アイドリングストップ機能は、はっきり言って邪魔
ベストカー Web の ”アイドリングストップは「オフ」のほうがお得か? トヨタは「今後も採用しない方針」” という記事を読んで、軽く衝撃を受けてしまった。私のクルマのスズキ ALTO もこの機能を搭載しているのだが、このクソ暑い夏はずっと「邪魔物」みたいに思ってきたからである。
というのは、信号などで停止するとエンジンも自動的に停まるので、車内のエアコンの効きが「冷房」から「単なる送風」程度に落ちてしまうのだ。ごくフツーの夏なら信号が青に変わって動き始めればエアコンも再び効き始めてすぐに涼しさを取り戻せるのだが、今年はちょっとわけが違っていた。
交差点でほんの数十秒停車している間にもクルマは強烈な太陽に照らされるので、エアコンの効きが落ちると暑くて頭がボウッとしてしまうのである。それで今年は停車する度にギアをニュートラルに入れ、エンジンがストップしてしまわないようにしてきた。これって、「余計な一手間」に他ならない。
そんなわけで私としては、「快適を追うために、ちょっとガソリンを無駄遣いしているかな?」と、わずかに罪の意識を感じたりしていたのである。ところが冒頭で紹介した記事を読んでみると、僅かな時間のアイドリングストップで節約されるガソリンなんて、ほんの微々たるものでしかないらしい。
微々たる量でも節約は節約なのだが、発進の度にエンジンを再起動しているとバッテリーに負担がかかって劣化し、交換時期が早まってしまうというのである。バッテリー製造に必要なエネルギーまで考えたら、アイドリングストップは「ほぼ無意味」ということになってしまいそうだ。
というわけでトヨタは今後、アイドリングストップを採用しない方針なのだそうだ。私としてもこの機能は「基本オフ」にしようと思った次第なので、なにぶん
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