« 平成十六年皐月二日に詠める歌 | トップページ | 平成十六年皐月四日に詠める歌 »

2004年5月 3日

平成十六年皐月三日に詠める歌

朝ぼらけ水張られたる田の面 (おも) に映る景色に昔思はる

=============================

040503w

昨日に続いて肌寒いくらいの朝だ。

それでも、小川の向こうの田はきれいに水が張られ、一枚ずつ順番に田植えが終わっていく。

水の張られた田は、青空の下では青く、曇り空の元ではグレーである。そして、畦に続くいろいろなものを映し込む。

そして、稲が育つにつれて水面が見えなくなり、青々とした初夏の田に変わっていく。夏が過ぎて稲刈りの季節になると、水は落とされ、田の表面は乾燥していく。

稲の原産地である熱帯モンスーン気候の雨季と乾季を巧みに人工的にシミュレーションしているわけだ。2000年以上もそれを続けているのだから、大変なものである。

それを思うと、多少の昔を思い出すぐらいは、当たり前だ。

|

« 平成十六年皐月二日に詠める歌 | トップページ | 平成十六年皐月四日に詠める歌 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 平成十六年皐月二日に詠める歌 | トップページ | 平成十六年皐月四日に詠める歌 »