文月九日に詠める歌
夏の陽の傾きて影深まれば京都タワーはただ白く立つ
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つくばの里も暑い。しかし、昨日過ごした京都よりは、風が吹くだけまだましだ。
昨日は仕事を一段落して、京都駅前の東本願寺に寄ろうと思ったのだが、あいにく、夕方5時半で閉門になっており、入ることができなかった。
東本願寺は、いろいろ毀誉褒貶はあるとはいえ、我が家の宗旨の本山でもあるので、ついでといっては何だが、お参りをしたかったのだが、残念だった。
京都に限らず名のある神社仏閣は、ほとんどが拝観料を取る習わしだが、東本願寺は無料ですたすた入っていけるので、そこは気に入っている。本当はどこもそうでなければならないと思うのである。
参拝を諦めて京都駅に向かうと、ようやく傾きかけた夏の陽に照らされて、京都タワーだけが白く浮き上がっていた。
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