« 2004年5月 | トップページ | 2004年7月 »

2004年6月30日

平成十六年水無月 三十日に詠める歌

まっすぐに上からの雨 軒下のブリキバケツに波紋落としぬ

===========================

040630w

今朝は久しぶりのような気のする雨だ。静岡では大雨になって新幹線が止まっているようだが、このあたりでは穏やかに降っている。

軒下に、二階のエアコンの室外機から落ちるしずくを受けるバケツを置いているのだが、既に一杯になって、雨粒が波紋を作っている。

穏やかな雨なので、窓を開けていても中に降り込まない。涼しいので、エアコンも付けずにすんでいる。だから、今日貯まった分は、すべて天水である。

| | コメント (0)

2004年6月29日

平成十六年水無月 二十九日に詠める歌

時間とは止まれるままに流れては新たな色を加ふることあり

=============================

040629w

ガード下には、不思議な景色がある。何十年も前からまったく変わらず続いている店があったりする。

有楽町のガード下にも、そのような景色が見られる。

もしかしたら、ずっと変わらないわけではなく、新しい店がレトロな雰囲気を演出してできている場合もあるから、油断がならない。

| | コメント (0)

2004年6月28日

平成十六年水無月 二十八日に詠める歌

梅雨明けもならぬうちなる七夕に切に祈れる短冊はあり

=============================

040628w

常磐線取手駅の改札口近くに、七夕の飾りが登場した。

まだ 6月だというのに、しかも、新暦の 7月 7日では、本来の旧暦 7月 7日より ほぼ 1ヶ月半も早すぎるというのに、関東人は気の早いことである。

毎年思うのだが、梅雨も明けないうちの新暦の七夕では、織姫彦星に気の毒だ。

とはいえ、「母が元気になりますように」 などという願い事の短冊を見ると、どこの誰の願いかは知らないが、つい一緒に祈ってあげたくもなるのであった。

これを見た方も、ほんの一瞬でいいから、これを書いた人の母親の、元気な姿を思い浮かべてあげたらいかがだろうか

| | コメント (0)

2004年6月27日

平成十六年水無月 二十七日に詠める歌

うっすらと陽のさせる午後 無骨なる歯触りの蕎麦たぐりたぐれり

===============================

040627w

久し振りの蕎麦ネタ。かなり素朴な田舎風の蕎麦である。

ひたちなか市の某蕎麦屋で昼食をとった。ここはきちんとした手打ちで、このあたりでは一番まともな蕎麦なのではないかと思う。

話によると、蕎麦粉の比率は 5割程度だというのだが、それでも、いい蕎麦粉を使えばこれだけのモノにはなるということか。

一流ではないかもしれないが、並みの一流よりもずっと趣きのある 「超二流」 と言えるかもしれない。

| | コメント (0)

2004年6月26日

平成十六年水無月 二十六日に詠める歌

霧といふほどのことにはあらねども草に乗る露乾きもならず

=============================

040626w

北東からの冷たい風が入ってきて、今日は朝から涼しい。

天気予報では、関東北部は霧の出ているところもあると言っていたが、このあたりはそれほどでもない。ただ、路面は乾いているが、草には露が降りている。

今日のような日は、気象予報士泣かせなのだそうだ。関東北部では、基本的に曇りだが、日差しが出ないこともなく、また、1mm 以下の霧雨が降らないこともないという。

こうなると、「傘を持って出かけた方がいい」 とも言えないのだそうだ。霧雨は空中に漂うから、傘をさしても体は濡れる。かといって、大げさな雨具を着るほどのこともない。それは濡れても大したことがないからで、雨具を着ても、雨で濡れるより、自分の体から出る汗で不快になる。

まあ、何とでも言える天気なのだな。

| | コメント (0)

2004年6月25日

平成十六年水無月 二十五日に詠める歌

水面にはさざ波たてり空に満つ鳥の鳴き声映すが如く

===========================

040625w

ラジオでは、関東は午前中を中心に雨が降ると言っているが、このあたりはまだだ。

ただ、空は少しは梅雨らしい色になっている。近所の堰に湛えられた水の色も、青空ではなく、雲の色になっている。

このところ、台風の影響による強風か、無風のどちらかだったが、今日は心地よい風が吹いている。

水面のさざ波は、空から聞こえる小鳥たちの声を映しているように思われた。

| | コメント (0)

2004年6月24日

平成十六年水無月 二十四日に詠める歌

老木のうちに歴史は流れをり そを覗き見る眼 (まなこ) のあらば

================================

040624w

熊本城で撮影したデジタル画像を整理していたら、樹齢 600年という楠の写真が出てきた。苔むした幹の大木だった。

600年前と言えば、観阿弥・世阿弥の時代である。戦国時代になる以前のお話だ。信長も家康もまだ出現していない。

近世どころか、中世から現代に至るまでの歴史の風を受けて、そびえているわけだ。その細胞の中に刻み込まれた歴史の襞を覗けるものなら覗いてみたいものである。

| | コメント (0)

2004年6月23日

平成十六年水無月 二十三日に詠める歌

台風は去れどベイエリアの棕櫚 (しゅろ) はニュース画面の如くに揺れる

=================================

040623w

昨日は仕事で有明に行った。お台場の先だけに、前日の台風の吹き返しが強い。

ビッグサイトに面した通りは、棕櫚の並木になっている。棕櫚の葉は天狗の団扇のように広がっているので、風をよく受けて揺れる。

よく台風情報のニュース画面で、沖縄とか鹿児島の様子が映ると、レインウェアに身を固めたアナウンサーの後ろで、棕櫚の葉がバサバサと揺れるのがみられる。

なるほど、棕櫚というのは、風の強さを表現するのに最適の背景なのだとわかった。

| | コメント (0)

2004年6月22日

平成十六年水無月 二十二日に詠める歌

大きさも形も違 (たが) へるそれぞれの石重なりて城支へ来ぬ

===============================

040622w

昨日のお昼、熊本城を急ぎ足で見物した。

さすがに 「日本三名城」 のひとつというだけあって、立派なものだった。ちなみに、日本三名城というのは諸説あって、名古屋城、姫路城、大阪城、熊本城の四つが、それぞれ、「日本三名城のひとつ」 を名乗っているらしい。よくあるパターンだ。

熊本城の石垣は、山から石を切り出す際の技術がまだ完成されていない時期に作られたため、きれいに揃っていない。不ぞろいな石を積み重ね、透き間を小さな石で埋めている。

その不ぞろいさが、かえって印象に残った。

| | コメント (0)

2004年6月21日

平成十六年水無月 二十一日に詠める歌

霧雨の止みてカルデラ染め分くる虹の瞬き足下に見ゆ

==========================

040621w

超大型台風接近ということで、かなり緊張して熊本入りしたが、拍子抜けするほどのいい天気だった。

土砂降りを覚悟してきたのだが、地面に濃い影が落ちるほどの青空。せっかくなので、阿蘇の外輪山にできたトンネルをくぐるところまで車で連れて行ってもらった。

途中で天気雨が降り、外輪山を越えたあたりで晴れたので、なんと、カルデラを覆うようにできたきれいな虹を上から見下ろすという、滅多にないチャンスに恵まれた。

早く撮影しないと、あっと言う間に消えるのではないかと思ったが、濃くなって消え、さらにまた現れて濃くなった。

| | コメント (0)

2004年6月20日

平成十六年水無月 二十日に詠める歌

足早に流るる雲は低くして沖縄までも続きをりしか

=========================

040620w

昼過ぎに熊本に入るため、今、羽田に来ている。もうしばらくすると搭乗だ。

午後発の鹿児島空港行きはどうやらこうやらいうアナウンスがあるが、熊本行きはなんとか飛びそうだ。たった今、予定通りに搭乗できるというアナウンスがあった。

沖縄行きは、台風で着陸できない場合は、東京に引き返すと言っている。

熊本はぎりぎりセーフか。あとは、明日ゆっくりと台風をやり過ごして帰ってこれればいい。

| | コメント (0)

2004年6月19日

平成十六年水無月 十九日に詠める歌

青と白の入り混じる空高くして上州の風湿りて熱し

==========================

040619w

取材の仕事で、群馬県館林のちょっと先まで来ている。

土曜の午前だから、行楽の車で混むかと思い、早めに出たのだが、明日が台風という情報があるためか、案外空いていて、早めに着いてしまった。

台風はまだ遠いので、空は白っぽい中に青いところがちらほら見える。朝方はまだ青いところが多かったが、どんどん白っぽくなっている。風はやや湿っぽくなって、蒸し暑い。

空っ風の上州も、夏の風は別物のようだ。

さて、問題は明日だ。熊本に行かなければならない。

| | コメント (0)

2004年6月18日

平成十六年水無月 十八日に詠める歌

台風の近づく島は遠くして開襟シャツの白く輝く

========================

040618w

一週間近く続いた梅雨の中休みは、台風の接近とともに終わりそうだ。

台風 6号は今、沖縄の南を北上中で、日曜から月曜にかけての影響が心配されている。

実は、日曜から月曜にかけて、熊本に出張である。首尾よく往復できればいいなぁ。

そんな心配をよそに、つくばの里の高校生は、開襟シャツを白く輝かせて、のんびりと自転車をこいで通学している。

| | コメント (0)

2004年6月17日

平成十六年水無月 十七日に詠める歌

さりげなくアスファルトをも突き破りいつの間にやら木は伸びてあり

===============================

040617w

取手駅に向かう国道 6号線沿いの駐車場に生えている木である。

何の木かは、わからないが、アスファルトを突き破って見事に成長している。大した生命力である。

夏に向かって、緑の葉を茂らせ、ますます成長しようとしている。アスファルトはさらに盛り上がって、ひびが広がるだろう。

それでも切り取ったりせずに、伸びるにまかせているところがいい。

| | コメント (0)

2004年6月16日

平成十六年水無月 十六日に詠める歌

予報士は 「秋が来るまで毎日がこんな夏ならいい」 と言ひけり

============================

040616w

梅雨の中休みがずっと続いて、なんともさわやかな陽気である。

ラジオを聞いていると、気象予報士が 「秋が来るまでまいにちこんな夏ならいいですね」 と言っていた。その気持ちもわからないではない。

週末から西日本に台風が近づく可能性があるらしい。その頃、私は熊本に行く用事があり、晴れ男としては、それほど心配していないのだが。

| | コメント (0)

2004年6月15日

平成十六年水無月 十五日に詠める歌

麦秋は終わりつつあり切り株の稲藁よりも日焼けせし色

==========================

040615w

梅雨の中休み。今のうちにということか、麦の収穫が進んでいる。

刈り取りの終わった麦畑は、日焼けでもしたように濃い小麦色である。田んぼの場合は、稲刈りが終わるともっと黄色っぽい感じになる。

麦秋が終わり、ということは、冬ではなく、本格的な夏に向かうということだ。

梅雨の中休みは、数字上の湿度は低いが、やはりどこかさわやかな潤いがある。もう一度、あのじとじとした梅雨に戻って、そしてうだるような夏が来る。

| | コメント (0)

2004年6月14日

平成十六年水無月 十四日に詠める歌

畦に沿い陽を照り返し波を打ち水の流るることぞ尊き

==========================

040614w

梅雨の中休み、今日は日が輝き、湿度も低く爽やかな朝が明けた。

田んぼはすっかり緑色になっているが、透き間に水がキラキラと輝いている。そして、用水路にはとうとうと水が流れている。

こんなにも水がさりげなく豊かに流れている国土というのは、尊いものだ。自然を守ることの多くの部分は、田を守ることだという気がする。

| | コメント (0)

2004年6月13日

平成十六年水無月 十三日に詠める歌

夕凪の際立つ梅雨の中休み濃く伸び来たる生垣の影

==========================

040613w

梅雨の中休みで晴れ間が出ると言われていたが、本当に晴れたのは夕方近くになってからである。

蒸し暑い風が、日が射すとともに涼風に変わり、すぐに夕凪になった。既に傾きかけた太陽が、裏通りに濃く長い影を落とす。

生垣の影が道の真ん中を通り過ぎ、その先に電柱の影が伸びる。幼い頃の記憶にあるような、長く伸びる影である。

| | コメント (0)

2004年6月12日

平成十六年水無月 十二日に詠める歌

しっとりと濡れた路面に連なれる車の列に灯はともり行く

==========================

040612w

つくば学園都市の大通りに面したファミレスで、今日の更新をしている。

朝は晴れ間も見えたが、夕刻から雨が降り出した。しっとりと湿った路面を走る車の列が見える。だんだんと街灯やヘッドライトが灯り始めた。

今夜は雨になって、明日からは梅雨の中休みだという。

| | コメント (0)

2004年6月11日

平成十六年水無月 十一日に詠める歌

傘をさす人もささずに歩く人も同じ顔した昼休みなり

==========================

040611w

ちょっと早めの昼食を済ませ、東京駅八重洲口からバスに乗ろうとしたら、ポツポツと雨が降ってきた。

雨の中を有明方面に向かうと、だんだんと路面が濡れてくるのがわかる。折悪しく昼休みにかかってきたため、ビジネス街は昼食に出る人で混みはじめた。

傘を指す人、もたずに出たため、濡れる人、持っているのになかなかさそうとしない人。様々だが、たいした雨でもないので、みな一様に昼休みの顔つきをしている。

| | コメント (0)

2004年6月10日

平成十六年水無月 十日に詠める歌

紫陽花の咲く頃なりき赤子なる長女の顔を初めて見しは

==========================

040610w

今日は長女の誕生日である。

東京ディズニーランドでいかれ帽子屋の帽子を買ってくる (前日の写真参照) 娘も、年齢は 23歳となった。

自分に初めて子どもができた日は、遙か昔にも、つい昨日にも思える。時間感覚とは不思議なものだ。

長女の出産の時だけは、妻は帰郷していたので、私は自由席特急券を握りしめて仙台に向かった。確かに紫陽花の咲く頃だった。

| | コメント (0)

2004年6月 9日

平成十六年水無月 九日に詠める歌

無造作な歪みは計算通りなるアリスの国のいかれ帽子屋

============================

040609w

長女が昨日、仕事が休みだったので、東京ディズニーランドに行ってきたようだ。

昨日のように、雨が降るような降らないような微妙な天気の日は、それほど混まないのでねらい目なのだそうだ。

夜遅く、「いかれ帽子屋」 の帽子を買って帰ってきた。よく見ると、なかなか複雑なパターンとカッティングで、よれよれ感を表現している。立体裁断でないと無理だな。

「不思議の国のアリス」 フリークの長女らしい買い物であった。

| | コメント (0)

2004年6月 8日

平成十六年水無月 八日に詠める歌

梅雨空と青田を区切るモルタルの壁とスレート屋根の連なり

============================

040608w

梅雨空だが、雨は降っていない。午後から降り出すと言うが、予報の難しい季節なのだろう。

田んぼはすっかり緑に覆われて、空を映す隙間もなくなった。

梅雨空と青田の境目に、私の住む住宅街が直線のように伸びている。モルタルの外壁とスレートの屋根の小さな住宅がコチャコチャっと固まっている。

以前は、空と田との境目は、その向こうの台地のような盛り上がりだったのだが、今は住宅に隠れて見えなくなってしまった。

| | コメント (0)

2004年6月 6日

平成十六年水無月 七日に詠める歌

霧雨の沼の対岸おぼろにて梅雨に入りたることぞ知らるる

=============================

040607w  

メモリーの問題で画像を取り出すのが 1日遅れたが、昨日の朝の涸沼の光景である。

前日のさわやかに晴れ渡った景色 (5日の画像参照) とはうって変わった水墨画のような景色になってしまった。

これで、テレビを見なくても梅雨入りと知られたのだった。

| | コメント (0)

平成十六年水無月 六日に詠める歌

梅雨入りといふには早き今朝の空 夕べは雨の降り始むらむ

============================

040606w

昨日は、和歌は更新したのだが、インターネットにつながらず、アップロードするのが一日遅れとなってしまった。

昨日とは打って変わって、はっきりしない空模様。梅雨入り宣言が出される可能性こあるということだが、茨城県に関しては、まだ雨が降っていないので、梅雨入りというには早過ぎる気がする。

午後から雨になればどうなるかわからないが、あの爽やかな季節からは、そろそろ離れつつあるようだ。

| | コメント (0)

2004年6月 5日

平成十六年水無月 五日に詠める歌

梅雨入りの直前の空のその青さ映せる涸沼穏やかに澄む

============================

040605w

(コンピュータ上では更新したのだが、PHSの圏外だったため、1日遅れのアップロードとなった)

某セミナーで、茨城の涸沼に来ている。この湖は塩水湖で、とても景色がいい。

快晴の天気で、なかなか気持ちがいい。一泊の予定なのだが、明日は梅雨入りの可能性があるらしい。

もしかしたら、涸沼の快晴と雨の、2種類の良さを味わうことができるかもしれない。

| | コメント (0)

2004年6月 4日

平成十六年水無月四日に詠める歌

コンコースに濃き影落とす夏空の一瞬にこそ永遠はあり

==========================

040604w

快晴である。駅前のコンコースに昇る階段に濃い影を作るのは、夏空の太陽だ。

梅雨入りが一時の予想より後にずれ込んだので、夏空が広がっている。光が白っぽくなっている。

この白っぽい光の下では、全てのものが止まって見えることがある。夏空の下では、永遠と一瞬は同義語だ。

| | コメント (0)

2004年6月 3日

平成十六年水無月三日に詠める歌

下町の表通りは人絶えて渋滞の車そぞろに進む

=======================

040603w

昨日はアポイントが重なり、都内各所を歩き回ったが、20年ぶりぐらいで南千住で下車して某所を訪問した。

午前の通勤時間にさしかかっていたので、日光街道を都心に向かう車の渋滞が、そろそろと進むが、歩道を歩く人影は極端に少ない。

大阪では、天王寺より南に行くと、こんな感じだ。

いつも、高層ビルの連なるあたりばかりを歩いているので、なかなか新鮮に感じた。

| | コメント (0)

2004年6月 2日

平成十六年水無月二日に詠める歌

梅雨入りとはならでかそかに青空の望める朝の霧は晴れ行く

=============================

040602w

一日に梅雨入り宣言が出るかもしれないという情報は外れて、今朝はまずまずのさわやかな天気である。

起きがけに窓の外をみると、濃い霧が立ちこめていたが、時間が経つに連れてどんどん晴れてきた。こんな日は、案外天気がよくなる。

今日は都内数カ所にアポイントがあり、荷物を担いで歩き回らなければならない。雨にならずに、なによりだ。

気がかりなのは、高気圧が北寄りになっていることで、これだと冷夏になりそう。まだ 6月だから、思い過ごしならいいが。

| | コメント (0)

2004年6月 1日

平成十六年水無月一日に詠める歌

予想より二日遅れの雨となり車の汚れやうやう落ちぬ

==========================

040601w

夕べから雨。覚めてみれば、昨日の暑さとはうって変わった肌寒さである。

裏の空き地の紫陽花に芽が出始めた。この紫陽花も、枯れかけていたところを、近所のお宅の御主人が根に付いた雑草の根を払い、剪定をして命を救ったものである。

復活したばかりなので、今年は芽が少ない。咲いても、昨年ほどにはならないだろう。しかし、来年が楽しみだ。

三日前に、車のボンネットに鳥の落とした糞がこびりついていたのだが、雨で流れるのを期待して、洗車をサボっていた。雨は予想より二日遅れとなったため、糞をこびりつかせたまま走っていたのだが、今朝見ると、きれいに洗い流されていた。

| | コメント (0)

« 2004年5月 | トップページ | 2004年7月 »