平成十五年師走 二十八日に詠める歌
雪の夜の朝(あした)は晴れと言はれをり 三日吹雪(ふ)くこと知らぬ仕合せ
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昨日、近所の人たちと行き会わせて、雪の話になった。
「天気予報じゃ、雪になるなんて言ってなかったっぺよ」
「いや、遅くなってから言ってたよ。気圧の谷の通過で、雪になることもあるって」
「へぇ、そうかい。そりゃぁ知らなかった」
「でも、晴れてよかった。道路の雪は、もう融けかかってるし」
「あぁ、雪の日の朝(あした)は晴れるって言うから」
「へぇ、そんな風にいうの?」
「言うよ、この辺じゃ、昔ッから」
「いいよねぇ、ウチの田舎の雪は、降り始めたら三日は吹雪くよ」
「うわぁ、そりゃ大変だなぁ!」
まぁ、関東の人は幸せだ。名古屋や京都あたりよりも雪は降りにくい気候だし。
そのせいで、ちょっとの雪でも交通麻痺になる。雪の降った朝は、駅までの近道で田んぼの中を行くと、
途中で何台もの車が田んぼに落ちている。
気の毒に。幸せすぎるのも考えものかな。
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