カテゴリー「世間話」の342件の記事

2019/10/18

「感情が先走る体育会系教師」は、組み体操が大好き

多くの小学校の運動会で「組み体操」が実施され、骨折などの事故が相次いでいることが話題となっている。私としては「まだそんなことやってたのか」と、驚くばかりである。191018

組み体操が危険なのは、データで見ても実際に事故が多いのだから明白である。それでも実施する学校が多いのは、声の大きな体育会系教師が「組み体操大好き」で、どうしてもやりたがるからだ。端的に言えば、保守的な体育会系教師は、理窟より感情が先走るのである。

で、「感情が先走るから、見栄えがする組み体操が大好き」−「どんどん感情が先走るから、『生徒たちも組み体操が大好き』と思い込む」 −「さらに感情が先走るから、『怪我が多い』なんて指摘は『唾棄すべき軟弱思想』としか思えない」と発展する。

要するに、声の大きな教師たちは理窟ではなく感情でものを考えるから、当たり前の理窟が通らないのだ。だから私は昔から「声の大きな教師」というのをまったく信用していない。

今でも思い出すのは、中学校時代に生活指導の「声の大きな体育会系教師」が、「変速機付き自転車は、3段変速まで許可する。それ以上はスピードが出すぎて危険だから禁止」と言い出した。それまで自転車と言えば「重たい実用車」しかなかったが、ようやく「変速機付き自転車」というのが出始めた頃だった。

ところがこれには、街の自転車販売業者から異論が出たらしい。当時、地方都市の自転車屋さんというのは隠然たる力をもっていたから、学校にも圧力をかけたようなのである。

で、暫くするとその教師が「自転車の変速機というのは、いくらギアの数が多くても最高スピードは変わらないらしい。だから『三段変速まで許可』というのは取り消す」と言い出した。朝令暮改もいいところである。私は「あの教師、多段階変速だといくらでも無制限にスピードが出せるとでも思ってたのか?」と、呆れてしまった。

何度も言うが、声の大きな体育会系教師は理窟ではなく感情でものを考えるので、「3段変速の自転車で 20km/h のスピードを出せるヤツが 10段変速に乗ると、苦もなく 60km/h 以上出せるから危険」と単純に思ってしまったようなのだ。自転車のスピードを出すのは脚力だという当たり前のことに思い至らなかったのである。

ところが感情でモノを考える彼らは、日頃懇意にして一緒に酒飲んだりしている自転車屋のオヤジさんたちに圧力をかけられると、つい言うことを聞いてしまうのである。純粋に理窟で説明されても聞く耳を持たないが、情に絡めて言い含められると弱いのだ。

そんなわけで、彼らは「多段階変速の自転車はスピードが出すぎて危険」なんて根拠のないことを言い出すくせに、「組み体操は危険」というデータ的にも明らかなことに関してはなぜか無視するのである。不思議なメンタリティだよね。

だから、組み体操の危険性をいくら理窟で説明しても止めさせることはできない。こういうことは、裏表にわたって隠然たる権力をもったオッサンが情に絡めて説得しないと、一向に効果がないのである。

 

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2019/10/09

「裏返し幟」が気になってしょうがない

日本人は旗とか幟(のぼり)とかが大好きなようだ。とにかくこんなにも街頭で旗や幟(とくに幟が多い)を見かける国を、私はほかに知らない。写真の上の方は、先月 22日の記事で「ペイペイ」が裏返って「ペトペト」に錯覚してしまうと言ったヤツだ。

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それから、近くの農協ショップではこんなのも見かける。

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どちらも気になってしょうがないのは、店の前の通りから見た面が裏返しになってしまっていることだ。この 2つの例だけじゃなく、「裏返し幟」は枚挙にいとまがない。上述の 9月 22日の記事の末尾も次のようなものだ。

「本日 大売り出し中」(「本日」という 2文字のみが横書き)という幟が裏返っていて、「日本 大売り出し中」に見えて驚いてしまったし。

店のスタッフたちは気にならないのだろうか。あるいは「日本人は親切だから、ちゃんと頭の中で変換して読んでくれている」と思って安心しちゃってるのだろうか。

かくいう私も「文字さえあればとにかく読んでみる」という習性だから、ちゃんと脳内変換して読んでいる。読んではいるが、それでいいというわけではなく、やはり気になってしょうがないのである。

もしかしたら朝の開店時にはまともな向きで設置した幟が、途中で風向きが変わったせいで裏返ってしまったのかもしれない。しかし、それならそれで気付いた時にもう一度まともな面が通りに向くように設置し直せばいいではないか。

とはいえ、上の 2枚の写真を撮った日は朝からほとんど無風状態だったから、最初の設置の仕方があまりにもおざなりだったとしか思われない。これではいくらなんでも、言葉や文字に関して無神経すぎる。

これって、何とかならないものなのだろうか。それとも裏返った文字を読まされる妙な感覚も含めて、幟というものの醍醐味なのだろうか。このあたりは、日本文化の「闇」の部分である。

 

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2019/09/26

「サイゼリヤ」って「さいぜり屋さん」なんでしょ

一応イタリア系っぽいイメージと思われているファミレスの「サイゼリヤ」だが、「あれって『さいぜり屋さん』なんでしょ」とずっと思っていた。自ら "Saizeriya" と完全にローマ字表記してるんだから、イタリア語のはずがない。漢字だと「菜是理屋」ぐらいのところかもしれない。

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ところが、改めてこの店名についてググってみると、呆れてしまうほどのこじれようだ。「いい加減にしてくれ」と言いたくなるほどである。

Yahoo! 知恵袋の "「サイゼリヤ」の意味、語源などを知りたい" という質問に対する 「ベストアンサー」は、「イタリア語でくちなしの花という意味でファミレスのサイゼリヤの創業日の 7月 7日の誕生花がくちなしの花だからです」なんてことになっている。だぁからぁ、”Saizeriya” がイタリア語なはずないって言ってるだろうよ。

6日前の "「全身の皮膚を顔にすれば寒くない」という乱暴な発想" という記事でも触れたように、Yahoo! 知恵袋は信用しちゃいけない。「妄言袋」と言った方がいい。

念のため、「クチナシ」のイタリア語は "gardenia" である。さらに呆れたことに「ラテン語で『くちなしの花』のようです」なんて言ってる「ベストアンサー」まであり(参照)、この回答者の名が 「tak******** さん」というのだから、かなりイラッときてしまう。

クチナシは東アジア原産だから、ラテン語成立期にはそれを表す名詞がなかったようで、他のヨーロッパ語もおしなべて新しい言葉の "gardenia" に類似したものとなっている(参照)。ゲルマン語系もラテン語系も共通しているということは、これら 2つの言語圏成立以後に伝わった言葉であることを示唆している。

発音の似た言葉として "Cytherea" というのがあるが、ゼウスの娘で愛と美の女神 「アフロディーテ」(ヴィーナス)の別名とされている。同名のポルノ女優もいるらしいが、それってありがちな話だよね(参照)。なお、英語では "Cecilia" (セシリア)となる。

こうなると公式通りに「サイゼリヤ」を Wikipedia で引いてみるしかあるまいとあたってみると、店名については次のようにある(参照)。

現在の会長である正垣泰彦が、東京理科大学在学中に千葉県市川市八幡にある洋食店「サイゼリヤ」で勤務をしていたところ、経営者からその腕を認められ、大学4年生のときに店を譲り受けた。

つまり、この「サイゼリヤ」という店名は前からあった洋食店の名前をそのまま引き継いだもののようで、その意味や由来については何の説明もない。これに関して「たまのて」というブログには、次のようにある(参照)。

よくわからないので、サイゼリヤに電話してみた。
「クチナシの花のラテン語です。」
「ラテン語辞典に載ってないんですが」
「当社ではそうなっています。」

ひどいもので、はっきり言ってサイゼリヤという企業の信用問題である。というわけで、当初はサイゼリヤ自身もホームページで 「ラテン語で『くちなしの花』の意味」みたいなことを謳っていたらしいが、最近はそれを削除しているようだ。そして「外房Linux生活」というブログにはこのように書いてある(参照)。

埒が明かないので、サイゼリヤのカスタマーサポートに聞いてみた。だが残念ながら、「イタリア古語がラテン語なのかどうか」についても「どういった綴りの単語なのか」「出典は何か」についても分からないという解答だった。

かなりいい加減な話になっている。ということで、やっぱり「あれって(平板アクセントで)『さいぜり屋さん』なんでしょ」で済ませるのが妥当という思いが、ますます深まってしまったというわけだ。

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2019/09/25

煽り運転されたくなかったら

「知識連鎖」というサイトに「法定速度遵守で危険な日本 あおり運転される乗り方ベスト3とは?」というまとめ記事がある。この場合「ベスト 3」という言い方にはどうも違和感を覚えるが、「ワースト 3」なんて言ってしまうと炎上しかねないしなあ。

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チューリッヒ保険会社の調査では、煽り運転された原因の上位 3つは、「車線変更」「追い越し車線を走り続けた」「法定速度を守って走っていた」というものだそうだ。ちなみに、この「上位 3つ」ぐらいが妥当な表現かもしれない。

「車線変更」というのは、必要な車線変更というのもあるので、この場合は「無闇に頻繁な車線変更」ということなのだろう。まあ、こんなことはしないに限る。

「追い越し車線を走り続けた」というのは、明確な交通違反(参照)で、「追い越し車線をゆっくり走り続ける」なんていうのは、迷惑千万な行為である。私がよく言う「パレードを率いて走る」ってやつで、「通せんぼ走行」とも言うらしい(参照)。煽られるのがイヤなら、走行車線を走ればいいだけのことだ。

ただ、上でリンクした私の今月 15日の記事でも触れているように、問題は「ごくフツーに『通せんぼ走行』してしまうドライバーは、バックミラーもサイドミラーも滅多に見ない人たちだから、自分が迷惑行為をしている自覚がない。当然にもさっさと走行車線に戻るなんて発想もないみたいなのだ。

警察庁のサイトでは、煽り運転されないためには、次の乗り方が推奨されているらしい。

  • 車間距離をとって運転する
  • みだりに車線変更はしない
  • ほかの車の前方に割り込んだり、並走している車に幅寄せしたりしない
  • 2車線以上の場合、一番左の車線を通行する

ただ、「車間距離を取って運転する」というのはいかにも優等生的だが、実際にやるとすぐに無理な割り込みをされてかえって危険だったりする。実際には「ビミョーな車間距離」というのを体得するしかない。

2番目と 3番目は OK だが、最後の 「2車線以上の場合、一番左の車線を通行する」というのは、3車線の高速道路の場合は完全に「絵に描いたモチ」で、真ん中車線がゆっくり行くクルマのせいで一番混雑して、一番左はガラガラの場合がほとんどだ。だから私はいつも、一番左をスイスイと快速運転している。

結局のところ、煽り運転されないためには、追い越し車線は避けて走行車線を走り、1車線しかない場合は、後ろのクルマが急いでいるようだったら、自分は左に寄って停車して、先に行かせてやればいい。これで追い越して行ったクルマが先の方で事故ったりネズミ取りに引っかかったりしても、知ったこっちゃない。

【10月 5日 付記】

本日、この記事にコメントしてくれた ぎぶさんという方のブログの「煽り運転に有効な対策の完全まとめ!これだけは押さえておこう」という記事に、「煽り運転されないために」どうしたらいいのか、そして煽り運転されてしまった時にはどのような対策をすればいいのかが。とても具体的に示されている。

筆者はクルマに関しては専門家ということで、さすがの内容で参考になるので、ご一読をお薦めしたい。

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2019/09/15

「煽り運転」と「通せんぼ走行」の相克

最近何かと話題の「煽り運転」の問題では、こう言っちゃ申し訳ないが、公平に見れば「煽る方が完全に一方的に悪い」ということはそれほど多くないと思っている。フツーにクルマを運転していれば、煽り運転というのを結構よく目撃するが、その多くは、煽られているクルマが 追い越し車線をのんびり走り続けているというケースなのだ。

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そりゃ、完全に「あいつ、頭がおかしいな」と思ってしまうような無謀な煽り運転をするクルマもないではないが、それはレア・ケースだ。圧倒的多くは、追い越し車線を走るクルマが、その前がガラガラに空いているにも関わらず、隣の走行車線と変わらない(あるいはそれより遅いぐらいの)スピードで、あたかも「パレードを率いてゆっくり走ってる」みたいな状況の時だ。

そんな時、先を急いでいるクルマはイラついて、前をゆっくり走るクルマになんとかどいてもらおうとするのだが、いかんせん、なかなかどいてもらえない。そうなると、気の荒いドライバーはつい煽ってしまいがちだ。

「くるまのニュース」というサイトの、昨年 3月 27日付の国沢光宏氏の記事に "なぜ多い? 煽り運転のきっかけ「通せんぼ走行」 高速追い越し車線で法定速度走行はNG?" というのがある。この記事では、SA や PA で休憩中のドライバーにアンケートを採ったところ、「法定速度を維持していれば追い越し車線を走ってもいいだろう。抜く方が速度違反だ。譲る必要は全く無い」という回答が多くあったとしている。

しかしこれはまったくの思い違いで、「法定速度であっても追い越し車線を走り続けるのは明確な道交法違反(道路交通法 20条 1項)」と指摘されている。要するに、道路は左側の「走行車線」を走るのが基本で、不必要に追い越し車線を走り続けるのは道交法違反なのだ。国沢氏はこの「追い越し車線を走り続ける行為」を「通せんぼ走行」と言っている。言い得て妙だよね。

問題は「自分が通せんぼ走行をしている」なんてことをまったく意識していないドライバーが少なくなく、のんびり追い越し車線を走って煽られたりすると、一方的に被害者意識をもってしまうということだ。ゆったりと走るのが好きで煽られたくなかったら、素直に左側の走行車線を走るべきなのである。

ただ、ごくフツーに「通せんぼ走行」してしまうドライバーは、バックミラーもサイドミラーも滅多に見ない人たちだから、いくら後ろから煽られても全然気付かない。彼らは何があろうと追い越し車線を悠然と走り続ける DNA を持っちゃってるみたいなのだ。

いくら啓蒙活動しても、そのメッセージは届かないのだよ。彼らには。だから、もはや諦めるしかない。世の中ってそういうものだ。

実際に「バックミラーなんて見たことない」と言ってる女性ドライバーを知ってるしね。要するに「煽り運転」をするドライバーというのは、結局のところまったく意味のない危険運転をしているだけということになってしまうのだ。

私は自分の「本宅サイト」と位置付けている「庄内拓明の知のヴァーリトゥード」というサイトに、14年も前に "高速道路と 「キープレフト」 あるいは「高速道路のパラドックス」" という記事を書いている。結論から言うと、3車線ある高速道路では、一番左側の走行車線がガラガラに空いている場合がほとんどなので、そこを走るのが一番早いのである。

上のリンクをクリックしてページに飛んでみると、3車線のうち右側 2車線がぎっしり混んでいるのに、左側がガラガラに空いているという写真を見ることができるが、その中の極めつけの 1枚を下に再掲しておく。まさかと思われるかもしれないが、実はこれが日常茶飯事の状況なのだ。

Highway4

だから私は、3車線のうち 右側 2車線がマナー知らずのドライバーの「通せんぼ走行」で混んでいても、ガラガラの左車線を通って団子状態のパレードを一気に抜けてしまうことにしている、そんなわけで「やっぱり煽り運転なんてしちゃいけないよね」と、あっけらかんと思ってしまうのだよね。

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2019/09/11

夏場のコンビニおでん

Livedoor NEWS が "夏場のおでん「売れず赤字に」 セブンオーナー悲鳴" というニュースを伝えている。売れ残ったおでんを大量廃棄しているというのは、聞き捨てならない。

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実は今日セブンイレブンで買い物した際に、レジにおでん売り場があるのに気付き、「このクソ暑いのに、おでん売ってるのか!」と驚いたばかりなので、この記事が妙に印象に残ってしまった。涼しい店内で見ればまんざらそそられないこともないが、買ったおでんを持って暑い外に出ることまで考えると、堪ったものじゃない。

おでんという商品は品揃えが勝負なので、確かに暑い夏では売れ残りばかりになるだろう。大量廃棄されるとなると、単に経済的損失ばかりでなく「世界には飢えている人が大勢いるのに、もったいない」と、モラル的な罪悪感まで生じてしまう。

個人的には、おでんというのは「季節商品」という範疇に入るものだろうと思う。夏場に売らなくても文句は言われまい。こんな猛暑の最中にまでおでんの販売を強要するセブンイレブン本部の連中というのは、冷房の効いたオフィス内の感覚しかないのだろう。「季節感」という当たり前の感覚が消滅しているのだ。

「いや、俺はおでんが大好きだから、夏だろうがなんだろうが食べたいぞ!」という消費者もいなくはないので、無視できないという指摘もあるだろう。しかしそれだったら、エアコンの効いた自宅で作って食べればいいだけのことだ。何から何までコンビニに依存することはない。

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2019/09/05

「交通安全指導車」というもの

「交通安全指導車」というものがあることを、この年になって初めて知った。上が白、下が黒のツートンカラーで、屋根の上に何やら回転灯みたいなものが付いているのでパトカーと紛らわしいが、ググってみたところ警察車両ではないらしい。

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今日、近くのショッピングセンターで買い物をした帰りに、結構長めの地下道を通っていると、前方にパトカーのようなクルマが、その前のクルマを煽るように車間距離を詰めて走っているのが見えた。しかも煽られている方のクルマはちゃんと規定通りにライトを点けていてるのに、パトカーのようなクルマは無灯火なので暗い地下道では見えにくい。

「なんだ、ありゃ? ずいぶん危険走行するパトカーだなあ」と思っていると、地下道の出口に近付いた辺りで急に気付いたものか、車間距離が開いて後ろの赤いランプが点灯された。ところが一度点灯してしまうと、今度は地下道を出ても消すのを忘れてしまったらしく、真昼の明るい道路を延々と点灯したままで走っている。

上の写真がそれだ。昼に点灯したまま走行してはならないという法規はないから問題はないわけだが、「お間抜けだなあ」という印象は拭えない。

リアに「ドライブレコーダー作動中」というステッカーがあるので、後ろで写真を撮っている私の姿も映ってしまったかもしれない。もしそれで咎められたら、ここにバックナンバーのボカシなしの写真入りで「地下道で無灯火の煽り運転をしていたパトカー」と掲載して逆襲するつもりでいた。幸いにもそんなことにはならずに済んだけどね。

そしてしばらく行って、そのクルマが右折車線に入ったところでサイドに「交通安全指導車」と書いてあるのが見えた。「お間抜け」には変わりないが、パトカーではなかったというわけだ。そう言われてみれば、屋根の上の回転灯が赤じゃなく青だしね。

この「交通安全指導車」というのは、地方自治体の管轄であることが多く、権限はあくまでも「交通安全の指導」であり、パトカーのように反則切符を切ったりすることはできないようだ。それも道理、こんなにお間抜けな運転をするクルマに乗っている人に「あなた、交通違反ですよ」なんて止められたりしたくない。

ググってみたところ「交通安全指導車」というのは、その名に似合わず案外勝手な運転をしているケースが多くて、しかもちゃんと「交通安全指導」なんてことをしているのが確認されたという記述は驚くほど少ない。単にパトカーと勘違いさせるためにのみ走っているもののようなのである。

まあ、勝手に勘違いしたドライバーが速度を落としたりするので、危険運転の減少にはつながるだろうが、自分が煽り運転や地下道での無灯火運転をしていたら、本末転倒だよね。

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2019/08/29

神戸の配水管工事業者からの迷惑電話

我が家の固定電話は呼び出し音が 1回なるだけで留守電応答に切り替わるようにセットされている。しかもその呼び出し音もボリューム・ゼロに設定していあるので、かかってきたことすら気付かないうちに留守電応答となる。

190829

こんな設定にしてあるのは、一昨年の 12月 30日の記事「固定電話には、アヤシい営業電話しかかかってこない」に書いたように、ほぼ 100% 迷惑電話しかかかってこないからだ。まともに応答するだけ馬鹿馬鹿しいのである。

この設定にしてからもしばらくは、1日に 3〜4本の受信があり、留守電応答に切り替わると向こうもすぐに切ってしまうので、再生しても何も録音されていないということが続いた。そして最近は我が家の電話番号は「かけても意味がない」ことが知られてきたためか、迷惑電話は 3日に 2本程度(つまり 1日 1本以下)に減ってきている。

このように迷惑電話は全体として減少してはいるのだが、ある特定の番号からの受信が依然としてとても多い。それは、「078-336-5349」からの受信だ。下 4桁は 5245、5246,5247、5248、5250 というバリエーションがあるが、特定の業者の契約番号なのだろう。市外番号から推定すると、兵庫県神戸市の業者であるらしい。

で、この情報を元にさらにググって見ると、「電話帳ナビ」というサイトに、この電話番号についてのいろいろな情報が載っていた(参照)。こんな具合だ。

キッチンとお風呂の排水菅を無料で掃除するので、都合の良い日を教えて下さい、と言われました
排水工事セールス
明治建築というところの排水工事の売り込みのコールセンター

というわけで、どうやら「排水管の清掃を無料で行う」ということで電話してくる業者であるらしい。無料でそんなことをしたところで何の儲けにもならないが、実際の作業をした際に「故障が見つかった」とか「壊れているところがある」とかいうガセ情報をでっち上げ、本当は必要のない「本格的修繕工事」を有料で請け負うということにもっていくのだろう。

配水管関係に限らず、屋根とか家の土台とか外壁塗装とかに至るまで、この手の業者のやり口というのは大抵そんなものだ。茨城県の我が家に神戸の業者が電話してくるというのは、訪問日だけを設定して、あとは地元の業者が行くように手配し、その間の中間マージンを取るという仕組みになっているものと思われる。

願わくは、この 「明治建築」という業者が、ウチの固定電話はすぐに留守電に切り替わるのでいくらかけても無駄という情報を、社内でしっかりとフィックスしてもらいたいのである。そうすれば、迷惑電話が激減することが確実だ。

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2019/08/26

日本中の小学校に忘れ去られたタイムカプセルが埋められているんじゃあるまいか

私の居住する市の広報誌に「30年の歳月を超え集まった懐かしい顔 タイムカプセルがつないだ絆」という記事がある。市内の小学校で 30年前に埋めたタイムカプセルを掘り出して、今はいいオッサン、オバサンになった卒業生がとても懐かしい気持ちになったという話だ。

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ところがこの記事を読んでみると、おおらかというか、テキトーというか、なかなか茨城県の田舎らしいエピソードなのだ。

タイムカプセルはこの小学校の創立 30周年の記念事業として、当時の児童全員、先生、PTA が思い出の品を集め、「30年後に開封しよう」と埋設したものであるらしい。しかしこの「開封事業」に携わった人の証言によると「実は誰も覚えていなかったんです」というお笑い草になってしまっていたようなのだ。

埋設した当時も親からは「30年後にお前たちが掘り出すんだよ、とは言われなかった」とか「埋めたことはなんとなく思い出したんですけど、カプセルの大きさや材質、穴の深さとか、同級生や当時の先生に聞いても誰も覚えていなくて」等々、実にのどかな証言が報告されている。それで「まずは掘ってみよう」ということになったらしい。

地元の工事会社に応援を頼み、重機まで提供してもらって掘ったところ、白いスーツケースのようなものが見つかった。中には懐かしい作文や絵、写真などが入っていたという。この開封作業を主導した実行委員としては、「本音を言えば参加した皆さんを泣かせたかった」というのだが、あまりの呆気なさにそこまでいかず、単に「懐かしいねえ」で終わったらしい。

そういえば大分前、ラジオの番組でも似たような話が紹介されていた記憶がある。その時も、「誰もまともに覚えていなくて、半信半疑で掘ってみた」ということだった。学校の先生なんてどんどん代わるし、親も忙しさに紛れて忘れてしまう。こうした話のほとんどは、「そんなようなものを埋めたような気がするよね」程度の記憶を頼りに掘ってみたら出てきたというようなことらしい。

一時の「ノリ」で皆でやってはみるものの、継続性がないというかこだわらないというか、誰もきちんと伝えないというか、すぐに水に流したがるというか、いずれにしても平均的日本人のメンタリティをみる思いのするエピソードである。それどころか、この問題を下手に突き詰めると深刻な歴史問題にまでつながってしまいそうだ。

日本中の小学校の敷地内の地下には、忘れ去られたまま悲しく眠っているタイムカプセルがいくらでもあるような気がしてきた。

 

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2019/07/01

「お前、臭いんだよ!」で、喫煙者はかなり減るはず

今日、7月 一日から改正健康増進法による喫煙規制が一部施行され、学校、病院、行政機関、児童福祉施設などが「原則敷地内禁煙」になったのだそうだ。「原則」という文字が頭に付いているのは、一定基準を満たせば敷地内に喫煙所を設けることができるかららしい。

190701 

で、この「原則」という余計な一言があるせいで、国の 11省の本庁舎のうち、屋外喫煙所を設けないで正真正銘の「敷地内全面禁煙」となったのは文部科学省と国土交通省の 2省だけで、当の所管官庁である厚労省は「2020年全面禁煙を目指す」なんて寝ぼけたことを言っているらしい。(参照

こんな弱腰規制になってしまうのは、「禁煙は健康のため」という前提にあまり意味がないからである。私は "禁煙を「健康視点」で語るのは不毛だ" という一昨年 4月の記事で、次のように書いている。

まずはっきりさせておこう。私自身は飲食店内禁煙に関して、「健康視点」というまどろっこしい話をキーワードにしていない。早く言えば、「臭くて、おえっとなるから煙草の煙が漂う中には入りたくない」ということに尽きるのである。理屈で「健康に悪い」だのなんだのいうよりも、とにかく、臭くて生理的に耐えられないということが第一なのだ。

当の喫煙者にしても、「煙草が健康に悪いなんて、とっくに承知」で、「自分だけは大丈夫」、あるいは「早死には覚悟の上」みたいな意識で吸っているのである。こうした連中に「健康のために煙草は止めましょう」なんて言ってもあまり効果はない。

私は前々から、「お前、臭いんだよ!」という一言で、喫煙者はかなり減ると思っている。世のオッサン連中は若い連中に「オジさん臭〜い!」なんて言われるせいで「加齢臭」なんてものをやたら気にするくせに、タバコ臭さで嫌われることをあまり気にしていない。それは世の中の連中が遠慮して言わないからである。

はっきり言おう。喫煙者は本当に「臭い」のである。「煙草臭さ」だけではない。喫煙者は体臭そのものがきつくなる傾向があるというのである。"Felice" というサイトに「タバコで体臭がきつくなる!? その原因と対策を徹底分析」というページがあり、次のように触れられている。

タバコで体臭がきつくなる6つの原因

  • 発汗量が増加してしまう
  • 皮脂の酸化
  • 肝臓機能の低下
  • 血行不良
  • 口臭がひどくなる
  • 味覚が鈍くなる

本当に、喫煙者は体臭がきつくなる傾向があるようなのだ。「加齢臭」を気にするくせに、煙草による体臭を気にしないのは、喫煙者の盲点である。このことに気付くだけで、日本の喫煙率はかなり低下すると思うのだよね。

さらに、「早死には覚悟の上」なんて言ってるくせに、本当に健康を害してしまってドクターストップをかけられると、案外素直に禁煙してしまうオッサンが多いのも、「そりゃ、一体どういうことだよ!」と言いたくなる。「本当に覚悟の上」だったら、死ぬまで吸えばいいじゃないか。

私は 7年ちょっと前に、"ドクターストップで禁煙するという、恥ずべきエゴイズム"という記事の中で、次のように書いている。

それまでは、周囲の迷惑も顧みず、平気でスパスパ吸って不愉快な煙を垂れ流しにしておきながら、自分の命が危ないとなると、急に掌を返すように禁煙するというのは、あまりにも自分勝手な恥ずべき姿ではないか。

「そうかい、あんたは周囲の人間の健康はどうでもいいけど、自分の命だけは惜しいのかい」 と、嫌味の一つも言ってやりたくなる。

というわけで、喫煙者は「体臭がキツい上に、基本的に自分勝手なヤツ」と思われるのが関の山なのだから、さっさと禁煙するに越したことはない。

 

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