カテゴリー「マーケティング・仕事」の202件の記事

2026年6月24日

25年前のシカゴでの国際的 IT 展示会のおみやげ

下の写真は、私がいつも日常的に便利に使い廻しているナイロン製のバッグで、ロゴを見ると、"Retail Systems 2001" とある。25年前に米国シカゴのマコーミック・プレイスで開かれた 流通業界向け IT システムの国際展示会を訪れた際にもらったものである。

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この展示会は今では開催されておらず、ウェブ上の情報もほとんど消えてしまっている。代わりに Retail Systems という名の会社が情報発信をしているようだ(参照)。

展示会参加企業としても、大きなコンベンション・センターを使って年に 1度開催される展示会なんかに参加するより、ネット上で日常的に情報発信する方が、ずっと効率がいい。時代だよね。

この展示会には 2年連続して行った記憶があるのだが、2011年というのはその 2年目だったと思う。当時 49歳だった私はバリバリに張り切って多くのブースを廻って取材した(もちろん英語でね)ものだが、この展示会訪問ツァーで同行した日本の業界人たちの多くは、ただ漫然と眺めているだけだった。

当時の日本業界の「国際展示会視察のための海外出張」というのは、「視察」とは名ばかりで、長年勤めた「ご褒美」として「ちょっと海外で遊んでおいで」ってなものだったから、みんな昼間はブランド品などの買い物をし、夜は酒飲んで遊んでいた(参照)。呑気な時代だったね。

ところでこのバッグの裏面を見ると、かすれていて読みにくいが "Lawson Software" とある。コンビニの「ローソン」ではなく、販売システムを展開する会社だった。この会社のブースを訪れた際に、パンフレットがどっさり入った状態でもらったのがこのバッグである。

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「〜だった」と書いたのは、実はこの会社、2011年に同業の Infor という企業に買収されてしまったようなのである。これもまた、時代だよね。

ちなみに ZD NET ジャパンに日本法人の「ローソンソフトウエアジャパン株式会社」というページがあるが、2007年 9月 21日以降は情報がまったく更新されていない。ここだけ時代から取り残されて、ページの削除という作業さえ忘れられている。

"Retail Systems" という展示会も、Lawson Software という会社も、時代の彼方に去ってしまったわけが、このバッグだけは妙に丈夫にできていて、25年経った今もとても調法している。

なかなかおもしろい現象だ。

 

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2026年6月20日

東海道新幹線に乗る度に目に付く広告なんだが・・・

熊本での仕事を終えて、九州新幹線、東海道・山陽新幹線経由で帰路に就いている。無理をして昨日のうちに帰ったら、東海道線の人身事故による運転見合わせに巻き込まれ、途中でどうしようもなくなるところだった(「追記」参照)から、当初から 2拍 3日の予定にしておいて大正解だった。

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ところでだいぶ前から、東海道新幹線に乗る度に目に付いてしまう広告がある。各車両の端に掲げられている "SKYPCE" というものだ。ずっと上の写真の右下にいるオッサンがフィーチャーされていたが、近頃になって左上のネエチャンも加わっている。

この 2人、テレビを見ない私としては名前も知らないし、"SKYPCE" ってどう読むのかもわからない。そもそも何の会社なのかも知らない。

それで今回、2人の持っているカードに書いてある文字を読んでみると、「営業名刺管理に AI の力を」「企業の業績拡大の切り札に」とある。ということは、何だか知らないが「名刺管理」システムの会社みたいなのだね。

いずれにしても業務システムを提供する企業なんだろうから、フツーの人間は別に知らなくても構わないのだが、一応 "SKYPCE"のキーワードでググって見たところ、「Sky株式会社」というサイトが検索された。

"SKYPCE" って、企業名じゃなかったのだね。とはいえサイトの URL はしっかり "https://www.skypce.net" だから、この会社は "SKYPCE" というシステムでもってるようなものなのかと想像される。

で、この広告の登場人物だが、土屋太鳳がAI推進室長に就任!?(中略)敏腕社員役で吉田鋼太郎とTVCM初共演」というページが見つかって、名前の字面だけはわかった。ただ「土屋太鳳」って、何と読むのかわからない。「つちやたいほう」ってわけじゃないような気がするし、謎だ。

多分有名タレントなんだろうから、当事者側としては振り仮名なんか付けたりしたら沽券に関わるぐらいに思っているのだろう。こちらとしてもネットで方々調べればわかるのだろうが、面倒くさくいし、知ったところで別に暮らしの役に立つとも思えないから、登場人物に関してはここまで。

残った問題は "SKYPCE" って何と読むのかという話だが、Sky株式会社としてはどうやら「スカイピース」と読ませたいらしいのだ(参照)。うぅむ、「空のかけら」(sky piece)みたいに聞こえてちょっと違和感だが、当事者がそう言っているんだから仕方がないよね。

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で、なんでこの名前になったのかを調べてみると、こんな風に書いてある(参照)。

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SKYPCE という名称は、「Sky」「Proxy」「Collection」「Enterprise」の4つの英単語を組み合わせた造語です。この名前には、お客様の代わりに名刺の収集・管理を行い、営業活動を支援するという製品のコンセプトが込められています。

これまた当事者がそう言ってるのだから「そうですか。じゃ、そういうことにしときましょう。ご苦労様です」と言うほかない。

というわけで、わかったところでそれでどうなるというわけでもないという程度の情報だ。ただ、今後は新幹線に乗る度に「これって、一体何なの?」と思わずに済むようにはなったわけで、それが今回の収穫と言えば収穫である。

 

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2026年4月 3日

「自分のために働く」と言ってもね・・・

X(Twitter)に おー@中小企業診断士さんという方が「やっと本田宗一郎の考え方にZ世代が追いついてきた」と投稿しておいでだ(参照)。「今の HONDA にこのイズムはないかも」という但し書き付きだが、「まず自分のために働け」という本田宗一郎が残した言葉についての話である。

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これに関して Togetter にも「炎上するかもしれないけど・・・」としながら次のようなスレッドを立ててくれており、その中でいろいろな意見が交錯している(参照)。

炎上するかもしれないけど、Z世代が会社のこと考えず、自分のこと優先して行動してるって何が問題なの? 会社も利益のことしか考えてなくて、従業員の生活なんて全然気にしてないでしょ? 会社からそんな雑に扱われてるのに、会社のためとか言って頑張る方がおかしいだろ。

このスレッドに接してまず思ってしまったのは、「働くのに、どうして『自分のため』と『会社のため』を対立的な二者択一で考えてしまうんだろう」ということだ。そもそもの話、まったくエゴイスティックに「自分のため」だけを考えて働いたら、会社もおかしくなって結局は自分のためにならない。

自分が働きやすくなるためには、会社もそれなりに「いい会社」になってくれなければ困る。ということは、「働くのは自分のためだけど、同時に会社のためにも少しは目配りしないとね」ということにになる。これって、ごく当たり前の話だと思うがなあ。

それとも大企業の場合は、自分一人ぐらい「完全エゴイスティック」で働いても、会社全体にはあまり影響がないのかなあ。でもそれはそれで、まったくつまらないよね。

私は大企業で働いたことがなくて、ほとんど「企業内独立事業主」みたいなものだったので、有給休暇などはほとんど自分の都合で自由に取っていた。もちろん、会社の重要なスケジュールとバッティングしないようにはしていたが。

そして五十歳頃には本当に独立してワンマン・カンパニーの代表となり、「自分のため = 会社のため」となってしまったため、二項対立はなくなってしまったのだった。

そんなわけで、最近の若い人たちが企業に所属しながら働く感覚というのは、正直なところ今イチわからなくなっている。

 

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2026年3月19日

近頃、社名変更がやたら多いと思っていたが

"ぺんてる、「アストラム」に社名変更" というニュースを見て、「近頃、社名変更がやたら多いなあ」と思ってしまった。「ぺんてる」という名称には昔々の子どもの頃から馴染みがあるから、今さら「アストラム」なんて言われても、シンパシーとか親近感とかいう感情がちっとも湧かないなあ。

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社名変更(あるいはブランド変更)と言えば、「ロッテリア」が「ゼッテリア」に変わったというニュースは、当初「ぜってぇ(絶対)冗談でしょ」としか思えなかった。マジとわかって、"「ゼッテリア」の名称には、素直に笑わせてもらった" という記事まで書いたほどである。

ちょっと調べてみたところ、BUSINESS INSIDER というサイトで "マルハニチロにゲオ… なぜ今、社名変更が相次ぐのか? 2025年は過去最多、急増の背景と「成功」への鍵" という記事が見つかった。近頃社名変更が多いというのは、単なる個人的印象だけではなかったのだね。

この記事には社名変更の意義について次のように書かれている。

祖業のイメージから脱却し、新たな成長領域へと軸足を移す。あるいは、グローバル展開を見据えて、国や業種の枠に縛られない名前へと生まれ変わる・・・

今風の業界的言い回しがギュッと詰め込まれて、ちょっとカッコよく聞こえてしまうじゃないか。この記事では最近の社名変更として次のような例が挙げられている。

マルハニチロ(冷凍食品)→ Umios (ウミオス)
田中ホールディングス(串カツ) → ユニシアホールディングス
ゲオホールディングス(中古品) → セカンドリテイリング
北國フィナンシャルホールディングス(銀行) → CCIグループ
東洋インキSCホールディングス → artience(アーティエンス)

それぞれにもっともらしいいわくが付いているようだが、こちらとしては「ご苦労様。お陰様で、わけがわからなくなりました」と言うばかりだ。「セカンドリテイリング」なんて、ユニクロ(ファーストリテイリング)の二番煎じとしか思われないし。

私としては、チャラチャラした社名に変えるより、敢えて昔のままにしておく方がずっとカッコいいと思う。その意味で「資生堂」や「龍角散」はかなりエラい。漢方の「ツムラ」も、昔の名前の「津村順天堂」の方がずっと信頼感があったのに。

かつらの「アデランス」が一時「ユニヘアー」なんて社名にしたものの、どうみても失敗なので半年で元に戻したという例もあるしね。はっきり言ってしまえば、一見おしゃれっぽい社名変更なんかで儲かるのは、当事者企業よりも裏で暗躍する広告代理店である。

 

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2025年7月24日

コメダ珈琲店って、やっぱりちょっとなあ

Gendai のサイトに【絶好調のコメダ珈琲店が "ニュータウンシニア" の楽園になっていた… 病院がたまり場の高齢者が思わず飛びつく「したたかな戦略」】というページがある。要するに「コメダの郊外店が年寄りの溜まり場になっている」という話だ。

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私はコメダについて 12年も前の 2013年 7月に書いたことがある(参照)。こんな感じだ。

あちこちで、名古屋に行ったら「コメダ」というコーヒー店でモーニングサービスを食えと薦められるので、先日名古屋に行った際に、ちょっと試してみようと、名古屋駅地下街の「コメダ」の入り口まで行った。

ところが、その入り口をくぐることができなかった。中から猛烈な煙草の匂いが漂ってくるのである。すぐに踵を返して、近所のスタバを探した。

今のコメダはさすがに全面禁煙とする店がほとんどらしいが、私としてはあの時のイメージが悪すぎて、今に至るまで避ける対象となっている。以後、付き合いで仕方なく入ったことが 二度だけあるが、店内の雰囲気がいかにも名古屋のじいさんばあさん好みという気がして、どうにも馴染めない。

まさに「病院がたまり場の高齢者が思わず飛びつく」という感覚の店作りと言っていい。60歳以下の年齢層にはあまりいいイメージで受け取られていないんじゃなかろうか。既に 70歳を過ぎた私としても、時間つぶしがてら PC を開いて仕事をしようと思ったら、コメダじゃなくスタバに行く。

さらにこの記事の牧野知弘氏は高齢者の更なる高齢化により、現在絶好調のコメダ郊外店も「10年後には客が姿を消す」と指摘している(参照)。なるほど、今の 75歳は 10年後に 85歳なのだから、頻繁にコメダに来て時間つぶしをするわけにいかなくなっているだろう。

さらに今の 50〜60代が 10年後に好んでコメダで時間つぶしをするかといえば、かなり疑問だ。おそらくしないんじゃなかろうか。

スタバですら米国では既に不振となっているらしく、コーヒーショップという業態もなかなか難しいものがあるようだ。

 

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2025年7月17日

「五季」を単語登録してしまおう

東洋経済 ONLINE が今月 7日付で "もはや四季ではなく「五季」の日本" という記事を伝えている。企業のマーチャンダイジングのベースは従来の「四季」では成立せず、「五季」に移行しつつあるというのだ。私も自分の Mac の単語辞書に「五季」を登録しているし。

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これは道理というものである。アパレル企業は通常、8月には「夏物」を値下げしてのセールを開始して、売り場は「秋物」に移行する。しかし実際問題としては 10月まで体感的に夏なので、「まだまだ夏」なのに「秋物」を売ろうとするマーチャンダイジングでは明らかにロスが大きい。

そこで三陽商会は実情に対応するため、下のようなシステムに移行したのだという。

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これ、画期的ではあるが、今年の感覚だと「猛暑」のスタートをさらに 1ヶ月前倒しにしてもいいぐらいだ。

ちなみに私も今月 2日、「6月は統計的にもとんでもない暑さだったようだ」という記事で、"これじゃ、四季ではなく「五季」だ" と書いている。こんな具合だ。

もはや 1年のうち 5月から10月までの半年は夏なのだ。1年の半分が夏で、12月から 3月までの 4ヶ月が冬、残りの 1ヶ月ずつが春と秋と諦めるほかない。さらに言えば、6ヶ月の夏のうちでも 7月から 9月までの 3ヶ月間が「真夏」ということなのだろう。

これが私の Mac の単語辞書に「五季」を登録したきっかけで、今後は使用頻度が高まりそうだ。

 

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2025年6月16日

捨てるとわかっているコメを、毎日無駄に炊く日本

朝日新聞が "コメ不足なのに止まらぬ食品ロス 毎日 3トンが「廃棄」される現実" という記事を伝えている。直接朝日新聞のサイトに飛ぶと、有料記事ということで途中までしか読めない(参照)が、それを間接的に紹介する Yahooo のサイトだと全文読める(参照)というのがおもしろい。

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記事には次のようにある。

食品リサイクル会社「日本フードエコロジーセンター」(神奈川県相模原市)は、県内や東京・多摩地域のスーパーやコンビニの食品工場など約 200の事業者から余った食品を回収している。炭水化物を中心に 1日に約 40トンが運び込まれ、そのうち 3~4トンがコメ類だ。まだ食べられるのに捨てられた米飯もある。すべて「食品ロス」になったものだ。

同社の高橋巧一社長は「食品工場では発注が来た際に弁当やおにぎりを作れずに欠品となることを避けるため、多めにコメを炊く。余った米飯は店頭に並ぶことなく、運ばれてくることが多い」と語る。「米不足」と言われる中で、捨てるとわかっている米を無駄に炊いているわけだ。

日本という国は、コンビニでのおにぎりの欠品を避けるため、食えるものを毎日毎日直接捨てるという「悪業」を積んできているわけなのだね。

私は以前からコンビニでおにぎりを買うという行為にわけのわからない抵抗感を覚えていたのだが、その抵抗感の正体はこれだったと判明して啞然としてしまったよ。

 

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2025年5月19日

「退職代行」って、何のためにあるのかよくわからない

東洋経済 ONLINE に "≪退職代行は大迷惑!≫ 人事部の本音に納得の理由 中途採用時には「今後は利用したか調べることにする」の声が多数" という記事がある。読んでみるとフツーに「そうなんだろうなあ」という気がする。

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「退職代行」というサービスが存在すると知ったのはつい最近だが、その時は「退職の手続きぐらい、自分でやればいいだろうに」と思った。最悪、自力で手続きができないぐらいに落ち込んでしまっていたなら、会社に行かなければそのうちクビにしてもらえる。

もしかしたらクビになるといろいろな諸手続ができなくて失業手当などが減ってしまうかもしれないので、そうした利益だけは確保しようと「退職手続きのプロ」に依頼するのかもしれない。しかしそんなこと、フツーは「退職届」を出しさえすれば会社がルーティン・ワークとして淡々とやってくれるがなあ。

結局のところ「退職代行」というサービスは、自分では退職届も書けないような「使い物にならない人」をたらし込んで、退職金のうちの相当な額を「手数料」という名目で取ってしまうものとしか思われない。これって、偏見が過ぎるだろうか。

最悪、従業員が退職の意思を示しても簡単に辞めさせてくれない会社というのもあるにはあるらしい。辞表を受け取った直属の上司が「これは俺が預かっておく」なんて下手なテレビドラマの台詞みたいなことを言って、人事部に渡さないなんてこともあるようなのだ。

それでも退職する 2週間前に届けを出しさえすれば辞めさせないのは明らかに違法なのだから、堂々と辞めてしまえばいい。もし会社がきちんとした対応をしてくれなかったら、退職代行なんかより訴訟に持ち込む方が直接的だ。

一般的には退職代行を通して従業員から意思表示をされた場合、会社の人事部としては「大迷惑」らしい。その後の連絡が必要になっても本人と連絡をとることができないケースが多いからだそうだ。

こうした印象があるだけに、前職を「退職代行を通して辞めた」という人材に関しては採用したくないという反応が目立ったという。要するに、自分で会社を辞める手続きもできない無能な人と思われてしまうのだろうね。

以上、何だか当たり前すぎて気が抜けてしまうような結論である。

 

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2025年3月17日

ファミマが「現金かファミペイを使って」と言ってる

ガハログというニュースサイトがあるのを今回初めて知ったのは、"ファミリーマート「キャッシュレス決済手数料高すぎ!お客様は現金かファミペイ使って」" というのが話題になっていたからである。

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コンビニが強制ではなくやんわりとではあるものの、支払い方法について指定するなんて前代未聞なんじゃなかろうか。「キャッシュレス決済手数料が高すぎ」なんて言ってるが、そんなの客側の知ったことじゃないし、「ファミペイ」というファミマ独自の決済手段があるなんてことも全然知らなかった。

私は立ち食いそばなどの「現金のみ」という店のほかは、大抵キャッシュレスで支払う。普段財布の中にある現金なんて数千円以下なので、自然そうなってしまうのだ。

ただしコンビニなどの少額決済では、クレジットカードなんてまず使わず、Suica での支払いがほとんどだ。1,000円以上の買い物ではクレジット・カード、数百円程度なら Suica というのが一応自分なりの目安みたいになっている。

今回ガハログの記事を読んで気になってしまったので、Suica の手数料というのを調べてみたところ、ポスタスというサイトに「Suica の手数料はいくら?他のキャッシュレス決済との比較や導入メリット」という記事があるのが見つかった。こんなふうにある。

まず、Suica の決済手数料は決済額に対して「3〜4%」です。例えば、お客様が 1,000円の商品を Suica で決済したとすると、加盟店事業者は 30円程度の決済手数料を支払うことになります。(中略)

一般的に、クレジットカードの決済手数料は、ブランドによって異なるものの「3〜10%」といわれています。Suicaよりも決済手数料が高額で、加盟店事業者にとって負担が大きくなりやすいです。

というわけで、Suica で支払う私は、クレジット・カードで支払う客より「少しはまし」ということになるみたいなのである。いちいち現金で支払うとなると手間はかかるし、お釣りの受け渡しも面倒ということになるから、「3〜4%」の手数料ぐらいは諦めてもらおう。

ちなみに「ファミペイ」の手数料は無料らしいから、店にとっては「塵も積もれば・・・」ってことになるのだろうし、私としてもそれをインストールするぐらいは、別に負担じゃない。ただインストールしてからの現金チャージなどが付きものになるようだ。

考えてみると、私がファミマで買い物することなんて、年に数回程度のものだ。Suica なら何だかんだで常に使うから現金チャージも当たり前のようにしているが、年に数回程度のことでファミペイとやらの現金チャージを気にかけるなんて、何となく面倒な気がしてしまうのだよね。

それを思うと、「済まんけど、Suica で我慢してよね」ということになってしまう。それが嫌なら、いっそのこと正式に「支払いは現金かファミペイのみ受け付けます」ということにしてしまえばいい。

ただそんなことはおそらくできないだろうから、少なくとも Suica での支払いに嫌な顔はしないでね。

 

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2025年1月 6日

「スタバで Mac ドヤァ」が「絶滅危惧種」って?

東洋経済 ONLINE に "「スタバで Mac ドヤァ」実はもう絶滅危惧種なワケ" (2024年 12月 24日付)という刺激的なタイトルの記事を見つけ、気になってしまった。私は出先で空き時間に仕事をしたりこのブログを書いたりする時には、コーヒーショップで 愛用の MacBook を開くことが度々あるもので。

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「スタバで Mac ドヤァ」というのは、「スタバの店内でマックの PCを 開き、長時間ドヤ顔で作業する人を揶揄した言葉」なんだそうだ。それが「絶滅危惧種」というわけか? しかし実を言うと、私はスタバに限っては Mac を開いたことがなかったのだよね。

ほかの店では何度もあるが、スタバってテーブルが低くて小さいので PC を使いにくいという先入観があり、気取った雰囲気にも抵抗があって、これまではほぼ意識的に避けてきた。ところがこの記事を読んだ途端、俄然へそ曲がりの虫が騒ぎ始め、スタバで Mac を開きたくなってしまったのである。

というわけで今、守谷市内のショッピング・モールのスタバで MacBook を開き、この記事を書いている。来てみれば私の先入観を裏切り、6人が余裕で囲める大きくて手頃な高さのテーブルがあり、その各席に電源まであるじゃないか。「絶滅危惧種」をおびき寄せる特別仕様かと思うほどだ。

この大テーブルでは今、4人が席についており、私を含めた 2人が MacBook を開いている。あとは Asus のサラリーマン風と、iPad でゲームに夢中のフリーター風男子だ。そしてちょっと離れた小さなテーブル席には、MacBook の男性と女性が 1人ずつ、そして Dynabook の男性が 1人いる。

ということは、iPad を除いた店内の PC の Mac 率は 67% で、不純な動機の私を除いてカウントしても 60%だ。世間一般のシェアと比較すれば驚異的に高いし、ほかのコーヒーショップと比べてもかなり高いと思う。ただ、それには単純な理由があるだろう。

会社支給のほとんどが Windows PC という世の中で、Mac ユーザーは私を含めてフリーランスが多い。そしてフリーランスはリモートワークが多くなりがちなため、スタバでの Mac 比率が高くなるのはごく自然の成り行きでしかないということだ。

そして今回如実に気付いたのだが、スタバって仕事の邪魔になるような「大声で話す客」がいなくて快適なのだね。無遠慮な大声や嬌声にうんざりすることが多々ある他店に比べると、これは大きなメリットと言える。件の記事がこの肝心な点について一言も触れていないのは、一体どういうことなんだろう。

いずれにしても、今後は宗旨替えしてスタバを毛嫌いせず、リモートワークの場として有力候補の一つにしておこう。

この辺で念のために書いておくが、実際に「スタバで Mac」している客は「ドヤ顔」なんてちっともしていない。とくに私の真向かいの女性なんて仕事の締め切りギリギリなのか、「ドヤ顔」とは対極的な「悲壮感」さえ漂わせている。年末年始に遊び過ぎたのかもしれないね。気の毒に。

件の記事はよく読むと、「絶滅危惧種」という刺激的な言葉はスタバで仕事する Mac ユーザーを指すのではなく、「スタバで Mac ドヤァ」という「イメージ」について語っているように思われる。とすると、この見出しはキャッチーではあるけれど、「雰囲気のもの」過ぎて混乱を招くよね。

それからこの記事の "むしろ「禁煙」を求めて足を運ぶ人が多い?" という小見出しにしても、今どきは別にスタバでなくても飲食店の多くがフツーに禁煙なのだから、かなり時代錯誤的だ。というわけで実際に「スタバで Mac」してみて、この記事の「ビミョーなピントのずれ方」が実感されたのだった。

いずれにしても「スタバで Mac するのに余計なことを気にする必要なんてない」ってことだ。私はコーヒーショップで 1時間ぐらい Mac を開いて仕事をする時には、長時間の「ショバ代替わり」にドーナツなどのサイドメニューもオーダーすることにしているので、なおさら気兼ねなく使わせてもらう。

年末年始は箱根駅伝のテレビ観戦以外はずっと家で仕事していたので、思いがけずトライした人生初の「スタバで Mac」が、ちょっとした気分転換になったのはありがたい。

 

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