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2003年12月27日

平成十五年師走 二十七日に詠める歌

雪の庭 犬小屋今は虚ろにて跳びつき来るものなきぞ悲しき

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朝起きると、辺り一面真っ白になっていた。気圧の谷の通過で、平野部でも雪になるかもしれないと言っていたが、思ったよりも積もったな。

今日は今年最後の燃えるゴミの収集日。大掃除で出た大量のゴミを、庭の物置に一時保管しておいた。
それを取りに庭に出たとき、体の奥の方で、犬が喜んで飛びついてくるのを受け止める準備をしているのに気付いた。

もう犬が死んで 3年近くなるのに。

こんな雪の朝は、大喜びで飛びついてきたものだった。思いっきり飛びついてくるのを、がっちりと受け止めてやると、こちらの顔をべろべろ舐めまくる。

あの感触がなくなって久しいのに、まだ、こちらの体の奥で憶えていたのだなぁと、なんだか感動してしまった。

それにしても、ウチの犬はいいヤツだったなぁ。陽気で、素直で、やさしくて、ウチの 3人娘の小さな時分は、妹をいたわるようにやさしくしてくれた。その上、喧嘩にはやたら強くて、負け知らず。

あんな犬を、もう一度飼ってみたいなぁ。

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