カテゴリー「自然・環境」の440件の記事

2023年2月 2日

寒さの中での運動って、汗もかかないのだよね

寒い! 明後日の 2月 4日は立春だが、それって「見えないところで春が始まりかける頃」ぐらいの意味と思っている方が無難で、実際は 1年で一番寒い時期になる。

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つくばの地では空は晴れても寒風が吹き付けて気温はなかなか上がらないが、一応エネルギー消費節減の意味も込めて、室内温度の設定は低めにしている。そのため朝晩は部屋の中でもフリースとダウンウェアの重ね着で寒さをしのぐ毎日だ。

福島県喜多方市で天然酵母パンと焼き菓子の店「食工房」をやっておられる青木さんも「年寄りは体を冷やすな」と書いておられる。タイトル画像の飯豊山麓の雪景色を見てもつくば辺りとは寒さの度合いが違うのが感じられるので、とくに大切なことなのだろう。

私も昨年 7月で一応 70歳になったので、その辺りは結構気をつけるようになった。若い頃は「暑さを我慢するのは大変だけど、寒い分には体を動かせば汗だってかいちゃうからね」なんてノー天気なことを言っていたが、最近は汗をかくほどの運動をするのもなかなか大変だ。

軽いジョギングやサイクリングなんかでも、終わってみると「ありゃ?」と思うほど疲れていたりすることがある。つくづく年はとりたくないものだ。

というわけで、このところは早足で 3km 歩くことを最低限の日課にしている。これなら疲れもせずに無理なく毎日継続できるし、周囲の自然の変化も味わえるので退屈しない。こうして体力を維持しておけば、時々自転車のロングライドやヒルクライムなんかをしてもなんとかなる。

ただ、これだけ歩いても寒風の中では寒いばかりで、汗をかくこともないのだよね。薄着で汗をかきながら運動できる季節の来るのが待ち遠しい。

 

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2023年1月31日

夜明け前が一番暗いわけじゃないが、寒いのは確か

「夜明け前が一番暗い」というのは、元々は ”The darkest hour is just before dawn.” という西洋の諺である。「苦難とは終わる直前の時期が最も苦しいのであり、それを乗り越えれば好転していく」という暗喩で、これをタイトルとした歌まであるほどだから、ポピュラーな言い回しなのだろう。

というわけなのだが、「苦しくても諦めずに頑張ろう」みたいな意味を別とすれば、文字通りの「夜明け前が一番暗い」というのは、「そりゃ、違うよなあ」とずっと思ってきた。下の写真は今朝 5時前の東の空で、これを見ても「日の出る前から、だんだん明るくなる」のが明らかである。

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ただ問題は、「夜明けとはいつの時点のことなのか」ということだ。「夜明け = 日の出」であれば「夜明け前が一番暗い」が間違いなのは明らかだが、「日の出前のぼんやりと明るくなり始めた頃」をいうとすれば、ちょっとビミョーなことになる。

とはいえ、「ぼんやりと明るくなり始める直前」が一番暗く、そこを境とし、一転して明るくなり始めるなんて考えることにも無理がある。自然というのはそんなにデジタルな杓子定規ではない。

実際には「暗い夜」を経てだんだんと夜明けに向かって明るくなるのであり、そこには明確な境界線なんてない。そもそも「暗い夜」なんていうのも多分に観念的なもので、個別に見れば皓々とした満月の夜もあり、さらに満月だって雲に隠れたりもするから、同じ暗さではない。

人生も同様で、「良くなり始める前が一番苦しい」なんてわけでもない。どんな苦しい時期でも、意識すれば楽しい一時を見出すことができる。要するに、妙な固定観念に縛られずに生きていきたいものなのである。

ただ、今の時期は「夜明け前が一番寒い」ということなら、感覚的にほぼ言えると思う。とくに最近は寒波が続いているから、夜明け前に早起きすると、暖房を点けて部屋が暖まるまでは足踏みしながら震えていなければならない。

実は今日も都合で早起きしたので、上の写真は寒さに震えながら撮ったものである。

 

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2023年1月29日

雪のあれこれ

昨日の朝に土手を白く染めていた雪(参照)はほとんど解けてしまったが、木陰などではまだ解け残っている。日向はすっかり乾いてしまっているのと対照的で、日の光が当たると当たらないではかなりの違いになるものなのだね。

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つくば周辺も 40年以上前に引っ越して来た頃は 1月から 2月にかけて、時々結構な雪が降った。下の写真は 2017年 12月 17日の記事に添えたものだがが、この青いスウィフトに乗っていたのは 10年以上前のことだから、多分 2012年 1月の大雪の時の写真だと思う。

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つまり 11年前のことだ。それ以前はこのくらいの雪は珍しいことではなかったが、最近ではほとんどなくなってしまった。変われば変わるものである。

雪と言えば、今日の Togetter で珍しい画像が話題になっていた。「玄関前のタイルに吹き付けた雪が不思議な模様を描いていた→なぜこうなるの?→答えがわかっても不思議な印象に」というもので、のぶぶ さんという方の 1月 25日の tweet が発端になった。

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見れば見るほど不思議な画像で、私ごときにはどうしてタイルの上で雪がこんなことになるのか想像も付かず、「奇跡」としか思われなかった。ところが 2日後に、タイルの仕事を専門とする方によるコメントで、この「奇跡」の裏側(まさに「裏側」である)がわかった。こういうことであるらしい。

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つまりこのタイプのタイルは、4枚に見える部分が裏でつながっていて、その「つなぎ」(右上写真の黄色部分)部分の熱伝導が低いために、降った雪がそこだけきれいな模様として解け残ったのだろうという。自然と人工の、見事な合作だ。

世の中って、時折こうした奇跡的な現象があらわれる。なかなか捨てたものじゃない。

 

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2023年1月25日

新名神高速が雪でマヒ状態というニュースで

昨日の記事で10年に一度の最強寒波が南下…近畿で警報級の大雪の見込み」というニュースを紹介した時点で、こんなことになるんじゃなかろうかと危惧していたが、やっぱりそうなってしまった。新名神高速道で多数の車が動けなくなってマヒ状態になり、解消の目処が立っていないという。

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NHK ニュースは本日 16:57 付の「新名神 多数の車が立往生 三重 菰野 IC~滋賀 甲賀土山 IC 下り」というニュースで、「三重県と滋賀県にまたがる一部の区間で多数の車が動けなくなる立往生が起きています」と伝えている。かなり大変な状況のようだ。

ニュースは「25日昼前の時点で、距離はあわせて 10キロほどとみられましたが、午後 2時の時点ではわからないとしています」と伝えている。ということは、把握しきれないほどの区間で立往生になっているということなのだろう。

関西方面はあまり大雪が降らないので、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどの装備に無頓着なドライバーが多いのだろう。とはいいながらも、昨日の時点で雪になるとの予報が明らかになっていたのだから、あまりにも無警戒すぎだ。

ただ、自分だけが雪の対策をしてもそれで大丈夫とはならない。私は経験上わかっているのだが、いくら自分のクルマがスタッドレスタイヤを付けていても、周りのクルマがノーマルタイヤで動けなくなってしまうと、その渋滞の中から抜け出せなくなってしまうのだ。

私は一応雪国の生まれなので、雪が降るかもしれないという予報が出たら、念のためにスタッドレスに履き替えることにしている。ところが雪国以外では素直にそうしてくれるドライバーが少ない。これが問題だ。

雪国ならほとんどのクルマがスタッドレスを履いているので OK でも、関東や東海、関西になると多くのクルマが動けなくなってしまう。自分のクルマは装備十分で問題なく走れるのに、巻き添えをくらって動けなくなってしまうというのは、本当にストレスなのである。

だいぶ前にこのストレスを味わってしまったので、私は雪が降り始めたらできるだけクルマを走らせないようにしている。新名神の立往生の中にも「俺はちゃんとスタッドレス履いてるのに、なんで周りの連中の巻き添え食わなければいけないんだ!?」と、ストレス満々のドライバーが少なくないと思う。

本当に本当に、気の毒な限りである。

 

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2023年1月24日

「10年に一度の最強寒波」ということのようで・・・

ニュースで「大寒波」とか「大雪」とか騒がれている割には、ここつくばの地は呑気なもので、今日は昼前から晴れたし風もそれほど冷たくない。ところが天気予報やニュースを見ると、日本の天気はどうやら大変なことになっているようだ。

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ウェザーニュースの予報図を見ると、今回は日本海側でも東北よりは北陸以南の方が大雪になっているようで、山陰でもかなり降雪を示す色が濃くなっている。九州まで鹿児島を含む広い範囲で雪のようだ。

毎日放送は「10年に一度の最強寒波が南下…近畿で警報級の大雪の見込み」と伝えていて、近畿地方の北部、中部では警報級の大雪になるとしている。ニュースに添えられた本日午後 9時の雨と雪の予報を見ると、京都は当然として紀伊半島や四国まで降雪を示す白で塗られている。

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山陽新幹線沿いで大丈夫そうなのは大阪、姫路、広島ぐらいなもので、姫路〜岡山間に降りてくる雪雲は、瀬戸内海を越えて四国まで達するようだ。こんなような予報図は、あまり見たことがない。

実は私は来月、久しぶりに山陰方面に出張することになりそうなのである。久しぶりの遠方への旅になるのでわくわくしているのだが、それが今月じゃなくてよかったよ。願わくは、来月になったら少しは春めいた陽気になっていてもらいたい。

時間と天気さえ許せば、先月 25日の「連続 19年毎日更新」時の記事(参照)で触れた足立美術館に立ち寄ってみたい。この時の記事では「とりあえず、島根県安来市の足立美術館というところに行ってみたくなったし・・・」と書いているが、こんなに早く叶いそうになるとは思わなかった。

雪がおさまってくれればありがたいが、ここの庭園は米誌の日本庭園ランキングで 19年連続トップを維持しているだけに、雪なら雪でまた素晴らしい光景になるようだ。楽しみ、楽しみ。

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願わくは、例え雪になったとしても大雪にはならないように・・・。

【追記】

足立美術館のサイトにある昨年末の情報だが、ここの日本庭園は 19年どころか「20年連続日本一」に選ばれたそうだ(参照)。

 

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2023年1月14日

鳥や動物も、発酵した果実で酔っ払うのだね

State of Poland さんという方(ポーランド人のようだ)が、発酵した果実を食べた小鳥が舗道の上で完全に酔い潰れてると、写真を添えて tweet している(参照)。賢明な通行人が拾い集めて安全な場所に移してくれたそうだが、「へえ!」と驚くような光景だ。

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Tweet の原文では、この鳥は "waxwing birds" となっているが、調べてみるとレンジャク系の小鳥のようだ(参照)。なるほど、写真を見ると羽根の先が蝋細工のように赤い。これ、酔っ払わなくても元々赤いのだね。

この tweet で初めて知ったのは、小鳥が食べ物で酔っ払うということのほかに、酔い潰れて正体なくなってしまう状態を英語で "irresponsible" と言うってことだ。元々の意味は「無責任な」ということだが、まあ、自分の存在自体に無自覚で責任を負えないほどってなことなのだろう。

それにしてもこんなことってあるのだねと驚いてしまい、調べてみると、発酵した果実や野菜で動物が酔っ払ってしまうということは、ないことではないようなのである。探してみると、まず発酵したカボチャを囓って酔っ払い、木に登れなくなったリスの動画が見つかった。

後足の爪を木に引っかけたまま、万歳してひっくり返る様は、まさに「酔っ払いそのもの」である。食べてる途中で「ありゃ、これってちょっとヤバいかも!」と思わないこともないのだろうが、それより「いい気持ちじゃん!」という感覚が勝っちゃうのだろうね。うん、その気持ちはよくわかる。

さらに、発酵したリンゴで酔っ払ったハトの動画もある。完全に酔い潰れているので、ここでも "irresponsible" という言葉が使われている。"Come on!" という掛け声で揺り起こされてようやく目を覚ますが、全然飛べないほどヘベレケ状態だ。

それだけじゃない。アフリカの Marula (マルーラ)という果実の発酵したやつを食べて、サルやキリンやイボイノシシなんがヘロヘロに酔っ払うという動画まである。こちらは "irresponsible" というほどではないが、かなり幸せそうだ。

体の大きなゾウまで千鳥足になり、翌日になっても二日酔い状態みたいなのだから、結構なアルコール度数なんだろう。私もちょっと食べてみたいほどだ。

 

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2023年1月 7日

今年の冬の天気は、一筋縄では行きそうにないなあ

今週初め頃の天気予報では、今日 7日の関東は久しぶりで雨になるかもしれないというような話だったが、結局のところは上天気のまま日が暮れた。明日以降もこのままずっと晴れが続き、来週は暖気が流れ込んで季節外れの暖かさになるという(参照)。

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ところが再来週は、16日月曜日から再び強い寒気が南下して寒くなるという予報だ。暖かくなった後の急な寒さだから、体調管理によほど気をつけなければならない。

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北海道、東北日本海側、上越などは、一度雪が解けてもその上にまた積もってしまうのだろう。なかなか大変そうだ。

一方で関東の冬は、1月後半以後に雪が降ったりするから油断がならない。東北日本海側や上越の雪は、西高東低の冬型気圧配置によってもたらされるが、関東の雪というのはそれとはメカニズムが違い、春先の低気圧が太平洋沿いに北上する時、気温が低いと雨じゃなく雪になる。

1月後半は気温が低くなるというから、そんな時に低気圧がやってきたら、結構な雪になってしまう可能性がある。1月後半以後はできればあちこちに出かけたいのだが、そんな時に雪になったら面倒だなあ。

今年の冬はなかなか一筋縄では行きそうにないから、本格的な春が来るまではちょっと気が休まらない。

 

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2023年1月 5日

「自然界に受け入れてもらえない人」っているのだね

「現代ビジネス」のサイトに ”定年後に1500万円で「地方移住」した元役員、やがてそれを後悔した「意外な理由」” という記事がある。移転先で、面倒くさい人間関係に巻き込まれてしまったのかなあなどと思いながら読んでみたところ、意外なストーリーに驚いてしまった。

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元商社マンの Aさん(64歳)は、定年後は自然の中で暮らすことを夢見て、長野県の佐久平に 1,500万円で家を購入して移住したのだという。家のそばには渓流が流れ、釣りをしながら自然を楽しむという希望にぴったりの環境だった。

ところが、実際にその家で暮らし始めたところ、夜になって渓流の水音が気になって眠れなかったというのである。「昼間は癒やされた岩の上を滑り落ちる小さな音が、これほどかというほどに大きく聞こえてくる」ことに気付き、あっという間に睡眠不足に悩まされるようになった。

さらに鳥のさえずりにも悩まされる。とくに春になり、オオルリの繁殖期に入ると「朝の 4時から鳴き始めると、どんなに綺麗な音色でももう雑音にしか聞こえません」ということになる。

堪えきれなくなった Aさんは「二回目の春を迎える前に、移住者向けに分譲されている新興の住宅地にさらに転住」し、今は二重サッシの窓で無音状態にされた部屋の中で、好きなクラシック音楽を聴きながら暮らしているという。「そりゃもう、ご苦労様でした」というほかない。

若い頃、テントを背負って(さらには「テントなし」の進化形で)山の中に分け入り、まさに「自然の真っ只中」で寝ていた私には信じられないような話である。ちなみに渓流のそばでテントなしで寝ようものなら、夜になればそりゃもう、轟音のような水音だ。

しかしそれも「人工の音」じゃないから、寝袋に入って横になれば「気にならない環境音」でしかなくなる。「聞こえているけど聞こえない音」と言ってもいい。

フツーはそんなもんだと思っていたのだが、「自然界の音」って、不慣れな人には「堪えられない雑音」になってしまうってこともあるのだね。そうした人もいるのだということを、この記事を読んで初めて現実的に理解した。

定年後の「田舎暮らし」を「何となく」程度に夢見ている人は、実際に行動に移す前に何度かキャンプでもしてみて、「自分が自然に受け入れてもらえる存在かどうか」を確認してみる方がいいだろう。もし水音や鳥の鳴き声が気になってしまうようだったら、妙な幻想は抱かない方がいい。

 

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2023年1月 2日

鶴岡市の土砂崩れについて

悲しいニュースだが、庄内出身の「庄内拓明」を名乗っている者としては、故郷である酒田市の南隣、鶴岡市で発生した土砂崩れに触れないわけにいかないだろう。行方不明だった老夫婦は本日朝にようやく見つかったが、容態はわかっていないというニュースが入った。心が痛む。

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大晦日の朝一番に「鶴岡市で土砂崩れが発生」というラジオ・ニュースを聞いたときは、鶴岡市でもずっと南側の、新潟県境に近い山間部で起きたのかと思っていた。ところがテレビで画像を見ると、決して山間部じゃない。周囲には水田の広がる紛れもない庄内平野の一画だ(参照)。

ただ庄内平野ではあるが、ちょっとした丘陵沿いで、その丘陵の反対側はすぐに日本海の荒波という所である。防風壁のような丘陵で護られているから、まともに地吹雪に見舞われる酒田とは違い、冬でも比較的穏やかな地域なのだろう。ところが今回の災害はその穏やかな地域で起きてしまった。

この地域でどうしてこんな災害が起きてしまったのか、それは開発の経緯を記録した写真を見るとわかるような気がする。こんな具合だ。

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左は 1967年当時の航空写真。こんもりした里山(標高 50mほど)である。ところが 1974年になると中央の写真にみられるように、ゆるやかな斜面だった南西部が、土砂採掘のためざっくりと削り取られているのだ。そして右側が土砂崩れ前の様子。削り取られた斜面が造成されて宅地になっている。

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宅地になってからも上の写真でわかるように、赤土の露出したままの箇所が見える。これってかなりコワい景色で、雨が降れば急速に直接地面にしみこみ、斜面がゆるゆるになってしまう。雨が止んで表面が乾いても、ゆるゆるの状態は地盤の奥の方で続いて安定することがない。

実を言うと、我が家の辺りも 20数年前まではちょっと激しい雨が降ればすぐに道路冠水してしまう洪水地域で、我が家でも一家で避難したことがある(参照)ので、そのあたりの感覚は研ぎ澄まされてしまったのだ。そして大晦日、鶴岡西目地区の、そのゆるゆるの斜面が崩れ落ちてしまったわけだ。

問題は、どうしてそんなアブナいところに宅地造成をしたかということである。こうした地域に行ってみるとわかるが、平らな所はほとんど農地(水田)になっていて、家は建てられない。そんなわけで、宅地はゆるやかな里山の麓という場合が多いのだ。

そして今回の災害のあったところは、1970年以後の比較的新しい宅地で、それまでは敬遠されていたようなアブナいところでも、無理矢理に造成されてしまったようなのである。被害に遭った方々には本当に気の毒だが、一度破壊された自然の上に住むというのは、大きなリスクがあるのだ。

上の動画はまだ記憶に新しい昨年 6月の熱海の土石流の様子だが、自然破壊が災害につながるということの大きな教訓として、こうしたことが繰り返されないよう今後に生かさなければならない。

 

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2022年12月16日

雪のニュースがすごい

関東は 14日の水曜日から 3日連続で上天気である。これは西高東低の冬型気圧配置が続いているということで、日本海側は雪になっていることを意味する。

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上の写真をクリックすれば、多分 2〜3日の間は NHK のニュースサイトに飛んで、北日本の大雪の情報を動画で見ることができる。山形県の新庄市はご覧の通り、すっかり雪景色で、新庄市に近い大蔵村肘折というところは 95㎝ の積雪と報じられていた。

ところが本日の気象庁のページの情報では、肘折の積雪は 142㎝ となっており、1日で 47㎝ 上乗せされたということになる。肘折というところはいい温泉の出るところで、私も何度か行って湯に浸った覚えがあるが、もちろん冬以外の季節である。冬はヤバ過ぎだ。

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我が故郷の酒田は、まだ積雪が記録されていないようだが、同じ庄内の鶴岡市櫛引は 15㎝ の積雪となっている。酒田という所は海に面した港町で、北西季節風をまともに浴びて強烈な吹雪になりやすいが、それほどには積もらない。ところが「地吹雪」というのがすごいのである。

要するに、空から降って来た雪が地吹雪でぶっ飛ばされるので、積もりにくいのだ。その代わり、「吹きだまり」はスゴいことになるが。

何しろ人間がフツーの都市生活をしているところとしては「世界最凶のブリザード地帯」といわれるほどで、雪は上からというより「横から、下から」吹きつける。それについては、2014年 12月 18日の「大雪見舞い」という記事に詳しく書いてあるので、時間があったらお読み頂きたい。

酒田で吹き飛ばされた雪は、山に囲まれた新庄とか肘折とか尾花沢辺りにとっぷりと積もるわけだ。山形県の民謡『花笠音頭』に「♫ 花の山形、紅葉の天道、雪を眺むる尾花沢」と歌われるのはダテじゃない。

これから来年の春が来るまでは、何となく大変な冬になりそうな予感がする。ここ数年暖冬気味で、冬の厳しさを忘れかけていたが、覚悟して冬を越そうと思っている。

【12月 17日 追記】

そういえば、地吹雪がモロに味わえる動画付きの記事を、昨年の 1月 7日に書いていたんだった。お暇があればどうぞ、こちら へ。

 

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