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2004年3月13日

平成十六年弥生 十三日に詠める歌

世の中のなべての人よ来て見よやおのが遺伝子の為せるこの業 (わざ)

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広島に来たからには、是非とも見ておかなければならぬと思い、朝、早めにホテルを出て原爆ドームに向かった。

これまで、いろいろな映像で何度も見てきたが、初めて生で見て、その惨状に圧倒された。原爆が投下されて 59年になろうとしているのだが、生々しいままで保存されていることに驚いた。

これは、すべての人が訪れて生で見るべき世界遺産だ。我々のすべての遺伝子の中に、こんなことをしでかした資質が組み込まれているのだと思うと、悲しささえ覚える。

すべての暴力的遺伝子の、最大限に発揮された結果がこれだ。小さな 「いじめ」 から 世界戦争に至るまでの元になる遺伝子の象徴だ。こんな遺伝子情報を発動しないように、常に 「スイッチ・オフ」 にしておかなければならないと思った。

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