カテゴリー「自然・環境」の391件の記事

2021年7月16日

コーヒーのかすを再利用してみようと思う

コーヒー好きの私は 1日に 3杯ぐらいのコーヒーを豆から挽いて飲み、その跡にはコーヒーかすが残る。これまでは庭のハーブ畑に蒔いて肥料にしたりしていたのだが、このほど、いろいろな活用法の書かれたページを見つけた(参照)。肥料のほかに、消臭剤、虫よけにもなるんだそうだ。

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消臭剤として使うなんて、乾かして袋に入れたりするのが面倒なんじゃないかと思っていたが、そのままマグカップに入れて部屋に置くだけでいいんだそうだ。とくにアンモニア臭を吸うので、トイレの脱臭にぴったりだという。

かびやすいので 2〜3日で交換する必要があるらしいが、毎日飲んで供給には事欠かないので、何の問題もない。むしろ消臭剤に使った後の処理が気になるほどだ。

これは生ゴミの臭いも吸うので、生ゴミ箱に捨てるといいらしい。なんだ、それならいつもしていることだ。道理で、ウチの生ゴミはあまり匂わないわけだ。今後は生ゴミ箱に入れる前に、トイレの消臭剤としての役目を果たしてもらおう。

これを乾燥して使うと、冷蔵庫の脱臭にもいいらしい。また、洗剤代わりにスポンジに付けて洗うと、油汚れも取れやすいという。これは知らなかった。

そして目の覚める思いがしたのは、庭に撒くと雑草除去に効くというのである。カフェインやポリフェノールには植物の発育を妨げる効果があるらしい。

それじゃ、これまで肥料として撒いていたのはどうなんだということになるが、土に混ぜて発酵させると肥料になるという。ただ、発酵にはかなりの日数がかかるらしいので、取りあえず、雑草の生えて欲しくないエリアに集中的に撒こうと思う。

さらに、ネコよけにも使えるという。最近近所に野良猫が住み着いて、玄関前にウンチしたりするので迷惑していたが、今後は玄関周辺にさりげなく撒いておこう。

いい情報を得た。

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2021年6月27日

1日 23時間けたたましいオオヨシキリ

我が家は川の土手際にあり、土手の内側は葦が密生していることもあって、今の季節はオオヨシキリが飛来してきてあちこちでさえずっている。「小鳥のさえずり」というと可愛らしく聞こえるかもしれないが、このオオヨシキリのさえずりというのは、どえらくけたたましい。

どれほどけたたましいかといえば、上の動画を再生していただければわかる。とにかく、「ギギギ、ギャーギャーギャー、ギョギョシ、ギョギョシ、キリキリキリ・・・」と、バリエーション豊富なけたたましさなのである。

あまりけたたましいので、小林一茶が「行々子口から先に生まれたか」という俳句にしたほどだ。「行々子」というのは、ヨシキリの別名である。「ギョギョシ、ギョギョシ」と鳴くようにも聞こえるので、この名が付いたのだろう。

ところで、「ヨシキリの鳴き声」については、前にも書いたことがあったような気がして自分のブログ内を検索してみると、なんと 2度も書いていた。

ヨシキリの鳴き声        2011年 5月 9日付
ヨシキリの鳴き声 2   2017年 6月 7日付

後者の方は、ご丁寧にも今回同様に「オオヨシキリの囀り」というビデオまで添えている。まったくもう、最近は何を書こうとしても前に書いたことの繰り返しにならないように気をつけなければならない。それで今回は「ヨシキリの鳴き声 3」とはせずに別の視点からのタイトルとさせていただいた。

オオヨシキリのさえずりは、縄張りを主張するためであるらしい。それで、窓を開け放した部屋で上の動画を再生し、ボリュームを目一杯にしてみたところ、外で鳴いていたヤツが「すわ、侵入者か!?」と勘違いして焦ったらしく、さらにテンションを上げて鳴きだした。鳥の世界もなかなか大変だ。

なにしろ縄張りの主張であるだけに、ひっきりなしに鳴く。朝から晩まで、さらに夜中過ぎまで鳴いているのである。それで私は、ヨシキリというのは、繁殖期には寝ずに鳴いているものとばかり思っていた。

ところが先日、どういうわけか夜中の 3時過ぎに目覚めてしまったので、たまっていた仕事の消化にとりかかったところ、何だかいつもと雰囲気が違うことに気付いた。何かと思ったら、なんとヨシキリが鳴いていないのである。聞こえてくるのはウシガエルの鳴き声ばかりだ。

「へえ! ヨシキリも寝るんだ!」と、新しい発見に驚いてしまった。たまに 2時過ぎ頃まで起きて仕事をする時にもヨシキリは鳴いているから、どうやら 3時前頃にはさすがに眠りに就くもののようなのである。さしもの行々子も、寝ずには済まないようなのだ。

そんなことを考えながら仕事をしていると、4時近くになると「おっと、寝過ごした!」とばかりに、またいつもの「ギョギョギョ・・・、キリキリキリ・・・」という鳴き声が聞こえてきた。どうやらヨシキリの睡眠時間は 1時間弱であるらしい。つまり 1日 23時間はけたたましいのだ。

あるいは、ずっとけたたましいと思っている間にも、周囲に悟られないように細切れで寝てはいるのだろうか。そうだとしても、やっぱり大したものである。

 

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2021年6月14日

「硬いこと言わず」の梅雨入り宣言

午前 11時過ぎに、関東甲信地方の梅雨入りが発表された。平年より 7日遅い宣言だそうだ。(参照

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この発表には、私としては唐突な印象をもってしまった。

というのは、今朝の NHK ラジオの気象情報で私が贔屓にしている気象予報士の伊藤みゆきさんが、「今日は雨模様で、一見梅雨に見えるかもしれませんが、今日の雨は上空の寒気によるもので、梅雨前線は離れたところにありますので、まだ梅雨とは言えません」と言っていたからである。

気象庁としては先月半ばまでに東海地方までの梅雨入りを早々と宣言してしまったので、関東甲信であまりグズグズしているわけにいかず、「硬いこと言わずに、『えいや!』で行ってしまえ!」みたいな感じで、梅雨入りということにしてしまったのかもしれない。

どちらかと言えば、先月までの梅雨入り宣言の方がフライングみたいな感じだが、まあ、気象のプロがそういうことにしちゃったのだから、受け入れておこう。別にこちらの暮らしに差し障りがあるわけでもないしね。

ただ、伊藤みゆきさんの方は、あくまで正統派的に原則重視の姿勢を見せ、「…とはいえ梅雨前線は離れていて、関東の雨や雷雨は局地的」と tweet しておられる(参照)。私としてはこちらの方を重く受け止めておこうと思う。

個人的には来月初めに久しぶりの出張を予定しているが、いつものように晴れ男振りが発揮できるように、精進しておこうと思う。

 

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2021年6月10日

今年の梅雨はどんな具合になるだろうか

沖縄の梅雨入りが宣言されたのは、平年とそれほど変わらない 5月 5日だったが、その後 11日から 16日にかけての 1週間足らずの間に、九州南部から東海にかけてズラズラっと例年より 20日ぐらい早い梅雨入りが発表された。確かにあの頃はちょっと天気がぐずつき気味だった。

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そんなこんなで、「関東の梅雨入りも早いのかな」と思っていたのだが、それらしい雨の日があっても 1〜2日のうちには持ち直すみたいな天気が続き、6月 10日現在、まだ梅雨入りしていない。気象庁のサイトに行ってみると、上の図のように関東は明日 11日も全般的に晴れの予報だ。

今週末から湿った空気が入り込み、週明けには前線が近付くというが、来週早々に梅雨入りするというわけでもなく、16日(水)以後になって連日雨が続くようになるだろうということになっている。つまり、梅雨入りは水曜日あたりになる可能性があるというわけだ。

東海地方の梅雨入り宣言から 1ヶ月経って、ようやく関東も梅雨入りしそうというわけだ。もっとも関西あたりでも決して梅雨らしい天気ではないようで、駅前糸脈の先生も「気象庁がそう言うから梅雨なのだろうと半信半疑で受け入れている」と書かれている(参照)。

そしてその後に、季節感覚に関して「年代によってかなり感覚が違う気がする」とおっしゃっているのは、「なるほど!」と納得だ。それについてこんなように書かれている。

二十歳の人は子供の頃から異常気象の中で育って居るので、六十歳以上のおかしいなあと言う感覚はなさそうだ。

なるほど、私なんぞは口を開けば「近頃、天気がおかしい、おかしい」と言っているような気がするが、若い人たちはこんなものだと思っているのだろう。

私が 18歳まで過ごした山形県庄内地方というところは、真夏でも滅多に 30℃ を超えなかった。小学生の頃、部屋の寒暖計を見て夏休みの宿題の「絵日記」に「今日の最高気温 31℃」なんて書いても、夕方のニュースでの酒田測候所の発表は 29℃ なんていうことが多く、ちょっとがっかりしていたものだ。

あの頃は「東京のように、毎日 30℃ を超えてこそ本当の夏」と思っていた(これって「東京コンプレックス」だったのかも)ので、何となく不満を感じたりしていたものだが、今思えば「過ごしやすいありがたい夏」だったわけだ。その酒田も、最近の夏は当たり前のように 30℃ を超える。

ことに梅雨入り前から平気で「30℃ 以上の真夏日」というのが連発されると、「一体どうなってるんだ?」と思ってしまう。半世紀前の記憶を辿り、「あの頃の気象の方がずっとマトモだった」という思いが抜けないのである。

ここで急に冬の話になるが、そう言えばここ 3〜4年、つくばの地でも冬の朝の「雪かき」をせずに済んでいる。前に会社勤めをしていた頃は、雪の中から車を掘り出して出勤するなんてことが、一冬に 1〜2度あったものだが、最近は「スタッドレスタイヤが必要」というほどの雪になることもほとんどない。

さて、今年の梅雨はどんな具合になるだろうか。以前は「梅雨入りが遅いと大雨になることが多い」なんて言われていたものだが、最近はそんな常識もどこかに行ってしまったような気がしている。

 

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2021年5月 1日

牛肉レシピを載せない料理サイト

先月、生まれて初めて飛騨の国への旅に行った際の記事で、私は「開いているのは飛騨牛を食わせる店と高山ラーメン(飛騨ラーメン?)の店ばかり。肉を食わない私はどちらにも用がない」と書いている(参照)。本当に飛騨や佐賀など、牛肉が売り物の土地に行くと食うモノに苦労してしまうのだ。

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というわけで今回は、HUFFPOST の "牛肉レシピの掲載を停止「世界最悪の気候犯罪者の1人に出番を与えない」 アメリカの人気料理サイト" という記事に注目してしまった。これはもう、本当に「潔い」ことである。

このレシピサイトは "epicurious" という。ちなみに "epicurian" (快楽主義)という英語があるので、形容詞として「快楽主義の」という意味なのかと思ったら、私の手持ちの ウィズダム英和辞書にはこの項目がなかった。どうやら造語みたいなのだが、意味は誰でもすぐにわかるよね。

で、「快楽主義」と言うのだから牛肉もりもり食べ放題志向なのかいうと、そうじゃない。このサイトの宣言は次のようなものだという。

牛や、牛を食べる人々に対する“復讐”のようなものだと思う人もいるかもしれませんが、私たちはハンバーガーが嫌いだから、この決定をしたわけではありません(嫌いじゃありません!)

私たちの決定は、サステナビリティ(持続可能性)に関するものであり、世界で最悪の気候犯罪者の 1人に出番を与えないということです。これは、反牛肉ではなく、むしろ親地球だと考えています

世界の温室効果ガス排出量の約 15%は、家畜(および家畜の飼育に関係するもの)から発生しており、そのうち約 65%は、牛(牛乳も含む)から排出されているという。とすれば、epicurous のこの方針こそ、まさに「真の快楽主義」と言えるかもしれない。

私はこのサイトの "Left Beef Behind" ’(牛肉を置き去りにした)という方針を心から支持したい。

 

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2021年4月30日

梅雨と台風シーズンを前に意識しておくべき情報

東洋経済 ONLINE に "4月に猛烈台風が生まれた今年、警戒すべきこと" という気になる記事がある。"発信始まる「線状降水帯に関する情報」に注目" というサブタイトル付きだ。4月 14日に発生して猛烈な勢力にまで発達した台風 2号の話から始まっている。

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コロナ禍のニュースの影に隠れてあまり目立たなかったが、台風 2号は 4月に発生した台風としては 895hPa という統計史上最も低い気圧を観測したのだそうだ。900hPa を下回る気圧を観測したのは、2016年以来 5年ぶりというのだからすごい。

台風がここまで発達したのは、日本近海の海水温が高くなっているからだという。確かに 3月は桜の満開も早すぎたし、「もう初夏なんじゃないの?」と言いたくなるほど暖かい日が続いた。4月になって多少揺り戻しがあったとはいえ、やはり温暖化を切実に感じる。

この記事によれば、日本近海の昨年までの約 100年間の海面水温の上昇率は世界の約 2倍となっているのだそうだ。それはただ事ではない。台風が猛烈に発達してしまうだけではなく、梅雨の大雨も問題になっている。昨年 7月の九州での豪雨被害は記憶に新しい。

我が家の周辺は最近は治水が進んで洪水被害が出なくなったが、10年ぐらい前までは、年に 2〜3回は道路が浸水してクルマが通行できなくなるほどの被害が出ていたし、20年以上前のことだが床下浸水にまでなったこともある。それだけに豪雨被害というのは他人事とは思えない。

気象庁では今年の梅雨時期から「線状降水帯に関する情報」というのを発表する予定になっているらしい。最近、大雨による洪水被害が出る度に「線状降水帯」という言葉が聞かれるようになったので、これは覚えておいていい情報だろう。

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既に「洪水キキクル」という情報発表はスタートしているらしいから、これもしっかり意識しておこうと思う。

去年は台風が多く発生した割には日本への上陸がほとんどなかったが、今年になってその分まで上陸しまくられたら敵わない。海水温上昇を抑えるために環境対策をしなければならないのは当然だが、とりあえず今年の梅雨や台風シーズンを前に、しっかりと心構えだけでもしておこう。

 

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2021年4月 8日

「つのだせ やりだせ あたまだせ」の疑問が解けた

今日の記事は一見軽いようだが、ちょっとしたウンチクも含むことになる。文部省唱歌の『かたつむり』の歌詞についての長年の疑問が解けたという話だ。

この歌は、多分誰でも知っているだろう「♫ でんでんむしむし かたつむり おまえのあたまは どこにある」という、あの歌だ。ところが私はこの歌の後半、「♫ つのだせ やりだせ あたまだせ」という歌詞に、子どもの頃からそこはかとない疑問を感じていた。

「かたつむりの 『やり』って何だ?」ということだ。

「つの」はわかるし、「めだま」も、その先の小さな丸い部分のことを言ってるんだろうとわかる。しかしカタツムリが「槍」なんてもってるわけないじゃないか。この疑問については、大人に聞いても誰もまともな回答は与えてくれなかった。半世紀以上にわたる謎だったわけである。

ところが今日、ふとした気まぐれでググってみたところ、あっさりと、そして見事に疑問が解けたのである。それは BuNa というサイトの「カタツムリのツノって何? 目玉はどこにある?」という記事のおかげだ。西浩孝さんというカタツムリ研究の専門家の書かれたものだから、信頼性に問題はないだろう。

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この記事を読めば、カタツムリについてかなり詳しくなること請け合いだが、ここはスペースも限られるので、カタツムリの「やり」に関する部分に絞って紹介しよう。下は、このページの上から下に 3分の 2 ぐらい辿ったあたりの位置にある写真のスクリーンショットだ。

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カタツムリの頭の右から突き出ている、まさに「やり」のように見える白い突起に注目していただきたい。これ、「恋矢(れんし)」と呼ばれる器官だそうで、次のように説明されている。

ちなみに、歌詞の中の「ヤリ」は、一説には「恋矢(れんし)」だと言われています。恋矢は一部のカタツムリが交尾の際に相手を突き刺すのに使います。石灰質で先がとがっており、まさしくヤリの形(写真はツルガマイマイの恋矢)

強引な決めつけを避け、"一説には「恋矢(れんし)」だと言われています" と控えめな記述にとどめておられることで、逆に私は信頼を深めてしまったよ。長年の疑問を晴らしてくれた西先生に、心から感謝である。それに、そもそもこの器官の名が「恋の矢」だなんて、なかなか粋な話ではないか。

それにしても子どもの頃はよくカタツムリを捕まえてきて遊んだものだが、「恋矢」なんてものには全然気付かなかった。まさに大切なのは「じっくりとした観察」であると、つくづく反省した次第である。

【追記】

乙痴庵さんのコメントへのレスを書くにあたってのいろいろな四方山話を、一時的にこの記事の「追記」として書いたが、あまりにも長くなるため削除し、明日付の別記事とさせていただくことにした。

【4月 9日 追記】

この件について "唱歌『かたつむり』の「やりだせ」問題をむしかえす" という記事にまとめた。本日の結論とは違って、「カタツムリの『触覚』を『やり』と見立てたものと解釈するのが、とりあえず妥当ではないか」という結論に達した。とはいえ、「恋矢」説も捨てがたく、いろいろうだうだ述べているので、合わせて

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2021年3月26日

再生エネルギー普及と電気料金のパラドックス

Yahoo! Japan ニュースが「電気料金 1000円超値上げ 再生エネルギー普及へ」というニュースを伝えている(参照)。再生可能エネルギーの普及のために家庭の電気料金に上乗せされる負担額が、2021年度は1,000円以上値上がりして、初めて年間1万円を超えるのだそうだ。

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太陽光や風力などの再生可能エネルギーから作られた電力は、大手電力会社が買い取り、その費用の多くが電気料金に上乗せされて国民が負担する仕組みになっている。政府は再生エネルギー導入を拡大する方針で、それに伴って国民負担もさらに増える可能性があるという。

これは複雑な気分にさせられるニュースである。どうやら我が国では、再生エネルギー普及と電気料金とは、パラドキシカルで不幸な関係にあるらしい。

それを象徴するように、このニュースには「太陽光を持っている金持ちの電気代を貧乏人が払うシステムはおかしい」「太陽光発電に共感していない人まで強制的に負担させる構造はおかしくないか?」といったコメントがいくつか寄せられている。その気持ちはわからないでもない。

ただ、「太陽光を持っている金持ち」という言い方にはちょっとカチンとくるものがある。私だって貧乏人だけど、わざわざローンを組んで太陽光発電パネルを設置したのだよ。これは損得勘定じゃなく、ひたすら環境のためを思ってのことだ。

我が家では太陽光発電で生み出された余剰電力を東京電力に売っている。ただ発電設備が小規模なので、年間を通してみると自宅で消費する電力より売っている電力の方がほんの少しだけ多いという程度のものだ。つまり年間通算でみれば、我が家の電力は辛うじて地下資源に依存していないと言えないこともない。

ただ、曇りや雨の日は東京電力から買う電力の方が多いので、計算上は晴れた日に自宅で発電して売った電力を、雨の日には少し上乗せした値段で買い戻しているということになる。それが気に入らないなら蓄電バッテリーでも備えるしかないが、そこまで投資するほどの余裕はないのだよね。

というわけで、今後は「再生可能エネルギーの方が、エコで安上がり」となるようにインフラと発電システムを整えていくことが望まれるのだろうね。この件に関しては、フリージャーナリストの志葉玲さんの昨日付のコメントがとても参考になる。(参照

 

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2021年3月 5日

ライオン対バッファロー

実は私は、幼い頃からアフリカ辺りの野生生物の映画を見るのが大好きだった。今でも時々、YouTube でそんなような動画を見て心躍らせたりしている。

このタイプの動画の見ものは、ライオンや豹などの肉食動物のハンティングである。私も昔はライオンがバッファローなどに襲いかかり、倒してしまうのを見て興奮していたが、最近はちょっと変わってきてしまった。自分が肉食を絶ったせいか、どうしても草食動物の方に肩入れしてしまうのである。

上動画などを見ても、平和に草を食んでいるバッファローの群れを襲うライオンについ反感をもってしまい、バッファローの反撃に遭って逆に逃げ惑ったりする場面で、「いいぞ、バッファロー!」などと拍手を送りたくなったりする。

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さらにこの瞬間(ビデオ開始から Ⅰ分 5秒後)のように、角を振りたてたバッファローがライオンを軽々と空中にはね上げたりしてしまうと、「やるじゃないか、バッファロー!」なんて大喜びしてしまうのである。実は 1 対 1 になればライオンよりも体の大きいバッファローの方が強かったりするのだ。

こちらの動画では、開始後 4分 50秒後ぐらいから、ライオンがバッファローに小気味よいほど無茶苦茶にやられてボロボロになってしまうところが見られる。バッファロー、なかなかやるのである。

ちょっとムカつくのは、1 対 1 だと敵わないくせに、ライオンってやつは群れを組んで(この群れを「プライド」と言う)大型草食動物を襲うことだ。1 対 1 ではキリンにも蹴散らされたりするくせに、群れの力で倒してしまうのである。

ライオンというのは「社会生活を営む唯一のネコ科動物」と言われ、徒党を組んで狩りをする。こうなると、基本的に独力で狩りをする一匹狼(いや、一匹豹?)のヒョウの方がずっと潔いなんて思ってしまったりする。「百獣の王」なんて言われているが、ライオン、実は案外ダサい。

それにしても肉食獣を見ると、「何とまあ、因果なことだ」と思うのだよね。「お前らもバッファローやシマウマやレイヨウみたいにのんびりと草を食って生きれば、そんなに苦労して他の動物を殺してまで食う必要なんてなくなるのに」

そこら中に生えている草を食うのと比べると、他の動物を襲って倒して食うというのはものすごく手間がかかって効率の悪い作業である。何しろ草は逃げないが、動物は逃げたり抵抗したりするからね。逃げない草を見過ごして、強いて逃げる動物を食うという選択は、不合理そのものに思える。

ところがライオンなどの肉食獣というのは、草を食って生き延びることができないらしいのだ。彼らの口の中には、肉を切り裂くための鋭い牙はあっても、草を磨り潰して消化しやすくするための臼歯がないので、肉を食うしかないというのである。

何という不自由な体の構造なのだ。まったくもって因果なことと言うほかない。

とはいえ肉食獣も、自然のサイクルの中では重要な一定の役割を果たしているのだろう。ただ、それは甚だご苦労で損な役どころというしかないようなのだ。気の毒に。

 

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2021年2月20日

ヴィーガンでも、たんぱく質不足にはならないようだ

鈴木形成外科院長で第 1回ベジタリアンアワード企業賞を受賞したCHOICEのオーナー&プロデューサーである鈴木春恵さんという方が一昨年 5月に書かれた「ヴィーガンとたんぱく質」という記事を、今頃知った。ヴィーガンでもたんぱく質不足にはならないことが説かれている。

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まず「らくなちゅらる通信」というタイトルが気に入った。「楽で自然なのが一番」と思っていることもあって、納得の記事である。私自身は魚介類は食べていて完全にヴィーガンというわけではないが、たんぱく質不足の心配なんて一度もしたことがないし。

そしてヴィーガンでバリバリのスポーツマンはいくらでもいるから、「肉を食べないとたんぱく質不足になる」というのは、多くの人が信じている根拠のない思い込みに過ぎないと、元々確信はしていた。ただ、そのあたりの専門家による情報というものに今イチ接していなかったのである。

以下に上記のページから引用させていただく。

必須アミノ酸(人体で合成できないアミノ酸)が一つでも足りないと人体に必要なたんぱく質は作れませんが、植物でも何種類か組み合わせれば必須アミノ酸は不足なく摂取できるのです。

さらに、植物性たんぱく質は消化吸収が良く、体内で利用されやすいのに対し、一般に「動物性たんぱく質」と称されている、牛や豚の筋肉や乳製品などのたんぱく質は消化されにくく、腸内で腐敗し、さまざまな病気のもとになります。

(中略)今では動物性食品の摂取割合が多いほど、がん、高血圧、心臓病、脳梗塞、糖尿病、骨粗鬆症、アルツハイマー病、アレルギー、自己免疫疾患、黄斑変性などの病気の発症が多くなることが、数多くの研究で明らかにされています。

というわけで、今後も安心して肉は遠ざけて暮らしていこうと思っている。数年前に高校時代の同級会に出席したとき、医者になっている友人が食事で肉を避けている私を見て、「肉を食わないと長生きできないよ」と忠告してくれたことがあるが、それも「諸説ある」ってなことに過ぎないわけだ。

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上の写真は 2019年 5月 25日付の「長生きしたくて肉食を避けてるわけじゃないので」と言う記事に使ったものだ。要するにこんな具合に「諸説あり」で、個別の寿命の話は「ケースに依存する」というほかなかろう。

だったら、どっちの説を信じるかは好きにさせてもらう方が、いい気分で生きられるというものだ。死に際になって、「しまった、肉を食っとくんだった!」なんて思うことはないから。

 

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