2024年12月12日

北風の冷たき冬の青空に月齢一〇・九の月浮く

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今日は真っ昼間から青空に白い月が浮かんで見えた。月齢 10.9 の月である。

北風が冷たい空で、凍えているように見えた。

 

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2024年12月11日

平らなる西の地平に足早に冬の夕陽は落ちていくなり

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このところ、いつも夕暮れの写真ばかりになってしまう。日没の一年で一番早い時期だけに、ふと気付けば夕方になっているというわけだ。

正確に言えば、明日の夕焼けが一番早くて、その後はだんだんと遅くなるらしい。その代わりに夜明けがさらに遅くなる。

そう言えば、今月初めに山口県に出張した時、いつまでも外が暗いのでまだ夜中かと思っていたところ、時計を見れば 6時を過ぎていたので驚いた。西日本の夜明けは、これからもさらに遅くなるというわけだ。

 

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2024年12月10日

晴れ渡る西の地平の富士の峰の真後ろに紅き冬の日は落つ

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我が家の付近からは北東に筑波山が見え、そして空気が澄んでいれば遙か西の地平線上に富士山の頂上付近が望まれる。

今日の夕方 4時頃から西の空が見事な夕焼けに染まっていたが、夕陽が落ちるとその手前に富士山のシルエットが見えた。沈む直前まではすべてがあまりにも紅く染まりすぎて、富士山があるとは気付かなかったのだが、沈んで初めてその姿が確認された。

今日は、富士山の真後ろに日が沈むという貴重な瞬間に立ち会えたわけだ。

 

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2024年12月 9日

銀杏の葉すつかり落ちて一年で一番早く日の暮れる時期

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近頃、日の暮れるのが本当に早くなった。妻と一緒に外出しての帰り道、4時半頃に「ちょっと早いけど夕食にしようか」と、ちょっとメシを食っている間に、気付いてみると上の写真のようにすっかり日が暮れてしまっている。

これからしばらく、一年で一番日暮れの早い時期となる。

 

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2024年12月 8日

筑波嶺の久方振りの姿眺め板東の地に戻れる気ぞする

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今日は久し振りで筑波山がきれいに望めた。

先月末から今月 3〜4日頃にはもっとクリアな姿だっただろうが、出張でこの土地にいなかったため、今日が久し振りである。つくばの土地に戻ってきたことがようやく実感される。

 

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2024年12月 7日

パラパラと小雨降らする雨雲がつくばに近づくこと有り難し

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ここ数日の快晴に近い晴天と比べると、今日は雲の多い一日だった。しかも午後になると分厚く黒っぽい雲が広がった。

今、午後 10時半だが、スマホの weathernews アプリが「パラパラと弱い雨を降らせる雲が接近中」と告げている。今月初めの天気予報では、「今年いっぱいは関東には雨が降らないかも」と言っていたが、少しは降るみたいである。

空気が乾燥しすぎないように、小雨程度なら歓迎だ。

 

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2024年12月 6日

この冬も北の地平に日光の山々の立つことぞ嬉しき

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ここ 1週間ほど地元にいないことが多かったので、今日は久し振りに地元の冬晴れを味わった。

北の方に日光の連山まで見通せた。写真で言うと、左側の鉄塔の背後に男体山がぼんやりと見える。風が強くなったら、もっとはっきりと見えるはずだ。

 

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