平成十六年如月 二日に詠める歌
久々の雨降りの中 隣家ではなにやら人死にありたるらしも
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1月はほとんど雨が降らなかったが、今日は久しぶりの雨になった。久しぶりといえば、私もなんだか風邪を引いてしまったような気がして、大事をとって昼の間ずっとベッドにいた。おかげでこじらせずにすみそうだ。
この雨の中、隣家にはワゴン車が頻繁に行ったり来たりしている。車の横には葬儀社の名前が書かれている。
娘に聞くと、昨日の昼、救急車が来たらしい。ご主人の具合が悪かったようなので、ついに亡くなったかなと思うのだが、何の連絡もなく、町内会の役員に電話で聞いても何も知らないという。これまでは町内会で誰かが亡くなったら、すぐにお通夜と告別式の知らせが来たのだが、今回は何の連絡もないらしい。
どこかの斎場で、お通夜の準備が進んでいるのかもしれないが、こちらから切り出すわけにもいかず、近所付き合いとしては、なんとも中途半端な感じがする。
(追記)
夕方の5時を過ぎて、ようやく町内会から連絡が入った。通夜も葬式も自宅で身内だけで済ませるので、明日の昼の出棺の際に、見送りだけすればいいとのことだ。明日の午後は、こちらは外出してしまうので、何もできないが、冥福を祈ろう。
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