文月十四日に詠める歌
夏の陽は天狗の団扇の形なる棕櫚の葉ごしに庭に差すなり
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昨日は梅雨明けしたと思ったら、夜になって急に涼しくなった。東風が入ったせいだという。
今朝もずっと曇っていたが、昼に近づくにつれて青空が出てきた。予報通り、日が出てくるに従って急に暑くなってきた。我が家の庭には棕櫚の木が生えているが、その葉を通して真夏の太陽が輝いている。
この一画では棕櫚は珍しいが、少し離れた街並みでは、案外棕櫚の生えている家が多い。多分そのあたりから飛んできた鳥が、我が家の庭に糞をして、その糞の中に棕櫚の種が混じっていたのだろう。さすがに南国の木なので、他を圧して成長が早く、我が家で一番高い木になっている。
明日からまた九州に出張なので、今日中に溜まった仕事を片づけなければならない。
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