固定電話は、確かに捨てた方がいい
「はてな匿名ダイアリー」って、「名前を隠して楽しく日記」というキャッチフレーズで、匿名なだけに「何だかなあ・・・」と思ってしまうような投稿が多いのだが、昨日付の「振り込め詐欺に遭いたくないなら固定電話を捨てた方がいい」という記事は、もろに「そうそう、その通りだよね」と思ってしまった。
内容は次のようなものだ。
振り込め詐欺の電話は、自宅の固定電話にかかってくることが多いらしい。
こうした事実から、市町村では録音機能付きの電話機を提供するなどの対策をとっているらしい。
対策として無意味とは言わないが、もう固定電話を捨ててしまった方がいいのではないかな? (以下略)
市町村の対応を調べてみると、例えば京都府京田辺市役所のサイトに「ご注意!特殊詐欺の入り口は固定電話です!」というページがあり、その対策として、次のようにある。
- 防犯機能の付いた電話機にする
- 在宅中でも留守電の設定にしておく
実は私も、この 2番目の方策を長く実行していた。2017年に、固定電話は常時「留守電設定」にして、呼び出し音のボリュームも「ゼロ」にしたのである。これは 2017年 12月 28日付の「固定電話には、アヤシい営業電話しかかかってこない」という記事に書いている。
本当に、スマホ主体の生活になってしまうと、固定電話にかかってくるのは、ほぼ 100% アヤシい営業電話ということになる。そんなものにいちいち応答していられないし、念のため留守電を確認しても用件なんて何も録音されていない。
ほぼ 5年間にわたって、この「常時留守電設定」にしていたのだが、考えてみればこれでは、電話料金の基本料だけを払うにしてもムダだと気付いた。それで、昨年 7月 5日付の「ダイヤル式黒電話は、歴史の彼方に」という記事に書いたように、すっぱりと固定電話契約解除に至ったというわけだ。
というわけで、今となれば自信をもって、「留守電設定」なんかにするより「思い切って固定電話を捨てる」ことを推奨したいと思う。その方がずっとスッキリする。
「固定電話がないと FAX ができなくて不便でしょ」なんて言う人もいるが、そんな時は「まだ FAX なんて使ってるの !?」と、ことさら大袈裟に驚いてみせることにしている。まあ、スマホやインターネットができなくて、FAX が「画期的な文明の利器」と思っている年寄りが多いのは、悲しい事実なんだけどね。
ということは、怪しい電話がかかってきたら「こっちはもう年で、あんたの言うことが覚えきれないから、わかりやすい文章にして、FAX で送ってくれ」と言えばいいかもしれないね。大抵は面倒がってそんなもの送ってこないから。(FAX から足が付いちゃうかもしれないし)
万が一、律儀に(?)送られて来たりしたら、「字が汚い上に文章が下手くそで、さっぱりわからない」と言ってやればいい。
最近のコメント