« 葉月十六日に詠める歌 | トップページ | 葉月十八日に詠める歌 »

2004年8月17日

葉月十七日に詠める歌

水かさの引きし小川の岸の葉は秋の雨待つ心地こそすれ

==========================

Riverbank

今日はまた、午後から雨になるそうだ。天気が周期的に変わるようになったら、もうそろそろ秋がそこまで来ているということだ。

一昨日のまとまった雨で、裏の小川の水かさが増えていたのだが、今朝はだいぶ減っている。昨日は、川岸の草が水流でへたってがらんどうのように見えるところまで、水位があったわけだ。

水位の下がった分だけ、草に覆われた部分が異次元の流れのように見える。

今日の午後から雨が降ったら、また少し水位が上がる。そして、秋が深まるに連れて、また水位は下がり始める。川は季節を正直に映し出す。

|

« 葉月十六日に詠める歌 | トップページ | 葉月十八日に詠める歌 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 葉月十七日に詠める歌:

« 葉月十六日に詠める歌 | トップページ | 葉月十八日に詠める歌 »