« 神無月二十六日に詠める歌 | トップページ | 神無月二十八日に詠める歌 »

2004年10月27日

神無月二十七日に詠める歌

百舌は鳴く己が食せし虫どもの断末魔のごと長く尾を引き

===========================

Mozu0410

秋になったと思うのは、百舌 (モズ) の声が朝からきいきいと響き渡るようになったからでもある。

「もずが枯れ木で鳴いている」 という歌があるが、このあたりの百舌は、テレビアンテナのてっぺんに止まり、キーイキーイと鋭く鳴くので、かなりうるさい。

百舌というのは 100%肉食なのだそうで、木の実なぞには興味がないらしい。

だから枯れ枝とかアンテナとか、食べられる実はないが見晴らしのいいところに止まって、獲物を探しているのだろうか。そして、自分の食した獲物の代わりに断末魔のような鳴き声を立てている。

|

« 神無月二十六日に詠める歌 | トップページ | 神無月二十八日に詠める歌 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 神無月二十七日に詠める歌:

« 神無月二十六日に詠める歌 | トップページ | 神無月二十八日に詠める歌 »