葉月十九日に詠める歌
帰りなむ垂直尾翼の彼方なる黒雲疾 (はや) き空を横切り
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博多の一夜が明けてホテルの部屋のテレビを点けると、台風 15号が玄界灘を通過中だと言っていた。ちっとも知らずに熟睡していたが、結構な雨風があったようだ。交通機関にもかなりの影響が出ているらしい。
9時頃にチェックアウトして地下鉄に乗ると、なるほど、ダイヤが乱れている。おいおい、帰りの飛行機は大丈夫だろうなと、少々心配になる。
自慢ではないが、私は高いところにはあまり上りたくないし、ローラーコースター的な絶叫マシンに乗って喜ぶようなところもない。要するに、そうした要素はちょっと恐いのである。
結果的には、フライトは時間通りの運行でちゃんと羽田に着くことができたが、途中は大分ゆれた。前日の飛行機もかなりの揺れだったが、それどころではない。内臓が体内で上下する感覚を何度も味わった。
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