カテゴリー「世間話」の385件の記事

2020年11月18日

"Tacodora" には驚いた

下の写真は、今日クルマを運転している時に前を走っていたトラックの後部である。赤信号で停車している時に撮影したのだが、 ”Tacodora” という青いステッカーにご注目いただきたい。

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ずっと後ろを走っていた時は "Tacodora" って、このトラックのドライバーが大変なゲーム好きで、中でも一番好きなゲームのタイトルか何かなんだろうぐらいに思っていた。だって、いかにもそんな感じのネーミングじゃないか。

ところが赤信号で停まった時にじっくりと眺めてみて、「デジタコ+ドラレコ搭載車」ってことなのだとわかった。これにはびっくりだ。

「デジタコ」というのは、デジタルタコグラフのことで、「自動車運転時の速度・走行時間・走行距離などの情報をメモリーカード等に記録するデジタル式の運行記録計」なのだそうだ(参照)。そして「ドラレコ」というのは調べるまでもなく、ドライブレコーダーのことなんだろうね。

いやはやそれにしても、「デジタコ」と「ドラレコ」を装着したトラックだからといって、「タコドラ」とはあまりに意表を突いている。しかも 表記が "Tacodora" とくると、後半の "dora" が "drive" の省略形と理解されるまでの距離が、やたらと長く感じられた。

やはりゲームの名称という方がずっとしっくりくるなあ。いずれにしても、あきば商会さん、よろしくお願いしたい。

 

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2020年10月30日

ハロウィーンのゴタゴタ

明日は COVID-19 の影響でリアルの街には繰り出しにくいが、それならバーチャルの街で楽しもうという動きになっているらしい。ハロウィーンもついにここまで日本に定着してしまったようだ。

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HUFFPOST は "コロナ禍での渋谷ハロウィン、どうなる? 飲酒禁止の規制も、区は「一定以上来る人いる」と警戒" と伝えている。渋谷区は今日(10月 30日)から 11月 1日まで、一定エリア内での一部時間帯で飲酒を禁止することにしているようだ。

それでなくても最近の渋谷は路上での飲食が増えているというのだが、明後日まではそれも規制される。そうなると道玄坂辺りに繰り出しても楽しみがなくなるので、バーチャルで楽しもうというわけだ。ただ、オープニング・イベントはアクセスが集中しすぎて延期になったらしい(参照)。

思えばこのブログでまともにハロウィーンを採り上げたのは 2007年 10月 29日の「ハロウィーンの換骨奪胎」という記事だった。この記事の書き出しが「日本でもハロウィーンが、だんだん浸透し始めているらしい」だったのだから、13年経って、遂にここまで日本に根付いてしまったということだ。

とはいえ、「完全に定着し切ったわけでもなさそうだ」と言いたくなってしまうのは、「ハロウィーン」の表記と言い方がまだ固定されていないからだ。これは 2014年 10月 31日の「ハロウィーンが、どうやら日本に定着してしまったらしい」という記事でも触れていることだ。

Halloween というイベントは、日本語では「ハロウィーン」「ハロウィン」「ハローウィン」の 3種類の表記があり、まだしっかりとは統一されていない。「ハロウィーン」が元々の英語の発音に最も近いのだが、ネットの世界では「ハロウィン」が圧倒的だ。

「ハロウィーン」でググっても、検索結果の上位は、下の画像のようにずらりと「ハロウィン」である。またテレビやラジオでは「ウィンさん、こんにちは(ハローウィン)」が今でも幅をきかせている。

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英文表記に至っては、2015年 10月 12日の「日本語ウェブページの 5件に 1件以上が "Hallo Ween" と誤記」という記事で、こんな写真も載せているし。

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ゴタゴタするのは、さすがにイベントの元々の性格からして仕方のないことなのかも知れない。

 

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2020年10月21日

学校でのマスク着用は、必要以上に息苦しいのだね

一昨日の「ニューヨーカーのマスクコレクションがおもしろい」という記事で、"日本の学校だったら、「マスクは白無地が原則。派手な柄のマスクは禁止」なんて言われそうだ" と、半ば冗談のつもりで書いたら、これが全然冗談になってなかったと判明した。

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この記事に柘榴さんから、”「言われそう」というか、既にそういう事例がありました” というコメントが付いた。示されたリンク先に飛んでみると、上毛新聞の「マスク 白でないとダメ? 小学校で指導 県議会で県議が指摘」という今年 3月 27日付の記事で、こんな内容である。

新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄が続く中、「柄があるマスクの着用を子どもに認めない学校がある」との指摘が、26日の群馬県議会文教警察常任委員会に出席した県議からあった。新年度の学校再開を控え、予防の観点からデザインにかからわず着用を認めるよう、市町村教委へ呼び掛けるよう要望した。

試しに「学校 マスク 白」のキーワードでググってみると、出てくるわ、出てくるわ。大変な数だ。その中からほんの数例を下に挙げてみる。

学校が強要、マスクは白だけ?

やっとの思いでゲットしたマスクなのに…学校から来た連絡は『無地のマスクにしてください』

【校則】札幌のとある学校がマスクを白・無地と決めつけ市教委から「色や柄は関係ない、着用を優先すべき」とお叱りを受ける

全国の多くの学校に「マスクは白色だけ」という校則が!

さらにコトは学校だけじゃなく、職場にまで広がっている。

職場や学校の「白マスク」指定に悲鳴 専門家「管理者の安全感覚鈍い」

ただでさえマスク着用は息苦しいのに、日本の学校や職場の管理者は、これをさらに息苦しくしたいようなのである。

ただ、こうしたニュースは今年の 3〜4月に集中していて、それ以後は影を潜めている。春頃は店頭のマスク在庫が払底していただけに、「感染予防を最優先に考えて、手持ちのマスクの着用を認めるべきだ」という行政からの指導が効いたようなのだ。

とはいえ私としては「めでたし、めでたし」で済ませる気になれない。どうしても気になるのは「白マスクにこだわるな」という行政指導の理由が、ニュースを読む限り「感染予防を優先させろ」という発想一辺倒だったことだ。

これはとりもなおさず「白マスクが入手困難なのだから、手持ちの柄マスクでも仕方ない」ということであり、煎じ詰めれば「本来望ましいのは白無地」と言っているのと、根っこのところでほとんど変わらない。

「マスクのデザインなんて、自由にしとけばいいじゃん!」と、どうして言えないかなあ。

 

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2020年10月13日

取手のウサギの物語

我が家の最寄りの駅は、つくばエクスプレス(TX)の守谷駅なのだが、JR の最寄りは常磐線の取手駅ということになる。この取手駅の西口に取手競輪場というのがあって、我が家から行く場合には必ずこの競輪場を通り過ぎることになっている。

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で、いつの頃からかこの競輪場の入り口近くに妙な顔をしたウサギの看板(写真上)が設置されて、私としては「これ、一体何なんだろう?」と思っていた。何だかちっともかわいくないし。

近頃やっとその気になって調べてみると、取手競輪のマスコットキャラクターで、「砦の森の住人たち」というのだそうだ。

このうじゃうじゃいるウサギたちの中で、メインキャラクターは、真ん中で緑の服を着た白ウサギ、「バンク」というのだそうで、それなりのストーリーが延々と紹介されている。そして競輪開催日には着ぐるみになって登場したりするらしい(写真の左下)。

ただ、それにしても解せないのが、取手競輪場のメインの入り口に掲げられているウサギのキャラは、全然別物なのだ(写真下中央:クリックで拡大表示される)。一体これはどうなってるんだ?

ついでだから、これも調べてみたところ、こいつは先代キャラの「りんたろう」だそうで、やっぱり着ぐるみにもなっている(写真右下)。Wikipedia によれば、りんたろうは 1997年のデビューで、その弟の「銀りんたろう」というのが、2002年にデビューしている(参照)。

そして 2007年にデビューした現在のキャラクターのメインキャラ、バンクは、りんたろうの孫なのだそうだ。さらに、銀りんたろうの孫は、タンクというらしい。

ちなみに取手競輪場のすぐ近くに、競輪と関係あるんだかないんだか知らないが、「うさちゃんクリーニング」というクリーニング店がある。そしてこのクリーニング店の看板にあるウサギの方が、ずっとキャラが立っているのだよね。

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以上、取手のウサギの物語、おしまい。

【10月 14日 追記】

「うさちゃんクリーニング」というのは、東日本を中心に展開しているチェーン店なんだそうだ(参照)。道理でキャラが立っていると思ったよ。

 

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2020年9月29日

「カスハラ」という言葉も初めて知った

一昨日は "「カゴパク」なんていう言葉を初めて知った" なんて記事を書き、昨日は "DX だの AI だの IoT だの Agile だの" と、初めて知る新語の話題が続いたが、今日はまた 「カスハラ」なんて言葉に面食らってしまった。「粕原さん」という名前のことじゃないのは確かである。

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この言葉に出会ったのは、 "「わがまま老人を出禁にした」 ホテルマンの覚悟 従業員泣かす 「高齢クレーマー」 残念すぎる最後" という東洋経済の記事。前もって横道に逸れておくが、「出禁」は「しゅっきん」ではなく「できん」と読むらしい。「出入り禁止」の省略形だからだろうが、何だか据わりが悪いよね。

そして本題の種明かしも出し惜しみせずにしちゃうが、「カスハラ」とは「カスタマー・ハラスメント」の略語なんだそうだ。東洋経済の記事は要するに、「クレーマー対策」に関するお話である。「クレーマー」はしっかりと和製英語だけどね。

問題の記事そのものも実は引用に基づくもののようで、冒頭はこんな感じだ。

面倒なリクエストばかり繰り返す、あまりの横暴ぶりに従業員がやめてしまう、使った部屋はいつもびしょびしょに濡れている――そんな「わがまま老人客」と対峙したホテルマンが最後に下した決断とは? 老人問題に詳しいライターの林美保子氏による新書『ルポ 不機嫌な老人たち』より一部抜粋・再構成してお届けする。

ホテルでのクレーマーは圧倒的に高齢者が多いらしく、問題の記事に登場するのも、どこかの会社で現役営業部長を務めているらしい 70歳の男性だ。自宅が遠いので、毎週月〜金の 5日間、都内のホテルに 1泊 1万円で泊まっていたというのだから、なかなかいいご身分である。

ところがこの客、「粘着カーペットクリーナーを部屋に置け」「絆創膏を置け」「乳液を置け」「湿布薬を置け」「シャンプーはこれじゃないとだめだ」等々、贅沢な要求を繰り返す。そして湿布薬がリクエストした物と違っただけで、「わからないのか、おまえは! おまえはもういい!」とキレまくる。

クレームは次第に重箱の隅をつつくようなことになり、さらにしつこく口汚く従業員を罵るので、耐えきれず辞職する女子社員まで出てきた。これでは放っておけない。

結局は、東京都旅館業法施行条例第5条の、「宿泊者が他の宿泊者に著しく迷惑を及ぼす言動をしたとき」などの特例の定めと、「暴力的要求行為や合理的な範囲を超える負担を求められたとき」という区の条例に基づき、「出入り禁止」にしたわけだ。

その客の目の前で条例を読み上げ、「今後は、一切お断りします」と宣言すると、彼は「てめえ、このやろう!」と大声を上げたものの、結局あっさりと荷物をまとめて立ち去ったという。こうした客というのは、都合が悪くなるとさっさと自分からいなくなるようなのだ。

そして結局のところは、どこか他のホテルで同じようなことを繰り返すのだろう。ということは、出入り禁止措置に関する業界内での情報共有が重要になる。

私は若い頃からいろいろな業種でイヤというほどアルバイトをした経験があるので、自分が客の場合でも結構「サービス提供者側」の立場で考えてしまう傾向がある。仕事上、あちこちに出張して同じホテルに何度も泊まることが多いが、余計な要求はせず、部屋はきれいに使い、ゴミもできるだけ残さない。

多分「面倒のない客」として高ランク評価されていると思う。

 

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2020年8月31日

「カガ/チガ」じゃなかった、「蚊/血」に見る二律背反

昨日、クルマを運転しながらラジオを聞いていたら、「娘が『蚊』を『カガ』というものと間違えて覚えていた」という聴取者からの便りが紹介され、ほのぼのと笑ってしまった。

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投書者の娘さんは小学校 6年生の時、学校で「『カガ』に刺されちゃった」と口走り、先生に「それは『カガ』じゃなく『蚊』よ」と教えてもらったのだそうだ。それまで親としては「蚊が!」と言うばかりだったので、娘さんは、あのプ〜ンと飛んでくる虫の名を「カガ」と思い込んでいたようなのである。

それを聞いて、我が家でも長女が幼い頃に怪我をして「『チガ』が出ちゃった。『チガ』が、『チガ』が!」と焦っていたのを思い出してしまった。それまで我が家では「血が!」と言うばかりだったので、長女は幼心に、傷口から滲むのは「チガ」というものと勘違いしていたようなのだ。

げに恐るべきは「一音節の名詞」である。

と、それで済めば単なる笑い話だが、「蚊」と「血」からの連想ゲーム的に、昨年の東洋経済 ONLINE で読んだ「蚊を叩き潰して血を見た人が知らないドラマ 彼女は子どものために命懸けで侵入してきた」という記事を思い出してしまった。蚊には蚊の、涙ぐましいまでのドラマがあるようなのである。

アカイエカの中でも人間の血を吸うのはメスに限られる。卵の栄養分として人間の血のタンパク質を得る必要があるからだ。そのために危険を顧みることなく屋外から家の中に忍び込み、人の皮膚に穴を開けて血を吸い、さらにその血で重くなった体にむち打って屋外に戻り、産卵しなければならない。

これは小さなメス蚊にしてみれば、途方もないリスクを伴う涙ぐましいまでのミッションだ。彼女の身になってみれば、キンチョーなんかセットして澄ましているのは鬼のような所業である。そう思うとなんだか、蚊が愛おしくさえなってしまいそうだ。

とはいえ今月 28日の記事でも書いたように、人間にとって最も危険な生物はほかならぬ「蚊」であるというのだから、どちらか一方だけの都合でものを考えるというのは、これまたリスキーなのだね。

世の中は二律背反の論理に溢れていて、なかなか厄介である。

 

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2020年8月16日

マスク着用と同調圧力について

Newsweek 日本版、早坂隆氏の「たかがジョーク、されどジョーク」に、"日本人の「集団主義」「同調圧力」には良い面も悪い面もある" というコラムが載せられている。

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この記事はまず、いつものようにジョークから始まる。今回はこんなようなものだ。

コロナ禍において、各国の政府が国民にマスクの着用を求めることになった。

アメリカ政府はこう発表した。「マスクをする人は英雄です」。

ドイツ政府はこう発表した。「マスクをするのがルールです」。

イタリア政府はこう発表した。「マスクをすると異性にモテます」。

日本政府はこう発表した。「みんなマスクしていますよ」。

というわけで、この記事は次のように結論づけている。

「日本人の「集団主義」には良い面も悪い面もある。「周りがやっているから合わせなくてはいけない」ではストレスもたまるが、「みんなで和を大切にしながら協力し、この国難を乗り越えよう」ならば絶大な力となるに違いない。

とはいえ私自身がマスクを付けるのは、買い物で店に入る時とか、仕事上の会議に出席する時だけだ。店先に「御入店の際はマスクをご着用の上、店頭のアルコールで手指の消毒にご協力ください」なんて貼り紙があるし、会議の案内状にも「マスクを忘れずに」なんて書いてあるのだから仕方がない。

というわけで、私のマスク着用なんていうのは、「和を大切に」なんてことじゃなく、嫌々ながらの「アリバイ作り」みたいなものだから、用が済んで外に出たらすぐに外してしまう。この暑さの中でマスクなんてずっと付けていたら、熱中症になってしまいそうだ。

ところが近所の奥さんなんか、かなりスゴい。外出の度に帽子を被り、長袖シャツにカーディガンを羽織り、大きなマスクとサングラスを着用して、さらに日傘をさしている。何だか異星人みたいに思えてしまうほどだ。

どうやら私は同調圧力はとても鬱陶しく感じてしまうタイプの、ごく少数派の日本人のようなのだ。いいとか悪いとかじゃなしで。

 

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2020年7月23日

「オンライン飲み会」というもの

来週、「オンライン飲み会」というものに参加することになっている。関東在住の旧友を Zoom で結び、自前で用意した酒とつまみで盛り上がろうという趣向だ。

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本来なら年に 1度、東京駅近辺のリアル飲み屋で例会があるのだが、今年はパンデミックがそれを邪魔している。当初は「自粛するほかないわな」と言っていたのだが、どういうわけか「若者もすなる『オンライン飲み会』てふものを、オッサンもしてみむとて」との声が上がり、それで行こうということになった。

試しにググってみると、Diamond Online に「オンライン飲み会の実態を取材!やはりリアル飲み会には敵わない理由」という記事がある。初めから「やはりリアル飲み会には敵わない理由」なんて、ぶっちゃけ見出しになっているのがちょっと無粋だが、一応読んでみた。

まず挙げられているのが、オンライン飲み会が「安上がりで済む」というメリットだ。自分で飲み食いしたいものをコンビニかスーパーで買ってくるだけだから、コスパのいいのは当然である。そして「自宅だからリラックスできて、帰る必要もない」ということも挙げられる。

ただ、「帰る必要がない」というのは、逆に言えば「やめ時が難しい」ということでもあるようで、終電を理由に抜けることもできない。仕方がないので「寝落ちを装う」というしのぎ方もあるようだ。

なんだかんだ言いながらも、ちゃんとしたルールをしっかりと決めておくということが必要だろう。「幹事力」というのが求められるらしいのである。

そして挙げられているのが、オンライン飲み会では個別に突っ込んで話ができないというデメリットである。なるほど、画面に全員の顔が出ているのだから、リアル飲み会のようには行かないわけだ。

いずれにしても、多少の慣れは必要のようである。

それから最後に触れておくが、上に掲げたリンク先の写真は、どういうわけか窓の外が明るい。もしかしたら前夜から飲み始めて、ついに夜が明けてしまったというココロなのだろうか。

 

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2020年7月12日

「Go To トラベル事業」というもの

旅に出ないとカラダがもたない”(6月 2日付)とか、”2020年も半年が過ぎ、ようやく「旅」に戻れる”(7月 1日付)とか書いた私が言うのもなんだが、観光庁がよりによってこの時期に「Go to トラベル事業」なんていうプロモーションを行うのは、疑問符つきまくりだ。

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事業の内容は、上の画像をクリックして縦スクロールすれば確認することができる。申請書を提出すれば、旅行に要した費用の幾ばくかを補助してもらえるというシステムのようだ。

ネット上では「コロナ騒ぎが収まっていないこの時期に、人の移動を促進してどうする」とか「そんな金があったら、今回の豪雨被害復興支援に使え」とかの批判が数多く見られ、私としても「その通りだよね」と思ってしまう。お上のやることといえば、たいていこんなものだが。

まあ、そこはコロナ問題の広がる前から内々に予定されていた利権事業のスケジュールみたいなものがあったんだろう。「夏休みが終わったら実施のタイミングがないから、見切り発車だ」ってなことになったのだとは容易に想像がつく。

ここまで来てしまったら勝手にやらせておくほかない。コロナ騒動で実入りが減った層にとっては、お盆の里帰りでみみっちく申請するという手があるし、無駄遣いということに関しては既に「アベノマスク」が大いに目立ってしまったから、「大問題」というほどにはならないだろう。

ただ、そもそもの話で言えば、キャンペーンの名称自体がダサすぎる。"Go to school" なら「学校に行け」だが、「Go to トラベル」だと「トラベル(というところ)に行け」って意味合いになる。

何だか訳がわからないが、とりあえず行ってらっしゃい。

 

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2020年7月 4日

「コロナ」の影響で、上海のコピー商品市場が窮地

TBS テレビが 7月 1日に報じた "上海最大 違法コピー商品市場が窮地" というニュースのビデオをたまたま見つけた。コピー商品販売の店が 400店ほど並んでいた地下街で、今、300店以上が閉店してしまっているというのである。

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これは新型コロナウィルスによる感染症拡大により、外国人の入国が 3ヶ月にわたり制限されているためだ。ということは、これらのコピー商品の顧客の 7割以上は外国人で残りが中国人ということなのだろう。外国人の中には、当然ながら日本人も含まれるはずだ。

ビデオでは、「定価が 1万円以上する時計」が 200元(約 3,000円)、45万円するはずのバッグが「約 1万円」で売られていると報道されている。今どきこんなビジネスが続いていたのかと、ちょっと驚いてしまった。

1980年代のバブル全盛期は、街を行く「若いオネエチャン」が、ルイ・ヴィトンのモノグラムの入ったバッグをぶら下げていた。その中にはコピー商品も少なからず混じっていたのだろうが、そんなことはお構いなしだった。

しかしそれは 30年も前の話で、今となっては完全にアウト・オブ・トレンドなのだと思っていた。"有名ブランドロゴが入ってると逆にダサい" とか "世間の反応「ルイヴィトン、ダサくね?」" とかいう記事もあるほどで、既に「カッコ悪いことの典型」になってしまったという理解だったのである。

私自身、8〜9年も前にこんなような記事を書いているし。

ヴィトンのバッグがクローゼットの奥にしまわれる日 (2011/03/18)
ヴィトンの価値が変容した今 (2012/08/25)

しかし現実には、上海駅の地下街にそれほど多くのコピー商品の店があるというのだから、有名ブランドをありがたがる風潮は、今まだ消え去っていないようなのだ。世の中、本当にわからないものである。

個人的にはブランド全盛だったバブルの頃から、たとえ本物であっても「ヴィトンとかエルメスとか、ただでくれてやると言われても、邪魔くさいからいらねえ!」ぐらいに思っていた。そんなわけだから、金を出してまでその偽物を買おうなんていうメンタリティがまったく理解できない。

こればかりは、「人間の業の深さ」というほかないような気がしている。ただ、この TBS ニュースは「新型コロナの思わぬ余波で、コピー商品が溢れる中国というイメージが払拭されるかもしれません」と結ばれていて、「業にもいろいろあるものだ」と思ってしまったことである。

 

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