシア語の ”Papa” で、つまり「お父様」ということのようなのだね。

ただ、「ローマ教皇フランシスコ」と表記されることが多いようなのだが、私は彼が教皇になられた 2013年以来「フランチェスコ 1世」と書いている(参照)ので、今回もそのまま「フランチェスコ」で通す。

とにもかくにもパパ・フランチェスコは「環境問題での回心」といい、今回の核兵器廃絶の呼びかけといい、私が歓迎したくなるメッセージを発信し続けておられ、ありがたいことだ。今後も世界中でこうした呼びかけをしてもらいたい。

彼は自らの名前の由来となる「アッシジのフランチェスコ」の作と伝えられる(本当はそうじゃないともいわれるが)「平和を求める祈り」でメッセージを締めくくり、「この祈りが私たち全員の祈りとなることを確信しています」と呼びかけた。

「平和を求める祈り」の全文を以下に記す。

主よ、わたしをあなたの平和の道具としてください。
憎しみのある所に、愛を置かせてください。
侮辱のある所に、許しを置かせてください。
分裂のある所に、和合を置かせてください。
誤りのある所に、真実を置かせてください。
疑いのある所に、信頼を置かせてください。
絶望のある所に、希望を置かせてください。
闇のある所に、あなたの光を置かせてください。
悲しみのある所に、喜びを置かせてください。
主よ、慰められるよりも慰め、理解されるより理解し、愛されるよりも愛することを求めさせてください。
なぜならば、与えることで人は受け取り、忘れられることで人は見出し、許すことで人は許され、死ぬことで人は永遠の命に復活するからです。

美しい祈りである。

 

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2019/10/28

セイタカアワダチソウが、クズに負け始めているらしい

一時は空き地という空き地はセイタカアワダチソウで覆われていたが、最近はその勢いが衰え始めているらしい。

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セイタカアワダチソウはアメリカを原産地とする外来植物で、いつの頃からか猛烈な繁殖力で増え続けてきた。これには理由があって、この植物は根から周囲の植物を枯らす毒として作用する「アレロパシー物質」というのを出しているらしい。それで自分だけがどんどん生息範囲を広げてこれたのだ。

しかしこれは実は「両刃の剣」で、このアレロパシー物質はセイタカアワダチソウ自身にも作用してしまい、自分を枯らす毒ともなってしまうという。このために一時ほどの勢いがなくなりつつあるセイタカアワダチソウに代わって勢力を拡大しているのが、日本古来の野草であるクズ(葛 - 上の写真)である。

クズは蔓性の植物で、地面を這って伸び、他のものに巻き付いてどんどん成長する。葉っぱは結構大きくて、他の植物を覆い隠してしまうから、自分だけが増えていってしまう。

アメリカ辺りでは日本から入ったクズが圧倒的に広まって、ケンタッキーなどは家や畑を覆い尽くしてしまった地域があり、人間が土地を捨てて脱出してしまうという事態にまでなっている。外来植物というのは恐ろしいものである。

日本では古来、根を乾燥させてデンプンを取り、「葛粉」として食用にしたり、生薬に用いたりしてきた。「葛根湯」というのはその代表である。しかし最近では、葛粉や生薬の需要が減って放りっぱなしにすることが多くなったため、とにかく伸び放題の「悪役」と化しつつある。

いずれにしても、野草の世界とはいえ人間がしっかりと手を入れて付き合っていかないと、多様性が損なわれて始末に負えない事態になってしまうようなのである。

 

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2019/10/25

「またか!」の大雨

台風 21号は本州の東海上を通り過ぎるから、大きな影響はないと思われていたが、実際には「直接の影響」ではないものの、台風の呼び込んだ湿った空気のためにとんでもない大雨になった。私は昼前に出発して、今は三重県のホテルに入っている。

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こんな大雨になるとは知らなかったので、軽い気持ちで東京駅まで来たが、構内でやたら多くの外国人旅行客がウロウロしている。何事かと思っていると、房総方面の大雨の影響で成田エクスプレスを含む千葉方面への特急がすべて運休となり、成田空港に行けなくなった外国人客がどうしたらいいかわからなくなっていたらしい。

ありがたいことに東海道新幹線はダイヤ通りに運行していて、予定通りに乗り込むことができた。上の写真は大井川を渡る時に撮影したビデオの 1シーンで、画像をクリックすると YouTube に飛べる。

初めはスロー、途中からオリジナルのスピードで再生されるが、窓に打ち付ける雨粒がつながって幾筋もの流れとなってしまっている。こんなの、初めて見た。

スマホの情報では茨城県のあちこちで避難勧告が出ているというので、さすがに心配になって家に電話すると、「まだ大丈夫そう」というビミョーな返事だった。雨は夕方過ぎには止んだはずだが、洪水というのは雨の止んでからが本番になるから、油断がならない。

台風の水害は年中行事みたいになっているが、それにしても今年はひどすぎて、短期間のうちに「またか!」と言いたくなるほどだ。近年の温暖化が災いしているというのは、専門家の一致した見解である。こんなにまで大雨災害の相次いでいる日本で、環境問題への取り組みがなまくらすぎるのは大問題だ。

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2019/10/20

台風 20号が日本に近付いているらしい

台風 20号が、火曜日には本州に接近するおそれがあるという。進路予想図を見ると 19号と似たコースを辿るようで、「もう勘弁しておくれ」と言いたくなってしまう。

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この台風は発生した時点ではすぐに消滅するだろうなどと言われていたが、予想に反してしっかりと成長してしまい、日本にまともに向かってきていいる。火曜日に紀伊半島に近付く頃には温帯低気圧に変わるとみられるが、活発な雨雲を伴っているので、またしても東日本で大雨が警戒されるという。

さらに台風 21号まで発生している。これは日本の東海上に抜けていくとみられるが、今年は台風の当たり年とみていいだろう。

私が出張ラッシュに突入するのは今月 25日からなので、台風の影響は受けずに済みそうだ。我ながら見事な晴れ男ぶりだが、台風 22号なんてものが発生しないように祈るのみである。

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2019/10/14

ウシガエルと恐竜、そして人類

先月 14日に、「ウシガエルの声が、先日の今週の月曜日の台風 15号襲来以後、ぱったりと聞こえなくなってしまった」と書いた(参照)。それまで裏の川土手で毎日「モウ、モウ」と鳴いていたウシガエルが、台風による増水で流されてしまったらしく、一匹もいなくなってしまったのである。

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それまで昼となく夜となく聞こえていた威勢のいい大音響が聞こえなくなると、なんとなく淋しい気がする。もしかしたら、どこかに産み付けられた卵が来年春に孵化し、夏過ぎにはカエルになって鳴き始めるかもしれないが、成体が流されたのだから、卵だって流されてしまっただろうと悲観的になってしまう。

ここに引っ越してきて以来 40年近くも親しんだあの鳴き声の主たちが、たった一度の猛烈な台風でいなくなってしまったのだから、地球温暖化に伴う気候の変化というのは本当にばかにできないものだと思う。ちょっと大袈裟すぎる連想かもしれないが、私は恐竜の絶滅という事実にまで思いを馳せてしまったよ。

恐竜は約 6,600万年前の白亜紀と新生代との境に多くが絶滅したと言われている。「多くが」と言うのは、小型のものは現在の鳥類として生き残っているとも言われるからだが、いずれにしても「いわゆる恐竜」という生物はほとんど絶滅してしまったわけだ。

その絶滅の要因は、巨大隕石衝突によって地球の気候が大きく変わってしまったことだとも言われる。いずれにしても、気候の変動は生態系に大きな影響を与えるのだ。

恐竜の絶滅が巨大隕石衝突による気候変動だったとすれば、最近の気候変動は CO2 の増加による温暖化である。この温暖化が気候を極端なものとし、大型で強い台風の頻発にもつながっているとみられる。

今回の台風 19号では、47人の死者が出たという。60年前の伊勢湾台風では 4,000人以上が犠牲になったが、当時は天気予報の精度が低く、情報伝達も今ほど発達していなかったし、さらに堤防整備などの社会インフラも整っていなかったので、これほどの被害規模になったのだろう。

それを思えば、これほどまでに情報が発達し社会インフラの整備も進んだ現代において、47人もの死者が出たというのはある意味大変なことだ。今後、このくらいの規模の台風が当たり前に襲来するとなると、常にかなりの被害を覚悟しなければならない。

恐竜が巨大隕石衝突による気候変動で絶滅したとすると、人類は CO2 増加による気候変動で絶滅するかもしれない。絶滅を免れるとしても、住みにくくてしょうがない環境になってしまうのは確実だろう。

そんなことまで思いが飛んでしまうと、我が家の裏の川のウシガエルに戻ってきてもらい、気休めでもいいから少し安心させてもらいたいものなのである。

 

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2019/10/13

台風 19号が去って

台風 19号が去って、慌ただしい 1日が暮れようとしている。我が家の裏の川は、川幅がいつもの倍ぐらいに広がっているが、どうやら氾濫はせずに済みそうだ。

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昭和 61年(1986年)、台風 10号崩れの低気圧で関東が大雨になった時には、この川が氾濫して、私は 3番目の子を身ごもっていた妻、2人の幼子、そして犬 1匹を連れて、高台の中学校に避難したのだった(参照)。あの頃と比べればこの地域も治水対策が進み、今回のような台風でも避難しなくて済むようになったことはありがたい。

さて、今回の台風 19号の報告である。早く言ってしまえば、我が家では大した被害は出なかった。先月の台風 15号では屋外のいろいろな設備がぶっ飛んでちょっとした被害があったが、今回は対策をしっかりしたためか、あるいはぶっ飛ぶべきものは既にぶっ飛んでしまったからか、ほとんど無事だった。

ただ、最寄りの浄水場が停電したため、夜中から断水してしまった。インターネットで市の防災情報を見ると、停電箇所が多いので復旧には時間を要するとある。水と保存食料はきちんと確保してあるので焦りはしなかったが、もしかしたら 2日間ぐらいは風呂に入れないかもしれないと覚悟した。

しかし復旧は思いのほか早く、朝の 9時頃には水道がゴボゴボいって水が出始めた。水インフラは重要なので、浄水場の停電対策には優先的に取り組んでくれたらしい。ありがたいことである。

お笑いはこの後で、断水が復旧して 1時間近く経った 10時頃に、市の広報車がやってきた。何ごとかとスピーカーの音声に耳を傾けると、「只今、断水しております。ご迷惑をおかけしております。復旧には全力で取り組んでおりますので・・・」みたいな、寝ぼけたことを言っている。

市役所内部の情報伝達は、物理的な水の巡りよりもずっと手間がかかるらしい。混乱していたのは理解できるが、あれはちょっとお粗末だったよね。我が家よりちょっと手前で「水はもう出てるよ」と教えてあげた人がいたようで、広報車はスピーカーの音声を消してすごすごと帰って行ったのだった。

ただ、我が家の被害はこの程度のものだったが、今回は大雨のために河川の氾濫が多く伝えられている。私も自分の避難経験でわかっているが、実は水害というのは台風が去って 1日後ぐらいが本番だ。水害に見舞われている地域の方々には、心からお見舞い申し上げる。

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2019/10/01

私が肉食を止めた理由を代弁してくれる動画を見つけた

私は牛や豚などの肉を食うのを極力控えるようになって 5年以上、完全に止めてからでも 2年ほどになる。そして下の画像クリックで飛べるたった 2分 30秒の動画を見れば、あなたも私同様に肉を食べたくなくなるかもしれない。ただ、どうしても肉を食い続けたいという人には、ジレンマの種を提供してしまうことになるだろうが。

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私は肉食忌避について、今年になってから少なくとも 5本の記事を書いている。ざっと挙げると、こんな具合だ。平均すると 2ヶ月に 1度以上書いていることになる。

肉食をすっかり止める前、つまり「極力避ける」という段階からの記事も含めれば 30本近くになる。ただ私は「肉は食わない」と書きながらも、その理由を具体的にあまり多く述べていない。それをするとくどくどした文章になってしまうような気がして、あまり気が進まなかったのだ。それに、調べれば誰でもわかることだしね。

わずかに、肉食を完全に止める前の 2006年 1月 25日付「肉を食わされるのは、かなわんね」という記事に、「びんちょうたんコム」というサイトの「肉食は私たちをどこに導くのか?」という記事から引用して次のように書いている。

NHK の番組によると、世界のトウモロコシ年間生産量約六億トンのうち、約四億トンまでが穀物飼料に使われています。その穀物飼料の一割でも人の食用に回せば、世界から餓えはなくなるというのです。もしそうした場合、肉の生産量は減りますが、それは米国人と日本人が五回に一回、肉料理を減らすだけでしかありません。

当時、この記事があちこちで紹介される際に「米国人と日本人が 5回に 1回肉料理を減らすと、世界から飢餓がなくなる」なんて短絡的なタイトルを付けられてしまった。そして「そんなのウソだ」とか「不可能だ」とかいう、感情的としか思えない反論があちこちに見られたのである。

引用文をよく読んでもらえばわかるが、その主旨は「穀物用資料の一割でも人の食用に回した場合の肉の生産量の減少は、米国人と日本人が五回に一回、肉料理を減らすだけでしかない」という客観的なものだ。感情的に反論した人は、よほど肉を食いたいのだろう。

ただ私としては、そこまで言われながら肉食を続けるのはあまりにも夢見が悪いので、純粋に「倫理的な理由」で肉食を止めたのである。決して「嫌いだから食べない」というのではないのだ。ただ長らく止めているうちに、肉を見ても食い物とは思われず、むしろ気持ち悪いものに感じるカラダになってしまったが。

ここで紹介した動画は、私が肉を食わない理由を的確に、しかも手短に代弁してくれるものだ。音声は英語だが、日本語字幕付きで理解しやすい。

 

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2019/09/29

クジラ 1頭に 2億円分の経済効果があるらしい

National Geographic に「クジラ 1頭に 2億円分の経済効果」という見出しの記事がある。一体どういうことかと思ったら、ヒゲクジラやマッコウクジラなどの大型クジラはあの巨大な体内に大量の炭素を固定しており、死んでからまで炭素もろとも沈み、数百年以上にわたって炭素を海底に隔離するのだそうだ。

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ということは、2億円かけて二酸化炭素を発生させないための環境設備を作るより、クジラを捕らない政策を進めることの方が地球温暖化を抑制することができるということだ。日本政府の捕鯨解禁は愚策というほかない。

クジラの糞にも温暖化防止効果があるという。海底深くで採餌するクジラは、水面近く海面近くで排せつして、窒素、リン、鉄など大量の栄養物を放出する。これがプランクトンの発生・増殖に寄与し、光合成による CO2 吸収を促進する。この記事は次のように強調する。

現在、地球の海には約 130万頭のクジラが生息している。これを、商業捕鯨が始まる前の推定 400万~500万頭まで回復させられれば、クジラだけで年間約 17億トンの CO2 を回収できる計算になる。ブラジルの 1年間の CO2 排出量を上回る量だ。

大型動物が人類にもたらす生態系サービスは、「すべての生き物に恩恵がある」ということのようだ。我々はこの点を大いに認識すべきだろう。

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