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2003年12月 4日

平成十五年師走 四日に詠める歌

原稿を夜更けのオフィスで待つ君にスタバの卓でメール送りぬ

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昨日は有明の某展示会の取材をして、その他、近くの所用をちょこちょこと済ませて夕方 6時過ぎに帰途に着いたら、バスの中でケータイが鳴った。妻からである。

某アパレル系サイトで運営している SCM 関係のメルマガを担当しているのだが、その原稿を催促する電話が入ったという。

えぇっ? それって、来週が締め切りじゃなかったの? しまった、頭の中で、スケジュールが 1週間ずれてしまってた。(このメルマガは、隔週木曜日配信なのだ)

急いで先方に電話。「すんませ~ん、バスから降りたら、どっかのサテンで大急ぎで書いて送りますぅ!」

こういう時に、モバイル PC はありがたい。PHS のデータ通信カードを付けてるので、一応どこからでもインターネットにつなげる。

ただ、道路が渋滞して、バスがなかなか目的地に着かない。座席に座っていれば PC を立ち上げて書き始められるが、満員の中で立っているので、それもかなわない。時間ばかりがどんどんと過ぎる。(イライラ!)

ようやく東京駅八重洲口に着き、大急ぎで隣の神田に行く。

実は、神田駅北口のスターバックスは、私の原稿書き御用達なのだ。スタバは禁煙なので、煙に悩まされることなく集中できる。それに、ここは席が 2階にあるので、ちょっとだけ眺めがいい。「眺めがいい」 というのは 「集中できる」 というのと矛盾するようだが、同じフロアで出入り口のドアが頻繁に開いたりしまったりしないだけでも、気分はかなり違うのだ。

急いで取材したばかりの話を原稿にして書く。頭の中には、材料がホカホカの状態で入ったばかりなので、ネタを考える必要がなくて、助かった。

書き始めさえすれば、サッサカサーだ。8時前に書き上げて、メールで送る。

それがメルマガの体裁になり、確認用に戻ってきたのを、取手駅に着いて、受信。確認の返事を送る。これが既に 9時頃。

相手は若い女性だから、こんなに遅くまで仕事させてしまい、なんだか申し訳ない。

10時頃に家に着いて、お礼の意味も込めて、上記の和歌をメールする。とはいえ、「もう帰宅してるだろうなぁ」 と思ってたが、11時半を過ぎてから、なんとお礼のメールが来た。

「おぉ、まだオフィスにいたんかよ!」
大変だなぁ。本当に原稿が遅れてごめんよぉ!

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