平成十六年如月 二十四日に詠める歌
大阪を朝方に発ち京都にも寄りたきを抑へはや富士を見る
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大阪発 9時 30分の 「のぞみ」 で東京に向かっている。ホテルで見た朝のテレビ番組で、京都の二条城の紹介をしていた。
それを見ているうちに、京都に寄りたくて堪らなくなったが、京は昼から東京でアポイントがある。仕方なく京都での途中下車を我慢するうちに、のぞみ号は早くも名古屋を超え、静岡を過ぎた。
左側に富士山が見える。富士の回りは煙突だらけだ。興醒めである。東京に近づきつつあるという実感が強くなる。
車内アナウンスで、小田原を定時に通過し、新横浜まであと17分ほどと告げられた。速い速い。
あわただしい限りである。
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