カテゴリー「自然・環境」の582件の記事

2026年8月 6日

「コーヒー粕(かす)がゴキブリを呼ぶ」という迷信

このブログにも何度か書いているように、私はかなりのコーヒー好きで、豆から挽いて 1日 4杯は飲んでいる。そしてコーヒーを淹れたあとのコーヒー粕(かす)は、下の写真のようにドンブリに入れたまま台所に 3〜4日放置し、一杯になったら庭に播いて捨てている。

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(ドンブリの大きさは、隣のコーヒーカップとの比較でわかる)

このおかげかどうか知らないが、一昨日の記事に書いたように我が家の台所にはゴキブリが出ない(参照)。そして庭の雑草も、少しは抑えられていると思っている。

しかしネット上で検索してみると、「コーヒーかすはゴキブリに逆効果」みたいに主張するページが多い。逆に、腐った臭いがゴキブリを呼ぶというのだ。さらに、そのまま肥料にするのも危険ということになっている(参照)。

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しかし私としては、「腐った臭いがゴキブリを呼ぶ」なんてことにはまったく懐疑的だ。そもそも 3〜4日程度では腐った臭いなんてしないし、少なくとも我が家においては「ゴキブリを呼んでなんかいない」ということだけは確かである。だって実際に、長年にわたって全然出ないのだもの。

そりゃあ湿ったまま半月以上も放置すれば腐るだろうが、なにしろ 3〜4日でドンブリが一杯になるのだから、半月分のコーヒーかすをため込むほどの容器もスペースもない。だからそんな心配をすることもない。

そして「肥料にするのも危険」ということに関しては、全く問題がない。というのは、我が家ではコーヒーを肥料にしようなんて発想はなく、逆に「雑草よけ」程度に思っているからだ。

ただ 3〜4日に 1度ほど庭にコーヒーかすを播く程度では、雑草が枯れるなんてことはなく、上述のように「少しは抑えられている」程度の実感である。ということは、肥料にはならないまでも作物を枯らしてしまうほどの「危険性」もないのだろう。いずれにしても心配するほどのものじゃない。

そういえば、昨年 1月 21日付の「コーヒー粕をどう処分するか?」という記事でも、コーヒー粕の利用法を紹介したんだった。コーヒーが消臭剤として利用できることなどを紹介しているから、実際に「腐った臭いでゴキブリを呼ぶ」なんてことがないのも道理である。こっちの方を信用してもらっていい。

というわけで、世の中にはコーヒー粕に関する「迷信」が多いみたいなのである。どう見ても、あまり気にし過ぎない方がいい。

 

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2026年7月28日

熊本でまたしても大地震

午後 4時半頃に熊本で地震との一報があり、ラジオを聞き続けると最大震度 7 の大地震だという(下の画像は、TBS テレビによる第一報)。熊本は 10年前にも同じく震度 7の大地震が複数回あったのだから大変だ。260728c

それに何しろ熊本は先月 18日から 3日間、仕事で行ったばかりだから驚きも大きい。知り合いも少なくないので心配しているのだが、下手に電話などをしてもつながりにくいだろうし、だでさえ混み合っている回線の負担がさらに増してしまうことになるから、今のところは遠慮している。

10年前の大地震の時、私自身はどうしていたんだろうと気になり、最初の地震の起きた 2016年 4月 14日付の自分のブログにアクセスしてみると、「熊本の地震に驚いた」というタイトルで書かれている。京都での仕事のために宿泊した滋賀県大津市のホテルで書いたもので、比較的短いテキストだ。

ところがこの時は、2日後にさらに大きな地震が発生したため、4月 16日付で「熊本の地震に驚いた(その 2)」としてより長い記事を書いている。この中ではやがて確実に来るであろう南海トラフ大地震にも触れているのだが、今のところはまだ発生しておらず、代わりに熊本でまた起きてしまったわけだ。

近頃、大地震が増えているような気がしていて、ここ 4〜5年は最大震度 6強以上だけでも、3度も起きている。2022年 3月 16日の「福島県沖地震」(震度 6強/参照)、2024年 1月 1日の「能登半島地震」(震度 7/参照)、昨年 12月 8日の「青森県東方沖地震」(震度 6強/参照)だ。

上述の 3回の大地震では、その度に関連記事を書いている(それぞれの「参照」先でリンク)ので、「本当に地震が多いなあ」と実感してしまっているのだ。2022年には、11月 9日に直下型の「茨城県南部地震」(最大震度 5強/参照)なんていうのまで発生しているので、まったく他人事じゃない。

今回の熊本の地震ではまたすぐに大きな地震が起きたとしても、被害が最小限にくい止められるように祈る。

【同日 21:20 追記】

この地震後にイオンモール熊本で爆発事故が起き、何人かの従業員と連絡の取れない状態になっているらしい(参照)。心配な状況だ。

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2026年7月25日

つくばも暑いが、東海は 5日連続「酷暑日」だそうで

毎日のように朝から「暑い、暑い」と言っている。つくば周辺は暑くても最高気温が 35〜36℃ で済んでいるが、東海は連日 40℃ 越えを記録しており、ウェザーニュースは "「酷暑日」ついに史上初の 5日連続 今日は 6地点で 40℃以上に" と伝えている。

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昔は「40℃ 越え」なんて 1年に 1度あるかないかぐらいのものだったが、今は 5日連続で出現する時代なのだね。ちなみに私の生まれた山形県酒田市でも半世紀近く前の 1978年 8月 3日に 40.1℃ を記録しているのだが、これは台風にともなうフェーン現象によるものだった。

当時 26歳だった私はこの日、まったく別の世界にいた。実は南アルプスの 3,000メートル近い稜線で、台風をやり過ごすために停滞していてたのである。2004年 7月 21日付の "猛暑と「知らぬが仏」" という記事中で次のように回想したのは、奇しくもそれから 26年後というわけだ。。

グラスファイバー・フレームが強風でギュンギュンしなるテントの中で、ラジオのニュースが「山形県酒田市で、40.1度を記録」というのを聞いて、おったまげたのを覚えている。

これを書いたのは 22年前で、思えば長く生きてきたことになるが、生きている間に 40℃ 越えの「酷暑日」が当たり前に 5日も続くことになるなんて、夢にも思っていなかった。名古屋近辺には知り合いも多いから甚だ申し訳ない言い方だが、正直なところ東海地方に生まれなくてよかったなんて思っている。

ちなみに「酷暑日」という言葉は今年になって公募で決められたもので、これに関しては 2月 28日の「最高気温 40℃ 以上の日を何と呼ぶか?」という記事で触れている。個人的には「超猛暑日」を推していたのだが、結果的に採用されたのは「酷暑日」だったわけだ。

ただこうまで暑いと、この言葉も既に手垢が付きかけている気さえしてしまう。私としてはどうせすぐに手垢が付くのだから、敢えて当たり障りのない名称がいいと思ったのだが、こんなに早くそうなるとはね。

ググってみると案の定、東洋経済オンラインが【「乱用しすぎ」の声も…40℃ 超えの新名称《酷暑日》に抱く "白々しさ" の正体 「警戒心薄れる」以外の思わぬリスクも】なんて記事を載せている。

まあ、気持ちはわかるけど、言い出すタイミングが早すぎるような気もするなあ。ただでさえ、連日の暑さにうんざりしてるんだから。

いや、このうんざりしてる時期だからこそ、敢えて狙ったのかな?

 

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2026年7月21日

大人より +7℃ も暑く感じる「こども気温」

HUFFPOST 日本版の昨日付を読んで、「180cm 近い身長でよかったよ」と心からホッとしてしまった。何かと言えば、"子どもの身長での気温は大人の +7度⇨サーモグラフィーでも真っ赤に…酷暑日は 50日以上にも?熱中症予防で「子ども用日傘」にも注目" という記事である。

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サントリービバレッジ&フードによる実験では、170cm の大人と 120cm の子どもでは、感じる暑さに 7℃ もの違いが生じるのだそうで、次のように解説されている。

サーモグラフィーによる表面温度計測では、大人は首から腰のあたりまで青~黄色のグラデーションで、下半身から赤く表示されるのに対し、子どもの高さでは首から下はすべて赤く表示されていることが分かる。

つまり、大人の胸の高さでは 31℃ でも、子どもの胸の高さでは 38℃ の猛暑になる。図を見るだけで息苦しくなってしまう。大人にとっての「猛暑日」(35℃ 以上)が子どもにとっては「酷暑日」(40℃ 以上)になってしまい、それが年間 50日以上にも達するというのだ。

こうしたことが知られたため、"サントリービバレッジ&フードは、子ども特有の暑熱環境を「こども気温」と呼び、熱中症対策を呼びかける活動を3年以上にわたり続けている" というのである。私も及ばずながらこうしてブログに書いて、周知に協力したいというわけだ。

私は子どもの頃、東北の片田舎、庄内で育ったし、当時は真夏でも酒田市の最高気温が 30℃ 以上になることなんて滅多になかった。だから小学校時代の夏休みは屋外でガンガン遊びまくっていたわけだが、今の子供たちは本当に気の毒なことである。

そんなわけで、炎天下の街で遊びに夢中になってる子どもがいたら、ちょっと声をかけてやろうと思った次第である。「ちょっと日陰に入って、水飲みな」とかね。

子どもには「水飲みな」の一言って、結構効果的だ。

 

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2026年7月19日

梅雨も明けていないのに、この暑さは何だ

暑い! ムチャクチャ暑い! 午前中(多分 10時半過ぎだったと思う)にクルマでスーパーに買い物に行ったのだが、駐車場でドアを開けると息が詰まるほどの暑さで頭がクラクラした。梅雨明けという情報はないのに、この暑さは一体何なんだ。

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ウエザーニュースを見ると、トップニュースに「西日本や北陸、関東で猛暑日 連休最終日の明日はさらに暑い」という見出しが踊っている。添えられた画像は気温 35℃ 以上を示す「真っ赤」が一杯で、次のようにあるじゃないか。

昨日よりも日差しが増えた関東も暑くなり、東京都練馬区の最高気温は 35.0℃と猛暑日を記録。東京都心は昨日に比べて 3℃近く高い 34.0℃です。

最高気温が 35℃以上の猛暑日になった地点は 100地点に達しました。

いやはや、暑いわけだ。さらにサブ見出しには「明日は海に入りたいような暑さ」とある。いくら「海の日」でも、そんなにまでならなくていい。

ところが週間予報を見ると、連休明けの関東は曇り空が続き、気温は 30℃ 前後と落ち着いてしまう(参照)。ただ湿度が高いだろうから、かなり蒸し暑くなってしまうだろう。思いやられる。

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クリックすると別画面で拡大表示

この夏の関東の天気は、わけがわからない。梅雨はいつ明けるんだろう。

【7月 20日 追記】

本日、関東甲信、東海地方の梅雨明けが発表された。この暑さではいくらなんでも、そろそろ宣言しないと辻褄が合わなくなりそうだったからね。

 

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2026年7月16日

クマ被害を防ぐための放任果樹対策という話

Think and GrowRicci というサイトに「クマ被害を防ぐ管理と対策ガイド。"匂い" や放任果樹に要注意!」というページがある。クマは嗅覚が非常に鋭いため、木の枝に実ったまま放置された果実や廃棄農作物、生ごみなどの "誘引物" の匂いによって、人里に引き寄せられることが少なくないというのである。

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これ、山里に入ると既にかなり問題とされている。老人の一人暮らしや、既に空き屋になっている家が少なくないので、庭や畑の柿の木などに、実がなりっぱなしということが多いのである。

私の住んでいる茨城県では少なくとも北部の福島県境付近以外ではクマは確認されていないので問題はないが、クマの棲んでいる地域では、クマが一度これを喰ってしまうと味をしめてしまう。そして何度も出没するようになるというのである。

このため、管理できなくなった柿の木などは切り倒してしまうように要請の出ている地域も少なくない。当然のことだろう。

日本の少子高齢化は地方に行くほど目立つので、これがクマの人里への出没とも関連しているというのだ。総合的な対策の求められるところである。

ちなみに私が今訪れている奈良県でも、南部の吉野地方でクマの出没が問題になっているらしい。

 

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2026年7月13日

急遽、白いポロシャツを買ってこよう

炎天下を歩くと暑くてたまらない季節になったが、ウェザーニュースのサイトに「たった 5分で表面温度 20℃以上の差!? 夏の炎天下で熱をもちにくい服の色 熱中症対策」という記事がある。着る服の色によって、表面温度に大変な違いが生じるというのだ。

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目に見える色というのは、太陽光のどの波長の光線を多く反射するかによって決まる。植物の葉が緑に見えるのは、緑の光に対応した波長帯の放射エネルギーが多く反射されるからというのは、今どきは子どもでも知っている科学的知見である。

ちなみにこの記事では、「白い物体の表面ではほとんどすべての光に対応した波長帯が反射され、黒い物体では波長帯の多くが吸収されてしまいます」と説明されている。

実際に記事に登場する写真を見ても、黒や紺の服は多くの熱を吸収することがわかる。たった 5分で表面温度に 20℃ 以上の差が出るというのは、ちょっとしたことだ。

というわけで、暑い夏は白っぽい服を着ればよく、寒い冬は逆に黒っぽい服を着ればいいということになる。多くの人が経験則で知っている話だが、こうして改めて指摘されると、単なる「気のせい」ではないと確認できる。

ところが私の場合、自分のワードローブを見ると黒系が圧倒的に多い。夏用の半袖ポロシャツでも黒と濃紺ばかりである。

実は明後日の水曜日から奈良に出張する。奈良は梅雨も明けていることだし、さぞかし暑いだろう。今回の記事は読まなければ大して気にしないで済むのだろうが、幸か不幸か読んでしまったために、そんなところを黒いポロシャツで歩くのはかなりヤバいんじゃないかという気がしてきてしまった。

こうなったら、明日はさっそくユニクロに行って白いポロシャツを買ってこよう。命あっての物種である。

【7月 14日 追記】

本日しっかりと、真っ白なポロシャツを買ってきた。ユニコロで 2,990円の品物が 1,980円に値引きされていたので、ハッピーである。

それにしても、暑い! 明日の奈良はどんなに暑いだろう。

 

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2026年7月 2日

昨日の福島、「レベル 3 の大雨警報」だったようだ

大忙しの福島への出張からようやく帰ってきた。昨日の記事の「追記」に書いたように、ホテルに入ってしばらくしたら地震があったのだが(参照)、移動の途中で遭遇した大雨は、それどころじゃないほどヒドかった。今日になって確認したところ、「レベル 3 の大雨警報」だったらしい(参照)。

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ただ郡山市に出されたこの大雨警報の発令時刻は昨日の 18:52 ということになっていて、私が高速道路の常磐道で郡山付近を走っていたのは 18:15 頃から約 30分間ぐらいのことだ。だからこの警報は、私が通り過ぎた後に発令されということになる。

というわけで私の実体験とは多少の時間差があるものの、とにかく実際の話としてもの凄い大雨だった。「こりゃ、本当にヤバいかも・・・」なんて思うほどの大雨に遭遇したのは、70年以上生きてきて初めてである。

フロントガラスに打ち付ける雨の跳ね返りも手伝って、視界がほとんど効かない。「前が見えないほどの大雨」という例え話はなく、日が暮れていたわけでもないのに、「実際に前も横もほとんど見えない」という状態だったのである。

高速道路上ということで、歩行者も対向車もいるはずがないからと覚悟を決め、僅かに見える前のクルマの赤いテールランプを頼りにソロソロと走り続けることはできたが、スピードは 40km/h 以下だった。とにかくコワくて、それ以上は出せない。一般道だったら停車してしまう方がいいだろう。

しばらく走ってひどい雨雲から外れ、「フツーの大雨」に変わった時にはホッとした。大雨警報はそれから後になって出されたのだから、郡山周辺ではあれからまだ降り続けていたのだろう。あるいは、警報と実際とは多少ズレてしまいがちなのだろうか。

そして改めてニュースを見ると、今日の早朝にはそれを上回る大雨があったようだ。「【レベル 4 大雨危険警報】滋賀県・草津市に発表 04:36時点」とあるじゃないか。「レベル 3」であれだけひどかったのだから、「レベル 4」なんて想像を絶してしまう。

というわけで、きょうもずっと雨の中を走り続け、つくば近辺に戻るとようやく止んだ。ただ、仕事の要所要所ではちゃんと止んでいたのだから、我ながら晴れ男の効き目はスゴい。

【7月 31日 追記】

こんな大雨、「70年以上生きてきて初めて」なんて書いてしまったが、よく考えてみると、前にも一度だけあった。こういうの「雨柱」というらしい(参照)。とにかく、恐ろしかった。

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2026年7月 1日

福島県浜通りの放射線量は、まだまだ高いところがある

今日は早朝に家を出てクルマを飛ばし、仕事で福島の浜通りから中通りまであちこち廻って、夜の 8時過ぎにようやくいわき市のホテルにチェックインした。私も 70歳をとうに過ぎた身だから、さすがに疲れてしまったよ。

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というわけで、今日は前々から気になっていた福島県内の看板を紹介させていただく。それは上の写真のようなもので、とくに浜通りの国道 6号線を走り、双葉郡を通り過ぎるあたりの何カ所かで見られる。今日はたまたま間近で信号停止したので、写真に撮ることができた。

「この先 帰還困難区域につき 通行制限中です」と書かれ、下には「原子力災害地対策本部 双葉町」とある。もちろん、2011年 3月 11日に発生した東日本大震災で起きた原発事故によるものだ。あれから 15年以上経った今でも、住民が帰ることのできない地域が残されているようなのだ。

私は福島県内にも友人が少なくないが、原発事故関連では表立って公表されていない情報がかなりあるようだと言われている。これ、行政が隠しているというより、敢えて深く調査したがらないというのが近いようなのである。

なまじきちんと調査してしまうと、その結果を公表しなければならない。しかし敢えてグズグズして調査しなければ、公表しなくて済む。それでも住民の私的な測定機器(少なからぬ福島県民は、これをもっている)を使って放射線量を量ると、かなり高めの数値を示す場合が多いのだそうだ。

聞いたところでは、神社などの鎮守の森の大木がアブナいらしく、とくに杉の木は高い数値を示すので近付きたくないという。さらに言えば、軒先の排水管の水が落ちてくるポイントにある石も結構高いらしい。行政はそんなところまではなかなか調査してくれないというのだ。

というわけで、原発事故の傷跡はまだまだ消えていない。私は少なくとも地震国日本では、原発を行うべきではないと思っている。

【同日 21:13 追記】

こんな記事を書いたとたんに、東北地方に地震があった(参照)。いやはや、本当に地震はコワいよ(参照)。

【同日 21:24 追記】

地震、何度か続いてきており、ちょっと不気味。

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2026年6月25日

実は私、地震には心理的に案外弱い

今朝 7時半頃の地震、つくば周辺では初期微動(縦揺れ)がかなり長く続いた後に、おもむろに横揺れが来て、これもまたゆっさゆっさと長いので、地味に恐怖を感じた。「こりゃ、遠くのどこかで大地震だな」と直感してラジオを付けると、「青森県で最大震度 6強」なんて言ってるじゃないか。

三陸では昨年 11月 9日12月 8日今年 4月 20日にもかなり強い地震があったばかりで、半年とちょっとの間に 4度目が起きたのだから、心配になってしまう。太平洋プレートと陸のプレートの境界がずれ動く「スロースリップ現象」が起きているらしいとの報告もあることだし。

実は今月 12日に仙台に出張した(参照)時も、口には出さなかったものの「こんな時に大地震が来たりしたらイヤだよな」なんて、心の片隅で思ったりしていたのだった。それがほぼ 2週間遅れで発生してしまったわけなので、正直なところちょっと複雑な気分である。

私は小学校 6年生の時(1964年)に新潟地震を経験しているのだが、それは学校の給食が終わったばかりの時分だった。そしてその時、私は給食中に友人たちと無駄話をしていたということで、一人で廊下に立たされていたのである。

これ、友人が共犯だったわけなのだが、立たされたのは私一人だった。というか、「廊下に立ってなさい!」と教師に言われて「はぁい」と素直に応じたのは、私だけだったのである。他の連中はトボけてしまったのだ。私は悪童だったものの、自分で言うのもナンだが、とても正直な悪童だったのだよ。

というわけで私は、耐震構造もへったくれもない築 60年以上の超オンボロ木造校舎の廊下で大地震に揺さぶられたのである。潜り込む机もなく、元々危なっかしくたわんでいた天井板の隙間からバラバラと落ちてくる歴史ある埃を浴びながら、「このまま死ぬんじゃないか」とまで思ってしまったのだった。

やっとの思いで教室に駆け込み、空いていた机に潜り込んだのは、地震が収まりかけたタイミングでしかなかった。そんな原体験があるせいか、私は地震には心理的に案外弱いのだよね。心臓がバクバクしてしまう。

そして来月早々には、福島県の相馬郡(海岸沿い)に出張する。地震は今日あったので、わずか 6日後にまた大地震なんてことはないだろうから、少しは安心して行ってこよう。

それでも私は毎月のようにいろいろな所に出張するから、できることならうまく地震を避けて行きたいものである。はなはだ勝手な願いではあるがが。

 

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