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2003年12月21日

平成十五年師走 二十一日に詠める歌

足元の冷風に猫の通りたるベランダの戸の隙間閉じたり

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我が家では猫を 2匹飼っている。妻が友人から譲り受けた白猫は、もう10歳をとうに越えている。黒猫の方は、その 4~5年後に、長女が拾ってきた。

この 2匹、両方ともメスだが、色も性格も正反対である。

年長の白猫はかなりきかん気で、知らずに撫でようとする人を、ひっかき、噛みつきまくる。そのくせ、臆病なところがあって、チャレンジ精神は皆無。妻にだけは甘えまくる。

黒猫は逆に、とてもおだやかで、気が向かない時に抱かれたり撫でられたりしても、仕方なさそうに付き合ったりする協調性をもつ。一方ではチャレンジ精神が旺盛で、いろいろなことにトライしたがる。

黒猫は、結構腕っ節が強く、閉まっている戸を自力で開けて出入りすることなど、朝飯前である。白猫は、そんな力仕事は絶対にしない。

昨日からの滅茶苦茶な冷え込みで、底冷えのする朝、いくらストーブを焚いても妙にスースーすると思ったら、ベランダの戸が少し開いてすき間ができている。黒猫がまたしても自力で戸を開けて、庭に出たようだ。

こいつは、いくら寒くても、「こたつで丸く」なったりはしない。猫らしくないところがある。その従順さと外好きは、どちらかと言えば犬的だ。

おかげで、知らぬ間に暖房効率が極端に低下したりするのである。

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15日の日記でさんざん嘆いた新しいラップトップとのネットワーク接続が、今日、ようやく成功した。

何度も試した手続きを繰り返しただけで、とりあえずドライブへの接続ができ、あとは裏技を駆使して、マイドキュメンツの共有を完了した。

ふぅ、疲れた。

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